JPS5991168A - 塩化ビニリデン共重合体の粉末状高周波接着剤 - Google Patents

塩化ビニリデン共重合体の粉末状高周波接着剤

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JPS5991168A
JPS5991168A JP20103482A JP20103482A JPS5991168A JP S5991168 A JPS5991168 A JP S5991168A JP 20103482 A JP20103482 A JP 20103482A JP 20103482 A JP20103482 A JP 20103482A JP S5991168 A JPS5991168 A JP S5991168A
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忠範 野村
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杉本 権司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハロゲン化ビニリデン共重合体から橙る粉末状
の高周波接着剤に関するものである。更に詳しくは、特
定のモノマー組成からなり、金属、ガラス、木材、繊維
状物等に濡れやすく実用的な高周波接着力を有するハロ
ゲン化ビニリデン共重合体からなる粉末状の高周波接着
剤に関するものである。
従来は、高周波接着剤として軟質ポリ塩化ビニルフィル
ムや低融点ポリアミドフィルムのフィルム状の高周波接
着剤;ポリ塩化ビニルラテックスやポリ塩化ビニリデン
共重合体ラテックスから形成されたフィルム状の高周波
接着剤があった。最近はポリ塩化ビニル粉末や低融点ポ
リアミド粉末の高周波接着剤は開発されているが、誘電
体損失が小さすぎたり、総濡れ特性値が小さすぎて、充
分実用的に耐えられる高周波接着力を有する粉末状の高
周波接着剤はない。
高周波接着剤は以下の6つの犬き々利点があるだめ特に
近年注目をあびている。
■ 接着前はフィルム又は粉末で保存、取扱いが容易で
ある。
■ 接着時は高周波電圧を短時間印加するだけで接着で
き、接着力は原理的には高周波電圧の印加時間及び接圧
と接圧温度により任意にコントロールが容易である。
■ 高周波接着工程は自動化しやすく、各種の連続組立
工程へのオンライン化又はロボット化が容易である。
最近の高周波発生器及びその電子制御機構の小型化、精
密化、信頼性の向上により、高周波接着機は小型で、安
価になり、各種の連続接着プロセスへのオンラインに組
み込まれてきている。
例えば少品種で多量に高速で生産される接着構成体又は
多品種で少量でも高速で生産される接着構成体を連続的
に製造する工程には、高周波接着機は極めて威力を発揮
する。
この様々高周波接着機が威力を発揮する具体的製品の一
例を掲げると、 ■ 工業的繊維資材(テント及びシートの縫製)■ 合
板・集成材 ■ ユニット家具 ■ インチリヤ(自動車内装材、船舶内装材、航空機内
装材)例えば天井材、壁材、カーペット、座席、ドアな
どの複線な曲線縫製がある。
高周波接着機に適性のある材料としては、本質的に印加
された高周波電場に誘導されて発熱し、■融解又は軟化
 ■架橋硬化する材料でなければならない。この誘導発
熱するためには誘電体損失が印加高周波数に対応して重
要である。一方杖接着材との濡れが充分でないと接着界
面での剥離が生じて所定の接着力が得られない事は接着
剤を使用する上で常識である。
高周波誘導発熱する材料として、■前者の例として、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリ
アミド系樹脂があり、■後者の例としては、フェノール
、尿素、レゾルシノール、メラミン樹脂が公知である。
■前者の高周波誘導発熱材料はいずれもフィルム状又は
ラテックスを成膜したフィルム状で使用されることが一
