JPS6025445B2 - 熱硬化性樹脂の製造法 - Google Patents

熱硬化性樹脂の製造法

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JPS6025445B2
JPS6025445B2 JP454375A JP454375A JPS6025445B2 JP S6025445 B2 JPS6025445 B2 JP S6025445B2 JP 454375 A JP454375 A JP 454375A JP 454375 A JP454375 A JP 454375A JP S6025445 B2 JPS6025445 B2 JP S6025445B2
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bis
resin
parts
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弘 藤本
肇 鈴木
英男 三宅
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は活性ラジカルにより容易に硬化し、且つ優れた
性能を有するラジカル重合型熱硬化性樹脂の製造方法に
関するものである。
従釆より、ラジカル重合型熱硬化性樹脂として、一般的
に知られる不飽和ポリエステル樹脂の他に、主としてェ
ポキシ樹脂と不飽和酸を主原料とする熱硬化性樹脂があ
り、耐食用塗料用、ラィニング用あるいは接着用樹脂等
として使用されており、その性能を生かして用途も拡大
されつつある。
ェポキシ樹脂(又はェポキシ化合物)と不飽和酸を主原
料とする熱硬化性樹脂の製造方法としてはト例えば、特
公昭45一15災斑号公報、U.S.P.337321
1などに記載されている方法がある。
これらの方法では、ェポキシ樹脂として、2,2−ピス
(4ーヒドロキシフエニル)プロパンとエピクロルヒド
1′ンの反応生成物のジグリシジルェーテル、即ち、次
の化学構造式(式中、Rは水素又はメチル基を示す。
n=0〜5)で表わされる高分子化合物等を使用するの
が通常でありトこのためェポキシ含有量は一定ではなく
、熱硬化性樹脂製造時に綿密にェポキシ価を測定する必
要があり、場合により品質が一定しないという問題があ
ると同時に、これらのェポキシ樹脂は粘穂な液体または
塊状であるため精製が困難でェポキシ樹脂の原料である
ェピクロルヒドリンにもとづく塩素の混入は避けられず
、生成樹脂の着色の原因になりかねない。一方、近年ェ
ポキシ樹脂(またはェポキシ化合物)と不飽和酸を原料
とする熱硬化性樹脂の製造法に代って多価フェノール類
と二重結合およびェポキシ基を含有する化合物を主原料
とする方法が提案されている。
このような方法としては、例えば特公昭47−4353
6号公報に記載されている方法があり、多価フェノール
類と分子中にそれぞれ少なくとも1個のェポキシ基と二
重結合を有する化合物とを、必要に応じて飽和あるいは
不飽和の一塩基性または多塩基性酸ないいま無水物とを
、次の群から選ばれた触媒の存在に反応させることが示
されている。触媒:アミン類およびそれらの無機酸ある
いは有機酸付加物類第4級アンモニウム塩類 ホスホン酸およびホスホニウム塩類 スルフオン酸およびスルフオニウム塩類 有機酸塩類 ルイス酸類とそれらの有機付加物類 金属ハロゲン化物類 金属水酸化物類 ハロゲン化水素類 アルキルチタネート類 この反応ではェポキシ樹脂(又はヱポキシ化合物と不飽
和酸を主原料とする方法に比して、多価フェノール類の
精製が容易であることとェポキシ化合物の蒸留が可能で
あって、不純物が少ないことなどの利点を有する。
しかしながら、次のような欠点がある。(i〕ェポキシ
基の開環による多量化反応、あるいは二重結合の開裂に
よるラジカル架橋などの副反応を伴うため、反応触媒の
選択を謀まると反応系がゲル化し不溶不融なものになる
