JPS6031744Y2 - ゴルフクラブ - Google Patents
ゴルフクラブInfo
- Publication number
- JPS6031744Y2 JPS6031744Y2 JP1981073779U JP7377981U JPS6031744Y2 JP S6031744 Y2 JPS6031744 Y2 JP S6031744Y2 JP 1981073779 U JP1981073779 U JP 1981073779U JP 7377981 U JP7377981 U JP 7377981U JP S6031744 Y2 JPS6031744 Y2 JP S6031744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- superelastic
- golf club
- shaft
- golf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Golf Clubs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ゴルフクラブの改良に関する。
従来ゴルフクラブ用のシャフトとしては、スチール、グ
ラスファイバー等を利用したものが用いられているが、
本考案は、超弾性効果を有するNi −Ti合金を利用
して、軽く、バネ性にすぐれ、かつ耐久性の高いゴルフ
クラブを作ろうとするものである。
ラスファイバー等を利用したものが用いられているが、
本考案は、超弾性効果を有するNi −Ti合金を利用
して、軽く、バネ性にすぐれ、かつ耐久性の高いゴルフ
クラブを作ろうとするものである。
一般にNi−Ti合金は、例えば米国特許明細書第33
51463号に記載されているように、形状記憶効果を
有する合金として知られている。
51463号に記載されているように、形状記憶効果を
有する合金として知られている。
この形状記憶性には、マルテンサイト変態が関与してお
り、このマルテンサイト変態温度より低温においてNi
−Ti合金を塑性変形させても、変態温度以上に加熱す
ると元の形状に復帰するという性質である。
り、このマルテンサイト変態温度より低温においてNi
−Ti合金を塑性変形させても、変態温度以上に加熱す
ると元の形状に復帰するという性質である。
本考案は、このNi−Ti合金には、前述のような形状
記憶効果の他に、前述のマルテンサイト変態温度以上の
温度においては、通常の金属材料に比べて非常に大きな
弾性変形能力を示すという性質もあることを利用し、こ
の性質をゴルフクラブのシャフトに応用したものである
。
記憶効果の他に、前述のマルテンサイト変態温度以上の
温度においては、通常の金属材料に比べて非常に大きな
弾性変形能力を示すという性質もあることを利用し、こ
の性質をゴルフクラブのシャフトに応用したものである
。
本考案では、このような性質を超弾性効果と称し、この
超弾性効果を有するNi −Ti合金を超弾性合金と称
する。
超弾性効果を有するNi −Ti合金を超弾性合金と称
する。
従来より、NiとTiの分子量比を変えることによって
、Ni−Ti合金のマルテンサイト変態温度を変えるこ
とができることは、よく知られている。
、Ni−Ti合金のマルテンサイト変態温度を変えるこ
とができることは、よく知られている。
したがって、マルテンサイト変態温度が充分低い(例え
ば0℃以下)Ni−Ti合金を用いれば、ゴルフクラブ
が普通使用される環境温度においては、常に超弾性効果
が得られる。
ば0℃以下)Ni−Ti合金を用いれば、ゴルフクラブ
が普通使用される環境温度においては、常に超弾性効果
が得られる。
第1図はNiとTiが50%ずつの分子量比を持つ超弾
性合金線とスチール線との応力と伸びの関係図である。
性合金線とスチール線との応力と伸びの関係図である。
第1図のAはスチール線の、Bは超弾性合金の性質を示
している。
している。
スチール線が弾性を示す範囲は第1図のAラインのaの
範囲であり、それ以上の応力を加えると塑性変形してし
まうが、Ni −Tiの超弾性合金では第1図のBのラ
インに従って、当初はほぼ普通の金属と同様に伸びてい
くが、応力がある一定の値になると、ある一定の応力の
ままで、bの範囲までどんどん伸びていく。
範囲であり、それ以上の応力を加えると塑性変形してし
まうが、Ni −Tiの超弾性合金では第1図のBのラ
インに従って、当初はほぼ普通の金属と同様に伸びてい
くが、応力がある一定の値になると、ある一定の応力の
ままで、bの範囲までどんどん伸びていく。
次に応力を減じていくと、今度はCのラインに従って元
に戻る。
に戻る。
