JPS6030792Y2 - 電子楽器の音もれ防止回路 - Google Patents

電子楽器の音もれ防止回路

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JPS6030792Y2
JPS6030792Y2 JP4692578U JP4692578U JPS6030792Y2 JP S6030792 Y2 JPS6030792 Y2 JP S6030792Y2 JP 4692578 U JP4692578 U JP 4692578U JP 4692578 U JP4692578 U JP 4692578U JP S6030792 Y2 JPS6030792 Y2 JP S6030792Y2
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隆次 杉浦
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鍵盤に固定的に対応していない楽音発生回
路を設け、この楽音発生回路を複数の鍵盤間で選択的に
使い分けるようにした電子楽器において、使用鍵盤を切
換えた際に前記楽音発生回路の楽音伝送路を一時的に遮
断し、音もれを防止するようにした回路に関する。
従来、電子楽器の楽音発生回路は各鍵盤別に設けられる
のが普通であった。
これによって、鍵盤別に異なる音色の楽音を得ることが
できるようにしている。
これに対し、特願昭53−1734号(特開昭54−9
431、発明の名称1電子楽器J)においては、鍵盤に
固定的に対応していない1追加の楽音発生回路ヨを設け
、この1追加の楽音発生回路ヨを複数の鍵盤間で選択的
に使い分けるようにした電子楽器が提案されている。
ところで、′追加の楽音発生回路ヨの使用鍵盤を切換え
た場合、前の使用鍵盤で押圧されていた鍵の減衰音が残
ることがあり、切換後の使用鍵盤では押されていない鍵
の音が1追加の楽音発生回路ヨから発生されてしまうと
いう不都合が生じるおそれがある。
この点に鑑みて上記特願昭53−1734号(特開昭5
4−94316号)明細書に記載された電子楽器におい
ては1追加の楽音発生回路ヨ内の開閉回路のコンデンサ
を使用鍵盤切換時に急速放電するようにしている。
しか腰この急速放電は放電用の小抵抗を介して行なわれ
るようになっているため、完全に瞬時に放電することは
できない。
これは、急速放電回路がエンベロープ減衰特性を短い急
峻な特性にするためのダンパ回路と兼用されているから
であり、また、小抵抗を入れずに放電を行なった場合は
大きな電流が瞬時に流れることになりこれは1追加の楽
音発生回路ヨを構成する集積回路にとって好ましくない
からである。
従って、開閉回路のコンデンサを急速放電するだけでは
、わずかな音もれが生じるおそれが残る。
この考案は上述の点に鑑みてなされたもので、複数の異
なる鍵盤によって選択的に使用される楽音発生回路の楽
音信号伝送路に可変利得増幅回路(あるいはアナログゲ
ート)を挿入し、該楽音発生回路の使用鍵盤が切換えら
れた時に前記可変利得増幅回路の利得を一時的に零にし
て前記楽音信号伝送路を一時的に遮断することにより、
音もれを防止するようにした音もれ防止回路を提供しょ
うとするものである。
この考案と前述の先行出願明細書に示された技術との違
いは、先行出願が鍵盤切換時に楽音振幅エンベロープを
一時的にクリアする構成であるのに対して、この考案で
は楽音信号伝送路を一時的に遮断するようにした点であ
る。
特に積極的にエンベロープをクリアする構成を採用しな
くても、楽音信号伝送路を一時的に遮断する構成を採用
すればその一時遮断の間に前の鍵盤に関するもれ音は自
然消滅するので、一時的遮断中に生じるもれ音は外部に
出されず、かつ一時遮断終了後はもれ音はもう生じなく
なっているので、問題はない。
しかし、エンベロープの積極的クリアと楽音伝送路の一
時的遮断とを併用すれば、一時的遮断時間を極めて短く
することができるので、効果的である。
以下この考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明し
よう。
第1図の電子楽器は上鍵盤10と下鍵盤11とを具えて
