JPS6012111B2 - 被覆ばねの製造法 - Google Patents

被覆ばねの製造法

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JPS6012111B2
JPS6012111B2 JP5691481A JP5691481A JPS6012111B2 JP S6012111 B2 JPS6012111 B2 JP S6012111B2 JP 5691481 A JP5691481 A JP 5691481A JP 5691481 A JP5691481 A JP 5691481A JP S6012111 B2 JPS6012111 B2 JP S6012111B2
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JP
Japan
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spring
coating
manufacturing
springs
powder
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JP5691481A
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JPS57171470A (en
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義弘 尾家
易之 谷口
弘忠 加藤
康彦 三吉
隆 森
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐食性特に腐食疲労特性のすぐれた被覆ばねの
製造法に関するものである。
近年、北米、カナダなど寒冷地の冬期道路凍結防止の目
的で散布される岩塩等による自動車の腐食損傷が大きな
社会問題になってきている。
自動車のばねは車軸と車体との間のクッションの役目を
果し、構造上重要な部品であるが、走行時にくり返し応
力を受けておりその表面に腐食によるビットが生じるな
らば応力集中を生じて疲労破壊する危険性がある。この
現象は腐食疲労と呼ばれ、腐食とくり返し応力の2つの
作用が関係している。
ばねの腐食疲労特性向上の目的で現在表面に露着塗装フ
タル酸樹脂による塗装などが施こされているが、耐食性
は充分でない。
しかも走行中に路上の小石などが飛来してきずを受ける
という、いわゆるチツピングに対する抵抗性も不充分で
ある。チッピングによって塗膜にきずを受ければその部
分で腐食が誘発される。自動車の安全性向上に対する社
会的要求は年々強まっており、腐食疲労特性のすぐれた
ばねの製造技術を開発する必要性が自動車用を中心に非
常に大きくなっている。
ところでばねは、コイルばねでは丸鋼や線村、重ね板ぱ
ねでは平鋼から作られるが熱間又は冷間で成形した後そ
の材質を調整する目的で焼入れ一塊戻しの熱処理が行わ
れる。本発明者はこの熱処理に着目し、その工程を利用
して耐食性、耐チッピング性のすぐれた塗覆菱を表面に
施すことによって腐食疲労特性のすぐれたばねを製造す
る方法を見し、出した。
すなわち本発明は上記知見に基づいてなされたものであ
ってその要旨とするところは、鋼材を透常の方法でばね
に成形し蟻入れた後、スケールを除去しそのまま直ちに
あるには化成処理皮膜を形成せしめた後、プラスチック
塗装用粉末を10〜500ムの厚さに粉末塗装して12
0〜550qCの温度で加熱して硬化させることを特徴
とする被覆ばねの製造法にある。
以下本発明を詳細に説明する。
先ず熱硬化性プラスチック塗腰には耐食性チツピング性
にすぐれたものが多く、これを表面に被覆すればばねの
腐食疲労特性が著しく向上する。
しかしながら通常の焼入れ焼戻し処理を施した後のばね
に熱硬化性プラスチックを焼付けるための再加熱を行う
と先の熱処理により折角得られたばねの強度がかかる再
加熱により減殺されるという不都合が生ずる。そこで焼
入れのみを行ったばねの表面にプラスチック塗装用粉末
を塗装し、しかる後焼戻しを行なうと同時にそのための
加熱を利用して前記プラスチックを硬化させることによ
り、ばねの強度を損なうことはなく、耐チッピング性な
どにすぐれたプラスチック被覆を同時に形成せしめるこ
とができる。
この場合焼戻し温度は素材の成分およびばねに付‐与す
べき機械的性質によって決定され一般に焼戻し温度を高
めるに従って強度は低下し伸びは向上する。
一方プラスチックの硬化温度はその種類によって異なり
硬化剤の種類、添加量によっても影響される。従って塗
装すべきプラスチックの種類はばねの焼戻し温度に応じ
て選定されるべきである。
さらにこれらについて具体的に説明すると、先ず本発明
にいうばねとはコイルばね、重ね板ばね、トーションバ
ーのいずれの懸架ばねも対象となるものである。成形法
は熱間または冷問いずれでもよい。
この場合のばね鋼材の化学組成はJISG4801(1
967)に規定されたSUP3〜11を基本とするが、
CO.3〜2.0%、Sio.05〜3.5%、Mno
.1〜2.0%を含有するもの及びそれらに更にCu,
Cr,Ni,AI,Nb,V,Mo,Bの1種または2
種以上を単独または複合で0.01%以上3%以下添加
したものでもよい。燐入れ条件は通常のばね製造条件に
準じ800〜900qoに加熱後油冷または水袷とする
被覆前のばね表面はスケール除去を行なうが除去の方法
はグリッドブラスト、ショットブラストなど機械的方法
または通常の鞍洗でよい。ブラスト加工はばね表面に圧
縮応力を与え、疲労強度を向上させる作用も及ぼす。
