JPS6014094B2 - 低チタン高炭素フエロクロムの製造方法 - Google Patents
低チタン高炭素フエロクロムの製造方法Info
- Publication number
- JPS6014094B2 JPS6014094B2 JP966481A JP966481A JPS6014094B2 JP S6014094 B2 JPS6014094 B2 JP S6014094B2 JP 966481 A JP966481 A JP 966481A JP 966481 A JP966481 A JP 966481A JP S6014094 B2 JPS6014094 B2 JP S6014094B2
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- Japan
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- fcrh
- low
- slag
- amount
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低チタン高炭素フェロクロムを安価にかつ容易
に製造する方法に関するものである。
に製造する方法に関するものである。
ステンレス鋼や一般の特殊鋼の製鋼ではTiが少量含ま
れると、脱硫が促進され、鋼塊組織を微紬化するので、
Ti源を添加するものもある。しかしチタン酸化物系介
在物は非常に硬質であることから、圧延の際、鋼材表面
に「圧延キズ」を発生させる原因となるため、チタンの
低いことを要する鋼種もある。この場合、ステンレス鋼
、特殊鋼の原料であるフェロクロムはTj含有量が低い
ものでなければならない。従来、高炭素フェロクロム(
以下FCrHと略称)は主原料であるクロム鉱石に還元
用炭村(一般にはコークス)および桂石、石灰石のよう
な媒溶材を加えて三相電気炉で熔融還元して製造される
。
れると、脱硫が促進され、鋼塊組織を微紬化するので、
Ti源を添加するものもある。しかしチタン酸化物系介
在物は非常に硬質であることから、圧延の際、鋼材表面
に「圧延キズ」を発生させる原因となるため、チタンの
低いことを要する鋼種もある。この場合、ステンレス鋼
、特殊鋼の原料であるフェロクロムはTj含有量が低い
ものでなければならない。従来、高炭素フェロクロム(
以下FCrHと略称)は主原料であるクロム鉱石に還元
用炭村(一般にはコークス)および桂石、石灰石のよう
な媒溶材を加えて三相電気炉で熔融還元して製造される
。
このFCrHの原料の組成例を示すと第1表の通りであ
る。第1表 ところで電気炉内では、ク。
る。第1表 ところで電気炉内では、ク。
ム鉱石中に含まれるCr203,Fe○及び桂石中に含
まれているSi02の一部は炭素還元剤によって還元さ
れてCr,Fe,Siとなりメタル中に移行し、残りの
Mg0,Aそ203,Si02,Ca○等はスラグとな
る。ここでクロム鉱石及びコークス、桂石、石灰石中に
含まれるチタン分(Ti02)の一部もまた炭素により
還元されてメタル中に移行する。このため従来のような
FCrH製造方法で、例えば、〜0.3%〜のTj分を
含む通常のクロム鉱石を使用した場合、メタル中のTi
含有量もまた0.2〜0.3%となっていた。そこで低
TiのFCrHを製造するには、従来、特に低Ti分合
有のクロム鉱石、炭材、媒溶材を用いて製造したり、あ
るいは電気炉から出湯される高汀iのFCrH溶湯に酸
素を吹込んで精錬するなど、Tj分の強制酸化させる方
法が一般に行なわれていた。しかし上記のような手段は
原料の厳選や酸素などの資材費が非常に高くなり、製造
原価の高騰を招くため、安価な低TiFCrH製造法の
開発が課題となつていた。本発明はこのような現状に鑑
みて検討を重ねた結果提案されたものであり、通常程度
もしくはそれ以上にTi分を含むクロム鉱石などの原料
を使用し、かつ何等の炉外精錬によるTiの強制除去を
行なうことなく電気炉内において脱Tiを行なわしめる
方法を提供しようとするものである。まず、本発明者等
は通常の電気炉において、FCrH中のTj含有量を低
下させるため、下記のような種々の試験操業を長期にわ
たって行なった。この結果、原料中にかなり多くのTi
分を含むものを使用してもTiの低いFCrHを製造で
きることが判明した。〔実験例〕 第1表に掲げたようなクロム鉱石を一定比率で配合し、
Cr203:46.5%,Fe○:16.5%,Si0
2:7.6%,AZ203:9.3%,Mg0:14.
