JPS6018967B2 - スキ−用ゴ−グル - Google Patents
スキ−用ゴ−グルInfo
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- JPS6018967B2 JPS6018967B2 JP3959780A JP3959780A JPS6018967B2 JP S6018967 B2 JPS6018967 B2 JP S6018967B2 JP 3959780 A JP3959780 A JP 3959780A JP 3959780 A JP3959780 A JP 3959780A JP S6018967 B2 JPS6018967 B2 JP S6018967B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C11/00—Non-optical adjuncts; Attachment thereof
- G02C11/08—Anti-misting means, e.g. ventilating, heating; Wipers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スキー用ゴーグルに係り、殊にそのゴーグル
レンズの防雲構造に関g「る。 スキー用ゴーグルは、周知のように非常に寒冷下で使用
されるため、使用中、特に滑走を停止した際に、スキー
ヤーの体温、発汗作用等によってゴーグルレンズに曇り
が発9Eし、視野の悪化による事故を招く倶れがあった
。 そこで、このようなゴーグルレンズの曇りを防止するた
めに、従来から次のような対策が講じられている。〔1
〕 ゴーグルレンズの表面に化学的に防曇処理を施す方
法。
レンズの防雲構造に関g「る。 スキー用ゴーグルは、周知のように非常に寒冷下で使用
されるため、使用中、特に滑走を停止した際に、スキー
ヤーの体温、発汗作用等によってゴーグルレンズに曇り
が発9Eし、視野の悪化による事故を招く倶れがあった
。 そこで、このようなゴーグルレンズの曇りを防止するた
めに、従来から次のような対策が講じられている。〔1
〕 ゴーグルレンズの表面に化学的に防曇処理を施す方
法。
〔0〕ゴーグルレンズを内外2枚のレンズ板により構成
し、該ゴーグルレンズの内部空間を断熱層とする方法。 しかし、このような防雲対策には一長一短があった。即
ち、前者〔1〕の場合は、ゴーグルレンズの表面温度が
0℃程度までは、一応の防雲効果を奏するが、表面温度
が000以下となるような環境の下では、曇りの原因で
ある水滴がゴーグルレンズの表面に凍結するため、十分
な防雲効果を発揮することができなかった。また後者〔
0〕の場合には、ゴーグルレンズが2枚のレンズ板によ
り構成され、その内部空間が断熱層となっているため、
滑走停止後、発汗作用等による曇りが直ちにゴーグルレ
ンズ前面側に現われることはなく、従って前面側のレン
ズ表面温度が0℃以下の環境でも防雲効果を得ることが
できる。しかしながら、ゴーグルレンズにプラスチック
製しンズを使用した場合、滑降時の気圧変化や温度変化
によるレンズ内部空間の圧力変化によってレンズ板が変
形し、ゴーグルレンズを通じて視野に歪みが発生する欠
点があった。 つまり、スキーは激しい運動を伴うため、顔面等の安全
性を確保する必要から、破損し難い材料、例えばプラス
チック製しンズが広く使用されているが、このプラスチ
ック製しンズでは、内部空間を密閉にしておけば、例え
ば高度の高いスキー場で使用する場合、ゴーグルレンズ
の内外の圧力差が生じて、ゴーグルレンズ全体が圧縮変
形し、視界内に歪みが発生することになる。そこでゴー
グルレンズの内レンズ板にピンホール状の通気孔を穿孔
し、この通気孔を介してゴーグルレンズ内外の圧力を平
衡させることにより、ゴーグルレンズの変形を防止する
ようにしたものが既に提供されている。 しかし、このように内レンズ板に通気孔を穿孔すれば、
この通気孔を経てゴーグルレンズの内部空間に水分(雪
等)が浸入し、温度が上昇した時に、その水分が蒸発し
て各レンズ板の内側面に曇りが発生し、前述と同様にス
キー用ゴーグルとしての機能を果し得なくなる欠点があ
った。本発明はこのような従来の問題点を解消すること
を目的としたものであって、その特徴とするところは、
ゴーグルレンズを内外2枚のレンズ板により構成し、そ
の内部空間を断熱層とすると共に、内レンズ板に圧力平
衡用の通気孔を設けて成るスキー用ゴーグルにおいて、
内外レンズ板の内、少なくとも一方の外周綾部に間隔保
持用の頚斜壁部を一体形成し、この傾斜壁部に対応して
