JPS59228509A - 防波構造物 - Google Patents
防波構造物Info
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- JPS59228509A JPS59228509A JP10399083A JP10399083A JPS59228509A JP S59228509 A JPS59228509 A JP S59228509A JP 10399083 A JP10399083 A JP 10399083A JP 10399083 A JP10399083 A JP 10399083A JP S59228509 A JPS59228509 A JP S59228509A
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- Japan
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- embankment body
- piles
- embankment
- wave
- pile
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B3/00—Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
- E02B3/04—Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
- E02B3/06—Moles; Piers; Quays; Quay walls; Groynes; Breakwaters ; Wave dissipating walls; Quay equipment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は水中に設置する防波構造物に関するものであ
る。
る。
従来の防波構造物は波力に対して一個の堤体で対応する
ため、その重量、及び波力に対する基礎地盤の安定によ
シ成立している。このために水中に安定した基礎を築造
し、その上に堤体を据付けることとなる。したがって、
波浪条件が一定で水深が深くなるほど基礎が大きくなり
、地盤が悪いところでは地盤改良域も大きくなシ、かつ
堤体の沈下量も増大する。さらに基礎マウンドが形成さ
れていることによシ、思いがけない波力を受けることが
あシ、その結果堤体のずれや破壊をもたらす恐れがある
。
ため、その重量、及び波力に対する基礎地盤の安定によ
シ成立している。このために水中に安定した基礎を築造
し、その上に堤体を据付けることとなる。したがって、
波浪条件が一定で水深が深くなるほど基礎が大きくなり
、地盤が悪いところでは地盤改良域も大きくなシ、かつ
堤体の沈下量も増大する。さらに基礎マウンドが形成さ
れていることによシ、思いがけない波力を受けることが
あシ、その結果堤体のずれや破壊をもたらす恐れがある
。
また施工面においては、基礎マウンドの均し工事、根固
石、張石等の均し工事、根固ブロックの据付工事などの
水中作業工程が多く、安全上の問題が多く存在するもの
であった。
石、張石等の均し工事、根固ブロックの据付工事などの
水中作業工程が多く、安全上の問題が多く存在するもの
であった。
この発明は前記従来の防波構造物の欠点を除去し、水中
作業を減じ、施工途上並びに完成後のリスクを減するべ
く開発したものであシ、堤体を上部と下部の二堤体とし
、かつ上部堤体を下部堤体によυ水平拘束した杭で支持
するよう構成したものである。
作業を減じ、施工途上並びに完成後のリスクを減するべ
く開発したものであシ、堤体を上部と下部の二堤体とし
、かつ上部堤体を下部堤体によυ水平拘束した杭で支持
するよう構成したものである。
以下図示した実施例に基いて説明する。この発明は例え
ば第1図に示すように軟弱地盤1に設置する場合には、
まず所定の地盤改良を実施し、地盤改良部2を形成し、
杭3を所要の間隔をおいて並列し支持地盤4まで打設す
る。次いで地盤改良部2の表面に捨石5を投入し、あら
かじめ底部に穴7を穿設しである下部堤体6の前記穴7
に杭3を貫通させることにより杭3をガイドとして下部
堤体6を設置する。
ば第1図に示すように軟弱地盤1に設置する場合には、
まず所定の地盤改良を実施し、地盤改良部2を形成し、
杭3を所要の間隔をおいて並列し支持地盤4まで打設す
