JPS599675B2 - 毛織物調複合体シ−トの製造法 - Google Patents
毛織物調複合体シ−トの製造法Info
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- JPS599675B2 JPS599675B2 JP57042589A JP4258982A JPS599675B2 JP S599675 B2 JPS599675 B2 JP S599675B2 JP 57042589 A JP57042589 A JP 57042589A JP 4258982 A JP4258982 A JP 4258982A JP S599675 B2 JPS599675 B2 JP S599675B2
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- fibers
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高級な毛織物調の複合体シートの製造法に関
するものである。
するものである。
本発明は、外観は高級な毛織物様であって、柔らか《し
なやかで、ソフトタッチで、適度なすべりと光沢を有し
、タバコの火に対しても比較的良好な耐融性を有し、織
物のような耳ほつれがなく、軽くてしわのよりにくいシ
ート素材の製造法に関するものである。
なやかで、ソフトタッチで、適度なすべりと光沢を有し
、タバコの火に対しても比較的良好な耐融性を有し、織
物のような耳ほつれがなく、軽くてしわのよりにくいシ
ート素材の製造法に関するものである。
毛織物は衣料をはじめとして我々の周囲に有効に活用さ
れている。
れている。
手及び毛織物は多くの優れた特徴をもつ反面、多《の欠
点をもっている。
点をもっている。
例えば、毛は動物からとらねばならぬから動物を虐待す
ることになる。
ることになる。
動物の食物には限界があり、また広大な土地を必要とす
るなどのため生産には限界がある。
るなどのため生産には限界がある。
また、毛織物は耳ほつれが起り易いとか、シミなどの虫
喰いにおかされ易い、重い、洗濯などにより形くずれし
易いなどの欠点がある。
喰いにおかされ易い、重い、洗濯などにより形くずれし
易いなどの欠点がある。
ビキューナの毛は細《高級であり、極めて有用であるが
生棲には限界があり、最早禁猟になっている。
生棲には限界があり、最早禁猟になっている。
これに匹敵するような人造毛をつくる試みは多いが、必
ずしも成功しているとは言えない状況である。
ずしも成功しているとは言えない状況である。
一方、本発明者らは既に特公昭56−50031におい
て、毛織物調の複合体立毛シ一トを発明した。
て、毛織物調の複合体立毛シ一トを発明した。
これは極細繊維からなる不織布と硬化型有機シリコン化
合物を付与して特殊加工した毛織物調立毛シ一トで、新
規なものであるが、製品々位(主として立毛品位)が時
には不安定であり、安定化のため、シリコン加工にあた
っては厳密な工程管理が必要である。
合物を付与して特殊加工した毛織物調立毛シ一トで、新
規なものであるが、製品々位(主として立毛品位)が時
には不安定であり、安定化のため、シリコン加工にあた
っては厳密な工程管理が必要である。
その上、管理が不良になったとき立毛面が擦過によって
白化し易く、必ずしも満足できる製品にならない場合が
起った理由は、製品の立毛品位に硬化シリコンの性状が
微妙に影響するためである。
白化し易く、必ずしも満足できる製品にならない場合が
起った理由は、製品の立毛品位に硬化シリコンの性状が
微妙に影響するためである。
これは硬化型シリコンの組成と該シリコンの硬化速度が
大いに関係している。
大いに関係している。
すなわち、シリコン組成中に三次元化構造の起り易い成
分が多く、かつ、硬化速度が犬であると化学反応を伴う
加工に特有な最適加工時期への対応が難しく、このため
、何時も均一な製品が得られなかったり、さらに又硬化
シリコンは脆さを増し、製品シートをこすった場合、立
毛部シリコンの剥離脱落が起り、立毛の分繊化へとつな
がって立毛而の白化という欠点に結びつ《のである。
分が多く、かつ、硬化速度が犬であると化学反応を伴う
加工に特有な最適加工時期への対応が難しく、このため
、何時も均一な製品が得られなかったり、さらに又硬化
シリコンは脆さを増し、製品シートをこすった場合、立
毛部シリコンの剥離脱落が起り、立毛の分繊化へとつな
がって立毛而の白化という欠点に結びつ《のである。
本発明の目的は、以上のような欠点のない高級毛織物調
立毛シ一トの製造法を提供することである。
立毛シ一トの製造法を提供することである。
すなわち、
(1)人工的に作れること
(2)表面タッチのよいこと
(3)高級毛織物調の外観を有すること
(4)織物のような耳ほつれがな《、耳かがりのいらな
い縫製も可能なこと (5)タバコの火であまり簡単には孔があかないこと (6)なめらかなタッチとふっくら感、ボリウム感があ
ること (7)軽いこと (8)洗濯しても外観や寸法が安定していること(9)
イージーケアー性、防しわ性に富んでいること (10)さらに、シリコン加工の工程管理が容易である
こと 01)製品シートの品位が均一で安定に作れること(1
2)実用時のこすれによっても硬化シリコンの剥離脱落
が少なく、立毛品位が容易に変化しないこと (13)シリコンの硬化触媒が、厚生省令の有害物質を
含有する家庭用品の規制にかかわる物質又はその類似物
質に該当しないこと などの点で改良された製造法を提供することを目的とす
る。
い縫製も可能なこと (5)タバコの火であまり簡単には孔があかないこと (6)なめらかなタッチとふっくら感、ボリウム感があ
ること (7)軽いこと (8)洗濯しても外観や寸法が安定していること(9)
イージーケアー性、防しわ性に富んでいること (10)さらに、シリコン加工の工程管理が容易である
こと 01)製品シートの品位が均一で安定に作れること(1
2)実用時のこすれによっても硬化シリコンの剥離脱落
が少なく、立毛品位が容易に変化しないこと (13)シリコンの硬化触媒が、厚生省令の有害物質を
含有する家庭用品の規制にかかわる物質又はその類似物
質に該当しないこと などの点で改良された製造法を提供することを目的とす
る。
かかる目的を達成するため、鋭意研究した結果、遂に本
発明の如き上記目的を満足する手段を発明するに到った
。
発明の如き上記目的を満足する手段を発明するに到った
。
本発明の構成、手段は主として次に示す通りである。
(1)立毛の少な《とも一部は硬化された高分子有機シ
リコン化合物で結束されており、該結束された立毛の先
端の過半は、0.7デニール以下の極細繊維状になって
いるか及び/又は、該結束部より細《なった単糸0,7
デニール以下の極細繊維の集合体からなる毛織物調複合
体シート物質を製造するに際し、■主として極細繊維の
束又は、極細繊維発生型繊維からなる不織布絡合体シー
トの形成、■有機シラン化合物の主体がジアルコキシア
ミノシランであり、硬化触媒がオクチル酸亜鉛及び/又
はオクチル酸ジルコニウムである硬化可能な有機シリコ
ン化合物の付与、■該シリコン化合物以外の高分子弾性
