JPS5922802B2 - 難燃性ナイロン6繊維の製造法 - Google Patents
難燃性ナイロン6繊維の製造法Info
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- JPS5922802B2 JPS5922802B2 JP2665477A JP2665477A JPS5922802B2 JP S5922802 B2 JPS5922802 B2 JP S5922802B2 JP 2665477 A JP2665477 A JP 2665477A JP 2665477 A JP2665477 A JP 2665477A JP S5922802 B2 JPS5922802 B2 JP S5922802B2
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- Japan
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- stretching
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Description
【発明の詳細な説明】
’o 本発明は難燃性ナイロン6繊維の製造法に関する
ものである。
ものである。
ポリアミド、特にナイロン6は機械的特性に優れ、染色
性が良好で外観の美しい所から繊維その他の成型材利と
して広く利用されている。
性が良好で外観の美しい所から繊維その他の成型材利と
して広く利用されている。
しかし5 ながらナイロン6は燃焼し易いという欠点を
有しており、このためその用途が限定されている。従来
、ナイロン6繊維に難燃性を付与する方法として繊維表
面をチオ尿素の如き難燃化剤で処理する方法が知られて
いる。しかしながらかかる方ク法で十分な難燃効果を得
るには難燃化剤の付着量を多くする必要があり、そのた
め製品の外観や風合が著しく損われるばかりか、難燃効
果も耐久性に乏しいという欠点を有する。かかる欠点を
なくす方法としてナイロン6の成り 型前に難燃化剤を
ナイロン6に内部添加せしめる試みが種々提案されてい
る。
有しており、このためその用途が限定されている。従来
、ナイロン6繊維に難燃性を付与する方法として繊維表
面をチオ尿素の如き難燃化剤で処理する方法が知られて
いる。しかしながらかかる方ク法で十分な難燃効果を得
るには難燃化剤の付着量を多くする必要があり、そのた
め製品の外観や風合が著しく損われるばかりか、難燃効
果も耐久性に乏しいという欠点を有する。かかる欠点を
なくす方法としてナイロン6の成り 型前に難燃化剤を
ナイロン6に内部添加せしめる試みが種々提案されてい
る。
しかしながら従来提案された難燃化剤はナイロン6に対
する難燃効果が十分でなく、且つその効果を向上させる
には多量の添加を必要とする。しかも難燃化剤の多くは
ナイロン6との反応性を有するために、難燃化剤の多量
の添加はナイロン6の著しい分解、発泡、ゲル化、着色
等の好ましくない現象を伴いナイロン6本来の物性や商
品的価値が著しく損われる。例えば特公昭47−385
46号公報には、ポリアミドの難燃化剤として核ブロム
化ジフエニル化合物が記載され、該化合物は耐熱性に優
れ、ポリアミドと混合加熱してもポリアミドを劣化せし
めることが殆んどないとしているが、本発明者等の追試
によれば、核ブロム化ジフエニル化合物の中、例えばヘ
キサプロムジフエニルエーテルをナイロン6に10重量
%配合し溶融紡糸した場合、ナイロン6を劣化させる事
は、他のハロゲン化合物と比戟して確かに少ないが、そ
れでも末変性ナイロン6に比べるとその色調は黄色味に
着色しておりまた得られた糸の難燃性も不十分であつた
。一方難燃化剤としてきわめて多量(15〜30重量%
)の上述の如き核ハロゲン化芳香族化合物を配合された
ナイロン6は、比較的良好なる難燃性を示すが、この方
法ではナイロン6本来の物性や商品的価値が損われ、ま
たコストアツプも大きい。更にはこの種のナイロン6は
、その燃焼時に有毒なハロゲン系ガスを多量に発生する
というきわめて大きな欠陥を有している。これらの欠点
を補うべく、ハロゲン系難燃化剤の配合量を減らし、し
かもより高い難燃性を付与するために、金属酸化物など
の難燃助剤が種々検討されている。
する難燃効果が十分でなく、且つその効果を向上させる
には多量の添加を必要とする。しかも難燃化剤の多くは
ナイロン6との反応性を有するために、難燃化剤の多量
の添加はナイロン6の著しい分解、発泡、ゲル化、着色
等の好ましくない現象を伴いナイロン6本来の物性や商
品的価値が著しく損われる。例えば特公昭47−385
46号公報には、ポリアミドの難燃化剤として核ブロム
化ジフエニル化合物が記載され、該化合物は耐熱性に優
れ、ポリアミドと混合加熱してもポリアミドを劣化せし
めることが殆んどないとしているが、本発明者等の追試
によれば、核ブロム化ジフエニル化合物の中、例えばヘ
キサプロムジフエニルエーテルをナイロン6に10重量
%配合し溶融紡糸した場合、ナイロン6を劣化させる事
は、他のハロゲン化合物と比戟して確かに少ないが、そ
れでも末変性ナイロン6に比べるとその色調は黄色味に
着色しておりまた得られた糸の難燃性も不十分であつた
。一方難燃化剤としてきわめて多量(15〜30重量%
)の上述の如き核ハロゲン化芳香族化合物を配合された
ナイロン6は、比較的良好なる難燃性を示すが、この方
法ではナイロン6本来の物性や商品的価値が損われ、ま
たコストアツプも大きい。更にはこの種のナイロン6は
、その燃焼時に有毒なハロゲン系ガスを多量に発生する
というきわめて大きな欠陥を有している。これらの欠点
を補うべく、ハロゲン系難燃化剤の配合量を減らし、し
かもより高い難燃性を付与するために、金属酸化物など
の難燃助剤が種々検討されている。
例えば、酸化アンチモンはハロゲン系難燃化剤の難燃助
剤としては著名である。しかしこの方法ではナイロン6
に不溶な酸化アンチモンを数%以上配合する事になり、
繊維化に際し技術的に大きな障害となる。即ち酸化アン
