JPS6036201B2 - カルボキシメチルセルロ−ス・ナトリウム塩の製法 - Google Patents
カルボキシメチルセルロ−ス・ナトリウム塩の製法Info
- Publication number
- JPS6036201B2 JPS6036201B2 JP56204578A JP20457881A JPS6036201B2 JP S6036201 B2 JPS6036201 B2 JP S6036201B2 JP 56204578 A JP56204578 A JP 56204578A JP 20457881 A JP20457881 A JP 20457881A JP S6036201 B2 JPS6036201 B2 JP S6036201B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cmc
- water
- carboxylic acid
- sodium salt
- carboxymethylcellulose sodium
- Prior art date
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- Expired
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- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水分散性に優れたカルボキシメチルセルロース
・ナトリウム塩の製製法に関する。
・ナトリウム塩の製製法に関する。
詳しくはカルボキシメチルセルロース・ナトリウム塩を
高温で加熱架橋処理することによる水分散性に優れたカ
ルボキシメチルセルロース・ナトリウム塩の製造方法に
関するものである。一般に、カルボキシメチルセルロー
ス・ナトリウム塩(以下Na−CMCと略称)は、水に
対する分散性を悪く、いわゆるママコになりやすいため
、水落解時には十分櫨拝しながら少量ずつ添加しなけれ
ばならず、更に完全熔解までには長時間を必要とすると
いう欠点がある。このため、ママコ現象を防止する方法
としてNa−CMCを頚粒状にする方法もあるが、部分
的にはママコにあり、必ずしも十分ではない。
高温で加熱架橋処理することによる水分散性に優れたカ
ルボキシメチルセルロース・ナトリウム塩の製造方法に
関するものである。一般に、カルボキシメチルセルロー
ス・ナトリウム塩(以下Na−CMCと略称)は、水に
対する分散性を悪く、いわゆるママコになりやすいため
、水落解時には十分櫨拝しながら少量ずつ添加しなけれ
ばならず、更に完全熔解までには長時間を必要とすると
いう欠点がある。このため、ママコ現象を防止する方法
としてNa−CMCを頚粒状にする方法もあるが、部分
的にはママコにあり、必ずしも十分ではない。
また、グリオキザールなどで処理する方法も知られてい
るが、処理及びpH調整に手間がか)り、第三成分添加
のための純度の点で用途的に制約を受けることにもなる
。本発明者らは、上述のような第三成分を全く添加する
ことのないNa−CMCの製法を鋭意検討した結果、水
分散性が極めて優れたNa−CMCの製法を発見し、完
成したものである。
るが、処理及びpH調整に手間がか)り、第三成分添加
のための純度の点で用途的に制約を受けることにもなる
。本発明者らは、上述のような第三成分を全く添加する
ことのないNa−CMCの製法を鋭意検討した結果、水
分散性が極めて優れたNa−CMCの製法を発見し、完
成したものである。
Na−CMCが水落解時にママコになる理由は、Na−
CMCの水に対する親和力及び溶解力が非常に高いため
、水に接触したNa−CMC粒子の表面が即時溶解する
と同時に水分子を結合保持するため、Na−CMC粒子
内部への水の浸透拡散を妨げることにある。
CMCの水に対する親和力及び溶解力が非常に高いため
、水に接触したNa−CMC粒子の表面が即時溶解する
と同時に水分子を結合保持するため、Na−CMC粒子
内部への水の浸透拡散を妨げることにある。
そこで、本発明は加熱処理によりNa−CMC分子鎖内
に、部分的に水不溶性のェステル架橋結合を導入するこ
とによって、Na−CMC粒子内部への水の浸透を促進
