JPS5931426B2 - エレクトロスラグホツトトツプ法 - Google Patents

エレクトロスラグホツトトツプ法

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JPS5931426B2
JPS5931426B2 JP54117790A JP11779079A JPS5931426B2 JP S5931426 B2 JPS5931426 B2 JP S5931426B2 JP 54117790 A JP54117790 A JP 54117790A JP 11779079 A JP11779079 A JP 11779079A JP S5931426 B2 JPS5931426 B2 JP S5931426B2
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JP
Japan
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steel
est
steel ingot
weight
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JP54117790A
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豊 廣瀬
茂行 松藤
等 吉井
康治 守中
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、押湯内情鋼面の上に溶融スラグを供給すると
ともに、そのスラグ組成を最適に保持するエレクトロス
ラグホットトップ法に関するものである。
ギルド銅鋼塊については、凝固収縮に伴なう欠陥を防上
するために鋼塊頭部に押湯を付げる事が一般に行なわれ
、押湯の保温法には各種の工夫がなされている。
押湯内情鋼面の上に溶融スラグな乗せ、そのスラグ内に
電極を浸漬し、電極と鋼塊の間、或いは複数電極間に電
流を流し、スラグの抵抗発熱を利用して押湯内溶鋼を加
熱する方法がエレクトロスラグホラl−)ツブ法(ES
HT法、EST法とも云う)である。
この方法はオースト!J−VEW社カブフエンベルク工
場の実例が報告されている。
(特公昭47−39817およびElectric
Furnace Proceeding Vol 3
3゜Dec、1975 pl、85/189)その他
イタリーの特殊鋼工場であるチル二社でも実施している
といわれている。
カプフエンベルク工場ではこの方法をBEST法と称し
、その概要は第1図に示すとおりである。
即ち1は定盤、2は鋳型、3は押湯鋳型、4は電源、5
は電極、6はスラグ、7は凝固しつ\ある鋼塊である。
エレクトロスラグホットトップ法(以下EST法と略記
する)を実施するには押湯内情鋼面の上に溶融スラグ層
がなければならない。
この溶融スラグをつくるために、粉状或いは固形の造滓
剤を押湯的溶鋼面上に投入し、アークによって溶解して
溶融スラグに変える方法(コールドスタート法)も可能
であるが、固体スラグを溶融する期間は、本来のEST
法実施時間とは認められず、結果としてEST処理効果
を減殺する。
したがって、造塊終了後の鋼塊の押湯内情鋼面上に溶融
スラグを移注し、押湯加熱通電を行なう方法(ホットス
タート法)が望ましいが、そのスラグな別のスラグ溶解
炉で溶解し準備するとなるとそのための設備が必要とな
り、又スラグ溶解作業のための要員も必要となる。
本発明は以上の点に鑑み鋭意研究の結果なされたもので
その要旨は造塊作業終了後の鍋内に残留する溶融電炉還
元期スラグを適宜手段を用いて押湯枠内の溶鋼上に移注
したのち、造滓剤の無添加若しくは適宜量の造滓剤を添
加してスラグ組成をCaO/SiO2重量比で1.5〜
5.0、(CaO十MgO)/ (S io2+AI2
0s )重量比で1.0〜3.0、CaF2<20重量
%、且つ(T、Fe十T、 Mn )< 2重量%以下
に保持することを特徴とするエレクトロスラグホットト
ップ法にある。
但し、 (T、Fe)ニスラグに含まれる鉄(Fe)の全量即ち
金属鉄、酸化鉄(FeO1Fe304、Fe2O3を含
む)の中のFeの全量 (T、 Mn ) ニスラグに含まれるMnおよびMn
化合物中のMnの全量 そして本発明を適用することにより溶融スラグを別途準
備するための特別の作業及び設備が不要となると共にス
ラグ組成を調整することにより、エレクトロスラグホッ
トトップ法において期待される脱硫効果及び介在物清浄
度の向上が実現でき、同時に鋼塊中の水素含有量の増加
を防止可能となる。
以下本発明の詳細な説明する。
電炉還元期スラグは溶鋼の出鋼につれて鍋内へ排出され
る。
この鍋内スラグはESTスラグとして適切であることが
本発明者らの検討の結果明らかとなった。
ESTスラグの所要特性としては(1)溶融状態におけ
る適当な電気抵抗、(2)適当な融点、(3)適当な流