おり、上鍵盤用の楽音発生回路12と下鍵盤用の楽音発
生回路13とが各鍵盤10.11に対応して設けられて
いる。
この点は、従来から知られている電子楽器と同じである
すなわち、上鍵盤10あるいは下鍵盤11における押鍵
に応じてキーイング信号(鍵操作信号)が、対応する楽
音発生回路12あるいは13に夫々供給され、押圧鍵の
楽音信号がその鍵盤で選択されている音色で夫々発生さ
れる。
各回路12.13の楽音信号出力はミキシング回路14
.15に夫々供給される。
この考案では、上記各鍵盤専用の楽音発生回路12.1
3のほかに、両鍵盤間で選択的に利用される1追加の楽
音発生回路J16が設けられている。
この1追加の楽音発生回路116の使用鍵盤は鍵盤選択
スイッチ17によって選択回路18において選択される
すなわち、上鍵盤10及び下鍵盤11からのキーイング
信号が選択回路18に入力されており、鍵盤選択スイッ
チ17が閉じているときは上鍵盤10からのキーイング
信号を選択して1追加の楽音発生回路ヨ16に供給し、
該スイッチ17が開いているときは下鍵盤11からのキ
ーイング信号を選択して1追加の楽音発生回路ヨ16に
供給するようになっている。
また、鍵盤選択スイッチ17の出力U/Lは1追加の楽
音発生回路J16にも供給され、該スイッチ17が切換
わったこと、すなわち使用鍵盤が変化したことを検出す
るために利用される。
選択回路18で選択された1鍵盤に関する各鍵のキーイ
ング信号に1〜に61(例えば1鍵盤にっき61鍵とす
る)は、各々に対応する開閉回路19−1乃至19−6
1に入力される。
開閉回路19−1(19−2乃至19−61も同じ)は
、アタック用抵1□と、対応するキーイング信号Kt
(K2〜に81)によって抵抗R□を通して充電される
コンデンサCと、コンデンサCの電荷をゆっくり放電す
るためのディケイ用抵扮B2と、コンデンサCの電圧波
形に応じた利得でゲート制御されるアナログゲートGと
を含んでいる。
抵抗R工はエンベロープにアタック特性をつけるための
もの、抵抗R2はディケイ特性をつけるためのもので、
一般にR1(R2である。
キーイング信号Kl (及びに2〜に43.)は、例え
ば押鍵中は“1′、離鍵されると“°0゛°となる。
また 44 Q IIのときの選択回路18の出力イン
ピーダンスは高く、アタック用抵抗R□は放電のために
は使用されない。
このようにキーイング信号を鍵押圧に対応させると、サ
スティン系のエンベロープ波形が得られる。
また、キーイング信号に1〜に61を、押鍵当初に1′
となル短カいパルスにすると、パーカッシブ系のエンベ
ロープ波形が得られる。
釜開閉回路19−1乃至19−61のアナログゲートG
には、それらに対応する音高の音源信号が音源回路20
から入力される。
この音源信号が、前記コンデンサCの電圧波形4(すな
わちエンベロープ波形)に応じて振幅制御され、エンベ
ロープが付与される。
釜開閉回路19−1乃至19−61の出力信号はミキシ
ングされ、各種の音色付与回路21−1乃至21−nに
夫々入力される。
音色付与回路21−1乃至21−nは、例えば、音色選
択スイッチ22で選択可能なn個の音色を夫々対応する
音色フィルタである。
音色選択回路23は、音色選択スイッチ22で選択され
ている音色に対応する音色付与回路21−1乃至21−
nの出力楽音信号を選択し、選択されたものを混合して
ライン24に導き出す。
ライン24に導き出された音色選択済みの楽音信号は電
圧制御型可変利得増幅回路(以下VCAという)25に
入力される。
VCA25は制御信号発生器26から与えられる制御信
号に応じてその利得が制御される。
この考案では鍵盤選択スイッチ17が切換えられたとき
VCA25の利得を0にしてライン24の楽音信号をカ
ットするようにしている。
そのため、変化検出回路27でスイッチ17の状態が変
化したことを検出し、変化検出パルスCHPを制御信号
発生器26に加え、該変化検出パルスCHPが発生して
いる間、制御信号がVCA25に供給されないようにし
、これによりVCA25の利得をOにしている。
鍵盤選択回路17の出力U/Lが変化検出回路27の微
分回路28及びインバータ29に夫々加わり、このイン