することにより、ママコを防止しようと考えたものであ
る。
に、部分的に水不溶性のェステル架橋結合を導入するこ
とによって、Na−CMC粒子内部への水の浸透を促進
することにより、ママコを防止しようと考えたものであ
る。
本発明は、Na−CMC中に少量存在させた遊離カルボ
ン酸基(Cell−○−CH2COOH)を高温で加熱
することにより、Na−CMC分子鎖の未置換の水酸基
(Cell−OH)と架橋反応(ェステル結合Cell
−○−CH2COO−Cell)を行なわしめることを
活用したことにある。
ン酸基(Cell−○−CH2COOH)を高温で加熱
することにより、Na−CMC分子鎖の未置換の水酸基
(Cell−OH)と架橋反応(ェステル結合Cell
−○−CH2COO−Cell)を行なわしめることを
活用したことにある。
本発明の出発原料であるNa−CMCは水媒法又は溶媒
法のいずれのものも使用できる。
法のいずれのものも使用できる。
Na−CMCの置換度(以下DSと略称)については、
0.3以上3未満のものが使用できる。DSO.3未満
のCMCは水に不溶性であり、DS3のCMCは、未置
換の水置換の水酸基がないため、ェステル架橋が不可能
となる。Na−CMCの重合度又は粘度については加熱
処理条件と関連するが、1%水溶液大占度で100セン
チポィズ以上のNa−CMCであることが必要である。
100センチポィズ以下の低粘度Na−CMCでは分子
鎖が短いため、加熱架橋しても加熱防止効果が発現し難
い。
0.3以上3未満のものが使用できる。DSO.3未満
のCMCは水に不溶性であり、DS3のCMCは、未置
換の水置換の水酸基がないため、ェステル架橋が不可能
となる。Na−CMCの重合度又は粘度については加熱
処理条件と関連するが、1%水溶液大占度で100セン
チポィズ以上のNa−CMCであることが必要である。
100センチポィズ以下の低粘度Na−CMCでは分子
鎖が短いため、加熱架橋しても加熱防止効果が発現し難
い。
Na−CMCの粘度と加熱条件の目安としは、1%水溶
液粘度が100〜1000センチポィズのものならば1
40oo以上で数時間、1000〜3000センチポイ
ズのものならば14q○付近で1〜2時間、3000セ
ンチポイズ以上のものならば100〜130qoで数1
び分間の加熱処理で目的物を得ることができる。加熱温
度は100〜200qCが適当であり、更に好ましくは
120〜180ooである。100oo以下では一応可
能性があるものの、非常な長時間処理を必要とし、また
200qC以上ではNa−CMCの着色及び分解が激し
くなるので不適当である。
液粘度が100〜1000センチポィズのものならば1
40oo以上で数時間、1000〜3000センチポイ
ズのものならば14q○付近で1〜2時間、3000セ
ンチポイズ以上のものならば100〜130qoで数1
び分間の加熱処理で目的物を得ることができる。加熱温
度は100〜200qCが適当であり、更に好ましくは
120〜180ooである。100oo以下では一応可
能性があるものの、非常な長時間処理を必要とし、また
200qC以上ではNa−CMCの着色及び分解が激し
くなるので不適当である。
加熱処理のみによりヱステル化架橋反応を行なわせるた
め、Na−CMC中には遊離のカルボン酸基(Cell
−OCH2COOH)の存在が必要である。その量は当
量比でカルボン酸Na塩100に対して0.05以上必
要であり、このような遊離カルボン酸基が存在するNa
−CMCは製造時の中和工程に於てpHを7.5以下に
調整するとによって可能である。通常pH7.5〜6.
0の場合、存在する遊離カルボン酸基の量としては、カ
ルボン酸基が多いほどェステル化架橋は起こり易いこと
になる。従って0.05以下では加熱しても架橋結合点
が少なすぎてママコ防止は期待できない。遊離カルボン
酸基の定量はカルボン酸Na塩と同様、酸・アルカリ滴
定法によって測定した。また逆に、遊離カルボン酸基の
量が当量比でカルボン酸Na塩100に対し20を越え
ると、加熱紫後のCMCの水への分散性は良好であるが
、水落i性が低下するため好ましくない。従って望まし
い遊離カルボン酸基とカルボン酸Na塩の当量比は0.
