JPS60220037A - 脈波伝播速度自動測定装置 - Google Patents

脈波伝播速度自動測定装置

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JPS60220037A
JPS60220037A JP7539584A JP7539584A JPS60220037A JP S60220037 A JPS60220037 A JP S60220037A JP 7539584 A JP7539584 A JP 7539584A JP 7539584 A JP7539584 A JP 7539584A JP S60220037 A JPS60220037 A JP S60220037A
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pulse
artery
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一二三 横江
津田 秀一
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NIHON KOORIN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は人体の動脈内を伝播する脈波の伝播速度を測定
するための脈波伝播速度測定装置に係り、特に2点間の
脈波の伝播時間を測定することによって直ちに脈波伝播
速度をめ得るようにした、取扱い操作の簡単な自動測定
装置に関するものである。
従来技術 心臓の拍動によって発生されて動脈内を伝播する動脈管
壁の拍動を波としてとらえたものを一般に脈波と呼ぶが
、近年、かかる脈波の伝播速度に基づいて動脈硬化度等
を判定する方法が注目されている。これは脈波の伝播速
度と動脈硬化度等との間の相関性に着目して提案された
ものであるが、その際脈波の伝播速度の測定に用いられ
るものが脈波伝播速度測定装置である。
ところで、従来においては、かかる脈波伝播速度測定に
際しては、ただ単に、動脈上の2点間の脈波の伝播時間
が測定されるのが普通であった。
そのため、従来では、脈波の伝播速度を知るために、か
かる測定された伝播時間と上記2点間の測定距離(動脈
の長さ)とを基にその都度伝播速度を算出する必要があ
り、はなはだ面倒であった。
一方、動脈上の2点間の測定距離を予め記憶させるとと
もに、その2点でそれぞれ測定した脈波を同一オシロス
コープ上に表示させたのち、ダイヤル操作によってそれ
らオシロスコープ上の脈波の一方を時間軸上で他方に一
致させることによって上記2点間の伝播時間を得、その
得られた伝播時間と上記予め記憶させられている2点間
の測定距離とに基づいて脈波の伝播速度を決定9表示さ
せるようにした脈波伝播速度測定装置が提案されている
第一発明が解決しようとする問題点 このような装置によれば、動脈を伝播する脈波の実際の
伝播速度が直ちに直読でき極めて便利であるが、これに
おいてもオシロスコープ上で脈波を一致させるためにダ
イヤル操作を行う必要があり、その取扱い操作が十分簡
略化されているとは言い難かった。また、かかる装置に
おいては、測定者の目視によって脈波の一致が図られる
ようになっていたため、脈波伝播速度の測定誤差が大き
くなるという問題も内在していたのである。
第一発明による問題点の解決手段 この問題点を解決するために、本願の第一の発明に係る
脈波伝播速度自動測定装置は、(8)人体の動脈に一定
の距離を隔てて押圧されて該動脈内を伝播する脈波をそ
れぞれ検出し、該脈波を表す脈波信号をそれぞれ出力す
る一対の脈波センサと、(bl該一対の脈波センサから
出力されたそれぞれの脈波信号が表す脈波の相対時間差
を検出する時間差検出手段と、tC)該時間差検出手段
で検出された相対時間差と前記一対の脈波センサ間の配
置距離とに基づいて前記動脈中の脈波伝播速度を決定す
る伝播速度決定手段と、(dl該伝播速度決定手段で決
定された脈波伝播速度を表示する表示手段とを含むよう
