JPS6035885Y2 - 鋳鉄の黒鉛形状炉前試験装置 - Google Patents
鋳鉄の黒鉛形状炉前試験装置Info
- Publication number
- JPS6035885Y2 JPS6035885Y2 JP10603877U JP10603877U JPS6035885Y2 JP S6035885 Y2 JPS6035885 Y2 JP S6035885Y2 JP 10603877 U JP10603877 U JP 10603877U JP 10603877 U JP10603877 U JP 10603877U JP S6035885 Y2 JPS6035885 Y2 JP S6035885Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- cast iron
- coil
- graphite
- power consumption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋳鉄品の性質を決定するといわれている鋳放し
ての黒鉛組織を鋳型に鋳込む前の溶湯より数ioogサ
ンプリングしてこれを迅速に測定するようにした鋳鉄の
黒鉛形状炉前試験装置に関する。
ての黒鉛組織を鋳型に鋳込む前の溶湯より数ioogサ
ンプリングしてこれを迅速に測定するようにした鋳鉄の
黒鉛形状炉前試験装置に関する。
鋳鉄系材料にはねずみ鋳鉄品、芋虫状黒鉛鋳鉄品及び球
状黒鉛鋳鉄品等があり、これらは鋳放しての黒鉛形状、
即ちそれぞれの黒鉛形状が片状、芋虫状及び球状の何れ
であるかによって区分されており、また機械的性質もそ
れぞれ異にしている。
状黒鉛鋳鉄品等があり、これらは鋳放しての黒鉛形状、
即ちそれぞれの黒鉛形状が片状、芋虫状及び球状の何れ
であるかによって区分されており、また機械的性質もそ
れぞれ異にしている。
これら鋳鉄品の製造には鋳放しで片状な黒鉛となる溶湯
にマグネシウム(Mg)、セシウム(Ce)あるいはカ
ルシウム等の金属合金を添加し、黒鉛を芋虫状あるいは
球状にするものである。
にマグネシウム(Mg)、セシウム(Ce)あるいはカ
ルシウム等の金属合金を添加し、黒鉛を芋虫状あるいは
球状にするものである。
しかしこれらの添加金属は鋳鉄溶湯のような高い温度で
は比較的不安定であり、充分な添加処理ができなかった
り、また経時変化をきたしたりして、目的の黒鉛形状と
ならない場合がある。
は比較的不安定であり、充分な添加処理ができなかった
り、また経時変化をきたしたりして、目的の黒鉛形状と
ならない場合がある。
このような場合、その鋳鉄品の機械的性質は低く、重大
事故を招く危険がある。
事故を招く危険がある。
従来、このような不具合の対策として鋳鉄製品について
顕微鏡による組織観察、超音波による計測等が行なわれ
ていた。
顕微鏡による組織観察、超音波による計測等が行なわれ
ていた。
しかし、これらは鋳造後に不具合が発見されるため、製
品の廃却となり、製造工程中に生じた損失があまりにも
大きくなる。
品の廃却となり、製造工程中に生じた損失があまりにも
大きくなる。
そこで最近では鋳込む前に炉前で容易に、迅速かつ正確
に測定し得る装置の開発が望まれている。
に測定し得る装置の開発が望まれている。
本考案は上記のような要求に応じなされたもので、その
目的は鋳鉄溶湯の凝固冷却中の電気抵抗の変化と鋳放し
後の黒鉛形状との相間に基くことにより鋳鉄の黒鉛形状
を炉前で容易に、迅速かつ正確に測定することができる
鋳鉄の黒鉛形状炉前試験装置を提供しようとするもので
ある。
目的は鋳鉄溶湯の凝固冷却中の電気抵抗の変化と鋳放し
後の黒鉛形状との相間に基くことにより鋳鉄の黒鉛形状
を炉前で容易に、迅速かつ正確に測定することができる
鋳鉄の黒鉛形状炉前試験装置を提供しようとするもので
ある。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は溶湯2を保持、凝固させるレジン
コーテツドサンド焼成の容器であり、この容器1は内径
がφ50mm、深さが約6(haの大きさのもので、支
持台3に載置されている。
コーテツドサンド焼成の容器であり、この容器1は内径
がφ50mm、深さが約6(haの大きさのもので、支
持台3に載置されている。
本実施例では容器1としてレジンコーテツドサンド焼成
を用いたが、溶湯を保持し得るものであればこれに限る