スケール除去後の表面にそのまま粉末塗装を施してもよ
いが、化成処理皮膜を形成せしめた後に塗装するならば
塗膜の密着性及び耐食性が一段と向上する。化成処理と
してはクロム酸水溶液又は有機物添加クロム酸水溶液を
用いる通常のクロメート処理やリン酸、リン酸亜鉛、リ
ン酸鉄、リン酸カルシウム等を主成分とする水溶液を用
いる通常のリン酸塩処理が適当である。プラスチック塗
装用粉末とはプラスチックに硬化剤、流水調整剤、フィ
ラー、顔料などを混合し微粉末としたものである。
プラスチックとしては腐食疲労に対する抵抗性を考慮す
ればェポキシ樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリアミド、塩素化ポリェーテル、ふっ
素樹脂等が挙げられる。
硬化剤はプラスチックの種類に応じて通常用いられる化
合物を選択すればよいが、例えばェポキシ樹脂用の硬化
剤としてはメタフェニレンジアミン、ジアミノジフェニ
ルメタンなどの芳香族ポリアミン、ボリカルポン酸及び
無水フタル酸などの酸無水物、ポリカルボン酸ヒドラジ
ド、ジシアンジアミドなどのポリアミド等やそれらを変
性した化合物が挙げられる。塗装厚さの下限を10#と
定めたのは10山未満の塗腰はピンホールが多〈耐食性
が不充分なためである。
上限については500〃を超えると下地との密着性が低
下し、ばねとして使用中に塗膜が剥離する恐れがあるの
で500rとした。
粉末塗装の方法は流動浸糟法、スプレー法、静弦スプレ
ー法のいずれでもよい。
塗装に先立ってばねを予熟することが望ましいが予熱江
程は省略してもよい。
さらに本発明においては前述の通り粉末塗装後に加熱す
ることによって焼戻しと塗料の硬化とを同時に行わせる
ことに最大の特徴を有するものである。
本発明者らの知見によると両者を別々に行わせることは
多くの場合不可能であるばかりでなくエネルギー損失が
大きいという欠点を有する。
すなわち焼戻し後、粉末塗装し硬化熱処理を実施する場
合は、前述の通り競戻し‘こよって調整した機械的性質
が硬化熱処理によって変化してしまうことが多い。逆に
硬化後に焼戻しを実施する場合は焼戻いこよる加熱によ
って塗膜の劣化を生ずることが多い。一般に塗膜の硬化
温度は最高使用温度に比べて50〜25000程度高い
から硬化と焼戻しを同時に行わせることは可能であって
も硬化後の塗膜を高い温度にさらすことはできない。
粉末塗装後の加熱温度はばねの組成及びばねに付与すべ
き機械的性質によって決定されるが、120oo禾満で
は強度が高くなり過ぎて実用ばねとして使用できないの
で下限を120qoとした。
上限については55000を超えるならば逆に強度が低
すぎて実用ばねとして使用できないので55ぴ0と定め
た。塗装に用いるプラスチックはその硬化温度が燈戻し
温度に一致するよう選べばよいが、例えばェポキシ樹脂
の硬化温度は120〜280℃、ポリエチレンのそれは
270〜390℃、ふつ素樹脂のそれは400〜550
q○である。
塗装後のばねは通常の方法で組立て組込み、セツチング
が行われる。
以上詳述したごとく本発明は耐食性特に腐食疲労特性の
すぐれた被覆ばねの製造法である。
次に実施例により本発明の効果を更に具体的に説明する
。本発明の実施例 成形したばねについて表に示したように焼入れ、スケ−
ル除去、化成処理、プラスチック塗装用粉末を粉末塗装
、加熱処理して被覆ばねを製造した。
得られたばねをばね疲労試験機にかけ、5%NaCI水
溶液を30分に1回ずつスプレ−しながら腐食疲労試験
を行なった。別にグラベロメーターを用いた耐チッピン
グ性試験と5%NaCI水溶液に浸漬後の塗膜密着性試
験も実施してある。
試験結果も合わせて表に示した。表中1,4,5,8は
比較の方法、他は本発明の方法である。
塗装厚が本発明の範囲外である霊蓮 ト 入 。
yづ ふ 導 馨 選 篭 り 霊 零 馨 篭 船 喪 S 塗 d 1,4の方法で作った被覆ばねは腐食疲労特性が良好で
ない。
加熱温度が本発明の範囲外である5,8の方法で作った
被覆ばねは強度が不適当であって実用‘まねとして使用
できない。
それに対し本発明の方法で製造した被覆ばねは腐食疲労
特性が良好で、かつ耐チッピング性もすぐれている。
化成処理は塗膜密着性向上に有効である。
以上詳述したごとく本発明は、ばねの焼戻し工程とプラ
スチック粉末被覆塗料の熱硬化過程を同時に行わせるこ
とによって耐食性とくに耐腐食疲労特性のすぐれた被覆
ばねの製造法を提供するものであってその実用的価値は
誠に大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼材を通常の方法でばねに成形し、焼入れた後スケ
    ールを除去し、表面にプラスチツク塗装用粉末を10〜
    500μの厚さに粉末塗装して120〜550℃の温度
    で加熱することを特徴とする、被覆ばねの製造法。 2 鋼材を通常の方法でばねに成形し、焼入れた後スケ
    ールを除去し表面に化成処理皮膜を形成せしめた後プラ
    スチツク塗装用粉末を10〜500μの厚さに粉末塗装
    して120〜550℃の温度で加熱することを特徴とす
    る、被覆ばねの製造法。
JP5691481A 1981-04-17 1981-04-17 被覆ばねの製造法 Expired JPS6012111B2 (ja)

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JPS57171470A JPS57171470A (en) 1982-10-22
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