チモンが凝集して溶融紡糸口金パツクの目づまりを生じ
たり、あるいは糸中の節となつて紡糸糸切れ、延伸糸切
れか多発する原因となり、実質上繊維化は困難となる。
以上の如く、従来知られているナイロン6の難燃化剤は
種々の欠点を有しており、特に繊維化する場合には困難
度が飛躍的に増大するため未だ実用化された例はないの
が現状である。
剤としては著名である。しかしこの方法ではナイロン6
に不溶な酸化アンチモンを数%以上配合する事になり、
繊維化に際し技術的に大きな障害となる。即ち酸化アン
チモンが凝集して溶融紡糸口金パツクの目づまりを生じ
たり、あるいは糸中の節となつて紡糸糸切れ、延伸糸切
れか多発する原因となり、実質上繊維化は困難となる。
以上の如く、従来知られているナイロン6の難燃化剤は
種々の欠点を有しており、特に繊維化する場合には困難
度が飛躍的に増大するため未だ実用化された例はないの
が現状である。
本発明の目的はか\る従来技術の諸欠陥を克服し、ナイ
ロン6本来の優れた諸物性を何ら損うことなく、しかも
少量の難燃化剤の配合により優れた難燃性能を有するナ
40ン6繊維を提供するにあり、他の目的はか\るナイ
ロン6繊維を工業的容易且つ安価に製造する方法を提供
するにある。
ロン6本来の優れた諸物性を何ら損うことなく、しかも
少量の難燃化剤の配合により優れた難燃性能を有するナ
40ン6繊維を提供するにあり、他の目的はか\るナイ
ロン6繊維を工業的容易且つ安価に製造する方法を提供
するにある。
即ち本発明はε一カプロラクタムに対し0.7〜1.2
5モル%の粘度調節剤を添加して重合せしめ、水洗、乾
燥して得た溶液粘度が1.7〜2.1のナイロン6チツ
プにヘキサブロムベンゼン、ペンタプロムトルエン、ペ
ンタプロムエチルベンゼン、ペンタプロムベンゼン、ト
リブロムアセトアニリド、臭素付加数4〜10のジフエ
ニルエーテル化合物及び臭素付加数4〜10のビフエニ
ル化合物から成る群より選ばれた少なくとも1種の核臭
素化芳香族化合物を得られるナイロン6繊維に対し0.
5〜15重量%添加混合し225〜245℃の温度で溶
融紡糸後50〜140℃の温度で熱延伸して成る難燃性
ナイロン6繊維の製造法にある。粘度調節剤としては、
例えば酢酸、カプロン酸、安息香酸、アジピン酸、セバ
シン酸の如きカルボン酸、ステアリルアミン、エチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミンの如きアミンが挙げ
られるが、中でもコストや操業性の点で酢酸が好適であ
る。か\る粘度調節剤をε一カプロラクタムに対し0.
7〜1.25モル%、好ましくは0.8〜】.0モル%
添加し通常の方法で重合せしめ、水洗、乾燥後の溶液粘
度力月.7〜2.1、好ましくは】.9〜2.0のナイ
ロン6チツプを製造するのである。
5モル%の粘度調節剤を添加して重合せしめ、水洗、乾
燥して得た溶液粘度が1.7〜2.1のナイロン6チツ
プにヘキサブロムベンゼン、ペンタプロムトルエン、ペ
ンタプロムエチルベンゼン、ペンタプロムベンゼン、ト
リブロムアセトアニリド、臭素付加数4〜10のジフエ
ニルエーテル化合物及び臭素付加数4〜10のビフエニ
ル化合物から成る群より選ばれた少なくとも1種の核臭
素化芳香族化合物を得られるナイロン6繊維に対し0.
5〜15重量%添加混合し225〜245℃の温度で溶
融紡糸後50〜140℃の温度で熱延伸して成る難燃性
ナイロン6繊維の製造法にある。粘度調節剤としては、
例えば酢酸、カプロン酸、安息香酸、アジピン酸、セバ
シン酸の如きカルボン酸、ステアリルアミン、エチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミンの如きアミンが挙げ
られるが、中でもコストや操業性の点で酢酸が好適であ
る。か\る粘度調節剤をε一カプロラクタムに対し0.
7〜1.25モル%、好ましくは0.8〜】.0モル%
添加し通常の方法で重合せしめ、水洗、乾燥後の溶液粘
度力月.7〜2.1、好ましくは】.9〜2.0のナイ
ロン6チツプを製造するのである。
尚該溶液粘度は重合条件、即ち重合温度、時間、圧力、
撹拌機の有無等を調整することにより容易に調節し得る
。
撹拌機の有無等を調整することにより容易に調節し得る
。
粘度調節剤の添加量が0.7モル%未満で溶液粘度が2
.1より高い場合は245℃以下の温度で紡糸すること
か困難であり、また紡糸温度を245℃より高めると糸
条は得られるが着色したものであり、難燃性能も不十分
である。また該添加量が0.7モル%未満で溶液粘度が
1.7〜2.1の場合は難燃性能は僅かに改善されるも
のの未だ不十分で、重合終了時のナイロン6の押出しも
困難である。更に該添加量が0.7モル%未満で溶液粘
度が1.7未満の場合は重合終了時のナイロン6の押出
しがほとんど不可能となる。
.1より高い場合は245℃以下の温度で紡糸すること
か困難であり、また紡糸温度を245℃より高めると糸
条は得られるが着色したものであり、難燃性能も不十分
である。また該添加量が0.7モル%未満で溶液粘度が
1.7〜2.1の場合は難燃性能は僅かに改善されるも
のの未だ不十分で、重合終了時のナイロン6の押出しも
困難である。更に該添加量が0.7モル%未満で溶液粘
度が1.7未満の場合は重合終了時のナイロン6の押出
しがほとんど不可能となる。
これはポリマー中の水溶性成分含有量が通常(10%以
下)より多目になるのでポリマーの溶融粘度が一層低く
なる為であろう。また得られるポリマーの可紡性、延伸
性も不良である。粘度調節剤の添加量が1.25モル%
より多い場合は粘度が上がり難く、溶液粘度が1.7以
上のナイロン6を得ることは困難となる。
下)より多目になるのでポリマーの溶融粘度が一層低く
なる為であろう。また得られるポリマーの可紡性、延伸
性も不良である。粘度調節剤の添加量が1.25モル%
より多い場合は粘度が上がり難く、溶液粘度が1.7以
上のナイロン6を得ることは困難となる。
また溶液粘度が1.7未満ではやはり重合終了時のナイ
ロン6の押出しが困難となり、得られたポリマーの可紡