に構成される。
第一発明の作用 すなわち、本願の第一の発明にあっては、第1図のクレ
ーム対応図に示すように、人体の動脈に一定の距離を隔
てて押圧された一対の脈波センサで、その測定位置にお
ける脈波をそれぞれ検出し、それら検出した脈波を表す
脈波信号を時間差検出手段に供給して、そこでそれら脈
波信号の表す脈波の相対時間差を検出するようにしたの
であり、さらに伝播速度決定手段でその脈波の相対時間
差と前記脈波センサ間の距離とに基づいて脈波伝播速度
を決定し、この決定された脈波伝播速度を表示手段で表
示するようにしたのである。
第一発明の効果 このようにすれば、一定の距離を隔てた2点間の脈波の
伝播時間を測定することにより、動脈を伝播する脈波の
実際の伝播速度を直ちに表示できるのであり、しかもそ
の際、測定者による1算。
操作等が不要であるので、その操作は従来装置に比べて
極めて簡単となる。また、そのように測定者によるダイ
ヤル操作等の手動操作が不要になったことから、従来装
置にあった大きな誤差原因が除かれることとなり、脈波
伝播速度の測定精度が向上することにもなったのである
第二発明が解決しようとする問題点 他方、このように2点間の距離と脈波の伝播時間とから
められる実際の脈波伝播速度は、同一測定者であっても
そのときの血圧値によって相対的に異なる。したがって
、動脈硬化度等を判定しようとする場合には、上記脈波
伝播速度を標準の血圧値における標準脈波伝播速度に補
正し、その補正した標準脈波伝播速度に基づいて動脈硬
化度等を判定することが必要となる。このため、従来に
おいては、上記脈波伝播速度の測定とは独立して血圧値
の測定を行い、それらのII定で得られた脈波伝播速度
と血圧値とに基づいて、測定者が補正グラフ」−等で標
準脈波伝播速度をめる必要があった。つまり、従来では
、脈波伝播速度と血圧値とを別々に測定した上、さらに
それら両側定値に基づいて測定者が標準脈波伝播速度を
めてはじめて動脈硬化度等の判定が可能となったのであ
り、その操作が極めて面倒であったのである。
第二発明による問題点の解決手段 この問題点を解決するために、本願の第二の発明に係る
脈波伝播速度自動測定装置は、前記第一の発明のta)
脈波センサ、(b)時間差検出手段、および+C)伝播
速度決定手段に加えて、18)前記人体の血圧値を測定
する血圧測定手段と、(fl該血圧測定手段で測定され
た血圧値と前記伝播速度決定手段で決定された脈波伝播
速度とに基づいて、予めめられた関係から該脈波伝播速
度を標準血圧値における標準脈波伝播速度に補正する伝
播速度補正手段と、(gl該伝播速度補正手段で補正さ
れた標準脈波伝播速度を表示する表示手段とを含むよう
に構成される。
第二発明の作用 すなわち、本願の第二の発明にあっては、第2図のクレ
ーム対応図に示すように、前記第一の発明と同様の一対
の脈波センサと、時間差検出手段と、伝播速度決定手段
とを設けて実際の脈波伝播速度を測定する一方、血圧測
定手段を設けて血圧値を測定し、これら測定した脈波伝
播速度と血圧値とに基づいて、予めめられた関係からそ
の実際の脈波伝播速度を伝播速度補正手段で標準血圧値
における標準脈波伝播速度に補正するようにしたのであ
り、この標準脈波伝播速度を表示手段で表示するように
したのである。
第二発明の効果 このようにすれば、実際の脈波伝播速度がめられるばか
りでなく、標準血圧値における標準脈波伝播速度が表示
値より直読できるので、動脈硬化度等を判定する際に、
その表示値から動脈硬化度等を直ちに判定することが可
能となり、測定者が実際の脈波伝播速度を補正グラフ等
を用いて標準脈波伝播速度に補正するという手間が省け
て、脈波伝播速度自動測定装置としての実用性がさらに
向上する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第3図において、10は人体の皮膚表面近くに現れてい
る動脈、たとえば頚動脈に押圧される脈波センサユニッ
トであって、複数の(本実施例では6つの)脈波センサ
