JPS593259B2 - ふっ素樹脂交織布要滑部材の製造方法 - Google Patents
ふっ素樹脂交織布要滑部材の製造方法Info
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- JPS593259B2 JPS593259B2 JP51142910A JP14291076A JPS593259B2 JP S593259 B2 JPS593259 B2 JP S593259B2 JP 51142910 A JP51142910 A JP 51142910A JP 14291076 A JP14291076 A JP 14291076A JP S593259 B2 JPS593259 B2 JP S593259B2
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Landscapes
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はふつ素樹脂(以下PTFEという。
)繊維とその他の繊維との交織布ならびに裏材に熱硬化
性合成樹脂あるいはゴム変性熱硬化性合成樹脂を含浸せ
しめ、該裏材ならびにPTFE交織布を一体にロールド
成形して、該交織布で要滑部材の表面を形成し、容易に
剥離することなく耐荷重フ 性にすぐれ、かつ低摩擦係
数を有し製造が容易で多量生産に適したPTFE交織布
要滑部材、とくに円筒状軸受の製造方法に関するもので
ある。本発明で要滑部材とは、すベー軸受、カム、ギヤ
、摺動板、ローラー、シリンダー、シールなど・ すべ
!2を必要とする部材を指すものである。一般にPTF
E軸受は潤滑剤を必要としない、いわゆるオイルレスベ
アリングとして広範な用途を有しておわ、とくにPTF
E繊維布を裏金表面に配した軸受は、耐荷重性にすぐれ
、低摩擦係数フ を有していることは公知である。しか
しながら、PTFE繊維は他の部材、すなわち樹脂ある
いは金属などの硬い裏材の表面に配され、かつ支持され
るが該裏材との結合いわゆる接着力が弱く剥離ケ生じる
などの欠点がある。
性合成樹脂あるいはゴム変性熱硬化性合成樹脂を含浸せ
しめ、該裏材ならびにPTFE交織布を一体にロールド
成形して、該交織布で要滑部材の表面を形成し、容易に
剥離することなく耐荷重フ 性にすぐれ、かつ低摩擦係
数を有し製造が容易で多量生産に適したPTFE交織布
要滑部材、とくに円筒状軸受の製造方法に関するもので
ある。本発明で要滑部材とは、すベー軸受、カム、ギヤ
、摺動板、ローラー、シリンダー、シールなど・ すべ
!2を必要とする部材を指すものである。一般にPTF
E軸受は潤滑剤を必要としない、いわゆるオイルレスベ
アリングとして広範な用途を有しておわ、とくにPTF
E繊維布を裏金表面に配した軸受は、耐荷重性にすぐれ
、低摩擦係数フ を有していることは公知である。しか
しながら、PTFE繊維は他の部材、すなわち樹脂ある
いは金属などの硬い裏材の表面に配され、かつ支持され
るが該裏材との結合いわゆる接着力が弱く剥離ケ生じる
などの欠点がある。
これらに鑑み、従来より種々検討がなされPTFE繊維
に結合剤を含浸させるもの、あるいは他の繊維との交織
布を作り、交織された他の繊維部分で接着面を形成する
方法などがとられている。
に結合剤を含浸させるもの、あるいは他の繊維との交織
布を作り、交織された他の繊維部分で接着面を形成する
方法などがとられている。
フ しかし、これらの方法においても軸受表面に配され
たPTFE繊維あるいは交織布の合わせ目より、該PT
FE繊維ならびに交織布の剥離を防止することは解決さ
れずにいる。
たPTFE繊維あるいは交織布の合わせ目より、該PT
FE繊維ならびに交織布の剥離を防止することは解決さ
れずにいる。
また、これらの製造には一般に金型を用いた圧5 縮成
形法がとられているが、該成形方法では軸受表面に配さ
れるPTFE繊維ならびに交織布にシワ、ズレが生じや
すく、該シワ、ズレは軸受などの要滑部材として好まし
くなく、これらの発生を防止するためにPTFE繊維な
らびに交織布を表面に配する作業が煩雑となり、多量生
産が困難であるなどの問題があつた。
形法がとられているが、該成形方法では軸受表面に配さ
