JPS6013200B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS6013200B2
JPS6013200B2 JP52114983A JP11498377A JPS6013200B2 JP S6013200 B2 JPS6013200 B2 JP S6013200B2 JP 52114983 A JP52114983 A JP 52114983A JP 11498377 A JP11498377 A JP 11498377A JP S6013200 B2 JPS6013200 B2 JP S6013200B2
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JP
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key
musical tone
circuit
channel
signal
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JP52114983A
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健 足立
栄作 岡本
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鍵盤部における演奏が単音演奏かあるいは
榎音演奏かによって発生楽音のピッチ、音色および音量
等を可変制御して音楽的に豊かな演奏音が得られるよう
にした電子楽器に関するものである。
1 従来技術の説明 一般に電子楽器においては、鍵盤部の鍵操作に対応して
発生される鍵情報により発生楽音の音高制御および発音
制御が行なわれるものであり、発生楽音ピッチ変化、音
色および音量ェンベロープ等は電子楽器本体のパネル面
に設けられた各種操作子(例えばピッチ調整操作子、ト
ーンレバー等)により設定制御されるものである。
この場合、上記操作子は上述したように電子楽器本体の
パネル面に設けられているものであるため、演奏者は演
奏中に自由に操作することができず、通常は演奏開始前
に予め操作設定しておくものである。従って、演奏中は
同一条件(同一ピッチ変化、同一音色および同一音量ェ
ンベロープ)の楽音が発生されることになる。このよう
な楽音設定は、鍵盤部における演奏が単音演奏の場合に
は正確で安定した楽音が発生され好ましいものであるが
、複数鍵を同時に押圧する榎音演奏においては各鍵に対
応して発生される楽音はすべて同じ条件となってしまい
好ましいものではない。例えばオクターブ関係にある鍵
を同時に押圧した場合には各発生楽音の音高(ピッチ)
が整数比関係となり(勿論、音色、音量は同じになる)
演奏音として深みがなく単調なものとなってしまう。2
この発明の目的およびこの発明の概略説明この発明に
よる目的は、鍵盤部における演奏態様(単音演奏かある
いは後音演奏か)に対応して楽音形成条件を制御するよ
うにして演奏態様にあった演奏者が得られるようにし、
また後音演奏の場合には各発生楽音のピッチ、音色およ
び音量ヱンベロープ等の各種楽音要素を相互に若干異な
らせることによって単調さを防ぎ、豊かな演奏者が得ら
れるようにした電子楽器を提供することである。
このため、この発明による電子楽器に於いては、鍵盤部
で同時に複数の鍵が押鍵操作されているか否かを検出す
る押鍵状態検出手段を設け、この検出手段が複数の押鍵
を検出したとき、楽音信号の楽音要素を制御するための
互いに異なる制御信号を楽音形成部に供給するようにし
て、単音演奏時と複音演奏時とでは異なる楽音を形成す
るようにし、かつ複音演奏時には形成楽音を本釆の楽音
に対し若干可変制御するようにしたものである。
以下図面を用いて詳細に説明する。
3 この発明の構成および動作説明 A この発明の全体構成および動作の干瓢略説明第1図
はこの発明による電子楽器の一実施例を示すブロック図
であって、大別すると各鍵にそれぞれ設けられたキース
ィツチのうち、押鍵によって動作(メーク接点の場合は
閉成動作、ブレーク接点の場合は開成動作)したキース
ィッチを検出し、この検出したキースィッチを表わすコ
ード化した鍵情報、すなわちキーコードKCを発生する
回路手段(以下、キーコーダと称す)10と、キーコー
ダ10から供給されるキーコードKCを同時発音可能な
発音チャンネル(鍵の数よりはるかに少ない)のうちの
いずれかのチャンネルに割当てる動作を実行する回路手
段(以下、チャンネルプロセッサと称す)20と、チャ
ンネルプロセッサ20を介して供給される各チャンネル
に割当てされたキーコードKC′に対応した音高電圧K
V(KV,〜KV8)を発生するキーコ−ド・音高電圧
変襖部30と、チャンネルプセッサ20によって各チャ
ンネルに割当てられたキーコードKC′に対応する動作
キースィッチの押鍵および雛鍵に対応して前記音高峻圧
KV(KV.〜KV8)を制御するチャンネル別音高電
圧制御部40と、このチャンネル別音高電圧制御部40
の各チャンネルから殿給される音高電圧KV′(KV,
′〜KV8′)に対応した音高の楽音信号をそれぞれ各
チャンネル別に形成する2系列の楽音形成部50,51
と、各楽音形成部50,511こ対し形成楽音の音高、
音色、音量を時間的に変化させるェンベロープ波形を形
成するための各種制御信号EC,,EC2を発生するェ
ンベロープ波形制御信号発生部60,61と、各楽音形
成部50,51からの楽音信号を演奏音として発音する
サウンドシステム70と、2種類の楽音要素制御信号S
C,,SC2を送出する楽音要素制御信号発生部80と
、この楽音要素制御信号発生部80から送出される楽音
要素制御信号SC,,SC2を選択的に開閉制御するゲ
−ト回路85と、ゲート回路85を介して送出される楽
音要素制御信号SC,,SC2を前記楽音形成部50,
51の各楽音形成回路50a〜50h,51a〜51h
(各発音チャンネルに対応する)に分配する2系列の制
御信号分配部90,91と、鍵盤部における押圧鍵数が
複数であることを、チャンネルプロセッサ20から送出
されるキーオン信号KOにもとづき検出し、複数押鍵検
出信号PLKを出力して前記ゲート回路85を制御する
複数押鍵検出回路100と、前記キ−コーダ10、チャ
ンネルプロセッサ20、キーコード・音高電圧変換部3
0に動作制御用のタイミング信号を供給するタイミング
信号発生部110とから構成されている。
キーコーダ10においては、多数のキースィツチ11,