体の付与、■バフイングの各工程を含むことを特徴とす
る毛織物調複合体シートの製造法。
リコン化合物で結束されており、該結束された立毛の先
端の過半は、0.7デニール以下の極細繊維状になって
いるか及び/又は、該結束部より細《なった単糸0,7
デニール以下の極細繊維の集合体からなる毛織物調複合
体シート物質を製造するに際し、■主として極細繊維の
束又は、極細繊維発生型繊維からなる不織布絡合体シー
トの形成、■有機シラン化合物の主体がジアルコキシア
ミノシランであり、硬化触媒がオクチル酸亜鉛及び/又
はオクチル酸ジルコニウムである硬化可能な有機シリコ
ン化合物の付与、■該シリコン化合物以外の高分子弾性
体の付与、■バフイングの各工程を含むことを特徴とす
る毛織物調複合体シートの製造法。
本発明は、わかりやすく言えば、0.7デニール以下、
より好ましくは0.5デニール以下の極細繊維の束を主
体とする立体的絡合体シートに、特定の加工を施すこと
によって所期の目的を達成したものと言える。
より好ましくは0.5デニール以下の極細繊維の束を主
体とする立体的絡合体シートに、特定の加工を施すこと
によって所期の目的を達成したものと言える。
さらにシリコン加工について言えば、極細繊維と硬化さ
れた高分子有機シリコン化合物(組成物も含めて言い、
これらを単に有機シリコン化合物、シリコンという場合
がある)によって形成する独特な立毛及びシート品位が
、安定に、かつ高品位に、しかも、実用によっても容易
に変化しないようにするため、三次元化反応が起りにく
い有機シラン化合物と活性は比較的小さいが、品質に対
しては良好な硬化触媒の組合せを含むシリコン組成物で
もって、極細繊維の絡合体シートを特殊加工するもので
ある。
れた高分子有機シリコン化合物(組成物も含めて言い、
これらを単に有機シリコン化合物、シリコンという場合
がある)によって形成する独特な立毛及びシート品位が
、安定に、かつ高品位に、しかも、実用によっても容易
に変化しないようにするため、三次元化反応が起りにく
い有機シラン化合物と活性は比較的小さいが、品質に対
しては良好な硬化触媒の組合せを含むシリコン組成物で
もって、極細繊維の絡合体シートを特殊加工するもので
ある。
極細繊維束を得る方法は各種ある。
例えば、高分子相互配列体繊維と称し、俗に海鳥型繊維
と呼ばれるものがある。
と呼ばれるものがある。
(後に第4図でさらに詳しく説明する)これは多成分系
繊維で少な《とも1成分を除去すれば残りの成分からな
る極細の繊維が束としてえられる。
繊維で少な《とも1成分を除去すれば残りの成分からな
る極細の繊維が束としてえられる。
断面をみれば、島成分が海成分に対し多数に分散分布す
るように分配されており、島成分は繊維軸方向に連続し
ているものである。
るように分配されており、島成分は繊維軸方向に連続し
ているものである。
本発明においては、このタイプの繊維が最も好ましく用
いられる。
いられる。
それは多くの優れた点を有するからである。
上記は中空であろうと変形断面繊維であろうとその形を
問わない。
問わない。
極細繊維束は、第4図、第5図a,bに示すような高分
子相互配列体繊維から最も好ましく作られる。
子相互配列体繊維から最も好ましく作られる。
第4図は該繊維の斜視図であり、第5図aは第4図の繊
維の断面図である。
維の断面図である。
第5図bは島の数を36に増した時の繊維断面を示す。
製造のしやすさ、収率、分散性、品質の安定性、再現性
、コントロールしやすい構造、絡合体としやすいことな
ど多くの理由にもとづく。
、コントロールしやすい構造、絡合体としやすいことな
ど多くの理由にもとづく。
第4図で6が島成分、7が海成分で全体として複合繊維
を形成している。
を形成している。
6の島成分は何本かが少し間隔をおいて海成分7で結束
されている。
されている。
8は島成分の1つを繊維軸方向にみた場合であり、繊維
軸方向に島は長く連続に連なっていることを示したもの
である。
軸方向に島は長く連続に連なっていることを示したもの
である。
海成分7を除けば、n本からなる島成分が極細繊維の束
としてえられる。
としてえられる。
第4図では(n=16本)であり、nは任意にとりうる
。
。
例えば第5図bではn=36である。
nは普通10000>nでえらばれる。
高分子相互配列体繊維の島成分の形状、配置状態は特に
限定されな℃・が、中でも第4図、第5図a,bに示す
如く、島形状が大小様々でなく、形状、デニールともほ
ぼ均一で、かつほぼ規則的に配置されているものが特に
好ましい、それらは、均質にして優れた製品を作るのに
好ましいからであり、またその繊維の均一性、生産性、
島成分の収率、コスト、延伸性、立毛時の分岐の均一性
等の点で優れているからである。
限定されな℃・が、中でも第4図、第5図a,bに示す
如く、島形状が大小様々でなく、形状、デニールともほ
ぼ均一で、かつほぼ規則的に配置されているものが特に
好ましい、それらは、均質にして優れた製品を作るのに
好ましいからであり、またその繊維の均一性、生産性、
島成分の収率、コスト、延伸性、立毛時の分岐の均一性
等の点で優れているからである。
第4図、第5図は島形状が円形である場合の繊維断面を
示しているが、円形に限らず多角形その他の形であって
も、形状、デニールがほぼそろっていて、規則的に配置
されているものは本発明で好ましいのである。
示しているが、円形に限らず多角形その他の形であって
も、形状、デニールがほぼそろっていて、規則的に配置
されているものは本発明で好ましいのである。
島成分としては、ポリエチレンテレフタレート同共重合
体(イソフタル酸、イソフタル酸ソジウムスルフオネー
トなど)、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエス
テル、ポリアミド6・66・6−10,など、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル共重合体
などがよく用いられる。
体(イソフタル酸、イソフタル酸ソジウムスルフオネー
トなど)、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエス
テル、ポリアミド6・66・6−10,など、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル共重合体
などがよく用いられる。
これに類した繊維の研究はその後多く行なわれ例えば次
のようなものがある。
のようなものがある。
■成分が他成分中に細く長く連なるようにポリマの特性
、それらのブレンド条件、紡糸条件をえらんだポリマ.
ブレンド紡糸、二種ポリマを迷路のような混合機(パイ
プミキサ、スタテツクミキサ等)を通して2種のポリマ
の分配統合をすすめ、あとでフィルターを通してフイル
ム状をドット状にかえて紡糸する方法,スーパードロー
紡糸延伸や、極細湿式紡糸した糸の結合剤による結束繊
維、或いは力学的に強くもむことによって極細繊維東化
する或いはフイブリル化する多成分系繊維やその類似の
特性を示す繊維、などがある。
、それらのブレンド条件、紡糸条件をえらんだポリマ.
