JPS6019149B2 - サイリスタ - Google Patents
サイリスタInfo
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- JPS6019149B2 JPS6019149B2 JP54103167A JP10316779A JPS6019149B2 JP S6019149 B2 JPS6019149 B2 JP S6019149B2 JP 54103167 A JP54103167 A JP 54103167A JP 10316779 A JP10316779 A JP 10316779A JP S6019149 B2 JPS6019149 B2 JP S6019149B2
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- JP
- Japan
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- layer
- type
- concentration
- thyristor
- base layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/13—Semiconductor regions connected to electrodes carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. source or drain regions
- H10D62/141—Anode or cathode regions of thyristors; Collector or emitter regions of gated bipolar-mode devices, e.g. of IGBTs
- H10D62/148—Cathode regions of thyristors
Landscapes
- Thyristors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はサィリスタに係り、特に電力制御に好適な高耐
圧・大電流サィリス外こ関するものである。
圧・大電流サィリス外こ関するものである。
一般にサィリスタは、隣接する層間にpn接合を形成す
るように交互に導電型の異なる連続したpnpnの4層
構造を有する半導体基体と、半導体基体の両外側のp層
及びn層にオーミック接触した1対の主電極と、主電極
間を非導通状態から導適状態に変換するための電気的、
光学的等のトリガー手段とを具備した構成となっている
。
るように交互に導電型の異なる連続したpnpnの4層
構造を有する半導体基体と、半導体基体の両外側のp層
及びn層にオーミック接触した1対の主電極と、主電極
間を非導通状態から導適状態に変換するための電気的、
光学的等のトリガー手段とを具備した構成となっている
。
その一典型を図面により説明する。
一般的な製法に従って、n型半導体ウェハを出発素材と
して、拡散によりp型層を形成するものと仮定する。第
1図において半導体基体10は、半導体基体10の一方
の主表面101に露出するp型ェミツ夕層1,p型ェミ
ツタ層1に隣接するn型ベース層2,n型ベース層2に
隣接するp型ベース層3,およびp型ベース層3に隣接
し、p型ベース層3と共に半導体基体10の他方の主表
面102に露出するn型ェミッタ層4から構成されてい
る。そしてp型ェミッタ層1とn型ベース層2の間、n
型ベース層2とp型ベース層3の間、及びp型ベース層
3とn型ェミッタ層4の間には、それぞれpn接合J,
,J2及びJ3が形成されている。
して、拡散によりp型層を形成するものと仮定する。第
1図において半導体基体10は、半導体基体10の一方
の主表面101に露出するp型ェミツ夕層1,p型ェミ
ツタ層1に隣接するn型ベース層2,n型ベース層2に
隣接するp型ベース層3,およびp型ベース層3に隣接
し、p型ベース層3と共に半導体基体10の他方の主表
面102に露出するn型ェミッタ層4から構成されてい
る。そしてp型ェミッタ層1とn型ベース層2の間、n
型ベース層2とp型ベース層3の間、及びp型ベース層