危険性がある。(ii)反応原料に多価フェ/ール類を
使用するために、反応率が低いと多価フェ/ール類が残
存し、生成した樹脂の硬化阻害を起す結果となる。事実
、前掲公報によると、多量に重合開始剤を使用しなけれ
ばならない。皿重合開始剤を多量に使用することは、と
りも直さず、硬化物の物性を低下させ着色を激しくする
原因となり品質低下をきたすことは言うまでもない。G
のさらにこの方法の致命的とも言える欠点は、オクテン
酸コバルト、ナフテン酸コバルトなどのコバルト系促進
剤とメチルエチルケトンパーオキシドなどのケトンパー
オキシド類の併用による常温硬化が全く不可能な点にあ
る。周知の通り、ラジカル重合型熱硬化性樹脂の常温硬
化の方法として、ジアシルパーオキシド類と第3級アミ
ン類、あるいはケトンパーオキシド類とコバルト系促進
剤を組合せるいわゆるレドックス系が知られているが、
後者に比較すると、前者の組合せでは空気接触面での硬
化が不良でべたつきやすく、完全硬化しにくい欠点をも
っており、一般的に知られるパラフィンワックス類の添
加によっても簡単には解決されない。特に本発明の対象
となる熱硬化性樹脂において、空気阻害を受けやすい煩
向は著しい。従って、本発明の熱硬化型樹脂にこのよう
な常溢硬化性を付与することは強く要望され、且つその
結果として用途拡大に大きく貢献することは当然の事と
言える。本発明者はこのような致命的な欠点を解消する
ため、種々鋭意検討したところ、1価または多価フェノ
ール類と分子中にラジカル重合性二重結合およびェポキ
シ基を各々少なくとも1個以上含有する化合物と、さら
に必要に応じてェポキシ基を一個以上含有する化合物と
を、ある触媒の存在下、反応前後の任意の段階において
溶剤または重合性単量体を使用または使用せずに反応さ
せることにより、通常のラジカル重合開始剤、殊にコバ
ルト系促進剤とケトンパーオキシド類の併用によって代
表されるような重合開始剤系による常温硬化の可能なラ
ジカル重合型熱硬化性樹脂が得られることを見出し、本
発明に到達した。
すなわち本発明は1価または多価フェノール類Aと分子
中にラジカル重合性二重結合及びェボキシ基を各々少な
くとも1個以上含有する化合物B、さらに必要に応じて
ラジカル重合性二重結合を含有せずェポキシ基を分子中
に1個以上含有する化合物Cとをェポキシ基フェノール
性OH基〉1.0になるような割合で、フェノール性O
H基に対し0.001〜20モル%の一般式(1)(式
中、R,は芳香族二塩基性カルボン酸残基、R2,R3
,R4およびR5は各々独立してC,〜C3。
からなる置換もしくは夫置換のアルキル基、アリール基
、あるいはアラルキル基を示すか、あるいはR2〜R5
のうち少くとも2つとN原子が共同してへテロ脂環核あ
るし、はへテロ芳香核を形成してもよい。m=1又は2
、n=2である。)で表わされる化合物の存在下に反応
させることを特徴とする熱硬化性樹脂の製造法である。
本発明において使用する1価または多価フェノール類A
としては、フェノール、0ークレゾール、mークレゾー
ル、pークレゾール、ジーにrt−ブチルクレゾール、
ニトロフェノール、クロロフエノール、プロモフエノー
ル、ハイドロキノンモノメチルエーテル、p−tenー
プチルー2,6ーメチルフェノールなどの1価フェノー
ル類、2,2ービス(4−ヒドロキシフエニル)メタン
、2,2−ビス(4ーヒドロキシフエニル)プロパン、
2,2−ビス(3,5ージクロロ−4−ヒドロキシフエ
ニル)プロパン、2,2ーピス(3,5−ジブロモー4
ーヒドロキシフエニル)プロパン、2,2ービス(2ー
メチルー4ーヒドロキシフエニル)プロパン、2,2ー
ビス(2−ヒドロキシー4一把rtーブチルフエニル)
プロパン、2,2ービス(2ーヒドロキシフエニル)プ
ロパン、2,2ービス(4ーヒドロキシフエニル)ブタ
ン、2,2−ピス(3,5−ジブロモー4ーヒドロキシ
フヱニル)ブタン、2,2−ビス(2−クロロー4ーヒ
