JPS6018743B2 - 非磁性鉄筋 - Google Patents
非磁性鉄筋Info
- Publication number
- JPS6018743B2 JPS6018743B2 JP6831176A JP6831176A JPS6018743B2 JP S6018743 B2 JPS6018743 B2 JP S6018743B2 JP 6831176 A JP6831176 A JP 6831176A JP 6831176 A JP6831176 A JP 6831176A JP S6018743 B2 JPS6018743 B2 JP S6018743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- magnetic
- reinforcing bar
- reinforcing bars
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は非磁性であることを要求される鉄筋コンクリー
ト構造物に使用する非磁性鉄筋に関するものである。
ト構造物に使用する非磁性鉄筋に関するものである。
従来鉄筋コンクリートに使用する鉄筋はすべてフェライ
ト系の鋼材を材料としているため、磁気的性質に関して
は必然的に強磁性を示していた。
ト系の鋼材を材料としているため、磁気的性質に関して
は必然的に強磁性を示していた。
しかるに近年開発された磁気浮上式超高速鉄道の路床に
は、信号障害や車体浮揚力減少等のトラブルを防ぐため
に、非磁性の鉄筋コンクリート構造でなければならない
という要求が出てきている。これに対し従来の鉄筋では
非磁性にすることは極めて困難である。一方非磁性の鋼
材としては、オーステナィト系ステンレス鋼があるがこ
れは降伏点が極めて低いので鉄筋として使用するには降
伏点において不充分であり、且つ非常に高価な材料であ
るため、鉄筋の如く安価に大量消費することは経済的に
成立しない。そのため従来のオーステナィト系ステンレ
ス鋼に匹敵する非磁性を有し、降伏点が高く且つ高価な
Niを含有しない鉄筋の出現が望まれていた。本発明鋼
は重量%でCO.2%以上1.0%未満、Mn6.9〜
30%、Sio.1〜1.5%を含有し、しかもC分と
Mn分が式100/9〔C〕+2〔Mn〕と25(C,
Mnは重量%)を満足するように調整することによって
基地を非磁性とした点を特徴とする。
は、信号障害や車体浮揚力減少等のトラブルを防ぐため
に、非磁性の鉄筋コンクリート構造でなければならない
という要求が出てきている。これに対し従来の鉄筋では
非磁性にすることは極めて困難である。一方非磁性の鋼
材としては、オーステナィト系ステンレス鋼があるがこ
れは降伏点が極めて低いので鉄筋として使用するには降
伏点において不充分であり、且つ非常に高価な材料であ
るため、鉄筋の如く安価に大量消費することは経済的に
成立しない。そのため従来のオーステナィト系ステンレ
ス鋼に匹敵する非磁性を有し、降伏点が高く且つ高価な
Niを含有しない鉄筋の出現が望まれていた。本発明鋼
は重量%でCO.2%以上1.0%未満、Mn6.9〜
30%、Sio.1〜1.5%を含有し、しかもC分と
Mn分が式100/9〔C〕+2〔Mn〕と25(C,
Mnは重量%)を満足するように調整することによって
基地を非磁性とした点を特徴とする。
本発明者は鉄筋が鋼板に比べ断面積に対する長さが大き
く、水靭処理と呼ぶ溶体化加熱後水冷する処理が比較的
難かしく、そのコストロスも大きいものであるが、逆に
断面が小さいだけ冷却速度が速く、且つ圧下率も大きく
オーステナィト粒が圧延中に紬粒になることと併せて、
圧延放袷のま)で非磁性を維持しつ)、前記本願範囲の
C,Si,Mn成分範囲で鉄筋として必要な降伏強度を
確保できることを知見した。本発明の鉄筋は、通常の熱
間圧延にて線材又は穣鋼に圧延した後ひきつづいて自然
放冷にて室温まで冷却することによって、引張り強さ、
降伏点、伸び、絞り、曲げ加工・性の諸性質について鉄
筋として必要とされている制限値以上のものを具有する
に至るが、榛鋼の直径が極めて大きい場合には、自然放
冷では冷却速度が小さく粒界が腕化して榛鋼の延性、曲
げ加工性が低下することがある。
く、水靭処理と呼ぶ溶体化加熱後水冷する処理が比較的
難かしく、そのコストロスも大きいものであるが、逆に
断面が小さいだけ冷却速度が速く、且つ圧下率も大きく
オーステナィト粒が圧延中に紬粒になることと併せて、
圧延放袷のま)で非磁性を維持しつ)、前記本願範囲の
C,Si,Mn成分範囲で鉄筋として必要な降伏強度を
確保できることを知見した。本発明の鉄筋は、通常の熱
間圧延にて線材又は穣鋼に圧延した後ひきつづいて自然
放冷にて室温まで冷却することによって、引張り強さ、
降伏点、伸び、絞り、曲げ加工・性の諸性質について鉄