12a〜12fが互いに予め定められた距離を隔てて一
列に配置されて成るものであり、各脈波センサ12a−
121が頚動脈上に位置するように脈波センサユニット
10が人体の頚部に押圧された状態において、各脈波セ
ンサ12a〜12fがそれぞれその頚動脈を伝播する頚
動脈波を検出し、その検出した頚動脈波を表す脈波信号
SMa−3Mfを出力するようになっている。なお、か
かる脈波センサユニット10としては、たとえば本願出
願人が先に実願昭58−4129号や実願昭58−51
49号、あるいは特願昭58−6174号等で頚動脈波
検出装置として提案したものをそのまま、もしくは」法
等を適宜変更して流用し得るものであり、第4図はその
外形図の一例を示すものである。すなわち、同図におい
ては全体が脈波センサユニット10を示し、各脈波セン
サ1.2 a〜12fは一つのハウジング内に等間隔に
かつ一列に配置された構成とされている。
脈波センサユニノ)10の各脈波センサ12a〜12f
から出力された各脈波信号SMa−3Mfは、それぞれ
前置増幅器群14の各前置増幅器で増幅され、さらに増
幅器群16の各増幅器で増幅された後、マルチプレクf
18の各入力ボートに供給される。なお、増幅器群16
の各増幅器の各々はフィルタを備えており、マルチプレ
クサ18へは所定の周波数範囲の、純粋に頚動脈波を表
す信号成分(SMa’〜SMf’)だけを通過させ、脈
波センサユニット10を頚動脈に押圧する押圧力に基づ
く静的な一種のバイアス信号の通過は阻止するようにな
っている。
マルチプレクサ18は、上記増幅器群16を介して供給
される脈波信号SMa“〜SMf“のうちから、ボート
セレクト端子に供給されるボートセレクト信号SPの内
容に応して1つの脈波信号を選択し、その選択した脈波
信号を脈波信号SMとしてA/D変換器20に供給する
。そして、A/D変換器20は、かかる脈波信号SMを
デジタルコード化して脈波信号SMDとして出力し、こ
れをI10ボート22に供給する。なお、上記脈波信号
SMD、つまり脈波信号SMは、後述の記載から明らか
になるように、ボートセレクト信号SPの内容に応じて
選択された脈波信号SMa〜SMfが時分割的に配列さ
れた合成信号となる。
また、110ボート22には脈波伝播速度の測定開始の
指令を行うためのスタート押釦24が接続されており、
その押圧操作によって測定開始を指令するスタート信号
SSが入力されるようになっている。
I10ポート22はデータバスを介してCPU26、R
AM28およびROM30に接続され°ζおり、CPU
26からの指令に従って上記脈波信号SMD、スタート
信号SSをはじめとする各種の信号を外部回路から取り
入れるとともに、同しくCPU26からの指令に従って
前記ボートセレクト信号SPをはじめとする各種の信号
を外部回路に対して出力する。そして、それらI10ボ
ート22を介した外部回路に対する各種の信号の授受が
、CPU26がRAM28の一時記憶機能を利用しつつ
、ROM30に予め記憶させられたプログラムに従って
信号処理を実行する過程で行われるようになっている。
そして、本実施例では、そのような信号処理に基づいて
、I10ポート22から、前述のようにボートセレクト
信号SPが出力され、マルチプレクサ18に供給される
とともに、マルチプレクサ18に入力された脈波(i号
SMa“〜SMMに応じた脈波表示信号DMa−DMf
を時分割的に含む脈波表示信号DM、および実際の脈波
伝播速度を表す脈波伝播速度表示信号DAが出力され、
脈波表示ユニノl 32および表示器34にそれぞれ供
給されるようになっている。
上記脈波表示信号DMが供給される脈波表示ユニ、ト3
2は、複数の表示エレメントが一列に配列されてなるデ
ジタルレベル表示器36を、上記脈波表示信号DMa−
DMfの数だけ、つまり脈波センサ12a〜12fの数
だけ備えた構成とされており、脈波表示信号DMに含ま
れる各脈波表示信号DMa−DMfはそれぞれ対応する
デジタルレベル表示器362〜36fに供給され、そこ