ドロキシフヱニル)プロパン、ビス(2ーブロモー4ー
ヒドロキシフエニル)プロパン、2,2ービス(4−ヒ
ドロキシフエニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)エーテル、4,4′ージヒドロキシジフエニル
、3,3′ージクロロー4,4′−ジヒドロキシジフヱ
ニル、3,3′ージブロモ−4,4′ージヒドロキシジ
フエニル、3,3′,5,5′−テトラブロモ−4,4
′ジヒドロキシジフエニル、3,3,5,5−テトラク
ロロー4,4′ージヒドロキシジフエニル、3ーヒドロ
キシフエニルサリチレート、ハイドロキノン、2,6ー
ジーtertーブチルハイドロキ/ン、モノーtert
一ブチルハイドロキノン、p−にrtーブチルカテコー
ル、タンニン酸、レゾルシノール、メチルレゾルシノー
ル、1,5ージヒドロキシナフタレン、1,4ージヒド
ロキシナフタレンなどの2価フェノール類、ピロガロー
ル、フロロブルシンなどの3価フェノール類、あ′るし
、は2価フェノール類と分子中に2個のェポキシ基を有
する化合物との反応により生成する末端にフェノール性
OH基を2個有する2価フェノール類、フェノール樹脂
の/ボラツク型あるいはレゾール型オリゴマーを含むも
のである。
また、本発明に用いるラジカル重合性二重結合およびェ
ポキシ基を分子中に各々1個以上含有する化合物Bとし
ては、グリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレ
ート、アリルグリシジルエーテル、アリルー2,3ーエ
ポキシプチルエーテル、アリルー2,3−エポキシ−2
−メチルプロピルェーテル、マレイン酸ジグリシジル、
マレイン酸4,5ーェボキシドデシル、マレィン酸一4
,5一ェポキシテトラデジル、ェポキシ化ブタジエンな
どである。
さらにラジカル重合性二重結合を含有せずェポキシ基を
1個含有する化合物Cとしてはプロピレンオキシド、エ
ピクロルヒドリン、ヱピプロモヒドリン、1,2ーエポ
キシブタン、1,2ーエポキシヘキサン、1,2ーエポ
キシオクタン、1,2ーエポキシデカン、1,2ーエポ
キシシクロヘキサン、ブチルグリシジルエーテル、フエ
ニルグリシジルエーテル、スチレンオキシド、ビニルシ
クロヘキサンモノオキシド、3,4ーヱポキシ−6ーメ
チルシクロヘキシルアセテートなどがあげられる。
ラジカル重合性二重結合を含有せず、ェポキシ基を2個
以上含有する化合物としては、(i)ェステル系ェポキ
シ化合物として、ジグリシジルアジべ−ト、ジグリシジ
ルオルソフタレート、ジグリシジルイソフタレート、ジ
グリシジルテレフタレート、ジー2,3一エポキシブチ
ルアジべ−ト、ジー2,3ーェポキシブチルオキザレー
ト、ジー2,3−エポキシヘキシルサクシネート、ジー
2,3−エポキシブチルオルソフタレート、ジー2,3
ーエポキシブチルイソフタレート、ジー2,3−エポキ
シオクチルテトラヒドロフタレート、ジー2,3−ヱポ
キシプチルテレフタレートなど多塩基酸と不飽和アルコ
ールから誘導されるェポキシ化合物類、(ii)多価フ
ェノール系ェポキシ化合物として、一般式(0):(式
中、×は水素またはハロゲンを示す。
Rは水素またはメチル基を示す。m,n=0〜2u但し
m=0のときn≠0、n=0のときm±0)で表わされ
るェポキシ化合物(例えば米国シェル社、ェピコート8
2&ダウケミカル社、DER511など)あるいは一般
式(m):(式中、Rは水素またはメチル基を示す。
)で表わされるェポキシ化合物(例えば米国ダゥケミカ
ル社製、DEN438など)、(iii}ポリアルキレ
ングリコール系ヱポキシ化合物として一般式(W):(
式中R,R′は独立に水素又はメチル基を示す。)で表
わされるェポキシ化合物(例えばシェル社、ェピコート
812など)、Mグリコールなどのポリオールのポリグ
リシジルェーテル類、例えばネオベンチルグリコールジ
グリシジルエーテル、グリセリンポリグリシジルエーテ