性、延伸性も不良である。粘度調節剤の添加量が0.7
〜1.25モル%であつても溶液粘度が2.1より高い
場合、得られるナイロン6繊維の難燃性能は十分ではな
く、逆に溶液粘度が1.7未満の場合は前述の如く重合
終了時の押出しが困難となり、得られたポリマーの可紡
性、延伸性も不良である。
ロン6の押出しが困難となり、得られたポリマーの可紡
性、延伸性も不良である。粘度調節剤の添加量が0.7
〜1.25モル%であつても溶液粘度が2.1より高い
場合、得られるナイロン6繊維の難燃性能は十分ではな
く、逆に溶液粘度が1.7未満の場合は前述の如く重合
終了時の押出しが困難となり、得られたポリマーの可紡
性、延伸性も不良である。
斯くして得られたナイロン6チツプに前述の如くヘキサ
ブロムベンゼン、ペンタプロムトルエン、ペンタプロム
エチルベンゼン、ペンタプロムベンゼン、トリブロムア
セトアニリド、臭素付加数4〜10のジフエニルエーテ
ル化合物及び臭素付加数4〜10のビフエニル化合物か
ら成る群より選ばれた少なくとも1種の核臭素化芳香族
化合物を添加、混合し、溶融紡糸に供するのであるが該
核臭素化芳香族化合物の中でもペンタブロムエチルベン
ゼン、ヘキサプロムジフエニルエーテル、ヘキサプロム
ビフエニル及びトリブロムアセトアニリドが好ましく、
特にペンタプロムエチルベンゼンが好ましい。
ブロムベンゼン、ペンタプロムトルエン、ペンタプロム
エチルベンゼン、ペンタプロムベンゼン、トリブロムア
セトアニリド、臭素付加数4〜10のジフエニルエーテ
ル化合物及び臭素付加数4〜10のビフエニル化合物か
ら成る群より選ばれた少なくとも1種の核臭素化芳香族
化合物を添加、混合し、溶融紡糸に供するのであるが該
核臭素化芳香族化合物の中でもペンタブロムエチルベン
ゼン、ヘキサプロムジフエニルエーテル、ヘキサプロム
ビフエニル及びトリブロムアセトアニリドが好ましく、
特にペンタプロムエチルベンゼンが好ましい。
か\る核臭素化芳香族化合物の添加量は得られるナイロ
ン6繊維の使用目的によつて適宜選択し得る。
ン6繊維の使用目的によつて適宜選択し得る。
一般に添加量が多くなるほど難燃性能は増大するが、紡
出延伸時の作業性、操業性並びに繊維製品の品質に悪影
響を及ぼさない範囲で添加しなければならず、通常得ら
れるナイロン6繊維に対して、0.5〜15重量%、好
ましくは1〜7重量%、より好ましくは1〜4重量%で
ある。
出延伸時の作業性、操業性並びに繊維製品の品質に悪影
響を及ぼさない範囲で添加しなければならず、通常得ら
れるナイロン6繊維に対して、0.5〜15重量%、好
ましくは1〜7重量%、より好ましくは1〜4重量%で
ある。
添加量が0.5重量%未満の場合は難燃性能が十分では
なく、逆に15重量%より多い場合は紡出性、延伸性の
低下、製品糸の色調の悪化、製品糸の燃焼時における多
量のハロゲン系ガスの発生などがみられ好ましくない。
また本発明ではか\る核臭素化芳香族化合物を前記ナイ
ロン6チツプに添加、混合して使用するのであるが、か
\るナイロン6の重合前、重合中、或いは重合終了時に
添加するとナイロン6ポリマーが着色したりして好まし
くない現象がみられることがある。
なく、逆に15重量%より多い場合は紡出性、延伸性の
低下、製品糸の色調の悪化、製品糸の燃焼時における多
量のハロゲン系ガスの発生などがみられ好ましくない。
また本発明ではか\る核臭素化芳香族化合物を前記ナイ
ロン6チツプに添加、混合して使用するのであるが、か
\るナイロン6の重合前、重合中、或いは重合終了時に
添加するとナイロン6ポリマーが着色したりして好まし
くない現象がみられることがある。
前記核臭素化芳香族化合物をナイロン6チツプに添加混
合する方法は時に制限されない。
合する方法は時に制限されない。
例えば回転ドラムに所定のナイロン6チツプと該化合物
を投入して混合、或いは自動計量混合装置でナイロン6
チツプと該化合物を計量混合して得られた混合物を公知
のエクストルーダ一等で溶融混練後紡出する事ができる
。また該化合物を予め高濃度でナイロン6に混合溶融さ
せてマスターチツプを作成し、次に所定の濃度になるよ
うに通常のナイロン6チツプを混合希釈して紡出する事
も可能である。何れの方法においても混合は十分均一と
なるまで行なうのが望ましい。混合が不十分な場合は溶
融紡糸の工程において糸切れ等のトラブルが生じる上に
、得られるナイロン6繊維の品質も不均一なものとなる
。従つて本発明に係るナイロン6と該化合物とを溶融状
態で混合する時間としては溶融紡糸工程を含めて合計5
分間以上の溶融混合時間が望まれる。しかし余りにも長
時間をかけるとナイロン6の物性変化が無視できない程
度に増大するので、溶融混合時間は最大45分間とする
ことが好ましい。溶融紡糸の方法としては従来公知の溶
融紡糸法が採用できる。
を投入して混合、或いは自動計量混合装置でナイロン6
チツプと該化合物を計量混合して得られた混合物を公知
のエクストルーダ一等で溶融混練後紡出する事ができる
。また該化合物を予め高濃度でナイロン6に混合溶融さ
せてマスターチツプを作成し、次に所定の濃度になるよ
うに通常のナイロン6チツプを混合希釈して紡出する事
も可能である。何れの方法においても混合は十分均一と
なるまで行なうのが望ましい。混合が不十分な場合は溶
融紡糸の工程において糸切れ等のトラブルが生じる上に
、得られるナイロン6繊維の品質も不均一なものとなる
。従つて本発明に係るナイロン6と該化合物とを溶融状
態で混合する時間としては溶融紡糸工程を含めて合計5
分間以上の溶融混合時間が望まれる。しかし余りにも長
時間をかけるとナイロン6の物性変化が無視できない程
度に増大するので、溶融混合時間は最大45分間とする
ことが好ましい。溶融紡糸の方法としては従来公知の溶
融紡糸法が採用できる。
即ち例えば所定の前記ナイロン6チツプと前記核臭素化
芳香族化合物の混合物をエクストルーダ一で溶融しギヤ
ポンプで計量した後口金より押出して糸条となし捲取る
方法などかある。この際該混合物を溶融した後スタティ