で、第3図に斜線で示されるように、それぞれその大き
さくレベル)に応じた数の表示エレメントで発光表示さ
れるようになっている。また、表示器34は第一表示部
34aと第二表示部34bとを備えており、脈波伝播速
度表示信号DAが表す実際の脈波伝播速度は、そのうち
の第一表示部34aに表示されるようになっている。な
お、この表示器34としては、通常のCRT表示器やI
−F’。
D表示器、あるいは記録紙−[に印字するドアドブリン
ク等、種々の表示器を使用し得るものであり、その表示
形態も数値表示をはじめ各種の表示形態を採用できるも
のである。
また、I10ポート22にはカフ38を備えた自動血圧
測定装置40が接続されており、I10ボート22から
自動血圧測定装置40に対して血圧測定指令信号SBが
供給されるようになっている。そして、自動血圧測定装
置40はト記曲圧測定指令信号SBが入力されると血圧
測定を自動的に行い、その測定結果である血圧値を表す
血圧値信号DBを逆にI10ボート22に供給するよう
になっている。
さらに、I10ポート22からは、かかる血圧値信号D
Bが表す血圧値に基づいて補正された、標準血圧値にお
ける標準脈波伝播速□度を表す標準脈波伝播速度表示信
号DSが出力されるようになっており、この標準脈波伝
播速度表示信号DSが前記表示器34の第二表示部34
bに供給されて、そこで前記脈波伝播速度表示信号DA
と同様に表示されるようになっている。
そして、上述のような装置において、本実施例では、C
PLJ26が、たとえば第5図に示すようなプログラム
のフローチャートに従って、信号処理を実行するように
されている。
以下、第5図のフローチャートに従って本実施例装置の
作動を説明する。
脈波センサユニット10が前述のように人体の頚部の所
定位置に押圧された状態において、プログラムがスター
トとすると、まず、ステ・ノブS1が実行される。この
ステップS1は初期設定のためのステ・7プであり、こ
こではRAM2Bに予め分かっている脈波センサ12a
〜12f間の相互の設置距離が書き込まれる。なお、こ
の脈波センサ12a〜12f間の相互の設置距離は予め
ROM30に記憶させられていてもよい。
ステップSlの初期設定が終了するとステップS2が引
き続いて実行され、ボートセレクト信号SPの内容が、
たとえば4I113の周期で全6チヤンネルを順次切換
操作する内容に設定される。そして、そのように設定さ
れたボートセレクト信号SPによって選択出力された脈
波信号SMが、A/D変換器20で変換されて脈波信号
SMDとしてI10ボート22に入力され、記憶させら
れる。
また、ステップS2に引き続いて実行されるステップS
3では、上記記憶させられた脈波信号SMDに基づいて
脈波表示信号DMが脈波表示ユニット32に供給される
。そしてその際、その脈波表示信号DMを構成する各脈
波センサ12a−12fで検出された脈波の大きさを表
す脈波表示信号DMa−DMfが、たとえば10m5に
1チヤンネルの割で順次切り換えられるように設定され
る。
すなわち、これらのステップ32.33では、各脈波セ
ンサ12a−12fで検出された脈波信号SMa“〜S
Mf’の大きさを、脈波表示ユニット32の、それら各
脈波センサ12a〜12fに対応したデジタルレヘル表
示器36a〜36fに自動的に表示するようになってい
るのである。
ステップS3の実行後はステップS4が直ちに実行され
、スタート信号SSが入力されたか否かが、つまりスタ
ート押釦24が押圧操作されたか否かが判断される。そ
して、スタート押釦24が未だ押圧操作されていないと
きにはステップS2以後が繰り返され、押圧操作が行わ
れて脈波伝播速度の測定開始の指示があったと判断され
た場合にはステップS5以後が直ちに実行される。なお
、上述のように、測定の指示を与える前に、各脈波セン
サ12a〜12fが検出した脈波信号SMa1〜SMf
′の大きさを表示するようにすれば、その表示から脈波
センサユニソ1−10が頚部に適正に押圧されているか
否かが判断できるばかりでなく、その表示を見て脈波セ