ものではない。
を用いたが、溶湯を保持し得るものであればこれに限る
ものではない。
また、容器1の形状としては角、平板状及びパイプ状内
径としてもよい。
径としてもよい。
4は容器1の外周部に所定の間隙を存して配設された耐
熱材料製のパイプで、このパイプ4の外周面には銅線等
のコイル5を約800回巻装しである。
熱材料製のパイプで、このパイプ4の外周面には銅線等
のコイル5を約800回巻装しである。
このコイル5の巻数は容器1の大きさによって選択され
るものである。
るものである。
一方、6は支持台3及び容器1の底部を貫通して溶湯2
内に挿入される測温体、例えば熱電対で、これは溶湯温
度を検出し、これを電気信号に変換するものである。
内に挿入される測温体、例えば熱電対で、これは溶湯温
度を検出し、これを電気信号に変換するものである。
また7はパイプ4に巻装されたコイル5に商用交流電力
を供給する電源で、その電源回路にはコイル5に流れる
電流値を指示する電流計8とコイル5に印加される電圧
値を指示する電圧計9が設けられる。
を供給する電源で、その電源回路にはコイル5に流れる
電流値を指示する電流計8とコイル5に印加される電圧
値を指示する電圧計9が設けられる。
また10は熱電対6から得られる電気信号と電流計8か
ら得られる電流値を記録する記録計である。
ら得られる電流値を記録する記録計である。
この場合、記録計10によりコイル5に流れる電流を記
録するにあたっては定電圧のもとで行なわれるものであ
る。
録するにあたっては定電圧のもとで行なわれるものであ
る。
記録内容としては消費電力(W)あるいは電流対電力の
比にしてもよい。
比にしてもよい。
従って、かかる炉前試験装置において、まず容器1内に
鋳鉄溶湯等の高温溶湯を入れ、コイル5に商用交流電源
7より定電圧のもとて電流を流し、溶湯凝固中の電気抵
抗変化を記録計10により記録すれば、鋳放しての黒鉛
の形状が測定できる。
鋳鉄溶湯等の高温溶湯を入れ、コイル5に商用交流電源
7より定電圧のもとて電流を流し、溶湯凝固中の電気抵
抗変化を記録計10により記録すれば、鋳放しての黒鉛
の形状が測定できる。
すなわち、上記のような条件の下では、溶湯の電気抵抗
の変化(電気抵抗の変化であることが明らかにされては
いないが、電気抵抗に変化を招くような因子がある。
の変化(電気抵抗の変化であることが明らかにされては
いないが、電気抵抗に変化を招くような因子がある。
)によって電流あるいは消費電力に変化を招く。
本実施例において、負荷電圧を約60Vとしてコイル5
に電流を流した場合、全電流は約0.4Aであった。
に電流を流した場合、全電流は約0.4Aであった。
また鋳鉄の電気抵抗変化による電流の変化の幅は0.0
02〜0.004Aの水準であった。
02〜0.004Aの水準であった。
以上の要領で黒鉛形状の異なる鋳鉄での実測例を示すと
第2図の通りであり、共晶凝固区間中の電流の変化に明
確な差異が表われていることが判る。
第2図の通りであり、共晶凝固区間中の電流の変化に明
確な差異が表われていることが判る。
第2図からも明らかなように片状黒鉛の溶湯では電気抵
抗が増大、芋虫状黒鉛では変化がなく、球状黒鉛鋳鉄で
は小さくなるような変化が見られた。
抗が増大、芋虫状黒鉛では変化がなく、球状黒鉛鋳鉄で
は小さくなるような変化が見られた。
このような変化を凝固開始前の値と凝固直後の値との差
あるいは変化率で表わすことにより、黒鉛形状を読み取
ることができる。
あるいは変化率で表わすことにより、黒鉛形状を読み取
ることができる。
このように上記黒鉛形状炉前試験装置では黒鉛組織を鋳
型に鋳込む前の溶湯より、数100gの溶湯をサンプリ
ンすることにより、鋳型に鋳込む前の数分の間に測定す
ることができ、また溶湯を注ぎ保持する容器を交換部品
として用意しておけば、再測定も迅速に行なうことが可
能である。
型に鋳込む前の溶湯より、数100gの溶湯をサンプリ
ンすることにより、鋳型に鋳込む前の数分の間に測定す
ることができ、また溶湯を注ぎ保持する容器を交換部品
として用意しておけば、再測定も迅速に行なうことが可
能である。
ただし、この装置により電気抵抗の変化を測定するにあ
たっては、溶湯の熱によりコイル5が過熱されてそのも
のが電気抵抗変化など、ノイズの影響として現われるた
め、この点について十分な注意を必要とする。
たっては、溶湯の熱によりコイル5が過熱されてそのも