般的であり、■後者の高周波誘導発熱材料は、水溶液又
はアルコール溶液又は水又はアルコール媒体の懸濁液で
使用されるのが一般的である。
■の熱硬化型の高周波接着剤は、接着力はすぐれている
ものの、本質的に以下の4つの欠点があった。
(1)水又はアルコールを多量に含むウェット系であり
取扱い、保存に難がある。
(2)水又はアルコールを蒸発させなければならず乾燥
工程が必要であり、乾燥エネルギーが多量に必要である
。又乾燥速度が遅く、生産性に欠ける。
(3)  アルコールを用いる系では、乾燥速度は水系
より早いが、火災、環境汚染、安全衛生面で難点がある
(4)  ウェット系であるのでオンラインシステムと
して組み込む事に難がある。
■の熱可塑型の高周波接着剤は、本質的にドライである
ため、■の接着剤よりすぐれているが、以下の4つの難
点がある。
■ フィルム状の接着剤と被接着材との位置ぎめが困難
であり、わずかの外力で位置合せかずれてしまう難点が
ある。
■ 被接着材の大きさにより、フィルムを裁断しなけれ
ばならず、端切れフィルムが生じても再使用できなくロ
スとなる欠点がある。
■ フィルム挿入工程は自動化することが困難であり、
オンラインシステムとして組み込むのに難がある。
■ ナイロンフィルムは濡れ特性が低く、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデンは成膜工程で変質しやすく、可
塑剤等を用いなければならないので、被接着材との濡れ
改良に限度があり、接着界面剥離が生ずる場合もある。
■の熱硬化型高周波接着剤の位置決め、ロスの発生、被
接着材との濡れに関する欠点、難点をなくシ、■の熱硬
化型高周波接着剤のウェット系であることに起因する欠
点のない新しい高周波接着剤が要求せられていた。その
基本的要求性能としては、以下の4つがある。
■ ドライである。
■ ロスはなく再使用できる、 ■ インラインシステムに容易に組み込む接着剤である
■ 被接着材との濡れが容易にコントロールできる。
本発明者達は以上の要求に対して、鋭意研究の結果、4
つの基本的要求性能を満足する塩化ビニリデン共重合体
からなる粉末状の高周波接着剤を提供することができた
すなわち、本発明によれば、20モモル係上、93モル
係以下のハロゲン化ビニリデン成分(A)と(A)成分
と共重合可能なモノマーから選ばれた1種以上の7モル
係以上、80モモル係下のモノマー(B)と(A)成分
および/あるいは(B)成分と共重合可能な官能性モノ
マーから選ばれた0モル係以上、10モモル係下のモノ
マー成分(C)からなるハロゲン化ビニリデン共重合体
であり、該共重合体末端が官能性基からなるハロゲン化
ビニリデン共重合体の粉末状高周波接着剤が提供される
以下に具体的な発明の要件とそれを実施例で示すがその
内容のみに限定されない。
本発明の接着剤はエマルジョン重合法によシ製造される
。水溶性のラジカル開始剤を用いるエマルジョン重合法
は共重合体末端が硫酸基、亜硫酸基、水酸基等が導入で
き共重合体末端に官能基を付与できる利点がある。
エマルジョン重合法では、例えばアクリル酸、メタクリ
ル酸、グリシジルメタクリル酸、2−ヒドロキシエチル
アクリレート等の官能性モノマー成分をコントロールよ
く共重合体に導入できる利点がある、 共重合体末端に官能基を付与することができれば接着剤
として被着体への濡れ性が向上し、接着界面での接着力
を太きくし、接着界面での剥離を防止することができる
。また、官能性モノマー成分をコントロールよく共重合
体に導入することができれば上記の場合と同様に界面接
着力を増大させることができる。
繊維を高周波接着する時には、分子量の大きい粉末と分
子量の小さい粉末の混合物も好ましい。
分子量の小さい粒子は、繊維間に融解又は軟化1−てし
み込み易く、分子量の大きい粒子は、接着力に寄与する
エマルジョン重合法による粉末の製法として、例えば慣
用のラジカル開始剤の存在下でのエマルジョン重合法、