通気孔を設けて、該通気孔から内部空間への水分の浸入
を阻止しかつ空気の流動のみを許容する溌水性通気フィ
ルターを、該通気孔に対応して内レンズ板に設けた点に
ある。 以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第1
図は本発明に係るスキー用ゴーグルの最適な実施例を示
し、このスキー用ゴーグルは、ゴーグル枠1と、ゴーグ
ル枠1に連結されたゴムバンド2と、ゴーグル枠1に着
脱自在に鉄着されたゴーグルレンズ3と、ゴ−グルレン
ズ3に付設された膝水性通気フィルター4とを備えてい
る。ゴーグル枠1はビニール、ゴム等の軟質材から成り
、第2図及び第3図に示すようにレンズ隊込縁5と、顔
面当座6と、その両者間を連絡する周壁部7とから成り
、レンズ鉄込縁5にはゴーグルレンズ3が着脱自在に隊
込まれている。顔面当座6には顔面との密接度を良好な
らしめるためにスポンジ、モントプレート等の密接用材
8が貼着されている。周壁部7には上下所要箇所に複数
個の通孔9が穿孔されると共に、左右両端部に連結孔1
0が穿孔され、その各連結孔10にゴムバンド2両端の
連結具11が挿入されている。ゴーグルレンズ3は、第
3図に示すように着色透明プラスチック製のレンズ板1
2,13を内外2枚備え、その内外レンズ板12,13
間に所定の内部空間14が形成され、該内部空間14が
断熱層とされている。 即ち、内外レンズ板12,13の内、外しンズ板13は
外周縁間に間間隔保持用の傾斜壁部15を一体に有し、
この傾斜壁部15の外周側で内レンズ板12の外周部に
重合状態で接着されており、内外レンズ板12,13間
には傾斜壁部15の高さに相当する内部空間14が形成
される。従って内部空間14は一種の断熱層として機能
するので、ゴーグルレンズ3の前後間での熱伝導率が低
下し、ゴーグル枠1内部の顔面側の温度が直ちに外しン
ズ板13の前面側に現われ難くなり、滑走停止時の外し
ンズ板13表面の曇りの発生を防止できる。綾水性通気
フィルター4は内レンズ板12に形成された通気孔16
よりゴーグルレンズ3の内部空間14への水分の浸入を
阻止するためのものであって、第2図及び第3図に示す
ように通気孔16に対応して内レンズ板12に貼着され
ている。 通気孔16はピンホール状の小孔であって、内部空間1
4と外部との圧力を平衡させるための手段を構成し、こ
れは視野を制限しないようにゴーグル枠1の可及的近傍
位置に設けられている。即ち、通気孔16は内レンズ板
12の左右方向一端側において、外しンズ板13の鎖斜
壁部15対応位置に設けられており、縦水性通気フィル
ター4を付設したことによるゴーグルレンズ3全体の視
野への影響は殆んどなく、滑走上必要な最大限の視野を
確保できる。穣水性通気フィルター4は、第4図に示す
ように、ナイロン布等の通気性を持ったシート状の通気
性基材18に、連続気孔性多孔質村、例えば4弗化エチ
レン樹脂繊維層19を貼着したものである。 因みに、この4弗化エチレン樹脂繊維層19は、延伸さ
れて非常に強靭でしなやかな細かい繊維構造のもので、
多くの連続気孔を有すると共に強い綾水性を持っており
、その平均孔径、気孔率、空気流量は、次表の通りであ
る。従って、滑降等により外部気圧が上昇した場合、通
気孔16よりゴーグルレンズ3‘の内部空間14へと第
4図矢示の如く外部空気が流動し、内部空間14と外部
との圧力が平衡状態となるので、レンズ板12,13は
何等変形することはなく、視野の歪みを防止できる。 またこの時、通気孔16より内部空間84へと外部空気
を吸込むが、この吸入は通気フィルター4の4ヒ弗化エ
チレン樹脂繊維層19を介して行なわれるので、外部空
気に多量の水分が含まれていた場合、或いは通気性基材
18外面に雪等が付着している場合にも、その通気フィ
ルター4の綾水作月月によって内部空間14への水分の
侵入を阻止できる。依って圧力平衡用の通気孔16があ
るにも拘らず、ゴーグルレンズ3の内部空間14側での
曇りの発生を防止でき、常に良好な視野を確保できる。
なお通気フィルター4は、第4図に示す如く4弗化エチ
レン樹脂繊維層19が内レ)/ズ板12側となるように
して、粘着剤20‘こより該内レンズ板12に貼着され
ている。 従って通気フィルター4自体が極く薄手のシート状であ
ると共に、4弗化エチレン樹脂繊維層19が外側から通
気性基材18により保護されているので、ゴ‐−グルレ
ンズ3、取分けその内レンズ板12に付着した雪、汚れ
等を拭取る際にも、通気フィル夕…4が障害となること
はなく、清掃が容易であり、またその拭取り時に4弗化