3とn型ェミッタ層4の間には、それぞれpn接合J,
,J2及びJ3が形成されている。
半導体基体10の一方の主表面101上、他方の主表面
102上で少くともn型ェミッタ層4の露出部及び他方
の主表面102上でp型ベース層3の露出部の一部には
、それぞれ1対の主電極及びトリガー信号付与手段、即
ちアノード電極5,カソード電極6及びゲート電極7が
形成されている。n型ェミッタ層4とp型ベース層3と
は、領域8において、カソード電極6によって部分的に
短絡されており、いわゆる短絡ヱミッタ構造となつてい
る。第2図は、従来の電力用高耐圧サィリスタの、pn
pn部分における不純物濃度分布の一例を示す。
102上で少くともn型ェミッタ層4の露出部及び他方
の主表面102上でp型ベース層3の露出部の一部には
、それぞれ1対の主電極及びトリガー信号付与手段、即
ちアノード電極5,カソード電極6及びゲート電極7が
形成されている。n型ェミッタ層4とp型ベース層3と
は、領域8において、カソード電極6によって部分的に
短絡されており、いわゆる短絡ヱミッタ構造となつてい
る。第2図は、従来の電力用高耐圧サィリスタの、pn
pn部分における不純物濃度分布の一例を示す。
p型ェミッタ層1の半導体基体表面101付近では、ア
ノード電極5と良いオーミック接触をとるためと、導適
状態で多量のホールをn型ベース層2に注入するために
、不純物濃度が高くなっている。この種サィリスタは、
主電極5,6間に、アノード側を正、カソード側を負と
して、通常順方向耐圧と呼ばれる限界電圧以下の順方向
電圧を印加した場合は阻止状態を保ち、ゲート電極等の
トリガー手段によってトリガー信号を付与すると導適状
態に移行する。
ノード電極5と良いオーミック接触をとるためと、導適
状態で多量のホールをn型ベース層2に注入するために
、不純物濃度が高くなっている。この種サィリスタは、
主電極5,6間に、アノード側を正、カソード側を負と
して、通常順方向耐圧と呼ばれる限界電圧以下の順方向
電圧を印加した場合は阻止状態を保ち、ゲート電極等の
トリガー手段によってトリガー信号を付与すると導適状
態に移行する。
サィリスタは、このように、オン(導通状態)、オフ(
阻止状態)のスイッチ機能を有するものであるから、阻
止状態では耐圧が高く、かつ漏れ電流が小さく、導適状
態では電圧降下(オン電圧)が低く、さらにスイッチン
グ速度の速いもの理性能が良いといえる。
阻止状態)のスイッチ機能を有するものであるから、阻
止状態では耐圧が高く、かつ漏れ電流が小さく、導適状
態では電圧降下(オン電圧)が低く、さらにスイッチン
グ速度の速いもの理性能が良いといえる。
良く知られているように、日頃阻止状態での漏れ電流n
‘ま11二MIg/{1一M(Q,十Q2 )}で表わ
される。
‘ま11二MIg/{1一M(Q,十Q2 )}で表わ
される。
ここで1gは逆バイアスされたJ2接合の空乏層で生成
されるキャリャによる電流、Mは雪崩増倍係数、Q,は
pnpトランジスタ部分の電流増幅率、Q2 はnpn
トランジスタ部分の電流増幅率である。順方向耐圧VB
Oは、M(Q,十Q2)が1となるときのアノード・カ
ソード間印加電圧である。このことから、漏れ電流を小
さく、また耐圧を高くするには、M及び(Q,十Q2)
を小さくすればよいことがわかる。電力用サィリスタで
は、通常、第1図に示す短絡ェミッタ構造等によって、
小電流レベルにおけるn型ェミツタ層4からの電子注入
をおさえるようにしてあるので、一般にQ2 はQ,
に比べて小さく、電流増幅率としてはQ,が支配的であ
る。
されるキャリャによる電流、Mは雪崩増倍係数、Q,は
pnpトランジスタ部分の電流増幅率、Q2 はnpn
トランジスタ部分の電流増幅率である。順方向耐圧VB
Oは、M(Q,十Q2)が1となるときのアノード・カ
ソード間印加電圧である。このことから、漏れ電流を小
さく、また耐圧を高くするには、M及び(Q,十Q2)
を小さくすればよいことがわかる。電力用サィリスタで
は、通常、第1図に示す短絡ェミッタ構造等によって、
小電流レベルにおけるn型ェミツタ層4からの電子注入
をおさえるようにしてあるので、一般にQ2 はQ,
に比べて小さく、電流増幅率としてはQ,が支配的であ
る。
