JPS5937018B2 - 難燃化ポリプロピレン組成物 - Google Patents
難燃化ポリプロピレン組成物Info
- Publication number
- JPS5937018B2 JPS5937018B2 JP7218778A JP7218778A JPS5937018B2 JP S5937018 B2 JPS5937018 B2 JP S5937018B2 JP 7218778 A JP7218778 A JP 7218778A JP 7218778 A JP7218778 A JP 7218778A JP S5937018 B2 JPS5937018 B2 JP S5937018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene
- weight
- polypropylene composition
- tetrabrominated
- etherified
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は難燃化ポリプロピレン組成物に関し特に自己消
火時間が極めて短く、燃焼時に生じる熔融燃焼物の垂に
よる火源の拡大及び延焼を起こさない高度な難燃効果を
発揮するポリプロピレン組成物を提供するものである。
火時間が極めて短く、燃焼時に生じる熔融燃焼物の垂に
よる火源の拡大及び延焼を起こさない高度な難燃効果を
発揮するポリプロピレン組成物を提供するものである。
近年、ポリプロピレンは電気用部品、自動車内装品、建
築材料等の分野にまで広く用いられているが、それに伴
ない該ポリプロピレンに高度な難燃性が要求される。
築材料等の分野にまで広く用いられているが、それに伴
ない該ポリプロピレンに高度な難燃性が要求される。
従来、ポリプロピレンに難燃性を付与する手段として、
テトラハロゲン化ジフェニルスルホン誘導体が、経時的
変化及び温度変化に対して難燃剤の滲出及び脱落が極め
て少なく、耐久性に富む点で高く評価されている。
テトラハロゲン化ジフェニルスルホン誘導体が、経時的
変化及び温度変化に対して難燃剤の滲出及び脱落が極め
て少なく、耐久性に富む点で高く評価されている。
また、ポリプロピレンにホウフッ化塩を単独で添力日し
て防焔性を向上させることも公知である。しかしながら
、上記ポリプロピレン組成物は、自己消火性を有するが
、自己消火時間が非常に長く決して満足な難燃性を示す
ものではない。本発明者等は、ポリプロピレンの難燃性
を向上すべく種々の研究を重ねた結果、意外にもポリプ
ロピレンにエーテル化四臭化ジフェニルスルホンとホウ
フッ化塩とを添加した場合には、その相剰効果により自
己消火時間を極めて短縮でき、更に上記2成分と三酸化
アンチモンとを併用することによりいつそう自己消火時
間を短縮するたとができるという知見を得て本発明を完
成するに至つた。
て防焔性を向上させることも公知である。しかしながら
、上記ポリプロピレン組成物は、自己消火性を有するが
、自己消火時間が非常に長く決して満足な難燃性を示す
ものではない。本発明者等は、ポリプロピレンの難燃性
を向上すべく種々の研究を重ねた結果、意外にもポリプ
ロピレンにエーテル化四臭化ジフェニルスルホンとホウ
フッ化塩とを添加した場合には、その相剰効果により自
己消火時間を極めて短縮でき、更に上記2成分と三酸化
アンチモンとを併用することによりいつそう自己消火時
間を短縮するたとができるという知見を得て本発明を完
成するに至つた。
即ち、本発明はポリプロピレン組成物の総重量に対して
7〜15重量%の下記一般式を有するエーテル化四臭化
ジフエニルスルホン(但し、R1及びR2は同種又は異
種の少なくとも2個の臭素原子を結合する炭素数2〜1
0のアルキル基である)及び1〜5重量%のホウフツ化
塩を含有することを特徴とする難燃化ポリプロピレン組
成物である。
7〜15重量%の下記一般式を有するエーテル化四臭化
ジフエニルスルホン(但し、R1及びR2は同種又は異
種の少なくとも2個の臭素原子を結合する炭素数2〜1
0のアルキル基である)及び1〜5重量%のホウフツ化
塩を含有することを特徴とする難燃化ポリプロピレン組
成物である。
また、本発明はポリプロピレン組成物の総重量に対して
7〜15重量%の下記一般式を有するエーテル化四臭化
ジフエニルスルホン(但し、R,及ひR,は同種又は異
種の少なくとも2個の臭素原子を結合する炭素数2〜1
0のアルキル基である)、1〜5重量%の三酸化アンチ
モン及び1〜5重量%のホウフツ化塩を含有することを
特塩とする難燃化ポリプロピレン組成物である。
