JPS6020043Y2 - 遅延形油分検知素子 - Google Patents

遅延形油分検知素子

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JPS6020043Y2
JPS6020043Y2 JP1975131492U JP13149275U JPS6020043Y2 JP S6020043 Y2 JPS6020043 Y2 JP S6020043Y2 JP 1975131492 U JP1975131492 U JP 1975131492U JP 13149275 U JP13149275 U JP 13149275U JP S6020043 Y2 JPS6020043 Y2 JP S6020043Y2
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JP
Japan
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oil
oil detection
detection element
coating
delayed
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Application number
JP1975131492U
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JPS5245486U (ja
Inventor
理一郎 笠原
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New Cosmos Electric Co Ltd
Original Assignee
New Cosmos Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、海上等の水面に流出する油分を検知するた
めの遅延形油分検知素子に関するものである。
近時、石油タンクの事故により海上に石油が流出したり
、あるいはタンカー等から原油が海上に流出したりして
海水を汚染し、大きな問題となっている。
このような事故を防止するには石油や原油が流出しない
ようにすることが最上の策であるが、事故を皆無にする
ことは非常に困難なことである。
しかし、万一事故が発生したとしてもそれを迅速に検出
報知できれば被害が最小限に止めることができる。
しかしながら、海洋においては船舶から海域への油の排
出は禁じられているとは云うものの、ある程度の量につ
いては規制外として認められている。
したがって、海岸、港湾附近のような小型船舶の往来が
激しい海域では常に小量の油分が海面に浮遊している。
そのため油分検知素子の応答特性が迅速である場合には
、油の流出事故でもない上述した小量の浮遊する油分で
動作してしまい、いわゆる誤報を発してしまうおそれが
ある。
この考案は上述の点にかんがみなされたもので、油分検
知抵抗体の外周を油分検知被覆体で覆って油分が油分検
知抵抗体に接する時間を遅延させるようにしたものであ
る。
以下図面によってこの考案を説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示すものである。
この図において、1は絶縁物または抵抗体からなる基体
、2は油分検知抵抗体で、例えばシリコン樹脂やシリコ
ンゴムと、グラファイトや金属粉等の導電性粉末を20
〜30:1の割合で、適量のトルエン等を加えて充分混
練したものを用い、これを前記基体1の外周に塗布する
などして成形したものである。
3は電極で基体1の両端に設けられ、これらにそれぞれ
リード線4が取付けられる。
5は油分検知被覆体で、油分検知抵抗体2、電極3およ
びリード線4の基部を覆うように設けられる。
この油分検知被覆体5の材料としては、撥水性で、かつ
、油や有機溶剤等に対し膨潤・浸透性、または膨潤・溶
解性を示すもの、例えばシリコンゴムをはじめ各種合成
ゴムやポリプロピレン、ポリエチレン等の被覆を用いる
このように構成された遅延形油分検知素子10の抵抗値
変化特性を第2図に示す。
この図で横軸は時間、縦軸は抵抗値を示し、曲線Aは第
1図の遅延形油分検知素子10に油分検知被覆体5を施
さない場合の特性であり、曲線Bl、B2は油分検知被
覆体5を施したこの考案の遅延形油分検知素子10の特
性を示す。
すなわち、第1図において油分検知抵抗体2に油分が接
すると、油分検知抵抗体2は急速に膨潤し、そのため両
電極3間の電気抵抗値は大きく変化する。
したがって、油分検知被覆体5を設けていない場合には
、時s1で油分に接してからほとんど瞬時に抵抗値は大
となる。
時亥九で油分が去れば曲線A1のように敏速に抵抗値を
下げるが、引続いて油分に接していれば、曲線A2のよ
うな経過をとる。
そして、上記油分検知抵抗体2の抵抗値変化は、ガソリ
ン、灯油等の軽質油の時は瞬時に両端間の抵抗値は無限
大となり、C重油等の重質油の時は1分以内に用倍、1
粉以内に無限大となる。
このように、油分検知被覆体5がなくて油分検知抵抗体
2だけの場合には、抵抗値の変化があまりにも急速であ
り、前述したように事故等の流出ではない場合にも動作
してしまう欠点がある。
ところが、油分検知被覆体5を施したこの考案の遅延形
油分検知素子10にあっては、第2図の曲線B1. B
2に示すように油分に接してから、所定の時間遅れべ電
極3間の抵抗値が変化するようになる。
どれだけの時間遅れで作動するようにするのかは、油分
検知被覆体5の厚みを変えることで調整できる。
すなわち、第1図の実施例にあっては、油分に接したと
き、まず油分検知被覆体5が膨潤するか、溶解するか、
あるいはそのま)で、油分が浸透して油分検知抵抗体2
に接し、その結果、上述したように油分検知抵抗体2の
電気抵抗を変化させる。
したがって油分検知被覆体5の厚みが大きい程鳥のよう
に作動が遅れることになる。
第3図はこの考案の用途の一例を示すもので、ブイにこ
の考案の遅延形油分検知素子10を取付け、油分水上流
出報知装置としたものである。