ツクミキサ一(例えば特殊機化工業株式会社製1SGミ
キサー)などの混練装置で混練した後紡糸する方法など
も可能である。通常採用されている未変性ナイロン6糸
の紡糸温度は255〜280℃であるが、本発明の場合
は225〜245℃、好ましくは230〜240℃の温
度で紡糸することが必要である。紡糸温度が245℃よ
り高くなるとナイロン6紡出糸の着色が目立ち、また紡
糸、延伸工程で糸切れが多発し操業性が低下する。一方
225℃より低くなると紡糸できなかつたり、例えでき
たとしても紡糸、延伸工程で糸切れが多発する。通常の
ナイロン6繊維を工業的に製造する場合225〜245
℃のような低温度で紡糸すると糸切れが多発して操業性
が低下するので好ましくないが、本発明方法に於いては
225〜245℃の温度で溶融紡糸することが安定に操
業する上で欠くことのできない要件なのである。
芳香族化合物の混合物をエクストルーダ一で溶融しギヤ
ポンプで計量した後口金より押出して糸条となし捲取る
方法などかある。この際該混合物を溶融した後スタティ
ツクミキサ一(例えば特殊機化工業株式会社製1SGミ
キサー)などの混練装置で混練した後紡糸する方法など
も可能である。通常採用されている未変性ナイロン6糸
の紡糸温度は255〜280℃であるが、本発明の場合
は225〜245℃、好ましくは230〜240℃の温
度で紡糸することが必要である。紡糸温度が245℃よ
り高くなるとナイロン6紡出糸の着色が目立ち、また紡
糸、延伸工程で糸切れが多発し操業性が低下する。一方
225℃より低くなると紡糸できなかつたり、例えでき
たとしても紡糸、延伸工程で糸切れが多発する。通常の
ナイロン6繊維を工業的に製造する場合225〜245
℃のような低温度で紡糸すると糸切れが多発して操業性
が低下するので好ましくないが、本発明方法に於いては
225〜245℃の温度で溶融紡糸することが安定に操
業する上で欠くことのできない要件なのである。
以上の方法で溶融紡糸した後、得られたナイロン6未延
伸糸を延伸倍率1.1以上、好ましくは3.0以上で熱
延伸する。
伸糸を延伸倍率1.1以上、好ましくは3.0以上で熱
延伸する。
延伸温度は50〜140℃、好ましくは70〜110℃
である。冷延伸を行なうと延伸糸切れが多発し、また品
質が不安定になるなど好ましくない。熱延伸法としては
ホツトピン延伸、熱ローラー延伸などがあるが、ホツト
ピン延伸が特に好ましい方法である。本発明方法によれ
ば極めて容易に優れた難燃性を有し、しかもナイロン6
本来の優れた諸特性を何ら低下せしめることのない難燃
性ナイロン6繊維を得る事ができる。
である。冷延伸を行なうと延伸糸切れが多発し、また品
質が不安定になるなど好ましくない。熱延伸法としては
ホツトピン延伸、熱ローラー延伸などがあるが、ホツト
ピン延伸が特に好ましい方法である。本発明方法によれ
ば極めて容易に優れた難燃性を有し、しかもナイロン6
本来の優れた諸特性を何ら低下せしめることのない難燃
性ナイロン6繊維を得る事ができる。
本発明では前記特定のナイロン6を使用する事によりハ
ロゲン化合物の添加量が従来に比して非常に少なくても
よいため、コスト的にも有利である。また特定の紡糸延
伸方法を採用する事により紡糸延伸工程での操業性も良
好で且つ糸の耐光性、白度等も十分満足のできるものが
得られるのである。
ロゲン化合物の添加量が従来に比して非常に少なくても
よいため、コスト的にも有利である。また特定の紡糸延
伸方法を採用する事により紡糸延伸工程での操業性も良
好で且つ糸の耐光性、白度等も十分満足のできるものが
得られるのである。
更に該ナイロン6繊維の燃焼時に有毒なハロゲン系ガス
の発生を大巾に低下せしめることも可能となつたのであ
る。本発明方法においてナイロン6の重合時或いは得ら
れたナイロン6チツプに第3成分、例えば艶消剤、酸化
防止剤、熱安定剤、耐光剤、帯電防止剤、着色剤、螢光
増白剤を添加する事は何ら差し支えない。
の発生を大巾に低下せしめることも可能となつたのであ
る。本発明方法においてナイロン6の重合時或いは得ら
れたナイロン6チツプに第3成分、例えば艶消剤、酸化
防止剤、熱安定剤、耐光剤、帯電防止剤、着色剤、螢光
増白剤を添加する事は何ら差し支えない。
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
尚実施例中、相対粘度(ηRel)は濃硫酸1%濃度に
なる様にナイロン6を溶解し25℃においてオストワル
ド粘度計にて測定した値をもつて示した。難燃性の評価
は以下の測定法に従つて限界酸素指数(以下L.O.l
.と略称する)及び45素コイル法による接炎回数で示
した。(a) L.O.l.の測定方法 布サンプルはJlS−K−7201−1972A法−2
号に準じてL.O.l.を測定した。
なる様にナイロン6を溶解し25℃においてオストワル
ド粘度計にて測定した値をもつて示した。難燃性の評価
は以下の測定法に従つて限界酸素指数(以下L.O.l
.と略称する)及び45素コイル法による接炎回数で示
した。(a) L.O.l.の測定方法 布サンプルはJlS−K−7201−1972A法−2
号に準じてL.O.l.を測定した。
糸サンプルは試験する繊維から重さ0.5t1長さ10
0111撚り数10の撚棒を作成し、中心に針金を挿入
して燃焼円筒の中央底部に垂直に保持し同様に測定を行
なつた。(b) 45たコイル法による接炎回数の測定
法布サンプルはJlS−L−1091−1971D法に
準じて接炎回数を測定した。
0111撚り数10の撚棒を作成し、中心に針金を挿入
して燃焼円筒の中央底部に垂直に保持し同様に測定を行
なつた。(b) 45たコイル法による接炎回数の測定
法布サンプルはJlS−L−1091−1971D法に
準じて接炎回数を測定した。
糸サンプルは試験する繊維から重さ1t1長さ100m
71L1撚り数10の撚棒を作成し、この撚棒を0.5
mW!φのステンレス鋼線よりなる直径1071Lm1
コィルピツチ2m7!L1長さ150m7ILのコイル
内に挿入し45度の角度に保持して炎の長さ45m7!
