JPS5942689B2 - ポリエステル低重合体の連続製造法 - Google Patents

ポリエステル低重合体の連続製造法

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JPS5942689B2
JPS5942689B2 JP6872177A JP6872177A JPS5942689B2 JP S5942689 B2 JPS5942689 B2 JP S5942689B2 JP 6872177 A JP6872177 A JP 6872177A JP 6872177 A JP6872177 A JP 6872177A JP S5942689 B2 JPS5942689 B2 JP S5942689B2
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ethylene glycol
reaction
terephthalic acid
slurry
mixing tank
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嘉男 今村
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレフタル酸とエチレングリコールよりポリエ
ステル低重合体(以下オリゴマ−という)を得る改良さ
れた連続製造法に関する。
従来ポリエステル製造に有用なオリゴマ−はジメチルテ
レフタレートを経由するエステル交換法によつて行なわ
れていたが、近年ではポリエステルのコストダウンの目
的で原料転換か行なわれ、テレフタル酸をエチレングリ
コールで直接エステル化する方法にはほとんどが切り換
えられている。
この直接エステル化法は、特公昭36−12448号に
見られるように、テレフタル酸とエチレングリコールを
高温加圧下に反応させるのであるが、このプロセスにお
いて最も大きな課題はテレフタル酸に対するエチレング
リコールの供給モル比(以下E/Tという)の決定であ
る。E/Tが大きい場合には、ポリマー中のエーテル結
合が多くなり、また反応に要する熱負荷が大きくなるの
で不利であると考えられていた。
その結果E/Tは1.0〜1.3の小さい値で操作され
る事が多い。しかしながらE/Tが小さい場合には又別
の問題点が提起される。すなわち(1)エチレングリコ
ールとテレフタル酸の均質な混合が困難となり、テレフ
タル酸の粒径、形状にも制限が必要になる。
(2)反応時間が長くなり、反応物を着色させたり、又
エチレングリコールの反応缶外への留出を防ぐ為に、力
”圧、又は還流を行なう等の操作が必要となる。
(3)E/Tの小さいスラリーは150〜200℃に加
熱されると見掛け粘座が極めて高くなり、特に反応缶入
口附近において特別の工夫が必要となる。
などE/Tは大きくでも小さくでもそれぞれ別の点で棟
々の問題点を持つている。
そこで本発明者は上記のE/Tが大きい場合および小さ
い場合のそれぞれの問題点を解決すべく鉛意研究の結果
、本発明を完成するに到つた。すなわち本発明はテレフ
タル酸をエチレングリコールによつて直接工スチル化し
、ポリエステル低重合体を連続的に製造するに際し、テ
レフタル酸とその1.8〜5.0倍モルのエチレングリ
コールを連続的に常圧以上1に9/cTIi以下に保た
れたエステル化反応缶に供給し、発生する凝縮性蒸気を
凝縮して反応缶に還流する事なく、全て反応缶外に排出
しながら反応させ、かつこの蒸気を原料スラリー混合槽
および/またはエチレングリコール回収塔の塔底部にお
けるエチレングリコールと熱交換させ、しかる後に、回
収塔にて水分を除去して精製し、再び反応原料として使
用する方法である。以下に本発明の実施態様について説
明する。
まず原利スラリー混合槽において、テレフタル酸はエチ
レングリコール回収塔から送られるエチレングリコール
および追加供給されるエチレングリコールと混合されE
/Tが1.8〜5.0になる様に調合される。ここで原
相スラリーは反応缶からの蒸気により熱交換され約15
0℃に加熱される。次にエステル化反応条件は反応温度
250〜270℃、反応圧力常圧以上1kν*G以下、
平均滞留時間2〜4時間が好ましい。またエステル化反
応缶での反応率は酸価にて1000〜2000eq/1
069に保つ。この場合0H率0,3〜0,55、平均
重合度3〜6のオリゴマ一が得られる。このオリゴマ一
はさらに、次の缶で反応温度250〜270℃、反応圧
力常圧、平均滞留時間1〜2時間の条件の下に、場合に
よつては少量のEGを加えながらエステル化反応を続け
てもよく反応率を酸価にて300〜500eq/106
9まで反応を続けると0H率0.7〜0.8平均重合度
6〜8のオリゴマーが得られるのでこれを高温、減圧下
に重縮合を行なうと、品質良好なポリエステルが得られ
る。前記反応缶から発生する凝縮性蒸気は、反応缶に還
流することなく、全て反応缶外に取り出しながら反応さ
せ、かつこの蒸気は原相スラリー混合槽および/または
、エチレングリコール回収塔における塔底部のエチレン
グリコールと熱交換した後、エチレングリコール回収塔
に供給され、水分を除去して精製し、再び反応原利とし
て原相スラリー混合槽に戻る。なおエチレングリコール
