JPS5953345B2 - 高透磁率非晶質合金 - Google Patents
高透磁率非晶質合金Info
- Publication number
- JPS5953345B2 JPS5953345B2 JP55093231A JP9323180A JPS5953345B2 JP S5953345 B2 JPS5953345 B2 JP S5953345B2 JP 55093231 A JP55093231 A JP 55093231A JP 9323180 A JP9323180 A JP 9323180A JP S5953345 B2 JPS5953345 B2 JP S5953345B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amorphous alloy
- formula
- czc
- range
- magnetic permeability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000808 amorphous metal alloy Inorganic materials 0.000 title claims description 42
- 230000035699 permeability Effects 0.000 title claims description 10
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 26
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 26
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 claims description 17
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 claims description 17
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 15
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 9
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 43
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 24
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 22
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 229910052735 hafnium Inorganic materials 0.000 description 10
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 9
- 229910052752 metalloid Inorganic materials 0.000 description 7
- 150000002738 metalloids Chemical class 0.000 description 7
- 229910002091 carbon monoxide Inorganic materials 0.000 description 6
- VBJZVLUMGGDVMO-UHFFFAOYSA-N hafnium atom Chemical compound [Hf] VBJZVLUMGGDVMO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 229910002056 binary alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 3
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910001374 Invar Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910002593 Fe-Ti Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910008423 Si—B Inorganic materials 0.000 description 1