塩析剤存在下での化学塩析法や機械的剪断力下や温度変
化での物理塩析法と熱風乾燥法、赤外線乾燥法、マイク
ロ波乾燥法など公知の方法を組合せて製造することがで
きる。
重合には衆知のエマルジョン重合に適したラジカル開始
剤を採用することができる。その例として、過硫酸ソー
ダ、過硫酸カリ、過硫酸アンモニウム、過酸化水素等が
慣用される。
上記のラジカル開始剤は水溶性の還元剤と併用してRe
doxラジカル開始剤としても慣用される、水溶性の還
元剤として例えばメルカプタン、亜硫酸、亜硫酸ソーダ
、亜硫酸水素ナトリウム、ス・ルホキシル酸水素ナトリ
ウム、ホルムアルデヒド付加体がある。
これらの開始剤として代表的には、モノマーに対して0
.01重量−以上、1.5重量%以下用いられ、好まし
くは0.05重量%以上、0.75重量%以下、更に好
ましくは0.1重重係以上、0.5重量−以下用いられ
る。重合温度としては、一般には20℃から80°Cの
範囲の温度域で重合させらへ好ましくは40°Cから7
0°Cの温度域で重合させられる。エマルジョン重合の
水相の田は1から6の範囲の田、好ましくは世は1.5
〜4の範囲である。
乳化剤として慣用の乳化剤が使用される。例えばアニオ
ン乳化剤および/あるいはノニオン乳化剤が用いられる
。前者の例としては、ドデシル硫酸カリ、インオクチル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ジフェニルエーテルジスルホン酸またはそのナトリ
ウム塩が慣用され、後者としてポリエチレングリコール
のノニルフェニルエーテルが慣用される。
使用される乳化剤量として、通常0.1重!t%以上、
5重量%以下使用して重合させられる。
エマルジョン重合法として、常用のバッチ重合法、モノ
マ一連添重合法、モノマー/ラジカル開始剤および/あ
るいは乳化剤連添重合法、シードバッチ重合法が採用で
きる。
化学塩析剤として、塩化カルシウム、塩化アルミニウム
、硫酸アルミニウム等が慣用される。塩析剤の量として
はポリマー当り1重量%〜10重1%使用される。塩析
温度として40℃〜80°Cが採用される。物理塩析法
として、1′HL以下の狭いクリアランスの塩析槽に圧
入し、11000rp以上の高速度で攪拌子を回転させ
、ラテックスを機械的に凝析させる方法が常用せられる
化学的および/あるいは物理的に塩析させられた湿った
ケークは慣用の流動乾燥で乾燥させられる。熱源として
、熱風、赤外線、マイクロ波等が使用できる。
この後、粒子径をそろえる為に慣用の粉砕機を使用し、
篩分機を使用することもできる。
ハロゲン化ビニリデン(A)成分として、フッ化ビニリ
デン、塩化ビニリデン、臭化ビニリデンを用いてなるこ
とができる。好ましくはフッ化ビニリデン、塩化ビニリ
デンであり、更に好ましくは塩化ビニリデンが良い。塩
化ビニリデンは取扱いが容易であり、経済的である。
これらハロゲン化ビニリデン成分(A)の1種のみなら
ず2種以上の混合成分を使用してなるものも良いことは
云うまでもない。
ハロゲン化ビニリデンに共重合可能なモノマー(B)と
して、α−モノ置換不飽和エチレン系モノマー、不飽和
カルボン酸エステル系モノマーが使用できる。好ましく
は塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルメチルエーテル、メ
チルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリ
レート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート
、ブチルメタクリレート、アクリロニトリル、メタクリ
レートリル等の中から選ばれた1種以上の混合物が使用
できる。更に好ましくは、塩化ビニル、酢酸ビニル、メ
チルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリ
