JPS5948603B2 - 原料ビ−トの貯蔵方法 - Google Patents

原料ビ−トの貯蔵方法

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JPS5948603B2
JPS5948603B2 JP56074233A JP7423381A JPS5948603B2 JP S5948603 B2 JPS5948603 B2 JP S5948603B2 JP 56074233 A JP56074233 A JP 56074233A JP 7423381 A JP7423381 A JP 7423381A JP S5948603 B2 JPS5948603 B2 JP S5948603B2
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pile
beets
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air
covering
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JP56074233A
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昭芳 増田
昇 築島
克一 神沢
博 佐藤
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Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
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Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は砂糖の製造に供するてん菜根(以下ビートと
いう)の貯蔵に関するもので、その目的とする所は貯蔵
中のビートの劣化を防止する点に1ある。
砂糖の製造に供するビートは春に播種又は移植し、秋に
収穫して製糖工場に搬入するが、工場の処理量にあわせ
て搬入するため、大部分のビートは集荷後農場に野積す
る。
野積はパイルと称さ2れ、通常台形状に行うもので、そ
の底辺は10〜30m、高さは4〜4.5m、上面の幅
5〜10mとし、その長さは20〜300mである。
従ってパイルの長さ1m当りのビートの堆積量は15〜
100トンにも達し、当然のこととしてその内部はビー
トの呼吸テにより発熱し温度が上昇し、これが更に呼吸
量、発熱量及び微生物の増殖を助長しビートの品質は次
第に劣化する。
一方ビートの貯蔵は寒冷期に行うため外気は−15〜−
25℃に達し、外気と接触するパイル表面は凍結しこれ
を解凍すると原形質剥ノ離を起こし品質が劣化する。
一般にパイル内の温度は4〜8℃に維持し、低温で呼吸
を抑えながら、しかも凍結を防止すべく行うもので、こ
のためパイルに際してはビートを充分放熱し、全体が放
冷されたところでパイル1し、全体をプラスチック製シ
ートで被覆することが行なわれている。
然し、パイル内のビート自体は、如何に低温で維持した
としても自然呼吸のため全体としては大きい発熱体であ
り、パイル台形の中央部より上面は、上昇気流で比較的
高温に推移し側面の下部は低温になり易く厳寒の折、例
えば外気が一15℃〜−25℃の頃にはシートの被覆の
みでは、凍結は不可避である。
一方、上方部位は高い温度、例えば5〜10℃で推移す
るため、貯蔵中にビートの冠部切断不良部より発芽現象
が見られこのため糖分の損失は著しい。
また、側面の凍結部のビートは凍結のまま製糖に供され
る場合には、殆んど糖分の損失はないが搬出の準備中、
または途上において融解すれば流送、洗滌中に凍死した
細胞より糖液は極めて容易に滲出して著しい糖の損失を
招く結果となる。
況んやパイルの途上後半に日中、外気が比較的高く、例
えば10℃〜15℃に推移した様な場合には側面の凍結
したビートは融解し、また夜間の極く低温の際には再び
凍結する。
この様な条件においてはパイル内で凍結・融解を繰返し
、腐敗菌に犯され完全に砂糖原料としての条件を喪失し
てしまうことも普通に見られる。
今、完全に凍結を防止した貯蔵ビートと凍結融解を行な
ったビートの貯蔵終了後の状態を対比すると第1表の通