る。次いで地盤改良部2の表面に捨石5を投入し、あら
かじめ底部に穴7を穿設しである下部堤体6の前記穴7
に杭3を貫通させることにより杭3をガイドとして下部
堤体6を設置する。
この下部堤体6は中空状に形成され、その上面における
杭3を貫通する部分には別個コンクリート蓋8を取付け
るようになっている。そしてこの下部堤体6に中詰9を
充填し、前記コンクリート蓋8により杭3を水平に拘束
する。コンクリート蓋8はその表面に拘束すべき杭3の
外径よりやや大きめの穴10を穿設したもので、例えば
第2図に示すように杭3の嵌込みが可能な最小径の鋼管
11を輪切にしてコンクリート板に取付けたものが考え
られる。
杭3を貫通する部分には別個コンクリート蓋8を取付け
るようになっている。そしてこの下部堤体6に中詰9を
充填し、前記コンクリート蓋8により杭3を水平に拘束
する。コンクリート蓋8はその表面に拘束すべき杭3の
外径よりやや大きめの穴10を穿設したもので、例えば
第2図に示すように杭3の嵌込みが可能な最小径の鋼管
11を輪切にしてコンクリート板に取付けたものが考え
られる。
下部堤体6の上面には上部堤体12を載置し、杭3と側
414の間隙にモルタル13等を注入固結させて剛結す
る。上部堤体12は下部に開口する函体状に形成され、
その側壁14.14には前記杭3を挿嵌するための穴1
5が下端面に開口して垂直に穿設されている。そしてこ
の上部堤体12は一体である必要がなく、施工に応じブ
ロック化してもよい。(第3図)原則として側壁14゜
14における杭3.挿嵌の位置間には梁16を跨架する
。また第3図に示すように上部堤体12の上部は通常の
上部工17としてもよい。
414の間隙にモルタル13等を注入固結させて剛結す
る。上部堤体12は下部に開口する函体状に形成され、
その側壁14.14には前記杭3を挿嵌するための穴1
5が下端面に開口して垂直に穿設されている。そしてこ
の上部堤体12は一体である必要がなく、施工に応じブ
ロック化してもよい。(第3図)原則として側壁14゜
14における杭3.挿嵌の位置間には梁16を跨架する
。また第3図に示すように上部堤体12の上部は通常の
上部工17としてもよい。
さらに軟弱地盤1が厚く、地盤改良部2が厚い場合には
、下部堤体6の沈下が予想されるが沈下対策として、杭
3にはSL杭を用い、上部堤体12と下部堤体6との間
の空間18には、第4図に示すように下部堤体6の沈下
を見込む高さのコンクリート製枠19を載置し、中詰2
0を充填してもよく、地盤が良好な場合は地盤改良を行
わなくてもよい。
、下部堤体6の沈下が予想されるが沈下対策として、杭
3にはSL杭を用い、上部堤体12と下部堤体6との間
の空間18には、第4図に示すように下部堤体6の沈下
を見込む高さのコンクリート製枠19を載置し、中詰2
0を充填してもよく、地盤が良好な場合は地盤改良を行
わなくてもよい。
以上、二個の堤体と梳解の組合せからなるこの発明の防
波構造物は、その施工途上において支持地盤中に打込ま
れた杭は倒れることなく、また、下部堤体は一種の自立
潜堤であるため波力が小さく、据付直後に大波浪がきて
も倒壊することはない。さらに従来の堤体のようにマウ
ンド捨石がないので下部堤体の沈下が殆んどみられず、
上部堤(3) 体は杭支持されており沈下は皆無である。同じくマウン
ド捨石がないためその保護のだめの根固ブロック、張面
等がなくなシ施工上の安全性が確保され、コストが少な
くなる。
波構造物は、その施工途上において支持地盤中に打込ま
れた杭は倒れることなく、また、下部堤体は一種の自立
潜堤であるため波力が小さく、据付直後に大波浪がきて
も倒壊することはない。さらに従来の堤体のようにマウ
ンド捨石がないので下部堤体の沈下が殆んどみられず、
上部堤(3) 体は杭支持されており沈下は皆無である。同じくマウン
ド捨石がないためその保護のだめの根固ブロック、張面
等がなくなシ施工上の安全性が確保され、コストが少な
くなる。
さらに具体的に構造上の効果を述べれば、第1図に示す
ように作用波力面が水底まで直立であるため、最大波圧
算定式P1−(α1+αt ) Wo Hoにおいてα
2キOとなる。また堤体下端での波圧算定式P、l=α
3P+において、α3も若干小さくなる。以上よシ同じ
波が堤体を襲った場合、本発明の如く水底付近迄、直立
にするだけで波力が一割低減す lる。
ように作用波力面が水底まで直立であるため、最大波圧
算定式P1−(α1+αt ) Wo Hoにおいてα