- QCWXUUIWCKQGHC-UHFFFAOYSA-N Zirconium Chemical compound [Zr] QCWXUUIWCKQGHC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005280 amorphization Methods 0.000 description 1
- 239000012300 argon atmosphere Substances 0.000 description 1
- 229910017052 cobalt Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010941 cobalt Substances 0.000 description 1
- GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N cobalt atom Chemical compound [Co] GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005496 eutectics Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 235000012046 side dish Nutrition 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、非晶質合金に関するものであり、特に本発明
は鉄族元素とハフニウムを含む非晶質合金に関するもの
である。
は鉄族元素とハフニウムを含む非晶質合金に関するもの
である。
通常、固体の金属,合金は、結晶構造を有するが、液体
より超急冷(冷却速度は約10◆〜W℃/秒である)す
れば液体に類似した周期的原子配列を有しない非結晶構
造の固体が得ちれる.このような金属あるいは合金ぱ非
晶質金属あるいは合金と呼ばれている。
より超急冷(冷却速度は約10◆〜W℃/秒である)す
れば液体に類似した周期的原子配列を有しない非結晶構
造の固体が得ちれる.このような金属あるいは合金ぱ非
晶質金属あるいは合金と呼ばれている。
・一般にこの種の金lは2種以上の元素からなる合金で
あり、金属一半金属の組合せからなるものと金属一金属
からなるものとに大別することができる。前者の例とし
ては、Fe−Ni−P−B(特開昭49−910号)や
Fe−CO−Si−B(特開昭51ー73920号)な
どが知られている。
あり、金属一半金属の組合せからなるものと金属一金属
からなるものとに大別することができる。前者の例とし
ては、Fe−Ni−P−B(特開昭49−910号)や
Fe−CO−Si−B(特開昭51ー73920号)な
どが知られている。
一方、後肴の例としては古くから知られている例えばZ
r6icu4●,・Zr4萬言などの他には最近U一C
r−V(特開WB5l−{)1鰻)・:が知られている
。
r6icu4●,・Zr4萬言などの他には最近U一C
r−V(特開WB5l−{)1鰻)・:が知られている
。
特に、鉄族元素とB,VB族(Ti,l々,V,Nb,
Ta)とを組み合せた3,VB族元素を50原子%以下
含有する鉄族元素の非晶質合金としては、NblOO−
XNix(X:33−78)およびZrlOO−XNi
x(X:40−60)が知られているに過ぎない。とこ
ろで、すでに知られている鉄族元素と半金属の組み合せ
による非晶質金属、例えばFe−P一C,あるいはFe
−Ni−P−Bなどは強度,硬度,磁性などの点で優れ
た性質を有しているが構造の不安定からくる特性の経年
変化が著しく実用化の大きな障害となつている。フ さらに耐熱性についても、結晶化温度以上では勿論のこ
と結晶化温度以下でも脆化が起こることが知られている
。
Ta)とを組み合せた3,VB族元素を50原子%以下
含有する鉄族元素の非晶質合金としては、NblOO−
XNix(X:33−78)およびZrlOO−XNi
x(X:40−60)が知られているに過ぎない。とこ
ろで、すでに知られている鉄族元素と半金属の組み合せ
による非晶質金属、例えばFe−P一C,あるいはFe
−Ni−P−Bなどは強度,硬度,磁性などの点で優れ
た性質を有しているが構造の不安定からくる特性の経年
変化が著しく実用化の大きな障害となつている。フ さらに耐熱性についても、結晶化温度以上では勿論のこ
と結晶化温度以下でも脆化が起こることが知られている
。
これらの現象は非晶質化に寄与する元素である半金属の
原子半径が鉄族元素のそれと比べて小さく原子の拡散が
容易であるためと考えられている。一方、金属一金属の