3%,及びTj:0.19%となし、これに第1表に示
した組成を有する炭材及び碇石、石灰石、鉄源を加えて
変圧器容量7000KVA、三相ェル−炉の工業規模試
験を実施した。
まれているSi02の一部は炭素還元剤によって還元さ
れてCr,Fe,Siとなりメタル中に移行し、残りの
Mg0,Aそ203,Si02,Ca○等はスラグとな
る。ここでクロム鉱石及びコークス、桂石、石灰石中に
含まれるチタン分(Ti02)の一部もまた炭素により
還元されてメタル中に移行する。このため従来のような
FCrH製造方法で、例えば、〜0.3%〜のTj分を
含む通常のクロム鉱石を使用した場合、メタル中のTi
含有量もまた0.2〜0.3%となっていた。そこで低
TiのFCrHを製造するには、従来、特に低Ti分合
有のクロム鉱石、炭材、媒溶材を用いて製造したり、あ
るいは電気炉から出湯される高汀iのFCrH溶湯に酸
素を吹込んで精錬するなど、Tj分の強制酸化させる方
法が一般に行なわれていた。しかし上記のような手段は
原料の厳選や酸素などの資材費が非常に高くなり、製造
原価の高騰を招くため、安価な低TiFCrH製造法の
開発が課題となつていた。本発明はこのような現状に鑑
みて検討を重ねた結果提案されたものであり、通常程度
もしくはそれ以上にTi分を含むクロム鉱石などの原料
を使用し、かつ何等の炉外精錬によるTiの強制除去を
行なうことなく電気炉内において脱Tiを行なわしめる
方法を提供しようとするものである。まず、本発明者等
は通常の電気炉において、FCrH中のTj含有量を低
下させるため、下記のような種々の試験操業を長期にわ
たって行なった。この結果、原料中にかなり多くのTi
分を含むものを使用してもTiの低いFCrHを製造で
きることが判明した。〔実験例〕 第1表に掲げたようなクロム鉱石を一定比率で配合し、
Cr203:46.5%,Fe○:16.5%,Si0
2:7.6%,AZ203:9.3%,Mg0:14.
3%,及びTj:0.19%となし、これに第1表に示
した組成を有する炭材及び碇石、石灰石、鉄源を加えて
変圧器容量7000KVA、三相ェル−炉の工業規模試
験を実施した。
{11 鉱石中のCr203量に対する炭村中の固定炭
素量の比「F.C/Cr203」を種々変更させたとこ
ろ、得られたFCrHメタル中のTi含有量が変化する
ことが明らかとなった。
素量の比「F.C/Cr203」を種々変更させたとこ
ろ、得られたFCrHメタル中のTi含有量が変化する
ことが明らかとなった。
この結果は第1図に示すとおりである。
■ つぎに前述のF.C/Cr203を0.38及び0
.43にそれぞれ固定し、鉱石のMg0%に対する鉱石
中のA〆203%の比を種々変更して同様の試験を実施
した。
.43にそれぞれ固定し、鉱石のMg0%に対する鉱石
中のA〆203%の比を種々変更して同様の試験を実施
した。
この結果、FCrH中の〔Ti〕%と、鉱石のMg0/
AZ2Qの関係を示すと第2図のとおりであった。
AZ2Qの関係を示すと第2図のとおりであった。
‘3} つぎにF.C/Cr203を0.38及び0.
43にそれぞれ固定しLスラグ中のSi02%を種々変
更してFCrH中の〔Ti〕%に及ぼす影響を調査した
。
43にそれぞれ固定しLスラグ中のSi02%を種々変
更してFCrH中の〔Ti〕%に及ぼす影響を調査した
。
スラグ中のSi02%のコントロールは鉱石量に対する
桂石配合量を増減することによって行なった。この結果
、FCrH〔Ti〕%とスラグSi02%の関係は第3
図のとおりであった(但し鉱石のMg0%/A夕203
%は1.54とした)。
桂石配合量を増減することによって行なった。この結果
、FCrH〔Ti〕%とスラグSi02%の関係は第3
図のとおりであった(但し鉱石のMg0%/A夕203
%は1.54とした)。
以上の試験操業の結果から、低〔Ti〕のFCrHを製
造するには、まずF.C/Cr203を低下させなけれ
ばならないことが明らかである。しかしながら、F.C
/Cr203を余り下げすぎると、Tiは十分に低下す
る反面Cr203の還元が充分に行なわれなくなり製品
の収率が低下し、コストが高くなるので、F.C/Cr
203は0.36以下にすることはできない。したがっ
て〔Ti〕0.05%以下の低TiFCrHを目的製造
しようとする場合、F.C/Cr203は0.40〜0
.36になるようにすることが試験の結果で明らかにさ
れた。つぎに、第2図の結果から、使用するクロム鉱石
の『Mg○%/A夕203%』を高くすることもまた、
低TiFCrH製造のために有効な手段であることが確
かめられた。
造するには、まずF.C/Cr203を低下させなけれ
ばならないことが明らかである。しかしながら、F.C
/Cr203を余り下げすぎると、Tiは十分に低下す
る反面Cr203の還元が充分に行なわれなくなり製品
の収率が低下し、コストが高くなるので、F.C/Cr
203は0.36以下にすることはできない。したがっ
て〔Ti〕0.05%以下の低TiFCrHを目的製造
しようとする場合、F.C/Cr203は0.40〜0
.36になるようにすることが試験の結果で明らかにさ
れた。つぎに、第2図の結果から、使用するクロム鉱石
の『Mg○%/A夕203%』を高くすることもまた、
低TiFCrH製造のために有効な手段であることが確
かめられた。
この理由としては『,Mg○%/A〆203%』を高く
することによって生成されるスラグの粘性が低下し、電
気炉内において一旦還元されたTiがスラグ層を通過す
る際、容易にスラグ中のCr203及びFe○と反応し
て酸化除去されるためと推察される。低TiFCrHの
製造においては、クロム鉱石中の『M鮒%/A〆203
%川ま1.5以上になるよう、鋼石銘柄を選定するべき
ことが確認された。
することによって生成されるスラグの粘性が低下し、電
気炉内において一旦還元されたTiがスラグ層を通過す
る際、容易にスラグ中のCr203及びFe○と反応し
て酸化除去されるためと推察される。低TiFCrHの
製造においては、クロム鉱石中の『M鮒%/A〆203
%川ま1.5以上になるよう、鋼石銘柄を選定するべき