Lのミクロバーナーにて下端に10秒接炎して燃焼させ
、炎が消えると位置をずらして再び同様に下端に接炎す
る。かくして撚棒の10cmが燃焼し尽くすまでの接炎
回数を測定し、5回の平均値で示したO着色性の評価規
準は次の通りである。
71L1撚り数10の撚棒を作成し、この撚棒を0.5
mW!φのステンレス鋼線よりなる直径1071Lm1
コィルピツチ2m7!L1長さ150m7ILのコイル
内に挿入し45度の角度に保持して炎の長さ45m7!
Lのミクロバーナーにて下端に10秒接炎して燃焼させ
、炎が消えると位置をずらして再び同様に下端に接炎す
る。かくして撚棒の10cmが燃焼し尽くすまでの接炎
回数を測定し、5回の平均値で示したO着色性の評価規
準は次の通りである。
即ち繊維の着色状態を肉眼により次の通り評価した。◎
=全く着色無く未変性ナイロン6と同様○=僅かに着色
しているが未変性ナイロン6に近い。
=全く着色無く未変性ナイロン6と同様○=僅かに着色
しているが未変性ナイロン6に近い。
△=未変性ナイロン6と比戦し明らかに着色が認められ
る。
る。
×=未変性ナイロン6と比較し着色が著しい。
但し中間的段階に・位置する場合はΔ×の如き中間的な
表示を用いた。また可紡性及び延伸性の評価は次の様に
行なつた。
表示を用いた。また可紡性及び延伸性の評価は次の様に
行なつた。
○=未変性ナイロン6並みに糸切れが少なく、100万
m当たりの糸切れが1回以下。
m当たりの糸切れが1回以下。
Δ=100万m当たりの糸切れが5〜20回程度。
×=糸切れが多発し、満足な紡出糸及び延伸糸が得られ
ない。
ない。
但し中間的段階に位置する場合はOΔの如き中間的な表
示も用いた。
示も用いた。
実施例 1
ε一カプロラクタム100部、水4部、酢酸0.42部
(0.8モル%/ラクタム)、酸化チタン0.3部をオ
ートクレーブに入れて窒素雰囲気下にて密封し260℃
に3時間保つたのち1時間を要して徐々に放圧して常圧
に戻し、次いで3時間を要して徐々に減圧し真空度30
0m!Hfに到達せしめた。
(0.8モル%/ラクタム)、酸化チタン0.3部をオ
ートクレーブに入れて窒素雰囲気下にて密封し260℃
に3時間保つたのち1時間を要して徐々に放圧して常圧
に戻し、次いで3時間を要して徐々に減圧し真空度30
0m!Hfに到達せしめた。
次いで得られたポリマ一を吐出、カツティングの後沸水
で6時間処理して熱水抽出物を除去し、乾燥後の溶液粘
度が1.95のナイロン6セミタルチツプを製造した。
このナイロン6を試料Aとする。次に同様にして、酢酸
0.13部(0.25モル%/ラクタム)を用いて乾燥
後の溶液粘度が2.70のナイロン6セミダルチツブを
製造した。
で6時間処理して熱水抽出物を除去し、乾燥後の溶液粘
度が1.95のナイロン6セミタルチツプを製造した。
このナイロン6を試料Aとする。次に同様にして、酢酸
0.13部(0.25モル%/ラクタム)を用いて乾燥
後の溶液粘度が2.70のナイロン6セミダルチツブを
製造した。
このナイロン6を試相Bとする。これらナイロン6試料
A,Bを水分率0.08重量%に調整し、第1表に記載
した各種化合物を4重量%添加して十分に混合後、通常
のエクストルーダ一型紡糸機を用いて紡出温度240℃
、紡速600m/分で溶融紡糸した。
A,Bを水分率0.08重量%に調整し、第1表に記載
した各種化合物を4重量%添加して十分に混合後、通常
のエクストルーダ一型紡糸機を用いて紡出温度240℃
、紡速600m/分で溶融紡糸した。
次に倍率3.4倍、ピン温度80℃で熱延伸を行ない1
8フィラメントからなる70デニールの繊維を得た。得
られた繊維の燃焼性テストをL.O.l.の測定及び4
5イル法による接炎回数の測定により行なつた。また、
可紡性、着色性についても前記の通り評価した。結果を
第1表に示す〇試相Bのナイロン6を使用した/F6.
7〜11の場合紡糸温度を260℃に上げると可紡性は
良好となるが糸条は着色したものとなり、また難燃性能
も向上することなく依然として低度のものであつた。
8フィラメントからなる70デニールの繊維を得た。得
られた繊維の燃焼性テストをL.O.l.の測定及び4
5イル法による接炎回数の測定により行なつた。また、
可紡性、着色性についても前記の通り評価した。結果を
第1表に示す〇試相Bのナイロン6を使用した/F6.