エチレン樹脂繊維層19を損傷することもなく、長期間
にわたって所定の綾水性、換言するならば防雲効果を維
持でき、耐久性に極めて優れている。粘着剤20は通気
フィルター4の周緑部に塗布し、通気孔16の目諮りを
防止するようにしている。なお通気フィルター4は粘着
剤20で内レンズ板Q2に貼着されているので、目語り
を生じた際には、強制的に剥離して新しいものと交換す
れば良い。また通気フィルター4を貼着する場合、第4
図に示すように粘着剤20を比較的厚い層状にする等の
方法によ・り、適気フィルター4を内レンズ板12より
若干浮上がらせておけば、掃除の際に通気フィルター4
を押圧しても、通気孔16のエッジ部16aで切れるよ
うなことはなくなる。第5図は第3図の変形例を示し、
通気フィルター4が内レンズ板12の凹入部21内に装
着されたものである。 即ち、内レンズ板12には内部空間14側に凹入する円
形状の凹入部21が形成され、その凹入部21内に通気
孔16及び通気フィルター4が設けられており、掃除等
の通気フィルター4の剥離を防止する上で非常に効果的
である。また粘着剤20を使用した場合、ゴーグルレン
ズ3をゴーグル枠1に鉄込む際等に、通気フィルター4
に謀まって面万向の力を加えれば、通気フィルター4が
移動して通気孔16よりずれることが考えられるが、通
気フィルター4を凹入部21内に配置しておけば、その
ような問題も同時に解消できる。このような通気フィル
ター4の保護対策としては、第6図乃至第10図に示す
ような種々の態様がある。 第6図及び第7図は、通気フィルター4より若干大径の
環状のフィルター枠22を使用したものである。 フィルター枠22は通気フィルター4を略同○状に取囲
むようにして内レンズ板12に接着されており、またそ
の径及び高さは、指が直接通気フィルター4に接触しな
い程度の寸法である。第8図は底部23付きのフィルタ
ー枠24を使用したものであり、その底部23に通気孔
16より大径の通気孔25が形成されている。 この場合は、フィルター枠24内にフィルター収容空間
26が形成されるので、そのフィルター収容空間26内
に通気フィルター4を介在するだけで良く、特に接着等
の必要がない。従って、通気孔25の孔径を大にし、か
つ通気フィルター4としてスポンジに綾水処理を施した
もの、不織布に綾水処理を施したもの等を使用すれば、
通気フィルター4が長期間の使用で汚損し目詰りした場
合には、この通気孔25より通気フィルター4を交換す
ることもできる。通気フィルター4がシート状である場
合は、第9図に示すようにプラスチック、ゴム等から成
る弾性リング27を使用し、これに通気フィルター4を
装着しておけば、挿入時には第10図に示すように弾性
リング27を擬ることにより、通気孔25より簡単にフ
ィルター収容空間26へと簡単に挿入できる。 また挿入後は、第9図に示すように弾性リング27の復
元力によって、通気フィルター4はフィルター収容空間
26内に広がった状態におさまる。なお第8図、第9図
の何れの場合も、通気フィルター4を取り出す場合は、
ピン等により通気フィルター4を引掛けて磁気孔25よ
り引出せば良い。第11図及び第12図は通気フィルタ
ー4の他に整流弁28を併用したものを示す。 通気フィルター4はフィルター枠24の底部23内側面
に、通気孔25に対応して貼着されている。整流弁28
は外部圧力の急上昇時に紋り状態となるものであって、
ビニールシート、ゴムシート等を円形状に切抜いて成る
弁体29を有し、その弁体29はフィルター収容空間2
6内において周綾部の一部で接着剤により内レンズ板1
2に貼着されており、遊端側の揺動運動により通気孔1
6を開閉自在である。整流弁28の弁体29は、通常、
第11図に示すように通気孔16を開放した状態にあり
、従ってゴーグルレンズ3の内部空間14と外部とは、
通気孔16、フィルター収容空間26、通気孔25を介
して蓮通し同圧状態に維持され、内部空間14側への水
分の浸入のみが通気フィルター4により阻止される。 また緩やかな滑降の開始等によって外部圧力が上昇便向
をたどる場合、その変化が急激でない限り、整流弁28
の弁体29は、第1 1図に示す状態に近い関度を維持
し、通気孔16を介して内部空間14の圧力は外部と平
衡する。急滑降時には、外部気圧が急激に上昇するので
、その急激な圧力上昇によって弁体29が第13図に示
すように内レンズ板12側に押圧され、外部からの空気
は弁体29と内レンズ板12との間の僅かな隙間を経て
通気孔16から内部空間14へと入る。 つまり整流弁28が紋り状態となる。従って、整流弁2