バータ29の出力は別の微分回路30に加わる。
微分回路28及び30は入力信号が“1゛′に立上った
とき1発のパルスを発生するもので、アナログ式または
遅延フリップフロップを用いたデジタル式のものなど公
知の適宜の微分回路を用いることができる。
従って、鍵盤選択スイッチ17が開から閉に切換わった
とき(すなわち使用鍵盤が下鍵盤から上鍵盤に切換わっ
たとき)、出力U/Lは“1゛°に立上り、微分回路2
8から1パルスが発生する。
また、スイッチ17が閉から開に(すなわち上鍵盤から
下鍵盤に)切換わったとき、出力U/Lは0゛に立下り
、他方の微分回路30から1パルスが発生する。
微分回路28及び30の出力はオア回路31を介してワ
ンショット回路32に加わり、前記1パルスに応答して
所定時間幅(例えば200rTIS程度)の変化検出パ
ルスCHPが発生される。
この変化検出パルスCHPは第2図に示す制御信号発生
器26のゲート33のゲート制御入力に加えられる。
ゲート33は変化検出パルスCHPが供給されたとき不
導通となる。
このゲート33の出力は前記VCA25の制御信号入力
に加えられるので、変化検出パルスCHPが発生してい
る間、前記VCA25に制御信号は与えられず、該VC
A25の利得はOとなる。
従って、使用鍵盤が上鍵盤から下鍵盤へ、またはその逆
に切換わったときは一時的に(パルスCHPの時間幅だ
け)楽音信号伝送路が遮断されることになる。
尚、制御信号発生器26のゲート33は、通常(変化検
出パルスCHPが生じていない間)は導通しており、様
々な制御信号がVCA25に供給される。
例えば、鋸歯状波発振器34の発振出力をゲート35で
選択し、鋸歯状波信号によってVCA25を制御する場
合は楽音にマンドリン効果を付与することができる。
また、発振器34の出力を波形変換器36で正弦波に変
換し、ゲート37を介3て正弦波信号をVCA25に供
給する場合は、楽音にトレモロ効果を付与することがで
きる。
このように、制御信号発生器26は楽音に振幅変調効果
を施す場合に使用される。
効果の選択は音色選択スイッチ22によってなされる。
すなわち、音色選択スイッチ22の選択に応じてゲー)
35.37.3B、・・・・・・が導通し、所望の制御
信号がゲート33に入力される。
ゲート38は一定電圧+■を選択するためのもので、振
幅変調効果を施さない場合はこのゲート38が導通し、
一定電圧子■をVCA25に供給する。
VCA25の出力楽音信号は分配回路39に供給され、
鍵盤選択スイッチ17の出力U/Lが上鍵盤を選択する
もの(U)である場合は上鍵盤出力ラインUOUTに分
配され、スイッチ17の出力U/Lが下鍵盤を選択する
もの(L)である場合は下鍵盤出力ラインL。
UTに分配される。ラインUOUTに導かれた上鍵盤楽
音信号はミキシング回路14で上鍵盤用の楽音発生回路
12の出力とミキシングされ、上鍵盤音量調整ボリュー
ム40を経てサウンドシステム42に導かれる。
ラインL。
。、に分配された下鍵盤楽音信号はミキシング回路15
で下鍵盤用の楽音発生回路13の出力とミキシングされ
、下鍵盤音量調整ボリューム41を経てサウンドシステ
ム42に導かれる。
次に、実施例の作用を説明する。
鍵盤選択スイッチ17が開いており、下鍵盤11が選択
されているとする。
このとき下鍵盤11のキーイング信号に1に対応する鍵
が押圧されると、その音が下鍵盤用の楽音発生回路13
及び1追加の楽音発生回路ヨ16で発生される。
回路13の選択音色がフルート、回路16の選択音色が
ハープシコードであると仮定すると、下鍵盤11の押鍵
音はフルート及びハープシコードの音色で発生される。
開閉回路19−1のコンデンサCの電荷が残っていると
きに、鍵盤選択用スイッチ17が閉じられたとする。
このとき1追加の楽音発生回路、16の使用鍵盤は下鍵
盤11から上鍵盤10に切換わり、選択回路18からは
上鍵盤10のキーイング信号に1〜に61が供給される
キーイング信号に1に対応する上鍵盤10の鍵が押圧さ
れていなくても、前の下鍵盤11のときの電荷が開閉回
路19−1のコンデンサCに残されているので、ゲート
Gではキーイング信号に1に対応する音源信号を残留電