のが電気抵抗変化など、ノイズの影響として現われるた
め、この点について十分な注意を必要とする。
以上述べたように本考案によれば、鋳鉄溶湯の凝固冷却
中の電気抵抗の変化と鋳放し後の黒鉛形状との相間に基
くことにより、鋳鉄の黒鉛形状を炉前で容易に、迅速か
つ正確に測定することができる鋳鉄の黒鉛形状炉前試験
装置が提供できる。
中の電気抵抗の変化と鋳放し後の黒鉛形状との相間に基
くことにより、鋳鉄の黒鉛形状を炉前で容易に、迅速か
つ正確に測定することができる鋳鉄の黒鉛形状炉前試験
装置が提供できる。
第1図は本考案による鋳鉄の黒鉛形状炉前試験装置の一
実施例を示す構成説明図、第2図は同実施例において温
度変化および各鋳鉄の電気抵抗を表わす曲線図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・溶湯、3・・・・
・・支持台、4・・・・・・パイプ、5・・・・・・コ
イル、6・・・・・・熱電対、7・・・・・・電源、8
・・・・・・電流計、9・・・・・・電圧計、10・・
・・・・計録計。
実施例を示す構成説明図、第2図は同実施例において温
度変化および各鋳鉄の電気抵抗を表わす曲線図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・溶湯、3・・・・
・・支持台、4・・・・・・パイプ、5・・・・・・コ
イル、6・・・・・・熱電対、7・・・・・・電源、8
・・・・・・電流計、9・・・・・・電圧計、10・・
・・・・計録計。
Claims (1)
- 鋳鉄溶湯等の高温溶湯が注入される耐熱材からなる交換
可能な容器と、この容器の外周部に巻装されたコイルと
、前記溶湯の温度を検出しこれを電気信号に変換する溶
湯測温体と、前記コイルに電力を供給する電源と、前記
溶湯測温体から出力される電気信号および前記コイルに
流れる電流又はその消費電力を記録する記録計とを備え
、この記録計に記録されする前記電気信号および電流又
は消費電力をもとに前記溶湯凝固中の電気抵抗変化を測
定し、鋳放しでの黒鉛形状を判別するようにしたことを
特徴とする鋳鉄の黒鉛形状炉前試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10603877U JPS6035885Y2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 鋳鉄の黒鉛形状炉前試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10603877U JPS6035885Y2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 鋳鉄の黒鉛形状炉前試験装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5433186U JPS5433186U (ja) | 1979-03-05 |
| JPS6035885Y2 true JPS6035885Y2 (ja) | 1985-10-24 |
Family
ID=29048847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10603877U Expired JPS6035885Y2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 鋳鉄の黒鉛形状炉前試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035885Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7266906B2 (ja) * | 2020-08-31 | 2023-05-01 | セニック・インコーポレイテッド | 黒鉛含有物品の測定方法、測定装置及びインゴット成長システム |
-
1977
- 1977-08-08 JP JP10603877U patent/JPS6035885Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5433186U (ja) | 1979-03-05 |
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