ブレンド紡糸、二種ポリマを迷路のような混合機(パイ
プミキサ、スタテツクミキサ等)を通して2種のポリマ
の分配統合をすすめ、あとでフィルターを通してフイル
ム状をドット状にかえて紡糸する方法,スーパードロー
紡糸延伸や、極細湿式紡糸した糸の結合剤による結束繊
維、或いは力学的に強くもむことによって極細繊維東化
する或いはフイブリル化する多成分系繊維やその類似の
特性を示す繊維、などがある。
このような繊維を用いて、繊維絡合体シートを作る。
このシートの最も代表的なものは、クロスラツパーやラ
ンダムウエツパーなどによる単層または積層ウエツブを
ニードルパンチすることによつて得られる。
ンダムウエツパーなどによる単層または積層ウエツブを
ニードルパンチすることによつて得られる。
場合によっては、物性向上のためウエソブ(または抄紙
ウエツブ)の層間に織編物を入れてニードルパンチされ
たり、ウォーターパンチされる。
ウエツブ)の層間に織編物を入れてニードルパンチされ
たり、ウォーターパンチされる。
これを二一ドル織布、フエルト、不織布と呼ぶことがあ
る。
る。
これによって繊維束の絡合体シートが得られるが、高分
子相互配列体繊維を用いた場合は、海成分の除去が必要
である。
子相互配列体繊維を用いた場合は、海成分の除去が必要
である。
これによって極めて柔軟な繊維絡合体かえられる。
しかし全体の繊維密度が低い場合は、後加工の取扱いを
考えると柔軟すぎる場合がある。
考えると柔軟すぎる場合がある。
その場合は、ポリビニールアルコール、同部分ケン化物
、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポ
リアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、デンプン、
など水または熱水にとける形態固定剤を繊維絡合体にあ
らかじめ付与することが好ましく、かかる方法は、本発
明者らがすでに提供してきた所である。
、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポ
リアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、デンプン、
など水または熱水にとける形態固定剤を繊維絡合体にあ
らかじめ付与することが好ましく、かかる方法は、本発
明者らがすでに提供してきた所である。
これは形態固定の必要性がなくなった所で除去される。
高分子相互配列体繊維の海成分がポリスチレン及びその
共重合体である場合、トリクロールエチレン、パーク口
・−ルエチレン、トルエン、キシレン、ベンゼンなどの
その溶剤群からえらばれた1種または2種以上の組み合
せが除去剤として使用される。
共重合体である場合、トリクロールエチレン、パーク口
・−ルエチレン、トルエン、キシレン、ベンゼンなどの
その溶剤群からえらばれた1種または2種以上の組み合
せが除去剤として使用される。
か《してえられた極細繊維絡合体シー1・に硬化町能な
ポリオルガノシリコン化合物ないし組成物が付与され、
高分子有機シリコン化合物として硬化される。
ポリオルガノシリコン化合物ないし組成物が付与され、
高分子有機シリコン化合物として硬化される。
硬化された高分子有機ンリコン化合物を形成する代表例
は、ポリオルガノシロキサンと硬化(ゴムのとき加硫と
も言う場合があるが、それも含んで言う)に必要な薬品
の組み合せである。
は、ポリオルガノシロキサンと硬化(ゴムのとき加硫と
も言う場合があるが、それも含んで言う)に必要な薬品
の組み合せである。
例えば、(a)水酸基を末端のケイ素原子に結合して有
し、かつ分子量が少なくとも750であるポリジオルガ
ノシロキサンであって、その有機置換基の少なくとも5
0%がメチル基であり、そして他の有機置換基は炭素原
子数2〜30個の一価の炭化水素基であるポリジオルガ
ノシロキサン(b)一般式 (式中、Gは水素原子、一価の炭化水素基又は一価のハ
ロゲン化された炭化水素基であり、Jは炭素原子数1〜
4個のアルコキシ又はアルコキシアルコキシ基であり、
そしてXはO又は1である。
し、かつ分子量が少なくとも750であるポリジオルガ
ノシロキサンであって、その有機置換基の少なくとも5
0%がメチル基であり、そして他の有機置換基は炭素原
子数2〜30個の一価の炭化水素基であるポリジオルガ
ノシロキサン(b)一般式 (式中、Gは水素原子、一価の炭化水素基又は一価のハ
ロゲン化された炭化水素基であり、Jは炭素原子数1〜
4個のアルコキシ又はアルコキシアルコキシ基であり、
そしてXはO又は1である。
)のシラン及び/又はその加水分解物
それに本発明で特異な効果を見出した組合せ添加物の(
c)一般式 G’Siσ′T2 (式中、σは少なくとも1個のアミン基を含有し、且つ
ケイ素一炭素結合を介してケイ素原子に結合している炭
素、水素、窒素及び所望によって酸素から構成される一
価の基であり、G“はアルキル基又はアリール基であり
、Tはそれぞれ炭素原子数1〜14のアルコキシ又はア
ルコキシアルコキシ基である。
c)一般式 G’Siσ′T2 (式中、σは少なくとも1個のアミン基を含有し、且つ
ケイ素一炭素結合を介してケイ素原子に結合している炭
素、水素、窒素及び所望によって酸素から構成される一
価の基であり、G“はアルキル基又はアリール基であり
、Tはそれぞれ炭素原子数1〜14のアルコキシ又はア
ルコキシアルコキシ基である。
)のジアルコキシアミノシラン及び/又はその部分加水
分解物、並びに(d)オクチル酸亜鉛及び/又はオクチ
ル酸ジルコニウムの各化合物を混合した組成物である。
分解物、並びに(d)オクチル酸亜鉛及び/又はオクチ
ル酸ジルコニウムの各化合物を混合した組成物である。
(c)の一般式G’SiG//T2 のジアルコキシ
アミノシランで置換基G′の例は、 −(CH2)3NH2 −(CH2)3NH(CH2)2NH2 一CH2・CH−CH3CH2NH(CH2)2NH2
一(CH2)3NH(CH2)2NHCH2CH2C0
0CH3などであり、置換基G“の例は、メチル、エチ
ル、プロビル、フエニル基などであり、置換基Tの例は
、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ヘキソキシ、メト
キシエトキシ基などである。
アミノシランで置換基G′の例は、 −(CH2)3NH2 −(CH2)3NH(CH2)2NH2 一CH2・CH−CH3CH2NH(CH2)2NH2
一(CH2)3NH(CH2)2NHCH2CH2C0
0CH3などであり、置換基G“の例は、メチル、エチ
ル、プロビル、フエニル基などであり、置換基Tの例は
、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ヘキソキシ、メト
キシエトキシ基などである。
(e)成分の最も好ましい各置換基の例は、G′は
−(CH2)3NH(CH2)2NH2基G〃はメチル
基、Tはメトキシ又は工l・キシ基からなるジルコキシ
アミノシランである。
基、Tはメトキシ又は工l・キシ基からなるジルコキシ
アミノシランである。
このようなシリコンは次のような反応によって硬化する
ことが知られている。
ことが知られている。
主反応部のみを化学式で示すと次の通りである。
脱アルコール縮合
脱水縮合
主たる骨格は、ポリシロキサンで、ポリジメチルシロキ
サンが最も代表的であり、この他に1部もしくはかなり
の部分をフエニル基、水素または架橋反応性としてのビ
