JPS6035030B2 - 誘電率の測定方法とその装置 - Google Patents

誘電率の測定方法とその装置

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JPS6035030B2
JPS6035030B2 JP5440079A JP5440079A JPS6035030B2 JP S6035030 B2 JPS6035030 B2 JP S6035030B2 JP 5440079 A JP5440079 A JP 5440079A JP 5440079 A JP5440079 A JP 5440079A JP S6035030 B2 JPS6035030 B2 JP S6035030B2
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敏夫 西川
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単板コンデンサ等を利用して誘電体の譲雷率を
高精度に測定する誘電率の測定方法とその装置に関する
従来、この種の誘電率の測定方法としては、例えば、誘
電率を測定する誘電体を使用して電極の対向面積がS、
電極間の間隔がdの単板コンデンサを形成し、LCRメ
ータ等によって、その容量Cを測定し、ご=dC/Sの
関係から誘電率ごを算出するようにしていた。
しかしながら、上記のようにして誘電体の誘電率を測定
した場合、■電極の周緑部では電気力線が第1図のよう
に轡曲する(フリンジング効果)ため、上記のご=dC
/Sは正確には成立しない、■上記単板コンデンサを取
り付けて容量Cを測定するLCRメータの治具の容量お
よびィンダクタンスの影響がある、等の原因によって誘
電率どの測定結果に数10パーセントの誤差が生じる問
題があった。
また、上記のように、単板コンデンサ等の容量測定から
、計算によって間援的に測定する代りに誘電率を直接、
測定する方法も提案されている。
ところが、上記の測定法は誘電体に直流電圧を印加して
測定するものであるが、誘電率ごは電磁波や交番電場に
対しては一般に周波数によって変化するため、電磁波や
交番電場に対応した誘電率が得られないという問題があ
った。本発明は誘電体の誘電率を測定する場合における
上詫間題を鱗消すべくなされたものであって、その第1
の目摘は、コンデンサの誘電体の誘電率を予め任意の値
に仮定し、一対の誘電体同軸導波管の中心導体の間に配
した上記コンデンサを共振器とみたモデルによって上記
コンデンサの総合容量を算出して、該総合容量と測定器
により実測した実測値とを比較し、両者の値が一致する
まで上記で仮定した誘電率を逐次修正して上記モデルに
よる演算を行い、両者が一致したときの仮定値を誘電体
の測定値とすることにより、上記コンデンサの総合容量
の実測値と演算値とから、誘電体の誘電率を対象とする
周波数に対応して精度よく測定するようにした譲露率の
測定方法を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、一対の譲軍体同軸導波管
からなる測定治具の一方の誘電体同軸導波管の誘電体の
一部に他方の誘電体同軸導波管の外部導体を酒勤自在に
外鉄し、これら一対の誘電体同軸導波管の中心導体の間
にコンデンサを侠持してこれら中心導体の間に上記コン
デンサを配することにより、誘電率を予め仮定して上記
測定治臭をモデルとして算出したコンデンサの総合容量
が上記測定治具を使用して測定した実測値と一致するよ
うに上記誘電率を修正して、上記議電体の寸法等に制約
されることなく、高精度に誘電率を測定するようにした
誘電率の測定装置を提供することである。
以下、本発明の一実施例を示す図面を参照して詳細に説
明する。
先ず、誘電体の誘電率ごとその形状等から、該譲電体を
誘電体とするコンデンサの総合容量Cx,を算出するに
は種々の方法が知られている。
例えば、第2図に示すようなモデルを想定して、所謂、
モードマッチング法によって求めることができる。即ち
、上記第2図において、1は誘電体同軸導波管、laお
よびlbは夫々該誘電体同軸導波管1の譲蚤体および中
心導体、2はいま一つの誘電体同軸導波管、2aおよび
2bは夫々該誘電体同軸導波管2の誘電体および中心導
体、3は上記中心導体lbと2bとの間に配した謙電率
ごsを算出する誘電体、4,4は上記誘電体同軸導波管
1と2との間に誘電体3によって形成される空間とする
上記誘電体laもしくは2aがなす領域1と空間4,4
がなす領域0とは境界SIで、誘電体3がなす領域mと
中心導体lbもしくは2bがなす領域Wとは境界Smで
、また、上記領域0と領域Wとは境界△Sで夫々接続さ
れているとすると、次の第1式が成立する。
〔iCOSkを洲×台風>s,十Sinkを</細細>