8がなければ、外部気圧の急激な上昇時には、圧力差に
匹敵する空気が相当な流速で通気フィルター4を通過し
、その時に通気フィルター4の表面に付着した雪、水滴
等の水分が強力に吸込まれて同時に内部空間14へと浸
入する帳れがあったが、整流弁28があるので、空気は
通気フィルター4を経て億かづつ徐々に内部空間14へ
と流動し、同時に水分を吸込むことはなく、通気フィル
夕−4の綾水性能を維持し、ゴーグルレンズ3の十分な
防雲効果を確保できる。またこの時には、当然ゴーグル
レンズ3の内外に圧力差が生じるが、内部空間14は完
全な密閉状態ではなく、紋り状態にある整流弁28を介
して外部と蓮通し、外部空気を徐々に吸込んでいるので
、内外レンズ板12,13の急激な変形を防止でき、滑
降上、差程支障を生じない程度の僅かな範囲に抑えるこ
とができる。従って整流弁28を付設することにより、
急滑降用として非常に優れたものとなる。ゴーグルレン
ズ3は外しンズ板13に傾斜壁部15を設けた構造に限
定されず、例えば第14図に示すように内レンズ板12
側に傾斜壁部15を設け、この傾斜壁部15の外周側で
内外レンズ板12.13を重合接着したものであっても
良い。 なお第14図は内レンズ板12の煩斜壁部15に通気フ
ィルター4を付設している。通気フィルター4は内レン
ズ板12の外側面に装着する他、内レンズ板12の内側
面、即ち内部空間14側に装着することも十分可能であ
る。 また通気フィルター4は4弗化エチレン樹脂繊維層19
に代えてシリコン樹脂繊維層を利用したものでも良い。
以上実施例に詳述したように本発明によれば、途気孔に
対応して溌水性通気フィルターを設け、該縦水性通気フ
ィルターにより通気孔からゴーグルレンズの内部空間へ
の水分の浸入を阻止しかつ空気の流動のみを許容するよ
うにしているので、圧力平衡用の通気孔があるにも拘ら
ず、ゴーグルレンズの内部空間側での曇りの発生を防止
でき、常に良好な視界を確保できる。 また内外レンズ板の内、少なくとも一方の外周綾部に間
隔保持用の鏡斜壁部を一体形成し、この頃斜壁部に対応
して通気孔及び溌水性通気フィルターを設けているので
、綾水性通気フィルターによるゴーグルレンズ全体の視
野への影響は殆んどなく、滑走上必要な最大限の視野を
確保できる。
し、該ゴーグルレンズの内部空間を断熱層とする方法。 しかし、このような防雲対策には一長一短があった。即
ち、前者〔1〕の場合は、ゴーグルレンズの表面温度が
0℃程度までは、一応の防雲効果を奏するが、表面温度
が000以下となるような環境の下では、曇りの原因で
ある水滴がゴーグルレンズの表面に凍結するため、十分
な防雲効果を発揮することができなかった。また後者〔
0〕の場合には、ゴーグルレンズが2枚のレンズ板によ
り構成され、その内部空間が断熱層となっているため、
滑走停止後、発汗作用等による曇りが直ちにゴーグルレ
ンズ前面側に現われることはなく、従って前面側のレン
ズ表面温度が0℃以下の環境でも防雲効果を得ることが
できる。しかしながら、ゴーグルレンズにプラスチック
製しンズを使用した場合、滑降時の気圧変化や温度変化
によるレンズ内部空間の圧力変化によってレンズ板が変
形し、ゴーグルレンズを通じて視野に歪みが発生する欠
点があった。 つまり、スキーは激しい運動を伴うため、顔面等の安全
性を確保する必要から、破損し難い材料、例えばプラス
チック製しンズが広く使用されているが、このプラスチ
ック製しンズでは、内部空間を密閉にしておけば、例え
ば高度の高いスキー場で使用する場合、ゴーグルレンズ
の内外の圧力差が生じて、ゴーグルレンズ全体が圧縮変
形し、視界内に歪みが発生することになる。そこでゴー
グルレンズの内レンズ板にピンホール状の通気孔を穿孔
し、この通気孔を介してゴーグルレンズ内外の圧力を平
衡させることにより、ゴーグルレンズの変形を防止する
ようにしたものが既に提供されている。 しかし、このように内レンズ板に通気孔を穿孔すれば、
この通気孔を経てゴーグルレンズの内部空間に水分(雪
等)が浸入し、温度が上昇した時に、その水分が蒸発し
て各レンズ板の内側面に曇りが発生し、前述と同様にス
キー用ゴーグルとしての機能を果し得なくなる欠点があ
った。本発明はこのような従来の問題点を解消すること
を目的としたものであって、その特徴とするところは、
ゴーグルレンズを内外2枚のレンズ板により構成し、そ
の内部空間を断熱層とすると共に、内レンズ板に圧力平
衡用の通気孔を設けて成るスキー用ゴーグルにおいて、
内外レンズ板の内、少なくとも一方の外周綾部に間隔保