組み合せによる非晶質金属は原子半径の小さな元素を多
く含まないため結晶化温度以下での脆化は生じにくく、
また結晶化温度以上でも脆化の程度は金属一半金属の組
合せからなる非晶質金属のそれと比べて小さいことが知
られている。
原子半径が鉄族元素のそれと比べて小さく原子の拡散が
容易であるためと考えられている。一方、金属一金属の
組み合せによる非晶質金属は原子半径の小さな元素を多
く含まないため結晶化温度以下での脆化は生じにくく、
また結晶化温度以上でも脆化の程度は金属一半金属の組
合せからなる非晶質金属のそれと比べて小さいことが知
られている。
しかしながら従来から知られている金属一金属の組合せ
による非晶質金属はIVB,VB族元素(Ti,Zr,
V,Nb,Ta)を多量に含むため原材料費が極めて高
価になり、融点が高く、かつ溶湯が非常に酸化されやす
いために製造が極めて困難であり、実用に耐えうる良好
な形状を有するリボン,シート,線などを得ることが難
しいという欠点があつた。
による非晶質金属はIVB,VB族元素(Ti,Zr,
V,Nb,Ta)を多量に含むため原材料費が極めて高
価になり、融点が高く、かつ溶湯が非常に酸化されやす
いために製造が極めて困難であり、実用に耐えうる良好
な形状を有するリボン,シート,線などを得ることが難
しいという欠点があつた。
しかも鉄族元素の有する強磁性が失なわれるという問題
もあつた。本発明者等は、従来知られた金属一半金属あ
るいは金属i金属の組み合せによる非晶質合金の有する
前記諸欠点ならびに問題点を除去改善するため金属一金
属の組み合せからなる非晶質合金について研究し特願昭
54−43838号によつて鉄族元素とジルコニウムを
含む非晶質合金を堤案した。
もあつた。本発明者等は、従来知られた金属一半金属あ
るいは金属i金属の組み合せによる非晶質合金の有する
前記諸欠点ならびに問題点を除去改善するため金属一金
属の組み合せからなる非晶質合金について研究し特願昭
54−43838号によつて鉄族元素とジルコニウムを
含む非晶質合金を堤案した。
本発明は同様に上記本発明者等の一連の研究によつて新
規に知見したものであつて、鉄族元素とハフニウムを含
む非晶質合金に関するものである。K.H.J.Bus
chOw等は、ハフニウムとニツケルおよびハフニウム
とコバルトの組み合せからなる合金について非晶質相の
形成を試み、HfllNi8,Hf,CO,lなる2元
合金において非晶質単相が得られることを知見して、J
.AppIphys5O(10),0ct0ber19
79でこのことを開示しているが、それは上記2元合金
の限られた組成についてに過ぎない。
規に知見したものであつて、鉄族元素とハフニウムを含
む非晶質合金に関するものである。K.H.J.Bus
chOw等は、ハフニウムとニツケルおよびハフニウム
とコバルトの組み合せからなる合金について非晶質相の
形成を試み、HfllNi8,Hf,CO,lなる2元
合金において非晶質単相が得られることを知見して、J
.AppIphys5O(10),0ct0ber19
79でこのことを開示しているが、それは上記2元合金
の限られた組成についてに過ぎない。
本発明は、特定の成分組成の合金についてではなく、鉄
族元素とハフニウムの組合せによつて得られる下記の如
き、広い成分組成範囲を持つ非晶質合金に関するもので
あることを特徴とする。
族元素とハフニウムの組合せによつて得られる下記の如
き、広い成分組成範囲を持つ非晶質合金に関するもので
あることを特徴とする。
本発明は、式XlOO−CZC
〔式中XlOO−0=(Fel−4−F,OaNiIJ
)100−0のうちから選ばれる元素が(100−c)
原子%、IはハフニウムがC原子%含有されていること
を示し、Cは8〜16,0≦α〈1,0≦β〈1,0〈
α+β≦1の範囲にあるもの、但しαとβとが同時に零
となる場合を除く〕で示される成分組成よりなり、飽和
磁束密度12000G以上の高透磁率非晶質合金である
。
)100−0のうちから選ばれる元素が(100−c)
原子%、IはハフニウムがC原子%含有されていること
を示し、Cは8〜16,0≦α〈1,0≦β〈1,0〈
α+β≦1の範囲にあるもの、但しαとβとが同時に零
となる場合を除く〕で示される成分組成よりなり、飽和
磁束密度12000G以上の高透磁率非晶質合金である
。
次に本発明をさらに詳細に説明する。
本発明者等は、鉄族元素(Fe,CO,Ni)と他種の
金属元素とからなる2元合金中鉄族元素に富んだ側すな
わち高濃度側に比較的低温の共晶組成が存在するという