05〜2政す100である。以上の如く、DSが0.3
以上3未満であり、遊離カルボン酸基とカルボン酸Na
塩の当量比が0.05〜2の村100で、且つ1%水溶
液粘度が100センチポィズ以上であるNa−CMCを
100〜200こ0で数十分から数時間以内加熱処理す
ることにより水分散性の著しく優れたNa−CMCが得
られることを見出し本発明に至ったものである。なお、
本発明の処理によるNa−CMCを水に没入すると、迅
速に水面上を拡散するすると同時に迅速に水中に沈降し
ていく。
め、Na−CMC中には遊離のカルボン酸基(Cell
−OCH2COOH)の存在が必要である。その量は当
量比でカルボン酸Na塩100に対して0.05以上必
要であり、このような遊離カルボン酸基が存在するNa
−CMCは製造時の中和工程に於てpHを7.5以下に
調整するとによって可能である。通常pH7.5〜6.
0の場合、存在する遊離カルボン酸基の量としては、カ
ルボン酸基が多いほどェステル化架橋は起こり易いこと
になる。従って0.05以下では加熱しても架橋結合点
が少なすぎてママコ防止は期待できない。遊離カルボン
酸基の定量はカルボン酸Na塩と同様、酸・アルカリ滴
定法によって測定した。また逆に、遊離カルボン酸基の
量が当量比でカルボン酸Na塩100に対し20を越え
ると、加熱紫後のCMCの水への分散性は良好であるが
、水落i性が低下するため好ましくない。従って望まし
い遊離カルボン酸基とカルボン酸Na塩の当量比は0.
05〜2政す100である。以上の如く、DSが0.3
以上3未満であり、遊離カルボン酸基とカルボン酸Na
塩の当量比が0.05〜2の村100で、且つ1%水溶
液粘度が100センチポィズ以上であるNa−CMCを
100〜200こ0で数十分から数時間以内加熱処理す
ることにより水分散性の著しく優れたNa−CMCが得
られることを見出し本発明に至ったものである。なお、
本発明の処理によるNa−CMCを水に没入すると、迅
速に水面上を拡散するすると同時に迅速に水中に沈降し
ていく。
この水溶液は加熱処理前のNa−CMCを溶解した場合
に比べ、見かけの粘度が低下し、不溶解分が増加する場
合には、アルカリ性物質の添加によって容易に増粘し、
且つ不熔解分を完結させることが可能である。
に比べ、見かけの粘度が低下し、不溶解分が増加する場
合には、アルカリ性物質の添加によって容易に増粘し、
且つ不熔解分を完結させることが可能である。
例えば、本発明の処理によるNa−CMCを炭酸ナトリ
ウムなどの弱アルカリ性水溶液に投入すればママコにな
らずに分散し、且つ完全に溶解する。更に具体的には、
置換度0.7、粘度150比ps、遊離カルボン酸基0
.09(対カルボン酸Na塩100)のNa−CMCを
140℃で2hr加熱処理したもの2夕を炭酸ナトリウ
ムでpHを10及び11に調整した水溶液各200のと
に投入した。その結果、共にママコにならず、迅速に分
散し、且つサンプル粒子は完全に溶解して1%水溶液粘
度で100比psの高粘度溶液が得られた。なお、本発
明のNa−CMCは石油ボ−リング、繊維壁、食品、飼
料、鉄剤崩壊剤、糊料、泥水調整剤などに使われる。
ウムなどの弱アルカリ性水溶液に投入すればママコにな
らずに分散し、且つ完全に溶解する。更に具体的には、
置換度0.7、粘度150比ps、遊離カルボン酸基0
.09(対カルボン酸Na塩100)のNa−CMCを
140℃で2hr加熱処理したもの2夕を炭酸ナトリウ
ムでpHを10及び11に調整した水溶液各200のと
に投入した。その結果、共にママコにならず、迅速に分
散し、且つサンプル粒子は完全に溶解して1%水溶液粘
度で100比psの高粘度溶液が得られた。なお、本発
明のNa−CMCは石油ボ−リング、繊維壁、食品、飼
料、鉄剤崩壊剤、糊料、泥水調整剤などに使われる。
水に対する分散性の評価方法は特に定まったものがない
ので、便宜的に次の方法で測定した。即ち300の‘の
ビーカーに200地の水を入れ、水面上30物高さの中
央部分にロートを固定し、このロートに0.5夕のサン
プルを山気に投入して終始静暦状態下でサンプルの拡散
l大況及び沈降状況を観察すると共に、0.5夕のサン
プルが全て水中に分散する時間を測定して、この時岡を
水に対する分散性(ママコ防止効果)の代表値とした。
以下実施例にて説明する。
ので、便宜的に次の方法で測定した。即ち300の‘の
ビーカーに200地の水を入れ、水面上30物高さの中
央部分にロートを固定し、このロートに0.5夕のサン
プルを山気に投入して終始静暦状態下でサンプルの拡散
l大況及び沈降状況を観察すると共に、0.5夕のサン
プルが全て水中に分散する時間を測定して、この時岡を
水に対する分散性(ママコ防止効果)の代表値とした。
以下実施例にて説明する。
実施例 1−6
以下の種々のNa−CMCを加熱処理し、純水に対する
分散性を評価した。
分散性を評価した。
評価方法は前述の簡便法により、静層状態下でサンプル
全量が水中に分散する時間を測定した。使用した原料N
a−CMCは、水分5〜10%、粒度80メッシュパス
であった。熱処理には、熱風循環式乾燥機を使用した。
結果を第1表に示した。第 1 表 注)*印; 4時間静置後でも殆んど分散せず、ママコ
