JPS598308B2 - 水性塗料組成物 - Google Patents
水性塗料組成物Info
- Publication number
- JPS598308B2 JPS598308B2 JP8252175A JP8252175A JPS598308B2 JP S598308 B2 JPS598308 B2 JP S598308B2 JP 8252175 A JP8252175 A JP 8252175A JP 8252175 A JP8252175 A JP 8252175A JP S598308 B2 JPS598308 B2 JP S598308B2
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- Japan
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- water
- paints
- paint
- viscosity
- dispersed
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水性塗料輯成物に関するものである。
一般に広く使用されている溶剤型の塗料は、その種類に
よつて20〜70Cf6位の有機溶剤を含み、また塗装
に際しては場合により更にシンナーとして有機溶剤が使
用される。この有機溶剤は、塗膜形成時に大気中に放散
され、仕上り塗膜には不必要なものであるのに塗料のコ
スト中のかなりの部分を占め、また塗料に引火、爆発の
危険性をもたらし、臭気や中毒のおそれなどの衛生面か
らも好ましくなく、更に塗装ブースあるいは乾燥炉から
排出される有機溶剤は、大気を汚染するものとして問題
視されている。有機溶剤によるこれらの欠点を解消する
手段として水性塗料が着目され研究がすすめられている
。しかし水性塗料はその溶剤の大半が水であるため、蒸
発速度が遅く、表面張力が大きく、また溶剤組成の自由
度が小さい等の欠点を有し、そのため種種の塗装欠陥が
発生しやすい。
よつて20〜70Cf6位の有機溶剤を含み、また塗装
に際しては場合により更にシンナーとして有機溶剤が使
用される。この有機溶剤は、塗膜形成時に大気中に放散
され、仕上り塗膜には不必要なものであるのに塗料のコ
スト中のかなりの部分を占め、また塗料に引火、爆発の
危険性をもたらし、臭気や中毒のおそれなどの衛生面か
らも好ましくなく、更に塗装ブースあるいは乾燥炉から
排出される有機溶剤は、大気を汚染するものとして問題
視されている。有機溶剤によるこれらの欠点を解消する
手段として水性塗料が着目され研究がすすめられている
。しかし水性塗料はその溶剤の大半が水であるため、蒸
発速度が遅く、表面張力が大きく、また溶剤組成の自由
度が小さい等の欠点を有し、そのため種種の塗装欠陥が
発生しやすい。
その欠陥の主なものに以下のような4タレ、2タマリ、
3ワキがある。4 タレ・・・・・・乾燥前のウェット
塗膜が流動し易いときには、重力等によつて塗料が垂れ
てくる塗装欠陥。
3ワキがある。4 タレ・・・・・・乾燥前のウェット
塗膜が流動し易いときには、重力等によつて塗料が垂れ
てくる塗装欠陥。
2 タマリ・・・・・・被塗装物の鋭角となす彎曲部に
塗料が集中的に塗着したり、あるいは他の部分から流動
して来た塗料が該部分にたまる塗装欠陥。
塗料が集中的に塗着したり、あるいは他の部分から流動
して来た塗料が該部分にたまる塗装欠陥。
3 ワキ・・・・・・タマリ等による膜厚の大きい所で
発生し易い溶剤の急激な蒸発や脱泡によつて起きる塗装
欠陥。
発生し易い溶剤の急激な蒸発や脱泡によつて起きる塗装
欠陥。
水性塗料には、水分散型塗料と水溶性塗料の二種類があ
る。
る。
水に不溶性の樹脂を水浴化させる方法には、樹脂のタイ
プによつて種々あるが、本発明においては、例えば樹脂
中のフリーのカルボキシル基をアミン類で中和すること
によつて水浴化させる。その際、樹脂中のカルボキシル
基を100%以上アミン類で中和すると水溶性となり、
これからできる塗料を水溶性塗料と称する。カルボキシ
ル基を100Cfll以下でアミン類にて中和した場合
、樹脂は、完全には水に溶解せず水中に分散するか、あ
るいは沈降する。沈降するものを乳化剤によつて分散さ
せたものを水性エマルジョンと称するが、乳化剤の使用
の有無にかかわらず水に分散して出来た樹脂からなる塗
料を水分散型塗料と称する。水分散型塗料と水溶性塗料
との塗装性において大きく異なる点は、前者が塗料の固
型分濃度の変化に対して大きく粘度変化するのに対して
、後者はそれ程大きく変化しないことである。
プによつて種々あるが、本発明においては、例えば樹脂
中のフリーのカルボキシル基をアミン類で中和すること
によつて水浴化させる。その際、樹脂中のカルボキシル
基を100%以上アミン類で中和すると水溶性となり、
これからできる塗料を水溶性塗料と称する。カルボキシ
ル基を100Cfll以下でアミン類にて中和した場合
、樹脂は、完全には水に溶解せず水中に分散するか、あ
るいは沈降する。沈降するものを乳化剤によつて分散さ
せたものを水性エマルジョンと称するが、乳化剤の使用
の有無にかかわらず水に分散して出来た樹脂からなる塗
料を水分散型塗料と称する。水分散型塗料と水溶性塗料