持用の頚斜壁部を一体形成し、この傾斜壁部に対応して
通気孔を設けて、該通気孔から内部空間への水分の浸入
を阻止しかつ空気の流動のみを許容する溌水性通気フィ
ルターを、該通気孔に対応して内レンズ板に設けた点に
ある。 以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第1
図は本発明に係るスキー用ゴーグルの最適な実施例を示
し、このスキー用ゴーグルは、ゴーグル枠1と、ゴーグ
ル枠1に連結されたゴムバンド2と、ゴーグル枠1に着
脱自在に鉄着されたゴーグルレンズ3と、ゴ−グルレン
ズ3に付設された膝水性通気フィルター4とを備えてい
る。ゴーグル枠1はビニール、ゴム等の軟質材から成り
、第2図及び第3図に示すようにレンズ隊込縁5と、顔
面当座6と、その両者間を連絡する周壁部7とから成り
、レンズ鉄込縁5にはゴーグルレンズ3が着脱自在に隊
込まれている。顔面当座6には顔面との密接度を良好な
らしめるためにスポンジ、モントプレート等の密接用材
8が貼着されている。周壁部7には上下所要箇所に複数
個の通孔9が穿孔されると共に、左右両端部に連結孔1
0が穿孔され、その各連結孔10にゴムバンド2両端の
連結具11が挿入されている。ゴーグルレンズ3は、第
3図に示すように着色透明プラスチック製のレンズ板1
2,13を内外2枚備え、その内外レンズ板12,13
間に所定の内部空間14が形成され、該内部空間14が
断熱層とされている。 即ち、内外レンズ板12,13の内、外しンズ板13は
外周縁間に間間隔保持用の傾斜壁部15を一体に有し、
この傾斜壁部15の外周側で内レンズ板12の外周部に
重合状態で接着されており、内外レンズ板12,13間
には傾斜壁部15の高さに相当する内部空間14が形成
される。従って内部空間14は一種の断熱層として機能
するので、ゴーグルレンズ3の前後間での熱伝導率が低
下し、ゴーグル枠1内部の顔面側の温度が直ちに外しン
ズ板13の前面側に現われ難くなり、滑走停止時の外し
ンズ板13表面の曇りの発生を防止できる。綾水性通気
フィルター4は内レンズ板12に形成された通気孔16
よりゴーグルレンズ3の内部空間14への水分の浸入を
阻止するためのものであって、第2図及び第3図に示す
ように通気孔16に対応して内レンズ板12に貼着され
ている。 通気孔16はピンホール状の小孔であって、内部空間1
4と外部との圧力を平衡させるための手段を構成し、こ
れは視野を制限しないようにゴーグル枠1の可及的近傍
位置に設けられている。即ち、通気孔16は内レンズ板
12の左右方向一端側において、外しンズ板13の鎖斜
壁部15対応位置に設けられており、縦水性通気フィル
ター4を付設したことによるゴーグルレンズ3全体の視
野への影響は殆んどなく、滑走上必要な最大限の視野を
確保できる。穣水性通気フィルター4は、第4図に示す
ように、ナイロン布等の通気性を持ったシート状の通気
性基材18に、連続気孔性多孔質村、例えば4弗化エチ
レン樹脂繊維層19を貼着したものである。 因みに、この4弗化エチレン樹脂繊維層19は、延伸さ
れて非常に強靭でしなやかな細かい繊維構造のもので、
多くの連続気孔を有すると共に強い綾水性を持っており
、その平均孔径、気孔率、空気流量は、次表の通りであ
る。従って、滑降等により外部気圧が上昇した場合、通
気孔16よりゴーグルレンズ3‘の内部空間14へと第
4図矢示の如く外部空気が流動し、内部空間14と外部
との圧力が平衡状態となるので、レンズ板12,13は
何等変形することはなく、視野の歪みを防止できる。 またこの時、通気孔16より内部空間84へと外部空気
を吸込むが、この吸入は通気フィルター4の4ヒ弗化エ
チレン樹脂繊維層19を介して行なわれるので、外部空
気に多量の水分が含まれていた場合、或いは通気性基材
18外面に雪等が付着している場合にも、その通気フィ
ルター4の綾水作月月によって内部空間14への水分の
侵入を阻止できる。依って圧力平衡用の通気孔16があ
るにも拘らず、ゴーグルレンズ3の内部空間14側での
曇りの発生を防止でき、常に良好な視野を確保できる。
なお通気フィルター4は、第4図に示す如く4弗化エチ
レン樹脂繊維層19が内レ)/ズ板12側となるように
して、粘着剤20‘こより該内レンズ板12に貼着され
ている。 従って通気フィルター4自体が極く薄手のシート状であ
ると共に、4弗化エチレン樹脂繊維層19が外側から通
気性基材18により保護されているので、ゴ‐−グルレ
ンズ3、取分けその内レンズ板12に付着した雪、汚れ
等を拭取る際にも、通気フィル夕…4が障害となること