7〜15重量%の下記一般式を有するエーテル化四臭化
ジフエニルスルホン(但し、R,及ひR,は同種又は異
種の少なくとも2個の臭素原子を結合する炭素数2〜1
0のアルキル基である)、1〜5重量%の三酸化アンチ
モン及び1〜5重量%のホウフツ化塩を含有することを
特塩とする難燃化ポリプロピレン組成物である。
本発明においてはポリプロピレンに上記したエーテル化
四臭化ジフエニルスルホンとホウフツ化塩とを特定量併
用して添加することが高度な難燃効果を発揮させるため
に極めて重要である。
四臭化ジフエニルスルホンとホウフツ化塩とを特定量併
用して添加することが高度な難燃効果を発揮させるため
に極めて重要である。
後述する比較例の記載から明らかなように、エーテル化
四臭化ジフエニルスルホン又はホウフツ化塩を単独でポ
リプロピレンに添加した場合、得れらるポリプロピレン
組成物はある程度の自己消火性を有するが、自己消火時
間が20秒或いは70秒以上と非常に長い。また、エー
テル化四臭化ジフエニルスルホンとホウフツ化塩の添加
量が少ない場合にも、自己消火時間が10秒以上と比較
的長く、満足な難燃効果を示すとはいえない。しかるに
、本発明にあつては、ポリプロピレンの総重量に対して
、エーテル化四臭化ジフエニルスルホン7〜15重量%
とホウフツ化塩1〜5重量%の範囲に特定することによ
り自己消火時間が初めて6秒以下とすることができる。
前記した如く、エーテル化四臭化ジフエニルスルホン及
びホウフツ化塩は、それぞれ単独でポリプロピレンの難
燃剤又は防焔剤として公知である。
四臭化ジフエニルスルホン又はホウフツ化塩を単独でポ
リプロピレンに添加した場合、得れらるポリプロピレン
組成物はある程度の自己消火性を有するが、自己消火時
間が20秒或いは70秒以上と非常に長い。また、エー
テル化四臭化ジフエニルスルホンとホウフツ化塩の添加
量が少ない場合にも、自己消火時間が10秒以上と比較
的長く、満足な難燃効果を示すとはいえない。しかるに
、本発明にあつては、ポリプロピレンの総重量に対して
、エーテル化四臭化ジフエニルスルホン7〜15重量%
とホウフツ化塩1〜5重量%の範囲に特定することによ
り自己消火時間が初めて6秒以下とすることができる。
前記した如く、エーテル化四臭化ジフエニルスルホン及
びホウフツ化塩は、それぞれ単独でポリプロピレンの難
燃剤又は防焔剤として公知である。
しかしながらエーテル化四臭化ジフエニルスルホンとホ
ウフツ化塩との併用は何ら示唆もされていない。上記し
た公知事実からエーテル化四臭化ジフエニルスルホンと
ホウフツ化塩との併用が仮に予測されたにしても、本発
明に示す如き自己消火時間を著しく短縮できる高度な難
燃効果は全く予測されるものではない。即ち、本発明に
おいてはエーテル化四臭化ジフエニルスルホンとホウフ
ツ化塩との併用により難燃化に対して極めて相乗的な作
用効果が発揮されるものであり、それはエーテル化四臭
化ジフエニルスルホンとホウフツ化塩の特定された使用
量によつて著しい。
ウフツ化塩との併用は何ら示唆もされていない。上記し
た公知事実からエーテル化四臭化ジフエニルスルホンと
ホウフツ化塩との併用が仮に予測されたにしても、本発
明に示す如き自己消火時間を著しく短縮できる高度な難
燃効果は全く予測されるものではない。即ち、本発明に
おいてはエーテル化四臭化ジフエニルスルホンとホウフ
ツ化塩との併用により難燃化に対して極めて相乗的な作
用効果が発揮されるものであり、それはエーテル化四臭
化ジフエニルスルホンとホウフツ化塩の特定された使用
量によつて著しい。
また、本発明において、上記エーテル化四臭化ジフエニ
ルスルホン及びホウフツ化塩に三酸化アンチモンを併用
することにより、該三酸化アンチモンが難燃効果に更に
相乗的に作用し、著しく高度な難燃性を示す。即ち、エ
ーテル化四臭化ジフエニルスルホン、三酸化アンチモン
及びホウフツ化塩の併用により、火焔との接触時に生じ
るポリプロピレンの垂による綿着火が全くないという驚
くべき優れた自己消火性を示す。上記効果は、各成分単
独或いは、2成分をポリプロピレンに添加した場合の効
果からは全く予測されない驚異的なものである。本発明
において用いるエーテル化四臭化ジフエニルスルホンは
、前記した一般式で示されるもので、式中のR1及びR
2の炭素数は2〜10、特に2〜4が好ましく、炭素数
が10を越えると熱安定性が悪くなり、ポリプロピレン
への配合時或いは配合後に該ポリプロピレン成型時の熱
による分解を起こすため実用的でない。
ルスルホン及びホウフツ化塩に三酸化アンチモンを併用
することにより、該三酸化アンチモンが難燃効果に更に