りとなる。
この為、原料ビートの品質保全に関するパイルについて
従来より種々努力が払われている。
例えば、3月末まで貯蔵する様な場合にはシートの被覆
枚数を増加して側面の凍結を防止したり、通気性のある
シートなどを上面に被覆して上昇暖気流を外部に放散す
る方法が講じられているが、これらでも上面の温度上昇
による発芽傾向、側面の凍結傾向は何としても防止する
ことができないのが実情である。
また上面の発芽を防止する目的で上面のシートを極端に
薄くしたり除去したりすれば反対に上面自体が側面と同
様に一時的に凍結してしまい、−上昇暖気流でパイル内
で必ず融解し、著しい劣化となる。
又、外気と完全遮断して貯蔵内部を強制冷却、又は加温
するものとして特公昭40−8773号に堆積にて貯蔵
する砂糖大根の糖損失を減少する方法及び該方法を実施
する設備が示されているが、これはパイルの周辺に空気
の流通する空間を設けて全体を被覆し、ポンプによりパ
イルが高温のときは冷気を凍結の心配があるときは、加
温の空気を送りパイル全体の温度調節を行うものである
。
しかし、この場合強制的な送風による温度の調節は一応
可能としても、パイル内のビートの水分乾燥が著しく、
このためビートの生気が失なわれ乾燥の程度に応じ糖分
損失を招くのみならず、微生物の発生により腐敗を促進
するほか、強制送風装置等、莫大な装置費を要する欠点
がある。
この発明者らは、上記問題点を解決すべく種々研究試験
した結果、パイルしたビートはこれを上面の方が側面よ
り高くした空間を設けて被覆シートを掛けると共に、上
面に当る被覆シート部には外気との通気部を設けると、
パイル内部に発生する熱は被覆シート外部へ自然に放散
され、パイル内部の冷却が行われ、上面通気部の開放時
において空気が透過しても、堆積ビートはその上面及び
側面に凍結を起こすことがないことを知り、この発明を
達成したのである。
今、本発明の効果を明らかにするため、第1図に示す台
形の健全なビートのパイル1を使用し、パイルは底面2
3m、上面10m、高さ5m、長さ10mとしこれにプ
ラスチックシート2を被覆し、各種被覆条件の差による
ビートの劣化状況を実験例により説明する。
先づ、パイル側面は空間を設けず直接ビート表面に密着
させ、上面は種々の高さを変えた空間を設けて厚さ0.
45mmのプラスチックシート2で被覆し、このプラス
チックシート2の上面に当る部分の中央部に、パイル1
の長さ方向に巾1mの通気7L3を開閉可能に設け、パ
イル1の表面温度が8℃になった時通気孔3を24時間
開放して冷却し、ビートの凍結状態を試験した。
尚試験中の外気温は最高−1,1℃最低一11.2℃で
この結果を第2表に示す。
上記表から明らかな如く24時間上面の被覆シート通気
孔3を開放しておいた場合、堆積ビート面と被覆シート
間の空間高さが大きくなると上面の凍結はなくなるが、
側面は上面空間の高さと外気温に影響されて凍結する。
しかし、空間、高さが小さい場合にはビートにやや凍結
があるが、側面は凍結しない傾向にある。
この為、更に堆積ビートの上面に設ける空間に加え、側
面にも空間を設けて被覆シート上面に開孔した通気孔3
の24時間開放における凍結についての試験を行った。
パイル10台形大きさは、前記と同じであり、24時間
における最高気温は−2,3度、最低気温は−17,0
度であった。
その結果を第3表に示す。
上記第3表に示す如く、パイル1の上面及び側面に空間
を設けると、低温下24時間被覆シート2上面の通気孔
3を開放状態としても、凍結ビートの発生は、堆積ビー
ト上面のみに空間を設けた場合に比し著しく減じる。
又、上面空間は50cm、側面空間は10cm以上の高
さとすると外気温の影響が著しく緩和されることが判明
する。
その理由はこの空間部が外気温の変化に対して自然の緩
衝帯となっているためである。
次に、パイル1の上面及び側面に空間を設けて被覆シー
ト2を覆い、上面の通気孔3はパイル上面が5℃以上に
なった時開放し、1℃以下になった時閉じる様温度調節
を行い4ケ月間の貯蔵を行□った。
堆積ビートの台形大きさ及び被覆シートの通気孔の大き
さは前と同じである。
その結果を第4表として示す。
○凍結ナシ、×凍結アリ、※実施施せず 上記表より、パイル1の上面及び側面に空間を設けてシ
ートで被覆し温度調節すると、長期間に亘り凍結ビート