2キOとなる。また堤体下端での波圧算定式P、l=α
3P+において、α3も若干小さくなる。以上よシ同じ
波が堤体を襲った場合、本発明の如く水底付近迄、直立
にするだけで波力が一割低減す lる。
波力分布は最大波圧を生じる点から海底波圧迄、直線的
に変化するが、この低減した波力Pを波高と水深を考慮
することにより上、下部堤体に配分すると第5図に示す
外力P上、P下 が上下堤体の各々にかかることになる
。すなわち、上部堤体12への波圧合力P上が杭3を介
して下部堤体6頂部への水平力として働く。上部堤体1
2へのモーメントM上(上部堤体への波圧P下によるモ
ー(5) (4) メント)は堤体剛性が杭3にくらべ大きいので杭3への
軸力として働き、杭の利用形態として最良の効果を発揮
する。また下部堤体6へのモーメントM下 (下部堤体
への波圧P下と揚圧部下 と水平力Hによるモーメン
ト)は同規模の堤体を従来技術と同様に捨石マウンドに
設置した場合と同程度に押えるので、基礎中は増加せず
地盤が悪い場合では地盤改良が少なくてすむ。さらに下
部堤体6から支持地盤迄の距離が短かくなるので円弧す
ベシを考える必要がなくなる場合が多い。
に変化するが、この低減した波力Pを波高と水深を考慮
することにより上、下部堤体に配分すると第5図に示す
外力P上、P下 が上下堤体の各々にかかることになる
。すなわち、上部堤体12への波圧合力P上が杭3を介
して下部堤体6頂部への水平力として働く。上部堤体1
2へのモーメントM上(上部堤体への波圧P下によるモ
ー(5) (4) メント)は堤体剛性が杭3にくらべ大きいので杭3への
軸力として働き、杭の利用形態として最良の効果を発揮
する。また下部堤体6へのモーメントM下 (下部堤体
への波圧P下と揚圧部下 と水平力Hによるモーメン
ト)は同規模の堤体を従来技術と同様に捨石マウンドに
設置した場合と同程度に押えるので、基礎中は増加せず
地盤が悪い場合では地盤改良が少なくてすむ。さらに下
部堤体6から支持地盤迄の距離が短かくなるので円弧す
ベシを考える必要がなくなる場合が多い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は縦断面
図、第2図はコンクリート蓋の斜視図、第3図は上部堤
体の第2実施例を示す一部縦断面図、第4図は上部堤体
の第3実施例を示す一部縦断面図、第5図は説明図であ
り、(a)は波圧、および揚圧力の分布を示し、(b)
は上部堤体部分の外力を示し、(C)は下部堤体部分の
外力を示すものである0 1・・軟弱地盤、2・・地盤改良部、3・・杭、(6) 4・・支持地盤、5・・捨石、6・・下部堤体、7・・
穴、8・・コンクリート蓋、9・・中詰、10・・穴、
11・・鋼管、12・・上部堤体、13・1モルタル、
14・・側壁、15・・穴、16・・梁、17・・上部
工、18・・空間、19・・コンクリート製枠、20・
・中詰。 第1図 2 / (7) 第2図 / 第3図 第4ドI 塚 −1、 事件の表
示 日計口58年特願第103990号 2、発明の名称 防波構造物 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 (211) 住友金属工業株式会社 氏 名 4、代理人 住 所 ■107東京都港区赤坂6丁目5番21号シャ
ド−赤坂明細書 1、発明の名称 防波構造物 2、特許請求の範囲 海底の支持地盤まで杭を並列に打込み、この杭の位置に
対応する部分に穴を穿設した下部堤体を前記杭をガイド
として設置し、この下部堤体により杭を水平方向に拘束
し、さらに下部堤体の上部に上部堤体を載置し、この上
部堤体は前記杭を挿嵌し杭頭部付近を剛結するようにな
した防波構造物。 3、発明の詳細な説明 この発明は水中に設置する防波構造物に関するものであ
る。 従来の防波構造物は波力に対して一関の堤体で対応する
ため、その重量、及び波力に対する基礎地盤の安定によ
り成立している。このために水中に安定した基礎を築造
し、その上に堤体を据付けることとなる。したがって、
波浪条件が一定で水深が深くなるほど基礎が大きくなり
、地盤が悪いところでは地盤改良域も大きくなり、かつ
堤体の沈下量も増大する。さらに基礎マウンドが形成さ
れていることにより、思いがけない波力を受けることが
あり、その結果堤体のずれや破壊をもたらす恐れがある
。 また施工面においては、基礎マウンドの均し工事、根固