そこで、阻止特性を良くするには、n型ベース層2の抵
抗率を高くし、pn接合J2接合での電界を弱めて係数
Mを小さくすると共に、pnpトランジスタ部分の電流
増幅率Q,を小さくすることが大切である。電流増幅率
Q,は、p型ェミッタ層1からn型ベース層2へのホー
ルの注入効率y,とn型べ−ス層2でのホールの輸送効
率8,との積8,y,で与えられる。
抗率を高くし、pn接合J2接合での電界を弱めて係数
Mを小さくすると共に、pnpトランジスタ部分の電流
増幅率Q,を小さくすることが大切である。電流増幅率
Q,は、p型ェミッタ層1からn型ベース層2へのホー
ルの注入効率y,とn型べ−ス層2でのホールの輸送効
率8,との積8,y,で与えられる。
8,は、p型ェミッタ層1から注入されたホールのうち
どれだけの割合のものがpn接合J2の空乏層に到達す
るかを表すものである。
どれだけの割合のものがpn接合J2の空乏層に到達す
るかを表すものである。
即ち、ホールがn型ベース層2の空乏化されていない領
域を通過して、どれだけの量が再結合で消滅することな
いこ空乏層に達するかを表わすものである。従ってn型
ベース層2の厚さが厚い程3,は小さくなる。この観点
から、従来は、サィリスタの高耐圧化に当ってはn型ベ
ース層を十分に厚くする方策が取られていた。
域を通過して、どれだけの量が再結合で消滅することな
いこ空乏層に達するかを表わすものである。従ってn型
ベース層2の厚さが厚い程3,は小さくなる。この観点
から、従来は、サィリスタの高耐圧化に当ってはn型ベ
ース層を十分に厚くする方策が取られていた。
しかし、n型ベース層を厚くすると、‘1’ n型ベー
ス層の抵抗が大きくなってオン電圧が増大する。
ス層の抵抗が大きくなってオン電圧が増大する。
‘2} n型ベース層の抵抗が注入キャリャで変調され
るのに時間がかかるために、ターンオン時間が長くなる
、さらに【3} n型ベース層に蓄積されるキャリャ量
が多くなるのでターンオフ時間が長くなる。
るのに時間がかかるために、ターンオン時間が長くなる
、さらに【3} n型ベース層に蓄積されるキャリャ量
が多くなるのでターンオフ時間が長くなる。
といった特性上重大な欠点が生ずる。
このため、オン特性、スイッチング特性を良好に保つた
ままサィリスタを高耐圧化することは従来困難であった
。本発明の目的は、上記の欠点を除去した新規な高耐圧
サィリス夕を提供することであり、その特徴とするとこ
ろは、ェミッタ層の構造を規定することにより注入効率
を小さくして、電流増幅率を小さくし、これにより、ベ
ース層を厚くすることなしに高耐圧化をはかる点にある
。
ままサィリスタを高耐圧化することは従来困難であった
。本発明の目的は、上記の欠点を除去した新規な高耐圧
サィリス夕を提供することであり、その特徴とするとこ
ろは、ェミッタ層の構造を規定することにより注入効率
を小さくして、電流増幅率を小さくし、これにより、ベ
ース層を厚くすることなしに高耐圧化をはかる点にある
。
本発明によるサィリスタの特徴とするところをさらに具
体的に言えば、2つの中間ベース層のうち低不純物濃度
を有するベース層に隣接し、半導体基板の一方の主表面
に露出するェミッ夕層の不純物濃度分布が、前記一方の
主表面からの深さが大きく低濃度である部分と、半導体
中に不純物として入った場合に該ェミッタと同じ導亀型
を与える金属等と半導体とを合金化した際に生ずる再結
晶層により形成され、前記一方の表面からの深さの小さ
い高濃度部分とから成り、低濃度部分の最大濃度が1.
5×1び6aめms/の以下、かつ低濃度部分と高濃度
部分の境界からpn接合までの深さが60仏m以上とな
るようにした点にある。以上の構成によりサィリスタの
高耐圧化をはかれることを、本発明者らの実験結果をも
とに、図面により説明する。
体的に言えば、2つの中間ベース層のうち低不純物濃度
を有するベース層に隣接し、半導体基板の一方の主表面
に露出するェミッ夕層の不純物濃度分布が、前記一方の
主表面からの深さが大きく低濃度である部分と、半導体
中に不純物として入った場合に該ェミッタと同じ導亀型
を与える金属等と半導体とを合金化した際に生ずる再結
晶層により形成され、前記一方の表面からの深さの小さ
い高濃度部分とから成り、低濃度部分の最大濃度が1.
