JPS601961Y2 - 回転軸の冷却装置 - Google Patents
回転軸の冷却装置Info
- Publication number
- JPS601961Y2 JPS601961Y2 JP19092681U JP19092681U JPS601961Y2 JP S601961 Y2 JPS601961 Y2 JP S601961Y2 JP 19092681 U JP19092681 U JP 19092681U JP 19092681 U JP19092681 U JP 19092681U JP S601961 Y2 JPS601961 Y2 JP S601961Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- spindle
- cooling
- heat
- copper plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、高速回転する回転軸の熱放散が良好に行ない
得るように企図した回転軸の冷却装置に関し、特に工作
機械のスピンドルに組み込んで好適なものである。
得るように企図した回転軸の冷却装置に関し、特に工作
機械のスピンドルに組み込んで好適なものである。
工作機械のスピンドルの転がり軸受の温度上昇は、これ
に伴う熱変形により被加工物の加工精度を劣化させたり
、場合によっては転がり軸受自体の焼付きの原因となる
こともある。
に伴う熱変形により被加工物の加工精度を劣化させたり
、場合によっては転がり軸受自体の焼付きの原因となる
こともある。
このため、軸受の温度上昇を低くする方法として極微量
のグリースを軸受に封入し、軸受の転がり接触部でグリ
ースが受ける大きな変形速度に起因した軸受の発熱量を
小さくする方法が採用されている。
のグリースを軸受に封入し、軸受の転がり接触部でグリ
ースが受ける大きな変形速度に起因した軸受の発熱量を
小さくする方法が採用されている。
しかしながら、近年の工作機械におけるスピンドルの高
速化に伴い、加工精度の確保のために軸受の発熱を一層
小さくする必要にせまられており、軸受の外輪を支持す
るハウジング内を油や水或いは空気等の流体で冷却する
方法が多用されつつある。
速化に伴い、加工精度の確保のために軸受の発熱を一層
小さくする必要にせまられており、軸受の外輪を支持す
るハウジング内を油や水或いは空気等の流体で冷却する
方法が多用されつつある。
一般に、軸受の外輪はハウジングに接触しているため、
その内輪よりも熱の放散性が良くて温度も低いのが普通
である。
その内輪よりも熱の放散性が良くて温度も低いのが普通
である。
しかし、上述した冷却構造では更に外輪の温度が内輪よ
りも下がる傾向にあるため、内輪と外輪との温度差が大
きくなって熱膨張差により軸受すきまがより小さくなり
、今後、スピンドルの一層の高速化を推進する上でこの
軸受すきまの減少が新たな発熱原因となる可能性がある
。
りも下がる傾向にあるため、内輪と外輪との温度差が大
きくなって熱膨張差により軸受すきまがより小さくなり
、今後、スピンドルの一層の高速化を推進する上でこの
軸受すきまの減少が新たな発熱原因となる可能性がある
。
スピンドルには工具交換装置の一部が装備されているこ
とが多いため、スピンドル内部にヒートパイプや冷却流
体を通すことが困難である。
とが多いため、スピンドル内部にヒートパイプや冷却流
体を通すことが困難である。
そこで、軸受の内輪側の熱放散を良くするためにはスピ
ンドルの外周部を冷却することも考えられるが、油冷却
では高速回転軸の油の剪断変形が新たな発熱要因となる
。
ンドルの外周部を冷却することも考えられるが、油冷却
では高速回転軸の油の剪断変形が新たな発熱要因となる
。
又、空気冷却では熱伝導率の低い空気を低温にしておか
なければならず、空気中の水分の結露と軸受内への空気
流入によるグリース劣化が問題となって来る。
なければならず、空気中の水分の結露と軸受内への空気
流入によるグリース劣化が問題となって来る。
本考案者らは、以前に二種の金属を組み合わせた回路に
電流を流すと両者の接合部で熱の吸収或いは発生が起こ
るというペルチェ効果に着目し、上述した従来の高速回
転スピンドルの冷却装置における種々の不具合に鑑みて
効率の非常によい熱放散性に優れた冷却装置を特願昭5
6−1767761−で発明しているが、これはその全
体の構造を表す第1図に示すように、先端部に図示しな
い工具が嵌合されるテーパ穴11を形成したスピンドル
12内には、スピンドル12に対して工具の固定及び固
定解除を行うドローバ13がスピンドル12の中心軸に