相乗的に作用し、著しく高度な難燃性を示す。即ち、エ
ーテル化四臭化ジフエニルスルホン、三酸化アンチモン
及びホウフツ化塩の併用により、火焔との接触時に生じ
るポリプロピレンの垂による綿着火が全くないという驚
くべき優れた自己消火性を示す。上記効果は、各成分単
独或いは、2成分をポリプロピレンに添加した場合の効
果からは全く予測されない驚異的なものである。本発明
において用いるエーテル化四臭化ジフエニルスルホンは
、前記した一般式で示されるもので、式中のR1及びR
2の炭素数は2〜10、特に2〜4が好ましく、炭素数
が10を越えると熱安定性が悪くなり、ポリプロピレン
への配合時或いは配合後に該ポリプロピレン成型時の熱
による分解を起こすため実用的でない。
また上記R1及びR2に結合する臭素原子の数が多い程
、得られるポリプロピレン組成物の難燃効果は良好であ
る。具体的には、例えば四臭化ジフエニルスルホンビス
(ジブロモエチルエーテル、四臭化ジフエニルスルホン
ビス(ジブロモプロピルエーテル)、四臭化ジフエニル
スルホンビス(ジブロモブチルエーテル)、四臭化ジフ
エニルスルホンビス(トリブロモプロピルエーテル)、
四臭化ジフエニルスルホンビス(テトラブロモブチルエ
ーテル)、四臭化ジフエニルスルホンビス(ペンタプロ
モヘキシルエーテル)等のエーテル化四臭化ジフエニル
スルホンが好適に用いられる。また、三酸化アンチモン
は市販のものがそのまま使用される。更にホウフツ化塩
としてはナトリウム塩及びカリウム塩等のアルカリ金属
塩、及びアンモニウム塩等が特に好適である。
、得られるポリプロピレン組成物の難燃効果は良好であ
る。具体的には、例えば四臭化ジフエニルスルホンビス
(ジブロモエチルエーテル、四臭化ジフエニルスルホン
ビス(ジブロモプロピルエーテル)、四臭化ジフエニル
スルホンビス(ジブロモブチルエーテル)、四臭化ジフ
エニルスルホンビス(トリブロモプロピルエーテル)、
四臭化ジフエニルスルホンビス(テトラブロモブチルエ
ーテル)、四臭化ジフエニルスルホンビス(ペンタプロ
モヘキシルエーテル)等のエーテル化四臭化ジフエニル
スルホンが好適に用いられる。また、三酸化アンチモン
は市販のものがそのまま使用される。更にホウフツ化塩
としてはナトリウム塩及びカリウム塩等のアルカリ金属
塩、及びアンモニウム塩等が特に好適である。
本発明においてポリプロピレンに配合する各成分の添加
量が特定した範囲より少ない場合には、前記した如き得
られるポリプロピレン組成物の充分な難燃効果を得るこ
とができない。また特定した範囲より多い場合には目的
とする難燃効果は維持し得るが、ポリプロピレンの着色
、物性の低下を招くおそれがあり、好ましくない。本発
明において、ポリプロピレンに対する各成分の配合順序
は特に制限されず、また配合時期も特に制限されず、ポ
リプロピレンの熔融時に配合してもよく、ベレツト状、
粉状等の固体状態のポリプロピレンに配合してもよい。
量が特定した範囲より少ない場合には、前記した如き得
られるポリプロピレン組成物の充分な難燃効果を得るこ
とができない。また特定した範囲より多い場合には目的
とする難燃効果は維持し得るが、ポリプロピレンの着色
、物性の低下を招くおそれがあり、好ましくない。本発
明において、ポリプロピレンに対する各成分の配合順序
は特に制限されず、また配合時期も特に制限されず、ポ
リプロピレンの熔融時に配合してもよく、ベレツト状、
粉状等の固体状態のポリプロピレンに配合してもよい。
本発明において、ポリプロピレンとしては、プロピレン
のホモポリマーのみならず他のα−オレフイン、例えば
エチレンとの共重合体も用いられる。
のホモポリマーのみならず他のα−オレフイン、例えば
エチレンとの共重合体も用いられる。
また、本発明にあつては、通常ポリプロピレンに添加さ
れる添加剤、例えば酸化防止剤、滑剤、顔料等の併用も
特に制限されず実施できる。本発明のポリプロピレン組
成物は極めて高度な難燃効果を示し、従来の難燃化ポリ
プロピレンで問題とされていた熔融燃焼しているポリプ
ロピレンの垂による火源の拡大、及び延焼を完全に防止
することができる。以下、実施例に従つて本発明を説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
れる添加剤、例えば酸化防止剤、滑剤、顔料等の併用も
特に制限されず実施できる。本発明のポリプロピレン組
成物は極めて高度な難燃効果を示し、従来の難燃化ポリ
プロピレンで問題とされていた熔融燃焼しているポリプ
ロピレンの垂による火源の拡大、及び延焼を完全に防止