レート、アクリロニトリルが安価で良い。
ハロゲン化ビニリデン(A)および/あるいはモノマー
(B)と共重合可能な官能性モノマー(C)として、不
飽和モノカルボン酸、ジカルボン酸、α−アルキル不飽
和カルボン酸、これらの酸アミドあるいはヒドロキシア
ルキルエステル、グリシジルエステルから選ばれたモノ
マーあるいはその混合物等が使用される。好ましくはア
クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、無
水マレイン酸、フマール酸、アクリル酸アミド、メタク
リル酸アミド、ヒドロキシエチルアクリレ−ト、グリシ
ジルメタアクリレートが使用される。
更に好ましくは、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル
酸アミド、メタクリル酸アミド、イタコン酸、ヒドロキ
シエチルアクリレート、グリシジルメタアクリレートが
工業的に入手しやすく良い。
ハロゲン化ビニリデン(A)成分と(B)成分モノマー
と官能性モノマー(C)成分との組成とシテ、ハロゲン
化ビニリデン20モルチ以上、93モモル以下、(B)
成分モノマー7モルチ以上、80モル係以下、(C)成
分モノマー0壬ルチ以上、10モモル以下が良い。好ま
しくは塩化ビニリデン65モルチ以上、90モル係以下
、(B)成分モノマー10モル襲以上、65モモル以下
、(C)成分モノマー0.昨モルチ以上、8モル係以下
である。
更に好ましくは、ハロゲン化ビニリデン40モルチ以上
、85モモル以下、(B)成分モノマー20モル襲以上
、60モモル以下、(C)成分モノマー0.5モルチ以
上、5モル係以下である。
塩化ビニリデンが20モモル未満であると、高周波発熱
が少なく充分に接着剤が融解あるいは軟化せず、実用的
接着力が得られず好ましくない。
塩化ビニリデンが93モモルを越えると、高周波発熱が
少なくなり、共重合体の結晶化度が高くなりすぎ、充分
に接着剤が融解あるいは軟化せず実用的接着力が得られ
ず好ましくない。
官能性モノマー成分(C)の導入はより接着力を改良す
るために好ましい。例えば合板、集成材の接着、金属同
志あるいは金属と他の材料、例えば合板、ペーパーボー
ド、ハードボード等の接着のような構造材接着用には、
官能性モノマー成分および/あるいは官能性共重合体末
端がある方が好ましい。不織布、布芯地等の非構造材接
着用1cは、官能性モノマーは少なくても良い。官能性
モノマー成分の導入量としては、0.05モル係以上の
導入により官能性モノマー導入の効果(濡れ性、界面接
着力の向上)が発現する。
官能性モノマー成分が10モル係を越えると、エマルジ
ョン重合時に水溶性ポリマー又は親水性ポリマーを生成
したりして、これを接着剤に用いた場合、耐水性が低下
して好ましくない、(C)成分の導入は、接着〃を導入
量と共に増大させて、極大を通り再び低下する。10モ
モルを越えて導入しても接着力は未導入の共重合体に対
し低下しても増大しないので好ましくない。
(C)成分の分析法として、熱分解ガスクロマトグラフ
ィー、電導度測定が簡便であり、その分析精度も好まし
い。これらによる分析精度は共重合体に対し、1×10
 モル/y−までの分解能がある。
一方、エマルジョン重合法による該接着剤のポリマー末
端の官能基の数は、平均重合度から算出5 するのが簡便である。共重合体に対し5×10モル/1
まで再現性よく算出できる。
粉末接着剤の粒子径の範囲としては0.5μ以上、1鵡
以下が取扱い上良い。好ましくは10μ以上、500μ
以下、更に好ましくは100μ以上、300μ以下であ
る。
42メツシユパス170メツシユオンの範囲である。0
.5μ未満の粒子は粉末として取扱いにくく、塩析中あ
るいは乾燥中に二次凝集を起したり、粉末を取扱うのが
難しい傾向がある。1鰭以上の粒子は、接着剤が被接着
材の上で不均一に広がり、不均一な接着を引き起したり
、粉末を回収するのが難しい傾向がある。