筋として必要とされている制限値以上のものを具有する
に至るが、榛鋼の直径が極めて大きい場合には、自然放
冷では冷却速度が小さく粒界が腕化して榛鋼の延性、曲
げ加工性が低下することがある。
かかる場合には水冷または強制風冷等の適当な冷却手段
を採用することにより冷却速度を高めて所要の延性、曲
げ加工性を確保することは極めて容易である。又更に強
度を高める必要がある場合には、熱間圧延の後ひきつづ
いて自然放冷した鋼材を800oC以上に再加熱した後
前記の如き手段で強制冷却することにより所要の強度を
確保できる。本発明において鋼の成分を限定した理由は
次の如くである。
を採用することにより冷却速度を高めて所要の延性、曲
げ加工性を確保することは極めて容易である。又更に強
度を高める必要がある場合には、熱間圧延の後ひきつづ
いて自然放冷した鋼材を800oC以上に再加熱した後
前記の如き手段で強制冷却することにより所要の強度を
確保できる。本発明において鋼の成分を限定した理由は
次の如くである。
C: 0.2%未満の場合には、降伏点が30k9/磯
よりも小さくなるため好ましくない。
よりも小さくなるため好ましくない。
又一方Cが増大すると降伏強度の上昇とともに細識が安
定化し加熱、曲げ加工を加えても非磁性を保つが、1.
0%以上になると、鉄筋の放冷程度の冷却速度では、熱
間圧延後の冷却工程中に粒界に炭化物の析出を生じ、鋼
が著しく縦化する。Mn: 鋼を非磁性に保つために必
要な元素であるが、6.9%禾満になると非磁性が消滅
するので下限を6.9%とした。30%を超えると製鋼
中溶鋼に接する炉壁レンガの損傷が大きく、製鋼コスト
が著しく上昇するので好ましくない。
定化し加熱、曲げ加工を加えても非磁性を保つが、1.
0%以上になると、鉄筋の放冷程度の冷却速度では、熱
間圧延後の冷却工程中に粒界に炭化物の析出を生じ、鋼
が著しく縦化する。Mn: 鋼を非磁性に保つために必
要な元素であるが、6.9%禾満になると非磁性が消滅
するので下限を6.9%とした。30%を超えると製鋼
中溶鋼に接する炉壁レンガの損傷が大きく、製鋼コスト
が著しく上昇するので好ましくない。
Si: 鋼の脱酸剤として0.1%以上の含有が必要で
ある。又Siの含有は鋼の降伏点の上昇に効果があるが
、1.5%を超えると鋼の非磁性を安定に保つことが困
難となるので上限を1.5%とした。C十Mm: 10
0/9〔C〕+2〔Mn〕≧25(C、Mh‘ま重量%
)としたのは鋼を非磁性に安定化しておくためであり、
C分及びMn分がこの範囲の外にある時は透磁率が増大
して非磁性を消滅する。
ある。又Siの含有は鋼の降伏点の上昇に効果があるが
、1.5%を超えると鋼の非磁性を安定に保つことが困
難となるので上限を1.5%とした。C十Mm: 10
0/9〔C〕+2〔Mn〕≧25(C、Mh‘ま重量%
)としたのは鋼を非磁性に安定化しておくためであり、
C分及びMn分がこの範囲の外にある時は透磁率が増大
して非磁性を消滅する。
次ぎに本発明の実施例について説明する。
表1は従来鋼(試料1,2)と本発明鋼(試料3,4,
5,6)の成分、機械的性質および物理的性質を示した
ものである。
5,6)の成分、機械的性質および物理的性質を示した
ものである。
これら6試料はいずれも大気中で低周波誘導炉を使用し
て溶解しィンゴットにしたもので、それらを113側め
のビレツトに熱間にて鍛伸した後1100qoに加熱し
、900℃以上の温度城にてDIOの異形鉄筋に熱間圧
延し、ひきつついて自然放冷して得られた。
て溶解しィンゴットにしたもので、それらを113側め
のビレツトに熱間にて鍛伸した後1100qoに加熱し
、900℃以上の温度城にてDIOの異形鉄筋に熱間圧
延し、ひきつついて自然放冷して得られた。
試験方法については、これらの試料を直線形に矯正した
後、引張試験および曲げ試験についてはJISG311
2に準拠して行い、透磁率の測定については、磁気天秤
を用いて行った。試料1はSUS301ステンレス鋼で
あり、試料2は高マンガン鋼である。試料3,4,5,
6は本発明鉄筋の代表例を示すものである。試料1は曲
げ性および透磁率において充分非磁性鉄筋の性能を満足
しているが、降伏点が22kg/地しかなく、鉄筋とし
ては強度的に不足している。試料2は曲げ性強度におい
ては鉄筋としての性能を満足しているが透磁率が高く非
磁性鉄筋ではない。試料3,4,5,6はいずれも完全
に非磁性であり、且つ強度曲げ性とも鉄筋としての性能
を満足している。表1 試料成分と機械的物理的性質 本発明は前記の如くNjの如き高価な材料を添加しない
で鉄筋に非磁性を付与せしめ、且つ従来の鉄筋と同等の
機械的性質を保持した全く新らしし、鉄筋の出現をもた
らしたものであり、非磁性鉄筋コンクリート構造物の建
設に寄与するところが極めて大きい。