S2Zo濠←QSh)胸苔。
岬多言狐X′G三>SI岬〜e<法x′Gg>S,礎←
紬)〕G岬小X解>△Sn二1Kさ四x紺〉Sm〕Dn
二。
・−仙‐…・−・…−−.・たゞし、loおよびleは
、誘電体3を共振子とみた場合の共振子の奇数モードお
よび偶数モードの共振長、倉TEMおよび公TEMは夫
々TEM波の電界および磁界の単位ベクトル、Qは領域
0およびmにおけるZ方向の伝播定数、8nは領域1に
おけるZ方向の伝播定数、Goは領域1におけるTEM
波の電磁界の振中、Gnは領域1におけるTM波の電磁
界の振中、Dnは領域Wにおける電磁界の振中、m,n
,sはモード番号(TM波、TE波の)、kZ〒2汀ノ
ごr/入oである。こ)で、領域1を伝播するTEM波
について、くるTEMx令TEw〉:1,P番目の領域
における遮断TM仙波について、くるfx合点〉=−j
6nm、また、2番目および3番目の領域における遮断
TM。
n波について、くる4xh母〉g+〈合理x令!〉晋=
−ianmである。なお、上記第1式を象徴的に表わせ
ば、 n≦。
・価sGn+n≦,BnsDn=OGn≠Dn≠○ d
et〔AnSぐ1);BnS(子。
)=。である。
以上において説明した第1式のe血は、誘電体3の譲電
率どsを成分の一つとして含んでおり、従って、上記誘
電体3の譲電率ごsを仮定すれば、上記第1式より、奇
数モードの共振長1。
および偶数モードの共振長leが求まる。次に、第2図
のモデルの等価回路は、第3図に示すように、端子5a
,5bと6a,6bとの間に、分布定数回路7、結合容
量Csとストレ容量Ce,Ceとを汀形に接続した誘電
体3の等価回路8、および分布定数回路9をカスケード
‘こ接続したものとなる。
上記モデルの議電体3の中央に電気壁10を想定すれば
、第4図aに示すように、奇数モードの共振長1。
を有する分布定数回路7,9を容量Ce図XSで終端し
たものと等価となり、その電気角は、8oddニ2mノ
ごrlodd/入。
…■となり、かつcotoodd=(Ce
+Xs)のoわ …【3’となる。
たゞし、Zoは分布定数回路7,9の特性インピーダン
スである。
一方、上記と同様に、磁気壁11を想定した場合の偶数
モードの電気角は、8even=2汀ノごrleven
/^。
…■cotoeven=Ce のo 幼
・・・‘5lである。従って、上記第2式
から第5式によって、結合容量Csおよびストレ−容量
Ceが求まる。
次に、等価回路8の総合容量Cxは次の第6式から求め
ることができる。CXニCOS83/{(COSaIC
OS82/CS一のZ。
×(1十Ce/Cs)cos82sin8,十のZ。2
Sin81Sma2 x(Xe+Ce2/Cs)−松sina2cosa,X
(1十Ce/CS)の} ,..【6}た)
、し、0,=2mノごrly/入。
,82 =2汀ノ771×/入。
83=2作ノごrlし/入。
幼=(1/2汀)ノv/ごlnD/d で、Dは誘電体3の直径、dは中心導体lb,2bの直
径である。
一方、上記モデルと同一の誘電体3を誘電体とするコン
デンサC′xの容量C′xは、第5図の測定治具21と
第6図の測定装置を使用して測定する。
上記第5図において、22は中心導体22a、誘電体2
2bおよび外部導体22cからなる誘電体同軸導波管、
23は中心導体23a、譲蚤体23bおよび外部導体2
3cからなる誘電体同軸導波管、〇xはコンデンサ、2
4は第3図の端子5a,5bに対応する同軸穣栓、25
は端子5c,5dに対応する同軸綾栓であり、また、2
6は端子6a,6bに対応する同軸綾栓、27は端子6
c,6bに対応する同軸姿栓である。
上記誘電体同軸導波管22の誘電体22bの外周面およ
び誘電体同軸導波管23の誘電体23bの外周面には夫
々電極膜28および29を設けるとともに、誘電体同軸
導波管22の外部導体22cが、譲電体同軸導波管23
の誘電体23bに外鉄し、その電極膜29に接触して自
在に摺動するようにしている。
上記のようにして、誘電体3の両対向面に電極3a,3
bを形成したコンデンサC′xを、これら電極3a,3
bを夫々中心導体22a,23aに当綾させて挟持する
構成としている。
なお、30および31は夫々同軸俵栓25および27の
中心導体であって、譲亀体同軸導波管22,23の中心
導体22a,23aにその各先端部で導適している。
上記測定拾臭21は、第6図に示すLCR〆−夕に接続
している。
上記第6図において、41は信号発生器、42は夫々談
信号発生器41の出力信号る増中する増中器、44,4
5および46はマッチングトランス、47は同軸援栓2
7からの出力が零であるか否かを検出する零検出回路、
48は信号発生器41の出力信号を上記零検出回路47
の出力によって変調する変調回路である。
上記LCRメータは、同軸俵栓27からの出力が零とな