ンサユニット10の押圧位置を適正な位置に調整し直す
ことができるので、それ程熟練していない者でも脈波伝
播速度を確実かつ高精度に測定することが可能となる。
ステップS5では自動血圧測定装置40に血圧測定指令
信号SBを送出し、自動血圧測定装置40に血圧測定を
開始させる。なお、自動血圧測定装置40は、この血圧
測定指令信号SBに基づいて、以後の脈波伝播速度の測
定と並行して血圧値の測定を自動的に行ない、所定の血
圧値(本実施例では最低血圧値)がめられるとその血圧
値を表す血圧値信号DBをI10ボート22に供給する
こととなる。つまり、本実施例では、この自動血圧測定
装置40が血圧測定手段を構成している。
ステップS5に引き続いて実行されるステップS6では
、前記ステップS2と同様に、ボートセレクト信号SP
の内容が4 ms同周期全入力チャンネルを順次切換操
作する内容に設定され、そのようなボートセレクト信号
SPに応じた脈波信号SMDが記憶させられる。ステッ
プS6の終了後実行されるステップS7では、前記ステ
ップs3と同様に、脈波表示ユニット32の各デジタル
レベル表示器36a〜36fに各脈波センサ12a〜1
2fで検出された脈波の表示が行われる。
このステップS7の終了後実行されるステップS8では
、ステップS4でスタート信号ssの入力が確認されて
から予め定められた期間、たとえば4秒が経過したか否
かが判断される。そして、その4秒が経過するまでは上
記ステップs6以後が繰り返され、4秒経過後、次のス
テップs9が実行される。
このステップS9では、上記ステップs8で記憶させら
れた脈波信号SMDの表す、各脈波センサ12a〜12
fで検出された脈波(脈波信号SMa”〜SMf“)の
大きさに基づいて、それら脈波センサ12a−12fの
なかがら一対の脈波センサが選択される。そして、以後
のステップでは、このステップS9で選択された一対の
脈波センサから得られる脈波信号に基づいて脈波伝播速
度が測定される。なお、本実施例では、このステップS
9での脈波センサの選択は、前記ステップS6乃至S8
で記憶させられた複数の脈波(成人では4秒間で通常3
〜6の脈波が得られる)の立上り角度の平均値が大きな
ものを、さらには最大振幅の平均値が大きなものを基準
として、少なくとも1チヤンネル以上を隔てて配置され
たものが選ばれる。このように、複数の脈波の平均値を
基準に脈波センサを選択するようにすれば、どの脈波セ
ンサがより適正に動脈に押圧されているかがより正確に
判断できるのであり、また1チヤンネル以上隔てたもの
を選択するようにすれば、脈波センサ間の距離が大きく
なって脈波伝播速度の測定精度をより向上し得るのであ
る。もちろん、脈波センサの選択に際しては、必ずしも
上述のように複数の脈波の平均値を基準とする必要はな
く、単独の脈波の立上り角度だけを基準に選択してもよ
いのであり、また隣接する脈波センサを選択するように
してもよいのである。
ステップS9で一対の脈波センサが選択されたのちに実
行されるステップSIOでは、ポートセレクト信号SP
がそれら選択された脈波センサで検出された脈波信号だ
けを選択出力する内容に設定されるとともに、その切換
周期が十分短い周期、たとえば100μSに設定されて
、それら脈波センサで検出された脈波の十分な情報が記
憶させられる。なお、このように切換周期を十分短く設
定すれば、後述の記載から明らかになるように、脈波の
伝播時間が、ひいては実際の脈波伝播速度が高精度で得
られる利点が住じる。ちなみに、通常の脈波伝播速度は
lom/s前後であり、いまこれを8 m / sとし
、選択された2つの脈波センサ間の距離を2CI11と
すると、脈波がその2点間を伝播するのに要する伝播時
間は2.5msとなる。したがって、前述のように、チ
ャンネルの切換周期を100IIa程度に十分短く設定
すれば、脈波伝播速度の測定精度は1720程度に保た
れるのであり、このようにチャンネルの切換周期を十分
短くすることにより、脈波センサ間の距離を短くしても