ことが確認された。
また、第3図の結果から原料配合において、クロム鉱石
量に対する桂石量を増加してスラグ中のSi02を高く
することも、低TiFCrH製造のために必要なことも
明確化された。スラグ中のSi02%を高くすると〔T
i〕%が低下する理由としては、一般にSi02%が高
くなると、電気炉の製造温度が低下するため、原料中の
Ti分(Ti02)の炭素による還元が押えられること
によると考えることができる。スラグ中のSi02は、
過度に高くなるとスラグの粘性が増大し、出傷困難など
の弊害が生ずるため、低〔Ti〕FCrHを経済的に製
造するには、35〜45%の範囲内にすべきことが明ら
かとなった。以上述べたように、本発明によれば、通常
程度もしくはそれ以上のTi分を含む原料を使用し、通
常の電気炉において〔Ti〕0.05%以下の低TiF
CrHあるいは〔Ti〕0.01%以下の極低TiFC
rHを低コストで容易に製造することができ、その工業
的価値の高い発明である。
量に対する桂石量を増加してスラグ中のSi02を高く
することも、低TiFCrH製造のために必要なことも
明確化された。スラグ中のSi02%を高くすると〔T
i〕%が低下する理由としては、一般にSi02%が高
くなると、電気炉の製造温度が低下するため、原料中の
Ti分(Ti02)の炭素による還元が押えられること
によると考えることができる。スラグ中のSi02は、
過度に高くなるとスラグの粘性が増大し、出傷困難など
の弊害が生ずるため、低〔Ti〕FCrHを経済的に製
造するには、35〜45%の範囲内にすべきことが明ら
かとなった。以上述べたように、本発明によれば、通常
程度もしくはそれ以上のTi分を含む原料を使用し、通
常の電気炉において〔Ti〕0.05%以下の低TiF
CrHあるいは〔Ti〕0.01%以下の極低TiFC
rHを低コストで容易に製造することができ、その工業
的価値の高い発明である。
第1図は鉱石中のCの2量に対する炭材F・C量(F.
C/Cr203)とFCrH〔Ti〕の関係を示すグラ
フ、第2図は配合原料中の(Mg○%/A〆203%)
とFCrH〔Ti〕の関係を示すグラフ、第3図はスラ
グ中のSi02とFCrH〔Tj〕との関係を示すグラ
フである。 第1図 第2図 第3図
C/Cr203)とFCrH〔Ti〕の関係を示すグラ
フ、第2図は配合原料中の(Mg○%/A〆203%)
とFCrH〔Ti〕の関係を示すグラフ、第3図はスラ
グ中のSi02とFCrH〔Tj〕との関係を示すグラ
フである。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 配合原料中のMgO%/Al_2O_3%を1.5
以上になるように調合し、かつクロム鉱石中のCr_3
O_3量に対する固定炭素量の重量比を0.30〜0.
40となるように炭材を配合せしめると共に、生成スラ
グ中のSiO_2%が30〜45%になるように硅石を
調合し、製錬することを特徴とする低チタン高炭素フエ
ロクロムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP966481A JPS6014094B2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 | 低チタン高炭素フエロクロムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP966481A JPS6014094B2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 | 低チタン高炭素フエロクロムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57123954A JPS57123954A (en) | 1982-08-02 |
| JPS6014094B2 true JPS6014094B2 (ja) | 1985-04-11 |
Family
ID=11726476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP966481A Expired JPS6014094B2 (ja) | 1981-01-27 | 1981-01-27 | 低チタン高炭素フエロクロムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014094B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63128836U (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-23 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01205056A (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-17 | Kawasaki Steel Corp | Cr鉱石の溶融環元精錬方法 |
| CN101962714B (zh) * | 2010-10-25 | 2012-01-25 | 中钢集团吉林铁合金股份有限公司 | 矿热炉冶炼低硅低钛高碳铬铁的生产方法 |
| CN105177290A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-12-23 | 马君瑞 | 利用多晶硅废料一步法冶炼中低碳铬铁的工艺 |
-
1981
- 1981-01-27 JP JP966481A patent/JPS6014094B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63128836U (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57123954A (en) | 1982-08-02 |
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