回収塔は50〜200T0rrの減圧下で操作するのが
好ましい。次に本発明を図面を用いてさらに詳しく説明
する。
(図における番号は共通)第1図および第2図は本発明
の一実施態様を示すフローシートである。
まず第1図において、1は原相スラリー混合槽であり、
テレフタル酸は配管2より供給される。回収エチレング
リコールは配管3より、また反応によつて消費された量
のエチレングリコールは配管4よりそれぞれ供給され、
原利スラリー混合槽においてE/Tが1.8〜5.0に
調整され、撹拌翼10によつて攪拌される。原料スラリ
ーは配管6を通つてポンプ7により加熱外套8を有する
エステル化反応缶9に供坩される。ここで反応して得ら
れたオリゴマ一は、配管11を通つてポンプ12により
次の反応工程に送られる。一方エステル化反応缶9で発
生する蒸気は、配管13を通つて原相スラリー混合槽1
の伝熱コイル5に入り、原相スラリーと熱交換した後、
さらに蒸留塔22の塔底部に設けられた伝熱コイル14
に入り熱交換した後、配管19によつて蒸留塔22に供
給される。ここで水及び副反応によつて生成したアルデ
ヒド類等エチレングリコールより沸点の低い成分は、配
管15を通り凝縮器16によつて凝縮した後、一部は配
管18により再び蒸留塔22に還流されるが、その他は
配管17より系外に抜き出される。一方エチレングリコ
ールは配管20よりポンプ21で抜き出される、配管3
により原判スラリー混合槽1に戻され再び反応に1史用
される。次に第2図において、エステル化反応缶からの
蒸気は、伝熱コイル5及び14を通つて蒸留塔22に入
り、水、アルデヒド類等エチレングリコールより沸点の
低い成分を分離して塔頂より抜き出し、塔底より配管2
0を通つてポンプ21により蒸留塔23に送られる。
ここでエチレングリコールは塔頂より配管24を通つて
凝縮器25に入り凝縮され、一部は配管26によつて還
流されるが、その他は配管3により原料混合槽1に戻さ
れ再び反応に1史用される。一方エチレングリコールよ
り沸点の高いジエチレングリコール、及びオリゴマ一等
は塔底より配管27によつて系外に抜き出される。以上
かかる構成よりなる本発明方法は従来力法よりも、はる
かにE/Tを大きくし、反応缶での発生蒸気量を多くし
く、しかも反応缶外に抜き出すので、副反応によつて生
ずるジエチレングリコール、及びアルデヒド類等はこの
蒸気に同伴されて反応缶外に持ち出されその結果、ポリ
マー中のエーテル結合か少なくなり、かつ着色の少ない
高品質のポリマーを得ることが出来る。
またE/Tを大きくした事によつてスラリーの取扱いが
極めて容易になり、E/Tが小さい場合の様に供給配管
を閉塞させる必要はなく、いかなる粒経のテレフタル酸
をも使用でさ、スラリー混合機等もスラリー用の特殊な
ものを必要とせず装置を安価なものにすることができる
。熱量的に見ると、エステル化反応缶から発生する凝縮
性蒸気の持つ熱量は原判スラリーの予熱および/または
回収塔におけるエチレングリコールと熱交換し、全て利
用されるのでエステル化反応に要する熱負荷はE/Tの
小さい場合に比べて大きくならない。また本発明の方法
では反応圧力を常圧以上1kg/へGの低い圧力で反応
させるので反応液中の水酸基量が少なくなり、エーテル
結合の生成は、E/Tが小さく加圧下に反応を行なう場
合に比べてはるかに小さくなる。以上の説明で明らかな
様に本発明の方法は発生蒸気の持つ熱量を有効に利用す
る事によつて無駄なくE/Tを大きくすることが出来る
のであり、このことが原相スラリーの取扱いを容易にし
、得られるポリマーの品質を高める等、優れた特徴を有
するものである。
以下本発明を実施例、および比較例を示して具体的に説
明する。
なお、実施例および比較例中DEG値はポリマー中のエ
チレンテレフタレート単位当りのエーテル結合%であり
、b値はペレツト状のポリマーの黄色昧を示す尺度であ
つて値の小さい方が着色が少ないことを示す。
実施例 】 第1図に示す装置にて、テレフタル酸を原料スラリー混
合槽に24.2k9/時で供給し、エチレングリコール
は、回収塔より12.7k9/時、又新たに9.9kg
/毎時を原相調合槽に供給し、E/Tが2.5のスラリ
ーを連続的に調合した。
槽内は反応缶からの蒸気加熱によつて150℃に加熱さ
れた。得られたスラリー46.8kg/時をエステル化
反応缶に供給した。反応温度は260゜C1反応圧力は
常圧、平均滞留時間は3.5時間であり、反応缶には二
酸化チタンをポリマー濃度に換算して0.5重量%にな
る量を、また重合触媒として蓚酸チタニルカリウムをテ
レフタル酸に対して201tm01添加して反応を行な
つた。その結果酸価1,350eq/1069、0H率
0.48、平均重合度4.1のオリゴマ一が得られた。
一方反応缶から発生する蒸気は、原制スラリー混合槽の
伝熱コイル、及び工チレングリコール回収塔の伝熱コイ
ルを経由して蒸留塔に供給された。蒸留塔の操作圧力は
100T0rrになる様に操作し、塔頂から水を主成分
とする低沸点成分を抜き出した。エチレングリコールは
塔底から抜き出した後、原判混合槽に戻した。この反応
で得られるオリゴマ一は、さらに反応温度260℃反応
圧力常圧、平均滞留時間1時間の反応缶で2,0K9/
時のエチレングリコールと共にエステル化反応を続け、