れるPTFE繊維ならびに交織布にシワ、ズレが生じや
すく、該シワ、ズレは軸受などの要滑部材として好まし
くなく、これらの発生を防止するためにPTFE繊維な
らびに交織布を表面に配する作業が煩雑となり、多量生
産が困難であるなどの問題があつた。
本発明はこのような問題点をロールド成形によつて解決
したものである。
したものである。
すなわち、PTFE繊維と他の繊維との打込み比率をP
TFE繊維/他の繊維−1.5〜3の範囲とし、かつ熱
硬化性合成樹脂あるいはゴム変性熱硬化性合成樹脂を2
.5〜40重量%含浸せしめたPTFE交織布を120
〜200℃に加温された芯型にスパイラル状に巻き、か
つその外周に熱硬化性合成樹脂あるいはゴム変性熱硬化
性合成樹脂を40〜55重量%含浸せしめた樹脂加工布
よりなる裏材を前記PTFE交織布に重ねて、20〜6
0kg/C77Lの圧力の加圧ローラーと120〜20
0℃に加温された加熱ローラーで巻いて積層管をロール
ド成形し、しかる後該積層管を120〜180℃の雰囲
気に調整された加熱炉で加熱硬化処理し、当該PTFE
交織布が積層管の内周面に一体に配されてなることを特
徴としたPTFE交織布要請滑部材の製造方法を提供す
るものである。
TFE繊維/他の繊維−1.5〜3の範囲とし、かつ熱
硬化性合成樹脂あるいはゴム変性熱硬化性合成樹脂を2
.5〜40重量%含浸せしめたPTFE交織布を120
〜200℃に加温された芯型にスパイラル状に巻き、か
つその外周に熱硬化性合成樹脂あるいはゴム変性熱硬化
性合成樹脂を40〜55重量%含浸せしめた樹脂加工布
よりなる裏材を前記PTFE交織布に重ねて、20〜6
0kg/C77Lの圧力の加圧ローラーと120〜20
0℃に加温された加熱ローラーで巻いて積層管をロール
ド成形し、しかる後該積層管を120〜180℃の雰囲
気に調整された加熱炉で加熱硬化処理し、当該PTFE
交織布が積層管の内周面に一体に配されてなることを特
徴としたPTFE交織布要請滑部材の製造方法を提供す
るものである。
本発明でロールド成形とは、通常二本の加熱ローラーと
一本の加圧ローラーをそれぞれが三角形の頂点に位置す
るように配し、その真中に芯型を置いて、これに樹脂加
工布を巻き付け芯型を一定方向に駆動回転せしめ、前記
三本のローラーによつて加熱、加圧しながら積層管(以
下ロールド管という。
一本の加圧ローラーをそれぞれが三角形の頂点に位置す
るように配し、その真中に芯型を置いて、これに樹脂加
工布を巻き付け芯型を一定方向に駆動回転せしめ、前記
三本のローラーによつて加熱、加圧しながら積層管(以
下ロールド管という。
)を得る成形法を言う。ここで、樹脂加工布は通常連続
的に供給されるが、ロールド管の層管に異なつた種類の
裏材が配される構成をも採用し得るものである。
的に供給されるが、ロールド管の層管に異なつた種類の
裏材が配される構成をも採用し得るものである。
また、本発明に使用されるPTFE繊維と他の繊維との
交織布は、たとえばPTFE繊維に綿繊維、ガラス繊維
、黒鉛繊維、アスベスト繊維、金属繊維あるいはポリエ
ステル繊維、ポリアミド繊維などのうちいずれか一種ま
たは二種以上を交換したものである。
交織布は、たとえばPTFE繊維に綿繊維、ガラス繊維
、黒鉛繊維、アスベスト繊維、金属繊維あるいはポリエ
ステル繊維、ポリアミド繊維などのうちいずれか一種ま
たは二種以上を交換したものである。
また、PTFE繊維を上記各繊維の混紡糸からなる織布
も使用し得るものである。
も使用し得るものである。
裏材としては、綿布、アスベスト布、ガラス布、合成繊
維布よりなる織布、紙、不織布などが使用目的に応じて
選択される。
維布よりなる織布、紙、不織布などが使用目的に応じて
選択される。
さらに、PTFE交織布および裏材に含浸塗布せしめら
れる合成樹脂は、フエノール樹脂、エポキシ樹脂、m−
クレゾール樹脂などの熱硬化性合成樹脂であるが、場合
によつてはこれら樹脂にニトリルゴム、ネオプレンゴム
などのゴム質を配合した変性樹脂も使用される。
れる合成樹脂は、フエノール樹脂、エポキシ樹脂、m−
クレゾール樹脂などの熱硬化性合成樹脂であるが、場合
によつてはこれら樹脂にニトリルゴム、ネオプレンゴム
などのゴム質を配合した変性樹脂も使用される。
