JPS5925032Y2 - α−トラツク方法による大気中のラドン測定装置 - Google Patents

α−トラツク方法による大気中のラドン測定装置

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JPS5925032Y2
JPS5925032Y2 JP3831583U JP3831583U JPS5925032Y2 JP S5925032 Y2 JPS5925032 Y2 JP S5925032Y2 JP 3831583 U JP3831583 U JP 3831583U JP 3831583 U JP3831583 U JP 3831583U JP S5925032 Y2 JPS5925032 Y2 JP S5925032Y2
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JP
Japan
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film
case
radon
exposed
track method
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JP3831583U
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康行 牧
富士雄 田中
宏 牧野
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Kanagawa Prefecture
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Kanagawa Prefecture
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【考案の詳細な説明】 この考案は、α−トラック法によって大気中のラドン濃
度を長期的、定常的、且つ連続的に測定する装置に関す
るものである。
天然に存在するランド(222Rnおよびその壊変生成
核種)は、次のような崩壊系列をつくってα粒子を放出
する。
222Rn瓜RaA (218PO) :RaB (2
”Pb) ?Bt (γ)/aC (214Bi)lB、(γ)?RaC(214PO)土
このようなラドンの特異な性質は、ウラン鉱探査、地下
水流調査などの指標として注目されている。
特に、本願考案者等は、地殻変動により放出されるラド
ン濃度の時間的変化を測定し、地震予知の可能性を検討
している。
しかしながら、天然中例えば井戸、地中空間などで、ラ
ドン量を経時的に測定する場合、試料が不活性気体のた
め取扱いがむずかしく、また従来用いられている気体電
離検出器やシンチレーション検出器を用いると、ラドン
の崩壊生成物による検出器内部の汚染、操作の煩雑さ、
野外での機動性などに問題がある。
一方、上述の短所がなく簡便且つ経済的な測定方法とし
て粒子トラック法がある。
これは、核分裂片、反跳粒子などの荷電粒子が固体絶縁
物に当ると、その表面に飛跡を生じ、これを適当なエツ
チング液で処理すると、飛跡が拡大され、この飛跡を顕
微鏡等で観察するものである。
この方法を利用してラドン及びその壊変生成物より放出
するα粒子が硝酸セルロースフィルムに当る場合に生ず
る飛跡を観察すれば、空気中のラドン濃度を測定するこ
とができる。
しかしながら、大気中に含まれるラドン濃度は極めて低
く、しかもこれにより放出されるα粒子の飛程は保持エ
ネルギーの大きさによっても異なるが、最大でも約6〜
7 cm Lかない。
以上のフィルムを帽子或いは衣服に装着して成る期間の
α粒子飛跡の全量即ちラドン濃度の平均値を測定するこ
とは行われていたが、大気中のラドン濃度の経時的変化
を測定することは従来より行われている連続写真撮影技
術をもってしても不可能であった。
本願考案は、上記実情に鑑みα−トラック法を利用して
ラドン濃度の経時的変化の測定を可能にする簡便な装置
の開発を目的として鋭意研究の結果、ラドンに被爆され
ていない測定前と、ラドンに被爆された測定後の長尺な
フィルムを外気から遮断するケースを設け、上記ケース
には一定間隔を置いてスリットを有する弾性バッキング
材を設けた開口部で仕切られた被爆部を形成し、更に上
記スリツ1〜間を一定低速でフィルムを移送する手段を
設けることにより、所期の目的とする装置を得ることが
できたのである。
以下、図示の実施例に基づいて、この考案を説明する。
第1図、第2図は、この考案を実施するための装置であ
り、1はラドンに被爆されていない測定前のフィルムを
外気から遮断するケースである。
ケース1の先端は開口し、該先端開口部の内周には、段
状受部2を形成し、該段状受部2の周面には、ネジ溝3
を形成する。
一方、4は先端部に窓枠5を有し、後端部外周には鍔6
を有し、且その内周面にネジ溝7を形成したスライドケ
ースであって、スライドケース4は上記段状受部2に挿
入する。
一方、スライドケース4内には、スリット板8及び中央
にスリット9を有するゴムバッキング10を挿入し、更
に止め金具11をケース内周面に形成したネジ溝7に沿