沿って移動自在に取り付けられている。
電流を流すと両者の接合部で熱の吸収或いは発生が起こ
るというペルチェ効果に着目し、上述した従来の高速回
転スピンドルの冷却装置における種々の不具合に鑑みて
効率の非常によい熱放散性に優れた冷却装置を特願昭5
6−1767761−で発明しているが、これはその全
体の構造を表す第1図に示すように、先端部に図示しな
い工具が嵌合されるテーパ穴11を形成したスピンドル
12内には、スピンドル12に対して工具の固定及び固
定解除を行うドローバ13がスピンドル12の中心軸に
沿って移動自在に取り付けられている。
前記スピンドル12は前後一対の軸受14,15を介し
てハウジング16に駆動回転自在に支持されており、こ
れら軸受i4,15はそれぞれ軸受押え17.18及び
ナツト19.20等によりスピンドル12とハウジング
16との間に固定されている。
てハウジング16に駆動回転自在に支持されており、こ
れら軸受i4,15はそれぞれ軸受押え17.18及び
ナツト19.20等によりスピンドル12とハウジング
16との間に固定されている。
一方、これら軸受14.15の間のハウジング16の内
周壁には筒状をなす冷却装置21が設けられており、こ
の冷却装置21を拡大した第2図に示すように、環状を
なすN型のテルル化ビスマス22と同形状のP型のテル
ル化ビスマス23とが交互に樹脂板24を介して配置さ
れ、この樹脂板24により一つおきに仕切られる筒状の
内部銅板25と外部銅板26とがN型のテルル化ビスマ
ス22の内周面とP型のテルル化ビスマス23の外周面
とに当接している。
周壁には筒状をなす冷却装置21が設けられており、こ
の冷却装置21を拡大した第2図に示すように、環状を
なすN型のテルル化ビスマス22と同形状のP型のテル
ル化ビスマス23とが交互に樹脂板24を介して配置さ
れ、この樹脂板24により一つおきに仕切られる筒状の
内部銅板25と外部銅板26とがN型のテルル化ビスマ
ス22の内周面とP型のテルル化ビスマス23の外周面
とに当接している。
これらは樹脂板24と同様な熱伝導率や導電率が小さな
エポキシ樹脂や四フッ化エチレン樹脂等の樹脂フランジ
27で一体化されており、これらの内周面や外周面は比
較的熱伝導率の良いセラミック等の絶縁層28でコーテ
ィングされている。
エポキシ樹脂や四フッ化エチレン樹脂等の樹脂フランジ
27で一体化されており、これらの内周面や外周面は比
較的熱伝導率の良いセラミック等の絶縁層28でコーテ
ィングされている。
前記内部銅板25の両端部にはハウジング16の外部か
ら導かれたリード線29が電気的に接続し、内部銅板2
5が吸熱側となり且つ外部銅板26が発熱側となるよう
に第2図中、右端の内部銅板25が正電位に接続し且つ
左端の内部銅板25が負電位に接続している。
ら導かれたリード線29が電気的に接続し、内部銅板2
5が吸熱側となり且つ外部銅板26が発熱側となるよう
に第2図中、右端の内部銅板25が正電位に接続し且つ
左端の内部銅板25が負電位に接続している。
本例では熱電素子としてN型のテルル化ビスマス22と
P型のテルル化ビスマス23とを使用しているが、ペル
チェ効果のあるものであれば他のPN接合素子等を任意
に使うことが可能である。
P型のテルル化ビスマス23とを使用しているが、ペル
チェ効果のあるものであれば他のPN接合素子等を任意
に使うことが可能である。
この冷却装置21の外周とハウジング16との間には、
冷却油が送給される冷却油供給路30とこの冷却油を排
出する冷却油排出路31とに連通ずる油溝32が形成さ
れており、この油溝32を流れる冷却油が高温となる外
部銅板26を冷却するようになっている。
冷却油が送給される冷却油供給路30とこの冷却油を排
出する冷却油排出路31とに連通ずる油溝32が形成さ
れており、この油溝32を流れる冷却油が高温となる外
部銅板26を冷却するようになっている。
本例では冷却装置21の冷却手段としてその周囲に冷却
油を流すようにしたが、他の周知の冷却手段を用いても
よいことは当然である。
油を流すようにしたが、他の周知の冷却手段を用いても
よいことは当然である。
従って、内部銅板25及び外部銅板26を介してN型の
テルル化ビスマス22及びP型のテルル化ビスマス23
に通電すると、ペルチェ効果により内部銅板25に吸熱
作用が発生し、高速回転するスピンドル12からの熱を
吸収するため、スピンドル12及び軸受14,15が高
温化する虞はない。
テルル化ビスマス22及びP型のテルル化ビスマス23
に通電すると、ペルチェ効果により内部銅板25に吸熱
作用が発生し、高速回転するスピンドル12からの熱を
吸収するため、スピンドル12及び軸受14,15が高