石、張面等の均し工事、根固ブロックの据付工事などの
水中作業工程が多く、安全上の問題が多く存在するもの
であった。 この発明は前記従来の防波構造物の欠点を除去し、水中
作業を減じ、施工途上並びに完成後のリスクを減するべ
く開発したものであり、堤体を上部と下部の二堤体とし
、かつ上部堤体を下部堤体により水平拘束した杭で支持
するよう構成したものである。 以下図示した実施例に基いて説明する。この発明は例え
ば第1図に示すように軟弱地盤1に設置する場合には、
まず所定の地盤改良を実施し、地盤改良部2を形成し、
杭3を所要の間隔をおいて並列し支持地盤4まで打設す
る。次いで地盤改良部2の表面に捨石5を投入し、あら
かじめ底部に穴7を穿設しである下部堤体6の前記穴7
に杭3を貫通させることにまり杭3をガイドとして下部
堤体6を設置する。 この下部堤体6は中空状に形成され、その」二面におけ
る抗3を貫通ずる部分には別個コンクリ−1−蓋8を取
付けるようになっている。 そしてこの下部堤体6に中詰9を充填し、前記コンクリ
ート蓋8により杭3を水平に拘束する。また蓋8による
拘束に代えて中詰9を下部堤体6の上面まで入れるよう
にしてもよい。コンクリ−1・蓋8はその表面に拘束す
べき杭3の外径よりやや大きめの穴lOを穿設したもの
で、例えば第2図に示すように杭3の嵌込みが可能な最
小径の鋼管11を輪切にしてコンクリ−1−板に取付け
たものが考えられる。 下部堤体6の上面には」二部堤体12を載置し、杭3と
側壁14の間隙にモルタル13等を注入固結させて剛結
する。−F部堤体12は下部に開口する函体状に形成さ
れ、その側壁14.14には前記杭3を挿嵌するための
穴15が下端面に開口して垂直に穿設されている。そし
てこの上部堤体12は一体である必要がなく、施工に応
じブロック化してもよい(第3図)。原則として側壁1
4.14における杭3.挿嵌の位置間には梁16を跨架
する。また第3図に示すように上部堤体12の上部は通
常の上部工17としてもよい。 さらに軟弱地盤1が厚く、地盤改良部2が厚い場合には
、下部堤体6の沈下が予想されるが沈下対策として、杭
3にはSL杭を用い、上部堤体12と下部堤体6との間
の空間18には、第4図に示すように下部堤体6の沈下
を見込む高さのコンクリ−1・型枠19を載置し、中詰
20を充填してもよく、地盤が良好な場合は地盤改良を
行わなくてもよい。 以」二、二個の堤体と粒群の組合せからなるこの発明の
防波構造物は、その施工途」−において支持地盤中に打
こまれた杭は倒れることなく、また、下部堤体は一種の
自立潜堤であるため波力が小さく、据付直後に大波浪が
きても倒壊することはない。さらに従来の堤体のように
マウンド捨石がないので下部堤体の沈下が殆どみられず
、」二部堤体は杭支持されており沈下は皆無である。同
じくマウンド捨石がないためその保護のための根固ブロ
ック、張面等がなくなり施工上の安全性が確保され、コ
ストが少なくなる。 さらに具体的に構造」二の効果を述べれば、第1図に示
すように作用波力面が水底まで直立であるため台用の波
圧算定式によると、最大波圧算定式p、= (α1+α
、) W、Hoにおいて、α#0となる。また堤体下端
での波圧算定式p、−αJp、において、α3も若干小
さくなる。以上より同し波が堤体を襲った場合、本発明
の如(水底付近迄、直立にするだけで波圧が約−割低減
する。 波圧分布は最大波圧を生じる点から海底波圧迄、直線的
に変化するが、この波圧pを波高と水深を考慮すること
により上、下部堤体に配分すると第5図に示す波圧合力
P、 、P。 が上下堤体の各々にかかることになる。すなわち、上部
堤体12への波圧合力Pwが杭3を介して下部堤体6頂
部への水平力Hとして働く。上部堤体12へのモーメン
)Mよ (上部堤体への波圧合力pkによるモーメント
)は堤体剛性が杭3にくらべ大きいので杭3への軸力と
して働き、杭の利用形態として最良の効果を発揮する。 また下部堤体6へのモーメントM下 (下部堤体への波
圧合力P下と揚圧合力1局で と水平力Hによるモー
メント)は同規模の堤体を従来技術と同様に捨石マウン
ドに設置した場合と同程度にし得るので基礎中は増加せ
ず地盤が悪い場合では地盤改良が少なくてすむ。さらに
下部堤体6から支持地盤迄の距離が短かくなるので円弧
すべりを考える必要がなくなる場合が多い。 なお、本構造の特徴である下部堤体6による杭3の水平
拘束効果を、第6図により示す。 第6図は、荷重Pを海底面からの高さhに載荷した場合
