JPS6014576B2 - 地絡保護継電装置 - Google Patents

地絡保護継電装置

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JPS6014576B2
JPS6014576B2 JP55121369A JP12136980A JPS6014576B2 JP S6014576 B2 JPS6014576 B2 JP S6014576B2 JP 55121369 A JP55121369 A JP 55121369A JP 12136980 A JP12136980 A JP 12136980A JP S6014576 B2 JPS6014576 B2 JP S6014576B2
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JP55121369A
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邦夫 松沢
文郎 安藤
道春 阿部
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力系統を保護する保護継電装層に係わり、特
に高抵抗接地系で常時零相電流が環流している系統での
地絡事故に対する保護を行なう地総保護継電装直に関す
る。
第1図は高抵抗接地系と直接接地系の併架系統の一般的
な構成を、第2図は地総方向リレーを設置した高抵抗接
地系平衡2回線の系統構成を、第3図は第2図における
従来の地絡方向リレーの位相特性を夫々示すものである
上記各図において、ACは電源、Trl,Tr2は変圧
器、Rは高抵抗、BUS^,8は各端子A,B二母線、
IL,2Lは1号、2号回線、CT^,Bは変圧器、D
G(^),DG(8)は地総方向リレーで、夫々図示の
ように礎成されている。かかる構成において、第1図に
示すように高抵抗接地系15巡Vと、直接接地系27歌
V系が併架されている場合(第1図の“A”区間)上位
系の回線が例えば1回線停止しているケースでは、上位
系と下位系との相互コンダクタンスのアンバランスが大
となり、下位系である1母KV系に第2図に示すように
横循環電流の零相電流locが環流する。
そして、この場合における繁相電流locは次式にて与
えられる。1。
c=回線間雫相循環電流発生率(KA/KA)×上位回
線潮流(KA)×併架率(PU)・・・‘11ところで
、いまこのような系統における2号回線2LのB端子至
近端に“F”の如き地絡事故が発生すると、この場合に
おける上記零相電流locと抵抗接地電流1。R(IL
)(1号回線ILより流れ込む抵抗器電流)との関係が
llocl>lloR(IL)lとなり、B端子に設置
された地絡方向リレーD○(8)は外部事故であるにも
かかわらず、内部事故であると誤判定して系統がミスト
リップされてしまうことになる。つまり、第3図に示す
如く2号回線2Lの“F”点事故時において、麦相電圧
Voと抵抗接地電流(事故電流)loR(IL)、零相
電流looとの関係がl loR(IL)lくl*lo
cl(*1。cは零相電圧Voと同方向の有効分にて表
わす)である場合には、1号回線IL‘こ設遣されたB
端子の地絡方向リレーDG(B)は、▽。へ(i。c+
1。R(IL))がoo方向にあり内部事故であると誤
判定することになる。そのため、このような不具合を防
止するためには、従来方式の地絡方向リレー(零相電圧
Voと琴相電流1。との位相関係のみの判定原理で動作
するりレー)においては、第3図に示す最小動作値(電
流)1。Pを1。cよりも大きくするようにすればよい
。しかしながら、このような対策を講じた場合には、最
小動作値lopを大きくするために、事故判定の検出感
度が著しく低下してしまうことになる。例えば、最大零
相電流loc(m松)=10比N、抵抗接地電流loR
=500Nの系統においては、第3図に示す最小動作値
lopを零相電流locで誤動作しないようにする為に
loc×1.3音(1.5はマージン)とすると、以下
の【2}式及び(3}式からも分かるように1/3地絡
事故の検出が不可能となってしまう。すなわち、1/3
地絡事故時における1号回線IL当たりの事故電流1。
R(IL)は■式にて与えられる。1。
R(IL)=50QNxl/3xl/2=80N…■故
に、1。
P(1。Cxl.5=15比り)〉1。R(,L)..