粉末接着剤を使用する方法として、被接着材表面に塗布
したりパイルしたり、焼付けたり、静電付着したりして
固定又は固着し、別の被接着材を重ね合せたり、貼りた
したりし、接着剤のある部分に高周波電圧を印加させ、
接着剤を融解および/あるいは軟化せしめ、しかる後接
着部を冷却することにより所定の接着構成体を得る。
高周波接着機の周波数は電波法に定められた周波数のみ
が許されているが、10MH2以上、100]Vff(
z以下が好ましい。10 MHz以下であると接着剤の
耐電圧に制限があり、100 MHz以上では、高出力
の真空管が工業的に製造されてなく、接着剤の局部加熱
が起り好ましくない。
現在、電波法で許されている高周波接着機の周波数は1
3.66、 27.12. 40.46MHz  が使
用でき、本発明の接着剤にもすべての周波数の高周波電
源が使用できる。
高周波発熱量が接着剤の融解および/あるいは軟化に充
分な量であるためには、27.12 MHz 、 20
0Cでの誘電体損失が0.02以上が良い。好ましくは
0.04以上、更に好ましくは0.05以上である。
誘電体損失が0.02未満であると高周波発熱量が不足
して、接着剤が充分に融解および/あるいは軟化せず、
実用的接着力が得られず好ましくない。
構造用接着剤では、被接着材表面への該接着剤の濡れが
重要々役割をする。濡れが悪いと接着剤と被接着材の界
面から剥離を起し、接着剤自身の強度を大巾に下廻る接
着強度しか得られない。
界面の濡れ特性値を正確に得ることは非常に難しい。本
発明者達は実用的に濡れを数量化するため1で次の評価
方法を採用した。
総濡れ特性値 官能性モノマー成分を含まない粉末接着剤をア9 ルミニウム板に均一に150!%/7712塗布し、そ
の上にアルミニウム板を置いて40 MHz 、 I 
KW(ハール工業製)の高周波接着機で30秒間、5に
9/醇2の圧力下で高周波接着した接着面として2.5
rytnX2.5係のサンプルのズリ接着力をインスト
ロン(In5tron )引張り試験機で10 ryr
tb / ynimの引張速度にて、20°Cで測定す
る。その接着力をRK9/薗2とする。
官能性モノマー成分を計を変化させて作った粉末接着剤
を使って、上と同一条件にて接着したアルミニウム板サ
ンプルを作り、上と同一条件にて接着力を測定する。そ
の接着力をS K9 /am、2とする。
各種の官能性モノマー成分如ついて、横軸に27MHz
の誘電体損失をプロットし、縦軸に接着力をプロットす
る。
△S:官能性モノマーの入った接着剤の接着力の差 △Ls:官能性モノマーの入った接着剤の誘0 電体損失の差 △R:官能性モノマーの入らない接着剤の接着力の差 △LR:官能性モノマーの入らない接着剤の誘電体損失
の差 総濡れ特性値が1゜0未満であると、実質的に官能性モ
ノマー成分の作用効果はなくなり、界面剥離が生じて好
ましくない。従って上で定義した総濡れ特性値は1.0
以上でなければならない。
総濡れ特性値は大きければ大きい方が良いが、その値は
200を越えることは分子量、結晶化度を上げたり、あ
るいは被接着材の表面を理想的にまで非汚染にしなけれ
ばならず実用的でない。
実用的な総濡れ特性値が1.0未満であると、実質的に
官能性モノマー成分の作用効果はなくなシ、界面剥離が
生じて好ましくない。
以下、具体的実施例にて詳細に述べるが、本発明は、実
施例のみに制限されない、 実施例−1 塩化ビニリデン60モルチ、塩化ビニル4註トリウム1
5SI′と過硫酸カリ1.5g−を溶解した500g−
の水の入ったオートクレーブに圧入した。
オートクレーブを50°Cに保って20時間攪拌してエ
マルジョン重合を進行させた。重合率はほぼ98%であ
った。このラテックスに水を10Q加えて、20%塩化
カルシウム501を加え、攪拌しながら70°Cに昇温
し、30分間更に攪拌し、塩析を完了させた。
P布にて塩析物をわけとり、50oCの熱風乾燥機で2
日間乾燥させた。この共重合体の粒子径、誘電体損失と