って螺合し、その先端部でゴムバッキング10及びスリ
ット板8を窓枠5の裏面に圧着する。
一方、12はラドンに被爆後のフィルムを外気から遮断
するケースであって、ケース12の後端部には気密な巻
取ケース13が接続される。
そして、ケース12の先端開口部の外周には、鍔部14
を形成するとともに、鍔部14の外周には、ネジ溝15
を形成する。
4′は、ケース12の先端開口部に接続されるスライド
ケースであって、スライドケース4′の先端部には窓枠
5′を有し、後端部外周には鍔6′を有し、且その内周
面にネジ溝7′を形成する。
スライドケース4′内には、中央部にスリット9′を有
するゴムバッキング10′及びスリット板8′を挿入し
、更に止め金具11′をケース内周面に形成したネジ溝
に沿って螺合し、その端部でゴムバッキング1σ及びス
リット板8′を窓枠5′の裏面に圧着する。
更に、16は、ラドン被爆部形成部材であって、部材1
6は、中央部に被爆台17を設け、該被爆台17′の一
端には、筒状の取付部材18を形成し、取付部材18の
外周面にはネジ溝を形成する。
一方被爆台17の他端には、筒状の取付部材19を形成
し、取付部材19の後端部外周には、段部20を形成す
る。
そして、被爆部形成部材16は、中央に設けた被爆台1
7はケース1の先端部に設けたスライドケース4の窓枠
5及びケース12の先端部に設けたスライドケース4′
の窓枠5′の間隙に設置し、その一端に設けた取付部材
18を、ケース1の先端開口部に形成した段状受部2内
にOリングを介して挿入し、ネジ溝3に螺合して固定し
、一方他端に設けた取付部材19の先端部に設けた段部
20の端面にOリングを介して接合し、更に取付部材1
9の外周には袋ナツト21を螺合し、取付部材19とケ
ース12と結合する。
このように、被爆部形成部材16の両端にケース1及び
ケース12を固定する。
かくしてスライドケース4,4′の窓枠5,5′及び被
爆台17によって被爆部22が形成される。
尚、この実施例では、移送するフィルム表面に水滴が付
着しないように被爆台17に加熱プレート23を設け、
該加熱プレー1〜23の加熱温度調整装置(図示せず)
を設けである。
一方、ケース12の後端部に設けた巻取ケース13内に
は、スライドテーブル24を設置し、該スライドテーブ
ル24上には円周の異なる三段階の巻取ロール25を取
付ける。
更に、スライドテーブル24上には、巻取ロール25を
精度良く回転させるため、シンクロナスモータ26を設
け、巻取ロール25とモータ26の間には、回転速度を
減速させるためのギアボックス27を介在させる。
また、28はモータ26のリミットスイッチであり、こ
の実施例では測定終了時にモータ電源を切断するように
構成する。
29は、モータ26の駆動表示ランプである。
このような構成において、例えば硝酸セルロースフィル
ムのような被爆用フィルム30は、その先端部を巻取ロ
ール25に巻取られた糸31(ダイヤルコード又はピア
ノ線等)の端部に設けられたフィルム握持部32に結合
する。
一方フイルム30の後端部には、フィルム送行にむらが
生ずるような場合には、スプリング33に結合してバツ
クテンシヨンを加えるようにする。
そして、測定開始時には、フィルム30に適当な緊張を
与えるために、巻取ロール25全体をスライドテーブル
24上をスライドさせて適当な位置で固定するとともに
、電源を入れてモータ26によって巻取ロール25を一
定低速で回転させる。
このようにすると、フィルム30は糸31に索引されて
一定低速で移送されるが、この場合フィルム表面はケー
ス1内を通過する間は、外気から遮断され、被爆部22
を通過する間は、外気に晒らされ、ケース12内では再
び外気から遮断される。
そして、被爆部22では、こ・を順次通過するフィルム
表面に設置場所に存在するラドン濃度に応じて発生した
α粒子が衝突して飛跡を生ずる。
したがって、このフィルム表面をエツチング処理し、そ
のトラック数を測定すれば、設置場所に存在するラドン
濃度の経時変化を測定することができる。
尚、この固案に係る装置は、地上、地中空間を問わず、
いずれの場所に設置してその場所のラドン量を測定する
ことができる。
更に、フィルム30の被爆部22とフれルム30の移送
手段である巻取ロール25を分離して設ければ、フィル
ムの被爆部22を形成する部材だけを例えば、深井戸等
に設置して測定することも可能となる。
尚、この考案に係る装置を井戸、或は地中空間に設置し
て測定を行う場合には、フィルム表面に水滴等が付着す
るため、正確な測定を行うことができないが、この発明
においては、被爆台17に加熱プレート23を設けると
ともに、加熱プレート23には100 V程度の電圧を
印加して加熱を行うようにしであるため、被爆部22に
おいて、フィルム表面に水滴が付着するようなこともな
い。
また、フィルム面の加熱温度により測定精度に影響を与
える場合には、印加する電圧を調整することにより、加
熱プレート23の温度を調整すればよい。
更に、フィルム表面の水滴付着防止には、温風ブロアー
で絶えず温風をフィルム表面に吹き付けてもよい。
一方、この考案においては、周囲の異なる三段階の巻取
ドラムを有する巻取ロール25を設けであるため、フィ