〜11nを有するキースィッチ回路12が設けられてお
り、このキースィッチ回路12の各キースイツチ11,
〜11nは複数のブロック(例えば各オクターブ毎のグ
ループ)に分けられているとともに、各ブロック内のキ
ースィツチを複数のノート(例えばC、C#、D・・・
・・・Bの12音名)に区分し、各キースィッチ111
〜11nの一方の端子(可動接点)a側を各ブロックの
同一ノート毎に共通接続して各ノート別に配線N,〜N
mを引き出すとともに、他方端子(固定端子)b側を同
一ブロック毎に共通接続して各ブロック別に配線B〜B
Iを引き出ている。従って、このキースィツチ回路12
は、ブロック配線B,〜BIを「行」とし、ノート配線
N,〜Nmを「列」としたマトリクス(行配線)の各交
点部分の行列間に各キースィツチ11・〜11nがそれ
ぞれ接続されていることになる。このように構成された
キースイッチ回路12の各キースイツチ11・〜11n
は、ノート配線N,〜Nmを介してノート検出回路13
に接続されており、またブロック配線B〜BIを介して
ブロック検出回路14に接続されている。この場合、全
キースィツチ11,〜11n中のすべての動作キースィ
ツチの検出は、数種類の検出動作状態(以下、単にステ
ートという)を順次実行することによって検出動作が完
了するようになっている。
その第1ステート(ST,)は、ノート検出回路13か
らノート配線N,〜Nmを介してすべてのキースィツチ
11・〜11nの可動接点側aに信号を加え、動作中の
キースィッチのみの固定接点側bを通して当該動作中の
キースイッチが属するブロックのブロック配線B〜BI
に前記印加信号を導き出し、この導き出された信号をブ
ロック検出回路14を供給して記憶する。これにより、
どのブロックに動作中(オンされている)のキースィッ
チ(1個あるいは複数個)が存在するかが検出される。
なお、この第1ステートにおけるブロック検出回路14
の記憶タイミングは、タイミング信号発生部110に同
期して作動している状態制御回路15から供給される第
1ステート信号によって決定される。そして、ブロック
検出回路14の記憶動作が完了すると、状態制御回路1
5はこれに検出して第2ステートの制御を行なつo次に
、第2ステート(SL)においては、ブロック検出回路
14に記憶されたブロック(1ブロックあるいは複数ブ
ロック)のうち、あらかじめ定められた優先順位にした
がって1ブロックを抽出し、ブロック検出回路14から
抽出された1ブロックに対応するブロック配線(B〜B
Iのいずれか1つ)を介して当該ブロックに含まれる各
キースイッチの固定接点b側に信号を加え、これによっ
て当該ブロックにおける動作中のキースィッチの可動接
点a側に該信号を導き出す。
このようにすれば、動作中のキースィツチに対応するノ
ート配線N,〜Nmのみにブロック検出回路14からの
信号が伝達されることにより、この信号をノート検出回
路13に記憶させることによって、抽出されたブロック
における動作中のキースィッチ(1個あるいは複数個)
のノートが検出されることになる。また、フロツク検出
回路14においては、上記1ブロック抽出動作に対応し
て抽出したブロックを表わす複数ビット(この場合は3
ビット)のブロックコード信号(以下、ブロックコード
BCという)を発生しサンプルホールド回路16に供V
給して記憶させる。なお、この第2ステートにおけるブ
ロック検出回路14の1ブロック抽出タイミングおよび
ノート検出回路13における記憶タイミングは、前述し
た第1ステートの場合と同様に、状態制御回路15から
供給される第2ステート信号によって制御される。そし
て、ノート検出回路13の記憶動作が完了すると、状態
制御回路15はこれを検出して第3ステートの制御を行
なう。次に第3ステ−ト(ST3)は、前記第2ステー
トに続く動作状態であり、前記第2ステートにおいてノ
ート検出回路13に記憶されたノート(1個あるいは複
数個)をシステムクロックに同期し、かつあらかじめ定
められた優先順位にしたがって順次抽出し、この抽出し
たノートを表わす複数ビット(この場合は4ビット)の
ノートコード信号(以下、ノートコードNCという)を
発生してサンプルホールド回路16に順次供V給する。
この第3ステートは、ノート検出回路13に記憶されて
いるノートに関してのみ実行されるもので、例えばノー
ト検出回路13に3種類のノートが記憶されていると、
あるブロックに関する第3ステートはシステムクロツク
の3クロツク時間で終了する。そして、ノート検出回路
13に記憶されているノートがすべて読み出されると、
状態制御回路15がこれを検出して次のステートに制御
する。この場合、ブロック検出回路14にまだブロック
の記憶が存在する場合には前記第2ステートおよび第3
ステートの制御にもどり、これらのステートを前記同機
に実行する。またブロック検出回路14に記憶ブロック
が存在しない場合にはキ−スイッチ回路12のブロック
配線B〜BIに残されている電荷(配線の浮遊容量また
は各配線にそれぞれ接続された微少コンデンサに充填さ
れた鰭滴)をすべて放電させてリセットした後に再び前
記第1ステートに移行する。一方、サンプルホールド回
路16は、ブロック検出回路14から第2ステートの時
に供V給されるブロックコードBCを記憶保持しており
、第3ステートにおいてノート検出回路13から供給さ
れるノートコードNCと同期させて出力する。
したがって、サンプルホールド回路16からは、ブロッ
クコードBCとノートコードNCが組合された7ビット
構成によるキーコードKCが送り出されることになり、
このキーコードKCによって動作キースィツチを容易に
識別することができる。このようにして、全動作キース
ィッチの検出が終了するまでには、第1ステート(ST
,)→第2ステート(SL)→第3ステート(St)・
・・・・・というようにステップするが、ブロック検出
回路14に最初に記憶したすべてのブロックに関するブ
ロックコードBCを送出しかつ最後のブロックにおける
動作キースィッチのノートに関するノートコードNCを
送出し終えると、ブロック検出回路14およびノート検
出回路13の記憶がすべて抽出されて全くなくなるため
に、これによって第4ステート(STo)すなわち待期
状態となる。そして、再び第1ステート(ST,)にも
どり、以後は前述したように第2ステート(SL)、第
3ステート(Sh)の状態を繰返して第4ステート(S
L)、つまり待期状態に達することにより、全キースィ