に友つた。
全量が水中に分散する時間を測定した。使用した原料N
a−CMCは、水分5〜10%、粒度80メッシュパス
であった。熱処理には、熱風循環式乾燥機を使用した。
結果を第1表に示した。第 1 表 注)*印; 4時間静置後でも殆んど分散せず、ママコ
に友つた。
実施例 7〜10置換度および遊離カルボン酸基とカル
ボン酸ナトリウム塩との当量比の異なる4種のCMCを
、*140o01時間加熱処理し、純水に対する分散性
を実施例1と同じ方法で評価した。
ボン酸ナトリウム塩との当量比の異なる4種のCMCを
、*140o01時間加熱処理し、純水に対する分散性
を実施例1と同じ方法で評価した。
結果を第2表に示した。
第 2 表
注)*印;4時間静置後でも殆と分散せず、ァマコにな
った。
った。
Claims (1)
- 1 無水グルコース単位当りの置換度が0.3以上3未
満であり、遊離カルボン酸基とカルボン酸ナトリウム塩
との当量比が0.05〜20対100で、且つ1%水溶
液粘度が100センチポイズ以上であるカルボキシメチ
ルセルロース・ナトリウム塩を、100〜200℃で加
熱処理することを特徴とするカルボキシメチルセルロー
ス・ナトリウム塩の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56204578A JPS6036201B2 (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | カルボキシメチルセルロ−ス・ナトリウム塩の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56204578A JPS6036201B2 (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | カルボキシメチルセルロ−ス・ナトリウム塩の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58104901A JPS58104901A (ja) | 1983-06-22 |
| JPS6036201B2 true JPS6036201B2 (ja) | 1985-08-19 |
Family
ID=16492784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56204578A Expired JPS6036201B2 (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | カルボキシメチルセルロ−ス・ナトリウム塩の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6036201B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60128437A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-09 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 熱現像カラ−感光材料 |
| JPS61157502A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | Daicel Chem Ind Ltd | 易分散性カルボキシアルキルヒドロキシアルキルセルロ−スの製造法 |
| JPS63192351A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-09 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | モイストペレット状養魚飼料 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2639239A (en) * | 1950-11-18 | 1953-05-19 | Hercules Powder Co Ltd | Heat-treated alkali-metal carboxymethyl cellulose and process of preparing it |
| US3379720A (en) * | 1964-10-12 | 1968-04-23 | Hercules Inc | Water-soluble polymers and process of preparing |
| JPS54935A (en) * | 1977-06-06 | 1979-01-06 | Hitachi Ltd | Pattern detector |
-
1981
- 1981-12-17 JP JP56204578A patent/JPS6036201B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58104901A (ja) | 1983-06-22 |
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