脈波伝播速度の測定精度が十分良好に維持されるのであ
る。
ステップS10の次に実行されるステップS】lでは、
上記ステップSIOで記憶させられた2チヤンネルの脈
波情報が脈波表示信号DMとして脈波表示ユニット32
に供給され、それぞれ脈波センサに対応したデジタルレ
ベル表示器36に表示される。
また、ステップ311が終了すると直ちにステップS1
2が実行され、予め定められた期間が経過したか否かが
判断される。そして、その期間が経過するまでは前記ス
テップS10以後が実行され、その期間が経過したと判
断されたときステ。
プ313のアルゴリズムAが実行される。なお、上記期
間は、共通の脈波が前記選択された一対の脈波センサを
確実に通過する脈拍−拍当たりの時間より長い期間、た
とえば2秒程度に設定される。
すなわち、ステップ310乃至312では両脈波センサ
で検出された脈波の波形が十分高い精度で認識されるよ
うになっているのである。
ステップS13のアルゴリズムAでは、上記ステップS
IO乃至S12で記憶させられた2点における脈波情報
に基づいて、第6図に示されるフローチャートに従い、
脈波がそれら2点間を伝播するのに要する伝播時間がめ
られる。
すなわち、第6図において、アルゴリズムAがスタート
すると、まずステップSAIが実行される。このステッ
プSAIでは、前記記憶させられた2つの脈波の脈波情
報からそれら2つの脈波の立上り位置が認識され、それ
ら立上り位置の大きさくレベル)がめられる。このステ
ップSAIが終了すると引き続いてステップSA2が実
行され、それら2つの脈派の上記立上り位置からのそれ
ぞれの最大振幅値(ピーク値)がめられる。
そして、このステップSA2の次に実行されるステップ
SA3では、上記ステップSA2でめられた最大振幅値
に基づいてそれぞれその最大振幅値の1/8のレベルが
められ、両脈波がそれぞれそのレベルに達したときの時
刻がめられる。
つまり、上記ステップSAI乃至SA3では、各脈波の
相対的に同一な位置がめられ、それぞれその位置に対応
した信号が受信されたときの時刻がめられるのである。
なお、本実施例では、前述のように十分な脈波情報が記
憶させられているので、上記両脈波の相対的に同一な位
置が高い精度で得られ、したがってそれら位置に対応し
た信号が受信された時刻も高い精度で得られる。そして
、続くステップSA4で、それら2つの脈波についてそ
れぞれめられた時刻の相対時間差が、すなわち伝播時間
がめられるのであり、このステップの終了後アルゴリズ
ムAが終了するのである。つまり、本実施例では、かか
るステップS13のアルゴリズムAが時間差検出手段と
されているのである。
なお、時間差検出手段としては、上述のように両脈波の
最大振幅値のほぼ1/8程度のレベルをめ、そのレベル
位置を両脈波の相対的に同一な位置として脈波の伝播時
間をめるようにすれば、伝播時間を極めて精度良くめら
れるのであるが、両脈波の相対的に同一な位置(脈波検
出位置)は必ずしもそのようにしてめる必要はなく、た
とえば頚動脈波の切痕(大動脈弁閉鎖に起因する■字状
の切れ込み)位置、あるスレッショールドレベルを超え
た立ち上り位置、あるいは最大振幅値位置を検知するよ
うにしてもよいのである。
ステップS13のアルゴリズムAの次に実行されるステ
ップS14では、ステップS1の初期設定で記憶させら
れた脈波センサ12a〜12f間の相互の設置距離から
、前記ステップS9で選択された一対の脈波センサ間の
距離が脈波の伝播距離としてめられ、さらにこの伝播距
離と上記ステップS13でめられた伝播時間とに基づい
て(伝播距!/伝播時間)なる演算が行われることによ
り、脈波の実際の伝播速度がめられる。つまり、本実施
例では、このステ、プS14が伝播速度決定手段とされ
ているのである。
そして、続くステップS15では、そのステップS14
でめられた実際の脈波伝播速度を表す脈波伝播速度表示
信号DAが表示器34に供給され、第一表示部34aに
その実際の脈波伝播速度が表示される。
なお、以上の説明から明らかなように、本実施例では、