ッチの検出動作が1通り繰返される。キーコーダ10の
サンプルホールド回路16から送り出されるキーコード
KCは、チャンネルプロセッサ20に供給され、ここに
おいて楽音信号を形成するチャンネルが割当てられる。
この場合、サンプルホールド回路16から送り出される
キーコードKCは一定期間保持されており、この保持時
間はチャンネルプロセッサ2川こおいて1つの割当て処
理が実行される動作時間に対応している。また、このキ
ーコーダ10は、動作キースィッチのすべてを対応する
キーコードKCに変換して送り出しを完了する毎に設定
される第4ステート状態(待期状態)においてス夕−ト
信号Xをサンプルホールド回路16を介して送出する。
この信号Xはチャンネルプロセッサ20‘こおいてキー
オフ検出のために使用される。次に、チャンネルプロセ
ッサ20は、キーコ−ドメモリ21と、キーオン・オフ
検出回路22と、トランケート回路23および押鍵状態
メモリ24とによって構成されている。
キーコードメモリ21は同時発音可能なチャンネル数に
対応する特定数の記憶回路を備えており、この記憶回路
は循環シフトレジスタで構成すると好都合である。
この場合、チャンネル数がA、キーコードKCのビット
数がBであるとすると、B個の記憶単位を有するAステ
ージ(1ステージ=Bビット)のシフトレジスタが用い
られ、記憶されたく既に割当てられた)キーコードK〇
はクロックパルスによって順次シフトして時分割的に送
り出されて楽音発生のために利用されるとともに、この
シフトレジスタの入力側に帰還されて記憶されるように
なっている。キーオン・オフ検出回路22は、キーコー
ダ10から供給される入力キーコードKCとキーコード
メモリ21から順次時分割的に送り出される全記憶キー
コードKC′とを比較し、一致した場合には入力キーコ
ードKCと同一のキーコードKCがあるチャンネルにす
でに割当てられているものとして入力キーコードKCの
キーコードメモリ21への記憶を阻止、つまりチャンネ
ルの割当てを中止する。
また、上述した比較結果が不一致の場合には、新たなキ
ーが操作されたものであるから、この入力キーコードK
Cをキ−コードメモリ21の空いているチャンネルで後
述するトランケート回路23で指定されたチャンネルに
記憶させる。また、キーオン・オフ検出回路22は、キ
ーコードメモリ21における入力キーコードKCの各チ
ャンネルへの割当てをその都度押鍵状態メモリ24に記
憶させ、この記憶出力(以下、キーオン信号KOと称す
)によって楽音形成部50,51の各条音形成チャンネ
ル(楽音形成回路50a〜50h,51a〜51h)の
発音動作制御を行なわせるとともに、記憶キーコードK
〇に対応する鍵の離鍵を検出して押鍵状態メモリ24の
対応する記憶内容を変更し、そのチャンネルの発音を終
了させる。トランケート回路23は、キーコードメモリ
21の空いているチャンネルのうちで最も空いている時
間の長いチャンネルを検出して前述の入力キーコードK
Cのキーコードメモリ21への記憶を行なわせる。また
、全チャンネルにキーコードKCが割当てられている場
合には、トランケ−ト回路23はすでに離鍵されている
音で最も減衰が進んでいる音が割当てられているチャン
ネルを検出し、このチャンネルに記憶されているキーコ
ードKC′を入力キーコードKCに強制的に書き換える
ように制御する。なお、キーコードメモリ21と押鍵状
態メモリ24は互いに同期した状態で各チャンネルに対
応した部分が時分割的に選択されて信号の記憶制御が行
なわれるようになっており、このチヤンネルプロセツサ
20はタイミング信号発生部110からのクロツクパル
スによって制御されている。この場合、チャンネルプロ
セッサ20は、入力キ−コードKCの割当て動作を、風
空チャンネル(つまりキーコードKCが記憶されていな
いチャンネル)があるか、‘Bー該入力キーコードKC
がすでにいずれかのチャンネルに割当てられている(該
入力キーコードKCがすでに記憶されている)かどうか
、の基本的な2条件によって実行しているために、該入
力キーコ−ドKCの割当てチャンネルは、それ以前の演
奏状態および該演奏に基ずく割当て状態によって左右さ
れ、どのチャンネルに割当てられるかは特定されず、こ
の結果チャンネルプロセッサ20の割当て動作は不規則
、つまりランダムなものとなる。なお、キーコーダ10
とチャンネルプロセッサ20で押鍵検出・割当て手段を
構成する。次にしキーコード・音高電圧変換部30は、
サンプリング回路31と、サンプリング周期を制御する
サンプリング制御回路32と、デジタル・アナログ変換
回路33とによって構成されている。
そして、このキーコード・音高電圧変換部30は、チャ
ンネルプロセッサ20から供蟻巻されるキーコ−ドKC
′をサンプルリング回路3においてサンプリングし、こ
のサンプリングしたキーコードKC″をデジタル・アナ
ログ変換回路33に供給する。この場合、サンプリング
回路31はサンプリング制御回路32の出力によってサ
ンプリング周期が決定されており、その周期はキーコー
ドメモリ21の内容をシフトするためのクロツクパルス
をチャンネル数よりも山個多くカウントした時間となっ
ている。したがって、サンプルリング回路31は、キー
コードメモリ21のシフトがほぼ一巡する毎に、順次異
なるチャンネルに対応したキーコードKC′をサンプリ
ングするとともに、このサンプルリングしたキーコード
KC″を次のサンプリング時まで出力し続けることにな
り、これによって減速サンプリングを行なっている。こ
れは、前述したキーコーダ10およびチャンネルプロセ
ッサ20がキースィツチ11・〜11nの状態(押鍵状
態および隣鍵状態)の検出およびチャンネルへの割当て
を迅速に行なう必要があるのに対し、音高電圧を扱う部
分は並列処理を行なっているために高速動作を必要とし
ないのと、アナログ信号の音高電圧を高速で扱うと動作
が追従しないためである。このサンプリングされたキー
コードKC″はデジタル・アナログ変換回路33におい
て該キーコードKC″に対応した音高電圧KV(アナロ
グ信号)に変換され、各チャンネルに対応した楽音形成
回路50a〜50h,51a〜51hに供給される。デ
ジタル・アナログ変換回路33は、前述したようにサン
プリング回路31で減速サンプリングされたキーコード
KC″を入力とし、このキーコードKC″をブロックコ
ードBC″とノートコードNC″に分けてそれぞれをデ
コードする。そして、ブロックコードBC″のデコード
された出力によって抵抗分圧回路から該ブロックに対応
