JPS5945030B2 - 石油類の蒸留方法およびその装置 - Google Patents

石油類の蒸留方法およびその装置

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JPS5945030B2
JPS5945030B2 JP3047177A JP3047177A JPS5945030B2 JP S5945030 B2 JPS5945030 B2 JP S5945030B2 JP 3047177 A JP3047177 A JP 3047177A JP 3047177 A JP3047177 A JP 3047177A JP S5945030 B2 JPS5945030 B2 JP S5945030B2
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JP
Japan
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oil
water
heat exchanger
heat
fraction
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JP3047177A
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JPS53115702A (en
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賢一郎 浅尾
公太郎 南雲
三男 藤田
政博 奥野
隆三 下山
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石油類の蒸留方法およびその装置に関し詳しく
は低位の熱エネルギーを有効に利用することのできるす
ぐれた石油類の蒸留方法およびその方法を実施するため
の装置に関する。
原油から各種の石油製品を製造するためには、まず原油
を常圧蒸留装置に張込み常圧付近の圧力下で蒸留して液
化石油ガス、ナフサ、灯油、軽油、残油に分別すること
が必要である。
さらに、残油等を減圧蒸留してその他の製品や原料油と
するなど多様な蒸留操作とその装置を必要とする。
これら石油類の蒸留においては熱回収方法として熱交換
器を用いる方法が広〈実施されている。
しかしながら、従来の熱回収方法(油・油然交換あるい
は油蒸気−油然交換等)では低位の熱エネルギーは回収
されず、冷却媒体である海水、工業用水または空気に放
熱され、無為に外部へ排出されていた。
また冷却媒体として水を用いた場合は、河川や港湾へ温
排水として排出されることになり環境問題を生じること
もあった。
一方、工業用水を用いて冷却水系統をクローズド化する
試みもあるが、この場合は一般に空気による冷却を必要
とするので冷却ファンの設置とファンによる騒音および
冬期の白煙発生(視公害)という不都合を生ずる。
本発明の目的は、無為に放熱されていた低位の熱エネル
ギーを回収集約し、これを原料油の予熱源として有効利
用するとともに、冷却水系をクローズド化して上記の不
都合を解消することにある。
本発明は上記目的を達成するものであり、その一つは石
油類を蒸留分別するに際し、油−消熱交換器により各留
出油を原料油と熱交換させて冷却凝縮し、次いで油−水
熱交換器により留出油を水と熱交換させるとともに、得
られた温水を回収集約して原料油の予熱源として用いる
ことを特徴とする石油類の蒸留方法を提供するものであ
る。
また本発明の他の一つは石油類を蒸留分別する装置にお
いて、各留出油を冷却すべき油−水熱交換器から排出す
る温水を回収する導水管のそれぞれを主導水管に接続す
るとともに当該主導水管を原料油を予熱すべき油−水熱
交換器に連結してなる石油類の蒸留装置を提供するもの
である。
本発明の方法ならびに装置を原油の常圧蒸留を例にとり
図面に基づいてさらに詳しく説明すれば次の通りである
第1図は本発明の方法ならびに装置における原油の予熱
工程を示す説明図である。
第2図は予熱された原油を蒸留してからその留分を冷却
するまでの工程を示す説明図である。
まず第1図に従えば、蒸留すべき原油は貯槽15から油
−水熱交換器14に導入される。
ここで原油は当該油−水熱交換器14に連結されている
主導水管1内を流れる温水と熱交換して予熱される。
ここで主導水管1内の温水はナフサ留分A、灯油留分B
、軽質軽油留分C等の各留出油および残油Eの冷却のた
めの油−水熱交換器8,9゜10.11.12,13か
ら排出される温水を導水管2,3,4,5,6,7にて
回収し、さらにこの各導水管をあつめて一本化している
主導水管1に流入して集約された温水である。
次に油−水熱交換器14で予熱された原油は、油−消熱
交換器2B、29,30,31.32゜33に入り、こ
こで高温の留出油と熱交換して留出油を冷却すると同時
に原油自身はさらに予熱される。
このように予熱した原油をそのまま蒸発塔17に導入し
てもよいが、必要に応じて脱塩器16を通して脱塩しさ
らに油−消熱交換器34゜35.36,37,38,3
9にて熱交換した後に蒸発塔17へ導入することもでき
る。
本発明の方法において、原油の予熱順序は上述したよう
にまず油−水熱交換器にて、温水の有する低位の熱エネ
ルギーを利用して、原油をある程度まで予熱し、しかる
後に油−消熱交換器にて高温の留出油の有する高位の熱
エネルギーを用いて原油をさらに高温に予熱するという
順序でなげればならない。
逆の順序では本発明の目的の一つである低位の熱エネル
ギーの利用を図ることができない。
したがって本発明の装置においても、原油を予熱する油
−水熱交換器14は原油を予熱する油−消熱交換器の前
段階に設置することとなる。
一方前記油一水熱交換器14に導入された温水は常温の
原油にて冷却され、貯水槽27に入り、ここで一時的に
貯えられる。
貯水槽27を出た水は主導水管1かも各導水管2,3,
4,5,6゜7に枝分れしてそれぞれ油−水熱交換器8
,9゜10、lL12,13に入って留出油を冷却する
次に高温に予熱された原油の流れについてさらに第2図
にしたがって説明すれば、予熱後の原油は蒸発塔17に
導入され、ここで塔頂成分と塔底成分に分けられ、塔底
成分はさらに原料加熱炉18等で加熱後、塔頂成分とと
もに精留塔19へ導かれる。
原油は精留塔19において各留分に分けられる。