の水平耐力P maxを有する中詰充填の底なしケーソ
ン模型に対し、第7図に示すように同−戦荷高さhで同
じケーソン模型に、杭を貫通させた場合の荷重Pと杭ひ
すみMの分布の関係を示すもので、杭ひす9.Mは、ケ
ーソンの水平耐力を超えてのち発現していることを示し
ている。 すなわち、第1図において、下部堤体6と杭
3を剛結すれば、杭3は下部堤体6の全重量を支持し、
かつ外力作用開始より、抵抗せざるを得ない。しかし、
本発明の如(、下部堤体6と杭3を剛結せずに単に貫通
させることにより、杭3は、下部堤体6の水平耐力をこ
す外力に対し、はじめて抵抗し、かつ、下部堤体6の全
重量を支持せずにすみ、施工面、経済面で有利となるこ
とを示す。 本発明における水平拘束の意味は、第6図に示す結果の
得られる拘束状態である。 4、図面の簡単な説明 図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は縦断面
図、第2図はコンクリート蓋の斜視図、第3図は上部堤
体の第2実施例を示す一部縦断面図、第4図は上部堤体
の第3実施例を示す一部縦断面図、第5図は説明図であ
り、第5図(a)は波圧、および揚圧力の分布を示し、
(b)は上部堤体部分の外力を示し、(C)は下部堤体
部分の外力を示す。 第6図は、本発明の水平拘束に関する、模型実験結果を
示すグラフ、第7回はその模型の縦断面図である。 1・・・・軟弱地盤、2・・・・地盤改良部、3・・・
・杭、4・・・・支持地盤、5・・・・捨石、6・・・
・下部堤体、7・・・・穴、 8・・・・コンクリート蓋、9・・・・中詰、10・・
・・穴、11・・・・鋼管、 12・・・・上部堤体、13・・・・モルタル、14・
・・・側壁、15・・・・穴、16・・・・梁、17・
・・・−に部子、18・・・・空間、19・・・・コン
クリ−1−型枠、20・・・・中詰。 44
図、第2図はコンクリート蓋の斜視図、第3図は上部堤
体の第2実施例を示す一部縦断面図、第4図は上部堤体
の第3実施例を示す一部縦断面図、第5図は説明図であ
り、(a)は波圧、および揚圧力の分布を示し、(b)
は上部堤体部分の外力を示し、(C)は下部堤体部分の
外力を示すものである0 1・・軟弱地盤、2・・地盤改良部、3・・杭、(6) 4・・支持地盤、5・・捨石、6・・下部堤体、7・・
穴、8・・コンクリート蓋、9・・中詰、10・・穴、
11・・鋼管、12・・上部堤体、13・1モルタル、
14・・側壁、15・・穴、16・・梁、17・・上部
工、18・・空間、19・・コンクリート製枠、20・
・中詰。 第1図 2 / (7) 第2図 / 第3図 第4ドI 塚 −1、 事件の表
示 日計口58年特願第103990号 2、発明の名称 防波構造物 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 (211) 住友金属工業株式会社 氏 名 4、代理人 住 所 ■107東京都港区赤坂6丁目5番21号シャ
ド−赤坂明細書 1、発明の名称 防波構造物 2、特許請求の範囲 海底の支持地盤まで杭を並列に打込み、この杭の位置に
対応する部分に穴を穿設した下部堤体を前記杭をガイド
として設置し、この下部堤体により杭を水平方向に拘束
し、さらに下部堤体の上部に上部堤体を載置し、この上
部堤体は前記杭を挿嵌し杭頭部付近を剛結するようにな
した防波構造物。 3、発明の詳細な説明 この発明は水中に設置する防波構造物に関するものであ
る。 従来の防波構造物は波力に対して一関の堤体で対応する
ため、その重量、及び波力に対する基礎地盤の安定によ
り成立している。このために水中に安定した基礎を築造
し、その上に堤体を据付けることとなる。したがって、
波浪条件が一定で水深が深くなるほど基礎が大きくなり
、地盤が悪いところでは地盤改良域も大きくなり、かつ
堤体の沈下量も増大する。さらに基礎マウンドが形成さ
れていることにより、思いがけない波力を受けることが
あり、その結果堤体のずれや破壊をもたらす恐れがある
。 また施工面においては、基礎マウンドの均し工事、根固
石、張面等の均し工事、根固ブロックの据付工事などの
水中作業工程が多く、安全上の問題が多く存在するもの
であった。 この発明は前記従来の防波構造物の欠点を除去し、水中
作業を減じ、施工途上並びに完成後のリスクを減するべ
く開発したものであり、堤体を上部と下部の二堤体とし
、かつ上部堤体を下部堤体により水平拘束した杭で支持