7〜11の場合紡糸温度を260℃に上げると可紡性は
良好となるが糸条は着色したものとなり、また難燃性能
も向上することなく依然として低度のものであつた。
実施例 2
ε一カプロラクタム100部、水4部、酸化チタン1.
5部と所定量の酢酸をオートクレーブに入れて窒素雰囲
気下にて密封し260℃に3時間保つたのち1時間を要
して徐々に放圧して常圧に戻し、次いで窒素気流下26
0℃にて所定時間重合を行なう。
5部と所定量の酢酸をオートクレーブに入れて窒素雰囲
気下にて密封し260℃に3時間保つたのち1時間を要
して徐々に放圧して常圧に戻し、次いで窒素気流下26
0℃にて所定時間重合を行なう。
この間撹拌機により40回転/分の速度で攪拌を続ける
。重合終了後ポリマーを吐出、カツテイングの後沸水で
6時間処理して熱水抽出物を除去し、所定の乾燥後粘度
を有する各種のナイロン6フルダルチツプを製造した。
これらのチツプを水分率0.09重量%に調整し、ヘキ
サプロムジフエニルエーテルを4重量%添加して十分に
混合後、通常のエクストルーダ一型紡糸機を用いて紡糸
温度235クC(一部のものは2600C)、紡速60
0m/分で溶融紡糸した。次に倍率3.4倍、ピン温度
90℃で熱延伸を行ない10フイラメントからなる40
デニールの繊維を得た。得られた繊維の燃焼性、着色性
及び可紡性について同様に評価を行なつた。結果を第2
表に示す。尚第2表において酢酸の添加量はラクタムに
対するモル%で表示した。酢酸を2モル%添加した例(
7f616)は重合終了時においても満足なポリマーを
得ることができなかつた。
。重合終了後ポリマーを吐出、カツテイングの後沸水で
6時間処理して熱水抽出物を除去し、所定の乾燥後粘度
を有する各種のナイロン6フルダルチツプを製造した。
これらのチツプを水分率0.09重量%に調整し、ヘキ
サプロムジフエニルエーテルを4重量%添加して十分に
混合後、通常のエクストルーダ一型紡糸機を用いて紡糸
温度235クC(一部のものは2600C)、紡速60
0m/分で溶融紡糸した。次に倍率3.4倍、ピン温度
90℃で熱延伸を行ない10フイラメントからなる40
デニールの繊維を得た。得られた繊維の燃焼性、着色性
及び可紡性について同様に評価を行なつた。結果を第2
表に示す。尚第2表において酢酸の添加量はラクタムに
対するモル%で表示した。酢酸を2モル%添加した例(
7f616)は重合終了時においても満足なポリマーを
得ることができなかつた。
実施例 3
ε一カプロラクタム100部、水4部、酸化チタン1.
5部、酢酸0.48部(0.9モル%/ラクタム)をオ
ートクレーブに入れて窒素雰囲気下にて密封し、260
℃に3時間保つたのち1時間を要して徐々に放圧して常
圧に戻し、次いで窒素気流下260℃にて3時間常圧重
合を行なう。
5部、酢酸0.48部(0.9モル%/ラクタム)をオ
ートクレーブに入れて窒素雰囲気下にて密封し、260
℃に3時間保つたのち1時間を要して徐々に放圧して常
圧に戻し、次いで窒素気流下260℃にて3時間常圧重
合を行なう。
この間、撹拌機により40回転/分の速度で攪拌を続け
る。重合終了後ポリマーを吐出、カツティングの後沸水
で6時間処理して熱水抽出物を除去し、乾燥後の溶液粘
度が1.95のナ40ン6フルダルチツプを製造した。
このチツプを水分率0.08重量%に調整しヘキサプロ
ムジフエニルエーテルを第3表に示す如く所定量添加し
て十分混合後、通常のエクストルーダ一型紡糸機を用い
て紡糸温度235℃、紡速650m/分で溶融紡糸した
。次に倍率3.3倍、ローラー温度80℃に熱ローラー
延伸を行ない10フイラメントからなる40デニールの
繊維を得た。得られた繊維の燃焼性、着色性及び可紡性
について同様に評価を行なつた。結果を第3表に示す。
る。重合終了後ポリマーを吐出、カツティングの後沸水
で6時間処理して熱水抽出物を除去し、乾燥後の溶液粘
度が1.95のナ40ン6フルダルチツプを製造した。
このチツプを水分率0.08重量%に調整しヘキサプロ
ムジフエニルエーテルを第3表に示す如く所定量添加し
て十分混合後、通常のエクストルーダ一型紡糸機を用い
て紡糸温度235℃、紡速650m/分で溶融紡糸した
。次に倍率3.3倍、ローラー温度80℃に熱ローラー
延伸を行ない10フイラメントからなる40デニールの
繊維を得た。得られた繊維の燃焼性、着色性及び可紡性
について同様に評価を行なつた。結果を第3表に示す。
またヘキサプロムジフエニルエーテル4重量%を重合時
に添加すると、着色が著しく好ましくなかつた。
に添加すると、着色が著しく好ましくなかつた。
実施例 4
実施例3と同様にして水洗、乾燥後の溶液粘度が1.9
5のナイロン6フルダルチツプを製造した。
5のナイロン6フルダルチツプを製造した。
このチツプを水分率0.08重量%に調整しペンタプロ
ムエチルベンゼン3重量%添加して十分混合く後通常の
エクストルーダ一型紡糸機を用い紡速600m/分で且
つ所定の紡糸温度で溶融紡糸した。次に倍率3.4倍、
ローラー温度80℃で熱ローラー延伸を行ない10フィ
ラメントからなる40デニールの繊維を得た。得られた
繊維の可紡性、着色性及び難燃性能について同様に評価
を行なつた。結果を第4表に示す。
ムエチルベンゼン3重量%添加して十分混合く後通常の
エクストルーダ一型紡糸機を用い紡速600m/分で且
つ所定の紡糸温度で溶融紡糸した。次に倍率3.4倍、
ローラー温度80℃で熱ローラー延伸を行ない10フィ
ラメントからなる40デニールの繊維を得た。得られた
繊維の可紡性、着色性及び難燃性能について同様に評価
を行なつた。結果を第4表に示す。
紡糸温度が270℃の例(/F6.7)では可紡性が非
常に悪く満足な糸条を得ることができなかつた。
常に悪く満足な糸条を得ることができなかつた。
実施例 5ε一カプロラクタム100部、水4部、酸化