.‘3’ここで、1/2:1号回線IL当たりの電流1
/3:1/3地絡事故を夫々意味するものである。
本発明は上記のような欠点を解決するために成されたも
ので、その目的は常時零相循環電流が存在するような高
抵抗接地系統においても、その事故を高感度に検出して
系統を確実に保護することができる地縦保護継電装層を
提供することにある。
まず、本発明の考え方の基本となる感度可逆走査方式の
基本原理について、図面を参照して述べる。
感度可逆走査方式とは、目端子の地絡方向リレー(以下
、67GIと称する)の動作条件ぐ動作”かもしくは“
不動作”)と相手端子からのキャリャ受信条件とにより
、67GIが動作している端子では当該67GIの動作
感度(以下、単に感度と称する)を不動作側(正方向)
にまた67GIが動作していない端子では当該67GI
の感度を動作側(負方向)に夫々同一変化率で走査させ
、全端子の67GIによるキャリャ信号の発信が停止し
た場合にトリップ条件が成立するような方式である。こ
こで、感度走査される相手端からのキャリャ受信条件と
は、3端子以上の場合ではその1端子を相手端子として
選定する事になるが、この点については後述する。また
、上述した点をまとめると以下に述べる如くとなる。の
トリツプ条件・・・全端子のキャリャが“0”(67
01動作)になった時点で、全端子が同時トリップと なる。
‘0} キヤリヤ制御… なお、ここで流入端、流出機とは以下のように定義され
るものである。
土900以上の端子。
し一 感度走査条件 第4図は感度走査制御される場合の、67GIの位相特
性を示すものであり、正万向および負方向の感度走査条
件は、相手端子からのキヤリヤ受信状態と目端子の67
GIの動作状態によって夫々次のように与えられるもの
である。
〔A〕 正方向感度走査 第4図に示す位相特性で、正方向に所定の変化率で感度
走査(0点より■の方向に動作城が動く)される条件は
、以下で与えられる。
つまり、正方向感度走査は自端のキヤリヤ発信なしで(
目端67GI動作)、かつ相手端子よりのキヤリャ受信
(“1”)条件が成立したときに行なわれるものである
。換言すれば、目端が流入端子(Voloが同位相方向
)で、相手端子が流出(Voloが180o方向)して
いるときである。〔B〕 負万向感度走査 第4図に示す位相特性で、負方向に上記正方向の場合と
同一変化率で感度走査(0点より■の方向に動作城が動
く)される条件は、以下で与えられる。
つまり、負方向感度走査は自端のキヤリヤ発信ありぐ1
”)で(目端の6701不動作)、かつ相手端子よりの
キャリヤ受信条件が零ぐ0”)のときに行なわれるもの
である。換言すれば、目端が流出端子(Voloが18
び方向)で、相手端子が流入(Voloが同位相方向)
しているときである。本発明は上述したようなキャリャ
受信及び発信条件信号に基づく、感度可逆走査方式によ
って系統の地絡事故の保護を行なおうとするものである
以下、上記のような考え方に基づいた本発明の一実施例
について、示す図面を参照して説明する。
第5図a及びbは、本発明による池絡保護継電装層の構
成をブロック的に示したものである。第5図aにおいて
、1は図示しない蝿力系統の舞相電流loと、後述する
可逆積分要素2の出力電気量′。cとを入力とし、これ
らを加算してlo′なる出力電気量を得る加算回路、3
はこの加算回路1の出力lo′と上記電力系統の琴相電
圧Voとを導入して、方向判定を行なうその詳細を後述
する方向判定要素である。またmHIは目端キヤリヤ信
号S,、相手端子からのキヤリヤ信号S2を夫々そのイ
ンヒビツト端子、ゲート端子入力とするインヒビツト回
路、川日2は相手端子からのキヤリャ信号S2、自機キ
ヤリヤ信号S,を夫々そのィンヒピツト端子、ゲート端
子入力とするインヒビット回路で、この各ィンヒビツト
回賂加日1,肘日2の出力を、夫々上記可逆積分要素2
へ正方向、負方向の藤腹走査信号SP.SNとして送出
するものである。一方、第5図bにおいてトリップ回路
としてのNORは、自端キヤリヤ信号S,、相手(n一
1)端からの全キヤリヤ信号S2′を夫々入力とするノ
ア回路で、そのノア出力をトリツプ出力Tpとして送出
するものである。つまり、目騰のキヤリヤ信号S.と相
手側全端子(n一1)からのキヤリヤ信号S2′が、共
に“0”の時その出力を“1”なるトリツプ出力TPと
して送出するものである。なお、前述において加算回路
1及び方向判定要素3より、67GIを構成しているも