、この粉末をペーパーボード(十条製紙製シュピーライ
ト)に塗布し、40MH21Kwの高周波接着機(パー
ル工業製)にて15秒、10に’i/art2圧力下で
高周波接着させた時の接着力を表−1に示す。
実施例−2 塩化ビニリデン60モル係、塩化ビニル40モル%、グ
リシジルメタアクリレート0.73モモル係5051モ
ノマ一混合物を実施例−1と同一条件で重合し、塩析し
、乾燥して共重合粉末接着剤を得た。この重合率は99
%であった。この共重合体の収率は99.0%であった
。この共重合体の粒子径、誘電体損失、総濡れ特性値は
表−2に示す・ この粉末を3鮪厚のアルミニウム同志、3鴫厚の合板同
志、3襲厚のガラス板同志を実施例−1と同一条件で高
周波接着させた時の接着力を表−2に示す。
表から明らかなように、総濡れ特性値が1.0より大き
いと接着力は高い。
表−2 実施例−3 塩化ビニリデン89モル係、アクリル酸メチル11モル
係の500zモノマ一混合物ヲイタコン酸5g−を溶解
した実施例−1と同じ水相に減圧導入し、実施例−1と
同一条件で重合、塩析、乾燥して粉末を得た。重合率は
96%であった。比較のためイタコン酸を全く含寸ない
で実施例と同一条件で重合、塩析、乾燥した粉末も得て
、それぞれの粒子径、誘電体損失、総濡れ特性値を表−
3に示す。
この粉末を!405の化学1紙に塗布し、同じ沢紙をそ
の上に置いて実施例−1と同一条件で高周波接着を試み
、その接着力を対比して表−3に示す。
表−3 実施例−4 塩化ビニリデン66.3モル係、アクリル酸エチル31
.4モル係、アクリル酸メチル2.7モル係、アクリル
酸ヒドロキシエチル0.9モル係のモノマー混合物50
5zのジち50.5 Pを以下に示す水相に減圧式して
、シード重合を50℃で2時間進め、残りの454.5
g−を12時間モノマ一連添して50°Cで重合を完了
せしめた。
とこで用いた水相は500?の水にジフェニルエーテル
ジスルホン酸ソーダ(Dow Chem、 Dowfo
x2A1)を全モノマー量に対し0.1重量%、過硫酸
ソーダを全モノマー量に対し0.122重量%ら成立っ
ている。このラテックスを実施例−1と同一条件で塩析
、乾燥し、粉砕機で粉砕した後100メツシユと200
メツシユの篩に入る粉末を集め粉末接着剤とした。この
粉末の誘電体損失と接着力を表−4に示す。
比較のために、アクリル酸ヒドロキシエチルを含まない
モノマー混合物を上と同一条件で重合させ、塩析させ、
乾燥させ、粉砕させ、篩分けさせて、比較の粉末接着剤
を得た。この粉末の誘電体損失と接着力を表−4に示す
表−4から明らかなようにアクリル酸ヒドロキシエチル
を含む粉末の方が接着力はすぐれていることが判る。
表−4 実施例−5 塩化ビニ91フ90モル係、アクリル酸メチル10モル
チ、アクリル酸5モルチを混合したモノマーを比較例−
1と同一条件で重合、塩析、乾燥させて粉末を得た。こ
の粉末を実施例−1と同一条件にてウレタンフオームに
焼付けて、ペーパーボードと高周波接着させた。このと
きの接着力とこの粉末の誘電体損失を表−5に示す。比
較のためアクリル酸13モル係を混合したモノマーを上
記と同様にエマルジョン重合し、塩析し、乾燥した粉末
の誘電体損失と上記と同様にして測った接着力をも表−
5に示す。
表から明らかなように、アクリル酸が多すぎると誘電体
損失は大きいが、接着力は低下する。
表−5 比較例−1 塩化ビニリデン(VDC)93.5モル係、塩化ビニル
(VC)6.5モル%+7)1009−を水150g−
過硫酸力IJ0,25’、ラウリル硫酸カリ31の混合
物に圧入し、50°Cl2O時間重合させた後、水2u
120%塩化カルシウム101を加えて、700C,3
0分間熱処理し塩析を完了させた。乾燥を50°C,2
日間し、粉末を得た。収率は99%であった。別の組成
として塩化ビニ91フ18モル係、塩化ビニル82モル
係の1001を上記と同じ条件で重合、塩析、乾燥で粉
