JPS59473B2 - 無機質塗料の塗装前処理法 - Google Patents

無機質塗料の塗装前処理法

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JPS59473B2
JPS59473B2 JP1758877A JP1758877A JPS59473B2 JP S59473 B2 JPS59473 B2 JP S59473B2 JP 1758877 A JP1758877 A JP 1758877A JP 1758877 A JP1758877 A JP 1758877A JP S59473 B2 JPS59473 B2 JP S59473B2
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inorganic
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JP1758877A
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一郎 伊原
正彦 初代
雅春 藤井
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Kansai Paint Co Ltd
Panasonic Electric Works Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無機質塗料を無機質多孔性基板1に塗布するに
際し、少なくとも70℃以上に予熱した該基板1の表面
層部分2に30〜150g/771″の水分を補給する
ことを特徴とする無機質塗料の塗装前処理法に係り、そ
の目的とするところは塗膜の耐候性、耐水性、耐エフロ
レツセンス性、外観等の向上をはかり得る無機質塗料の
塗装前処理法を提供するにある。
一般に無機質板としてはスレート板、珪酸カルシウム板
、石膏系無機質板等種々のものがあるが、これらの無機
質多孔性基板に無機質塗料を塗装するに当つて、従来は
一般的に(1)基板の水分調節、(2)予熱の前処理を
経て塗装及び焼付けを行なつていた。
ここで(1)の基板水分調節を行なう理由は次の通りで
ある。即ち、水分調節を行なわないで塗装焼付を行なう
と、焼付時に基板中の水分が多量に蒸発するため、塗膜
の発泡をひき起すことがあり、また基板自身が破裂する
こともあるので基板水分を予め少なくしておくことが行
なわれる。また(2)の塗装前に予熱を行なう理由は次
の通りである。即ち、基板は多孔質であるため、予熱し
ないで無機質塗料を塗布すると、塗料の一部が基板中に
吸い込まれる。特に吸い込まれるものは、塗料成分中の
バインダ等の液体成分であるため、この現象がおこると
塗膜中のバインダと硬化剤との成分バランスが崩れるの
で、塗料の吸い込みむらによる外観不良の他、耐候性、
耐水性、耐エフロレツセンス性等の塗膜性能も悪い。こ
の場合特に(1)の理由で基板水分を少なくしているの
で、塗料は基板中に吸い込まれ易い。従つてこの吸い込
みを防止するため、塗装する際に基板温度を40〜80
℃程度に予熱しておくことが行なわれているのである。
しかるにこのような従来から行なわれている方法にあつ
ては塗膜表面の吸い込みむらがなく、平滑かつ外観が良
好で、さらに耐候性、耐薬品性、耐水性、耐エフロレツ
センス性等の塗膜性能良好なものを得るには、極めて高
度な技術を要する。即ち予熱温度が高すぎると塗料の吸
い込みは防止できるが、塗料の水分乾燥が速いので、塗
膜表面の平滑性が極めて悪い。また無機質塗料の硬化反
応をすみやかにかつ十分進めるためには水分が多くある
方が好ましいが、高い予熱により水分蒸発が多いのでこ
の点からは逆効果であり、塗膜品質の不十分な場合もみ
られる。また予熱温度が低いと塗料の吸い込みを十分防
止し得ない。本発明はかかる従来の欠点を解消せんとす
るもので、以下添付図に基づいて詳細に説明する。無機
質多孔性基板1としてはスレート板、珪酸カルシウム板
、石膏系無機質基板等があり、無機質塗料としてはアル
カリ金属珪酸塩系塗料、酸性金属燐酸塩系塗料、コロイ
ダルシリカ系塗料等適宜のものを用いることができる。
まず基板1に水分調節を施したのち予熱を行ない、次い
で基板1の表面層部分2に水分補給を行ない、基板1の
表面温度を40〜80℃に保つて塗装を施し、しかるの
ちに焼付けを行なうものである。ここで上記に於いて基
板中の水分を予め少なくしておく水分調節は、焼付時の
基板クラツクや塗膜の発泡防止の点で必要であるが、塗
料を塗布する前に予熱した基板上に先ず水分を補給する
ことが本発明のポイントである。水分補給の方法は冷水
又は温熱水のいずれでもよいが、40〜80℃の温水が
使用に便利である。またこの場合、水蒸気でもよいし、
或いは純水のみならず、種々の化学薬品の水溶液でも、