動性、(4)化学組成の安定性、(5)脱硫能、(6)
脱酸能、(7)溶鋼中に懸濁している非金属介在物の吸
収能、(8)水素溶解度の低いこと、などが挙げられる
これ等の要求の対応策は相互に矛盾を来たすものもある
ESTスラグの組成、特に塩基度の調整は重要な因子で
ある。
エレクトロスラグ再溶融法(ESR法)の経験からスラ
グ中のAl2O3、MgO等の含有率を高めると溶融ス
ラグの電気抵抗は大きくなるが、スラグの融点が高(な
り流動性が損われる。
又スラク沖のCaO含有率を高くすれば、脱硫効果は太
き(なるが、鋼塊への水素の吸収増加の危険性が高まる
CaF2の配合はスラグの融点を下げ流動性を高める効
果があるが、過度に配合すると流動性がよくなりすぎ、
EST処理中に鋼塊と鋳型の間の空隙へ流入し、鋼塊割
れを誘発せしめる。
又押湯枠をレンガ内張りした場合はその内張りレンガを
烈しく溶損しEST作業の継続を困難ならしめる。
一方CaF2は他の造滓剤よりも高価であり、その配合
量は少ない方が経済的である。
次にESTスラグの所要特性について再考してみると、
脱硫効果を期待するためには重量比でCab/S i0
2>1.5、(CaO+Mg0)/(5i02+Al2
03)>1.0が必要である。
反面スラグの水素吸収、引いてはEST鋼塊の水素含有
量のピックアップを防止するためには、ESTSラスラ
グ中aO含有量は高すぎてはならない。
又ESTスラグの融点が高すぎないこと、流動性が適当
によいこと、という条件から重量比でCab/ S i
02 < 5.0、(CaO+Mg0)/(SiO3+
A’203)<3.0 でなければならない。
このようなスラグ組成の場合CaF2はスラグの流動性
を補助的に高める程度で充分でありその配合量は20%
以下でよい。
このような組成のESTスラグは組成的に安定しており
、脱硫能と共に脱酸能を有し、同時に溶鋼中に懸濁して
いる非金属介在物を捕捉吸収し得る。
Fe、Mn、Crなとの酸化物は溶鋼が充分脱酸されて
いない場合に非金属介在物の中に見出されるものであり
、キルド鋼溶鋼と接触すれば脱酸合金元素であるSi、
AIなどと反応する。
ESTスラグにおいてもこれ等の組成は好ましいもので
はない。
従ってFelMn酸化物はESTスラグ内では少な(な
ければならず、T、 Fe +T、 Mnの形の分析値
でく2重量%(以下全て重量%は単に%と称する)が望
ましい。
以上の検討の結果1.5 < Cab/ S i 02
< 5.0.1、0 < (CaO十MgO) /
(S 102 + AI 203 )<3.0、CaF
2<20%(T、 Fe 十T、 Mn )く2%とい
うESTスラグの最適範囲があることを知見し得た。
このスラグ組成は電気炉還元期スラグ乃至電炉出鋼後の
鍋中スラグの組成範囲でもある。
即ち電炉出鋼された鍋中スラグをそのまLESTスラグ
に使用することが可能であることが分った。
鍋中スラグをESTスラグに使うことは、ESTのため
にスラグ溶解炉など特別の設備を併設することなく、又
造滓剤を別途消費することなく、更にスラグ予備溶解の
ために要員を配置する必要もなく、ESTをホラI・ス
タートさせることが出来て、極めて経済的である。
鍋中スラグは押湯自溶鋼面に移注されればよい。
直接鍋返ししてもよく、移注樋を通してもよい。
本発明において鍋中スラグを移注後ESTスラク゛とし
て利用するが、その際必要に応じ比較的少量のCaO1
その他の造滓剤添加によってスラグ組成の調整を行なう
事は、作業的に側管問題とならない。
本発明の主要点である鍋中スラグの押湯自溶鋼面への移
注およびスラグ組成に関する限定は押湯枠が水冷金型で
ある場合(カプフエンベルグ工場〕についても又耐人物
内張り押湯(チル−工場)の場合でも共に実施可能であ
る。
EST法は押湯内情鋼面上に溶融スラグを置き長時間高
温に保つ。
そのため、前述のカプフエンベルク工場では水冷金型押
湯枠を使用している。
耐火物内張り押湯を使用する際には耐火物の材質につい
ての検討が必要である。
クロマイトを含有する耐火物からはCrが還元され溶鋼
中に溶出する欠点があり、Al2O3系耐火物は高耐ス
ラグ性のものは高価である。
EST押湯ライニング用としては試用試験の結果、マグ
−ドロ質のものが最適である事が分った。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1 溶鋼成分 0.29%C10,32%Si、0.69%
Mn、0.009%P、 0.006%S、 鋼塊重量 50 ton 使用電極 14 ″$黒黒鉛電極3 押押湯 マグ−ドロ煉瓦ライニング スラグ組成 CaF29.1%、Ca038.7%、5
i0219.8%、A120315.2%、MgO13
,4%、T、Fe<1%、 80.12% EST通電時間 22時間 EST電力原単位 230 Kwh / TEST処理