する電圧信号を取り出し、この取り出した電圧信号をノ
ートコードNC″をデコードした出力によって該ノート
に対応してさらに分圧することにより当該キーコードK
C″に対応した音高電圧KVを発生する。この音高電圧
KVは、サンプルリング制御回路32から供V給される
制御信号によって、サンプリング回路31の各サンプリ
ングされたキーコードKC″が割当てられたチヤンネル
と同一のチャンネルにスタティックな状聡護で分配され
る。この場合、各チャンネルへの音高電圧KVの分配動
作は、前述した押鍵状態メモリ24と同期して作動して
おり、選択されるチャンネルも一致している。チャンネ
ル別音高電圧制御部40は、各チャンネル別にそれぞれ
独立して設けられた音高電圧制御回路40a〜40hに
よって構成されている。
この音高電圧制御回路40a〜40hは、前記デジタル
・アナログ変換回路33から供V給される各チャンネル
の音高電圧KV(KV,〜KV8)を各チャンネル別に
入力し、かつ押鍵状態メモリ24から僕V給されるキー
オン信号KO(KO,〜KO8)によって電界効果トラ
ンジスタ等のスイッチング素子からなるゲート41を開
くことにより音高電圧KVをコンデンサ42に記憶し、
このコンデンサ42の端子電圧を楽音形成部50,51
の対応する各楽音形成回路50a〜50h,51a〜5
1hに音高電圧KV′(KV,′〜KV8′)として供
給する。次に、第1および第2の楽音形成部50,51
は、各チャンネルに対応して設けられた楽音形成回路5
0a〜50h,51a〜51hを有している。そして、
この各楽音形成回路50a〜50h,51a〜51Mま
、チャンネル別音高電圧制御部40の各音高制御回路4
0a〜40hからの音高電圧KV,′〜KV8′が並列
的に供給され、この音高電圧KV,′〜KV8′に対応
した音高の楽音信号を形成発生するものである。この場
合、各楽音形成回路50a〜50hは、第1のェンベロ
ープ波形制御信号発生部60からのェンベロープ波形制
御信号EC,が共通に供給されており、これにより該回
路50a〜50hにおいて形成される楽音信号のピッチ
、音色、音量が該制御信号EC,によって設定されるェ
ンベロープ波形に対応して経時的に可変制御される。ま
た、各条音形成回路51a〜51hには、第2のェンベ
ロープ波形制御信号発生部61からのェンベロープ波形
制御信号EC2が共通に供給されており、上記と同機に
形成楽音信号のピッチ、音色、音量が経時的に可変制御
される。楽音要素制御信号発生部80‘ま、楽音形成部
50,51の各条音形成回路50a〜50h,51a〜
51hに設けられた後述する電圧制御型可変周波数発振
器(以下、VCOと称す)、/・ィパスおよびローパス
特性の電圧制御型可変フィル夕(以下、HPVCF、L
PVCFと称す)および電圧制御型可変利得増幅器(以
下、VCAと称す)の特性をそれぞれ制御する楽音要素
制御信号SC,およびSC2を発生するものであって、
VC○、VCF、VCAに対応して上記制御信号SC,
,SC2を操作設定する複数の操作子が設けられている
。
この各操作子によって設定された正および負の電圧値か
らなる第1および第2の楽音要素制御信号SC,および
SC2のうち正の電圧値の第1の楽音要素制御信号SC
,はゲート回路85を介して第1の制御信号分配部90
‘こ供V給され、また負の電圧値の第2の楽音要素制御
信号SC2はゲ−ト回路85を介して第2の制御信号分
配部91に供給される。次に制御信号分配部90.91
は各チャンネル別に設けられた制御量設定用の設定回路
90a〜90h,91a〜91hを有しており、この設
定回路90a〜90h,91a〜91hは、入力される
前記楽音要素制御信号SC,またはSC2のレベルをそ
れぞれ調整設定して各楽音形成チャンネルの楽音形成回
路50a〜50h,51a〜51hに供V給し、各楽音
形成回路50a〜50h,51a〜51h毎に形成楽音
のピッチ、青色、音量の少なくとも1つの楽音要素を異
なった態様で設定制御するものである。
このようにして、各楽音形成回路50a〜50h・51
a〜51hからは、各系列毎および各楽音形成チャンネ
ル毎にそれぞれ異なった状態の楽音信号が発生される。
そしてこの場合、楽音要素制御部80および制御信号分
配部90は発生楽音の楽音要素を制御する制御信号を出
力する制御信号供給手段を構成している。押鍵状態検出
手段としての複数押鍵検出回路100は、鍵盤部で現在
複数鍵が押鍵されているか否かを検出し、複数鍵が押鍵
されているときには複数鍵押鍵検出信号PLKを出力す
る。
鍵盤部における押鍵状態はチャンネルプロセッサ20の
神鍵状態メモリ24の内容を見ることにより判別できる
。複数鍵が押鍵されている場合にはメモリ24の複数チ
ャンネルにキーオン信号KOが記憶されているはずであ
る。したがって複数押鍵検出回路100は押鍵状態メモ
リ24からの各チャンネルのキーオン信号KO(KO,
〜KO8)を入力し、入力されるキーオン信号KO(K
O,〜KO8)が複数あるかどうかを検出する。この検
出は後述するように2つの優先回路と一致回路の組み合
わせにより行なわれる。検出回路100からの複数押鍵
検出信号PLKはゲート回路85を動作状態にして楽音
要素制御信号発生部80からの楽音要素制御信号SC,
およびSC2を制御信号分配部9川こ供給する。これに
より複数鍵が押鍵されているとき‘こだけ楽音要素制御
信号SC,,SC2が楽音形成部50,51に供給され
るようになっている。タイミング信号発生部1 10‘
ま、図示しない基準発振器から供給される基準クロック
信号をカウントして種々のタイミング信号を作り、この
タイミング信号を上述した各部10,20,30に供給
してその動作制御を行なうとともに、全体としての動作
上の同期を得ている。
このように構成された電子楽器において、鍵盤部である
鍵が押鍵されて対応するキースィツチ11,〜11nが
閉じると、前述したようにキーコーダ10において押圧
鍵に対応したキーコードKCが発生され、このキーコー
ドKCはチャンネルプロセッサ20に供給される。チャ
ンネルプロセッサ20は、キーオン。オフ検出回路22
およびトランケート回路23との協働によって空チャン
ネルの内のいずれかのチャンネルまたはトランケートの
最も進行したチャンネルを選択し、この選択したチャン
ネルに対応したキーコードメモリ21の対応位置に該入
力キーコードKCを記憶させる。一方、キーオン・オフ
検出回路22は、押鍵状態メモリ24の上記選択したチ