5×1び6aめms/の以下、かつ低濃度部分と高濃度
部分の境界からpn接合までの深さが60仏m以上とな
るようにした点にある。以上の構成によりサィリスタの
高耐圧化をはかれることを、本発明者らの実験結果をも
とに、図面により説明する。
問題となるェミッタ層の導電型はp型でもn型でも同じ
なので、p型ェミッタについて説明する。第3図は、本
発明によるサイリスタのp型ェミッタ層の不純物濃度分
布の模式図の一例である。
なので、p型ェミッタについて説明する。第3図は、本
発明によるサイリスタのp型ェミッタ層の不純物濃度分
布の模式図の一例である。
本発明のようにェミッタ層表面の高濃度層を合金法で形
成すると、高濃度部分と低濃度部分の境界は、一般に図
のように段階状になる。ここで、図に示すように、低濃
度部分の最大濃度をN,高濃度部分の厚をZ,高濃度部
分と低濃度部分の境界からpn接合J,までの距離をW
とする。第4図に、順方向耐圧VBとWの関係を示す。
成すると、高濃度部分と低濃度部分の境界は、一般に図
のように段階状になる。ここで、図に示すように、低濃
度部分の最大濃度をN,高濃度部分の厚をZ,高濃度部
分と低濃度部分の境界からpn接合J,までの距離をW
とする。第4図に、順方向耐圧VBとWの関係を示す。
ここでの順方向耐圧は高温(125qo)での漏れ電流
密度を3mA/塊に制限したときの電圧であり、前述の
サィリスタが非導適状態から導適状態へ移行する電圧V
Boよりも低い。前記VBは、素子の信頼性の面から、
素子の実質的な順方向耐圧を与えるものである。図から
わかるように、Wを4・さくすると耐圧VBも低くなる
。
密度を3mA/塊に制限したときの電圧であり、前述の
サィリスタが非導適状態から導適状態へ移行する電圧V
Boよりも低い。前記VBは、素子の信頼性の面から、
素子の実質的な順方向耐圧を与えるものである。図から
わかるように、Wを4・さくすると耐圧VBも低くなる
。
これは、ェミッタPEの高濃度部分がpn接合に近いと
、低濃度部分からn型ベース層へのホール注入の外にホ
ールを多量に有する高濃度部分からもホールがn型ベー
ス層に注入されるため、pn接合J,からn型ベース層
へのホール注入が増し、ッ,が大きくなって電流増幅率
Q,が大きくなるからである。Wが大きくなり、高濃度
部分がpn接合J,から遠くなるに従って高濃度部分の
影響が弱くなり、Wが60〆mを超えると高濃度部分の
影響がなくなって、VBが一定の高いに保たれる。即ち
、Wを60仏m以上とすることによって、耐圧が高く、
かつエッチングのばらつき等でWが多少ばらついても、
耐圧のばらつきの少し、サィリスタを得ることができる
。
、低濃度部分からn型ベース層へのホール注入の外にホ
ールを多量に有する高濃度部分からもホールがn型ベー
ス層に注入されるため、pn接合J,からn型ベース層
へのホール注入が増し、ッ,が大きくなって電流増幅率
Q,が大きくなるからである。Wが大きくなり、高濃度
部分がpn接合J,から遠くなるに従って高濃度部分の
影響が弱くなり、Wが60〆mを超えると高濃度部分の
影響がなくなって、VBが一定の高いに保たれる。即ち
、Wを60仏m以上とすることによって、耐圧が高く、
かつエッチングのばらつき等でWが多少ばらついても、
耐圧のばらつきの少し、サィリスタを得ることができる
。
ただし、Wを不必要に大きくするとオン電圧が高くなる
ので好ましくない。Wの上限としては200〜250山
m以下とすることが好ましい。本発明のようにェミッタ
層表面の高濃度部分を合金による再結晶層により形成す
ると、高濃度部分と低濃度部分の境界付近のキャリャラ
ィフタィムが短くなるため、、低注入時の高濃度部分か
らのホール注入がさえられる。
ので好ましくない。Wの上限としては200〜250山
m以下とすることが好ましい。本発明のようにェミッタ
層表面の高濃度部分を合金による再結晶層により形成す
ると、高濃度部分と低濃度部分の境界付近のキャリャラ
ィフタィムが短くなるため、、低注入時の高濃度部分か
らのホール注入がさえられる。
このため、高濃度部分を拡散等で形成する場合に比べて
低濃度部分の厚さWの下限を小さくすることができ、低
濃度部分形成のプロセス自由度が増えるという効果があ
る。第5図は順方向耐圧VBとェミッタ層の低濃度部分
の最大濃度Nとの関係を示す図である。
低濃度部分の厚さWの下限を小さくすることができ、低
濃度部分形成のプロセス自由度が増えるという効果があ
る。第5図は順方向耐圧VBとェミッタ層の低濃度部分
の最大濃度Nとの関係を示す図である。
Wが60仏m以上のとき、第5図に示す関係はWに依ら
なかった。低濃度部分の最大濃度Nが小さくなると、ェ
ミツタ層からのホール注入効率y,が小さくなり、図の
ように耐圧VBが上がる。この効果はNが1.5×1び
6atoms/嫌以下の範囲で現われ、Nが1×1び6
atoms/が以下になると効果が顕著になることが図
から明らかである。この傾向は、Wが60山m以上であ
ればほとんど変化しない。従って、不純物濃度Nを1.