即ち、ある一定の応力までは縮み量が少ないが、ある一
定の応力になると、今度は応カ一定のままで、どんどん
縮んでいき、元のBのラインまで達する。
定の応力になると、今度は応カ一定のままで、どんどん
縮んでいき、元のBのラインまで達する。
このようにNi−Tiの超弾性合金では塑性変形を起さ
ずに完全に元の長さに戻る範囲が一般の金属の約用倍の
5%前後もある。
ずに完全に元の長さに戻る範囲が一般の金属の約用倍の
5%前後もある。
この性質を応用して、ゴルフ用のシャフトを作ると非常
にバネ性の良い軽量のゴルフクラブを作ることができる
。
にバネ性の良い軽量のゴルフクラブを作ることができる
。
このことを第2図によって説明する。
通常の弾性を持つ金属やグラス・ファイバー等のシャフ
トでは第2図のCのラインのようにシャフトのたわみ量
を反撥力の関係はシャフトの設計により2次曲線から4
次曲線になる。
トでは第2図のCのラインのようにシャフトのたわみ量
を反撥力の関係はシャフトの設計により2次曲線から4
次曲線になる。
したがってたわみ量が増すと急激に反撥力が増加してい
く。
く。
一方、超弾性合金の超弾性の性質を利用したシャフトで
は、弾性を示す範囲内では金属やグラス・ファイバー等
のシャフトと同じ働きをするが、それ以上たわむと超弾
性領域にはいり、急激な反撥力の増加はなくなる。
は、弾性を示す範囲内では金属やグラス・ファイバー等
のシャフトと同じ働きをするが、それ以上たわむと超弾
性領域にはいり、急激な反撥力の増加はなくなる。
したがって、このシャフトを持つクラブでボールをたた
くと、弱い力(第2図のE点)でたたいても、強い力(
第2図のF点)でたたいても、はぼ一定の反撥力でボー
ルをたたくことができる。
くと、弱い力(第2図のE点)でたたいても、強い力(
第2図のF点)でたたいても、はぼ一定の反撥力でボー
ルをたたくことができる。
さらに、強い力でたたいた時でも、しなやかにボールを
はじくため、クラブとボールが一体になって動く距離が
長くなり、ボールのコントロールをつけやすくなる。
はじくため、クラブとボールが一体になって動く距離が
長くなり、ボールのコントロールをつけやすくなる。
又、Ni−Tiの50%ずつの分子量比を持つ超弾性合
金は比重が6.492/aAと小さいため、スチール、
グラス・ファイバー等に比べ、非常に軽量のゴルフ・ク
ラブを得ることができる。
金は比重が6.492/aAと小さいため、スチール、
グラス・ファイバー等に比べ、非常に軽量のゴルフ・ク
ラブを得ることができる。
又、初心者の場合など、ゴルフボールを打つかわりに地
面をたたいてしまう場合がよくあるが、この場合の手に
加わる衝激や痛みは、やったことのある人でないとなか
なか説明できないが、本考案のゴルフクラブの場合はシ
ャフトが大きくたわんで衝撃を吸収するため、手がそれ
程痛くないという効果がある。
面をたたいてしまう場合がよくあるが、この場合の手に
加わる衝激や痛みは、やったことのある人でないとなか
なか説明できないが、本考案のゴルフクラブの場合はシ
ャフトが大きくたわんで衝撃を吸収するため、手がそれ
程痛くないという効果がある。
さらに、シャフトが曲がってしまう程、強くたたいたよ
うな場合でも、元の形状に戻る範囲が通常の金属の約用
倍もあるため、変形してしまうこともない。
うな場合でも、元の形状に戻る範囲が通常の金属の約用
倍もあるため、変形してしまうこともない。
さらに、Ni−Tiからなる超弾性合金は、金やプラス
チック等の貴金属に近い耐蝕性を持っており、かつ、繰
り返し応力にも強いため、耐久性の方もきわめて優れて
いる。
チック等の貴金属に近い耐蝕性を持っており、かつ、繰
り返し応力にも強いため、耐久性の方もきわめて優れて
いる。
第3図は、本考案の第一の実施例を示す図であり、起弾
性合金のパイプからなるシャフトを用いたゴルフクラブ
を示す。
性合金のパイプからなるシャフトを用いたゴルフクラブ
を示す。
超弾性合金のパイプは、内厚1rIr!!t1外径は従
来のクラブと同じようにグリップ部分が3orrr!I
t1ヘツドのソケット部分が811r!rLとなってい
る。
来のクラブと同じようにグリップ部分が3orrr!I
t1ヘツドのソケット部分が811r!rLとなってい
る。
この例では、外観、構造とも従来と何ら変りのないゴル
フクラブが得られ、前述のような超弾性による効果が得
られる。
フクラブが得られ、前述のような超弾性による効果が得
られる。
第4図は、本考案の第二の実施例を示し、Ni−Tiの
超弾性合金からなる1、5rIrlnφのワイヤーを複
数本パイプ状に束ね、リングで固定してなるシャフトを
用いたゴルフクラブを示す。
