JPS5929103B2 - 高温の耐摩耗性にすぐれたオ−ステナイト系鋳造合金 - Google Patents
高温の耐摩耗性にすぐれたオ−ステナイト系鋳造合金Info
- Publication number
- JPS5929103B2 JPS5929103B2 JP13606380A JP13606380A JPS5929103B2 JP S5929103 B2 JPS5929103 B2 JP S5929103B2 JP 13606380 A JP13606380 A JP 13606380A JP 13606380 A JP13606380 A JP 13606380A JP S5929103 B2 JPS5929103 B2 JP S5929103B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- wear resistance
- cast alloy
- austenitic cast
- high temperatures
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は継目無鋼管製造用穿孔機のガイドシュー、熱間
圧延用ロール、ミルガイドなどの被加工材との間に摩擦
が生じ、耐摩耗性が寿命を決定する重要な要因となる熱
間加工用の鋳造治工具材料に関するものである。
圧延用ロール、ミルガイドなどの被加工材との間に摩擦
が生じ、耐摩耗性が寿命を決定する重要な要因となる熱
間加工用の鋳造治工具材料に関するものである。
従来ガイドシュー材は高C−25%Cr−3%Ni鋼な
どのマルテンサイト系の材料が使われていた。
どのマルテンサイト系の材料が使われていた。
しかしマルテンサイト系の材料は600℃以下の低温側
ではマトリックスのかたさが高いため良好な耐摩耗性を
示すが、それ以上の温度ではマl−IJツクスが軟化す
るため耐摩耗性が劣化し、また表面が変態点以上に加熱
される場合は使用中の加熱冷却によって表面の変態層か
らヒートクラックが入りやすいので、ガイドシューなど
表面温度が600℃り上に昇温する治工具では寿命が短
かい欠点があった。本発明の目的は過共晶および共晶炭
化物と安定なオーステナイトマトリックスとの組合せに
よって600℃以上の高温における耐摩耗性と耐ヒート
クラック性のすぐれた鋳造合金を提供することにある。
ではマトリックスのかたさが高いため良好な耐摩耗性を
示すが、それ以上の温度ではマl−IJツクスが軟化す
るため耐摩耗性が劣化し、また表面が変態点以上に加熱
される場合は使用中の加熱冷却によって表面の変態層か
らヒートクラックが入りやすいので、ガイドシューなど
表面温度が600℃り上に昇温する治工具では寿命が短
かい欠点があった。本発明の目的は過共晶および共晶炭
化物と安定なオーステナイトマトリックスとの組合せに
よって600℃以上の高温における耐摩耗性と耐ヒート
クラック性のすぐれた鋳造合金を提供することにある。
本発明は重量%にして0191〜2.0%、Si2、O
%以下、Mn2、O%以下、Cr29〜40%、Ni3
1〜50%を含有し、さらにMo2、O%以下、W49
O%以下の1種または2種を31%≦Cr十Mo+aW
≦40%になるように含有し、残部は不純物を除き本質
的にFeよりなる高温の耐摩耗性にすぐれたオーステナ
イト系鋳造合金、または上記合金のCrの範囲を25〜
40%とした合金にさらにV1%以下、Nb2%以下、
Ta4%以下、Ti1%以下のうちの1種または2種以
上 I を31%≦Cr+ V + Tt+ 2(Mo十
Nb) +7(W+ Ta)≦40%になるように含有
した高温の耐摩耗性にすぐれたオーステナイト系鋳造合
金から成る。
%以下、Mn2、O%以下、Cr29〜40%、Ni3
1〜50%を含有し、さらにMo2、O%以下、W49
O%以下の1種または2種を31%≦Cr十Mo+aW
≦40%になるように含有し、残部は不純物を除き本質
的にFeよりなる高温の耐摩耗性にすぐれたオーステナ
イト系鋳造合金、または上記合金のCrの範囲を25〜
40%とした合金にさらにV1%以下、Nb2%以下、
Ta4%以下、Ti1%以下のうちの1種または2種以
上 I を31%≦Cr+ V + Tt+ 2(Mo十
Nb) +7(W+ Ta)≦40%になるように含有
した高温の耐摩耗性にすぐれたオーステナイト系鋳造合
金から成る。
Cは本発明合金においてはおもにM23C6型のCrを
主体とする過共晶および共晶炭化物を生成し、耐摩耗性
を付与するために最低141%は必要であるが、240
%を越えると過共晶炭化物が過度に多くなり、靭性を劣
化させるので1.1〜2.0%に限定する。
主体とする過共晶および共晶炭化物を生成し、耐摩耗性
を付与するために最低141%は必要であるが、240
%を越えると過共晶炭化物が過度に多くなり、靭性を劣
化させるので1.1〜2.0%に限定する。
SiおよびMnはいずれも脱酸剤として若干量必要であ
り、Siはさらに合金の耐酸化性を改善する効果もある
が、いずれも2.0%を越えると有害な金属間化合物を