温化する虞はない。
一方、これと並行して外部銅板26が発熱するが、油溝
32を流れる冷却油が外部銅板26との間で熱交換を行
い、外部銅板26が冷却されて高温となった冷却油が冷
却油排出路31からハウジング16外に導き出される。
32を流れる冷却油が外部銅板26との間で熱交換を行
い、外部銅板26が冷却されて高温となった冷却油が冷
却油排出路31からハウジング16外に導き出される。
この外部銅板26の冷却により内部銅板25の吸熱効率
が高まるため、スピンドル12及び軸受14,15の冷
却が一層促進されるようになっている。
が高まるため、スピンドル12及び軸受14,15の冷
却が一層促進されるようになっている。
ところが、このような構造のものでは発熱体である軸受
14,15の内輪と接触するスピンドル12の熱抵抗が
大きく、軸受14,15の内輪から充分な熱量を冷却装
置21の内部銅板25へ伝達できないことが判明した。
14,15の内輪と接触するスピンドル12の熱抵抗が
大きく、軸受14,15の内輪から充分な熱量を冷却装
置21の内部銅板25へ伝達できないことが判明した。
そこで本考案は特願昭56−176776号の発明を更
に改善し、一層の冷却効率の向上を企図した回転軸の冷
却装置を提供することを目的とする。
に改善し、一層の冷却効率の向上を企図した回転軸の冷
却装置を提供することを目的とする。
この目的を遠戚する本考案の回転軸の冷却構造にかかる
構成は、筒状をなす回転軸を駆動回転自在に支持するハ
ウジング内に前記回転軸を取り囲み且つ外周側が発熱部
となると共に内周側が吸熱部となった円筒状の熱電素子
を固定し、更にこの熱電素子の外周側に冷却手段を設け
る一方、前記回転軸の内周及び外周のうちの少なくとも
一方に熱伝導管を嵌合したことを特徴とするものである
。
構成は、筒状をなす回転軸を駆動回転自在に支持するハ
ウジング内に前記回転軸を取り囲み且つ外周側が発熱部
となると共に内周側が吸熱部となった円筒状の熱電素子
を固定し、更にこの熱電素子の外周側に冷却手段を設け
る一方、前記回転軸の内周及び外周のうちの少なくとも
一方に熱伝導管を嵌合したことを特徴とするものである
。
以下、本考案による回転軸の冷却装置を第1図及び第2
図に示す従来のものに対して応用した一実施例について
、その断面構造を表す第3図を参照しながら詳細に説明
するが、主要部はほとんど従来のものと同一であるので
、この従来のものと異なる部分についてのみ説明し、他
の説明は省略すると共に第1図及び第2図に示したもの
と同一部材に対してはこれと同一の符号を以って示す。
図に示す従来のものに対して応用した一実施例について
、その断面構造を表す第3図を参照しながら詳細に説明
するが、主要部はほとんど従来のものと同一であるので
、この従来のものと異なる部分についてのみ説明し、他
の説明は省略すると共に第1図及び第2図に示したもの
と同一部材に対してはこれと同一の符号を以って示す。
円筒状をなすスピンドル12の内周には銅製の熱伝導管
33と焼き入れしたブシュ34とが冷やし嵌めされてい
る。
33と焼き入れしたブシュ34とが冷やし嵌めされてい
る。
この熱伝導管33は熱伝導率の良いものが好ましく、こ
れによってスピンドル12の熱抵抗を減少でき、本実施
例のような調風外のものでもよい。
れによってスピンドル12の熱抵抗を減少でき、本実施
例のような調風外のものでもよい。
軸受14,15と冷却装置21との間のスピンドル12
の内周に熱伝導管33を設けたことにより、これら軸受
14.15の内輪で発生する熱の一部が熱伝導管33に
よって冷却装置21の内部銅板25側へ伝達し易くなる
ため、冷却効率を従来のものより高めることができる。
の内周に熱伝導管33を設けたことにより、これら軸受
14.15の内輪で発生する熱の一部が熱伝導管33に
よって冷却装置21の内部銅板25側へ伝達し易くなる
ため、冷却効率を従来のものより高めることができる。
この場合、本考案の他の一実施例の構造を表す第4図に
示すように、軸受14,15の内輪の位置決めスペーサ
としても機能するように熱伝導管35をスピンドル12
の外周に焼き嵌めするようにしてもよく、この方がより
一層効果的に熱の移動を行うことが可能となる。
示すように、軸受14,15の内輪の位置決めスペーサ
としても機能するように熱伝導管35をスピンドル12
の外周に焼き嵌めするようにしてもよく、この方がより
一層効果的に熱の移動を行うことが可能となる。
なお、本実施例ではスピンドル12に対して第1図に示
したナツト19を一体的に形威しである。
したナツト19を一体的に形威しである。
