JPS5953960B2 - 通気、通液性を有する耐酸、耐アルカリ性紙 - Google Patents

通気、通液性を有する耐酸、耐アルカリ性紙

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JPS5953960B2
JPS5953960B2 JP3659681A JP3659681A JPS5953960B2 JP S5953960 B2 JPS5953960 B2 JP S5953960B2 JP 3659681 A JP3659681 A JP 3659681A JP 3659681 A JP3659681 A JP 3659681A JP S5953960 B2 JPS5953960 B2 JP S5953960B2
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JP
Japan
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paper
acid
alkali
fibers
strong acid
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JP3659681A
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JPS57154498A (en
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大太郎 篠
孝憲 平野
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NIPPON SHIGYO KK
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NIPPON SHIGYO KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば所定紙厚範囲において適度の通気、
通液性を有する耐酸、耐アルカリ性紙に関するものであ
る。
近来紙類の用途が拡大され、種々の工業用途例えば工業
用フィルターなどに紙類が多く使用されている。
周知のようにフィルターなどに用いられる紙類は、一般
のフィルムと異なり適度の通気性及び通液性を有するこ
とが要求されているが、近来その要求される特性も次第
に高水準化されている。
例えばフィルター特性として定められた紙厚密度、紙層
を貫通する穴の大きさ、数等も厳しく定められ、これを
満足するものが要求されている。これに加えて廃酸、廃
アルカリ処理フィルター用紙又は電池のセパレーター用
紙等については強酸、強アルカリ液中で用いても殆んど
溶出しない強酸、強アルカリ性が要求されている。しか
し、従来のスパンボンデット紙、乾式不織布、湿式不織
布等の紙類中には耐強酸性、耐アルカリ性に加えて通気
性、通液性を有し、更に顧客の要求に応じて穴の大きさ
、数等を製造時に自在、且つ容易にコントロールできる
ものは見出せなかつた。
即ち、一般に湿式抄紙法においてはウェットウェブ強度
の点から耐薬品性の高い合成繊維、例えばポリオレフィ
ン系繊維の単独抄紙又は異種オレフィン繊維との混合抄
紙ではウェットウェブ強度が低く抄紙が著しく困難であ
り、仮え抄紙できても著しく嵩高で、紙力特に湿潤時の
紙力が弱い。
また熱プレスを行なつた場合フィルム状を呈し、通気、
通液性を満足させることができない。これを改質するた
めに湿潤強力樹脂の加工、熱加工などが一般に利用され
ているが、樹脂の内添加工では嵩高性の問題が解消せず
、含浸加工のような後加工では加工度即ち耐薬品性と通
気、通液性の間に二律背反の関係があり不適当であつた
。一方乾式抄紙においては一般に湿式抄紙に比べて使用
する繊維の繊維長も長く、嵩高でありそのま・でま紙力
が著しく弱くなるので樹脂含浸等の加工が一般に施され
ているが、このため前記湿式抄紙の樹脂加工のところで
述べたように耐薬品性と通気、通液性との二律背反関係
により容易、且つ自在に通気、通液性をコントロールす
ることは不可能であつた。この発明は上記実情に鑑み、
所定の紙厚範囲において穴の大きさ、数等を容易に、且
つ自在にコントロールして適度の通気性、通液性と有す
ることができるようにした耐酸、耐アルカリ性紙を提案
するものである。
この発明において強酸可溶性繊維としてはその・ 目的
に応じて適当な繊維長、径を有する針葉樹、広葉樹等か
らなる通常のセルロース系パルプ、マニラ麻パルプ、リ
ンターパルプ、バガスパルプ等を使用することができ、
また強酸及び強アルカリ非溶解繊維としてはポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフイン繊維、ポリ塩化
ビニリデン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維等を使用する
ことができる。
上記強酸可溶性繊維と強酸及び強アルカリ非溶解繊維と
は0.5〜90重量部、10〜99.5重量部の範囲で
混合して通常の抄紙法で抄紙し、得られた紙葉に熱処理