ャンネルに対応するチャンネルにキーオン信号KOを記
憶させる。押鍵状態メモリ24‘ま押鍵状態を記憶した
チャンネルに対応する発音チャンネルの音高電圧制御回
路40a〜41hにキーオン信号KO,〜KO8を供給
する。一方、キーコード音高電圧変換部30は、キーコ
ードメモリ21から送出されるキーコードKC′をサン
プリング回路31に於いてサンプリング制御回路32の
出力に対応して減速サンプリングし、この減速サンプリ
ングしたキーコード信号KC″をデジタル・アナログ変
換回路33に供給する。
デジタル・アナログ変換回路33は、キーコード信号K
C″を対応する音高電圧KVに変換してそのチャンネル
を担当する音高電圧制御回路40a〜40hに供給する
。各音高電圧制御回路40a〜40hは、各チャンネル
別に供給されるキーオン信号KO,〜KO8によってゲ
ート41を開き、これによってデジタル。アナログ変換
回路33から各チャンネル別に供給される音高電圧KV
,〜KV8をコンデンサ42に記憶し、このコンデンサ
42に記憶保持した音高電圧KV,′〜KV8′を2系
列の楽音形成部50,61の各楽音形成回路50a〜5
0h,51a〜61hにそれぞれ並列的に供給し、該音
高電圧KV′〜KV8′に対応した音高の楽音信号を形
成する。また、複数押鍵検出回路100は、押鍵状態メ
モリ24から出力されるキーオン信号KO(KO,〜K
O8)に基づき複数鍵が押鍵されているときのみこれを
検出し、複数押鍵検出信号PLKを発生してゲ−ト回路
85を動作状態にする。
したがって複数押鍵信号PLKが発生したとき(すなわ
ち、鍵盤部において榎音演奏が行なわれたとき)は、楽
音要素制御部80からの操作子によって設定された正電
圧の第1の楽音要素制御信号SC,をゲート回路85を
介して制御信号分配部90の各設定回路90a〜90h
に供給し、また負蟹圧の第2の楽音要素制御信号SC2
をゲート回路85を介して制御信号分配部91の各設定
回路91a〜91hに供給する。この場合、各設定回路
90a〜90h,91a〜91hをそれぞれ異なった状
態に設定することにより楽音形成部50,51の各楽音
形成回路50a〜50h,51a〜51hには、各設定
回路90a〜90h,91a〜91hの設定状態にそれ
ぞれ対応した楽音要素制御信号SC,,SC2が結合さ
れ、この結果、各楽音形成回路50a〜50h,51a
〜51hは各回路毎にピッチ変化、音色、音量等がそれ
ぞれ異なった楽音信号を形成する。一方、複数押鍵検出
回路100から複数押鍵検出信号PLKが発生しない場
合、すなわち鍵盤部において単音演奏が行なわれたとき
は、ゲート回路85が動作せず、楽音要素制御信号SC
,.SC2は各条音形成回路50a〜50h,51a〜
51hに結合されない。
したがって、各楽音形成回路50a〜50h,51a〜
51hは入力される音高電圧KV,′〜KV6′により
指定された音高で、楽音要素制御信号SC.,SC2に
よって制御されない各条音形成回路50a〜50h,5
1a〜51h独自で設定されるピッチ変化、音色、音量
の楽音信号を形成する。そして、各楽音形成回路50a
〜50h,51a〜51hに於いて形成された各楽音信
号は、それぞれ合成された後にサウンドシステム70の
図示しないェクスブレッション回路、効果回路、増幅器
等を介してスピーカから演奏音として発音される。
従って、このように構成された電子楽器においては、単
音演奏したときには、楽音要素制御信号SC,,SC2
によって制御されない正規の安定した楽音が発音される
。
一方穣音演奏したときは、各楽音形成チャンネル(各楽
音形成回路50a〜50h,51a〜51h)はそれぞ
れ異なる楽音要素制御信号SC,またはSC2によって
楽音形成特性が制御されるために、同時に発音される複
数の楽音は互いにその楽音要素が異なったものとなる。
この場合、チャンネルプロセッサ20‘こおける操作鍵
に対応したキーコードKCの割当て動作が前述したよう
に不規則、つまりランダムであるために、操作鍵の割当
てられる発音チャンネルによって楽音要素が若干異なっ
た変イ肋態となり、発生楽音はランダム性を有すること
になる。このようにして、鍵盤部における演奏態様(単
音演奏かあるいは複音演奏か)によって発生楽音が設定
制御される。
以上の説明がこの発明による電子楽器の−実施例を示す
全体構成略示ブロック図に対する構成および動作の概略
説明である。
次に、上述した各部の構成およびその動作を順次詳細に
説明する。
B 各部の構成および動作の詳細説明 なお、キーコーダ10およびチャンネルプロセッサに関
しては、本件出願人が先に出願した椿膿昭50−991
52号(特関昭52−23324号)・発明の名称「キ
ーコーダ↓特厭昭50一10087計葺く持関昭52一
24518号)・発明の名称「キースィツチ検出処理装
置」あるいは特脇昭52−67821号・発明の名称「
電子楽器」の明細書中に詳細に説明されており、またキ
ーコード・音高電圧変換部30およびタイミング信号発
生部11川こ関しては特顔昭51一75065号・発明
の名称「電子楽器」の明細書中に詳細に説明されている
ので、ここではその説明を省略する。
■ 楽音形成部50,51 楽音形成部50,51は、第2図示すように各チャンネ
ルに対応して設けられた2系列の楽音形成回路50a〜
50h,51a〜51hによって構成されている。
そして、この楽音形成回路50a〜50h,51a〜5
1hは、チャンネル別音高電圧制御部40の各音高電圧
制御部40a〜40hから供給される各音高電圧KV,
′〜KV8′によってその発振周波数が制御されるVC
052と、このVC052からの音源信号を音色形成す
る/・ィバスおよびローパス特性のHPVCF5 3お
よびLPVCF5 4と、このVCF53,54で音色
形成された楽音信号に音量ェンベロープを付与するVC
A55と、更に上記VC052,VCF53,54およ
びVCA55に対応して設けられそれぞれ発振周波数、
カットオフ周波数および増幅度を時間的に変化させるヱ
ンベロープ波形を発生するヱンベロープ波形発生回路(
以下EGと略称する)56,57,58とから構成され
ている。各条音形成回路50a〜50h,51a〜51
hにそれぞれ設けられた各EG5657,58には、チ
ャンネルプロセッサ20の押鍵状態メモリ24から各発
音チャンネル別にキーオン信号KO,〜KO8が供聯合
されており、このキーオン信号KO,〜KO8の発生に
同期してェンベロープ波形信号の発生を開始し、VC0