ニル基にしたものもよく知られている。
サンが最も代表的であり、この他に1部もしくはかなり
の部分をフエニル基、水素または架橋反応性としてのビ
ニル基にしたものもよく知られている。
また末端は、一〇Hが一般的であり、これら自身或いは
各種のシラン化合物と反応する。
各種のシラン化合物と反応する。
反応にも触媒も合せ用いられる。
また、本発明で特定したアミノシラシ以外に、他のシラ
ン化合物も若干同時に用いられる場合がある。
ン化合物も若干同時に用いられる場合がある。
主たる骨格の分子量は、最もよく用いられるもので1万
〜数十万である。
〜数十万である。
硬化物の物性向上に最もよく用いられるのは、煙霧シリ
カなどの酸化ケイ素である。
カなどの酸化ケイ素である。
この他に酸化チタン、カーボンブラック、炭酸カルシウ
ム、ケイソウ土、石英粉末、石綿、酸化亜鉛、ケイ酸ジ
ルコニウムなどがある。
ム、ケイソウ土、石英粉末、石綿、酸化亜鉛、ケイ酸ジ
ルコニウムなどがある。
これらは、好ましくは、鎖状及び環状のシラン、シラノ
ール、シロキサン、及びシラザンで処理される。
ール、シロキサン、及びシラザンで処理される。
その他着色顔料、多孔化のための抽出剤など各種の添加
剤を用いうろことは申すまでもない。
剤を用いうろことは申すまでもない。
これらについては、米国ダウコーニング社の多くの特許
などの他、トーレシリコン社や東芝シリコン、信越化学
工業などの販売用各種技術資料などで十分知ることがで
きる。
などの他、トーレシリコン社や東芝シリコン、信越化学
工業などの販売用各種技術資料などで十分知ることがで
きる。
本発明は、繊維絡合体シートにまず有機シリコン化合物
ないし組成物を付与、即ち含浸またはしみ込みのある塗
布をする。
ないし組成物を付与、即ち含浸またはしみ込みのある塗
布をする。
シリコンは未反応状態のときは付与しやすい粘度を持っ
ているときが多いので、直接付与(含浸又は塗布)する
ことができるが、溶液やエマルジョン(デイスバージョ
ン)状態で付与することが好ましい。
ているときが多いので、直接付与(含浸又は塗布)する
ことができるが、溶液やエマルジョン(デイスバージョ
ン)状態で付与することが好ましい。
付与しやすいだけでなく、均一性、付与量のコントロー
ル性、作業性などの点で優れているからである。
ル性、作業性などの点で優れているからである。
当然のことながら、溶媒や分散媒は後で乾燥などにより
除去される。
除去される。
次いで付与された状態で反応がすすめられる。
反応は一般には硬化反応促進のため加熱処理、それにゆ
っくり硬化を進めるため、熟成加工(空気中に自然放置
して成長反応を促す)などによって行なわれる。
っくり硬化を進めるため、熟成加工(空気中に自然放置
して成長反応を促す)などによって行なわれる。
熟成硬化は普通48時間以上行われるが、最も好ましく
は120時間〜240時間行なわれる。
は120時間〜240時間行なわれる。
加熱処理を行なわずに空気中に放置するだけで硬化反応
を進めるときは、シートを空気中に十分な時間放置熟成
させることによって達成される。
を進めるときは、シートを空気中に十分な時間放置熟成
させることによって達成される。
加熱処理による硬化反応の促進は、工業性の点では優利
であるが、製品々位の点からは必ずしも良い結果をもた
らすとは限らない。
であるが、製品々位の点からは必ずしも良い結果をもた
らすとは限らない。
空気中に長く放置して、自然に硬化をまかせることが良
いことがある。
いことがある。
これは、次の高分子弾性体付与時点におけるシリコンの
硬化状態と製品々位の間には密接な関係があり、硬化度
の変化が小さい程、弾性体付与が最適加工条件で行なわ
れる期間が長くとれ、このため、工程管理のし易さと品
質の安定化が得られるからである。
硬化状態と製品々位の間には密接な関係があり、硬化度
の変化が小さい程、弾性体付与が最適加工条件で行なわ
れる期間が長くとれ、このため、工程管理のし易さと品
質の安定化が得られるからである。
また、同時に品質安定化のみならず、長時間かけて硬化
させたシリコンは、品質に対してもひび割れのしにくい
良好なものが得られるからである。
させたシリコンは、品質に対してもひび割れのしにくい
良好なものが得られるからである。
このようなときは、ある点に関しての工業的価値を減ず
ることがあっても、自然に硬化(ゴム化)させることが
重要である。
ることがあっても、自然に硬化(ゴム化)させることが
重要である。
本発明者らが、シリコンの硬化触媒として、比較的活性
の小さい触媒を選んだのも上述の如くゆっくり硬化反応
を進めて製品の高品位化を狙うことと同時に、工程管理
のし易さ及び品質安定化などを考慮した結果である。
の小さい触媒を選んだのも上述の如くゆっくり硬化反応
を進めて製品の高品位化を狙うことと同時に、工程管理
のし易さ及び品質安定化などを考慮した結果である。
尚、本発明にはシリコンを予め着色しておく技術も当然
含まれている。
含まれている。
更に他の目的で添加剤を色々と入れておくことも当然含
まれていることは申すまでもない。
まれていることは申すまでもない。
かくしてシリコンは硬化し、繊維束間を主体としてその
まわりで固化付着する。
まわりで固化付着する。
界面張力や後で詳説する形態固定剤との関係で繊維束内
とそのまわりや繊維束の交点の所に付着しやすい傾向を
もっている。
とそのまわりや繊維束の交点の所に付着しやすい傾向を
もっている。
次にポリウレタンのような各種の高分子弾性体が付与さ
れる。
れる。
高分子弾性体は、溶液やエマルジョン状態で好ましく付
与される。
与される。
凝固や固化をすすめたのち、形態固定剤を用いたときは
、それの除去が洗浄するなどですすめられる。
、それの除去が洗浄するなどですすめられる。
高分子弾性体の付与の際溶媒が用いられたときは、用い
た溶媒の大部分または、実質的全部が形態固定剤の除去
と平行してのぞかれることが好ましい。
た溶媒の大部分または、実質的全部が形態固定剤の除去
と平行してのぞかれることが好ましい。
高分子弾性体には、エーテル系ポリウレタン、エステル
系ポリウレタン、天然ゴム、クロロプレンゴム、SBR
1NBR,アクリル系コム状物、フッ素系ゴム状物など
各種のいわゆるゴムがすべて用いられる。
系ポリウレタン、天然ゴム、クロロプレンゴム、SBR
1NBR,アクリル系コム状物、フッ素系ゴム状物など
各種のいわゆるゴムがすべて用いられる。
特に染色温度にたえるものが好ましい。
一般にシート状物の着色には原着方法と染色方法とがあ
り、後者においては染色にたえるよう硬化シリコン及び
高分子弾性体について配慮される。
り、後者においては染色にたえるよう硬化シリコン及び
高分子弾性体について配慮される。
かかる場合の好ましい組合せ例は、繊維としてポリエス
テルが用いられ、形態固定剤として部分ケン化ポリビニ
ルアルコール、硬化シリコンとしてシリコンゴム、高分
子弾性体としてポリウレタンが用いられた時である。
テルが用いられ、形態固定剤として部分ケン化ポリビニ
ルアルコール、硬化シリコンとしてシリコンゴム、高分
子弾性体としてポリウレタンが用いられた時である。
溶剤、形態固定剤など除去され乾燥されたシートは、必
要に応じて、再度空気中に自然放置して、シリコンの熟
成硬化反応をすすめる場合がある。
要に応じて、再度空気中に自然放置して、シリコンの熟
成硬化反応をすすめる場合がある。
これは、この後のバフイングによる毛羽立て加工を、最
適化するための加工処理である。
適化するための加工処理である。