又、熱伝導管をスピンドル12の内周と外周とにそれぞ
れ嵌合することにより更に冷却効果を向上できることは
当然である。
れ嵌合することにより更に冷却効果を向上できることは
当然である。
このように本考案の回転軸の冷却装置によると、高速回
転するスピンドルの周囲を熱電素子で取り囲み、ペルチ
ェ効果を利用してスピンドルの熱を冷却手段で吸熱する
一方、スピンドルの内周及び外周のうちの少くとも一方
に熱伝導管を嵌合してスピンドルの熱抵抗を減少させる
ようにしたので、熱放散性に優れた効率の高い冷却を行
うことが可能である。
転するスピンドルの周囲を熱電素子で取り囲み、ペルチ
ェ効果を利用してスピンドルの熱を冷却手段で吸熱する
一方、スピンドルの内周及び外周のうちの少くとも一方
に熱伝導管を嵌合してスピンドルの熱抵抗を減少させる
ようにしたので、熱放散性に優れた効率の高い冷却を行
うことが可能である。
第1図は従来のスピンドルの冷却装置の概略構造を表す
断面図、第2図はその冷却装置の一部の詳細構造を拡大
した断面図、第3図及び第4図は本考案を工作機械のス
ピンドルに応用したそれぞれ一実施例の概略構造を表す
断面図であり、図中の符号で、12はスピンドル、14
. 15gt軸受、16はハウジング、21は冷却装置
、22はN型のテルル化ビスマス、23はP型のテルル
化ビスマス、24は樹脂板、25は内部銅板、26は外
部銅板、29はリード線、30は冷却油供給路、31は
冷却油排出路、32は油溝、33,35は熱伝導管であ
る。
断面図、第2図はその冷却装置の一部の詳細構造を拡大
した断面図、第3図及び第4図は本考案を工作機械のス
ピンドルに応用したそれぞれ一実施例の概略構造を表す
断面図であり、図中の符号で、12はスピンドル、14
. 15gt軸受、16はハウジング、21は冷却装置
、22はN型のテルル化ビスマス、23はP型のテルル
化ビスマス、24は樹脂板、25は内部銅板、26は外
部銅板、29はリード線、30は冷却油供給路、31は
冷却油排出路、32は油溝、33,35は熱伝導管であ
る。
Claims (1)
- 筒状をなす回転軸を駆動回転自在に支持するハウジング
内に前記回転軸を取り囲み且つ外周側が発熱部となる共
に内周側が吸熱部となった円筒状の熱電素子を固定し、
更にこの熱電素子の外周側に冷却手段を設ける一方、前
記回転軸の内周及び外周のうちの少なくとも一方に熱伝
導管を嵌合したことを特徴とする回転軸の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19092681U JPS601961Y2 (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 回転軸の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19092681U JPS601961Y2 (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 回転軸の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5898141U JPS5898141U (ja) | 1983-07-04 |
| JPS601961Y2 true JPS601961Y2 (ja) | 1985-01-19 |
Family
ID=30104416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19092681U Expired JPS601961Y2 (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 回転軸の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601961Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100391433B1 (ko) * | 2000-12-19 | 2003-07-12 | 현대자동차주식회사 | 공작기계의 퀼 스핀들 마찰 저감장치 |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP19092681U patent/JPS601961Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5898141U (ja) | 1983-07-04 |
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