酸価411eq/1069、0H率0.71、平均重合
度7.1のオリゴマ一を得た。次に反応温度260℃、
反応圧力50T0rr1平均滞留時間1時間の反応缶に
て連続的に反応させると、酸価139ecv/1069
、0H率0.83、平均重合度13.8のプレポリマ一
が得られた。
このプレポリマ一を横型1軸反応器にて反応温度275
℃、反応圧力5T0rr1平均滞留時間1.5時間で連
続的に反応させ、極限粘度0.372のプレポリマ一に
した後、横型2軸反応器にて、反応温度275℃、反応
圧力0.7T0rr1平均滞留時間1.5時間にて連続
的に反応させ、極限粘度0.63、DEG値1.35、
b値6.5の品質良好なポリエステルを得た。実施例
2 第2図に示す装置により反応を行なつた。
反応条件は実施例1と同じであるが、反応缶から発生す
る蒸気は混合槽の伝熱コイル、および蒸留塔の伝熱コイ
ルを経由した後、第1の蒸留塔(第2図の22)にてエ
チレングリコールより低沸点成分を塔頂より抜き出し、
エチレングリコールは塔底から抜き出し、第2の蒸留塔
(第2図の23)に供給してエチレングリコールを精製
し塔頂より抜き出して原料混合槽に供給した。第2の蒸
留塔の操作圧力は50T0rrである。一方塔底からは
工チレングリコールより高沸点成分であるジエチレング
リコール、及び蒸気に同伴された量のオリゴマ一等を抜
き出した。このエステル化反応によつて得られたオリゴ
マーの酸価は1300eq/1069.0H率0.45
平均重合度4.3であつた。
このオリゴマ一を実施例1と同様に連続的に反応を続け
たところ極限粘度0.63、DEG値1.20、b値5
.0の品質良好なポリエステルが得られた。比較例 1 テレフタル酸24.2kg/時とエチレングリコール9
.9k9/時を平均滞留時間1時間の遊星運動型混練機
に供給し、得られるスラリーを連続的に抜き出しエステ
ル化反応缶に供給しようとしたが、反応缶入口部分で加
熱された為スラリーが閉塞した、そこで反応缶入口部分
の配管を2重管構造にし、冷却しながら供給を行なつた
エスデル化反応条件は、反応温度250℃、反応圧力3
.5k9/〜G1平均滞留時間4時間であり、発生する
蒸気は反応缶に附属せしめた蒸留塔に導き、塔頂より水
を除さ、エチレングリコールは反応缶に還流させた。得
られたオリゴマ一は酸価1572ecv/1069、0
H率0.59、平均重合度2.6であつた。またエステ
ル化反応と同時に二酸化チタン、及び重合触媒として蓚
酸チタニルカリウムを同量添加した。得られたオリゴマ
一を実施例1に記載の方法に従つて連続的に重縮合反応
を行なつたところ、極限粘度0.62、DEG3.2、
b値9.5のポリエステルか得られ、本発明方法に比ベ
エーテル結合が多く、全体として黄色昧をおびていた。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施態様を示すフロー
シートである。 1・・・・・・原料混合槽、2,3,4,6,11,1
3,15,17,18,19,20,24,26,27
・・・・・・配管、10・・・・・・攪拌羽根、7,1
2,21・・・・・・ポンプ、8・・・・・・加熱外套
、9・・・・・・エステル化反応缶、22,23・・・
・・・蒸留塔、5,14・・・・・・伝熱コイル、16
,25・・・・・・凝縮器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テレフタル酸をエチレングリコールによつて直接エ
    ステル化し、ポリエステル低重合体を連続的に製造する
    に際し、テレフタル酸とその1.8〜5.0倍モルのエ
    チレングリコールを連続的に常圧以上1kg/cmG以
    下に保たれたエステル化反応缶に供給し、発生する凝縮
    性蒸気を凝縮して反応缶外に排出しながら反応させ、か
    つこの蒸気を原料スラリー混合槽および/またはエチレ
    ングリコール回収塔の塔底部におけるエチレングリコー
    ルと熱交換させ、しかる後に回収塔にて水分を除去して
    精製し、再び反応原料として使用することを特徴とする
    ポリエステル低重合体の連続製造法。
JP6872177A 1977-06-09 1977-06-09 ポリエステル低重合体の連続製造法 Expired JPS5942689B2 (ja)

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JPS543194A JPS543194A (en) 1979-01-11
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DE3544551C2 (de) * 1985-12-17 2002-02-28 Zimmer Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von hochmolekularem Polybutylenterephthalat
CN102190784B (zh) * 2011-04-01 2012-11-14 浙江万凯新材料有限公司 Pet切片生产设备

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