でき上ったシートは、その後バフイングされる。
場合によっては、スライスしてバフィングされる。
これによって毛羽立てられる。
パフ前に必要な処理を行なってのち、パフされるときも
ある。
ある。
毛羽立てられた生機は原着されていない場合、普通次に
染色される。
染色される。
素材がポリエステル使いなら分散染料、塩基性町染に改
質されているなら、塩基性染料で染められる。
質されているなら、塩基性染料で染められる。
ナイロン6や66などのナイロンなら広義の酸性染料で
染色される。
染色される。
また染色(原着は別)においては、残ったシリコン(結
束用に使われているシリコン等)ができる限り脱落して
しまわないことが重要で、脱落しては本発明の目的を果
たし難い。
束用に使われているシリコン等)ができる限り脱落して
しまわないことが重要で、脱落しては本発明の目的を果
たし難い。
この点でシラン化合物の主体が、ケイ素原子に直結した
アルコキシ官能基が2個のみからなるアミノシランとオ
クチル酸亜鉛及び/又はオクテル酸ジルコニウムの組合
せを含むシリコン組成物は、他の組合せシリコン組成物
に比較して硬化シリコンのひび割れ及び染色時の脱落が
ほとんどな《、また、製品実用時のこすれに対してもシ
リコンの耐久性が良好である。
アルコキシ官能基が2個のみからなるアミノシランとオ
クチル酸亜鉛及び/又はオクテル酸ジルコニウムの組合
せを含むシリコン組成物は、他の組合せシリコン組成物
に比較して硬化シリコンのひび割れ及び染色時の脱落が
ほとんどな《、また、製品実用時のこすれに対してもシ
リコンの耐久性が良好である。
ポリエステル繊維が染色されたあとは、界面活性剤、ハ
イドロサルファイト、苛性ソーダなどにより還元洗浄を
行うことが好ましく、また、反物に適当な公知の仕上げ
剤が普通に用いられることは申すまでもない。
イドロサルファイト、苛性ソーダなどにより還元洗浄を
行うことが好ましく、また、反物に適当な公知の仕上げ
剤が普通に用いられることは申すまでもない。
仕上げ剤を用いない場合もあるが、ぬめり、つや、タッ
チ、柔軟性などを一層よくするため用いることが好まし
い。
チ、柔軟性などを一層よくするため用いることが好まし
い。
次に、これまでに説明してきた如く、本発明の製造工程
において複合体シートの構造が変化してゆく様子を第7
図a = fに従って更に詳しく説明する。
において複合体シートの構造が変化してゆく様子を第7
図a = fに従って更に詳しく説明する。
又、第7図は本発明の好ましい実施態様の例をモデル化
して示すものである。
して示すものである。
aは絡合体シートを構成している海島型多成分系繊維の
断面を示すもので、6は島成分、7は海成分を示す。
断面を示すもので、6は島成分、7は海成分を示す。
絡合体シートを構成した時点では7は未だ除去されてい
ない。
ない。
bは形態固定剤(後に述べる複合1成分ででもある)を
付与した時のモデル図であり、9が該形態固定剤を示す
。
付与した時のモデル図であり、9が該形態固定剤を示す
。
この場合形態固定剤としてポリビニールアルコールが用
いられている。
いられている。
形態固定剤は多成分系繊維の外側をとり囲んで、これを
おおっている。
おおっている。
9はまた多成分系繊維間に生じている空間をかなりうめ
る役割をも果たしている。
る役割をも果たしている。
このことは後のシリコン付着分布に重要な役割を果たす
ことになる。
ことになる。
bの状態の時、シートは3成分系の複合体シートと言え
る。
る。
Cは海成分7が除去されたときの状態を示すモデル図で
ある。
ある。
これによって、島成分の極細繊維が生ずるが、形態固定
剤で覆われているため、Cを中空のある新しい多成分系
繊維と見ることもできる。
剤で覆われているため、Cを中空のある新しい多成分系
繊維と見ることもできる。
従って、この状態の時にはシート表面に極細繊維は露出
していす、かなり固いゴワゴワの板状シートとなってい
る(極細繊維は他の複合さや成分即ち形態固定剤のため
外からほとんどみられないから、その正しい色、つや、
風合などももちろんわからない)。
していす、かなり固いゴワゴワの板状シートとなってい
る(極細繊維は他の複合さや成分即ち形態固定剤のため
外からほとんどみられないから、その正しい色、つや、
風合などももちろんわからない)。
dは、シリコンを含浸した時の状態を示すモデル図であ
る。
る。
10がシリコンを示す。シリコンは中空中の極細繊維に
まで及んで付与されている。
まで及んで付与されている。
繊維(多成分系繊維)間の空間は既に形態固定剤である
程度埋められているので、シリコンはその分だけ集中的
に形態固定剤で覆われた中空部分(海成分の抜けた跡)
に付与されることになり、その結果、島成分の極細繊維
は束としてより良く結束されることになる。
程度埋められているので、シリコンはその分だけ集中的
に形態固定剤で覆われた中空部分(海成分の抜けた跡)
に付与されることになり、その結果、島成分の極細繊維
は束としてより良く結束されることになる。
尚、シリコンは形態固定剤の上にも多少は付着すること
は言うまでもない。
は言うまでもない。
eは更にポリウレタンを付与レたときの状態を示すモデ
ル図である。
ル図である。
11がポリウレタンを示す。dの工程を経ずに製造され
る従来の人工皮革に比べ、構造が大巾に違っているのが
認められる。
る従来の人工皮革に比べ、構造が大巾に違っているのが
認められる。
fは形態固定剤を除去したときの状態を示すモデル図で
ある。
ある。
内部のシリコンとポリウレタンの間には空間12が生じ
、シートはかくして柔軟となるのである。
、シートはかくして柔軟となるのである。
このようにして、他の極細繊維発生型繊維の例について
複合体シートの構造が変化してゆ《様子を、形態固定剤
を用いない場合の一例をモデル図で示すと、第9図a”
c及び第11図a−cの如くなる。
複合体シートの構造が変化してゆ《様子を、形態固定剤
を用いない場合の一例をモデル図で示すと、第9図a”
c及び第11図a−cの如くなる。
第9図a及び第11図aはそれぞれタイプを異にする分
割型極細繊維の断面及び立体図を示すもので、13は分
割繊維成分A、14は分割繊維成分Bである。
割型極細繊維の断面及び立体図を示すもので、13は分
割繊維成分A、14は分割繊維成分Bである。
15は中空部を示す。bはシリコンを付与したときのモ
デル図で、10がシリコンを示す。
デル図で、10がシリコンを示す。
シリコンは図示以外にも、それまでの熱水収縮や、工程
中に受ける物理的作用などによって、部分的或いは全体
的にフイブリル化して生じた極細繊維相互の空間にも浸
透して付与され、全体として極細繊維束の形態がシリコ
ンによって保持されることになる。
中に受ける物理的作用などによって、部分的或いは全体
的にフイブリル化して生じた極細繊維相互の空間にも浸
透して付与され、全体として極細繊維束の形態がシリコ
ンによって保持されることになる。
Cはポリウレタンを付与したときのモデル図で、11が
ポリウレタンを示す。
ポリウレタンを示す。
この例では形態固定剤を用いていないため、ポリウレタ
ンは極細繊維束に比較的接近して付与されることになる
。
ンは極細繊維束に比較的接近して付与されることになる
。
形態固定剤を付与してシリコン加工される場合は、上記
同様フイブリル化して生じた極細繊維相互の空間に、シ
リコンが強く押しやられて浸透し、このため、シリコン
による該極細繊維の結束性は、さらに増す傾向となり、
ポリウレタン付与後の複合体シートも、より柔軟性を増