はなく、清掃が容易であり、またその拭取り時に4弗化
エチレン樹脂繊維層19を損傷することもなく、長期間
にわたって所定の綾水性、換言するならば防雲効果を維
持でき、耐久性に極めて優れている。粘着剤20は通気
フィルター4の周緑部に塗布し、通気孔16の目諮りを
防止するようにしている。なお通気フィルター4は粘着
剤20で内レンズ板Q2に貼着されているので、目語り
を生じた際には、強制的に剥離して新しいものと交換す
れば良い。また通気フィルター4を貼着する場合、第4
図に示すように粘着剤20を比較的厚い層状にする等の
方法によ・り、適気フィルター4を内レンズ板12より
若干浮上がらせておけば、掃除の際に通気フィルター4
を押圧しても、通気孔16のエッジ部16aで切れるよ
うなことはなくなる。第5図は第3図の変形例を示し、
通気フィルター4が内レンズ板12の凹入部21内に装
着されたものである。 即ち、内レンズ板12には内部空間14側に凹入する円
形状の凹入部21が形成され、その凹入部21内に通気
孔16及び通気フィルター4が設けられており、掃除等
の通気フィルター4の剥離を防止する上で非常に効果的
である。また粘着剤20を使用した場合、ゴーグルレン
ズ3をゴーグル枠1に鉄込む際等に、通気フィルター4
に謀まって面万向の力を加えれば、通気フィルター4が
移動して通気孔16よりずれることが考えられるが、通
気フィルター4を凹入部21内に配置しておけば、その
ような問題も同時に解消できる。このような通気フィル
ター4の保護対策としては、第6図乃至第10図に示す
ような種々の態様がある。 第6図及び第7図は、通気フィルター4より若干大径の
環状のフィルター枠22を使用したものである。 フィルター枠22は通気フィルター4を略同○状に取囲
むようにして内レンズ板12に接着されており、またそ
の径及び高さは、指が直接通気フィルター4に接触しな
い程度の寸法である。第8図は底部23付きのフィルタ
ー枠24を使用したものであり、その底部23に通気孔
16より大径の通気孔25が形成されている。 この場合は、フィルター枠24内にフィルター収容空間
26が形成されるので、そのフィルター収容空間26内
に通気フィルター4を介在するだけで良く、特に接着等
の必要がない。従って、通気孔25の孔径を大にし、か
つ通気フィルター4としてスポンジに綾水処理を施した
もの、不織布に綾水処理を施したもの等を使用すれば、
通気フィルター4が長期間の使用で汚損し目詰りした場
合には、この通気孔25より通気フィルター4を交換す
ることもできる。通気フィルター4がシート状である場
合は、第9図に示すようにプラスチック、ゴム等から成
る弾性リング27を使用し、これに通気フィルター4を
装着しておけば、挿入時には第10図に示すように弾性
リング27を擬ることにより、通気孔25より簡単にフ
ィルター収容空間26へと簡単に挿入できる。 また挿入後は、第9図に示すように弾性リング27の復
元力によって、通気フィルター4はフィルター収容空間
26内に広がった状態におさまる。なお第8図、第9図
の何れの場合も、通気フィルター4を取り出す場合は、
ピン等により通気フィルター4を引掛けて磁気孔25よ
り引出せば良い。第11図及び第12図は通気フィルタ
ー4の他に整流弁28を併用したものを示す。 通気フィルター4はフィルター枠24の底部23内側面
に、通気孔25に対応して貼着されている。整流弁28
は外部圧力の急上昇時に紋り状態となるものであって、
ビニールシート、ゴムシート等を円形状に切抜いて成る
弁体29を有し、その弁体29はフィルター収容空間2
6内において周綾部の一部で接着剤により内レンズ板1
2に貼着されており、遊端側の揺動運動により通気孔1
6を開閉自在である。整流弁28の弁体29は、通常、
第11図に示すように通気孔16を開放した状態にあり
、従ってゴーグルレンズ3の内部空間14と外部とは、
通気孔16、フィルター収容空間26、通気孔25を介
して蓮通し同圧状態に維持され、内部空間14側への水
分の浸入のみが通気フィルター4により阻止される。 また緩やかな滑降の開始等によって外部圧力が上昇便向
をたどる場合、その変化が急激でない限り、整流弁28
の弁体29は、第1 1図に示す状態に近い関度を維持
し、通気孔16を介して内部空間14の圧力は外部と平
衡する。急滑降時には、外部気圧が急激に上昇するので
、その急激な圧力上昇によって弁体29が第13図に示
すように内レンズ板12側に押圧され、外部からの空気
は弁体29と内レンズ板12との間の僅かな隙間を経て
通気孔16から内部空間14へと入る。 つまり整流弁28が紋り状態となる。従って、整流弁2