ル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、
ベンタエリスリトールポリグリシジルエーテルなど、ざ
らに(V)ェポキシ化ブタンジェンなどがあげられる。
本発明において用いる−般式(1): (式中、m,nは前述の数、R,〜R5は前述の基であ
る。
)で表わされる化合物において、R,はオルソフタル酸
、ィソフタル酸、テレフタル酸、テトラプロモあるいは
テトラク。
ロオルソフタル酸、メチルテレフタル酸、ナフタレンジ
カルポン酸などの芳香族二塩基性カルボン酸のカルポキ
シル基を除し、た残基を示す。さらに、R2,R3,R
4,R5はそれぞれ独立に炭素1〜30の炭化水素基あ
るいはそれらの置換体、例えば、メチル、エチル、プロ
ピル、クロロエチル、lso−プロビル、lso‐ブチ
ル、n−プチル、secーブチル、企rtーブチル、ア
ミル、ISoーアミル、ヘキシル、オクチル、デシル、
ドデシル、ステアリル、シクロヘキシル、シクロヘキシ
ルメチル、フエニル、ベンジル、トルイル、ニトロフエ
ニル、フルフリル等の基を表わし、これらの基の同種ま
たは異種の組合せをもつ第4級アンモニウム塩の置換基
を示している。
勿論、窒素原子はへテロ脂環核あるし、はへテロ芳香環
核を構成する一原子であっても良く、例えば、第4級ピ
リジニウム塩や第4級ピベリジニウム塩型であっても良
い。また、前記一般式(1)において、mはカルボン酸
の中和度を示し、oくmSnの整数であって、少なくと
も1つのカルボキシル基が第4級アンモニウム塩を形成
しており、必要に応じて中和度を調節できる。一般式(
1)で表わされるこれらの化合物を具体的に列挙するな
らば、モノ(テトラメチルアンモニウム)テレフタレー
ト、モノ(テトラエチルアンモニウム)テレフタレート
、モノ(テトラ一n−プロピルアンモニウム)テレフタ
レート、モノ(テトラ一1so−プロピルアンモニウム
)テレフタレート、モノ(テトラ一nーブチルアンモニ
ウム)テレフタレート、ビス(テトラメチルアンモニウ
ム)テレフタレート、ビス(テトラエチルアンモニウム
)テレフタレ−ト、ビス(テトラ一n−プロピルアンモ
ニウム)テレフタレート、ビス(テトラ一iso一プロ
ピルアンモニウム)テレフタレート、ビス(テトラ−n
ーブチルアンモニウム)テレフタレート、モノ(テトラ
メチルアンモニウム)イソフタレート、モノ(テトラエ
チルアンモニウム)イソフタレート、モノ(テトラ一n
一プロピルアンモニウム)イソフタレート、モノ(テト
ラ一iso一プロピルアンモニウム)イソフタレート、
モノ(テトラ−nーブチルアンモニウム)イソフタレー
ト、ビス(テトラメチルアンモニウム)イソフタレート
、ビス(テトラエチルアンモニウム)イソフタレート、
ビス(テトラ一n一プロピルアンモニウム)イソフタレ
ート、ビス(テトラ一lso一プロピルアンモニウム)
イソフタレート、ビス(テトラ一n−ブチルアンモニウ
ム)イソフタレート、モ/(テトラメチルアンモニウム
)オルソフタレート、モ/(テトラエチルアンモニウム
)オルソフタレート、モノ(テトフ−n一プロピルアン
モニウム)オルソフタレート、モノ(テトラ−isoー
プロピルアンモニウム)オルソフタレート、モノ(テト
ラ一nーブチルアンモニウム)オルソフタレート、ビス
(テトラメチルアンモニウム)オルソフタレート、ビス
(テトラエチルアンモニウム)オルソフタレート、ビス
(テトラ一n一プロピルアンモニウム)オルソフタレー
ト、ビス(テトラ一iso一プロピルアンモニウム)オ
ルソフタレート、ビス(テトフーnープチルアンモニウ
ム)オルソフタレート、モノ(トリメチルベンジルアン
モニウム)テレフタレート、モノ(トリメチルフエニル
アンモニウム)テレフタレート、モノ(トリメチルーl
soーブチルアンモニウム)テレフタレート、モノ(ト
リメチルステアリルアンモニウム)テレフタレート、ビ