すことになる。
同様フイブリル化して生じた極細繊維相互の空間に、シ
リコンが強く押しやられて浸透し、このため、シリコン
による該極細繊維の結束性は、さらに増す傾向となり、
ポリウレタン付与後の複合体シートも、より柔軟性を増
すことになる。
その後は、パフ、必要に応じスライスや染色がなされる
。
。
パフでは、ポリウレタンが立毛部分から除去される他、
立毛の先端からシリコンが研削されて落ち、立毛の先端
部ではシリコンによる極細繊維の結束の解除が進められ
る。
立毛の先端からシリコンが研削されて落ち、立毛の先端
部ではシリコンによる極細繊維の結束の解除が進められ
る。
かくの如き方法などによりでき上った高級毛織物調の新
素材の立毛状態をみると第1図の通りにスケッチされる
ものを1例として示しうる。
素材の立毛状態をみると第1図の通りにスケッチされる
ものを1例として示しうる。
この立毛は従来のスエード用に作られた素材と太いに違
う。
う。
この例では立毛が束状として硬化シリコン或いはシリコ
ンを多量含むもので結束されている(結束された極細繊
維数は、n=1または2、または3、・・・・・・・・
・)。
ンを多量含むもので結束されている(結束された極細繊
維数は、n=1または2、または3、・・・・・・・・
・)。
第3図は第1図の部分拡大図であり、本発明の複合体シ
ートの立毛状態をよりわかりやすく説明するためのもの
である。
ートの立毛状態をよりわかりやすく説明するためのもの
である。
更に理解を容易にするために、本発明複合体シートの断
面を走査型電子顕微鏡で撮影した写真(倍率87倍)を
第8図に示す。
面を走査型電子顕微鏡で撮影した写真(倍率87倍)を
第8図に示す。
第1図、第3図ないし第8図から明らかなようにパフに
より途中で本数が減少して、先細りとなっている傾向の
ものもみられる。
より途中で本数が減少して、先細りとなっている傾向の
ものもみられる。
第1図及び第3図中、1は極細繊維の先端、2は結束さ
れてはいるが本数が減少している所、3は極細繊維が結
束されている所を示している。
れてはいるが本数が減少している所、3は極細繊維が結
束されている所を示している。
第10図及び第12図は分割型極細繊維の立毛状態を示
す拡大モデル図である。
す拡大モデル図である。
第10図は第9図の、又、第12図は第11図の分割型
極細繊維に対応するものである。
極細繊維に対応するものである。
130分割極細繊維A及び140分割極細繊維Bは立毛
の先端で分れ、根元部分はシリコン10によって結束さ
れている所を示している。
の先端で分れ、根元部分はシリコン10によって結束さ
れている所を示している。
11はポリウレタンである。一方、参考のための比較と
して、シリコン化合物を用いず、ポリウレタンのみを用
いた場合の例を示す。
して、シリコン化合物を用いず、ポリウレタンのみを用
いた場合の例を示す。
この場合にはスエード調となり、その立毛状態は例えば
第2図の如くになる。
第2図の如くになる。
立毛の先端近くの部分4と同様根元部5も細い(普通こ
れはスエードエフェクトを有するため立毛はもつと倒れ
た状態にみえるときが多い)。
れはスエードエフェクトを有するため立毛はもつと倒れ
た状態にみえるときが多い)。
このように、本発明のシーl・は、立毛根元部分は結束
されて太《、先は細くなるか、枝分れて細くなるか、い
ずれにせよ細くてタッチのよい先をもつ。
されて太《、先は細くなるか、枝分れて細くなるか、い
ずれにせよ細くてタッチのよい先をもつ。
束は繊維束による束が主体であるが場合によってはニー
ドルパンチ時に発生する束のより集まったより太(・束
も含む。
ドルパンチ時に発生する束のより集まったより太(・束
も含む。
根元は太いから腰のある立毛となる。
かかる故に、結束しない場合のもの、すなわちスエード
調のものに比し、立毛の可逆的な倒れ方、すなわちスエ
ードエフェクトをきわめて示しにくいものへと変化して
いる。
調のものに比し、立毛の可逆的な倒れ方、すなわちスエ
ードエフェクトをきわめて示しにくいものへと変化して
いる。
これが1つの毛織物調の風合を与える理由と考えられる
のである。
のである。
先が細くなるのはもともと細い繊維の束を用いることと
、パフによって先端がけずりとられたり、分割によって
束の結束が解除されるためとみられる。
、パフによって先端がけずりとられたり、分割によって
束の結束が解除されるためとみられる。
一方後から付与するポリウレタンなどの高分子弾性体は
、繊維まわりに先にゴム状シリコンまたは、硬化シリコ
ーンが占めているから、当然そのまわりに位置すること
になる。
、繊維まわりに先にゴム状シリコンまたは、硬化シリコ
ーンが占めているから、当然そのまわりに位置すること
になる。
ここでゴム状シリコーンまたは硬化シリコーンとの付着
性が悪く、パフ時、その部分の高分子弾性体ははがれて
先にとれてしまったものとみられる。
性が悪く、パフ時、その部分の高分子弾性体ははがれて
先にとれてしまったものとみられる。
かかる観点から下記条件が好ましいと言える。
まず
A:繊維と硬化シリコンとの関係
B:硬化シリコンと他の高分子弾性体との関係とすれば
、実際にできている物の立毛の観察からもわかるように
、Aは十分付着親和力の高い方が好ましく、風合、タッ
チの面からはBは逆である方が好ましい。
、実際にできている物の立毛の観察からもわかるように
、Aは十分付着親和力の高い方が好ましく、風合、タッ
チの面からはBは逆である方が好ましい。
AとBのバランスが重量で、Aが十分高ければBも高い
方が毛ぬけが少ない。
方が毛ぬけが少ない。
かかることからAの付着親和力を高めろため、繊維束は
シランカツプリング剤で、予めプライマー処理されてい
ることが好ましい。
シランカツプリング剤で、予めプライマー処理されてい
ることが好ましい。
この他、繊維に対し硬化シリコンがなじみ易いように、
紡糸に際し、シラン化合物などを添加紡糸することもあ
る。
紡糸に際し、シラン化合物などを添加紡糸することもあ
る。
ポリエステルに対するシランカップリング剤は例えば
などがある。
ポリアミドには、例えば上記fなどが用いられ、これら
は反応促進剤と併用又は単独で用いられる。
は反応促進剤と併用又は単独で用いられる。
Bについては、風合や立毛のタッチとの関係で強い接着
性はもたない方がよい。
性はもたない方がよい。
しかし毛ぬけ防止の点ではあまり低すぎてはならない。
本来硬化シリコンとポリウレタンなどの他の高分子弾性
体とは接着性にとぼしく、あまり配慮はいらない。
体とは接着性にとぼしく、あまり配慮はいらない。
風合を少々犠牲にして、毛がぬけにくいことを重視する
ときは、シリコンとポリウレタンとの結合を高めること
が好ましい。
ときは、シリコンとポリウレタンとの結合を高めること
が好ましい。
その時は繊維とシリコンとの結合を十分高めてお《こと
が必要である。
が必要である。
染色後の製品の立毛の毛抜け現象を防止するために、例
えば凹凸ゴム又は繊維質、金属質のブラシロールなとで
こすって脱落し易い毛を除去しておくとか、自己架橋型
アクリルエマルジョンやシリコンゴム( 樹脂)形成液
またはエマルジョンで処理することが好ましい。
えば凹凸ゴム又は繊維質、金属質のブラシロールなとで
こすって脱落し易い毛を除去しておくとか、自己架橋型
アクリルエマルジョンやシリコンゴム( 樹脂)形成液
またはエマルジョンで処理することが好ましい。
かかる毛抜け防止処理は、過度になってはシートの風合
やタッチ等を損うので、目的に応じて処理の程度(例え