8がなければ、外部気圧の急激な上昇時には、圧力差に
匹敵する空気が相当な流速で通気フィルター4を通過し
、その時に通気フィルター4の表面に付着した雪、水滴
等の水分が強力に吸込まれて同時に内部空間14へと浸
入する帳れがあったが、整流弁28があるので、空気は
通気フィルター4を経て億かづつ徐々に内部空間14へ
と流動し、同時に水分を吸込むことはなく、通気フィル
夕−4の綾水性能を維持し、ゴーグルレンズ3の十分な
防雲効果を確保できる。またこの時には、当然ゴーグル
レンズ3の内外に圧力差が生じるが、内部空間14は完
全な密閉状態ではなく、紋り状態にある整流弁28を介
して外部と蓮通し、外部空気を徐々に吸込んでいるので
、内外レンズ板12,13の急激な変形を防止でき、滑
降上、差程支障を生じない程度の僅かな範囲に抑えるこ
とができる。従って整流弁28を付設することにより、
急滑降用として非常に優れたものとなる。ゴーグルレン
ズ3は外しンズ板13に傾斜壁部15を設けた構造に限
定されず、例えば第14図に示すように内レンズ板12
側に傾斜壁部15を設け、この傾斜壁部15の外周側で
内外レンズ板12.13を重合接着したものであっても
良い。 なお第14図は内レンズ板12の煩斜壁部15に通気フ
ィルター4を付設している。通気フィルター4は内レン
ズ板12の外側面に装着する他、内レンズ板12の内側
面、即ち内部空間14側に装着することも十分可能であ
る。 また通気フィルター4は4弗化エチレン樹脂繊維層19
に代えてシリコン樹脂繊維層を利用したものでも良い。
以上実施例に詳述したように本発明によれば、途気孔に
対応して溌水性通気フィルターを設け、該縦水性通気フ
ィルターにより通気孔からゴーグルレンズの内部空間へ
の水分の浸入を阻止しかつ空気の流動のみを許容するよ
うにしているので、圧力平衡用の通気孔があるにも拘ら
ず、ゴーグルレンズの内部空間側での曇りの発生を防止
でき、常に良好な視界を確保できる。 また内外レンズ板の内、少なくとも一方の外周綾部に間
隔保持用の鏡斜壁部を一体形成し、この頃斜壁部に対応
して通気孔及び溌水性通気フィルターを設けているので
、綾水性通気フィルターによるゴーグルレンズ全体の視
野への影響は殆んどなく、滑走上必要な最大限の視野を
確保できる。
図面は本発明の実施例を例示するものであって、第1図
乃至第4図は本発明の第1実施例を示し、第1図は全体
の斜視図、第2図は右半分の縦断背面図、第3図は第2
図のm−m三三視拡大断面図、第4図は第3図の要部拡
大図、第5図は第2実施例を示す菱部断面図、第6図は
第3実施例を示す姿部断面図、第?図は第6図の肌一肌
矢視図、第8図は第4実施例を示す要部断面図、第9図
は第5実施例を示す要部断面図、第10図は同通気フィ
ルター挿入法を示す斜視図、第11図は第6実施例を示
す要部断面図、第12図は第11図の皿一柳矢視断面図
、第13図は同吸入作用を示す要部断面図、第14図は
第7実施例を示す要部断面図である。 1……ゴーグル枠、3……ゴーグルレンズ、4・…・・
溌水性通気フィルター、12,13・・・・.・レンズ
板、14・・・・・・内部空間、15・・・・・・傾斜
壁部、16・・・・・・通気孔、18・・・・・・通気
性基材、19・・・・・・4弗化エチレン樹脂繊維層、
22……フィルター枠、28・・・・・・整流弁。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図
乃至第4図は本発明の第1実施例を示し、第1図は全体
の斜視図、第2図は右半分の縦断背面図、第3図は第2
図のm−m三三視拡大断面図、第4図は第3図の要部拡
大図、第5図は第2実施例を示す菱部断面図、第6図は
第3実施例を示す姿部断面図、第?図は第6図の肌一肌
矢視図、第8図は第4実施例を示す要部断面図、第9図
は第5実施例を示す要部断面図、第10図は同通気フィ
ルター挿入法を示す斜視図、第11図は第6実施例を示
す要部断面図、第12図は第11図の皿一柳矢視断面図
、第13図は同吸入作用を示す要部断面図、第14図は
第7実施例を示す要部断面図である。 1……ゴーグル枠、3……ゴーグルレンズ、4・…・・
溌水性通気フィルター、12,13・・・・.・レンズ
板、14・・・・・・内部空間、15・・・・・・傾斜
壁部、16・・・・・・通気孔、18・・・・・・通気
性基材、19・・・・・・4弗化エチレン樹脂繊維層、
22……フィルター枠、28・・・・・・整流弁。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ゴーグルレンズを内外2枚のレンズ板により構成し