基板や塗膜品質に悪影響を与えないものであれば勿論差
しつかえない。また水分補給時の基板の予熱温度は少く
とも70℃以上、好ましくは90℃以上にしておく。そ
こへ上記のような方法で水分を補給する。水分補給量は
30〜1509/Rrlである。この場合、特に重要な
ことは水分補給時に基板温度が70℃以上になつている
ことである。また水分補給後の基板1の表面層部分2の
温度は限定するものではないが、40〜80℃になつて
いることが望ましい。このような状況の下で基板1は添
付図のように表面層部分2と内層部3とに分けると、内
層部3は初めの基板水分調節作業で低水分のままである
が、基板1の表面層部分2は30〜1509/M2の水
分が補給されて水分の多い伏態となつている。この補給
水分が基板内部に浸透しない理由は、水分補給時に基板
が高温に予熱されているため水の蒸発圧力が比較的高い
からである。このようにして基板の表面層部分に水分が
極めて高い伏態で基板の表面に無機質塗料を塗装し焼付
けるものである。尚、水分補給に際して基板を70℃以
上に予熱するのは、これよりも基板の温度が低いと内部
の蒸気圧が充分でなく、補給水分が内部にまで深く浸透
してしまうからであり、また水分の補給量を30〜15
09/m″としたのはこれが309/M2よりも少ない
と塗料の吸い込み現象の防止が実質的に阻止されず、1
509/wlよりも多いと基板の内部まで水分が多い伏
態となり焼付け時に発泡が生じて塗膜にクラツクが発生
しやすくなるためである。本発明にあつては上述のよう
に無機質塗料を基板に塗布するに当り、少なくとも70
℃に予熱した該基板の表面層部分に水分を補給している
から、高温に予熱された基板内部の高い水蒸気圧にて表
面層部分に補給された水分の内部への浸透が阻止されて
、この基板の表面層部分のみが水分の多い伏態に保たれ
るものであつて、このような伏態で塗料を塗布すると、
塗料の吸い込み現象は発生せず、また焼付処理を行なつ
ても、基板内部の水分が低いので基板表面層部分に水分
が多くあつても、基板のクラツクはなく、更に塗料の硬
化反応に必要な水も従来法にくらべて多い等の理由で、
本発明による塗装前処理を施した場合、得られる塗膜は
、多孔質無機基板に塗布したものであるにも拘らず、外
観は吸い込みむらや発泡がなく、平滑性にも富み、良好
であり、塗膜性能も極めて良好なものが得られる。
尚、水分補給源として珪弗化亜鉛、塩化バリウム、硝酸
バリウム、炭酸バリウム、燐酸バリウム、硼酸、塩化ア
ルミニウム、硝酸アルミニウムの中から選ばれた1種又
は2種以上の化合物の0.5〜20%水溶液を用いると
、上記の水分補給効果に加え、無機質塗料塗装板の品質
をさらに向上せしめる。特に耐エフロレツセンス性の向
上に効果がみられる。ここで濃度が20%より高いと、
無機質塗料を塗布した場合に密着不良を起すことがある
ので不可である。また0.5%未満では薬液使用の効果
は大してみられない以下本発明を実施例に基づいて具体
的に説明する。
実施例 1 フレキシブルスレート板(6mmX30CTIL×30
Cr!l)に180℃×30分の条件で基板の乾燥処理
を行なつた。
その後、この基板の表面温度が100℃の時に50℃の
温水25ccをスブレーガンでこの基板表面に塗布した
。この際、基板表面に塗布された水は、一部はすぐに蒸
発するが、残りの水は基板層部に吸い込まれるため、正
昧の基板重量増加は79であつた。水分補給後、基板表
面温度が60℃の時、下記に示す珪酸塩系塗料を209
(湿潤重量)塗布したのち、250℃×30分間の熱処
理を行ない、塗装スレート板を得た。得られた塗装板の
塗膜性能試験の結果を下表に示す。珪酸塩系無機質塗料 反応釜中に珪酸ナトリウム(X=2)の50%水溶液9
0部と弗化カルシウム10部を加え、80℃で攪拌しな
がら72時間反応させてバインダを得た。
珪酸ナトリウム(X=2)の50%水溶液10部、メタ
燐酸アルミニウム55部、水35部をペブルミルに仕込
み、12時間運転し、反応させながら分散させた。
得られたスラリー伏の硬化剤の粒子はフアイネスケージ
で30μであつた。しかしてバインダ100部、珪酸テ
トラエタノールアンモニウム20%水溶液140部、珪
酸ナトリウム(X=3.5)の40%水溶液50部およ
び硬化剤100部を混合して無機質塗料を得た。実施例
2 実施例1に於いて50℃の温水の代わりに50℃の塩化
バリウム5%水溶液を使用した他は実施例1に同様にし
て塗装スレート板を得た。
塗膜性能試験を下表に示す。実施例 3 実施例1に於いて50℃の温水の代わりに50℃の珪弗
化亜鉛水溶液を使用した他は実施例1に同様にして塗装
スレート板を得た。
塗膜性能を下表に示す。比較例 1 水分補給を行なわない他は実施例1と同様にし、基板表
面温度60℃で無機質塗料塗塗布して塗装スレート板を
得た。
試験結果を下表に示す。実施例 4 石綿珪酸カルシウム板(4mm×30CTrL×30?