第3図のカフ38を備えた自動血圧測定装置401表示
器34の第二表示部34b、および第5図のステップS
5を除いたこれまでの構成から、本願の第一の発明が構
成されているのであり、この第一の発明の表示手段が上
記表示器34の第一表示部34aとステップS15によ
って構成されているのである。
ステップS15が終了すると引き続いてステップ316
が実行され、自動血圧測定装置40から前記ステップS
5で送出された血圧測定指令信号SBに基づく血圧値信
号DBが人力されたか否かが判断される。そして、血圧
値信号DBが入力されない間はこのステップS16が繰
り返され、血圧値信号DBが入力されたと判断されると
引き続いてステップ317が実行される。
ステップ317では、前記ステップS14でめられた実
際の脈波伝播速度と、上記ステップ816で得られた血
圧値信号DBが表す測定血圧値とに基づいて、予めRO
M30に記憶させられている補正データから、標準血圧
値、たとえば80mmHHにおける標準脈波伝播速度が
められる。
すなわち、本実施例では、このステップS17が伝播速
度補正手段を構成している。なお、血圧値(最小血圧値
)と脈波伝播速度との間には、第7図に示すような関係
があり、本実施例ではかかる関係が予めROM30に補
正データとして記憶させられていることによって、実際
の脈波伝播速度とその脈波伝播速度測定時における測定
血圧値の双方から標準血圧値における標準脈波伝播速度
がめられるようになっている。また、標準血圧値は必ず
しも80+nHgである必要はなく、標準脈波伝播速度
から得られる情報を客観的に判断し得る値であれば、適
宜変更し得るものである。
ステップ317で標準脈波伝播速度がめられると、続く
ステップS18でかかる標準脈波伝播速度を表す標準脈
波伝播速度表示信号DSが表示器34に供給され、その
表示器34の第二表示部34bに標準脈波伝播速度が表
示される。つまり、ステップS ]、 8と表示器34
の第二表示部34bが本願の第二発明の表示手段を構成
しているのであり、以上の構成によって本願の第二発明
が構成されているのである。なお、本実施例では、上記
ステップ31Bの終了後、再びステップS2以後が繰り
返されるようになワている。
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明はかかる
実施例に限定して解釈されるべきものではない。
たとえば、前記実施例においては、一対の脈波センサは
、脈波センサユニット10に配された複数の脈波センサ
12a〜12fのなかから適宜選択されるようになって
いたが、脈波センサユニットにただ単に一対の脈波セン
サを所定距離隔てて設けるようにしてもよいのであり、
あるいはそのように1つの脈波センサユニット内に一対
の脈波センサを設けるのではなく、個々に脈波センサを
設け、それらを別々に頚動脈に押圧するようにしてもよ
いのである。ただし、このように脈波センサを個々に頚
動脈に押圧する場合には、それら脈波センサ間の距離を
測定して予めRAM28に記憶させる必要がある。
また、一対の脈波センサが押圧されるべき動脈は必ずし
も頚動脈である必要はなく、股動脈であっても、あるい
はその他の動脈であってもよく、要するに脈波を、ひい
ては脈波伝播速度を精度良く測定し得る動脈であればよ
いのであり、さらにはそれら脈波センサ間の距離(動脈
の実質的な長さ)を測定できる場合には、それら別々の
動脈に脈波センサがそれぞれ押圧されてもよいのである
また、前述の実施例においては、皮層の上から動脈に向
って押し付けられることにより、動脈の脈動に基づいて
脈波を検出する脈波センサユニットlOが設けられてい
るが、その代わりに、脈波の立上がり部やノツチ部にお
いて発生する脈音を検知する複数のマイクロホンを脈波
センサとして皮層上に配設することにより、動脈を伝播
する脈波を検知するようにしてもよい。なお、かかるマ
イクロホンとしては、一般に、数十Hz以上、たとえば
2Qt(z程度以上の周波数の脈音を検知可能なものが