るようにフィードバックがか)り、自動的にバランスす
るが、そのときの同軸俊栓25の出力電圧Vrefと同
軸俵栓49の出力Vvarとかり、VVarニーVre
f(CX/GR+jのCX/GR).・‐(7)より、
容量C′xを求めることができる。
なお、GxはコンデンサC′xに並列に接続して表わし
たロスファクタであり、GRは抵抗値が既知の標準抵抗
である。
以上のようにして、LCRメータで実測した容量C′x
とどsを仮定して、上記第6式から、算出したCxとを
比較し、Cx=Cxであれば、そのときの上記ごSの値
が求める値であり、また、〇x羊Cxである場合は、ご
sの仮定値を修正して上記計算を繰り返し、〇x=Cx
となったときのごsの値を求める誘電率とする。
以上、要約すると第7図のフローチャートが得られる。
即ち、m先ず、譲霞率ごsを推定する。‘21 推定し
た誘電率どSと第1式から第5式により結合容量CSお
よびストレー容量Ceを算出する。
{3’ これら結合容量Csおよびストレー容量Ceと
第6式から総合容量Cxを求める。
‘4ー LCRメータで求めた容量C′xと上記総合容
量を比較し、Cx=C′xであれば測定は終了する。
■ 一方、Cxギ〇xであれば、ごSを修正の後、上記
‘1’から【4}の手続をCx=C′xとなるまで繰り
返えす。以上、‘1め)ら‘別こよって誘電体3の譲蚤
率ごsを精密に求めることができる。
上記説明において本発明の基本的な実施例について説明
したが、本発明は上記実施例に限定され、るものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の構成とすることがで
きる。
以上、詳述したことからも明らかなように、本発明は、
コンデンサの計算による総合容量と測定器により実測し
た実測値とを比較し、両者が一致したときの仮定値を誘
電体の測定値とするようにしたから、コンデンサの総合
容量の実測値と計算値との比較から、譲電体の誘電率を
対象とする周波数に対して高い精度で誘電率を求めるこ
とができる。
また、本発明においては、外部導体と誘電体とが互いに
酒動自在となるように構成した一対の誘電体同軸導波管
を使用してコンデンサの容量を実測し、その実測値と計
算値とを比較して誘電率を求めるようにしたから、誘電
体の寸法、形状等が決まればそれに制約されることなく
、比較的容易に譲露率を高精度に、しかも周波数による
変化も含めて高精度に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は単板コンデンサの電気力線の説明図、第2図は
インピーダンスマッチンゲ法に使用するモデルの説明図
、第3図は第2図の等価回路図、第4図aおよびbは夫
々奇数モードおよび偶数モードの等価回路図、第5図は
測定治具の縦断面図、第6図はLCRメータのブロック
図、第7図は本発明のフローチャートである。 1,2・・…・誘電体同軸導波管、la,2a・・・・
・・誘電体、lb,2b・・・・・・中心導体、3・・
・誘電体、21・・・・・・測定治具、22,23・・
・・・・誘電体同軸導波管、22a,23a・・・・・
・中心導体、22b,23b・・・・・・誘電体、22
c,23c・・・・・・外部導体。 第1図第2図 第4図‘01 第4図【b1 第3図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一対の誘電体同軸導波管の中心導体の間にコンデン
    サを配して該コンデンサを共振器とみたモデルの等価結
    合容量と等価ストレ容量とを予め上記コンデンサの誘電
    体の誘電率を任意の値に仮定して上記モデルに基づく算
    式によつて求め、これら等価結合容量と等価ストレ容量
    とから上記コンデンサの総合容量を算出する一方、上記
    コンデンサの容量を測定器により実測し、その実測値と
    上記総合容量とを比較し、両者の値が一致するまで仮定
    した上記誘電率を逐次修正して上記演算を行い、両者が
    一致したときの仮定値を誘電体の測定値とするようにし
    たことを特徴とする誘電率の測定方法。 2 一対の誘電体同軸導波管の一方の誘電体同軸導波管
    の誘電体の一部に他方の誘電体同軸導波管の外部導体を
    摺動自在に外嵌するともに、上記一対の誘電体同軸導波
    管の中心導体の間にコンデンサを挾持した測定治具を設
    け、該測定治具を使用して実測した上記コンデンサの誘
    電体の誘電率の実測値と上記コンデンサを共振器として
    任意の値に仮定した誘電率に基づいて算出した上記コン
    デンサの総合容量との比較から誘電率を求めるようにし
    たことを特徴とする誘電率の測定装置。
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