のであり、また67GIの出力が“1”なる時には自端
のキヤリヤ信号S,は“0”、反対に67GIの出力が
“0”の時には目端キヤ1′ャ信号S,は“1”となる
ようにしている。第6図は上上記方向判定要素3の詳細
な構成をブロック的に示したものである。
図において、31は前記加算回路1の出力lo′を“1
”,“0”の方形波信号に変換する方形波変換回路であ
る。また、32は前記系統の零相電圧Voをシフトして
9ぴ(電気角)遅れの電気量Voご‐柵〇を得る位相シ
フト回路、33は位相シフト回路32の出力Voc‐i
9Mを導入し、この電気量Voご‐j9Mが負より正に
変化する零点において、1(ms)程度のサンプリング
パルスPsを発生するサンプリングパルス発生回路であ
る。一方、34は上記万形波変換回路31及びサンプリ
ングパルス発生回路33の各出力を導入するアンド回路
で、その出力を連続信号に変換するオフディレィタィマ
35(限時時間t。は(1サイクル)十(マージン)で
例えば28hs程度)を介し、方向判定要素3の出力と
して送出するように構成する。ここで、上述した方向判
定要素3の動作タイムチャートを示すと、第7図a及び
b、また位相特性を示すと第8図の如くなる。なお、第
7図a,bにおいてVo,lo′,Voご−籾o は上
記各電気量、S肌S33,S35は夫々方形波変換回路
31、サンプリングパルス発生回路33、オフディレイ
タイマ35の各出力を表わすものである。また、第5図
及び第6図の構成より縛られる動作域は、第8図の位相
特性に示す如く、支相電圧Voに対し土900にて与え
られることになる。但し、この場合第8図に示す位相特
性は、第5図における可逆積分要素2の出力ノocが零
の時の特性を示すものである。第9図は、前記可逆積分
要素2の一構成例を示すものであり、抵抗器R、コンデ
ンサC、演算増幅器IC及び定電圧ダイオードZD,,
ZD2より、図示の如く構成する。また、かかる構成の
可逆積分要素2の出力S22(Joc)は、第10図a
及びbにて示すように入力S2,に対して、コンデンサ
Cと抵抗器Rの積分時定数にて定まる信号となり、その
飽和値(十)JLIまたは(−)′LIは定電圧ダイオ
ードZD,またはZD2の順方向鰭圧VF,またはVF
2にて定まるものである。更に、この場合不動作側感度
走査電気量′ocの飽和値(十)ノLIと、動作側感度
走査電気量′ocの飽和値(一)′L,との関係を、(
十)JL,:(一)ノL,=K(n一1):1(K:1
以上の実数)…■となるように整定する。ここで、nは
系統における端子数を示し、また以後の説明においては
K=1となるようにした場合、つまり(十)ノL,:(
一)′u=(n−1):1となるように整定した場合を
例として述べる。
次に、夫々の方向への感度走査時の反動について説明す
る。〔A〕 正方向感度走査時 前述した様に、正方向感度走査条件より対向様子からの
キャリャ受信S2=“1”,Volo′=00とすると
、第5図および第6図において零相電圧Voより位相シ
フト回路32に導出される鷺気重V。
ご−j9の によって、サンプリングパルス発生回路3
3で生ずるサンプリングパルスPsが“1”であるとき
は、零相電流loと可逆積分要素2の出力(十)ノ。c
との加算回路1で得られる加算電気量lo′が正となる
為、方形波変換回路31の出力は“1”である。これに
より、アンド回路34の出力は“1”となってオフディ
レイタイマ35の限時時間toだけ引延ばされ、67G
Iの出力は連続的な“1”信号が得られる。
一方、可逆積分要素2はキャリャ受信信号S2が“1”
で、かつ目騰のキヤリャ信号S,(第5図では67GI
の出力が“1”のときは前述したように目端のキャリャ
信号は“0”となり、反対に67GIの出力が“0”の
ときは自端のキヤリヤ信号S,は“1”となる)が“0
”であり、インヒビツト回路川HIの出力は“1”とな
る。そして、この可逆積分要素2の入力信号としてのイ
ンヒピツト回路INHIの出力信号が“1”であるケー
スでは、第9図においてその入力信号S2,が正方向(
十)信号となり、第10図aに示す如くその出力信号S
22は負方向にコンデンサC、抵抗Rで定まる時定数に
て出力として電圧信号(十)′。cが出力されるもので
ある。また、この世力信号X+)Jocは前記した様に
第5図における加算回路1にて叢相電流loと加算され
、第7図aに示す如くサンプリングパルス発生回路33
の出力S33が“1”であるときにlo+(十)ノoc