を施した後、この紙葉を強酸と作用させて紙葉中の強酸
可溶性繊維を溶解除去し、紙葉,中に適当な大きさの穴
又はミゾを形成することができる。
そして紙葉中に形成させる穴等の大きさは混合抄紙した
強酸可溶性繊維の大きさによつてコントロールされ、穴
等の数は強酸可溶性繊維の配合割合によつてコントロー
ルされる。
例えばセルロース繊維の一種である温帯針葉樹パルプの
平均繊維長は2.7〜3.6mm、平均径は32〜43
μであり、同じく温帯広葉樹パルプのそれは0.7〜1
.6mm、20〜40μであるが、これらを使い分ける
ことによつて容易、且つ自在にミクロン単位の穴等をコ
ントロールしながら形成することも可4能である。
また強酸可溶性繊維の配合割合を0.5〜90重量部の
範囲内で適宣に選択することによつて穴の数を適当にコ
ントロールすることが可能である。
なお強酸可溶性繊維の配合割合が0.5重量部以下では
一般に穴形成の効果が殆んどなくなり、また強酸及び強
アルカリ非溶解繊維の配合割合が10重量部以下では一
般に強酸処理後のネツトワークが形成しにくい。また強
酸処理としては例えば75%(重量)硫酸浴中に混抄紙
を浸漬して行うことができ、濃硫酸処理後水洗し中和し
て硫酸を除去すればよい。
更に硫酸の水洗後ポリオレフイン繊維等からなる強酸及
び強アルカリ非溶解繊維のネツトワーク又はフイルムは
繊維の性質から水と馴じみにく・なるが、この場合は目
的に応じて界面活性剤を使用して紙葉表面の親水性を高
めるようにすればよい以上要するに、この発明によれば
強酸可溶性繊維の大きさ、配合割合を適宣に選択して配
合することにより穴の大きさ、数等を容易に、且つ自在
にコントロールすることができるので、適度の通気、通
液性を有する耐酸、耐アルカリ性紙葉を製造することが
できる。
なおセルロース系パルプ等の強酸可溶性繊維と強酸及び
強アルカリ非溶解繊維との混抄紙を熱処理し、酸処理前
に一般のセルロース系パルプ鑑別用染色液例えばSel
leger染色液で染色すると、セルロース系パルプの
み染着してネツト状又はフイルム状となつたオレフイン
系繊維と容易に識別できる。
これを酸処理すると、セルロース系パルプは除去され、
跡にパルプ繊維と概ね同じ大きさの穴又はミゾが顕微鏡
下で観察される。したがつて上記方法によれば強酸処理
によつて形成される穴の大きさ、数等をあらかじめ確認
することができる。以下、この発明の実施例を示す。
実施例 1 ポリオレフイン系繊維(商品名SWPE−400、三井
ゼラパツク)85%(重量)と漂白広葉樹パルプ15%
(重量)を濃度0.02%で手抄シートマシンを用いて
目標坪量30g/m霊で抄紙した。
次に105℃の円筒ドライヤーで乾燥して得られた紙葉
を120〜130℃の円筒ドライヤーにて熱プレスした
。これを75%硫酸浴中に投入し、60秒間放置した後
水洗して硫酸を除き、目的とする耐酸、耐アルカリ紙を
得ることができる。
この紙の性質は次の通りであつた。
註1JISP8124に記載される方法で測定註2JI
SP8118に記載される方法で測定註3JISP81
18に記載される方法で測定註4JISP8117に記
載される方法で測定註5K0H50%、70℃液中に2
時間浸漬註6H2S0475%、20℃液中に1時間浸
漬実施例 2ポリオレフイン系繊維(一般抄紙用ポリプ
ロピレン繊維2dX10mm)40%(重量)と漂白針
葉樹パルプ60%(重量)を円網抄紙機を用いて目標坪
量55g/m霊で抄造した。
この紙を約165℃の2本の熱ロールで圧着して熱処理
を行ない、次いで75%濃硫酸中に3分間浸漬したのち
、水洗を行ない硫酸を除去した。得られた紙は荒い網状
を呈しており、優れた耐酸性と耐アルカリ性を有してい
た。この紙の性質は次の通りであった。なお紙質試験方
法は、実施例1と同様な方法で行なつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 強酸可溶性繊維0.5〜90重量部と強酸及び強ア
    ルカリ非溶解繊維10〜99.5重量部を混合抄紙し、
    更に熱処理を施した後、強酸を作用させて強酸可溶性繊
    維を溶解、除去してなる通気、通液性を有する耐酸、耐
    アルカリ性紙。
JP3659681A 1981-03-16 1981-03-16 通気、通液性を有する耐酸、耐アルカリ性紙 Expired JPS5953960B2 (ja)

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JPS57154498A JPS57154498A (en) 1982-09-24
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JPS63165598A (ja) * 1986-12-25 1988-07-08 株式会社 巴川製紙所 フツ素繊維紙とその製造方法

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JPS57154498A (en) 1982-09-24

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