5×1び6atoms/が以下、好ましくは1×1び6
atoms/倣以下とすれば、ェミッタ層の注入効率を
小さくして耐圧を上げるという本発明の効果を得ること
ができる。このとき、不純物濃度Nの最小値は、ェミッ
タ層の低濃度部分を拡散で形成するときには必然的に隣
援するベース層の濃度以上になり、また、他の方法、例
えばェピタキシャル生長により形成するようなときには
、製造技術の制限で決まる。また、今問題にしているェ
ミツタ層と隣接ベースの間のpn接合で逆耐圧をもたせ
る場合には、Nの下限値を、ェミッタ層側の空乏層が高
濃度部分まで伸びない程度におさえることが、素子表面
での電界強度を弱めて表面でのブレークダウンをおさえ
るために望ましい。以下、本発明の一実施例を説明する
。抵抗率が200〜3000弧,厚さ約900ムmのn
型シリコン単結晶ゥェハを出発材料とし、この両面から
1250qoで約4■時間アルミニウムを拡散し、深さ
約120仏mの低濃度p型拡散層を形成した。
なかった。低濃度部分の最大濃度Nが小さくなると、ェ
ミツタ層からのホール注入効率y,が小さくなり、図の
ように耐圧VBが上がる。この効果はNが1.5×1び
6atoms/嫌以下の範囲で現われ、Nが1×1び6
atoms/が以下になると効果が顕著になることが図
から明らかである。この傾向は、Wが60山m以上であ
ればほとんど変化しない。従って、不純物濃度Nを1.
5×1び6atoms/が以下、好ましくは1×1び6
atoms/倣以下とすれば、ェミッタ層の注入効率を
小さくして耐圧を上げるという本発明の効果を得ること
ができる。このとき、不純物濃度Nの最小値は、ェミッ
タ層の低濃度部分を拡散で形成するときには必然的に隣
援するベース層の濃度以上になり、また、他の方法、例
えばェピタキシャル生長により形成するようなときには
、製造技術の制限で決まる。また、今問題にしているェ
ミツタ層と隣接ベースの間のpn接合で逆耐圧をもたせ
る場合には、Nの下限値を、ェミッタ層側の空乏層が高
濃度部分まで伸びない程度におさえることが、素子表面
での電界強度を弱めて表面でのブレークダウンをおさえ
るために望ましい。以下、本発明の一実施例を説明する
。抵抗率が200〜3000弧,厚さ約900ムmのn
型シリコン単結晶ゥェハを出発材料とし、この両面から
1250qoで約4■時間アルミニウムを拡散し、深さ
約120仏mの低濃度p型拡散層を形成した。
次に、ウェハの両面をそれぞれ約20〆mエッチング除
去し、ウェハの片面から燐を1100午0で選択拡散し
て厚さ7〜10umのn型ェミツタ層を形成した。さら
にウェハのn型ェミツタ層と反対側の表面にアルミニウ
ムを約20仏mの厚さに蒸着し、このアルミニウム膜を
介してタングステン板のアノード電極を730℃,約2
0分間の熱処理によりウェハに合金接着した。
去し、ウェハの片面から燐を1100午0で選択拡散し
て厚さ7〜10umのn型ェミツタ層を形成した。さら
にウェハのn型ェミツタ層と反対側の表面にアルミニウ
ムを約20仏mの厚さに蒸着し、このアルミニウム膜を
介してタングステン板のアノード電極を730℃,約2
0分間の熱処理によりウェハに合金接着した。
これにより、合金接着した側のウェハ表面に不純物濃度
約1×1びもtoms/の,厚さ約3山mの高濃度p型
層ができた。次に、ウェハのn型ェミッタ層がある側の
表面上に、アルミニウムを所定の形状に蒸着してカソー
ド電極及びゲート電極とした。さらにウェハ端面を所定
の形状に形成し、素子を完成した。この素子のn型ベー
ス厚さは約650仏mであり、p型ヱミッタ層の不純物
濃度分布は第6図に示すとおりであった。
約1×1びもtoms/の,厚さ約3山mの高濃度p型
層ができた。次に、ウェハのn型ェミッタ層がある側の
表面上に、アルミニウムを所定の形状に蒸着してカソー
ド電極及びゲート電極とした。さらにウェハ端面を所定
の形状に形成し、素子を完成した。この素子のn型ベー
ス厚さは約650仏mであり、p型ヱミッタ層の不純物
濃度分布は第6図に示すとおりであった。
本実施例のサィリスタの特性は、順方向の高温耐圧が4
.2kv,オン電圧が2.0V,ターンオン時間が約4
ムs,ターンオフ時間は200〃s以下であつた。
.2kv,オン電圧が2.0V,ターンオン時間が約4
ムs,ターンオフ時間は200〃s以下であつた。
これと比較するために、p型ェミッタ層の低濃度部分の
最大濃度を3×1び7atoms/地とした従来型のサ
ィリスタでは、本実施例と同じ4.2kvの高温耐圧を