が‘‘1”であれば67GIの出力は“1”であるが、
lo+(十)′ocが“0”または負なると6701の
出力は“0”となる。以上の様に、第4図に示す位相特
性で正方向に感度走査されると限界値はloと(十)′
ocが等しくなった箇所で定まり、流入機67GIの動
作継続時間t^は第7図aのタイムチャートに示す如く
となる。一方、第4図に示す位相特性は可逆積分要素2
の出力′ocが零である時点で説明すると、零相電圧V
oに対して琴相電流1。が土90oの領域で出力Psと
出力lo′の出力が‘‘1”である時間が成立する事に
より、第4図に示す如く特性で与えられる。〔B〕 貸
方向感度走査時 ここでは、上述した正方向感度走査時の応動と異なる点
についてのみ述べる。
前記した様に、負方向感里蔓走査条件より対向端子から
のキャリャ受信S2=“0”、Voへlo=1800と
すると、第5図および第6図においてサンプリングパル
ス発生回路33の出力Psが“1”であるときは、加算
回路1にて得られる加算電気量lo′は負となる為、方
形波変換回路31の出力は“0’’である。これにより
、アンド回路34の出力および67GIの出力も“0”
である。一方、可逆積分要素2はキャリヤ受信信号S2
が“0”でかつ自端のキャリャ信号S,は“1”(67
GIの出力が“0”である為)であり、インヒビツト回
路INH2の出力“1”となる。そして、この可逆積分
要素2の入力信号としてのインヒビツト回路INH2の
出力信号が“1”であるケースでは、第9図においてそ
の入力信号S2,が負方向(−)信号となり、第10図
bに示す如くその出力信号S2は正方向にコンデンサC
、抵抗Rで定まる時定数にて出力として電圧信号(一)
′ocが出力されるものである。また、この世力信号(
一)Jocは第5図に示す加算回路1で零相電流loと
加算され、第7図bに示す如くサンプリングパルス発生
回路33の出力S33が“1”であるときに、1。十(
−)′ノ。cが“1”になると67GIの出力は“0”
より“1”に変化する。以上の様に、第4図に示す位相
特性で負方向に感度走査される限界値は、loと(−)
Jocが等しくなった箇所で定まり、流出端67GIの
動作時間tBは第7図bのタイムチャートに示す如くと
なる。流入、流出電流の叢相電流loが等しい場合は、
各動作時間t^,t8は同一時間にて与えられる(厳密
にはto時間だけ差異が生ずるが、ここでは無視する)
次に、かかる如く構成した地絡保護継電装直を、系統に
適用した場合の作用について図面を参照して説明する。
‘11 2端子系における内、外部の各事故に対する応
動。この場合の応動を第11図に示すような高低抗接地
系平衡2回線系統を例として述べる。
なお、第11図においての構成は前記第1図と同一であ
るので、同一符号を付してその説明を省略する。{ィ’
外部事故のケース(第12図のタイムチャート参照)。
第11図に示すような“F2”点外部事故時のAおよび
B端の電流を夫々lo(^)およびlo(8)とすると
、その関係は次のようになる。
I・〇く^)IニI10(B)I、10(^)へ10(
8)・1800一方、A端側の67GI(^)はB端よ
りのキヤリャ受信ありぐ1”)(67GI(B)が不動
作)で、かつ自端の6701(^)が動作となることに
より、前述した如く正万向に感度走査され、A端電流l
o(^)に見合った時間t,(^)の間だけ67GI(
^)は、その出力として“1”を送出してキヤリャの送
出が“0”に制御される。
一方、B端側67GI(B)はA総よりのキャリャ受信
なし (‘10”)(67GI(^)が動作)かつ自端
の67GI(B1が不動作であることにより、前述した
如く負万向に感度走査され、B端電流lo(8)に見合
った時間t,(8)の間だけ67GI(8)はその出力
として“0”を送出してキャリャの送出が“1”に制御
される。ここで、上述したようにl lo(^)l=l
lo(B)lであるため、A機においてそのキャリャ
発信が停止“0”である時間t,(^)と、B端におい
てそのキヤリヤ送出が“1”である時間t,‘B}とは
等しく、よって全端キャIJャ発信停止の条件は成立せ
ず、不動作、つまりトリップは行なわれない。‘oー
内部事故時流出のあるケース(第13図のタイムチャー
ト参照)。第11図に示すような“F,”点内部事故時
に、図示しない零相循環電流locによりB端のlo(
8)が流出するようなケースでは、第13図に示す如く
限時トリツプとなるが、A端の電流lo(^)とB端の