チタン0.3部、酢酸0.48部(0.9モル%/ラク
タム)をオートクレーブに入れて窒素雰囲気下にて密封
し、260℃に3時間保つたのち1時間を要して徐々に
放圧し常圧に戻し、次いで3時間を要して徐々に減圧し
到達真仝度を400mmH7とした。
チタン0.3部、酢酸0.48部(0.9モル%/ラク
タム)をオートクレーブに入れて窒素雰囲気下にて密封
し、260℃に3時間保つたのち1時間を要して徐々に
放圧し常圧に戻し、次いで3時間を要して徐々に減圧し
到達真仝度を400mmH7とした。
次いで得られたポリマーを吐出、カツティングの後沸水
で6時間処理して熱水抽出物を除去し、乾燥後の溶液粘
度が].90のナイロン6セミダルチツプを製造した。
このチツプを水分率0.08重量%に調整しヘキサプロ
ムビフエニル4重量%を添加して十分混合後、通常のエ
クストルーダ一型紡糸機を用いて、紡速600m/分、
紡糸温度235℃で溶融紡糸した。得られた未延伸糸を
Aとする。
で6時間処理して熱水抽出物を除去し、乾燥後の溶液粘
度が].90のナイロン6セミダルチツプを製造した。
このチツプを水分率0.08重量%に調整しヘキサプロ
ムビフエニル4重量%を添加して十分混合後、通常のエ
クストルーダ一型紡糸機を用いて、紡速600m/分、
紡糸温度235℃で溶融紡糸した。得られた未延伸糸を
Aとする。
一方酢酸の添加量を0.13部(0.25モル%/ラク
タム)とした以外は同様にして重合、水洗を行ない乾燥
後の溶液粘度が2.72のナイロン6セミダルチツプを
製造した。
タム)とした以外は同様にして重合、水洗を行ない乾燥
後の溶液粘度が2.72のナイロン6セミダルチツプを
製造した。
このチツプを水分率0.08重量%に調整し、同じエク
ストルーダ一型紡糸機を用いて紡速600m/分、紡糸
温度260℃で溶融紡糸した。得られた未延伸糸をBと
する。得られた未延伸糸A,Bを用いて延伸倍率3.4
倍で第5表の如き各種の方法で延伸を行なつた。その際
の延伸性及び延伸糸の糸斑(R%)の測定結果について
第5表に記す。糸斑(R%)の測定はイーブネステスタ
一(計測器工業株式会社製)を用いて行なつた。
ストルーダ一型紡糸機を用いて紡速600m/分、紡糸
温度260℃で溶融紡糸した。得られた未延伸糸をBと
する。得られた未延伸糸A,Bを用いて延伸倍率3.4
倍で第5表の如き各種の方法で延伸を行なつた。その際
の延伸性及び延伸糸の糸斑(R%)の測定結果について
第5表に記す。糸斑(R%)の測定はイーブネステスタ
一(計測器工業株式会社製)を用いて行なつた。
本発明に係る未延伸糸Aを用いて冷延伸を行なつた場合
(/F69,A6lO)はピンの有無にか\わらず延伸
性が不良であり、またR%値も高い。
(/F69,A6lO)はピンの有無にか\わらず延伸
性が不良であり、またR%値も高い。
R%値が高いという事は糸の太さが不均一であるという
事であり、部分未延伸の状態が予想され染色斑などの問
題が生じ好ましくない。未延伸糸Aを用いて熱延伸を行
なつたA6l〜.S8ではホツトピン延伸、ホツトロー
ラ一延伸ともに延伸性、R%値は比較的良好である。し
かし延伸温度が40℃(腐1)ではR(Fb値が高くな
る傾向を示し、延伸性も多少低下し好ましくない。一方
、延伸温度が150℃(/F67)ではR(Fb値は良
好であるが延伸性が不良になり、特に糸が融着し易く延
伸スタート時の糸切れが多発するので好ましくない。通
常のナイロン6糸である未延伸糸Bを用いた場合(腐1
1)は一般に実施されている冷延伸で延伸性、R%値共
に十分良好である。実施例 6 酢酸0.42部(0.8モル%/ラクタム)を用いる以
外は実施例3と同様に重合を行なつて乾燥後の溶液粘度
が2.00のナイロン6フィルダルチツプを製造した。
事であり、部分未延伸の状態が予想され染色斑などの問
題が生じ好ましくない。未延伸糸Aを用いて熱延伸を行
なつたA6l〜.S8ではホツトピン延伸、ホツトロー
ラ一延伸ともに延伸性、R%値は比較的良好である。し
かし延伸温度が40℃(腐1)ではR(Fb値が高くな
る傾向を示し、延伸性も多少低下し好ましくない。一方
、延伸温度が150℃(/F67)ではR(Fb値は良
好であるが延伸性が不良になり、特に糸が融着し易く延
伸スタート時の糸切れが多発するので好ましくない。通
常のナイロン6糸である未延伸糸Bを用いた場合(腐1
1)は一般に実施されている冷延伸で延伸性、R%値共
に十分良好である。実施例 6 酢酸0.42部(0.8モル%/ラクタム)を用いる以
外は実施例3と同様に重合を行なつて乾燥後の溶液粘度
が2.00のナイロン6フィルダルチツプを製造した。
このチツプを水分率0.08重量%に調整しペンタプロ
ムエチルベンゼン12重量%を予めよく混合し、3軸エ
クストルーダ一を使用して235℃で溶融混練を行ない
マスターチツプを得た。次にペンタプロムエチルベンゼ
ンの含有量が3重量%となるようにマスターチツプと前
記のフルダルチツプとをよく混合し、エクストルーダ一
型紡糸機を用い235℃の紡糸温度、紡速600m/分
で溶融紡糸を行なつた。
ムエチルベンゼン12重量%を予めよく混合し、3軸エ
クストルーダ一を使用して235℃で溶融混練を行ない
マスターチツプを得た。次にペンタプロムエチルベンゼ
ンの含有量が3重量%となるようにマスターチツプと前
記のフルダルチツプとをよく混合し、エクストルーダ一
型紡糸機を用い235℃の紡糸温度、紡速600m/分
で溶融紡糸を行なつた。
続いて延伸倍率3.3倍、ホツトピンにて熱延伸を行な
い10フィラメントからなる40デニールの繊維を得た
。この繊維の強度は4.7r/d1伸度は35%で通常
の未変性ナイロン6普通糸と大差が無かつた。この繊維
を用いて通常の整径、編立を行ないトリコツトサンプル
とした。
