JPS59692Y2 - 回転陽極x線管 - Google Patents
回転陽極x線管Info
- Publication number
- JPS59692Y2 JPS59692Y2 JP4320980U JP4320980U JPS59692Y2 JP S59692 Y2 JPS59692 Y2 JP S59692Y2 JP 4320980 U JP4320980 U JP 4320980U JP 4320980 U JP4320980 U JP 4320980U JP S59692 Y2 JPS59692 Y2 JP S59692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- shaft
- ray tube
- target
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転陽極X線管に関するもので、回転陽極の
回転軸の軸受の温度上昇を出来るかぎり低く抑えること
によって軸受の寿命を長くしようとするものである。
回転軸の軸受の温度上昇を出来るかぎり低く抑えること
によって軸受の寿命を長くしようとするものである。
一般に、回転陽極X線管においては、管球に固定された
軸箱内に軸受が設けられていて、その軸受で、対陰極(
以下ターゲットと称する)およびロータに取り付けられ
た回転軸が支承され、ターゲットおよびロータはX線管
の動作中回転を続けるようになっている。
軸箱内に軸受が設けられていて、その軸受で、対陰極(
以下ターゲットと称する)およびロータに取り付けられ
た回転軸が支承され、ターゲットおよびロータはX線管
の動作中回転を続けるようになっている。
この場合ターゲットの温度は1200℃程度まで上昇し
、その熱はターゲットとロータを連結する支持軸および
ロータを経由して、回転軸に伝達される。
、その熱はターゲットとロータを連結する支持軸および
ロータを経由して、回転軸に伝達される。
この支持軸ならびに回転軸は、変形や曲げに対して耐え
られるように機械的強度の高い金属、たとえばステンレ
スなどが用いられるが、その熱伝導率は比較的低く、こ
れらの回転軸に伝達される熱の一部は軸受にも伝えられ
る。
られるように機械的強度の高い金属、たとえばステンレ
スなどが用いられるが、その熱伝導率は比較的低く、こ
れらの回転軸に伝達される熱の一部は軸受にも伝えられ
る。
このため軸受に高真空、高温に耐える潤滑剤を使用して
いるが、寿命という観点からすれば、その動作温度は低
い程よい。
いるが、寿命という観点からすれば、その動作温度は低
い程よい。
動作温度が高い程、潤滑剤は剥離・飛散し易くなるから
である。
である。
したがってターゲットで発生する熱がこれらの回転軸の
方へ伝わりにくくするためにターゲット支持軸を可能な
限り長くしたり、場合によっては、中空円筒にしたりす
ることによって、熱抵抗を高める工夫をしている。
方へ伝わりにくくするためにターゲット支持軸を可能な
限り長くしたり、場合によっては、中空円筒にしたりす
ることによって、熱抵抗を高める工夫をしている。
しかしながら、ターゲット支持軸を長くしたり、中空円
筒にしたりする方法は、機械的強度の点から、自ら限度
がある。
筒にしたりする方法は、機械的強度の点から、自ら限度
がある。
この考案は上記の各種の問題点を解消するもので、回転
軸の中心部に熱伝導率の高い金属で軸芯を設けることに
よって、回転軸にターゲット側から伝えられる熱の大部
分を、ターゲラI−と反対側の回転軸先端まで導き、そ
の先端の黒化面より放熱させるようにして、途中にある
軸受の温度上昇を防止しようとするものである。
軸の中心部に熱伝導率の高い金属で軸芯を設けることに
よって、回転軸にターゲット側から伝えられる熱の大部
分を、ターゲラI−と反対側の回転軸先端まで導き、そ
の先端の黒化面より放熱させるようにして、途中にある
軸受の温度上昇を防止しようとするものである。
以下図面について説明する。
第1図において、1はターゲラI・で、2のターゲット
支持軸を介して、3のロータの肩部に取り付けられてい
る。
支持軸を介して、3のロータの肩部に取り付けられてい
る。
4はターゲラ1〜側軸受、5は回転軸で、中心部にター
ゲラI・と反対側の軸端に開口する中空孔が形成された
ステンレス等熱伝導率の低い金属よりなる中空回転軸5
′および前記中空孔内に挿入された銅、銀等の熱伝導率
の高い金属よりなる軸芯5″より構成されている。
ゲラI・と反対側の軸端に開口する中空孔が形成された
ステンレス等熱伝導率の低い金属よりなる中空回転軸5
′および前記中空孔内に挿入された銅、銀等の熱伝導率
の高い金属よりなる軸芯5″より構成されている。
6は封止側の軸受、7は両軸受4および6間のスペーサ
の役割をするパイプ、8は軸受押えナツト、9はロータ
3を回転軸5に固定するためのネジ、10は軸箱で管球
に固定されている。
の役割をするパイプ、8は軸受押えナツト、9はロータ
3を回転軸5に固定するためのネジ、10は軸箱で管球
に固定されている。
11はターゲット押えナツト、12は軸芯5″および中
空回転輪5′の先端に塗付された黒化面である。
空回転輪5′の先端に塗付された黒化面である。
第2図は、従来の回転陽極X線管の断面図であって、回
転軸5がステンレス等の熱伝導率の低い単一金属で構成
されている点を除き第1図と何等変わるところはない。
転軸5がステンレス等の熱伝導率の低い単一金属で構成
されている点を除き第1図と何等変わるところはない。
次に、第1図のこの考案の装置について、中空回転軸5
′とその中空内に挿入された軸芯5″とで構成された回
転軸5の作用を説明する。
′とその中空内に挿入された軸芯5″とで構成された回
転軸5の作用を説明する。
いま第2図の従来装置において、ターゲット1から回転
軸5に伝わる総熱量をQ、そのうち回転軸5を軸受押え
ナツト8の方向へ拡散していく熱量をQ2、ターゲット
側軸受4に伝わる熱量をQlとすれば、Q = Ql
+ Q2 (IJが成立する。
軸5に伝わる総熱量をQ、そのうち回転軸5を軸受押え
ナツト8の方向へ拡散していく熱量をQ2、ターゲット
側軸受4に伝わる熱量をQlとすれば、Q = Ql
+ Q2 (IJが成立する。
一方回転軸5の長さをl、断面積をS、熱伝導率をλ1