ス(トリメチルベンジルアンモニウム)テレフタレート
、ピス(トリメチルフエニルアンモニウム)テレフタレ
ート、ビス(トリメチルーlso−ブチルアンモニウム
)テレフタレート、モノ(トリメチルベンジルアンモニ
ウム)イソフタレート、モノ(トリメチルフエニルアン
モニウム)イソフタレート、モノ(トリメチルステアリ
ルアンモニウム)イソフタレート、ビス(トリメチルベ
ンジルアンモニウム)イソフタレート、ビス(トリメチ
ルフエニルアンモニウム)イソフタレート、などが挙げ
られる。
特にテレフタル酸またはィソフタル酸のテトラメチルア
ンモニウム塩、テトラエチルアンモニウム塩、テトラ−
n−プロピルアンモニウム塩、テトラ−iso−プロピ
ルアンモニウム塩、テトラ−n−ブチルアンモニウム塩
などが好ましい。このような一般式(1)で表わされる
化合物は、第4級アンモニウム塩を製造する一般式な方
法によって製造することができる。本発明で使用する触
媒の量は、使用するフェノール類のOH基に対し0.0
01〜20モル%であり、通常は0.05〜5モル%で
ある。
また、触媒の添加方法は、特別な方法に限定されず、例
えば、触媒をそのまま添加する方法の他、触媒を何らか
の媒体に溶解または分散し、溶液、懸濁液、ペースト状
あるいは固型状にして添加しても良い。その媒体として
は、メチルアルコール、エチルアルコールなどのアルコ
ール類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類
、エチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコー
ル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジブチルエー
テルなどのエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホオキシドなどの極性非ブロトン性溶剤、酢酸エ
チル、アクリル酸メチルなどの飽和あるいは不飽和ェス
テル類、ベンゼン、トルェン、スチレン、n−へキサン
、n−オクタン、ケロシンなどの飽和あるいは不飽和の
炭化水素類、流動パラフィンなどのパラフィン類あるい
はパラフィンワックス類があげられ、勿論これらの化合
物に限定されるものではない。本発明方法は前記フェノ
ール類Aとェポキシ化合物B、さらに必要に応じてェポ
キシ化合物Cとをェポキシ基/フェノール性OH基>1
.0になるような割合で、前記一般式(1)で表わされ
る化合物の存在下に反応させ、ラジカル重合可能な熱硬
化性樹脂を製造する。
反応温度は40〜200oo、好ましくは70〜180
0Cで行なう。また必要とあらば、反応前、反応後の任
意の段階において「溶剤、重合性単量体、さらにはゲル
化防止と保存安定性向上のために各種重合禁止剤を使用
することができる。ここで言う溶剤とは、ベンゼン、ト
ルェン、キシレン・n−へキサン、ケロシンなどの炭化
水素類、メチルエチルケトン、ジブチルケトンなどのケ
トン類、エチルアルコール、プロピルアルコール、n−
ブチルアルコールなどのアルコール類、酢酸エチル、酢
酸プロピルなどのェステル類などを広く包含し、また重
合性単量体とは、スチレン、ビニルトルエン、クロロス
チレン、【ert−ブチルスチレン、ジビニルベンゼン
などのスチレン系単量体、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、2ーヒドロキシエチルメ
タクリレート、2′−ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、メタクリル酸メチルなどのアクリル系単量体、酢酸
ビニル、プロピオン酸ピニルなどのビニルェステル系単
量体、ジアリルフタレートなどのアリル系単量体があげ
られ、これらの重合性単量体は前記の溶剤としても使用
可能である。
さらに、重合禁止剤としてはハイドロキノン、p一にr