生成し、靭性を劣化させるので、これらの元素はいずれ
も20%以下に限定する。
り、Siはさらに合金の耐酸化性を改善する効果もある
が、いずれも2.0%を越えると有害な金属間化合物を
生成し、靭性を劣化させるので、これらの元素はいずれ
も20%以下に限定する。
CrはCと結びついておもにM23C6型過共晶および
共晶炭化物を生成し、またオーステナイトマトリックス
を固溶強化して高温の耐摩耗性を付与するために最低2
9%は必要であるが、40%を越えると有害相を生成し
て靭性を劣化させるので、29〜40%に限定する。
共晶炭化物を生成し、またオーステナイトマトリックス
を固溶強化して高温の耐摩耗性を付与するために最低2
9%は必要であるが、40%を越えると有害相を生成し
て靭性を劣化させるので、29〜40%に限定する。
MOとWはいずれも一部は過共晶および共晶炭化物中に
固溶してこれらのかたさを高め、また残部はオーステナ
イト中に固溶にマトリックスの高温強度を高めることに
より、高温の耐摩耗性を向上する効果があるが、MOは
2%以上、Wは4%以上になると耐酸化性を劣化させる
のでそれぞれ2%以下と4%以下に限定する。
固溶してこれらのかたさを高め、また残部はオーステナ
イト中に固溶にマトリックスの高温強度を高めることに
より、高温の耐摩耗性を向上する効果があるが、MOは
2%以上、Wは4%以上になると耐酸化性を劣化させる
のでそれぞれ2%以下と4%以下に限定する。
Cr+1M0+−!−Wの量は31%以下では過共晶炭
化物が十分多量に生成しないため高温の耐・摩耗性が十
分でなく、また40%以上では有害相を生成して靭性を
劣化させるので31〜40%に限定する。
化物が十分多量に生成しないため高温の耐・摩耗性が十
分でなく、また40%以上では有害相を生成して靭性を
劣化させるので31〜40%に限定する。
本発明合金においてはCrの一部をV1%以下、Nb2
%以下、Ta4%以下、Til%以下のいずれか1種ま
たは2種以上で置換することにより、過共晶または共晶
炭化物のかたさを高め高温の耐摩耗性を向上することが
できるが、これらの合金元素はいずれも耐酸化性を劣化
させるので添加する場合は上記の範囲に限定する。
%以下、Ta4%以下、Til%以下のいずれか1種ま
たは2種以上で置換することにより、過共晶または共晶
炭化物のかたさを高め高温の耐摩耗性を向上することが
できるが、これらの合金元素はいずれも耐酸化性を劣化
させるので添加する場合は上記の範囲に限定する。
またこれらの元素を添加する場合はCrの下限は25%
に低めることができるが、Cr十7M0+ 7Wの限定
理由と同じ理由で31%≦Cr+V+ Ti+↓( M
O+Nb)+ ’ (W+ Ta)≦40%な瓢式を満
足しなければならない。次に本発明合金の実施例を述べ
る。
に低めることができるが、Cr十7M0+ 7Wの限定
理由と同じ理由で31%≦Cr+V+ Ti+↓( M
O+Nb)+ ’ (W+ Ta)≦40%な瓢式を満
足しなければならない。次に本発明合金の実施例を述べ
る。
表に示す合金について、通常の溶解、鋳造法により継目
無鋼管製造用穿孔機のガイドシュ一を作成し、穿孔テス
トを行なった。寿命は直径110φ〜130φ、長さ2
.3〜2.5mの素材を穿孔し、5〜8mの中空素管を
得る際の廃却までの穿孔本数で表わした。第1表からわ
かるように本発明合金は従来合金に比べて工具寿命が大
巾に長い。以上述べたように本発明によってすぐれた高
温における耐摩耗性と耐ヒートクラック性を有するオー
ステナイト系鋳造合金が得られ継目無鋼管製造用穿孔機
のガイドシュ一、熱間圧延用ロール、ミルガイドなどの
熱間加工用治工具の寿命を大巾に改善することができる
。
無鋼管製造用穿孔機のガイドシュ一を作成し、穿孔テス
トを行なった。寿命は直径110φ〜130φ、長さ2
.3〜2.5mの素材を穿孔し、5〜8mの中空素管を
得る際の廃却までの穿孔本数で表わした。第1表からわ
かるように本発明合金は従来合金に比べて工具寿命が大
巾に長い。以上述べたように本発明によってすぐれた高
温における耐摩耗性と耐ヒートクラック性を有するオー
ステナイト系鋳造合金が得られ継目無鋼管製造用穿孔機
のガイドシュ一、熱間圧延用ロール、ミルガイドなどの
熱間加工用治工具の寿命を大巾に改善することができる
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%にしてC1.1〜2.0%、Si2.0%以
下、Mn2.0%以下、Cr29〜40%、Ni31〜
50%を含有し、さらにMo2.0%以下、W4.0%
以下のうちの1種または2種を3.1%≦Cr+1/2
Mo+1/4W≦40%になるように含有し、残部は不
純物を除き本質的にFeよりなる高温の耐摩耗性にすぐ
れたオーステナイト系鋳造合金。 2 重量%にしてC1.1〜2.0%、Si2.0%以
下、Mn2.0%以下、Cr25〜40%、Ni31〜
50%を含有し、さらにMo2.0%以下、W4.0%
以下のうちの1種または2種とV1%以下、Nb2%以
下、Ta4%以下、Ti1%以下のうちの1種または2