鋼塊の縦断面のザルファープリント(第2図) EST処理鋼塊の鋼塊軸芯上の介在物清浄度(第3図) 第2図から押湯部及び鋼塊軸芯上の頭部がサルファープ
リントで白くなっており、ESTO間に脱流されたこと
が実証される。
また第3図に示すとおり鋼塊ボトムの酸化物系介在物が
多く集まる沈澱高部においても清浄度が著しく向上して
いると共に全体的に介在物清浄度が高い。
これらは本発明の方法の有効性を裏付けるものである。
本発明のホットトップ法による鋼塊は特にその用途は特
定されないが、次にタービンローター向は鋼塊への適用
例を第2の実施例として示す。
実施例 2 溶鋼成分 0.29%C10,25%Si、0.73%
Mn、 0.005%S、 ■、09%Cr、1.01%Mo。
0.22%■ 鋼塊重量 60.51−ン 使用電極 14″f黒鉛電極3本 押 湯 マグ−ドロ煉瓦ライニング スラグ組成 CaF212.0%、Ca038.5%5
i0217.7%、A120314..7%、Mg01
5.4%、T、FeO,7%、 T、 Mn 0.0% EST処理時間 22時間 EST電力原単位 226 Kwh/T EST処理鋼塊の縦断面サルファープリント(第4図) EST処理鋼塊の鋼塊軸芯上の介在物清浄度及びC並び
にSの偏析の従来法鋼塊との比較(第5図)該実施例2
は、高圧蒸汽タービンローター向は鋼塊に本発明EST
法を適用したものである。
第4図に見られる如(、凝固に件な5Sの濃化が見られ
ず鋼塊内に■偏析並びにザク性欠陥は認められない。
又■偏析は鋼塊最頂部に僅かに認められるのみで、従来
鋼塊に比べて鋼塊内部性状は格段に改善されている。
また第5図に示す通り鋼塊ボトム部及び鋼塊本体上部の
介在物清浄度が向上し、又C偏析も正負偏析ともに従来
法鋼塊より好転している。
なお、従来法鋼塊は、電気炉溶製し、真空タンク造塊し
たものである。
この鋼塊の溶鋼成分組成(元素含有重量%)は次の通り この鋼塊は、単重60TONであり、例示したEST鋼
塊と近似の溶鋼成分、ならびに鋼塊単重のものでありE
ST鋼塊と同様に切断調査した結果をEST鋼塊と対比
のために示したものである。
されにSが鋼塊押湯部にも濃化が認められないことは第
4図のサルファープリントからも認められるが、これは
EST処理効果の表われである。
なお、第2図の炭素鋼と第4図のCr −Mo −■鋼
のサルファープリントにおける△偏析の出現状況に差が
あるのは、鋼塊の成分系の差であり、Cr −Mo −
V鋼塊は△偏析が炭素鋼よりも少なくなることは周知で
ある。
しかし従来法鋼塊材のCr Mo ’V系のタービ
ンローターは△偏析に起因する成分欠陥が見出されてい
るが、本発明のEST処理を行なったローターは鋼塊欠
陥に起因する成品欠陥が全(認められないことを実用ロ
ーターで確認している。
以上のように、本発明は工業的に極めて理想的な高級清
浄鋼塊を供給する方法であり、特に要求特性の厳しい蒸
気タービンローター、発電機用ローターシャフトなどの
製造に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はBEST法(B6hler Electr。 Slag Toppig法)の原理図。 第2図は、EST鋼塊縦断面のサルファープリントを示
す図。 第3図イ2口は、鋼塊軸芯上高さ方向の介在物清浄度を
示す図。 第4図は本発明により得られた鋼塊のサルファープリン
トを示す図。 第5図イ2口は、本発明による鋼塊と従来法による鋼塊
の品質性状比較図。 1・・・・・・定盤、2・・・・・・鋳型、計・・・・
・押湯鋳型、4・・・・・・電源、5・・・・・・電極
、6・・・・・・スラグ、7・・・・・・鋼塊、A・・
・・・・比較鋼塊(従来法)、B・・・・・・EST鋼
塊(本発明)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 造塊作業終了後の鍋内に残留する溶融電炉還元期ス
    ラグを適宜手段を用いて押湯枠内の溶鋼上に移注したの
    ち、造滓剤の無添加若しくは適宜量の造滓剤を添加して
    スラグ組成をCab/ S i 02重量比で1.5〜
    5.0、(CaO+Mg0)/(5i02+Al203
    )重量比で10〜301CaF2<20重量%、且つ(
    T、 Fe +T、 Mn )〈2重量%以下に保持す
    ることを特徴とするエレクトロスラグホットトップ法。 但し、 (T、Fe)ニスラグに含まれる鉄(Fe)の全量即ち
    、金属鉄、酸化鉄(Fed、Fe3O4、Fe2O3を
    含む)の中のFeの全量 (T、 Mn ) ニスラグに含まれるMnおよびMn
    化合物中のMnの全量。
JP54117790A 1979-09-13 1979-09-13 エレクトロスラグホツトトツプ法 Expired JPS5931426B2 (ja)

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