との塗装性において大きく異なる点は、前者が塗料の固
型分濃度の変化に対して大きく粘度変化するのに対して
、後者はそれ程大きく変化しないことである。
自動車塗装のように被塗装物による溶剤の吸収が全く望
めない塗装にあつては、塗装置後の初期塗膜状態は塗装
時に蒸発する僅かな溶剤量によつて塗料が急激に増粘し
、それによつて安定化されるということが必要である。
それ故、水の蒸発がそれ程期待できない水性塗料のスプ
レー塗装においては、僅かな水の蒸発で急激に増粘する
水分散型塗料は有効な塗料である。
めない塗装にあつては、塗装置後の初期塗膜状態は塗装
時に蒸発する僅かな溶剤量によつて塗料が急激に増粘し
、それによつて安定化されるということが必要である。
それ故、水の蒸発がそれ程期待できない水性塗料のスプ
レー塗装においては、僅かな水の蒸発で急激に増粘する
水分散型塗料は有効な塗料である。
水性塗料と言つても完全に溶剤が水のみの塗料を作成す
ることは困難なことであり、またこのような種々の塗装
欠陥を生ずることから、ある程度の有機溶剤が使用され
ている。前記塗装欠陥の一つであるタレの問題を解決す
る一つの方法として、僅かの水の蒸発により急激に粘度
を増大する水分散型塗料を使用する方法がとられている
。
ることは困難なことであり、またこのような種々の塗装
欠陥を生ずることから、ある程度の有機溶剤が使用され
ている。前記塗装欠陥の一つであるタレの問題を解決す
る一つの方法として、僅かの水の蒸発により急激に粘度
を増大する水分散型塗料を使用する方法がとられている
。
一方ワキの問題に対しては、従来から高沸点有機溶剤が
考えられているが、従来水性塗料で使用されているブチ
ルカルビトール、ブチルセロソルブ等の高沸点溶剤は水
分散型塗料を増粘させたり、また加えられた割には粘度
変化が小さかつたりする。これらの溶剤を使用したとき
は、かなり多量の水を加えないと吹き付け粘度の調整で
きないという欠点がある。その結果、ワキの問題に対し
、効果が少なく、場合によつては逆にワキ易くなること
も知られている。またブチルカルビトール、ブチルセロ
ソルブ等を一定量以上使用すると、樹脂を溶解させたり
膨潤させたりするので水分散型塗料の性質が水溶性塗料
の性質に近くなりタレ易くなる事実も見出されている。
以上のことから、水分散型塗料の吹付け時の粘度特性を
損することなく、しかもワキ、タレ等の欠点を除去し得
るような高沸点の有機溶剤の添加が望まれていた。本発
明者らは、前記問題を解決するため種々研究を重ねた結
果、エチレングリコール類を水とともに使用すると塗装
に際しタレやワキが発生せず秀れた塗膜を得ることがで
きるとの知見を得て、ここに本発明を完成した。
考えられているが、従来水性塗料で使用されているブチ
ルカルビトール、ブチルセロソルブ等の高沸点溶剤は水
分散型塗料を増粘させたり、また加えられた割には粘度
変化が小さかつたりする。これらの溶剤を使用したとき
は、かなり多量の水を加えないと吹き付け粘度の調整で
きないという欠点がある。その結果、ワキの問題に対し
、効果が少なく、場合によつては逆にワキ易くなること
も知られている。またブチルカルビトール、ブチルセロ
ソルブ等を一定量以上使用すると、樹脂を溶解させたり
膨潤させたりするので水分散型塗料の性質が水溶性塗料
の性質に近くなりタレ易くなる事実も見出されている。
以上のことから、水分散型塗料の吹付け時の粘度特性を
損することなく、しかもワキ、タレ等の欠点を除去し得
るような高沸点の有機溶剤の添加が望まれていた。本発
明者らは、前記問題を解決するため種々研究を重ねた結
果、エチレングリコール類を水とともに使用すると塗装
に際しタレやワキが発生せず秀れた塗膜を得ることがで
きるとの知見を得て、ここに本発明を完成した。
図は水分散型アクリル・メラミン樹脂塗料(組成は後記
第1表に示す)100CCに対し、谷種の有機溶剤の添
加量と粘度変化の関係を表わす。
第1表に示す)100CCに対し、谷種の有機溶剤の添
加量と粘度変化の関係を表わす。
図からも分かる如く、ブチルセロソルブ、ブチルカルビ
トールは、その添加量をある値まで増大するに従い、塗
料の粘度も増加する。またエチルカルビトール、メチル
カルビトールはそれらの添加量の増加により、塗料の粘
度は殆ど変化せず幾分減少する。それに対し、エチレン
グリコール類は、水と同様にその添加量の増大につれ、
塗料の粘度は相当減少する。すなわち該溶剤は、他の溶
剤と異なり、樹脂に作用することなく、水と同様に単に
分散剤として働くのみであるので、溶剤の量に比例して
安定した状態で塗料粘度の低下が得られる。その結果従
来の塗料のように吹きつけ時の固型分濃度を低下させる
ことなくむしろ高く維持することができ、また高沸点有
機溶剤の添加によるワキ、タレの防止効果をも有効に得
られる。以上述べたように本発明は、カルボキシル基の
中和率100%未満の樹脂よりなる水分散型アク〕ル・
メラミン樹脂塗料に、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、等のエチレング
リコール類の内1種又は2種以上を添加することからな
る水性塗料組成物にある。以下本発明の効果を証するた
めに実施例によつて説明する。下記の第1表に示す組成
から成る塗料A,B,C,D,E,F、を調製する。