種以上を31%≦Cr+V+Ti+1/2(Mo+Nb
)+1/4(W+Ta)≦40%になるように含有し、
残部は不純物を除き本質的にFeよりなる高温の耐摩耗
性にすぐれたオーステナイト系鋳造合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13606380A JPS5929103B2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | 高温の耐摩耗性にすぐれたオ−ステナイト系鋳造合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13606380A JPS5929103B2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | 高温の耐摩耗性にすぐれたオ−ステナイト系鋳造合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5760059A JPS5760059A (en) | 1982-04-10 |
| JPS5929103B2 true JPS5929103B2 (ja) | 1984-07-18 |
Family
ID=15166330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13606380A Expired JPS5929103B2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | 高温の耐摩耗性にすぐれたオ−ステナイト系鋳造合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929103B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5858259A (ja) * | 1981-10-03 | 1983-04-06 | Nippon Steel Corp | 継目無鋼管圧延用ガイドシユ− |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP13606380A patent/JPS5929103B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5760059A (en) | 1982-04-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3514182B2 (ja) | 高温強度と靱性に優れた低Crフェライト系耐熱鋼およびその製造方法 | |
| JP3771254B2 (ja) | 粉末冶金で製造した高速度鋼 | |
| JP4369612B2 (ja) | 靱性に優れた低焼入れまたは焼ならし型低合金ボイラ鋼管用鋼板およびそれを用いた鋼管の製造方法 | |
| US6685881B2 (en) | Stainless cast steel having good heat resistance and good machinability | |
| US2793113A (en) | Creep resistant steel | |
| JPWO2006112428A1 (ja) | 低合金鋼 | |
| US2532117A (en) | Nickel steel alloys | |
| JP4529269B2 (ja) | 耐食性および溶接性に優れたラインパイプ用高Crマルテンサイト系ステンレス鋼管およびその製造方法 | |
| JPH0555585B2 (ja) | ||
| JP6096040B2 (ja) | 高温焼戻し硬さに優れた粉末高速度工具鋼 | |
| JP2003286543A (ja) | 長時間クリープ特性に優れた高強度低Crフェライト系ボイラ用鋼管およびその製造方法 | |
| JPS5929103B2 (ja) | 高温の耐摩耗性にすぐれたオ−ステナイト系鋳造合金 | |
| JP3848463B2 (ja) | 溶接性に優れた高強度オーステナイト系耐熱鋼およびその製造方法 | |
| JPH0853735A (ja) | 軸受用鋼 | |
| JP7295418B2 (ja) | 溶接材料 | |
| JP2542681B2 (ja) | 耐摩耗合金鋳鉄 | |
| JP2795605B2 (ja) | 連続鋳造用ロール材料 | |
| JPH0688163A (ja) | 熱間工具鋼 | |
| US3725050A (en) | Cold work die steel | |
| JPH0248613B2 (ja) | ||
| JP6283588B2 (ja) | 高強度鋼板 | |
| US2206847A (en) | Alloy steel | |
| KR100719397B1 (ko) | 고심도 냉간압연용 워크롤 | |
| JP7320095B1 (ja) | 熱間加工用合金工具鋼 | |
| JP3027927B2 (ja) | 耐摩耗性強靱鋼 |