変性樹脂の使用は成形部に可撓性を付与し、衛撃強さを
向上せしめるのに役立つほか、PTFE交織布と裏材と
の剥離強度を増大せしめるものである。
向上せしめるのに役立つほか、PTFE交織布と裏材と
の剥離強度を増大せしめるものである。
以下、本発明を図面ならびに実施例において説明する。
第1図は、本発明の要滑部材の製造装置を示す概略図、
第2図は、該装置に卦けるPTFE交換布の巻き付け手
順を示す斜視図である。
第2図は、該装置に卦けるPTFE交換布の巻き付け手
順を示す斜視図である。
各図において、1は加圧ワーラ一、2.2は加熱ローラ
ー、3は芯型、4はPTFE交織布、5は裏材で、該裏
材5は素材巻きローラー6に多重に巻かれており、必要
量に応じて供給される。
ー、3は芯型、4はPTFE交織布、5は裏材で、該裏
材5は素材巻きローラー6に多重に巻かれており、必要
量に応じて供給される。
本発明の要滑部材は、熱硬化性合成樹脂を含浸せしめた
PTFE交織布4を予め120〜200′Cに加温され
た芯型3にスバイラル状に巻き、その外周には樹脂加工
布よりなる裏材5を素材巻きローラー6より120〜2
00゜Cに刀口温された刀I熱ローラー2.2を介して
供給し、かつPTFE交織布4と巻き方向を同じにして
20〜60kg/Cdの圧力を有する加圧ローラー1で
所望の径まで巻き付けてロールド管を成形し、斯く成形
されたロールド管を芯型3に保持した状態で120〜1
80′Cの雰囲気に調整された加熱炉で加熱硬化せしめ
た後冷却し、芯型3を抜き取り要滑部材を製造するもの
である。斯く製造することにより、PTFE交織布にシ
ワ、ズレの発生がなく、寸法精度は機械加工することな
く要滑部材として十分使用でき、かつ剥離の生じない成
形品が得られるものである。
PTFE交織布4を予め120〜200′Cに加温され
た芯型3にスバイラル状に巻き、その外周には樹脂加工
布よりなる裏材5を素材巻きローラー6より120〜2
00゜Cに刀口温された刀I熱ローラー2.2を介して
供給し、かつPTFE交織布4と巻き方向を同じにして
20〜60kg/Cdの圧力を有する加圧ローラー1で
所望の径まで巻き付けてロールド管を成形し、斯く成形
されたロールド管を芯型3に保持した状態で120〜1
80′Cの雰囲気に調整された加熱炉で加熱硬化せしめ
た後冷却し、芯型3を抜き取り要滑部材を製造するもの
である。斯く製造することにより、PTFE交織布にシ
ワ、ズレの発生がなく、寸法精度は機械加工することな
く要滑部材として十分使用でき、かつ剥離の生じない成
形品が得られるものである。
ここで、PTFE交織布4に含浸せしめる熱硬化性合成
樹脂の含浸量は25〜40重量%が好ましく、40重量
%より多くなると摩擦係数を増加せしめ、かつ25重量
%より少なくなると裏材5との結合力を弱めることにな
る。
樹脂の含浸量は25〜40重量%が好ましく、40重量
%より多くなると摩擦係数を増加せしめ、かつ25重量
%より少なくなると裏材5との結合力を弱めることにな
る。
また、裏材5に含浸せしめる熱硬化性合成樹脂の含浸量
は40〜55重量%が好ましく、55重量%より多くな
ると強度が低下し、40重量%よ.り少なくなると裏材
同士の結合力が低下し、いわゆる裏材5として使用し難
くなる。
は40〜55重量%が好ましく、55重量%より多くな
ると強度が低下し、40重量%よ.り少なくなると裏材
同士の結合力が低下し、いわゆる裏材5として使用し難
くなる。
この含浸量は、使用する裏材の種類によつても適正量が
あジ、たとえばガラス布などを使用した場合は、上記含
浸量の下限側に適正値がある。
あジ、たとえばガラス布などを使用した場合は、上記含
浸量の下限側に適正値がある。
なお、PTFE交織布4と裏材5に含浸せしめる熱硬化
性合成樹脂は同一のものを用いることが、PTFE交織
布4と裏材5との接着強度を向上させる観点から望まし
いが、必ずしもこれにこだわるものではなく、たとえば
摺動面を形成するPTFE交織布4には上述した熱硬化
性合成樹脂を用い、裏材5にのみゴム変性熱硬化性合成
樹脂を含浸させたものを使用することもできる。また、
PTFE交織布4はPTFE繊維と他の繊維との打込み
比率がPTFE繊維/他の繊維=1.5〜3の範囲が良