トールは、その添加量をある値まで増大するに従い、塗
料の粘度も増加する。またエチルカルビトール、メチル
カルビトールはそれらの添加量の増加により、塗料の粘
度は殆ど変化せず幾分減少する。それに対し、エチレン
グリコール類は、水と同様にその添加量の増大につれ、
塗料の粘度は相当減少する。すなわち該溶剤は、他の溶
剤と異なり、樹脂に作用することなく、水と同様に単に
分散剤として働くのみであるので、溶剤の量に比例して
安定した状態で塗料粘度の低下が得られる。その結果従
来の塗料のように吹きつけ時の固型分濃度を低下させる
ことなくむしろ高く維持することができ、また高沸点有
機溶剤の添加によるワキ、タレの防止効果をも有効に得
られる。以上述べたように本発明は、カルボキシル基の
中和率100%未満の樹脂よりなる水分散型アク〕ル・
メラミン樹脂塗料に、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、等のエチレング
リコール類の内1種又は2種以上を添加することからな
る水性塗料組成物にある。以下本発明の効果を証するた
めに実施例によつて説明する。下記の第1表に示す組成
から成る塗料A,B,C,D,E,F、を調製する。
次いでこれらの塗料を第2表に示す塗装条件にて塗装す
る。
る。
上記の塗装方法により、形成せしめた塗膜を肉眼的観察
により評価し、その結果を第3表に以下の記号にて表わ
す。
により評価し、その結果を第3表に以下の記号にて表わ
す。
上記の結果より、明らかに塗料C,D,E,Fはタレや
ワキが発生しない秀れた塗料であることがわかる。
ワキが発生しない秀れた塗料であることがわかる。
以上の説明からあきらかなように、水分散型塗料におい
て、分散剤として作用するエチレングリコール類を水の
代わりに使用することにより、水分散型塗料の吹き付け
時の粘度特性を変えることなく、しかもワキやタレ等の
塗装欠陥を防止し仕上り肌の良好な塗膜を得ることがで
きる。
て、分散剤として作用するエチレングリコール類を水の
代わりに使用することにより、水分散型塗料の吹き付け
時の粘度特性を変えることなく、しかもワキやタレ等の
塗装欠陥を防止し仕上り肌の良好な塗膜を得ることがで
きる。
図は、水分散型塗料への添加有機溶剤量と粘度変化を表
わすグラフである。
わすグラフである。
Claims (1)
- 1 水分散型アクリル・メラミン樹脂塗料にエチレング
リコール類の1種又は2種以上を添加したことを特徴と
する水性塗料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8252175A JPS598308B2 (ja) | 1975-07-04 | 1975-07-04 | 水性塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8252175A JPS598308B2 (ja) | 1975-07-04 | 1975-07-04 | 水性塗料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS526739A JPS526739A (en) | 1977-01-19 |
| JPS598308B2 true JPS598308B2 (ja) | 1984-02-23 |
Family
ID=13776827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8252175A Expired JPS598308B2 (ja) | 1975-07-04 | 1975-07-04 | 水性塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598308B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5253938A (en) * | 1975-10-28 | 1977-04-30 | Sumitomo Chem Co Ltd | Prevention of blister |
| JPS54138017A (en) * | 1978-04-18 | 1979-10-26 | Tsuzuki Junichi | Molding flask device for producing concrete segments |
| JPS55115471A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-05 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | Emulsion composition |
| JPS5762005U (ja) * | 1980-10-01 | 1982-04-13 |
-
1975
- 1975-07-04 JP JP8252175A patent/JPS598308B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS526739A (en) | 1977-01-19 |
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