ば、処理濃度、擦過の程度)をコントロールすることが
望まれる。
やタッチ等を損うので、目的に応じて処理の程度(例え
ば、処理濃度、擦過の程度)をコントロールすることが
望まれる。
以上の構造のポイントである繊維束と2種の高分子化合
物との関係は、例えばモデル的にわかりやすく示すと第
6図のごときものとなる。
物との関係は、例えばモデル的にわかりやすく示すと第
6図のごときものとなる。
即ち6が極細繊維で、10が硬化シリコン、11がポリ
ウレタン(例)である。
ウレタン(例)である。
11が10をスポット的部分的或いは全体的(この図で
は全体的に)にとりまく。
は全体的に)にとりまく。
従って、このモデルのようなものが絡合体の全体或いは
かなりの部分に、また立尾部分についても同様に形成さ
れる。
かなりの部分に、また立尾部分についても同様に形成さ
れる。
パフによって立毛となる部分には、6と10からなる立
毛となり、11はパフのときはがれてしまう。
毛となり、11はパフのときはがれてしまう。
6と10は根元では保持されるが、先端では10がはが
れとられたり、あるいは6と10とが同時に一部けずり
とられ細くなったり、また分離したりし、先細或いは先
分散の状態をとる。
れとられたり、あるいは6と10とが同時に一部けずり
とられ細くなったり、また分離したりし、先細或いは先
分散の状態をとる。
このような状態をとりえたときに高級毛織物調となるの
である(このような状態をとりえないときはスエード調
などとなってしまう)。
である(このような状態をとりえないときはスエード調
などとなってしまう)。
絡合体シートに付与するシリコン及び高分子弾性体の量
は、絡合体シート100重量部に対して両者の合計が1
5〜80重量部程度が好ましい。
は、絡合体シート100重量部に対して両者の合計が1
5〜80重量部程度が好ましい。
又、シリコンと高分子弾性体の付与比は、高分子弾性体
100に対しシリコン0.5〜50重量%、特に20〜
40重量%程度が好ましい。
100に対しシリコン0.5〜50重量%、特に20〜
40重量%程度が好ましい。
本品は、コート、ブレザーなどの衣料、家具、壁装材、
飾り物などに有効に用いられる。
飾り物などに有効に用いられる。
次に実施例に示すが、本発明の有効性は、これらによっ
て何ら限定されず、むしろ次の発展、展開をもたらすも
のである。
て何ら限定されず、むしろ次の発展、展開をもたらすも
のである。
実施例 1
海成分がポリスチレン、島成分がポリエチレンテレフタ
レートの海鳥型繊維で、海島比50/50、島数16、
海島繊維の太さ3.Od、捲縮数13山/インチ、繊維
長51龍の原綿を用いてクロスラツパーでウエツブを形
成し、3000本/cdのニードルパンチを行なって目
付重量5201/m′、見掛密度0. 1 9 5グ/
dの絡合不織布とした。
レートの海鳥型繊維で、海島比50/50、島数16、
海島繊維の太さ3.Od、捲縮数13山/インチ、繊維
長51龍の原綿を用いてクロスラツパーでウエツブを形
成し、3000本/cdのニードルパンチを行なって目
付重量5201/m′、見掛密度0. 1 9 5グ/
dの絡合不織布とした。
次にこの不織布を熱水収縮させ乾燥し、ケン化度約85
%のポリビニールアルコール溶液を海島繊維に対し固形
分換算で約35部付与した。
%のポリビニールアルコール溶液を海島繊維に対し固形
分換算で約35部付与した。
トリクロルエチレンを用いて海成分を除去したのち、
(イ) 末端が−OHで分子量約4.2万(25゜C
、約 60重量部1.4万C.S)のポリジメチル
シロキサン(口) 末端が−OHで分子量約18万(
25℃、約 35重量部300万C,S)のポリジ
メチルシロキサンヒ→ CH3Si(OCH3)30
部分縮合物 5重量部(−1:)’N
H2 (CH2 ) 2 ’NH(CH2 )3 S
i (OCH3 ) 2 1 0重量部l CH3 (;”I”) (C8H,502)2Zn
1重量部の割合からなるトリク
ロルエチレンで調製した5%シリコン組成液を、シート
に対しウエット重量で約250%含浸付与した。
、約 60重量部1.4万C.S)のポリジメチル
シロキサン(口) 末端が−OHで分子量約18万(
25℃、約 35重量部300万C,S)のポリジ
メチルシロキサンヒ→ CH3Si(OCH3)30
部分縮合物 5重量部(−1:)’N
H2 (CH2 ) 2 ’NH(CH2 )3 S
i (OCH3 ) 2 1 0重量部l CH3 (;”I”) (C8H,502)2Zn
1重量部の割合からなるトリク
ロルエチレンで調製した5%シリコン組成液を、シート
に対しウエット重量で約250%含浸付与した。
約100℃でトリクロルエチレンの大部分を飛散させた
のち、130℃で3分間熱処理した。
のち、130℃で3分間熱処理した。
さらにこの加工シートを5日間空気中(約25℃X60
%RH)に放置して熟成させ、未反応シリコンの硬化反
応をゆっくり進めた。
%RH)に放置して熟成させ、未反応シリコンの硬化反
応をゆっくり進めた。
次にポリウレタンの付量が、島成分に対し固形分換算で
約50%となるように、ポリウレタンのジメチルホルム
アミド溶液を含浸し、凝固、脱ポリビニールアルコール
及び脱溶媒の工程を経て、シートの厚みが等しくなるよ
うに2枚にスライスした。
約50%となるように、ポリウレタンのジメチルホルム
アミド溶液を含浸し、凝固、脱ポリビニールアルコール
及び脱溶媒の工程を経て、シートの厚みが等しくなるよ
うに2枚にスライスした。
最後に非スライス面を主にパフして立毛シ一トにしたの
ち、分散染料により125゜Cで加圧染色した。
ち、分散染料により125゜Cで加圧染色した。
得られた製品は、高級毛織物調の外観を有すると同時に
、しなやかな風合と高級感のある適度な光沢を有し、擦
過しても立毛品位の変化が極めて少なく良好であった。
、しなやかな風合と高級感のある適度な光沢を有し、擦
過しても立毛品位の変化が極めて少なく良好であった。
?れに対し、シリコン組成液中、(ニ)を三次元化が起
り易い NH2(CH2)2NH(CH2)3Si(OCH3)
3 に、また、(ホ)を触媒活性の大きい (C4H9)2Sn(0C1H23)2にしてシリコン
の硬化条件を最適に選び、その他の加工条件は実施例と
同様にして作成した比較品(比較例1)は、染色後の立
毛品位は良好であったが、擦過した場合、シリコンによ
って結束された極細繊維の束がくずれ易く、立毛品位が
変化して本発明の目的を達し得なかった。
り易い NH2(CH2)2NH(CH2)3Si(OCH3)
3 に、また、(ホ)を触媒活性の大きい (C4H9)2Sn(0C1H23)2にしてシリコン
の硬化条件を最適に選び、その他の加工条件は実施例と
同様にして作成した比較品(比較例1)は、染色後の立
毛品位は良好であったが、擦過した場合、シリコンによ
って結束された極細繊維の束がくずれ易く、立毛品位が
変化して本発明の目的を達し得なかった。
実施例2〜7、比較例2〜34
実施例1のシリコン組成液中、(刊のアミノシラン及び
(ホ)のシリコン硬化触媒、それにシリコンの熟成硬化
時間を表によって変える以外は、すべて実施例1と同様
にしてシートを作製した。
(ホ)のシリコン硬化触媒、それにシリコンの熟成硬化
時間を表によって変える以外は、すべて実施例1と同様
にしてシートを作製した。
諸性状を第1表に示す。
(10)
第1表の結果から明らかな如《、実施例のようにケイ素
原子に直結したアルコキシ基が2個だけのアミノシラン