、その内部空間を断熱層とすると共に、内レンズ板に圧
力平衡用の通気孔を設けて成るスキー用ゴーグルにおい
て、内外レンズ板の内、少なくとも一方の外周縁部に間
隔保持用の傾斜壁部を一体形成し、この傾斜壁部に対応
して通気孔を設け、該通気孔から内部空間への水分の浸
入を阻止しかつ空気の流動のみを許容する撥水性通気フ
イルターを、該通気孔に対応して内レンズ板に設けたこ
とを特徴とするスキー用ゴーグル。 2 撥水性通気フイルターが、シート状の通気性基材と
、これに貼着された連続気孔性多孔質の4弗化エチレン
樹脂繊維層とを具備することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のスキー用ゴーグル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3959780A JPS6018967B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | スキ−用ゴ−グル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3959780A JPS6018967B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | スキ−用ゴ−グル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56133716A JPS56133716A (en) | 1981-10-20 |
| JPS6018967B2 true JPS6018967B2 (ja) | 1985-05-14 |
Family
ID=12557512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3959780A Expired JPS6018967B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | スキ−用ゴ−グル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018967B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS599325U (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-21 | 山口 忠通 | サ−フイン用などのサングラス |
| US5191364A (en) * | 1989-09-11 | 1993-03-02 | Kopfer Rudolph J | Protective eyewear for use in sports and the like |
| JPH0475019A (ja) * | 1990-07-17 | 1992-03-10 | Shiiretsukusu Kk | アイガード眼鏡 |
| US6641263B2 (en) | 2001-08-14 | 2003-11-04 | Joel William Olney | Sunglasses with removable sealing member |
| US6550914B1 (en) | 2001-10-26 | 2003-04-22 | Pan-Optx, Inc. | Eyewear with filtered ventilation |
| US7036927B2 (en) | 2004-04-08 | 2006-05-02 | Kopfer Rudolph J | Face foam free protective eyewear with inner liner and vent |
| USD616915S1 (en) | 2009-12-02 | 2010-06-01 | Sperian Eye & Face Protection, Inc. | Safety goggle |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP3959780A patent/JPS6018967B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56133716A (en) | 1981-10-20 |
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