共通した特徴を有する他種金属元素としてIV族(Ti
,Zr,Hf),V族(V,Nb,Ta),IV族(C
r,MO,W)の金属類に着目して、これらの金属元素
が鉄族元素に合金された場合の非晶質形成能について研
究して来た。
金属元素とからなる2元合金中鉄族元素に富んだ側すな
わち高濃度側に比較的低温の共晶組成が存在するという
共通した特徴を有する他種金属元素としてIV族(Ti
,Zr,Hf),V族(V,Nb,Ta),IV族(C
r,MO,W)の金属類に着目して、これらの金属元素
が鉄族元素に合金された場合の非晶質形成能について研
究して来た。
鉄族元素とHfとからなる2元合金においてHfの非晶
質形成能を研究したところ、Hfがわずかに10原子%
前後という低い濃度であつても、その溶湯をノズルから
冷却体の移動冷却面上に噴出させ、急冷、凝固させるこ
とによつて非晶質単相からなる合金を得ることができる
ことを新規に知見して本発明に想到した。次に本発明を
実験データについて説明する。
質形成能を研究したところ、Hfがわずかに10原子%
前後という低い濃度であつても、その溶湯をノズルから
冷却体の移動冷却面上に噴出させ、急冷、凝固させるこ
とによつて非晶質単相からなる合金を得ることができる
ことを新規に知見して本発明に想到した。次に本発明を
実験データについて説明する。
本発明者等は、鉄族元素Fe,CO,Niの何れか1種
あるいは2種以上にHfを8〜16原子%の範囲内で添
加し、アルゴン雰囲気中で高周波炉により溶解した溶湯
をノズルより高速回転する銅製口.ールの回転外周面上
に噴出させ、約105℃/秒の冷却速度で急冷凝固させ
ることにより非晶質単相からなる合金を得ることができ
た。得られた合金の形状は厚さ20μ、巾1mmのリボ
ン状であつた。ところで原子%でFe,2Hf8非晶質
合金あるいは.CO,2Hf8非晶質合金は従来知られ
ているFe基あるいはCO基非晶質合金中で最もFeあ
るいはCOに富む組成の非晶質合金である点において、
FeあるいはCOが本来有する性質をできるだけ温存さ
せた非晶質合金であり、したがつて種々の特徴が予測さ
れる。ところで、Tiを非晶質形成金属元素として鉄族
元素に含有させた合金にあつては、CO−Ti系だけが
非晶質合金として得られ、一方Fe−Tiあるいは、N
i−Ti系は非晶質合金として得ることはできない。
あるいは2種以上にHfを8〜16原子%の範囲内で添
加し、アルゴン雰囲気中で高周波炉により溶解した溶湯
をノズルより高速回転する銅製口.ールの回転外周面上
に噴出させ、約105℃/秒の冷却速度で急冷凝固させ
ることにより非晶質単相からなる合金を得ることができ
た。得られた合金の形状は厚さ20μ、巾1mmのリボ
ン状であつた。ところで原子%でFe,2Hf8非晶質
合金あるいは.CO,2Hf8非晶質合金は従来知られ
ているFe基あるいはCO基非晶質合金中で最もFeあ
るいはCOに富む組成の非晶質合金である点において、
FeあるいはCOが本来有する性質をできるだけ温存さ
せた非晶質合金であり、したがつて種々の特徴が予測さ
れる。ところで、Tiを非晶質形成金属元素として鉄族
元素に含有させた合金にあつては、CO−Ti系だけが
非晶質合金として得られ、一方Fe−Tiあるいは、N
i−Ti系は非晶質合金として得ることはできない。
しかし、鉄族元素−Hf系では前記、鉄族元素−Zr系
と同様にFe,CO,Niの何れであつても非晶質合金
を得ることができる点において、Hf,ZrはTiに比
べ非晶質形成能が大きい元素であるということができる
。本発明者等は、鉄族元素とHfとよりなる非晶質合金
のHf含有量と結晶化温度(゜K)ならびに微小ビッカ
ース硬度(DPN)との関係を調べた。
と同様にFe,CO,Niの何れであつても非晶質合金
を得ることができる点において、Hf,ZrはTiに比
べ非晶質形成能が大きい元素であるということができる
。本発明者等は、鉄族元素とHfとよりなる非晶質合金
のHf含有量と結晶化温度(゜K)ならびに微小ビッカ
ース硬度(DPN)との関係を調べた。
この結果を第1図に示す。同図によれば、結晶化温度と
微小ビツカース硬度はHfの含有量の増加に伴つてほぼ
直線的に増加することが判る。また結晶化温度はCO基
が最も高く、次いでFe基,Ni基の順に低くなつてい
る。硬度はFe基が最も大であり次いでCO基,Ni基
の順に少なくなつている。本発明者等は、Fe,Ni,
CO等の鉄族元素とHfとの非晶質合金の熱的安定性を
検討するため時効温度と破壊歪との関係を調べた。
微小ビツカース硬度はHfの含有量の増加に伴つてほぼ
直線的に増加することが判る。また結晶化温度はCO基