と触媒活性の比較的小さいシリコン硬化触媒(オクチル
酸亜鉛及び/又はオクチル酸ジルコニウム)の組合せを
含むシリコン組成物によって、しかも、シリコン以外の
高分子弾性体を付与する前の、シリコン組成物の熟成硬
化時間を充分長くして加工したものは、外観、風合とも
に良好な毛織物調立毛シ一トが得られ、立毛表面を強制
擦過しても、品位の変化が極めて少なく良好であった。
原子に直結したアルコキシ基が2個だけのアミノシラン
と触媒活性の比較的小さいシリコン硬化触媒(オクチル
酸亜鉛及び/又はオクチル酸ジルコニウム)の組合せを
含むシリコン組成物によって、しかも、シリコン以外の
高分子弾性体を付与する前の、シリコン組成物の熟成硬
化時間を充分長くして加工したものは、外観、風合とも
に良好な毛織物調立毛シ一トが得られ、立毛表面を強制
擦過しても、品位の変化が極めて少なく良好であった。
これに反して比較例2〜34は所望の製品が得られなか
った。
った。
特に、オクチル酸亜鉛及びオクチル酸ジルコニウム以外
のシリコン触媒とジアルコキシアミノシランの組合せ、
ジアルコキシアミノシラン以外のアルコキシアミンシラ
ンとオクチル酸亜鉛又はオクチル酸ジルコニウムとの組
合せは、染色後の立毛品位は比較的良好であったが、擦
過による立毛品位の耐久性が良くなかったことに注目す
べきである。
のシリコン触媒とジアルコキシアミノシランの組合せ、
ジアルコキシアミノシラン以外のアルコキシアミンシラ
ンとオクチル酸亜鉛又はオクチル酸ジルコニウムとの組
合せは、染色後の立毛品位は比較的良好であったが、擦
過による立毛品位の耐久性が良くなかったことに注目す
べきである。
ジアノレコキシアミノシランとオクチル酸亜鉛又はオク
チル酸ジルコニウムの組合せによる相乗効果を証明する
ものといえる。
チル酸ジルコニウムの組合せによる相乗効果を証明する
ものといえる。
また硬化時間を充分長くとった方が、硬化したシリコン
の耐久性並びに製品々位に対しては良好であることが理
解できる。
の耐久性並びに製品々位に対しては良好であることが理
解できる。
第1図は、本発明に係る毛織物調複合体シーl・の立毛
部分のモデル側面図、第2図は、従来の人造スエードの
立毛部分のモデル側面図、第3図は、第1図の部分拡大
図例である。 第4図は、本発明で好ましく用いられる海島型多成分系
繊維のモデル斜視図、第5図は、該繊維の断面図例(b
は島数を36に増加した時のもの)、第6図は、本発明
に係る複合体シートにおいて、極細繊維束とシリコン及
び高分子弾性体との位置関係を示すモデル図である。 第7図は、本発明の製造工程に従って複合体シートの構
造が変化してゆく様子をモデル化して示した図である。 第8図は、本発明の一つの実施態様における複合体シー
トの断面の走査型電子顕微鏡写真例、第9図は、一つの
分割型極細繊維の例について本発明の製造工程に従って
複合体シートの構造が変化してゆく様子をモデル化して
示した図、第10図は第9図の分割型極細繊維に対応す
る毛織物調複合体シーl・の立毛部の拡大モデル図、第
11図は、他の分割型極細繊維の例について本発明の製
造工程に従って複合体シートの構造が変化してゆく様子
をモデル化して示した図、第12図は第11図の分割型
極細繊維に対応する毛織物調複合体シートの立毛部の拡
大モデル図である。
部分のモデル側面図、第2図は、従来の人造スエードの
立毛部分のモデル側面図、第3図は、第1図の部分拡大
図例である。 第4図は、本発明で好ましく用いられる海島型多成分系
繊維のモデル斜視図、第5図は、該繊維の断面図例(b
は島数を36に増加した時のもの)、第6図は、本発明
に係る複合体シートにおいて、極細繊維束とシリコン及
び高分子弾性体との位置関係を示すモデル図である。 第7図は、本発明の製造工程に従って複合体シートの構
造が変化してゆく様子をモデル化して示した図である。 第8図は、本発明の一つの実施態様における複合体シー
トの断面の走査型電子顕微鏡写真例、第9図は、一つの
分割型極細繊維の例について本発明の製造工程に従って
複合体シートの構造が変化してゆく様子をモデル化して
示した図、第10図は第9図の分割型極細繊維に対応す
る毛織物調複合体シーl・の立毛部の拡大モデル図、第
11図は、他の分割型極細繊維の例について本発明の製
造工程に従って複合体シートの構造が変化してゆく様子
をモデル化して示した図、第12図は第11図の分割型
極細繊維に対応する毛織物調複合体シートの立毛部の拡
大モデル図である。
Claims (1)
- 1 立毛の少なくとも一部は硬化された高分子有機シリ
コン化合物で結束されており、該結束された立毛の先端
の過半は、07デニール以下の極細繊維状になっている
か及び/又は該結束部より細くなった単糸0.7デニー
ル以下の極細繊維の集合体からなる毛織物調複合体−/
−ト物質を製造するに際し、■主として極細繊維の束又
は、極細繊維発生型繊維からなる不織布絡合体シー1・
の形成、■有機シラン化合物の主体がジアルコキシアミ
ノシランであり、硬化触媒がオクチル酸亜鉛及び/又は
オクチル酸ジルコニウムである硬化可能な有機シリコン
化合物の付与、■該シリコン化合物以外の高分子弾性体
の付与、■バフイングの各工程を含むことを特徴とする
毛織物調複合体シートの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57042589A JPS599675B2 (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 毛織物調複合体シ−トの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57042589A JPS599675B2 (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 毛織物調複合体シ−トの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163786A JPS58163786A (ja) | 1983-09-28 |
| JPS599675B2 true JPS599675B2 (ja) | 1984-03-03 |
Family
ID=12640244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57042589A Expired JPS599675B2 (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 毛織物調複合体シ−トの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599675B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6752712B2 (ja) * | 2016-12-29 | 2020-09-09 | 株式会社クラレ | スエード調人工皮革及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP57042589A patent/JPS599675B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58163786A (ja) | 1983-09-28 |
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