好で、PTFE繊維の割合が多くなると摩擦係数の増大
を招くものである。第2図に卦いて、PTFE交織布4
の巻き方について詳細に説明する。PTFE交織布4は
芯型3の回転によつて、該PTFE交織布4に張力が生
じ、かつ芯型3の回転で自然に巻き込まれるように該芯
型3の一端より他端に向つてスパイラル状に密に巻き付
けるものである。
性合成樹脂は同一のものを用いることが、PTFE交織
布4と裏材5との接着強度を向上させる観点から望まし
いが、必ずしもこれにこだわるものではなく、たとえば
摺動面を形成するPTFE交織布4には上述した熱硬化
性合成樹脂を用い、裏材5にのみゴム変性熱硬化性合成
樹脂を含浸させたものを使用することもできる。また、
PTFE交織布4はPTFE繊維と他の繊維との打込み
比率がPTFE繊維/他の繊維=1.5〜3の範囲が良
好で、PTFE繊維の割合が多くなると摩擦係数の増大
を招くものである。第2図に卦いて、PTFE交織布4
の巻き方について詳細に説明する。PTFE交織布4は
芯型3の回転によつて、該PTFE交織布4に張力が生
じ、かつ芯型3の回転で自然に巻き込まれるように該芯
型3の一端より他端に向つてスパイラル状に密に巻き付
けるものである。
このように巻くことによつて、幅広のPTFE交織布4
をその切断端縁部をローラー軸線に一致させて巻く方法
に比較して、PTFE交織布4のタルミあるいはシワ、
ズレなどの発生を著るしく低減することができ、またで
き上つたロールド管を適宜長さに切断して円筒軸受とし
た場合、PTFE交織布4の合わせ面が円筒軸受の軸線
に対して斜めに形成されるので、軸の回転によつて交織
布が剥離する危険を低減するものである。
をその切断端縁部をローラー軸線に一致させて巻く方法
に比較して、PTFE交織布4のタルミあるいはシワ、
ズレなどの発生を著るしく低減することができ、またで
き上つたロールド管を適宜長さに切断して円筒軸受とし
た場合、PTFE交織布4の合わせ面が円筒軸受の軸線
に対して斜めに形成されるので、軸の回転によつて交織
布が剥離する危険を低減するものである。
なお、所定の径dを有する芯型3に対して、使用する帯
状PTFE交織布4の幅をlとすると、巻き角度βは、
Tanβ=l/πdとなるから、帯状PTFE交織布4
の端部を予めβの角度に切断しておき、その斜辺を芯型
3の端縁か、または端部近くの芯型面に環状基線Lを設
けて、その基線Lに一致させて巻き始めると、帯状PT
FE交織布4を互いに密に当接させて巻き上げることが
できるものである。しかる後、これらの外周に裏材5を
PTFE交織布4と巻き方向を同じにして素材巻きロー
ラー6より供給して巻き付けるものである。
状PTFE交織布4の幅をlとすると、巻き角度βは、
Tanβ=l/πdとなるから、帯状PTFE交織布4
の端部を予めβの角度に切断しておき、その斜辺を芯型
3の端縁か、または端部近くの芯型面に環状基線Lを設
けて、その基線Lに一致させて巻き始めると、帯状PT
FE交織布4を互いに密に当接させて巻き上げることが
できるものである。しかる後、これらの外周に裏材5を
PTFE交織布4と巻き方向を同じにして素材巻きロー
ラー6より供給して巻き付けるものである。
斯く巻き付けることにより、内径面に配されたPTFE
交織布4は成形時に芯型3に密着してシワ、ズレの発生
がなく円滑に作業が行なわれる。
交織布4は成形時に芯型3に密着してシワ、ズレの発生
がなく円滑に作業が行なわれる。
ここで、ルールド管成形後の加熱硬化処理時間は、雰囲
気温度、裏材の種類および含浸せしめる熱硬化性合成樹
脂の種類ならびにロールド管の肉厚などの要因によつて
変化するが、通常5〜20時間行なうことで良好なる製
品が得られるものである。つぎに、要滑部材の製造方法
の実施例について述べる。
気温度、裏材の種類および含浸せしめる熱硬化性合成樹
脂の種類ならびにロールド管の肉厚などの要因によつて
変化するが、通常5〜20時間行なうことで良好なる製
品が得られるものである。つぎに、要滑部材の製造方法
の実施例について述べる。
実施例
PTFE繊維(400デニール、打込み数:167本/
インチ)とポリエステル繊維(250デニール、打込み
数:61本/インチ)の交織布に熱硬化性合成樹脂〔フ