超弾性合金からなる1、5rIrlnφのワイヤーを複
数本パイプ状に束ね、リングで固定してなるシャフトを
用いたゴルフクラブを示す。
第5図はそのリング部の断面図、第6図はリングとワイ
ヤーの止メ方を示す説明図である。
ヤーの止メ方を示す説明図である。
1はNi−Tiの超弾性ワイヤー、2はワイヤーを案内
する溝のある内リング、3はワイヤーを外側から固定す
る外リングで矢印Gの側からはめ込む。
する溝のある内リング、3はワイヤーを外側から固定す
る外リングで矢印Gの側からはめ込む。
ワイヤー1は内リング2にロー付け、カシメ等で固着さ
れている。
れている。
又、リング間の間隔はグリップに近いほど小さくして先
端よりは剛性をもたせである。
端よりは剛性をもたせである。
内リング2、外リング3の材質は、合成樹脂や普通の金
属で良く、シャフトの径は、これらリングの径によって
調整する。
属で良く、シャフトの径は、これらリングの径によって
調整する。
またワイヤ1は、バネ性を損わない範囲で、従来のスチ
ールやグラスファイバーからなるワイヤを混在させても
良い。
ールやグラスファイバーからなるワイヤを混在させても
良い。
この実施例では、第一の実施例に比べて、起弾性合金の
成形が容易であり、安価に製造できるだけでなく、より
たわみやすくなって、超弾性合金の特性を充分生かすこ
とができる。
成形が容易であり、安価に製造できるだけでなく、より
たわみやすくなって、超弾性合金の特性を充分生かすこ
とができる。
以上述べた如く、本考案によれば、従来のゴルフクラブ
にはない、すぐれた特性を有するゴルフクラブを提供す
ることができる。
にはない、すぐれた特性を有するゴルフクラブを提供す
ることができる。
第1図は、起弾性合金と通常のバネ性金属の応力と伸び
の関係を説明する図。 第2図は、従来のゴルフシャフトと本考案のゴルフシャ
フトのたわみと反撥力の関係を説明する図。 第3図は、本考案の第一の実施例の超弾性合金パイプ製
のゴルフシャフトの斜視図。 第4図は、本考案の第二の実施例のシャフトの斜視図。 第5図はその断面図。第6図はその部分説明図。
の関係を説明する図。 第2図は、従来のゴルフシャフトと本考案のゴルフシャ
フトのたわみと反撥力の関係を説明する図。 第3図は、本考案の第一の実施例の超弾性合金パイプ製
のゴルフシャフトの斜視図。 第4図は、本考案の第二の実施例のシャフトの斜視図。 第5図はその断面図。第6図はその部分説明図。
Claims (1)
- 超弾性効果を有するNi−Ti合金のパイプもしくは、
前超弾性効果を有するNi−Ti合金のワイヤーを複数
本束ねてパイプ状としたシャフトを有することを特徴と
するゴルフクラブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981073779U JPS6031744Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | ゴルフクラブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981073779U JPS6031744Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | ゴルフクラブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57185367U JPS57185367U (ja) | 1982-11-25 |
| JPS6031744Y2 true JPS6031744Y2 (ja) | 1985-09-21 |
Family
ID=29869544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981073779U Expired JPS6031744Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | ゴルフクラブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031744Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-21 JP JP1981073779U patent/JPS6031744Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57185367U (ja) | 1982-11-25 |
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