することができる。以下、実施例に従つて本発明を説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
尚、実施例及び比較例における燃焼試験は自己消火時間
及び垂れによる綿着火の有無を米国UL試験法(94垂
直法)に準じて測定したものである。実施例及び比較例
メルトインデツクス6のポリプロピレン(徳山曹達社製
)を用いて、第1表及ひ第2表に示す各成分のそれぞれ
所定量を混合し、熔融してUL試験法に定められた試験
片(厚さ1m7!L)を作製した。
及び垂れによる綿着火の有無を米国UL試験法(94垂
直法)に準じて測定したものである。実施例及び比較例
メルトインデツクス6のポリプロピレン(徳山曹達社製
)を用いて、第1表及ひ第2表に示す各成分のそれぞれ
所定量を混合し、熔融してUL試験法に定められた試験
片(厚さ1m7!L)を作製した。
この試験片を用いて所定の試験に供した。その結果を第
1表及び第2表に示した。第1表及び第2表中の自己消
火時間は、10ケ試験片についての20回の平均値であ
り、第2表において綿の着火率は10ケ試験片について
何回着火したかを示している。
1表及び第2表に示した。第1表及び第2表中の自己消
火時間は、10ケ試験片についての20回の平均値であ
り、第2表において綿の着火率は10ケ試験片について
何回着火したかを示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリプロピレン組成物の総重量に対して、7〜15
重量%の下記一般式を有するエーテル化四臭化ジフエニ
ルスルホン▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1及びR_2は同種又は異種の少くとも2
個の臭素原子を結合する炭素数2〜10のアルキル基で
ある)及び1〜5重量%のホウフッ化塩を含有すること
を特徴とする難燃化ポリプロピレン組成物2 ポリプロ
ピレン組成物の総重量に対して、7〜15重量%の下記
一般式を有するエーテル化四臭化ジフェニルスルホン▲
数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1及びR_2は同種又は異種の少なくとも
2個の臭素原子を結合する炭素数2〜10のアルキル基
である)、1〜5重量%の三酸化アンチモン及び1〜5
重量%のホウフッ化塩を含有することを特徴とする難燃
化ポリプロピレン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218778A JPS5937018B2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 難燃化ポリプロピレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218778A JPS5937018B2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 難燃化ポリプロピレン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54163937A JPS54163937A (en) | 1979-12-27 |
| JPS5937018B2 true JPS5937018B2 (ja) | 1984-09-07 |
Family
ID=13481949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7218778A Expired JPS5937018B2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 難燃化ポリプロピレン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937018B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6344481B1 (en) * | 1999-03-01 | 2002-02-05 | Pfizer Inc. | Thyromimetic antiobesity agents |
-
1978
- 1978-06-16 JP JP7218778A patent/JPS5937018B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54163937A (en) | 1979-12-27 |
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