荷に応じた振幅レベルで導通してしまう。
コンデンサCの残留電荷は抵抗R2を介して放電される
ので、ゲートGで導通される音源信号は減衰音であり、
時間がたつとやがて消滅する。
しかし、これが使用鍵盤切換時における音もれの原因と
なる。
この音もれ信号は、楽音伝送路の途中まで、すなわちラ
イン24まで現われるが、前述のようにスイッチ17の
切換時には変化検出パルスCHPが発生するので、VC
A25で遮断され、分配回路39には至らない。
従って、音もれ信号は外部には出されない。
次にこの考案の他の実施例を第1図の破線部分を参照し
て説明する。
各間閉回路19−1乃至19−61において、ディケイ
用抵抗R2に並列に、小抵抗R3及び電界効果トランジ
スタFETから成る急速放電回路を設ける。
小抵抗R3はR3(R2であり、トランジスタFETを
オンしたとき抵抗R2とR3が並列になるので、コンデ
ンサCの電荷は極めて急速に放電される。
トランジスタFETはパルス発生回路43から出力され
る短パルスによって導通される。
このパルス発生回路43にはスイッチ17の出力U/L
が入力され、変化検出回路27と同様に、該スイッチ1
7が切換わったことを検出し、切換時に短パルスを発生
する。
従って、この実施例によれば、′追加の楽音発生回路ヨ
16の使用鍵盤が切換わった時に、すべての開閉回路1
9−1乃至19−61(7)コンデンサCの残留電荷が
急速に放電される。
従って、切換時の1音もれヨは極く僅かになる。
すなわち音もれ信号は急速に消滅する。
これにより、ワンショット回路32の動作時間、すなわ
ち、変化検出パルスCHPのパルス幅を短かくすること
ができ、使用鍵盤切換時の楽音伝送路遮断時間を短くす
ることができる。
尚、上記実施例では制御信号発生器26内のゲート33
を変化検出パルスCHPによって遮断し、これによりV
CA25を遮断するようにしているが、これに限らず、
ライン24もしくは楽音伝送路の適宜の箇所にゲートを
挿入し、このゲートを変化検出パルスCHPによって直
接遮断するようにしてもよい。
以上説明したようにこの考案によれば、鍵盤を切換えた
際に生じる音もれ信号は楽音伝送路途中で遮断され、外
部には出されないので、音もれを確実に防止することが
できる。
また、切換時に楽音エンベロープをクリアする(コンデ
ンサCの残留電荷を急速放電する)ことを併用すれば、
楽音伝送路遮断時間を短縮でき、かつ、一層確実に音も
れを防止できるので、効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用した電子楽器の一実施例を示す
ブロック図、第2図は第1図に示す制御信号発生器の一
例を示すブロック図である。 16・・・・・・複数鍵盤間で選択的に使用される1追
加の楽音発生回路J、17・・・・・・鍵盤選択用スイ
ッチ、19−1乃至19−61・・・・・・開閉回路、
21−1乃至21−n・・・・・・音色付与回路、26
・・・・・・制御信号発生器、27・・・・・・変化検
出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の鍵盤と、各鍵盤から供給される鍵操作信号に対応
    する楽音を夫々発生する楽音発生回路と、前記各鍵盤か
    ら供給される鍵操作信号のうちいずれか1つの鍵盤に関
    する鍵操作信号を選択するための鍵選択スイッチと、前
    記スイッチによって選択された単一の鍵盤に関する鍵操
    作信号に対応する楽音を発生する追加の楽音発生回路と
    を具える電子楽器において、前記スイッチの出力が変化
    したことを検出し、この検出にもとづいて一定時間幅の
    パルスを発生する回路と、前記追加の楽音発生回路の楽
    音信号伝送路内に挿入され、前記パルスに応じて該伝送
    路を遮断する可変利得増幅回路とを具えた電子楽器の音
    もれ防止回路。
JP4692578U 1978-04-10 1978-04-10 電子楽器の音もれ防止回路 Expired JPS6030792Y2 (ja)

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