するよう構成したものである。 以下図示した実施例に基いて説明する。この発明は例え
ば第1図に示すように軟弱地盤1に設置する場合には、
まず所定の地盤改良を実施し、地盤改良部2を形成し、
杭3を所要の間隔をおいて並列し支持地盤4まで打設す
る。次いで地盤改良部2の表面に捨石5を投入し、あら
かじめ底部に穴7を穿設しである下部堤体6の前記穴7
に杭3を貫通させることにまり杭3をガイドとして下部
堤体6を設置する。 この下部堤体6は中空状に形成され、その」二面におけ
る抗3を貫通ずる部分には別個コンクリ−1−蓋8を取
付けるようになっている。 そしてこの下部堤体6に中詰9を充填し、前記コンクリ
ート蓋8により杭3を水平に拘束する。また蓋8による
拘束に代えて中詰9を下部堤体6の上面まで入れるよう
にしてもよい。コンクリ−1・蓋8はその表面に拘束す
べき杭3の外径よりやや大きめの穴lOを穿設したもの
で、例えば第2図に示すように杭3の嵌込みが可能な最
小径の鋼管11を輪切にしてコンクリ−1−板に取付け
たものが考えられる。 下部堤体6の上面には」二部堤体12を載置し、杭3と
側壁14の間隙にモルタル13等を注入固結させて剛結
する。−F部堤体12は下部に開口する函体状に形成さ
れ、その側壁14.14には前記杭3を挿嵌するための
穴15が下端面に開口して垂直に穿設されている。そし
てこの上部堤体12は一体である必要がなく、施工に応
じブロック化してもよい(第3図)。原則として側壁1
4.14における杭3.挿嵌の位置間には梁16を跨架
する。また第3図に示すように上部堤体12の上部は通
常の上部工17としてもよい。 さらに軟弱地盤1が厚く、地盤改良部2が厚い場合には
、下部堤体6の沈下が予想されるが沈下対策として、杭
3にはSL杭を用い、上部堤体12と下部堤体6との間
の空間18には、第4図に示すように下部堤体6の沈下
を見込む高さのコンクリ−1・型枠19を載置し、中詰
20を充填してもよく、地盤が良好な場合は地盤改良を
行わなくてもよい。 以」二、二個の堤体と粒群の組合せからなるこの発明の
防波構造物は、その施工途」−において支持地盤中に打
こまれた杭は倒れることなく、また、下部堤体は一種の
自立潜堤であるため波力が小さく、据付直後に大波浪が
きても倒壊することはない。さらに従来の堤体のように
マウンド捨石がないので下部堤体の沈下が殆どみられず
、」二部堤体は杭支持されており沈下は皆無である。同
じくマウンド捨石がないためその保護のための根固ブロ
ック、張面等がなくなり施工上の安全性が確保され、コ
ストが少なくなる。 さらに具体的に構造」二の効果を述べれば、第1図に示
すように作用波力面が水底まで直立であるため台用の波
圧算定式によると、最大波圧算定式p、= (α1+α
、) W、Hoにおいて、α#0となる。また堤体下端
での波圧算定式p、−αJp、において、α3も若干小
さくなる。以上より同し波が堤体を襲った場合、本発明
の如(水底付近迄、直立にするだけで波圧が約−割低減
する。 波圧分布は最大波圧を生じる点から海底波圧迄、直線的
に変化するが、この波圧pを波高と水深を考慮すること
により上、下部堤体に配分すると第5図に示す波圧合力
P、 、P。 が上下堤体の各々にかかることになる。すなわち、上部
堤体12への波圧合力Pwが杭3を介して下部堤体6頂
部への水平力Hとして働く。上部堤体12へのモーメン
)Mよ (上部堤体への波圧合力pkによるモーメント
)は堤体剛性が杭3にくらべ大きいので杭3への軸力と
して働き、杭の利用形態として最良の効果を発揮する。 また下部堤体6へのモーメントM下 (下部堤体への波
圧合力P下と揚圧合力1局で と水平力Hによるモー
メント)は同規模の堤体を従来技術と同様に捨石マウン
ドに設置した場合と同程度にし得るので基礎中は増加せ
ず地盤が悪い場合では地盤改良が少なくてすむ。さらに
下部堤体6から支持地盤迄の距離が短かくなるので円弧
すべりを考える必要がなくなる場合が多い。 なお、本構造の特徴である下部堤体6による杭3の水平
拘束効果を、第6図により示す。 第6図は、荷重Pを海底面からの高さhに載荷した場合
の水平耐力P maxを有する中詰充填の底なしケーソ
ン模型に対し、第7図に示すように同−戦荷高さhで同
じケーソン模型に、杭を貫通させた場合の荷重Pと杭ひ
すみMの分布の関係を示すもので、杭ひす9.Mは、ケ
ーソンの水平耐力を超えてのち発現していることを示し