ルム30の巻取速度を調整することができる。
フィルム30の巻取速度の調整はこの他モータ速度、ギ
アボックス27のギア比を調整することによって行える
尚、この実施例では長さの限られたフィルム(例えば長
さ120 mm)を使用し、その端部を糸31により索
引しているが、直接ロール巻きのフィルムを使用する場
合には、巻取ロール25をピンチロールに換えることに
より、この実施例の装置をそのま・使用することができ
る。
その他、フィルム30の移送手段は、巻取ロールピンチ
ロールに限定されるものでなく、各種移送手段を採用す
ることができる。
また、フィルムを間歇的に移送するようにしてもよく、
この場合にはタイマーを装入して例えば巻取ロール25
を間歇的に巻取るようにすればよい 、一方、フィルム30の巻取速度に伴ってフィルムの被
爆距離を可変する必要も生ずるが、この発明ではスライ
ドケース4を段状受部2内の適当な位置に調整して固定
すれば、被爆距離をフィルム30の巻取速度に合わせて
調整することができる。
更に、部材16とケース12とは袋ナツト21で接続さ
れているため、袋ナツト21を取外し、部材16とケー
ス1とを一体的にフィルム送行軸に対して360°回転
させることができる。
したがって被爆部22を測定方向に自由に向けることが
できる。
このため、装置の設置場所におけるあらゆる方向からの
ラドン濃度を測定することができるのである。
尚、この実施例においては、ケース1及びケース12を
外気との遮断するため、ゴムバッキング10、10’及
びゴムバッキング10.10’のたわみを防止するため
に、スリット板8,8′を設け、更に止め金具11.1
1’によりゴムバッキング10.10’及びスリット板
8,8′を固定させているため、加圧、減圧下において
もケース1及びケース12を外気と遮断することができ
るが、大気圧下において使用するものであれば、この実
施例の如くゴムバッキングを使用することなく、ゴム質
及びフェルト材、プラスチック材のバッキングを使用し
てもケース内を外気と遮断することができる。
したがって、この考案によれば同一条件下で長期的、連
続的に大気中のラドン濃度の変動を測定でき、地震予知
等に役立てることができるのである。
以下、この実施例の装置を用いた測定例の一例を示すと
、巻取部仕様は、シンクロナスモータは100V、
3W、 y2γpm、ギアボックスは′/、760(ギ
ア比)、巻取ロールは、ドラム直径38.197 mm
、 25.465mm、 12.732mmのものを使
用し、そのスピード、円周、120 mmフィルム(握
持部を含む)の巻取日数を次の表に示す。
このような巻取性能を有する装置を地下水タンク空間に
設置して1日日はセットし、次の1日はタンク外に放置
し、続いて3日日タンク中にセットシ、フィルム送り1
5mm/日でラドン濃度測定を行い、その結果をたて軸
にフィルム上のトラック密度、横軸に経過日数をとって
表わしたのが第4図である。
これによれば、ラドン濃度の経時変化が明瞭に表われ、
地震予知等に有効な手段となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る装置の一実施例を示す縦断側
面図、第2図は、同上の被爆部分拡大図、第3図は、同
上巻取部分の正面図、第4図は、この考案により測定し
たラドン濃度の経時変化を示す図である。 図中、1はケース、22は被爆部、23は加熱プレート
、25は巻取ロール、30はフィルム。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ラドンに被爆されていない測定前と、ラドンに被
    爆された測定後の長尺なフィルムを外気から遮断するケ
    ースを設け、上記ケースには一定間隔を置いてスリット
    を有する弾性バッキング材を設けた開口部で仕切られた
    被爆部を形成し、更に上記スリット間を一定低速でフィ
    ルムを移送する手段を設けたことを特徴とするαトラッ
    ク法による大気中のラドン濃度測定装置。
  2. (2)加熱プレートを設けた被爆部である実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載されたα−トラック法による大
    気中のラドン測定装置。
JP3831583U 1983-03-18 1983-03-18 α−トラツク方法による大気中のラドン測定装置 Expired JPS5925032Y2 (ja)

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JP3831583U JPS5925032Y2 (ja) 1983-03-18 1983-03-18 α−トラツク方法による大気中のラドン測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS5947882U JPS5947882U (ja) 1984-03-30
JPS5925032Y2 true JPS5925032Y2 (ja) 1984-07-23

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