得るのに要するn型ベース層の厚さが約800山mとな
り、このとき、オン電圧が約2.3V,ターンオン時間
が約7仏s,夕−ンオフ時間が約300仏sであった。
最大濃度を3×1び7atoms/地とした従来型のサ
ィリスタでは、本実施例と同じ4.2kvの高温耐圧を
得るのに要するn型ベース層の厚さが約800山mとな
り、このとき、オン電圧が約2.3V,ターンオン時間
が約7仏s,夕−ンオフ時間が約300仏sであった。
このように、本実施例のサィリスタでは、導通特性及び
スイッチング特性が良好で、かつ高耐圧の素子が得られ
た。以上の実施例では、アノード電極金属板をウェハに
接着する例を述べたが、本発明はそのような合に限られ
るものではなく、例えば蒸着等でアルミニウム膜を付着
したゥヱハに金属板を接着することなく熱処理を加えて
アルミニウムとウェハ面を合金化し、そのときに生じる
再結晶層をェミッタ表面の高濃度部分としても良い。さ
らに、合金化する膜を蒸着等でウェハに付着させず、金
属薄膜とゥェハを接触させて熱処理し、合金化しても良
い。
スイッチング特性が良好で、かつ高耐圧の素子が得られ
た。以上の実施例では、アノード電極金属板をウェハに
接着する例を述べたが、本発明はそのような合に限られ
るものではなく、例えば蒸着等でアルミニウム膜を付着
したゥヱハに金属板を接着することなく熱処理を加えて
アルミニウムとウェハ面を合金化し、そのときに生じる
再結晶層をェミッタ表面の高濃度部分としても良い。さ
らに、合金化する膜を蒸着等でウェハに付着させず、金
属薄膜とゥェハを接触させて熱処理し、合金化しても良
い。
要するに、合金化により再結晶層を生ずる方法でさえあ
れば、どのような方法でも本発明に適用できる。また、
合金化する膜もアルミニウムに限ることなく、例えばN
−Si共晶のように合金化して半導体ウェハ中に入った
とき、ェミッタ層と同じ導電型を与えるものなら何でも
良い。本発明は、第3図や第6図に示されたように、p
型ェミッタ層の低濃度部分の濃度最大になる位置が、高
濃度部分と低濃度部分の境界に位置するものに限られず
、第7図に示すように低濃度部分内に濃度最大の位置が
あるものにも適用可能である。
れば、どのような方法でも本発明に適用できる。また、
合金化する膜もアルミニウムに限ることなく、例えばN
−Si共晶のように合金化して半導体ウェハ中に入った
とき、ェミッタ層と同じ導電型を与えるものなら何でも
良い。本発明は、第3図や第6図に示されたように、p
型ェミッタ層の低濃度部分の濃度最大になる位置が、高
濃度部分と低濃度部分の境界に位置するものに限られず
、第7図に示すように低濃度部分内に濃度最大の位置が
あるものにも適用可能である。
このような濃度分布は、例えば拡散中にアウトデフユー
ジヨン(OutDiff瓜ion)によりウエハ表面付
近の濃度が下がる場合に生じる。以下本発明をn型シリ
コンウェハを用いた例により説明したが、p型シリコン
基板を用いて上記の実施例におけるp型領域とn型領域
を逆にしても本発明の効果に変わりはない。
ジヨン(OutDiff瓜ion)によりウエハ表面付
近の濃度が下がる場合に生じる。以下本発明をn型シリ
コンウェハを用いた例により説明したが、p型シリコン
基板を用いて上記の実施例におけるp型領域とn型領域
を逆にしても本発明の効果に変わりはない。
また、本発明の効果はトリガー手段に影響されないため
、トリガー手段として実施例で説明した電気的トリガー
の他の手段、例えば光トリガーとしても良いし、またシ
ョートェミツタでないサィリスタにも本発明は適用でき
る。以上に述べたように、本発明によれば、ェミッタの
注入効率を小さくすることにより、ベース幅を厚くせず
にサィリスタを高耐圧化できるので、オン特性やスイッ
チング特性を損うことなく高耐圧化できるという効果を
有する。
、トリガー手段として実施例で説明した電気的トリガー
の他の手段、例えば光トリガーとしても良いし、またシ
ョートェミツタでないサィリスタにも本発明は適用でき
る。以上に述べたように、本発明によれば、ェミッタの
注入効率を小さくすることにより、ベース幅を厚くせず
にサィリスタを高耐圧化できるので、オン特性やスイッ
チング特性を損うことなく高耐圧化できるという効果を
有する。
第1図は典型的なサィリスタの構造図、第2図はサィリ
スタの一般的な不純物濃度分布図、第3図は本発明にお
けるサィリスタのェミッタ層の濃度と寸法の定義図、第
4図,第5図は本発明の効果を説明するための説明図、
第6図は本発明の実施例におけるpェミッタ層の不純物