選択される。このようにすれば、脈波が発生する脈音の
有無をもって脈波が検出されるので、その検出が簡単に
行なわれ得るとともに、脈波センサの配置場所が動脈上
から若干ずれて脈波の大きさが変化しても、脈波の伝播
時間を正確に測定することができる利点がある。
さらに、前記実施例では、脈波センサユニ、ノド10の
各脈波センサ12a〜12fが検出した脈波(脈波信号
SMa ’〜SMf“)の大きさが脈波表示ユニット3
2のデジタルレベル表示器36a〜361で個々に判別
され得るようになっていたが、そのような表示機能は必
ずしも設けなくてもよいのである。
加えて、前記実施例では、自動器!f 1llll+定
装置40は、I10ボート22からの血圧測定指令(i
j号SHに基づいて、脈波伝播速度の測定とは独立して
血圧値をめるようにされ、通常の自動血圧測定装置を援
用し得るようになっていたが、実際の脈波伝播速度の測
定を制御するCPU26で直接自動血圧測定装置40の
作動をも制御するように構成することも可能である。
その他、ハード回路の構成やフローチャー1・の構成等
−々列挙はしないが、本発明がその趣旨を逸脱しない範
囲内で種々なる変形、改良等を施した態様で実施し得る
ことは言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第一発明のクレーム対応図であり、第2
図は同じく第二発明のクレーム対応図である。第3図は
本発明の一実施例を示すブロック図であり、第4図は第
3図における脈波センサユニ・7トの一例を示す斜視図
であり、第5図は第3図に示した実施例の作動を説明す
るためのフローチャートであり、第6図は第5図のフロ
ーチャートのアルゴリズムAを説明するためのフローチ
ャートであり、第7図は最低血圧値と脈波伝播速度との
関係を示すグラフである。 10:脈波センサユニット 12a−f:に波センサ 32:脈波表示ユニット 34:表示器 36a−f:デジタルレベル表示器 40:自動血圧測定装置(血圧測定手段)ステップS1
3: (時間差検出手段)ステップS14二 (伝播速
度決定手段)ステップSl?: (伝播速度補正手段)
出願人 株式会社日本コーリン 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人体の動脈に一定の距離を隔てて押圧されて該動
    脈内を伝播する脈波を検出し、該脈波を表す脈波信号を
    それぞれ出力する一対の脈波センサと、 該一対の脈波センサから出力されたそれぞれの脈波信号
    が表す脈波の相対時間差を検出する時間差検出手段と、 該時間差検出手段で検出された相対時間差と前記一対の
    脈波センサ間の配置距離とに基づいて前記動脈中の風波
    伝播速度を決定する伝播速度決定手段と、 該伝播速度決定手段で決定された脈波伝播速度を表示す
    る表示手段と を含むことを特徴とする脈波伝播速度自動測定装置。
  2. (2)人体の動脈に一定の距離を隔てて押圧されて該動
    脈内を伝播する脈波を検出し、該脈波を表す脈波信号を
    それぞれ出力する一対の脈波センサと、 該一対の脈波センサから出力されたそれぞれの脈波信号
    が表す脈波の相対時間差を検出する時間差検出手段と、 該時間差検出手段で検出された相対時間差と前記一対の
    脈波センサ間の配置距離とに基づいて前記動脈中の脈波
    伝播速度を決定する伝播速度決定手段と、 前記人体の血圧値を測定する血圧測定手段と、該血圧測
    定手段で測定された血圧値と前記伝播速度決定手段で決
    定された脈波伝播速度とに基づいて、予めめられた関係
    から該脈波伝播速度を標準血圧値における標dIA脈波
    伝播速度に補正する伝播速度補正手段と、 該伝播速度補正手段で補正された標準脈波伝播速度を表
    示する表示手段と を含むことを特徴とする脈波伝播速度自動測定装置。
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