JPS598986Y2 - 原油の脱塩装置 - Google Patents
原油の脱塩装置Info
- Publication number
- JPS598986Y2 JPS598986Y2 JP10184181U JP10184181U JPS598986Y2 JP S598986 Y2 JPS598986 Y2 JP S598986Y2 JP 10184181 U JP10184181 U JP 10184181U JP 10184181 U JP10184181 U JP 10184181U JP S598986 Y2 JPS598986 Y2 JP S598986Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crude oil
- water
- water droplets
- salts
- desalination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は原油の脱塩装置に関し、詳しくは原油中に含ま
れる塩類を効率よく除去することのできる装置に関する
。
れる塩類を効率よく除去することのできる装置に関する
。
従来、原油中に含まれる塩類を除去するには、原油を脱
塩装置に導入してこれに水を加え両者を接触させること
により塩類を水に移行させ、次いで高電圧を印加し、原
油中の水を凝集させて微小水滴を形或せしめ、この微小
水滴を底部へ沈降させて分離することにより、塩類を除
去することが行なわれている。
塩装置に導入してこれに水を加え両者を接触させること
により塩類を水に移行させ、次いで高電圧を印加し、原
油中の水を凝集させて微小水滴を形或せしめ、この微小
水滴を底部へ沈降させて分離することにより、塩類を除
去することが行なわれている。
しかし、この場合、微小水滴が装置底部に沈降するのに
時間がかかり、しかも水を原油から完全に分離すること
が難しいという問題がある。
時間がかかり、しかも水を原油から完全に分離すること
が難しいという問題がある。
そこで本考案者は上記従来技術の欠点を克服し、塩類を
含む水を原油から速やかにかつ完全に分離することので
きる装置を開発すべく研究を重ねた。
含む水を原油から速やかにかつ完全に分離することので
きる装置を開発すべく研究を重ねた。
その結果、形或した微小水滴の沈降速度およびその分離
を助長するために脱塩槽の下方位置に傾斜板を設けるこ
とが有効であることを見出し、本考案を完或するに至っ
た。
を助長するために脱塩槽の下方位置に傾斜板を設けるこ
とが有効であることを見出し、本考案を完或するに至っ
た。
本考案を図面に基いて説明すれば、本考案は脱塩槽1中
に少なくとも一対の電極2,2′を設けると共に、該電
極の下方位置に一枚あるいは複数枚の傾斜板3を配設し
てなる脱塩装置を提供するものである。
に少なくとも一対の電極2,2′を設けると共に、該電
極の下方位置に一枚あるいは複数枚の傾斜板3を配設し
てなる脱塩装置を提供するものである。
本考案によれば、まず処理すべき原油(塩類を含有して
いる。
いる。
)および水を供給口4から脱塩槽1内へ導入する。
ここで原油と水は接触することによって原油中の塩類が
水に移行する。
水に移行する。
次いで少なくとも一対設けられている電極2,2′の間
に形或された高電圧の電界の影響を受けて、原油中の水
が凝集して微小な水滴に或長する。
に形或された高電圧の電界の影響を受けて、原油中の水
が凝集して微小な水滴に或長する。
この微小水滴は、脱塩槽1の底部に向かって徐々に沈降
するが、その沈降速度は非常に遅いためこのままでは分
離効率が十分でない。
するが、その沈降速度は非常に遅いためこのままでは分
離効率が十分でない。
そのため本考案では、電極2,2′の下方位置に一枚あ
るいは複数枚の傾斜板3が配設されている。
るいは複数枚の傾斜板3が配設されている。
沈降する微小水滴が傾斜板3の上部に衝突すると、そこ
で水滴が原油と分離しやすい状態となったり、また水滴
同士が結合してより大きな水滴となったりすることによ
り傾斜板3に沿って速やかに下方へ移動する。
で水滴が原油と分離しやすい状態となったり、また水滴
同士が結合してより大きな水滴となったりすることによ
り傾斜板3に沿って速やかに下方へ移動する。
ここで傾斜板3の形状,枚数,設置角度,設置位置等に
ついては、各種条件に応して適宜定めればよく、一義的
に決定することはできないが、要するに沈降する微小水
滴を可能な限り多く受け止めて、原油と分離しやすい状
態にできることと共に、この微小水滴をできるだけ迅速
に脱塩槽1の底部へ移動せしめて排水口7から排出で゛
きるもので゛あればよい。
ついては、各種条件に応して適宜定めればよく、一義的
に決定することはできないが、要するに沈降する微小水
滴を可能な限り多く受け止めて、原油と分離しやすい状
態にできることと共に、この微小水滴をできるだけ迅速
に脱塩槽1の底部へ移動せしめて排水口7から排出で゛
きるもので゛あればよい。
このような観点から通常は、傾斜板3の枚数をなるべく
多くするのみならず、その形状も表面積が大きくなるよ
うに例えば波形状にするなどの工夫を施すことが好まし
い。
多くするのみならず、その形状も表面積が大きくなるよ
うに例えば波形状にするなどの工夫を施すことが好まし
い。
また傾斜板3の設置位置は、電極2,2′の下方位置で
あればよいが、形或した微小水滴が傾斜板3に衝突する
までに長時間を要するような位置では効率が悪いので、
電極2,2′の直下位置あるいはやや下方位置とするの
が好ましく、あまり底部に近い位置とするのは好ましく
ない。
あればよいが、形或した微小水滴が傾斜板3に衝突する
までに長時間を要するような位置では効率が悪いので、
電極2,2′の直下位置あるいはやや下方位置とするの
が好ましく、あまり底部に近い位置とするのは好ましく
ない。
さらに傾斜板3の傾斜角度は、沈降する微小水滴が傾斜