エノール樹脂(濃度55%ワニス)〕を25重量%含浸
(固形分として)せしめて乾燥したPTFE交織布4を
、予め130℃に加温された芯型3〔径が40mm〕に
スパイラル状に巻き付け、その外周に綿布にフエノール
樹脂を55重量%を含浸(固形として)し、乾燥した裏
材5を素材巻きローラー6より、PTFE交織布4と巻
き方向を同じにして、予め160−180℃に刀D温さ
れた刀D熱ローラー2.2を介し、加圧ローラー1で2
0〜60k9/?の圧力をもつて連続的に所望の径(5
0mm)まで巻き付けてロールド成形し、該成形物を芯
型3とともに130℃の雰囲気に調整された加熱炉で1
2時間加熱硬化処理せしめた後、冷却して芯型3を抜き
取り所望のロールド管を得た。
インチ)とポリエステル繊維(250デニール、打込み
数:61本/インチ)の交織布に熱硬化性合成樹脂〔フ
エノール樹脂(濃度55%ワニス)〕を25重量%含浸
(固形分として)せしめて乾燥したPTFE交織布4を
、予め130℃に加温された芯型3〔径が40mm〕に
スパイラル状に巻き付け、その外周に綿布にフエノール
樹脂を55重量%を含浸(固形として)し、乾燥した裏
材5を素材巻きローラー6より、PTFE交織布4と巻
き方向を同じにして、予め160−180℃に刀D温さ
れた刀D熱ローラー2.2を介し、加圧ローラー1で2
0〜60k9/?の圧力をもつて連続的に所望の径(5
0mm)まで巻き付けてロールド成形し、該成形物を芯
型3とともに130℃の雰囲気に調整された加熱炉で1
2時間加熱硬化処理せしめた後、冷却して芯型3を抜き
取り所望のロールド管を得た。
これを所定の長さに切断し、円筒状のPTFE交織布要
滑部材を得た。
滑部材を得た。
斯く製造された要滑部材の内径寸法精度も0.03韮以
内の範囲にあり、かつその表面も平滑で機械加工するこ
となく成形したままの状態で十分要滑部材として使用で
きるものである。
内の範囲にあり、かつその表面も平滑で機械加工するこ
となく成形したままの状態で十分要滑部材として使用で
きるものである。
本発明の製造方法は、PTFEMMと他の繊維との打込
み比率をPTFE/他の繊維=1.5〜3の範囲で交織
布を作り、該PTFE交織布に熱硬化性合成樹脂を含浸
せしめ、PTFE交織布と樹脂加工布よりなる裏材とを
一鉢に加熱加圧して内径面にPTFE交織布を有するロ
ールド管を製造し、さらに加熱硬化処理して剥離の発生
がなく、良好なる性能を有するPTFE交織布要滑部材
を得るものである。
み比率をPTFE/他の繊維=1.5〜3の範囲で交織
布を作り、該PTFE交織布に熱硬化性合成樹脂を含浸
せしめ、PTFE交織布と樹脂加工布よりなる裏材とを
一鉢に加熱加圧して内径面にPTFE交織布を有するロ
ールド管を製造し、さらに加熱硬化処理して剥離の発生
がなく、良好なる性能を有するPTFE交織布要滑部材
を得るものである。
斯く製造することにより、金型を用いた圧縮成形品に比
し、PTFE交織布にシワ、ズレを生じることなく良好
な製品を得ることができ、かつ美観も向上せしめ、また
圧縮成形法では少量生産、いわゆる一回に一個から数個
しか製造できず、かつまた作業が煩雑であるのに比し、
ロールド成形法では一回の操作で長尺のロールド管を製
造できるため、これを所望長さに切断することにより、
同一寸法精度を有する軸受を多量生産することができ、
かつ作業が容易になるため経済的にも有利となるもので
ある。
し、PTFE交織布にシワ、ズレを生じることなく良好
な製品を得ることができ、かつ美観も向上せしめ、また
圧縮成形法では少量生産、いわゆる一回に一個から数個
しか製造できず、かつまた作業が煩雑であるのに比し、
ロールド成形法では一回の操作で長尺のロールド管を製
造できるため、これを所望長さに切断することにより、
同一寸法精度を有する軸受を多量生産することができ、
かつ作業が容易になるため経済的にも有利となるもので
ある。
第1図は、本発明の要滑部材の製造装置を示す概略図、
第2図は、該装置におけるPTFE交織布の巻き付け手
順を示す斜視図である。 1・・・・・・刀口圧ローラー、2・・・・・・刀口熱
ローラー、3・・・・・・芯型、4・・・・・・PTF
E交織布、5・・・・・・裏材、6・・・・・・素材巻
きローラー。