濃度分布図、第7図は本発明の実施例におけるpェミッ
タ層の・純物濃度分布の変形例を示す図である。 1……p型ェミッタ層、2……n型ベース層、3……p
型ベース層、4……n型ヱミッタ層、5・・・・・・ア
ノード電極、6・・・・・・カソード電極、7・・・・
・・すート電極。 鉾1図 第2図 夫3図 ズ4図 矛5図 プ6図 矛7図
スタの一般的な不純物濃度分布図、第3図は本発明にお
けるサィリスタのェミッタ層の濃度と寸法の定義図、第
4図,第5図は本発明の効果を説明するための説明図、
第6図は本発明の実施例におけるpェミッタ層の不純物
濃度分布図、第7図は本発明の実施例におけるpェミッ
タ層の・純物濃度分布の変形例を示す図である。 1……p型ェミッタ層、2……n型ベース層、3……p
型ベース層、4……n型ヱミッタ層、5・・・・・・ア
ノード電極、6・・・・・・カソード電極、7・・・・
・・すート電極。 鉾1図 第2図 夫3図 ズ4図 矛5図 プ6図 矛7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに反対側に位置する一対の主表面および前記主
表面間で隣接層間にpn接合を形成するように交互に導
電性の異なるpnpnの連続した4層を有する半導体基
体と、両主表面においてそれぞれ外側層にオーミツク接
触された一対の主電極と、主電極間を非導通状態から導
通状態に移行するためのトリガー信号を付与する手段と
を具備し、2つの中間層のうち、低不純物濃度を有する
一方の中間層に隣接し、一方の主表面に露出する一方の
外側層の不純物濃度分布が、前記一方の主表面からの深
さが大きくて低濃度である部分と、前記一方の主表面か
らの深さが小さくて高濃度である部分とから成るサイリ
スタにおいて、該高濃度部分が合金による再結晶層によ
り形成され、低濃度部分の最大濃度が1.5×10^1
^6atoms/cm^3以下であり、かつ、低濃度部
分と高濃度部分の境界から一方の中間層と一方の外側層
との間に形成されるpn接合までの深さが60μm以上
であることを特徴とするサイリスタ。 2 上記一方の外側層の導電型がp型であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のサイリスタ。 3 上記一方の外側層の導電界がn型であることを特徴
とする特許請求範囲第1項記載のサイリスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54103167A JPS6019149B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | サイリスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54103167A JPS6019149B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | サイリスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5627967A JPS5627967A (en) | 1981-03-18 |
| JPS6019149B2 true JPS6019149B2 (ja) | 1985-05-14 |
Family
ID=14346942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54103167A Expired JPS6019149B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | サイリスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019149B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60142531U (ja) * | 1984-02-28 | 1985-09-20 | 株式会社明電舎 | ゲ−ト・タ−ンオフ・サイリスタ |
-
1979
- 1979-08-15 JP JP54103167A patent/JPS6019149B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5627967A (en) | 1981-03-18 |
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