が最も高く、次いでFe基,Ni基の順に低くなつてい
る。硬度はFe基が最も大であり次いでCO基,Ni基
の順に少なくなつている。本発明者等は、Fe,Ni,
CO等の鉄族元素とHfとの非晶質合金の熱的安定性を
検討するため時効温度と破壊歪との関係を調べた。
本実験によれば、試片薄帯の時効処理時間を1hと一定
にし、Fe,CO,Ni基非晶質合金の中から代表例と
してFe,lHf,,CO9lHf9,Ni89Hfl
lを選んで測定した結果を第2図に示す。同図より脆化
開始温度はNi8,Hfll非晶質合金とFe,lHf
9非晶質合金とあつては、約650゜K前後であるがC
O,lHf9非晶質合金は730゜Kと高い温度まで脆
化しないことが判る。以上の諸結果をHfの代りにZr
を用いた非晶質合金ならびに半金属を用いた非晶質合金
と比較して第1表に示す。
にし、Fe,CO,Ni基非晶質合金の中から代表例と
してFe,lHf,,CO9lHf9,Ni89Hfl
lを選んで測定した結果を第2図に示す。同図より脆化
開始温度はNi8,Hfll非晶質合金とFe,lHf
9非晶質合金とあつては、約650゜K前後であるがC
O,lHf9非晶質合金は730゜Kと高い温度まで脆
化しないことが判る。以上の諸結果をHfの代りにZr
を用いた非晶質合金ならびに半金属を用いた非晶質合金
と比較して第1表に示す。
同表より鉄族元素とHfとの非晶質合金の硬度はCO−
Ti非晶質合金,鉄族元素−Zr非晶質合金のそれに比
し高いが鉄族元素一半金属非晶質合金よりは低いことが
判る。
Ti非晶質合金,鉄族元素−Zr非晶質合金のそれに比
し高いが鉄族元素一半金属非晶質合金よりは低いことが
判る。
また、結晶化温度Txおよび鎗化u姶温度Tfは、前記
他の非晶質合金とほぼ向等の値を示すがFe基であつて
Hfもしくは半金属を含有する非晶質合金の結晶化温度
ならびに脆化開始温度に比べるとHfを含有するFe基
合金が高いことが判る。また、Fe−Hf非晶質合金は
脆化開始温度Tfと結晶化温度Txとの比Tf/Txが
鉄基一半金属非晶質合金のそれよりも大きく、結晶化温
度近くまで熱的に安定であることが判る。次にFe,C
O,Niの何れか2種以上にHfが含有された本発明の
非晶質合金の数例の結晶化温度とビツカース硬度を第2
表に示す。
他の非晶質合金とほぼ向等の値を示すがFe基であつて
Hfもしくは半金属を含有する非晶質合金の結晶化温度
ならびに脆化開始温度に比べるとHfを含有するFe基
合金が高いことが判る。また、Fe−Hf非晶質合金は
脆化開始温度Tfと結晶化温度Txとの比Tf/Txが
鉄基一半金属非晶質合金のそれよりも大きく、結晶化温
度近くまで熱的に安定であることが判る。次にFe,C
O,Niの何れか2種以上にHfが含有された本発明の
非晶質合金の数例の結晶化温度とビツカース硬度を第2
表に示す。
同表に見るように、Fe単独よりもFeとCOとの複合
成分は結晶化温度を高くする効果があり、また形成能を
向上させる。
成分は結晶化温度を高くする効果があり、また形成能を
向上させる。
同じくFe,CO,Niの何れか2種以上の複合成分組
成の合金はそれぞれの単独の場合に比らべ形成能を向上
させる。本発明の非晶質合金は、すぐれた磁気特性を有
することを知見した。
成の合金はそれぞれの単独の場合に比らべ形成能を向上
させる。本発明の非晶質合金は、すぐれた磁気特性を有
することを知見した。
第3表に本発明合金の数例について磁気特性を示す。実
施例 本発明合金Fe6lCOl5Nil4HflO非晶質合
金のリボン状試料を250℃の真空中で1時間加熱後徐
冷した後、熱膨張係数を測定した結果を第4表に示す。
施例 本発明合金Fe6lCOl5Nil4HflO非晶質合
金のリボン状試料を250℃の真空中で1時間加熱後徐
冷した後、熱膨張係数を測定した結果を第4表に示す。
同表に示すごとくFe6lCOl5Nil4HflOよ
りなる非晶質合金の熱膨張係数はO℃〜TC(450℃
)まで極めて広い温度範囲に亘つて±1.0×10−6
以内という優秀なインバー特性を有する。
りなる非晶質合金の熱膨張係数はO℃〜TC(450℃
)まで極めて広い温度範囲に亘つて±1.0×10−6
以内という優秀なインバー特性を有する。
本発明においてxとしてFeとCOとの2種とすること
はFe単独に比較して形成能,靭性を向上させるのみな
らず、飽和磁束密度を高める効果がある。
はFe単独に比較して形成能,靭性を向上させるのみな
らず、飽和磁束密度を高める効果がある。
また、COの増加は保磁力を高める。本発明において、
xとしてFeとNiとの2種類とすることはFe単独に