とすれば、回転軸5の熱抵抗ηは、 η=l/λ18 (21が成立する
。
とすれば、回転軸5の熱抵抗ηは、 η=l/λ18 (21が成立する
。
次に第1図に示す本考案の装置では中空回転軸5′の中
空部分に、熱伝導率の高い材料を用いた軸芯5を埋め込
んだ構造の回転軸5を使用している。
空部分に、熱伝導率の高い材料を用いた軸芯5を埋め込
んだ構造の回転軸5を使用している。
回転軸5に伝達されるターゲット1からの総熱量をQ、
回転軸5を軸受押えナツト8の方向へ拡散してゆく熱量
を02′、ターゲット側軸受4に伝わる熱量をQ1′と
すれば、 Q = Q1+ Q2 (3)が成
立する。
回転軸5を軸受押えナツト8の方向へ拡散してゆく熱量
を02′、ターゲット側軸受4に伝わる熱量をQ1′と
すれば、 Q = Q1+ Q2 (3)が成
立する。
中空回転軸5′の断面積と熱伝導率をSl、λ1、軸芯
5″のそれぞれを、S2.λ2とすれば、S = 81
+ 82 (4)で゛、 η1=l/λ181 、 η2=l/λ282 (
5)が成立する。
5″のそれぞれを、S2.λ2とすれば、S = 81
+ 82 (4)で゛、 η1=l/λ181 、 η2=l/λ282 (
5)が成立する。
ただし、η1.η2は、それぞれ中空回転軸5′と軸芯
5″の熱抵抗である。
5″の熱抵抗である。
(5)式より、第1図における回転軸5の全体の熱抵抗
η′は、1/η′=1/η1+l/η2(6) が成立する。
η′は、1/η′=1/η1+l/η2(6) が成立する。
したが′つて(5) 、 (6)式より?’ = l/
λ181+λ282 となる。
λ181+λ282 となる。
(7)
(2) (4) (71式より
が成立する。
η−η′〉Oはλ2〉λ1により成立する。
したがってη〉η (9)
すなわち、回転軸5としては第1図の本考案の構造のも
のの方が熱抵抗が小さいこととなる。
すなわち、回転軸5としては第1図の本考案の構造のも
のの方が熱抵抗が小さいこととなる。
したがって、当然、
Ql)Ql、 Q2−? Q2 (1
0)となるので、ターゲット側軸受4の温度を低く抑え
ることができ、その寿命は長くなる。
0)となるので、ターゲット側軸受4の温度を低く抑え
ることができ、その寿命は長くなる。
なお、回転軸端に黒化面12を形成しておけば、回転軸
端での放熱効果が大きくなり、軸受は温度を低くするこ
とができる。
端での放熱効果が大きくなり、軸受は温度を低くするこ
とができる。
この考案によって、軸受の温度を低く抑えることができ
、その寿命を長くすることができるほか、軸受温度の低
下にともない、排気のときに陽極部品の脱ガス温度を上
げることができるので安定な高真空を得ることが可能と
なるので、X線管の耐電圧が向上する効果も得られ、実
用的に有用な効果を奏する。
、その寿命を長くすることができるほか、軸受温度の低
下にともない、排気のときに陽極部品の脱ガス温度を上
げることができるので安定な高真空を得ることが可能と
なるので、X線管の耐電圧が向上する効果も得られ、実
用的に有用な効果を奏する。
第1図はこの考案の回転陽極X線管の断面図、第2図は
従来の回転陽極X線管の断面図である。 符号の説明:1:対陰極(ターゲット)、2:ターゲッ
ト支持軸、3:ロータ、4:ターゲット側軸受、5:回
転軸、5′:中空回転軸、5″軸芯、8:軸受押えナツ
ト、10:軸箱、12:黒化面。
従来の回転陽極X線管の断面図である。 符号の説明:1:対陰極(ターゲット)、2:ターゲッ
ト支持軸、3:ロータ、4:ターゲット側軸受、5:回
転軸、5′:中空回転軸、5″軸芯、8:軸受押えナツ
ト、10:軸箱、12:黒化面。
Claims (1)
- 一端に対陰極を有する回転軸を管球に固定された軸箱に
軸受を介して回転自在に支承してなるX線管において、
前記回転軸を中空とし、その中空内に熱伝導率の高い金
属より成る軸芯を設け、回転軸受の熱抵抗を低くしたこ
とを特徴とする回転陽極X線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4320980U JPS59692Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 回転陽極x線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4320980U JPS59692Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 回転陽極x線管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56144465U JPS56144465U (ja) | 1981-10-31 |
| JPS59692Y2 true JPS59692Y2 (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=29638536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4320980U Expired JPS59692Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 回転陽極x線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59692Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018018642A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 株式会社日立製作所 | X線管装置及びx線ct装置 |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP4320980U patent/JPS59692Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56144465U (ja) | 1981-10-31 |
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