電流lo(8)に若干の差があれば、前述した各時間は
t2(^)>t2(B)なる関係となり、確実に全端キ
ャリャ停止の条件が成立してトリツプが行なわれる。
このように、内部事故時には雰相循環電流1。cの影響
を受けずに高感度にトリップが行なわれる。‘2} 3
端子系における多事故時のケースに対する応動。
第14図に示すような高抵抗接地系3端子系統で、C端
背後に20GとlOGの多重事故が存在する場合で、2
0G事故が先行しや断されるケースを例として述べる。
第14図に示すような多重事故“F”時に、1端流入(
A端)、2端流出(B,C総)となるようなケースでも
、67GIの感度走査飽和値を前述した下記‘4}式の
如くにする事で確実に正不動作側になる。(十)JL,
:(一)Jし,:(n−1):1 …■但し、(n:端
子数3)(十)′L,:正万向感度走査飽和値 (一)ノL,:負方向感度走査飽和値 ここで、感度走査飽和値(十)ノL,,(一)JL,は
、第9図における演算増幅器にの定電圧ダイオードZD
,,ZD2の順方向電圧VF,,VF2にて夫々定まり
、(−)JL,(VF2で定まる)は内部lOG事故で
の最大流出電流にマージンをもった値で与えられる。
すなわち、3端子系統構成においてB橋から流出する最
大流出電流は、第15図にて示す様に電源端であるA端
の一端が休止端となるケースで、非電源端であるC端至
近端内部事(“F”点)時で与えられ、抵抗接地電流l
oの1/に零相循環電流locを加算した値を考慮すれ
ば良い。このような、3端子系統構成のときの67GI
の感度走査キャリャ受信条件を下記の如くしたときのタ
イムチャートを示すと、第16図に示すようになる。1
^,18,lcは20G及び1◇Gの多重事故のケース
における各端電流、1^′,IB′,lc′はlOGの
事故のケースにおける各端電流で、上記端子電流1^,
IB,lcと感度走査飽和値(十)JL1,(一)J
LIとの関係は、第16図に示すタイムチャートの如く
なる。
((十)ノL,:(一)Ju=2:・)以下に、第16
図に示すタイムチャートを参照しててこの時の応動を述
べる。
■…A端流入、6701(^)が動作でキャリャ発信停
止、かつC端流出で67GI(c)が不動作によりキャ
リャ発信(A端受信)となる為、正方向に感度走査され
る。
■・・・B端流出、67GI(B)が不動作でキャリャ
発信、かつA端の67GI(A)が動作によりキヤリャ
発信停止(B端受信)となる為、負方向に感度走査され
る。
■点…B端はl lolくl(一)′L,lにより、6
7GI(8)が動作してキャリヤ発信停止となる。
■・・・C端流出、67GI(c)が不動作でキャリャ
発信、かつB端の6701(B)が動作によりキャリャ
発信停止(C端受信)となる為、貸方向に感度走査され
る。
■点・・・C端の感度走査が(−)′L,に達する為、
感度走査停止l(一)JL,l<llclとなり、C端
は連続してキャリャ発信となる。
一方、A端の感度走査が(十)′L,に達する為、感度
走査停止l(十)′L,l〈l1^lとなり、A端は連
続してキャリャ発信停止となる。
@点・・・20G先行しや断、lOG継続事故であるこ
の時点での、各端のキャリヤ送出状態は下記の如くなる
■・・・A端がキャリャ発信、かつC端がキャリャ発信
停止により負方向に感度走査される。
■・・・B端がキヤリヤ発信停止、かつA機がキャリャ
発信により正方向に感度走査される。
■点・・・B端の感度走査値がIB′と等しくなった時
点で、感度走査を停止の上67GI(B)が不動作によ
りキャリャ発信停止となる。
■・・・C端がキャリャ発信停止、かつB端がキャリャ
発信により正方向に感度走査される。
■点・・・A端の感度走査値がL′と等しくなった時点
で、感度走査を停止の上67GI(A)が動作によりキ
ャリャ発信停止される。
また、C端の感度走査値がlc′と等しくなった時点で
、感度走査を停止の上67GI(c)が不動作によりキ
ヤリャ発信される。
以上のように、全端がキャリャ発信停止となることがな
い為、第5図bのトリップ回路は動作せず、トリツプは
行なわれない。
このように、複数nの端子から成り常時雫相循環電流が
存在する高抵抗接地系統の夫々の端子に、系統の雫相電
圧と零相電流を導入してその位相関係により動作する動
作感度の走査可能な6701を設置して系統保護を行な
うにあたり、前記夫々の端子においてその6701が動
作していない間のみキャリヤ信号Sを“1”として送出