tーブチルカテコールなどの多価フェ/ール類、pーベ
ンゾキノンなどのキノン類、ジフェニルアミン、N,N
′ージフエニル−p−フエニレンジアミンなどの芳香族
ァミン類、フェノチアジン類、ナフテン酸銅などの可溶
性金属塩類があり、使用量は生成樹脂に対し、0.00
01〜0.5重量%である。なお、ェポキシ基/フェノ
ール性OH基〉1,0になるような割合にて反応を行な
うが、好ましくはェポキシ基ノフェノール性OH基=1
.05〜2.0である。
ェポキシ基/フェノール性PH基≦1.0になるような
割合にて反応を行なうと、フェノール性OH基が残存し
、硬化阻害を起すので好ましくない。本発明方法で得ら
れるラジカル重合型熱硬化性樹脂は、前述の通り、常温
硬化が可能であり、例えば、樹脂製造の際、反応触媒と
してビス(テトラエチルアンモニウム)テレフタレート
を使用して得られた本発明方法の樹脂の常温(25q0
)の硬化特性は、ゲル化時間35分である。
しかし、反応触媒としてトリェチルアミンを使用して得
られた樹脂は全く硬化が起らない。すなわち本発明によ
り始めて硬化可能な樹脂が得られるようになった。さら
に、本発明方法によって得られる熱硬化性樹脂はェボキ
シ基の関環による多量化反応、あるいは二重結合の開裂
によるラジカル架橋などの副反応がきわめて少なく、反
応系がゲル化し、不溶不融なものになる危険性は殆んど
ない。
また、本発明方法に従えば、多量の重合開始剤を用いる
ことを必要とせず、硬化阻害ならびに硬化物の物性低下
、着色などの問題がおきない。以上述べたように、本発
明方法に従い製造されるラジカル重合型熱硬化性樹脂組
成物は種々の優れた性能を有し、プリプレグ成形物、積
層成形物、引抜成形物、フィラメントワインデング成形
物、プレミックス成形物、パルクモールディングコンパ
ウンド成型物、シートモールディングコンパウンド成型
物などのFRP用途「 あるいは注型成型物、ゲルコー
ト、ラィニング、接着剤、塗料などの非FRP用途など
の広汎な用途に使用されるものである。
なお、本発明方法において用いる一般式(1)で表わさ
れる化合物は一般的な飽和ェポキシ化合物とフェノール
OH基との反応触媒としても勿論使用可能である。
以下、本発明を実施例を用いて説明する。
なお、実施例および比較例において特に断わりのない限
り部はすべて重量部を表わし、PHRとあるのは、樹脂
10の雲量部に対する重量部のことである。また、硬化
特性の測定はJISK 6901に準じ、高温硬化(8
び○)では過酸化ペンゾイル(商品名サンベロックスB
P○三蓬化工■製)1.岬HR、常温硬化(250o)
ではナフテン酸コバルト(6%Co含有)溶液0.坪H
R、ジメチルアニリン0.がHRメチルエチルケトンパ
ーオキシド(55%ジメチルフタレート溶液、商品名:
サンハードSL、三蓬化工■製)1.皿HR使用して行
なった。
実施例 1羅拝機、温度計、還流式冷却管および窒素導
入管を具備せる反応容器に2,2‐ビス(4‐ヒドロキ
シフエニル)プロパン182部、グリシジルメタクリレ
ート25の部(ェポキシ基/フヱ/ール性OH=1.1
)ビス(テトラエチルアンモニウム)テレフタレート3
.38部(フェノール性OH基に対し0.5モル%)お
よびハイドロキノン0.043部を仕込み、窒素気流中
下、110こ0で8時間反応させた後、反応物を286
部のスチレンに溶解し、淡色透明な樹脂を得た。
色相(ハーゼン数)20以下で、25q0における粘度
は0.6ポィズであった。樹脂の高温及び常温での硬化
特性は次の通りであった。帆綱 最灘蹄廉熱願高温硬化
(分)3−。
(分も−三 (℃を20常澄菱帯ヒ)350 61‐2
145(250C) 比較例 1 実施例1と同じ反応容器に2,2ーピス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン182部、グリシジルメタクリレ
ート25の部(ェポキシ基ノフェノール性OH基=1.