52の発振周波数、VCF53,54のカットオフ周波
数、VCA55の増幅度をそれぞれ制御する。
この各EG56,57,58から発生される各ェンベロ
ープ波形信号の波形形状(アタック、サスティン、ディ
ケイ等の波形条件)はヱンベロープ波形制御信号発生部
60,61からの各種ェンベロープ波形制御信号EC,
,EC2によって各系列毎に共通して設定制御される。
■ 楽音要素制御信号発生部80楽音要素制御信号発生
部80は第2図に示すように、各楽音形成回路50a〜
50h,51a〜51Mこおける前述したVC052,
VCF53,54,VCA55に対応してそれぞれ設け
られ、操作パネルに設けられた操作子により駆動されて
電源電圧(十15V)を分圧出力する可変抵抗器81a
〜81cと、この各可変抵抗器81a〜81cの設定出
力電圧を入力として、互いに逆極性の楽音要素制御信号
SC,,SC2となるピッチ制御信号SC,o,SC2
o、音色制御信号SC,F,SC2Fおよび音量制御信
号SC,^,SC2^をそれぞれ発生するピッチ制御信
号発生回路82a、音色制御信号発生回路82bおよび
音量制御信号発生回路82cとから構成されている。
各制御信号発生回路82a〜82cは、各可変抵抗器8
1a〜81cの出力電圧を非反転入力として正極性の各
制御信号SC,o,SC,F,SC,^を発生する比較
器83と、各可変抵抗器81a〜81cの出力電圧を反
転入力として負極性の各制御信号SC2o,SC2F,
SC2^を発生する比較器84を有している。
そして、各可変抵抗器81a〜81cの設定出力電圧を
適宜変化させることにより、該設定出力電圧に対応した
正極性および負極性の各制御信号SC,o,SC,F,
SC,^およびSC2w SC2F,SC2^(両者は
絶対値は略等しく樋性が異なる)が出力される。■ 制
御信号分配部90,91 制御信号分配部90,91は、第2図に示すように、各
楽音形成回路50a〜50h,51a〜51hにそれぞ
れ対応して設けられた各設定回路90a〜90h, 9
1a〜91hによって構成されている。
そして、各設定回路90a〜90h,91a〜91h‘
ま各楽音形成回路50a〜50h,51a〜51h‘こ
供技給する制御信号発生回路82aからのピッチ制御信
号SC,o,SC2oのレベルを各チャンネル別に設定
制御する抵抗92a〜92h,96a〜96hと、制御
信号発生回路82bからの音色制御信号SC,F, S
C2Fのレベルを各チャンネル別に設定制御する抵抗9
3a〜93h,94a〜94h,97a〜97h,98
a〜98hと、制御信号発生回路82cからの音量制御
信号SC,^,SC沙のレベルを各チャンネル別に設定
制御する抵抗95a〜95h,99a〜99hとからそ
れぞれ構成されている。
上記各抵抗92(a〜h),93(a〜h),94(a
〜h),95(a〜h),96(a〜h),97(a〜
h),98(a〜h),99(a〜h)の抵抗値は例え
ば第1表に示すような値に選定される。第 1 表 そして、この制御信号分配部90,91の発音チャンネ
ル別に設けられた各設定回路90a〜90h,91a〜
91hの抵抗92a〜92h,96a〜96hによりレ
ベル設定されたピッチ制御信号SC,o,SC2oは楽
音形成回藤50a〜50h,51a〜51hの各VC0
52にそれぞれ供給され、これによりVC052の基準
的な発振周波数を若干制御して発生楽音のピッチ制御が
行なわれる。
また、各抵抗93a〜93h,97a〜97b,94a
〜94h,98a〜98hによりレベル設定された音色
制御信号SC,F,SC2Fは楽音形成回路50a〜5
0h,51a〜51hの各VCF53,54にそれぞれ
供給され、これによりVCF53,54の基準的なカッ
トオフ周波数を制御して発生楽音の音色設定制御が行な
われる。更に、各抵抗95a〜95h,99a〜99h
によりレベル設定された音量制御信号SC,^,SC2
^は楽音形成回路50a〜50h,51a〜51hの各
VCA55にそれぞれ供給され、これによりVCA55
の基準的な増幅率を制御して発生楽音の音量が設定制御
される。■ 後数押鍵検出回路100 複数押鍵検出回路100は、第3図に示すように第1お
よび第2の優先回路101および102と、一致回路1
03とによって構成されている。
第1、第2の優先回路101,102には、チャンネル
プロセッサ20の押鍵状態メモリ24からの各チャンネ
ル毎のキーオン信号KO,〜KO8およびこのキーオン
信号KO,〜KQをインバータ1,〜18によって反転
した反転キーオン信号KO.〜KO8が共通に供給され
ている。
第1の優先回路101は入力されるキーオン信号KO,
〜KO8のうち、信号KO,,KO2,KO3,・・・
…KO8の順位で優先動作を行なうようになっており、
各キーオソ信号KO,〜KO8は対応するアンドゲート
A,〜A8にそれぞれ入力される。優先順位が下位のキ
ーオン信号KO2〜KO8が入力されるァンドゲートA
2〜んには、さらに該信号KO2〜KO8より優先順位
の高いキーオン信号KO,〜KO7をィンバータ1,〜
17で反転した反転キーオン信号KO,〜KO7が全て
入力される。すなわち、各アンドゲートA,〜んには第
2表に示すようにキーオン信号KO,〜KO8および反
転キーオン信号KO,〜KO,が入力されている。第
2 表また、第2の優先回路102は、第1の優先回路
101とは逆に入力されるキーオン信号KO,〜KO8
のうち、信号KO8,KO7,KO8,・・・・・・K
O,の順位で優先動作を行なうように回路が組まれてい
る。
各キーオン信号KO,〜KO8は優先回路102の対応
するアンドゲートA,.〜A,8にそれぞれ入力される
とともに、優先順位が下位のキ−オン信号KO7〜KO
,が入力されるアンドゲートA,7〜A,.には、該信
号KO7〜KO,より優先順位の高いキーオン信号KQ
〜KO2をィンバータも〜12で反転した反転キーオン
信号KO8〜KO2が全て入力されている。各アンドゲ
ートA,.〜A,8に入力される信号を第3表に示す。
第 3 表 したがって、この第1、第2の優先回路101,102
に、例えばキーオン信号KQ,KO5が供給されると、
第1の優先回路101ではキーオソ信号KO2に対応す
る(第2チャンネルに相当する)アンドゲートA2が動
作してその出力が信号“1”となる(この場合、キーオ
ン信号KQに対応するァンドゲートんは反転キーオン信
号KO2により不動作となる)。
一方、第2の優先回路102ではキーオン信号KO5に
対応する(第2チャンネルに相当する)アンドゲートA