)に150カC×10時間の条件で基板の乾燥処理を行
なつた。
その後この基板の表面温度が70℃時に80℃の温水2
0ccをスブレーガンで基板表面に均一に散布した。こ
の時、実際に基板表面層に吸い込まれた水は9gであつ
た。水分補給後、この基板表面温度が50℃の時下記に
示す燐酸塩系塗料を189(湿潤重量)塗布したのち1
60系C×30分間の熱処理を行ない塗装板を得た。得
られた塗装板の塗膜性能試験の結果を下表に示す。燐酸
塩系無機質塗料バインダとして 第1燐酸アルミニウム 90部第1燐酸カル
シウム 10部を配合したものを使用し、
硬化剤(A),(B)にはつぎのものを用いた。
硬化剤(A):複合酸化物 50部複合酸化
物としては酸化亜鉛35部、石英粉末15部を粉体混合
機でよく混合したのち、900℃で2時間焼成したもの
を粉砕処理して使用した。
硬化剤(B):塩化カルシウム 2部上記バインダ
、硬化剤(A),(B)と水60部をコロイドミルで均
一に分散(フアイネスゲージで30μ以下)させて無機
質塗料を得た。
比較例 2 水分補給を行なわない他は実施例1と同様にし、基板表
面温度50℃で無機質塗料を塗布し塗装スレート板を得
た。
試験結果を下表に示す。実施例 5 珪酸カルシウム軽量基板(6關×30?X3OCrIL
)に80℃×2時間の条件で基板の乾燥処理を行なつた
その後この基板の表面温度を10『Cにしたのち、80
℃の温水30ccをスプレーガンで基板表面に均一に散
布した。この時基板表面層に吸い込まれた水は119で
あつた。水分補給後、この基板表面温度が70℃の時下
記に示す珪酸塩系塗料を21g(湿潤重量)塗布したの
ち、200℃×30分間の熱処理を行ない塗装板を得た
。得られた塗装板の塗膜性能試験の結果を下表に示す。
珪酸塩系無機質塗料 反応釜中に珪酸カリウム(X=3)の30%水溶液20
部、珪酸リチウム25%水溶液40部、弗化アルミニウ
ム3部及び弗化亜鉛1部を加え、60℃で攪拌しながら
10時間反応させてバインダを得た。
酸化亜鉛30部、酸化チタン20部の割合で混合し、1
20℃で4時間焼成して得たチタン酸亜鉛60部を第1
燐酸アルミニウムの50%水溶液110部、第1燐酸マ
グネシウム粉末45部の混合物に加えてよく攪拌し、更
に珪石粉20部を添加して攪拌後、均熱乾燥機で250
℃、3時間焼成して得られた縮合燐酸塩を60部、オル
ソ燐酸アルミニウム20部、珪酸ナトリウム(X−2)
50%水溶液を30部、水を50部ペブルミルに仕込み
、24時間混合して硬化剤を得た。得られた硬化剤粒子
はフアイネスゲージで20μであつた。バインダ1『正
蔀に硬化剤30部を混合して燐酸塩系無機質塗料とした
実施例 6 実施例5に於いて80℃の温水の代わりに、80℃の硝
酸バリウム1%水溶液を使用した他は同様にして塗装板
を得た。
試験結果を下表に示す。実施例 7 実施例5に於いて80℃の温水の代わりに、80℃の塩
化アルミニウム1%水溶液を使用した他は同様にして塗
装板を得た。
試験結果を下表に示す。比較例 3 実施例5に於いて水分を補給しない他は同様にして塗装
板を得た。
試験結果を下表に示す。但し上表中試験結果は次の通り
とした。1)外 観:肉眼判定 2)耐水性:20℃の上水中に30日間浸漬したのち、
塗板の表面伏況を観察。
3)耐エフロレツセンス性:試験板を20℃、75.[
%RHに保つた容器に48時間保持したのち、SO2ガ
スを痺器内に吹き込んで、SO2濃度を約5000PP
mとする。
この雰囲気で1週間放置後塗膜の表面伏態を観察する。
4)促進耐候性:ウエザオメータ(サッシヤーンカーボ
ン)使用、照射時間500時間、試験条件はJISによ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図は本発明の一実施例の水分補給後の概略断面図で
あつて、1は無機質多孔性基板、2は表面層部分を示す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無機質塗料を無機質多孔性基板に塗布するに際し、
    少なくとも70℃以上に予熱した該基板の表面層部分に
    30〜150g/m^2の水分を補給することを特徴と
    する無機質塗料の塗装前処理法。 2 無機質塗料が水溶性アルカリ金属珪酸塩系塗料であ
    り、かつ水分補給源として珪弗化亜鉛、塩化バリウム、
    硝酸バリウム、炭酸バリウム、燐酸バリウム、硼酸、塩
    化アルミニウム、硝酸アルミニウムの中から選ばれた1
    種又は2種以上の化合物の0.5〜20%水溶液を使用
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の無機
    質塗料の塗装前処理法。
JP1758877A 1977-02-15 1977-02-15 無機質塗料の塗装前処理法 Expired JPS59473B2 (ja)

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