、つまりキヤリヤ信号Sを発信するように構成し、自端
子のキャリャ発信信号と相手端子からのキャリャ受信信
号とが一致していないことを条件に、6701が動作し
ている端子では当該67GIを不動作側(正方向)にま
た67GIが動作していない端子では当該67GIを動
作側(負万向)に可逆積分要素2の出力Jocにて夫々
同一変化率で感度走査し、全端子ともキャリャ信号Sの
発信が停止した事でトリップ信号を出力することにより
系統保護を行なうようにした地絡保護継電装直において
、上記67GIを不動作側に感度走査する可逆積分要素
2の出力電気量Jocの飽和値(十)′LIと、同じく
動作側に感度走査する出力電気量′。
cの飽和値(−)ノLIとの関係が(十)JL,:(−
)′し,=K(n一1):1となるように整定して、上
記系統保護を行なうようにしたものである。
従って、常時琴相循環電流が存在するような高抵抗接地
系統についても、従来のように事故検出感度を低下させ
ることなく、高感度に系統の地縦事故を検出することが
可能となり、確実に事故に対する保護動作を行なうこと
ができ極めて信頼性の高いものが得られる。
上記理由により、貸方同感度走査飽和値(−)′L,を
明細書第20頁第7行目に記述したように内部lOG事
故時の最大流出電流にマージンを加えた値以上とするこ
とにより、多重外部事故に対しては誤動作せずかつ内部
事故に対しては次のように確実に動作して高感度の高速
しや断を行なうことが可能となる。以下、内部事故に対
する保護動作について3端子系での内部故障時に1様子
から流出するケースを例として述べる。
第15図において、電源端であるA端子1端開放時にC
端子至近端内部lOG事故があるケースでの各端子の電
流は次のようになる。つまり、A端子・・・・・・lo
流入、B端子・・・・・・1/21。流出(loC=0
とする)、C端子……1/2L流入(loC=0とする
)となる。そして、このケースでのタイムチャートは第
18図に示す如くとなる。図において、時間帯イではA
端子・・・・・・C端子流入によりキャリャ発信停止で
あるため、感度走査は行なわれない。B端子・・・・・
・A端子キャリャ発信停止によ、負方向に感度走査され
る。
C端子・・・・・・B端子キャリャ発信により、正方向
に感度走査される。
また、時間帯口では A端子…・・・C端子キャリャ発信により、A端子が正
方向に感度走査される。
B端子・・・・・・負方向感度走査飽和値(一)JL,
で感度走査停止で、キヤリャ発信停止が継続される。
C端子……B端子キャリャ発信停止によ り、負方向に感度走査される。
さらに、時間帯ハでは全端子キヤリャ発信停止により、
全端子がトリツプされる。
以上のように、貸方向感度走査飽和値(一)′LIを内
部1◇G事故時の流出電流の最大値にマージンを加えた
値以上とすることにより、内部事故時に流出電流がある
端子についてもキャリャ発信が一定時間後に停止となる
ため、流出電流に見合った時間後にトリツプすることが
可能となる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、次
のようにしても同様に実施することができるものである
。【1’上記実施例においては、3端子、3端子系統に
適用した場合について述べたものであるが、何んらこれ
に限らず例えば4端子以上の複数端子より成るような系
統においても、前述した第【41式を満足する事により
同様に適用し得ることは明らかである。
【21 上記実施例においては、動作側感度走査飽和値
(一)′LIと不動作側感度走査飽和値(十)′L・と
の関係を、(十)JL,:(−)′L,=(n−1):
1とした場合について述べたものであるが、これを(十
)′L,:(−)ノL,:K(n−1):1(Kは1以
上の実数)‘5’となる関係としてもよいものである。
つまり、第17図のタイムチャート図に示す如く、20
G先行しや断後にA端は負方向に感度走査されるが、C
端がキヤリャ発信となる■点になってもA端の感度走査
は1^′に達しない為連続発信を継続していることより
も明らかなように、第16図に示したタイムチャート図
よりも更に正不動作側にある。なお、第17図に示す■
〜■の感度走査、及び@〜■点については、前述したと
同様であるのでその説明は省略する。一方、前記実施例
は上記【5}式において、K=1の場合であることは言
うまでもない。その他、本発明はその要旨を変更しない
範囲で、種々に変形して実施することができることは言