第2図は、該装置におけるPTFE交織布の巻き付け手
順を示す斜視図である。 1・・・・・・刀口圧ローラー、2・・・・・・刀口熱
ローラー、3・・・・・・芯型、4・・・・・・PTF
E交織布、5・・・・・・裏材、6・・・・・・素材巻
きローラー。
Claims (1)
- 1 ふつ素樹脂繊維と綿繊維、ガラス繊維、黒鉛繊維、
アスベスト繊維、金属繊維あるいはポリエステル繊維、
ポリアミド繊維などのうちいずれか一種または二種以上
かむなる他の繊維との打込み比率をふつ素樹脂繊維/他
の繊維1.5〜3の範囲としたふつ素樹脂交織布に熱硬
化性合成樹脂またはゴム変性熱硬化性合成樹脂を25〜
40重量%含浸せしめ、該樹脂加工ふつ素樹脂交織布を
予め120〜200℃に加温された芯型にスパイラル状
に巻き、かつその外周に綿布、アスベスト布、ガラス布
、合成繊維布、紙、不織布などの裏材に熱硬化性合成樹
脂またはゴム変性熱硬化性合成樹脂を40〜55重量%
含浸せしめた樹脂加工布を前記ふつ素樹脂交織布に重ね
て巻きながら、温度120〜200℃圧力20〜60k
g/cm^2でロールド成形し、このようにして得られ
たロールド成形物を芯型とともに120〜180℃の雰
囲気に調整された加熱炉で加熱硬化処理して、ロールド
成形物内周面にふつ素樹脂交織布が一体に配されてなる
ことを特徴としたふつ素樹脂交織布要滑部材の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51142910A JPS593259B2 (ja) | 1976-11-30 | 1976-11-30 | ふっ素樹脂交織布要滑部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51142910A JPS593259B2 (ja) | 1976-11-30 | 1976-11-30 | ふっ素樹脂交織布要滑部材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5368341A JPS5368341A (en) | 1978-06-17 |
| JPS593259B2 true JPS593259B2 (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=15326448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51142910A Expired JPS593259B2 (ja) | 1976-11-30 | 1976-11-30 | ふっ素樹脂交織布要滑部材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593259B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10900522B2 (en) | 2014-07-16 | 2021-01-26 | Hydromecanique Et Frottement | Self-lubricating composite friction part |
-
1976
- 1976-11-30 JP JP51142910A patent/JPS593259B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10900522B2 (en) | 2014-07-16 | 2021-01-26 | Hydromecanique Et Frottement | Self-lubricating composite friction part |
| US11781594B2 (en) | 2014-07-16 | 2023-10-10 | Hydromecanique Et Frottement | Self-lubricating composite friction part |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5368341A (en) | 1978-06-17 |
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