1)、トリヱチルアミン1.01部(フェノール性OH
基に対し0.5モル%)およびハイドoキノン0.04
3部を仕込み窒素気流下、110ooで8時間反応させ
、反応物を286部のスチレンに溶解し樹脂とした。
樹脂の色相(ハーゼン)は400であった。樹脂の硬化
特性は次の通りであった。ゲノレイ蹄電最凝滞 繭熱願
高温硬化(分さ.6 (分も−9 ぐC)(800C
) 202常温硬化 全
く硬化せず(250C) 比較例 2 比較例1におけるトリヱチルァミンの代りにジェチルア
ミン塩酸塩0.88部(フェノール性OHに対し0.5
モル%)を用いて11び○で8時間反応させて、全く同
様にして樹脂を得た。
樹脂の色相(ハーゼン数)は350であった。樹脂の硬
化特性は次の通りであった。ゲルイ扮粥母 最少硬イ班
朝電 最高発熱温暖高温硬化(分き−・(分る6−6(
℃‘88(80℃)壱鯛卓)全く硬化け 比較例 3 比較例1におけるトリェチルアミンの代わりに安息香酸
ナトリウム1.15部(フェノール性OH基に対し0.
5モル%)を用いて11ぴ○で8時間反応させて全く同
様に樹脂を得た。
樹脂の色相(ハーゼン数)は400であった。樹脂の硬
化特性は次の通りであった。仇欄 最欄綱繭熱願 樋燐)(分)9.6(分L6.6(℃,)9,常温硬化
全く硬化せず(250C) 比較例 4 比較1と全く同様にして触媒として種々の第4級アンモ
ニウム塩類を使用して樹脂を製造し、樹脂の硬化特性に
ついて測定した結果を第1表に示す。
第 1 表 第4級アンモニウム塩類の触媒効果(
反応温度110℃)1) フェノ−ル性OH),liK
対するモル※。
比較例 5実施例1と同じ反応容器に、2,2′ービス
(4−ヒドロキシフエニル)プロパン18森部、グリシ
ジルメタクリレート215.8部(ェポキシ基/フェノ
ール性OH基=0.95)、ハイドロキノン0.04部
およびビス(テトラエチルアンモニウム)テレフタレー
ト3.38部(フェノール性OH基に対し0.5モル%
)を仕込み、115℃で8時間反応させた後、反応物を
スチレン17礎部‘こ熔解し樹脂を得た。
樹脂の硬化特性は次の通りであった。ゲノイ脇電最擬イ
蹄罰 横熱願 (分) (分) (OC) 高温硬化 12.4 35.0 102常温硬化
全く硬化せず実施例 2 実施例1と同じ反応容器に2,2ービス(3,5−ジク
ロo−4−ヒドロキシフヱニル)プロパン293部、グ
リシジルメタクリレート253部(ェポキシ基ノフェノ
ール性OH基=1.1)、ビス(テトラエチルアンモニ
ウム)テレフタレート3.38部(フェノール性OH基
に対し0.5モル%)およびハイドロキノン0.05礎
部を仕込み、窒素気流下、110℃で7時間反応させ、
反応物をスチレン36峠部‘こ溶解して透明な樹脂を得
た。
樹脂の硬化特性は次の通りであった。仇蹄罰最少側鯛
fi登高轍願 高温硬化 3;多) 51ふ分) (℃)(8oOC)
212常温硬化 26.8
52.9 153(25℃)実施例 3 実施例1と同じ反応容器に、ヱピコート828(シェル
社製)30.6部、2,2′−ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)プロパン205.群部(エポキシ基/フェ/ー
ル性OH基=1.1)、グリシジルメタクリレート25
5.6部、ビス(テトラメチルアンモニウム)ィソフタ
レート3.56部(フェノール性OH基に対し0.5モ
ル%)およびハイドロキノン0.04$部を仕込み、窒