末を得た、これらの粉末を3 *i厚のペーパーボード
(日本ハードボード製)に塗布し、実施例−1に示す高
周波接着条件で接着させた。このときの接着力とこの粉
末の誘電体損失を表−6に示す。
表−6 以上から本発明の工業的利点を要約する。
■ 金属、ガラス、木材、繊維状物等に濡れやすく、実
用的接着力を有するドライで、粉末での高周波接着剤で
ある。
■ 保存、取扱いが容易である。
■ 塗布、含浸して、過剰の粉末はリサイクル使用がで
き、ロスがない。
■ 接着工程が自動化しやすく、オンライン化が容易で
ある。
■ 高周波接着力は高周波電圧の印加時間、印加温度、
印加圧力によりコントロールできる。
手続補正書 昭和57年112月28日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1 事件の表示 特願昭57−201034号 2、発明の名称 ハロゲン化ビニリデン共重合体の 粉末状高周波接着剤 3 補正をする者 事件との関係・特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号(003)旭化
成工業株式会社 代表取締役社長 宮  崎   輝 4、代理人 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 三信ビル 204号室電話501−21385 補正の
対象 明細書の1特許請求の範囲」の欄及び 「発明の詳細な説明」の欄 6 補正の内容 (1)  明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正す
る。
(2)  同第4頁15行目の1オンライン化」を1イ
ンライン化」と訂正する。
(3)  同第4頁20行目の1オンラインに」を「イ
ンラインに」と訂正する。
(4)  同第5頁15行目の「に誘導されて」を1に
誘電されて」と訂正する。
(5)同第5頁17行目の「この誘導発熱」を1この誘
電発熱」と訂正する。
(6)同第6頁第2行目の1高周波誘導発熱−1を[高
周波誘電発熱−1と訂正する。
(7)  同第6頁第7行目の「高周波誘導発熱材料」
を「高周波誘電発熱材料」と訂正する。
(8)同第6 N 9行目〜10行目の「高周波誘導発
熱材料」を「高周波誘電発熱材料」と訂正する。
(9)  同第7頁5行目及び17行目の1オンライン
システム」ヲ1インラインシステム」と訂正する。
特許請求の範囲 +1120モルに以上、93モル%以下のハロゲン化ビ
ニリデン成分(A)と(A)成分と共重合可能なモノマ
ーから選ばれた1種以上の7モル%以上、80%以下の
七ツマ−(B)と(A)成分および/あるいはCB)成
分と共重合可能な官能性モノマーから選ばれた0モル%
以上、10モル%以下のモノマー成分(C)からなるハ
ロゲン化ビニリデン共重合体であり、該共重合体末端が
官能性基からなる710ゲン化ビニリデン共重合体の粉
末状高周波接着剤。
(2)共重合体の(A)成分がフッ化ビニリデン、塩化
ビニリデン、臭化ビニリデンから選ばれた1種以上のモ
ノマーユニットからなる共重合体である特許請求の範囲
第1頌記載の粉末状高周波接着剤。
+31(B)成分が、α−モノ置換不飽和エチレン系モ
ノマー、不飽和カルボン酸エステル系モノマーから選ば
れたモノマーユニットからなる特許請求の範囲第1項ま
たは第2項記載の粉末状高周波接着剤。
(41(C)成分が不飽和カルボン酸、ジカルボン酸、
α−アルキル置換不飽和カルボン酸、これらの酸アミド
、あるいはヒドロキシアルキルエステル、グリシジルア
ルキルエステルから選ばれた1種または2種以上のモノ
マーユニットからなる特許請求の範囲第1項〜第3項の
いずれか1項に記載の粉末状高周波接着剤。
(5)該接着剤の粒子径の範囲が05μ以上、1訪以下
の粒子である特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか
1項に記載の粉末状高周波接着剤。