板に衝突する際に、水滴が原油と分離しやすい状態にな
る程度に強い衝撃を受けることができると共に、衝突し
た水滴が傾斜板に沿って速やかに底部へ流下しうる程度
の角度とすればよい。
板に衝突する際に、水滴が原油と分離しやすい状態にな
る程度に強い衝撃を受けることができると共に、衝突し
た水滴が傾斜板に沿って速やかに底部へ流下しうる程度
の角度とすればよい。
具体的な傾斜角度としては、水平面に対して30〜60
゜、好ましくは40〜50’とすればよい。
゜、好ましくは40〜50’とすればよい。
なお、上記傾斜板3は適宜手段にて脱塩槽1に取付けれ
ばよく、例えば脱塩槽1底部に備え付けた支持体6によ
って固定することかで゛きる。
ばよく、例えば脱塩槽1底部に備え付けた支持体6によ
って固定することかで゛きる。
叙上の如く、本考案の脱塩装置によれば、供給口4から
導入された塩類を含む原油と水が接触し、原油中の塩類
を水に移行せしめ、次いで高電圧を印加した電極2,2
′間を通すことによって、該原油中の水を微小水滴とし
て沈降させ、これを傾斜板3に受け止めて底部へ流下さ
せ、排水口7より排出させることができる。
導入された塩類を含む原油と水が接触し、原油中の塩類
を水に移行せしめ、次いで高電圧を印加した電極2,2
′間を通すことによって、該原油中の水を微小水滴とし
て沈降させ、これを傾斜板3に受け止めて底部へ流下さ
せ、排水口7より排出させることができる。
従って原油から水の分離が迅速かつほぼ完全にでき、し
かも分離される水中には原油中に含まれる塩類の大部分
が溶解しているため、本考案の装置を用いれば、原油中
から塩類をほぼ完全に、また極めて能率的に除去するこ
とができる。
かも分離される水中には原油中に含まれる塩類の大部分
が溶解しているため、本考案の装置を用いれば、原油中
から塩類をほぼ完全に、また極めて能率的に除去するこ
とができる。
なお、塩類を除去した原油は、水より比重の小さいこと
を利用して、脱塩槽1の上方の取出口5より取出せは゛
よい。
を利用して、脱塩槽1の上方の取出口5より取出せは゛
よい。
それ故、本考案の脱塩装置は、各種原油類から不純物で
ある塩類を除去する装置として有効に利用することがで
きる。
ある塩類を除去する装置として有効に利用することがで
きる。
本考案の脱塩装置(内径4.27m,長さ26mの脱塩
槽内に縦120 cnn,横235 cmの傾斜板10
0枚を10cm間隔にて傾斜角度45゜で設置したもの
)に原油(アラピ゛アン・ヘビー)を11100 kl
7日および水を410 kl/日の割合で導入したとき
、排水口からの水の排出量は390 kl/日であり、
分離効率は95%であった。
槽内に縦120 cnn,横235 cmの傾斜板10
0枚を10cm間隔にて傾斜角度45゜で設置したもの
)に原油(アラピ゛アン・ヘビー)を11100 kl
7日および水を410 kl/日の割合で導入したとき
、排水口からの水の排出量は390 kl/日であり、
分離効率は95%であった。
一方、傾斜板を設置していない脱塩装置を用いて同様に
処理したときの水の排出量は360 kl/日であり、
分離効率は88%であった。
処理したときの水の排出量は360 kl/日であり、
分離効率は88%であった。
第1図は本考案の装置を正面から見た説明図、第2図は
本考案の装置を側面から見た説明図である。 1・・・・・・脱塩槽、2,2′・・・・・・電極、3
・・・・・・傾斜板、4・・・・・・供給口、5・・・
・・・取出口、6・・・・・・支持体、7・・・・・・
排水口。
本考案の装置を側面から見た説明図である。 1・・・・・・脱塩槽、2,2′・・・・・・電極、3
・・・・・・傾斜板、4・・・・・・供給口、5・・・
・・・取出口、6・・・・・・支持体、7・・・・・・
排水口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 脱塩槽1中に少なくとも一対の電極2,2′を設けると
共に、該電極の下方位置に一枚あるいは複数枚の傾斜板
3を配設してなる原油の脱塩装置。 2.傾斜板3が波形状のものである実用新案登録請求の
範囲第1項記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10184181U JPS598986Y2 (ja) | 1981-07-10 | 1981-07-10 | 原油の脱塩装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10184181U JPS598986Y2 (ja) | 1981-07-10 | 1981-07-10 | 原油の脱塩装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5812250U JPS5812250U (ja) | 1983-01-26 |
| JPS598986Y2 true JPS598986Y2 (ja) | 1984-03-21 |
Family
ID=29896495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10184181U Expired JPS598986Y2 (ja) | 1981-07-10 | 1981-07-10 | 原油の脱塩装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598986Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-10 JP JP10184181U patent/JPS598986Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5812250U (ja) | 1983-01-26 |
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