ている。 すなわち、第1図において、下部堤体6と杭
3を剛結すれば、杭3は下部堤体6の全重量を支持し、
かつ外力作用開始より、抵抗せざるを得ない。しかし、
本発明の如(、下部堤体6と杭3を剛結せずに単に貫通
させることにより、杭3は、下部堤体6の水平耐力をこ
す外力に対し、はじめて抵抗し、かつ、下部堤体6の全
重量を支持せずにすみ、施工面、経済面で有利となるこ
とを示す。 本発明における水平拘束の意味は、第6図に示す結果の
得られる拘束状態である。 4、図面の簡単な説明 図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は縦断面
図、第2図はコンクリート蓋の斜視図、第3図は上部堤
体の第2実施例を示す一部縦断面図、第4図は上部堤体
の第3実施例を示す一部縦断面図、第5図は説明図であ
り、第5図(a)は波圧、および揚圧力の分布を示し、
(b)は上部堤体部分の外力を示し、(C)は下部堤体
部分の外力を示す。 第6図は、本発明の水平拘束に関する、模型実験結果を
示すグラフ、第7回はその模型の縦断面図である。 1・・・・軟弱地盤、2・・・・地盤改良部、3・・・
・杭、4・・・・支持地盤、5・・・・捨石、6・・・
・下部堤体、7・・・・穴、 8・・・・コンクリート蓋、9・・・・中詰、10・・
・・穴、11・・・・鋼管、 12・・・・上部堤体、13・・・・モルタル、14・
・・・側壁、15・・・・穴、16・・・・梁、17・
・・・−に部子、18・・・・空間、19・・・・コン
クリ−1−型枠、20・・・・中詰。 44
Claims (1)
- 海底の支持地盤まで杭を並列に打込み、この杭の位置に
対応する部分に穴を穿設した下部堤体を前記杭をガイド
として設置し、この下部堤体によシ杭を水平方向に拘束
し、さらに下部堤体の上部に上部堤体を載置し、この上
部堤体は前記杭を挿嵌し杭頭部付近を剛結するようにな
した防波構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10399083A JPS59228509A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 防波構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10399083A JPS59228509A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 防波構造物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59228509A true JPS59228509A (ja) | 1984-12-21 |
| JPS6248004B2 JPS6248004B2 (ja) | 1987-10-12 |
Family
ID=14368736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10399083A Granted JPS59228509A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 防波構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59228509A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013160039A (ja) * | 2012-06-19 | 2013-08-19 | Jfe Engineering Corp | 堤体 |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP10399083A patent/JPS59228509A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013160039A (ja) * | 2012-06-19 | 2013-08-19 | Jfe Engineering Corp | 堤体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6248004B2 (ja) | 1987-10-12 |
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