,5が動作してその出力が信号“1”となる(この場合
、キーオン信号KO2に対応するアンドゲートA,2は
反転キーオン信号KO2により不動作となる)。またキ
ーオン信号KO・のみが優先回路101,102に入力
されると、第1の優先回路101のァンドゲートA,お
よび第2の優先回路102のアンドゲートA,.が動作
して、該アンドゲートんおよびA,.から信号“1”が
出力される。第1、第2の優先回路101,102の各
アンドゲートA,〜へおよびA,.〜A,8の出力は一
致回路103のァンドゲートん,〜A碑にそれぞれ供給
される。
すなわち、優先回路101,102の同一キーオン信号
KO(KO,〜KO8)が入力される(同じチャンネル
の)アンドゲートA,とA,.,A2とA,2,んとA
,3,んとA,4,ふとA,5,んとA,6,んとA,
7,A8とA,8の出力が組み合わされて一致回路10
3の各アンドゲートA2,〜A28にそれぞれ供V給さ
れる。
一致回路103の各アドゲートん,〜A蟹が動作してそ
の出力が信号“1”となるのは、優先回路101,10
2における各組(同じチャンネル)のアンドゲートA,
とA,.〜A8とA,8の出力がともに信号“1”とな
った場合であり、これは前述のように優先回路101,
102の単一のキーオン信号KO(KO,〜KO8のい
ずれか1つ)が供給されたときである。複数のキーオン
信号KO(KO,〜KO8)が優先回路101,102
に供給された場合は各組のアンドゲートA,とA,.〜
A8とA,8のうちどちらか一方のアンドゲートんある
いはA,.〜んあるいはA,8の出力は必ず信号“0”
となって一致回路103のアンドゲートん,〜A蟹は全
て不動作となる。この一致回路103の各ァンドゲート
ん,〜ん8の出力はノアゲートNR,に共通に入力され
る。ノアゲートNR,は各ァンドゲートん,〜A28の
出力が全て信号“0”のとき、すなわち複数のキーオン
信号KO(KO,〜KO8)が供V給されたとき、その
条件が成立して該ゲートNR,の出力は信号“1”とな
る。この信号“1”は複数押鍵検出信号PLKとして前
述のようにゲート回路85に対し送出され該ゲート回路
85を動作状態にする。
したがって、この複数押鍵検出回路100は、鍵盤部で
複数の鍵が操作されチャンネルプロセッサ20の押鍵状
態メモリ24の複数チャンネルからキーオン信号KO(
KO,〜KO8)が出力されたとき(検出回路10川こ
複数のキーオン信号KOが入力されたとき)、複数押鍵
検出信号PLKを送出する。
なお、この複数押鍵検出回路100は、押鍵状態メモリ
24から全チャンネルのキーオン信号KO,〜KO8が
出力されないとき、すなわち鍵盤部において押鍵操作が
行なわれない非演奏状態のとき一致回路103のアンド
ゲートA2,〜ん8の出力が全て信号“0”となって複
数押鍵検出信号PLKが送出されるのを阻止するために
、全チャンネルのキーオン信号KO,〜KO8を/アゲ
ートNR2に入力してキーオン信号KO,〜KO8が何
ら供給されないことを該ノアゲートNR2で検出し、こ
のノアゲートNR2からの検出信号AK0(信号“1’
’を一致回路103の/アゲートNR,に加えている。
これにより非演奏状態において複数押鍵検出信号PLK
が送出されないようになっている。■ 楽音形成部50
,51、楽音要素制御信号発生部80、ゲート回路85
、制御信号分配部90,91、複数押鍵検出回路100
の動作説明このように構成された電子楽器において、鍵
盤部で単音演奏が行なわれた場合を想定すると、複数押
鍵検出回路100には単一のキーオン信号KO(KO,
〜KO8のいずれか)が入力されるので、該回路100
からは複数押鍵検出信号PLKは送出されない。
このためゲート回路85は不動作状態となって楽音要素
制御信号発生部80の各制御信号発生回路82a〜82
cから送出される第1および第2の各制御信号SC,。
・SCの,SC.F・SC2F,SC,^・SC2^は
制御信号分配部90.91の各設定回路90a〜90h
,91a〜91hには結合されない。したがって、楽音
形成部50,51の各楽音形成回路50a〜51h.5
1a〜51Mこは楽音要素制御信号SC,(SC,o,
SC.F,SC,^),SC2(SC2o,SCぜ,S
C財)が結合されない状態となり、楽音要素制御信号発
生部80および制御信号分配部90,91の影響は何ら
受けない。
従って、各条音形成回路50b〜50h,51a〜51
hはチャンネル別音高電圧制御部40の各音高制御回路
40a〜40hから供V給される音高電圧KV,′〜K
V8′に対応する音高で、かつ各楽音形成回路50a〜
50h,51a〜51h内の各EG56〜58によって
設定される状態の楽音信号が得られる。従って、各楽音
形成部50,51の各条音形成回路50a〜50h,5
1a〜51hからは単音演奏操作に対応して音高が異な
るのみで音色および音量が同じ状態の楽音信号が形成さ
れる。この場合、鍵盤部における演奏は単音演奏である
ので複数(8チャンネル)の楽音形成回路50a〜50
h,51a〜51hのうち常に単一の楽音形成回路(5
0a〜50h,51a〜51hのいずれか)から楽音信
号が送出される。どのチャンネルの楽音形成回路50a
〜50h,51a〜51h)が使用されるかは前述のよ
うにチャンネルプロセッサ20の発音割当て動作により
指示される。次に、鍵盤部で複音演奏した場合を想定す
ると、複数押鍵検出回路10川こは複数のキーオン信号
KO(KO,〜KO8)が入力されるので、該回路10
0からは複数押鍵検出信号PLKが送出されゲート回路
85は動作状態となる。
したがって、楽音要素制御信号発生部80の各制御信号
発生回路82a〜82cから送出される、可変抵抗器8
1a〜81cの設定出力電圧に対応した正の電圧値の第
1系列用の各制御信号SC,o,SC,F,SC,^お
よび前記可変抵抗器81a〜81cの設定出力電圧に対
応した負の電圧値の第2系列用の各制御信号SC2o,
SC2F,SC2^がゲート回路85の各ゲートGを介
して制御信号分配部90および91にそれぞれ供孫舎さ
れる。このようにして制御信号分配部90,91に供給
された楽音要素制御用の各制御信号SC,のSC■,S
C,F,SC2F,SC,^,SC2^は、各発音チャ
ンネルに対応して設けられた設定回路90a〜90h,
91a〜91hでそれぞれレベル設定されて各楽音形成
回路50a〜50h,51a〜5h内のVC052,H
PVCF53,LPVCF54,VCA55にそれぞれ