が発生せずに貯蔵できることが判明する。
しかし、上面の空間の高さが150cm以上では側面の
空間高さを10cm以上としないと凍結を生じており、
これらの現象はパイル1内の空気の対流現象と密接な関
係があるものと思われる。
又、上面の高さを200cm以上、側面の高さを50c
nn以上としても充分効果を発揮することができるが、
パイル1の全面に被覆シート3を支持柱等で張設固定し
て被覆する作業が困難となるので、この発明において常
用する上面の空間高さは、50〜150cm、側面の空
間高さは10〜30cm程度とするものである。
次に、好ましいパイルの例を図面により説明する。
この発明では、前述した各空間が互に連通さす如くする
もので、このため空間を構成さす材料としては方形の枠
体6が好適で上部空間部4、側部空間部5は互に連通す
る。
例えば、台形に堆積したパイル1の上面及び側面に所定
高さを有する方形枠体6を所定間隔で配置し、その上に
シート2を被覆してパイル1を包囲する。
このとき第1図に示すように側面の裾部のみ断熱剤10
を当て過度の冷却を防止してもよく、第2図に示すよう
に側面全面に空間5を設けてもよい。
上記の如くするとパイル1内のビートの呼吸熱により上
部空間部4の温度が上昇するので、通気孔3を開放状態
とすると、換気によりパイル全体が放冷される。
通気孔3は、第2図に示すようにシート2自体に通気性
を有するもの3′を使用すれば穴を設けなくとも空気は
透過し放冷は可能である。
又、パイル1上に配置する方形枠体6は立方体を枠体の
みで形成することによりパイル1は間仕切りされること
がなく全空間を同一状態で換気放冷することかでき、空
間高さも方形枠体6の大きさを定めるのみで必然的に所
定の高さとなり、堆積ビート上でも極めて安定がよいも
のとすることができる。
上記、方形枠体6はその材料を木材、合成樹脂、金属等
いずれでも構成でき、上面への配設に際しては、方形枠
体6は各枠を組立リング7により組立可能と構成するこ
とにより折りたたんだ状態で運び上げて堆積上面で方形
枠体6を立方枠体に形成することができ、相当な高所へ
の配設にもきわめて作業性のよいものである。
又、これら方形枠体6は所定長さの連結枠8を連設して
上面、あるいは側面での所定位置への配設が簡単に行な
われるのみならず、堆積ビート表面に凹凸があっても凹
凸に従って配置されるので、堆積物の起伏に特別の注意
を払うことなく一定の高さでシート2を被覆できる。
この発明は、以上述べたように堆積ビート上面及び側面
に空間を設けてシートで被覆してパイルするものであり
、シートを張設する際も方形とした枠体を堆積ビート面
に配置するのみで所定高の空間を実現できるとしており
、しかもこの空間の温度をシートに設けた通気孔により
自然放冷せしめるのみで莫大な空調、貯蔵設備を設ける
ことなく長期間に亘すパイル内のビートを凍結させず又
、発芽をなくし製糖原料ビートとして極めて健全な状態
で保つことができるビート貯蔵法である。
次に実施例を述べる。
実施例 1 底辺25m、上部巾9.5m、高さ5mの台形で長さ1
00mのビートパイルに堆積したちの全面に通気性シー
ト (商品名コルサンシート)を全面に被覆して、10
月25日より11月25日まで゛自然放冷の後、通気性
シートを取り外し、12月1日より堆積ビート上面に径
2.5cmの鉄製パイプにて、高さ1.5mとした枠体
を組み立て配設すると共に、側面には径2.5cmの鉄
製パイプにて構成した45cm X 45cm×高さ3
0cmの方形枠体を1m’当り1ケの割で配置したのち
、その上に通気性のない被覆シート (商品名フルコン
)を被覆した。
又、パイル上面の被覆シート部には中央部に開閉可能と
した巾1mの通気孔を長さ方向に設けた。
その後、パイル内の温度の上昇と共に人為的に被覆シー
ト上面部の通気孔の開閉をなし、上面空間のビート表面
の温度を0〜2度に維持する様にして管理し、翌年の3
月20田こパイル全体を解体搬出したが、パイル上面及
び側面のビートに凍結もビートの発芽も見られず、全体
の品質は極めて良好で貯蔵当初のみずみずしさを保持し
て製糖原料として好適のものであった。
実施例 2 実施例1における通気性のない被覆シート (商品名フ
ルコン)として上面に当る部分は、通気性シート (商