うまでもない。
以上説明したように発明によれば、複数nの端子から成
る電力系統の夫々の端子に、系統の零相函圧と翼相電流
を導入してその位相関係により動作する動作感度の走査
可能な地総方向継電器を設置して系統保護を行なうにあ
たり、上記夫々の端子においてその地絡方向継電器が動
作していない間のみキャリャ信号を発信するように構成
し、目端子のキャリャ発信信号と相手端子からのキヤリ
ャ受信信号とが一致していないことを条件に、地絡方向
総電器が動作している端子では当該地縦方向継電器を不
動作側(正方向)にまた地総方向継電器が動作していな
い端子では当該地総万向継蟹器を動作側(負方向)に夫
々同一変イり率で感度走査し、全端子ともキャリヤ信号
の発信が停止した事でトリップ信号を出力することによ
り上記電力系統を保護するようにした地絡保護継電装層
において、上記地絡方向継電器を不動作例に感度走査す
る電気量の飽和値(十)JLIと動作側に感度走査する
電気量の飽和値(一)′LIとの関係を(十)ノL,:
(一)′L,=K(n−1):1(K:1以上の実数)
となるように整定して電力系統を保護するように構成し
たので、常時雫相循環電流が存在するような高抵抗接地
系統に対しても、その事故を高感度に検出して確実に系
統を保護することができる信頼性の高い地絡保護継電装
暦が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は高抵抗接地系と直接接地系の餅架系統の構成を
示す図、第2図は高抵抗接地系半衡2回線系統の概要構
成を示す図、第3図は従釆の地絡方向雛電器の位相特性
を示す図、第4図及び第8図は本発明の考え方を示す位
相特性図、第5図a及びbは本発明の一実施例を示す構
成ブロック図、第6図は方向判定要素の一構成例を示す
図、第7図a及びbは第6図における応動を示すタイム
チャート、第9図は零リセット回路および可逆積分要素
の構成例を示す図、第10図a及びbは可逆積分要素の
出力特性を示す図、第11図は高抵抗接地系半蟹2回線
を示す系統構成図、第12図及び第13図、第16図、
及び第17図、第18図は本発明の作用を示すタイムチ
ャート図、第14図及び第15図は高抵抗接地系3端子
系統を示す構成図である。 DG(^),(B),67GI(^),(B),(c)
・・・地絡方向リレー、1・・・加算回路、2・・・可
逆積分要素、3・・・方向判定要素、31・・・方形波
変換回路、32・・・位相シフト回路、33…サンプリ
ングパルス発生回路、34…アンド回路、35…オフデ
イレイタイマ、mH1,2・・・インヒビツト回路、N
OR・・・ノア回路、R・・・抵抗器、C・・・コンデ
ンサ、IC・・・演算増幅器、幻D,,ZD2・・・定
電圧ダイオード。 第1図第2図 第3図 第4図 第6図 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図 第18図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数nの端子から成る電力系統の夫々の端子に、系
    統の零相電圧と零相電流を導入してその位相関係により
    動作する動作感度の走査可能な地絡方向継電器を設置し
    て系統保護を行なうにあたり、前記夫々の端子において
    その地絡方向継電器が動作していない間のみキヤリヤ信
    号を発信するように構成し、自端子のキヤリヤ発信信号
    と相手端子からのキヤリヤ受信信号とが一致していない
    ことを条件に、地絡方向継電器が動作している端子では
    当該地絡方向継電器を不動作側(正方向)にまた地絡方
    向継電器が動作していない端子では当該地絡方向継電器
    を動作側(負方向)に夫々同一変化率で感度走査し、全
    端子ともキヤリヤ信号の発信が停止した事でトリツプ信
    号を出力することにより前記電力系統を保護するように
    した地絡保護継電装置において、前記地絡方向継電器を
    不動作側に感度走査する電気量の飽和値(+)∫_L_
    Iと動作側に感度走査する電気量の飽和値(−)∫_L
    _Iとの関係を(+)∫_L_I:(−)∫_L_I =K(n−1):1(K:1以上の実数)となるように
    整定して電力系統を保護するようにしたことを特徴とす
    る地絡保護継電装置。
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