い10フィラメントからなる40デニールの繊維を得た
。この繊維の強度は4.7r/d1伸度は35%で通常
の未変性ナイロン6普通糸と大差が無かつた。この繊維
を用いて通常の整径、編立を行ないトリコツトサンプル
とした。
整径、編立時の操業性等に問題は無く未変性ナイロン6
の場合と同等であつた。またこのトリコツトサンプルに
通常の精練、染色を行なつた。染色は分散染色、酸性染
色の両方で行なつたが、染色性は未変性ナイロン6と大
差なく良好であつた。得られた染色トリコツト布の10
回洗濯後のサンプル布についてJlS法による接炎回数
の測定を行なつた。
の場合と同等であつた。またこのトリコツトサンプルに
通常の精練、染色を行なつた。染色は分散染色、酸性染
色の両方で行なつたが、染色性は未変性ナイロン6と大
差なく良好であつた。得られた染色トリコツト布の10
回洗濯後のサンプル布についてJlS法による接炎回数
の測定を行なつた。
その結果本発明に係るのトリコツト布は接炎回数が4回
であり、難燃性能は良好である。一方通常の未変性ナイ
ロン6トリコツト布は1回であつた。以上の様に本発明
に係る難燃性ナイロン6繊維は、整径、編立、染色等の
後加工工程においても特に問題は見られず、また得られ
た製品布の難燃性能も良好であり、耐洗濯性も優れてい
る事が判明した。
であり、難燃性能は良好である。一方通常の未変性ナイ
ロン6トリコツト布は1回であつた。以上の様に本発明
に係る難燃性ナイロン6繊維は、整径、編立、染色等の
後加工工程においても特に問題は見られず、また得られ
た製品布の難燃性能も良好であり、耐洗濯性も優れてい
る事が判明した。
実施例 7
ε一カプロラクタム100部、水4部、酸化チタン0.
3部に第6表の如き各種の粘度調節剤を所定量使用して
実施例2と同様にして各種のナイロン6セミダルチツプ
を得た。
3部に第6表の如き各種の粘度調節剤を所定量使用して
実施例2と同様にして各種のナイロン6セミダルチツプ
を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ε−カプロラクタムに対し0.7〜1.25モル%
の粘度調節剤を添加して重合せしめ、水洗、乾燥して得
た溶液粘度が1.7〜2.1のナイロン6チップにヘキ
サブロムベンゼン、ペンタブロムトルエン、ペンタブロ
ムエチルベンゼン、ペンタブロムベンゼン、トリブロム
アセトアニリド、臭素付加数4〜10のジフェニルエー
テル化合物及び臭素付加数4〜10のビフェニル化合物
から成る群より選ばれた少なくとも1種の核臭素化芳香
族化合物を得られるナイロン6繊維に対し0.5〜15
重量%添加混合し225〜245℃の温度で溶融紡糸後
50〜140℃の温度で熱延伸して成る難燃性ナイロン
6繊維の製造法。 2 粘度調節剤が酢酸である特許請求の範囲第1項記載
の製造法。 3 粘度調節剤のε−カプロラクタムに対する添加量が
0.8〜1.0モル%であり、且つ水洗乾燥して得たナ
イロン6チップの溶液粘度が1.90〜2.0である特
許請求の範囲第1項または第2項記載の製造法。 4 核臭素化芳香族化合物がペンタブロムエチルベンゼ
ン、ヘキサブロムジフェニルエーテル、ヘキサブロムビ
フェニル及びトリブロムアセトアニリドから選ばれた少
なくとも1種の化合物である特許請求の範囲第1項記載
の製造法。 5 核臭素化芳香族化合物が、ペンタブロムエチルベン
ゼンである特許請求の範囲第4項記載の製造法。 6 核臭素化芳香族化合物の得られるナイロン6繊維に
対する添加量が1〜7重量%である特許請求の範囲第1
項、第4項または第5項記載の製造法。 7 溶融紡糸温度が230〜240℃である特許請求の
範囲第1項記載の製造法。 8 熱延伸温度が70〜110℃である特許請求の範囲
第1項記載の製造法。 9 熱延伸がホットピン延伸または熱ローラー延伸であ
る特許請求の範囲第1項または第8項記載の製造法。 10 熱延伸による延伸倍率が1.1以上である特許請
求の範囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2665477A JPS5922802B2 (ja) | 1977-03-10 | 1977-03-10 | 難燃性ナイロン6繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2665477A JPS5922802B2 (ja) | 1977-03-10 | 1977-03-10 | 難燃性ナイロン6繊維の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53130323A JPS53130323A (en) | 1978-11-14 |
| JPS5922802B2 true JPS5922802B2 (ja) | 1984-05-29 |
Family
ID=12199413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2665477A Expired JPS5922802B2 (ja) | 1977-03-10 | 1977-03-10 | 難燃性ナイロン6繊維の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922802B2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-10 JP JP2665477A patent/JPS5922802B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53130323A (en) | 1978-11-14 |
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