品名コルサン)を1.5m巾のものを長さ方向に2m間
隔で非通気性シートと交互に連設縫合して被覆シートと
し、堆積ビート上に配置した枠体の上に被覆して12月
1日から翌年の3月20日まで貯蔵し、パイルを解体し
たが、このビートにも凍結は全く見られず極めて良質の
ビートとして製糖に供することができた。
実施例 3 径2.5cmの鉄製パイプ5.5mで1辺が1.375
mの正方形の第3図に示す枠体にして溶接したものを多
数作成し、実施例1と同様方法で構造体のみを当該枠体
の組合せによる方法で、4m”当り1ケの割合で配置し
、ついで第5図に示す連結杆で構造体の全体を一体的に
連結してシートを被覆した。
この結果、実施例1に見られたと同様、極めて良好な貯
蔵経過を示した。
枠体は分割の上、一体化して上面に運搬するため労力は
従来に比し著しく軽減され、且、構造体の非製糖期の堆
積貯蔵にも甚だ省力的で有効であった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明のパイルの例を示す断面図、第
3図は枠体斜視図、第4図は連結杆側面図、第5図は枠
体連結を示す平面図である。 1・・・・・・パイル、2・・・・・・シート、3・・
・・・・通気孔、4・・・・・・上部空間部、5・・・
・・・側部空間部、6・・・・・・枠体、8・・・・・
・連結杆。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原料ビートをパイルし、該パイルの周辺を被覆体で
    被覆し貯蔵するに当り、前記パイルの側面及び上面と被
    覆体との間にそれぞれ空間を設けてあり該空間は上面の
    空間高さを50〜150cmとし側面の空間高さを10
    〜30cmとして被覆すると共に上面の被覆体は外気と
    空気の透過を可能とし、パイル内部全体の温度を前記空
    気の透過により調節させる事を特徴とする原料ビートの
    貯蔵方法。 2 パイルの上面の被覆体による空気の透過が被覆体上
    面に所定間隔で設けた穿孔部であり、該穿孔部を開閉可
    能としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項の原料
    ビートの貯蔵方法。 3 パイルの上面の被覆体による空気の透過が被覆体自
    体の通気性によるものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項の原料ビートの貯蔵方法。 4 パイルの側面及び上面に設けた空間が、前記側面及
    び上面に方形の枠体を走間間隔で配置し、該枠体を介し
    被覆体を被覆した空間であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項の原料ビートの貯蔵方法。 5 パイルの側面及び上面に設ける空間が、組立て可能
    の方形枠体により保持されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項、又は第4項の原料ビートの貯蔵方法
    。 6 パイルの側面及び上面に設ける空間が連結杆で連結
    されて立方形を形成した方形枠体により保持されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第71項、又は第5項
    の原料ビートの貯蔵方法。
JP56074233A 1981-05-19 1981-05-19 原料ビ−トの貯蔵方法 Expired JPS5948603B2 (ja)

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JPS57189617A JPS57189617A (en) 1982-11-22
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JPH02148253U (ja) * 1989-05-17 1990-12-17
JP7211608B2 (ja) * 2017-06-27 2023-01-24 株式会社おいらせ大地 生ニンニクの保存方法及びニンニクの製造方法

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