比較してNiを添加して行くことにより形成能,靭性を
向上させることができる。合金組成を (Fel−1−FOa,Niβ)100−CZCなる式
で示されα,βが次の条件0.15≦α≦0.25,0
.15≦β≦0.25の場合には、熱膨張係数が室温か
らTcまでの広い温度範囲においてほぼ零である。
xとしてFeとNiとの2種類とすることはFe単独に
比較してNiを添加して行くことにより形成能,靭性を
向上させることができる。合金組成を (Fel−1−FOa,Niβ)100−CZCなる式
で示されα,βが次の条件0.15≦α≦0.25,0
.15≦β≦0.25の場合には、熱膨張係数が室温か
らTcまでの広い温度範囲においてほぼ零である。
本発明においてxとしてCOとNiとの2種とすること
は靭性を向上させ、製造を容易にする効果があるのみな
らず、脆化温度がFe系よりも向上する。
は靭性を向上させ、製造を容易にする効果があるのみな
らず、脆化温度がFe系よりも向上する。
また、COの1割前後をNiで置換した合金は磁歪がほ
とんど零である。本発明において、 Xa=(COl−4−,FeaNiI3)100−0な
る式で示され、α,βが次の条件0.01≦α≦0.1
,0くβ≦0.20の場合には、特に磁歪が0である。
とんど零である。本発明において、 Xa=(COl−4−,FeaNiI3)100−0な
る式で示され、α,βが次の条件0.01≦α≦0.1
,0くβ≦0.20の場合には、特に磁歪が0である。
以上のように本発明合金は従来非晶質化しないと一般に
考えられてきた成分組成範囲であつて、熱的安定性に優
れ磁気的性質にも優れ、またインバー特性を持つ等の数
々の特徴を有する非晶質合金であり、多方面での使用が
期待されるのである。
考えられてきた成分組成範囲であつて、熱的安定性に優
れ磁気的性質にも優れ、またインバー特性を持つ等の数
々の特徴を有する非晶質合金であり、多方面での使用が
期待されるのである。
第1図は鉄族元素とHfを含む非晶質合金の結晶化温度
,ビツカース硬度のそれぞれとHf含有量との関係を示
す図、第2図は鉄族元素とHfを含む非晶質合金の時効
温度と破壊歪との関係を示す図である。
,ビツカース硬度のそれぞれとHf含有量との関係を示
す図、第2図は鉄族元素とHfを含む非晶質合金の時効
温度と破壊歪との関係を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 実質的に下記の式 X_1_0_0/_CZc 〔式中X_1_0_0_−_C=(Fe_1_−_α−
_βCo_αNi_β)_1_0_0_−_Cのうちか
ら選ばれる元素が(100−c)原子%、ZcはHfが
c原子%含有されていることを示し、cは8〜16,0
≦α<1,0≦β<1,0<α+β≦1の範囲内にある
もの、但しαとβとが同時に零となる場合を除く。 〕で示される成分組成よりなり、飽和磁束密度1200
0以上の高透磁率非晶質合金。2 XがFeとCoより
成り、式 X_1_0_0_−_CZc (但し、X_1_0_0_−_C=(Fe_1_−_α
Co_α)_1_0_0_−,_C0<α<1でありα
はFeとCoの合計原子個数中のCoの原子個数を表わ
す。 )なる式で示される合金であり、Cは8〜16の範囲内
にある特許請求の範囲第1項に記載の高透磁率非晶質合
金。 3 XがFeとCoより成り、式 X_1_0_0_−_CZc (但し、X_1_0_0_−_C=(Fe_1_−_α
Co_α)_1_0_0_−,_C0<α<0.5)な
る式で示される合金であり、ZcはHfがc原子%含有
されていることを示し、cは8〜14の範囲内にある特
許請求の範囲第1項に記載の高透磁率非晶質合金。 4 XがFeとNiより成り、ZcはHfがc原子%含
有することを示し、式X_1_0_0_−_CZc (但し、X_1_0_0_−_C=(Fe_1_−_β
Ni_β)_1_0_0_−,_C0<β<1,βはF
eとNiとの合計原子個数中のNiの原子個数を表わす
。 )なる式で示される合金である特許請求の範囲第1項に
記載の高透磁率非晶質合金。 5 XがFeとNiとより成り、式 X_1_0_0_−_CZc (但し、X_1_0_0_−_C=(Fe_1_−_β
Ni_β)_1_0_0_−,_C<β≦0.4)なる
式で示される合金であり、cは9〜12の範囲内にある
特許請求の範囲第1項に記載の高透磁率非晶質合金。 6 XがFe,Co及びNiより成り、式X_1_0_
0_−_CZc (但し、X_1_0_0_−_C=(Fe_1_−_a
_−βCo_αNi_β)_1_0_0_−,_C0.