(6)該接着剤が高周波電圧印加で融解または軟化およ
び/あるいは架橋する共重合体である特許請求の範囲第
1m〜第5項のいずれか1項に記載の粉末状高周波接着
剤。
(7)該接着剤が誘電体損失0.02以上の共重合体で
ある特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記
載の粉末状高周波接着剤。
(8)該接着剤が総濡れ特性値10以上、200以下で
ある共重合体である特許請求の範囲第1項〜第7項のい
ずれか1項に記載の粉末状高周波接着剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)20モルチ以上、93モル条以下のハロゲン化ビ
    ニリデン成分(A)と(A)成分と共重合可能々モノマ
    ーから選ばれた1種以上の7モルチ以上、8゛0%以下
    のモノマー(B)と(A)成分および/あるいは(B)
    成分と共重合可能な官能性モノマーから選ばれた0モル
    チ以上、10モル条以下のモノマー成分(C)からなる
    ハロゲン化ビニリデン共重合体であシ、該共重合体末端
    が官能性器からなるハロゲン化ビニリデン共重合体の粉
    末状高周波接着剤。 (2)共重合体の(A)成分がフッ化ビニリデン、塩化
    ビニリデン、臭化ビニリデンから選ばれた1種以上のモ
    ノマーユニットからなる共重合体である特許請求の範囲
    第1項記載の粉末状高周波接着剤。 (3)(B)成分が、α−モノ置換不飽和エチレン系モ
    ノマー、不飽和カルボン酸エステル系モノマーから選ば
    れたモノマーユニットからなる特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の粉末状高周波接着剤。 (4)(C)成分が不飽和カルボン酸、ジカルボン酸、
    α−アルキル置換不飽和カルボン酸、これらの酸アミド
    、あるいはヒドロキシアルキルエステル、グリシジルア
    ルキルエステルから選ばれた1種または2種以−りのモ
    ノマーユニットからなる特許請求の範囲第1項〜第3項
    のいずれか1項に記載の粉末状高周波接着剤、 (5)該接着剤の粒子径の範囲が0.5μ以上、11I
    B以下の粒子である特許請求の範囲第1項〜第4項のい
    ずれか1項に記載の粉末状高周波接着剤、(6)該接着
    剤が高周波電圧印加で融解または軟化および/あるいは
    架橋する共重合体である特許請求の範囲第1項〜第5項
    のいずれか1項に記載の粉末状高周波接着剤。 (7)該接着剤が誘電体損失0.02以上の共重合体で
    ある特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記
    載の粉末状高周波接着剤。 (8)該接着剤が総濡れ特性値1.0以上、200以下
    である共重合体である特許請求の範囲第1項〜第7項の
    いずれか1項に記載の粉末状高周波接着剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54112943A (en) * 1978-02-23 1979-09-04 Kureha Chem Ind Co Ltd Adhesive for vinylidene fluoride resin and method of bonding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54112943A (en) * 1978-02-23 1979-09-04 Kureha Chem Ind Co Ltd Adhesive for vinylidene fluoride resin and method of bonding

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