この図で11はブイで水面上に常時浮上しており、中央
に支持板12が設けられている。
13は本体で、内部には遅延形油分検知素子10の電気
抵抗値変化を検知して警報器を動作させる検知駆動回路
14が収容されており、また、本体13の下面には遅延
形油分検知素子10が突出して取付けられている。
さらにランプ、サイルン等の適宜の警報器15が設けら
れている。
そして本体13は支持板12に固定される。
16は前記ブイ11を係留するためのロープである。
第4図は第3図における検知駆動回路14の一例を示す
もので、遅延形油分検知素子10と抵抗器R□〜R3と
でブリッジ回路を構威し、常時は点a、 b間に電源E
による電圧が発生しないようにしておき、油分が流出し
たとき、遅延形油分検知素子10の電気抵抗値が増大し
てブリッジ回路のバランスが崩れると、点a、 b間に
電圧が発生し、これによってトランジスタTrをオンと
して、警報器15を作動させる。
なお、実際には遅延形油分検知素子10の油に対する電
気抵抗の変化率が大きいので増幅器は不要で、ブリッジ
回路を構成する必要はなく、直接スイッチング素子を動
作させ、検知駆動回路14を働かせるようにすることが
できる。
さて、第3図のようにブイ11を例えば海上に浮ばせる
と、遅延形油分検知素子10は下方に突出しているため
、少なくともその一部は氷面りの下になる。
この状態で水面上に油がなければ、撥水性の油分検知被
覆体5のため遅延形油分検知素子10は長期に亘っても
電気的抵抗値に大きな変化は生じない。
もし、何かの事故等により油が流出して遅延形油分検知
素子10に接触すると、前述したように油分検知被覆体
5が膨潤などして、その後油分が油分検知抵抗体2に接
することになり、その電気抵抗値が大きく変り、それが
検知駆動回路14により検知され、警報器15が動作す
る。
したがって、ブイ11の海面に油が流出してきたことを
直ちに知ることができる。
なお、上記第1図の実施例における電極3は場合によっ
ては省略し、直接、油分検知抵抗体2にリード線4を接
続してもよい。
また、遅延形油分検知素子10の形状は棒状に限らずU
字形その他、任意に形成することができる。
また、油分検知抵抗体2は油分検知被覆体5の材料も上
記のものに限定されるものでなく、同様の効果を示すも
のであれば採用できることは云うまでもない。
また、上記実施例では油分検知抵抗体2を用いたが、−
亘、油分検知被覆体5が油を通すようになると、水面使
用の場合は油とともに水も通ってくるので、そのような
場所には油分検知抵抗体2に代え水分検知抵抗体を用い
ることもできる。
さらに、上記の説明に用いた油分とは有機溶剤等をも含
めた意味である。
以上詳細に説明したように、この考案は油分検知抵抗体
を油分検知被覆体で覆って遅延形油分検知素子を構成し
たので、少量の油分に対して直ちに応動することがなく
、規定以上の時間油分が接してはじめて応動するので、
誤報をすることを十分に防止できる実用的効果がある。
また、この考案に用いる油分検知抵抗体は油分を吸収し
て膨潤し電気抵抗を増大させるものであるので、電気抵
抗値の変化が大きく、所定の遅延後油分が浸入したとき
は、それを確実に検出できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は電
気抵抗値の変化を示す特性図、第3図はこの考案の用途
の一例である油分水上流出報知装置を示す要部を断面で
示した正面図、第4図は第3図の装置における検知駆動
回路の一例を示す回路図である。 図中、1は基板、2は油分検知抵抗体、3は電極、4は
リード線、5は油分検知被覆体、10は遅延形油分検知
素子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油分を吸収して膨潤し電気抵抗値を増大させる油分検知
    抵抗体の外周を、撥水性を有し油分に接したとき所定時
    間経過後に前記油分を通す油分検知被覆体で覆ったこと
    を特徴とする遅延形油分検知素子。
JP1975131492U 1975-09-27 1975-09-27 遅延形油分検知素子 Expired JPS6020043Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1975131492U JPS6020043Y2 (ja) 1975-09-27 1975-09-27 遅延形油分検知素子

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JP1975131492U JPS6020043Y2 (ja) 1975-09-27 1975-09-27 遅延形油分検知素子

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Publication Number Publication Date
JPS5245486U JPS5245486U (ja) 1977-03-31
JPS6020043Y2 true JPS6020043Y2 (ja) 1985-06-15

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ID=28611649

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JP1975131492U Expired JPS6020043Y2 (ja) 1975-09-27 1975-09-27 遅延形油分検知素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS512490A (ja) * 1974-06-25 1976-01-10 Japan Gasoline

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JPS5245486U (ja) 1977-03-31

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