そのうち液化石油ガスを含むナフサ留分A′は塔頂から
出て油蒸気−消熱交換器41および凝縮器42により凝
縮冷却されたのち一部は精留塔19へ戻され、残りのナ
フサ留分A′は再び油蒸気−消熱交換器41および油−
消熱交換器44で所定温度に加熱されて整合基26に導
かれ、ここで液化石油ガス留分Fとナフサ留分Aとに分
留される。
ナフサ留分Aは油−消熱交換器44で冷却後、油−水熱
交換器10で所定温度まで冷却された後に貯槽へ送られ
る。
次に、灯油留分Bは精留塔19の中段やや上方より留出
して灯油ストリッパー21に導かれ、その後、油−消熱
交換器31により原油と熱交換して冷却され、さらに油
−水熱交換器11にて水により所定温度まで冷却され、
しかる後に貯槽へ送られる。
また軽質軽油留分Cについても上記灯油留分Bの場合と
同様に精留塔19を出た後、ストリッパーを通り、さら
に油−消熱交換器ならびに油−水熱交換器にて順次冷却
され貯槽に送られる。
残油Eについてはストリッパーを経由しない点で相違す
るほかは、軽質軽油留分Cと同様に処理される。
この油−消熱交換器および油−水熱交換器において各留
分、残油を冷却する冷媒としては原油ならびに水が用い
られ、この際に原油ならびに水は昇温され、さらに昇温
された水は原油の予熱に用いられる。
この点については前述したとおりである。以上のように
、本発明の方法ならびに装置を用いれば、油−消熱交換
器と油−水熱交換器が巧みに組合わされているため、低
位の熱エネルギーを有効に利用することができ、全体と
して熱回収率の向上が図られる。
また従来の装置において各留分の冷却に必要であったエ
アーフィンクーラー等の凝縮器および冷却器は、本発明
においては省略することができ、そのため騒音の発生と
いう環境問題も解消することができる。
しかも、冷却水系をクローズド化しているため、温水排
出による環境問題の発生するおそれもない。
また、本発明の如く油−消熱交換器と油−水熱交換器と
の組合せによる熱の有効利用は原油の常圧蒸留にとどま
らず、各種石油製品を製造する他の蒸留装置(減圧蒸留
など)にも適用可能である。
従って、本発明の方法ならびに装置は石油精製工業に有
効に利用することができる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1 クェート原油(API度34.0)を常圧蒸留塔(供給
段温度320℃、塔頂圧力0.4 kg/cr;tG
)に供給して運転し、以下の留出油を得た。
ナフサ留分 22.0容量% 灯油留分 12.4# 軽質軽油留分 6.7 〃 残渣油53.0〃 ナフサ、灯油および軽質軽油留分のうち、それぞれ47
.46および62要量%は循環水による熱回収をしない
で二次装置へ供給し、残余の53゜54および38要量
%の熱回収した。
このときの状態を第3図に示す。
本実施例において常圧蒸留装置の熱回収率(総画収熱量
/総必要熱量)は61.8%から65.0%に向上した
実施例 2 マーパン原油(API度39.4)を常圧蒸留塔(供給
段温度320℃、塔頂圧力0.4 kg/crAG )
に供給して運転し、以下の留出油を得た。
ナフサ留分 28.0容量% 灯油留分 12.8容量% 軽質軽油留分 13.5/ 残渣油40.3 II ナフサ、灯油および軽質軽油留分のうち、それぞれ42
.50および35容量%は循環水による熱回収をしない
で二次装置へ供給し、残余の58.50および65容量
%量を熱回収した。
このときの状態を第4図に示す。
本実施例により常圧蒸留装置の熱回収率(総画収熱量/
総必要熱量)は59.8%から65.0%に向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法ならびに装置における原油の予熱
工程を示す説明図である。 第2図は予熱された原油を蒸留してからその留分な冷却
するまでの工程を示す説明図である。 第3図は実施例1第4図は実施例2における装置内の温
度および流量の状態を示した説明図である。 図中、1は主導水管、2〜7は導水管、8〜14は油−
水熱交換器、15は原油貯槽、16は脱塩器、17は蒸
発塔、18は原料加熱炉、19は精留塔、20は精留塔
受槽、21は灯油ストリッパー、22は灯油ストリッパ
ー受槽、23は軽質軽油ストリッパー、24は軽質軽油
ストリッパー受槽、25は重質軽油ストリッパー、26
は整合基、27は貯水槽、28〜41および44は油−
消熱交換器、42,43は凝縮器、45は再沸器、46
〜51は補助冷却器、Aはナフサ留分、A′は液化石油
ガスを含むナフサ留分、Bは灯油留分、Cは軽質軽油留
分、Dは重質軽油留分、Eは残油およびFは液化石油ガ
スを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 石油類を蒸留分別するに際し、油−消熱交換器によ
    り各留出油を原料油と熱交換させて冷却凝縮し、次いで
    油−水熱交換器により留出物を水と熱交換させるととも
    に、得られた温水を回収集約して原料油の予熱源として
    用いることを特徴とする石油類の蒸留方法。 2 石油類を蒸留分別する装置において、各留出油を冷
    却すべき油−水熱交換器から排出する温水を回収する導
    水管のそれぞれを主導水管に接続するとともに当該主導
    水管を原料油を予熱すべき油−水熱交換器に連結してな
    る石油類の蒸留装置。
JP3047177A 1977-03-22 1977-03-22 石油類の蒸留方法およびその装置 Expired JPS5945030B2 (ja)

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JPS53115702A JPS53115702A (en) 1978-10-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347610U (ja) * 1989-09-13 1991-05-02

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JPH0347610U (ja) * 1989-09-13 1991-05-02

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