素気流下、115午0で7時間反応させ、反応後反応物
をスチレン290部に溶解し、色相(ハーゼン数)80
の透明な樹脂を得た。
樹脂の硬化特性は次の通りであった。仇職母最擬で蹄母
廉熱願 高温変化 ま全) 5≦分)2.ラ。
C)(80℃) 常温硬化 28.2 56.3 147(25
0C)実施例 4 実施例1と同じ反応容器にネオベンチルグリコールジグ
リシジルェーテル〔商品名:デナコールEX−210(
ェポキシ価135)(長瀬産業■製)〕43.2部、2
,2′ービス(4ーヒドロキシフェニル)プロパン18
2都、グリシジルメタクリレート267部(ェポキシ基
/フェノール性OH基=1.15)、ハイドロキノン0
.4$部、ビス(テトラメチルアンモニウム)テレフタ
レート2.53部(フェノール性OH基に対し0.4モ
ル%)およびトルェン123部を仕込み、120qCで
8時間反応させて色相(ハーゼン数)80の透明な樹脂
を得た。
次にロータリー・ェバポレーターを用いて得られた樹脂
中のトルェンを溜去したのち、固形分をメチルメタクリ
レート211部に溶解した。この新たに得られた樹脂の
高温および常温での硬化特性は次の通りであった。州蹄
電 最少磯織電 巌窟発綱度 高温変化 (分) (分) (℃)31
48 213 (80℃) 常温硬化 47.6 59.2 139(2
5℃)実施例 5 楓梓機、滴下ロート、窒素導入管、および還流式冷却管
を具備せる反応容器に、ェピコート828(前出)17
0部、ビス(4ーヒドロキシフェニル)プロパン228
部(ェポキシ基/フェノール性OH基=1.1)、ハイ
ドロキノン0.1部、ビス(テトラエチルアンモニウム
)テレフタレート2.11部(フェノール性OH基に対
し0.5モル%)およびトルェン5庇郡を仕込み、12
0qoで3時間反応を行なった後、100qoに冷却し
、グリシジルメタクリレート156.2部を約20分で
滴下した。
滴下後再び昇温し反応温度を1190に保持しながら6
時間反応させた。反応後、スチレン187部に溶解して
樹脂とした。樹脂の硬化特性は次の通りであった。ゲル
イが試問最少酸他鯖鮒 最高発熱温度(分) (分
) (OC)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1価または多価フエノール類Aとラジカル重合性二
    重結合およびエポキシ基を分子中に各々少なくとも1個
    以上含有する化合物B、さらに必要に応じてラジカル重
    合性二重結合を含有せずエポキシ基を分子中に1個以上
    含有する化合物Cとを、エポキシ基/フエノール性OH
    基>1.0になるような割合で、フエノール性OH基に
    対し0.001〜20モル%の一般式(1):▲数式、
    化学式、表等があります▼ (式中、R_1は芳香族二塩基性カルボン酸残基、R_
    2,R_3,R_4,およびR_5は各々独立してC_
    1〜C_3_0からなる置換もしくは未置換のアルキル
    基、アリール基あるいはアラルキル基を示すが、あるい
    はR_2〜R_5のうち少なくとも2つとN原子が共同
    してヘテロ脂環核あるいはヘテロ芳香族を形成してもよ
    い。 m=1又は2、n=2である。)で表わされる化合物の
    存在下に反応させることを特徴とする熱硬化性樹脂の製
    造法。
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