供給される。この場合、各設定回路90a〜90h,9
1a〜91h内に設けられている各抵抗92(a〜h)
,93(a〜h),94(a〜h),95(a〜h),
96(a〜h),97(a〜h),98(a〜h),3
9(a〜h)の抵抗値は前述した第1表に示す値に選定
されているために、各制御信号SC,o,SC柳 SC
M SC2F,SC,^,SC沙はそれぞれ上記抵抗に
よって制限されたものとなる。この状態を前述した第1
表を基にして各条青形成チャンネル別、つまり楽音形成
回路50a,51a側を第1楽音形成チャンネルとし、
楽音形成回路50h,51h側を第8楽音形成チャンネ
ルとするとともに、各楽音形成回路50a〜50hを第
1系列とし、各楽音形成回路51a〜51hを第2系列
とすると、各条音形成回路50a〜50h,51a〜5
1hで形成される楽音信号のピッチ変化は第4図aに示
すようになり、音色(VCF53,54のカットオフ周
波数特性)は第4図bに示すようになり、更に音量は第
4図cに示すようになって各楽音形成チャンネル間およ
び池系列の楽音形成チャンネル間に於いて形成楽音信号
の楽音要素の状態がランダムなものとなる。なお、第4
図bに於いて、各楽音形成チャンネル部分に表示された
2本の線は、左側がHPVPF53を示し、また右側が
LPVPF54の特性を示している。従って、例えば第
1系列を担当する楽音形成部50の楽音形成回路50a
〜50hから同時に発生される複数の楽音は、そのピッ
チ変化、音色、音量がすべて異なったものとなってラン
ダム性が十分に得られる。また、この場合同一操作鍵で
あっても、その発音が割当てられる楽音形成回路50a
〜50h,51a〜51hによって発生楽音の楽音要素
が異なったものとなり、これに於いてもランダム性が生
ずることになる。なお、第4図a〜cは各楽音要素の変
化幅も表わしており、楽音要素制御信号発生部80の各
可変抵抗部81a〜81cの出力電圧を可変設定するこ
とによってその設定幅内に於いて変化するもので、第1
および第2系列の楽音形成部50,51に供給される各
楽音要素制御信号SC,。およびSC2o,SC,Fお
よびSC2F,SC,^およびSC2^は、前述したよ
うにその極性が互いに逆犠牲となっているためにその変
化方向も逆となり、各可変抵抗器81a〜81cの出力
電圧が上昇設定されるに従って第1および第2系列の楽
音形成部50,51でそれぞれ形成される楽音信号の各
種楽音要素の差が大きくなっていく。このように、各条
音形成回路50a〜500,51a〜51hで形成する
楽音信号の楽音要素が各チャンネル別に互いに異なって
おり、また、チャンネルプロセッサ20による楽音形成
チャンネルの割当てがランダムであるために、複音演奏
に対応して発生される各楽音は十分なランダム性を有し
音楽的に豊かな複音の演奏音が得られることになる。
なお、上記実施例では、2系列の楽音形成部50および
51を設けた場合につき説明したが、楽音形成部は1系
列でもよく、または3系列以上であってもよい。
また、楽音形成部の構成もVC○、VCF、VCAを用
いたシンセサィザ方式に限らず他の方式を用いて楽音形
成部を構成するようにしてもよい。さらにまた、楽音形
成部における形成楽音信号の楽音要素を可変制御するた
めに楽音要素制御信号をVC○、VCF、VCAに供給
した場合につき説明したが、楽音要素制御信号を楽音形
成部の例えばEGや各種効果回路(図示せず)に供給し
て形成楽音の楽音要素を制御するようにしてもよいこと
は勿論である。
C この発明による 以上説明したように、この発明による電子楽器は、鍵盤
部における演奏態様が単音演奏かあるいは複音演奏かに
よって発生楽音のピッチ変化、音色、音量等の楽音要素
を制御するようにしたので演奏態様に合った最適な演奏
音が得られるとともに、特に複音演奏の場合には各発生
楽音の楽音要素を相互に若干異ならせるようにしたので
、単調さのない音楽的に豊かな演奏音が得られる優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電子楽器の一実施例を示すブロ
ック図、第2図は第1図に示すブロック図の楽音形成部
、楽音要素制御信号発生部、制御信号分配部の要部詳細
回路図、第3図は第1図に示すブロック図の複数押鍵検
出回路の詳細回路図、第4図a〜cは発生楽音のピッチ
変化、音色および音量の可変範囲例を示す図である。 10……キーコーダ、20……チヤンネルプロセッサ、
30・・・…キーコード・音高電圧変換部、40・…・
・チャンネル別音高電圧制御部、50,51・・・・・
・楽音形成部、60,61・・・・・・ェンベロープ波
形制御信号発生部、70・・・…サウンドシステム、8
0・・・・・・楽音要素制御信号発生部、85・・・・
・・ゲート回路、90,91・・・・・・制御信号分配
部、100・・・・・・複数押鍵検出回路、110・・
・・・・タイミング信号発生部。 第1図 第2図 第4図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の鍵を有する鍵盤部と、 前記鍵盤部における押鍵操作に対応して発生される鍵
    情報に基づきそれぞれ楽音信号を形成する複数の楽音形
    成部と、 前記鍵盤部において同時に複数の鍵が押鍵さ
    れているか否かを検出する押鍵状態検出手段と、前記押
    鍵状態検出手段が複数の押鍵を検出したとき、前記各楽
    音形成部に対して楽音信号の楽音要素を制御するための
    互いに異なる制御信号をそれぞれ供給する制御信号供給
    手段とを備えたことを特徴とする電子楽器。 2 複数の鍵を有する鍵盤部と、 前記鍵盤部における押圧鍵を検出し、該押圧鍵を表わ
    す鍵情報を同時発音可能な複数のチヤンネルのいずれか
    にそれぞれ割当てる押鍵検出・割当て手段と、 前記各
    チヤンネルに割当てられた鍵情報に基づきそれぞれ楽音
    信号を形成する複数の楽音形成チヤンネルと、 前記鍵
    盤部において同時に複数の鍵が押鍵されているか否かを
    検出する押鍵状態検出手段と、前記押鍵状態検出手段が
    複数の押鍵を検出したとき、前記各楽音形成チヤンネル
    に対して楽音信号の楽音要素を制御するための互いに異
    なる制御信号をそれぞれ供給する制御信号供給手段とを
    備えたことを特徴とする電子楽器。
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