後、引張試験および曲げ試験についてはJISG311
2に準拠して行い、透磁率の測定については、磁気天秤
を用いて行った。試料1はSUS301ステンレス鋼で
あり、試料2は高マンガン鋼である。試料3,4,5,
6は本発明鉄筋の代表例を示すものである。試料1は曲
げ性および透磁率において充分非磁性鉄筋の性能を満足
しているが、降伏点が22kg/地しかなく、鉄筋とし
ては強度的に不足している。試料2は曲げ性強度におい
ては鉄筋としての性能を満足しているが透磁率が高く非
磁性鉄筋ではない。試料3,4,5,6はいずれも完全
に非磁性であり、且つ強度曲げ性とも鉄筋としての性能
を満足している。表1 試料成分と機械的物理的性質 本発明は前記の如くNjの如き高価な材料を添加しない
で鉄筋に非磁性を付与せしめ、且つ従来の鉄筋と同等の
機械的性質を保持した全く新らしし、鉄筋の出現をもた
らしたものであり、非磁性鉄筋コンクリート構造物の建
設に寄与するところが極めて大きい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%で、C0.2%以上1.0%未満、Mn6.
9〜30%、Si0.1〜1.5%を含有し、残部は実
質的にFeよりなり、且つCとMnの含有量が式100
/9〔C〕+2〔Mn〕≧25(C、Mnは重量%)を
満足するように調整してなる非磁性鉄筋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6831176A JPS6018743B2 (ja) | 1976-06-10 | 1976-06-10 | 非磁性鉄筋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6831176A JPS6018743B2 (ja) | 1976-06-10 | 1976-06-10 | 非磁性鉄筋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52150721A JPS52150721A (en) | 1977-12-14 |
| JPS6018743B2 true JPS6018743B2 (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=13370128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6831176A Expired JPS6018743B2 (ja) | 1976-06-10 | 1976-06-10 | 非磁性鉄筋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018743B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5481118A (en) * | 1977-12-12 | 1979-06-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Nonmagnetic steel excellent in mechanical properties |
| JPS5853706B2 (ja) * | 1978-12-26 | 1983-11-30 | 日本鋼管株式会社 | 熱膨脹率の低い非磁性鋼 |
| JPS55104428A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-09 | Nisshin Steel Co Ltd | Production of high yield sprength non-magnetic bar steel |
| JPS57203747A (en) * | 1981-06-09 | 1982-12-14 | Nec Corp | Alloy for composite magnetic material |
| KR101674835B1 (ko) * | 2015-12-07 | 2016-11-10 | 주식회사 포스코 | 내식성이 우수한 고강도 선재 및 그 제조방법 |
| CN109097679B (zh) * | 2018-08-10 | 2020-06-23 | 武汉钢铁集团鄂城钢铁有限责任公司 | 一种船用低磁钢及其制备方法 |
-
1976
- 1976-06-10 JP JP6831176A patent/JPS6018743B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52150721A (en) | 1977-12-14 |
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