01≦α<0.39,0.01≦β<0.39,α+β
<0.40)なる式で示される合金であり、ZcはHf
がc原子%含有することを示し、cは9〜14の範囲内
にある特許請求の範囲第1項に記載の高透磁率非晶質合
金。 7 式X_1_0_0_−_CZc (但し、X_1_0_0_−_C=(Fe_1_−_α
_−_βCo_αNi_β)_1_0_0_−,_C0
.15≦α≦0.25,0.15≦β≦0.25)なる
式で示される合金で、ZcはHfがc原子%含有するこ
とを示し、cは8〜16の範囲内にあり、磁歪がほとん
ど零で、かつ熱膨脹係数が室温から結晶化温度Tcまで
の広い温度範囲においてほぼ零である特許請求の範囲第
1項に記載のインバー型高透磁率非晶質合金。 8 式X_1_0_0_−_CZc 〔式中X_1_0_0_−_C=(Co_αNi_β)
_1_0_0_−_Cのうちから選ばれる元素が(10
0−c)原子%、ZcはHfがc原子%含有されている
ことを示し、cは8〜15,0<α<1,0<β<1,
α+β=1の範囲内にあるもの。 〕で示される成分組成よりなる特許請求の範囲第1項記
載の高透磁率非晶質合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55093231A JPS5953345B2 (ja) | 1980-07-10 | 1980-07-10 | 高透磁率非晶質合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55093231A JPS5953345B2 (ja) | 1980-07-10 | 1980-07-10 | 高透磁率非晶質合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5719358A JPS5719358A (en) | 1982-02-01 |
| JPS5953345B2 true JPS5953345B2 (ja) | 1984-12-24 |
Family
ID=14076761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55093231A Expired JPS5953345B2 (ja) | 1980-07-10 | 1980-07-10 | 高透磁率非晶質合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5953345B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61106928U (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-07 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6195503A (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-14 | Sony Corp | 非晶質軟磁性薄膜 |
-
1980
- 1980-07-10 JP JP55093231A patent/JPS5953345B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61106928U (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5719358A (en) | 1982-02-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO1980002159A1 (fr) | Alliage amorphe contenant un element de la famille du fer et du zirconium et articles obtenus avec cet alliage | |
| WO1981000861A1 (fr) | Alliages amorphes | |
| JPH08333660A (ja) | Fe系金属ガラス合金 | |
| US4201601A (en) | Copper brazing alloy foils containing germanium | |
| TW200533767A (en) | Ternary and multi-nary iron-based bulk glassy alloys and nanocrystalline alloys | |
| JPS6128009B2 (ja) | ||
| US6077367A (en) | Method of production glassy alloy | |
| INoUE et al. | Effect of Compositions on the Crystallization of(Fe, Ni, Co)--Si--B Amorphous Alloys | |
| EP0161393A1 (en) | Low magnetostriction amorphous metal alloys | |
| JP4515548B2 (ja) | バルク状非晶質合金およびこれを用いた高強度部材 | |
| JPS5953345B2 (ja) | 高透磁率非晶質合金 | |
| JPS642658B2 (ja) | ||
| JPH11131199A (ja) | 軟磁性金属ガラス合金 | |
| Bakonyi et al. | Nanocrystalline-forming ability of alloys by melt-quenching | |
| JPS6152224B2 (ja) | ||
| JPS6037179B2 (ja) | 非晶質磁性合金 | |
| JP3058675B2 (ja) | 超微結晶磁性合金 | |
| EP0160166A1 (en) | Low magnetostriction amorphous metal alloys | |
| JP3749801B2 (ja) | 軟磁性金属ガラス合金 | |
| EP0095831A2 (en) | Amorphous metals and articles made thereof | |
| JPS61235537A (ja) | 炭素系非磁性非晶質鉄合金 | |
| JPH0310052A (ja) | 高耐食性,高強度,高耐摩耗性に優れる高透磁率非晶質合金とその合金の磁気特性の改善方法 | |
| JP3710698B2 (ja) | Ni−Ti−Zr系Ni基非晶質合金 | |
| JP2006348333A (ja) | Mo系耐熱アモルファス合金 | |
| JPH02153036A (ja) | 磁気記録再生ヘッド用耐摩耗性高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘッド |