JPS6036464B2 - 耐摩耗性および耐衝撃性にすぐれた炭化タングステン基超硬合金 - Google Patents
耐摩耗性および耐衝撃性にすぐれた炭化タングステン基超硬合金Info
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- JPS6036464B2 JPS6036464B2 JP55089735A JP8973580A JPS6036464B2 JP S6036464 B2 JPS6036464 B2 JP S6036464B2 JP 55089735 A JP55089735 A JP 55089735A JP 8973580 A JP8973580 A JP 8973580A JP S6036464 B2 JPS6036464 B2 JP S6036464B2
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- carbide
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、すぐれた耐摩耗性および耐衝撃性を有し、
特に鋼切削用の切削工具に適した炭化タングステン(以
下WCで示す)基超硬合金に関するものである。
特に鋼切削用の切削工具に適した炭化タングステン(以
下WCで示す)基超硬合金に関するものである。
一般に、WC基超硬合金のうち、WC−Co系超硬合金
は鋳鉄切削工具用および耐魔工具用として、またWC−
(W,Ti,Ta)C−Co系超硬合金は鋼切削工具用
としてそれぞれ使用されている。
は鋳鉄切削工具用および耐魔工具用として、またWC−
(W,Ti,Ta)C−Co系超硬合金は鋼切削工具用
としてそれぞれ使用されている。
鋼切削工具用WC基超硬合金としては、当初、炭化タン
タル(以下TaCで示す)を含有しないWC−(W,T
i)C−Co系超硬合金が使用されていたが、この合金
は高温での耐摩耗性および耐衝撃性が不十分であったた
めに、今日では耐熱性および耐酸化性にすぐれたTaC
を含有したWC‐(W,Ti,Ta)C−Co系超硬合
金が主として使用されているのが現状である。しかし、
TaCはWC以上に資源的に欠乏した状態にあるため、
ここ数年、Ta鉱石価格は急騰しており、したがってr
aCを使用せずに、上記の従来WC−(W,Ti,Ta
)C−Co系超硬合金と同等、あるいはそれ以上の切削
性能を有する鋼切削工具用WC基超硬合金の開発が強く
望まれている。
タル(以下TaCで示す)を含有しないWC−(W,T
i)C−Co系超硬合金が使用されていたが、この合金
は高温での耐摩耗性および耐衝撃性が不十分であったた
めに、今日では耐熱性および耐酸化性にすぐれたTaC
を含有したWC‐(W,Ti,Ta)C−Co系超硬合
金が主として使用されているのが現状である。しかし、
TaCはWC以上に資源的に欠乏した状態にあるため、
ここ数年、Ta鉱石価格は急騰しており、したがってr
aCを使用せずに、上記の従来WC−(W,Ti,Ta
)C−Co系超硬合金と同等、あるいはそれ以上の切削
性能を有する鋼切削工具用WC基超硬合金の開発が強く
望まれている。
そこで、耐熱性および耐酸化性にすぐれたTaCの少な
くとも一部をTaCと類以した特性を示すN比や(Hf
,Nb)Cなどの成分で置換して、TaC含有量の低減
化をはかったWC基超嬢合金などが提案されたが、いず
れの合金も上記のWC−(W,Ti,Ta)C−Co系
超磯合金に優る切削性能を有するものではない。
くとも一部をTaCと類以した特性を示すN比や(Hf
,Nb)Cなどの成分で置換して、TaC含有量の低減
化をはかったWC基超嬢合金などが提案されたが、いず
れの合金も上記のWC−(W,Ti,Ta)C−Co系
超磯合金に優る切削性能を有するものではない。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、TaC
を合金成分として全く含有することなく、しかも上記の
従来WC−(W,Ti.Ta)C−Co系超硬合金と同
等あるいはそれ以上の特性を有するWC基超硬合金を得
べく研究を行なった結果、重量%で(以下%はすべて重
量%を意味する)、炭化チタン(以下TICで示す):
2〜40%,窒化チタン(以下TINで示す):2〜3
0%,Mo:1〜20%を含有し、CoあるいはCo+
Ni:4〜20%(但し、Co十Niの場合、Ni(%
)/Co(%):4以下)を含有し、さらに必要に応じ
てZr,Hf,V,Cr,およびMoの炭化物および窒
化物のうちの1種または2種以上(以下これらを総称し
て金属の炭・窒化物という):0.5〜10%を含有し
、残りがWCと不可避不純物からなる組成を有するWC
基超硬合金は、上記の従来WC−(W,Ti.Ta)C
−Co系超硬合金と比べて、高い硬さと高い抵抗力を示
し、さらに高温での耐酸化性でもすぐれた特性を示し、
特に鋼切削工具として使用した場合には、一段とすぐれ
た耐摩耗性および耐衝撃性を示すという知見を得たので
ある。
を合金成分として全く含有することなく、しかも上記の
従来WC−(W,Ti.Ta)C−Co系超硬合金と同
等あるいはそれ以上の特性を有するWC基超硬合金を得
べく研究を行なった結果、重量%で(以下%はすべて重
量%を意味する)、炭化チタン(以下TICで示す):
2〜40%,窒化チタン(以下TINで示す):2〜3
0%,Mo:1〜20%を含有し、CoあるいはCo+
Ni:4〜20%(但し、Co十Niの場合、Ni(%
)/Co(%):4以下)を含有し、さらに必要に応じ
てZr,Hf,V,Cr,およびMoの炭化物および窒
化物のうちの1種または2種以上(以下これらを総称し
て金属の炭・窒化物という):0.5〜10%を含有し
、残りがWCと不可避不純物からなる組成を有するWC
基超硬合金は、上記の従来WC−(W,Ti.Ta)C
−Co系超硬合金と比べて、高い硬さと高い抵抗力を示
し、さらに高温での耐酸化性でもすぐれた特性を示し、
特に鋼切削工具として使用した場合には、一段とすぐれ
た耐摩耗性および耐衝撃性を示すという知見を得たので
ある。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、成分組成を上記の通りに限定した理由を以下に説明
する。{a)TIC TIC成分には合金の耐摩耗性および耐溶着性を改善す
る作用があるが、その含有量が2%未満では前記作用に
所望の効果が得られず、一方40%を越えて含有させる
と、合金の耐衝撃性が劣化するようになることから、そ
の含有量を2〜40%と定めた。
て、成分組成を上記の通りに限定した理由を以下に説明
する。{a)TIC TIC成分には合金の耐摩耗性および耐溶着性を改善す
る作用があるが、その含有量が2%未満では前記作用に
所望の効果が得られず、一方40%を越えて含有させる
と、合金の耐衝撃性が劣化するようになることから、そ
の含有量を2〜40%と定めた。
{bl TIN
TIN成分には、主として合金の耐熱性および耐酸化性
を改善する作用があるが、その含有量が2%未満では前
記作用に所望の改善効果が得られず、一方30%を越え
て含有させると、合金にポア(小孔)が形成されやすく
なり、耐衝撃性の低下原因となることから、その含有量
を2〜30%と定めた。
を改善する作用があるが、その含有量が2%未満では前
記作用に所望の改善効果が得られず、一方30%を越え
て含有させると、合金にポア(小孔)が形成されやすく
なり、耐衝撃性の低下原因となることから、その含有量
を2〜30%と定めた。
‘cー Mo
Mo成分の含有によって合金は耐熱性および耐摩耗性を
具備するようになるが、その含有量が1%未満では所望
の耐熱性および耐摩耗性を確保することができないので
、1%以上の含有が必要である。
具備するようになるが、その含有量が1%未満では所望
の耐熱性および耐摩耗性を確保することができないので
、1%以上の含有が必要である。
しかし20%を越えたMoの含有は、耐衝撃性の劣化を
もたらすようになることから、その含有量を1〜20%
と定めた。【d1 CoまたはCo+Ni Co成分の含有によって合金の耐衝撃性は改善されるが
、その含有量が4%未満では所望の耐衝撃性改善効果は
得られず、一方20%を越えて含有させると合金の耐摩
耗性が低下するようになることから、その含有量を4〜
20%と定めた。
もたらすようになることから、その含有量を1〜20%
と定めた。【d1 CoまたはCo+Ni Co成分の含有によって合金の耐衝撃性は改善されるが
、その含有量が4%未満では所望の耐衝撃性改善効果は
得られず、一方20%を越えて含有させると合金の耐摩
耗性が低下するようになることから、その含有量を4〜
20%と定めた。
また、Co成分は高価な成分であり、その一部をNiで
置換含有させても、Co成分単独含有の場合と同様に合
金の耐衝撃性が改善されるようになるが、Coに対する
N;の置換割合、すなわちNi(%)/Co(%)が4
を越えるとすぐれた耐衝撃性を保持することが困難にな
る。したがってCo十Ni含有の場合、Ni(%)/C
o(%)の比を4以下と定めた。【e)金属の炭・窒化
物 これらの成分には、合金の耐摩耗性を一段と改善する均
等的作用があるので、特に合金により一層の耐摩耗性を
付与する必要がある場合に含有されるが、その含有量が
0.1%未満では前記作用に所望の改善効果が得られず
、一方10%を越えて含有させると、合金の耐衝撃性が
劣化するようになることから、その含有量を0.1〜1
0%と定めた。
置換含有させても、Co成分単独含有の場合と同様に合
金の耐衝撃性が改善されるようになるが、Coに対する
N;の置換割合、すなわちNi(%)/Co(%)が4
を越えるとすぐれた耐衝撃性を保持することが困難にな
る。したがってCo十Ni含有の場合、Ni(%)/C
o(%)の比を4以下と定めた。【e)金属の炭・窒化
物 これらの成分には、合金の耐摩耗性を一段と改善する均
等的作用があるので、特に合金により一層の耐摩耗性を
付与する必要がある場合に含有されるが、その含有量が
0.1%未満では前記作用に所望の改善効果が得られず
、一方10%を越えて含有させると、合金の耐衝撃性が
劣化するようになることから、その含有量を0.1〜1
0%と定めた。
つぎに、この発明のWC基超硬合金を実施例により比較
例と対比しながら説明する。実施例 1 原料粉末として、平均粒径2.0仏mのWC粉末,同i
.1一mのWC−TIC複合粉末(TIC:30%含有
),同1.5〃mのTIN粉末,同1.2仏mのCo粉
末,同0.6仏mのMo粉末,同2.7山mのNi粉末
,同20ムmのZrC粉末,同2.5ムmのZrN粉末
,同2.0〆mのHfC粉末,同2.8AのVC粉末,
同2.5山mのCr3C2粉末,および同1.5仏mの
Mo2C粉末を用意し、これら原料粉末を第1表に示さ
れる配合組成に配合し、通常の条件で混合し、ついでこ
の結果の混合粉末より10k9/かの圧力で圧粉体をプ
レス成形した後、真空中、温度:145ぴ0に1時間保
持の条件で焼結することによって実質的に上記配合組成
と同一の最終成分組成を有する本発明超硬合金1〜10
および比較超硬合金1〜6をそれぞれ製造した。
例と対比しながら説明する。実施例 1 原料粉末として、平均粒径2.0仏mのWC粉末,同i
.1一mのWC−TIC複合粉末(TIC:30%含有
),同1.5〃mのTIN粉末,同1.2仏mのCo粉
末,同0.6仏mのMo粉末,同2.7山mのNi粉末
,同20ムmのZrC粉末,同2.5ムmのZrN粉末
,同2.0〆mのHfC粉末,同2.8AのVC粉末,
同2.5山mのCr3C2粉末,および同1.5仏mの
Mo2C粉末を用意し、これら原料粉末を第1表に示さ
れる配合組成に配合し、通常の条件で混合し、ついでこ
の結果の混合粉末より10k9/かの圧力で圧粉体をプ
レス成形した後、真空中、温度:145ぴ0に1時間保
持の条件で焼結することによって実質的に上記配合組成
と同一の最終成分組成を有する本発明超硬合金1〜10
および比較超硬合金1〜6をそれぞれ製造した。
なお、比較超硬合金1〜6は、合金を構成する成分のう
ちのいずれかの成分(第1表には※印で表示)の含有量
がこの発明の範囲から外れた組成をもつものである。船 隣 ついで、この結果得られた本発明超硬合金1〜10およ
び比較超硬合金1〜6、さらに市販のTaCを含有する
JIS・POI超硬合金(WC−(W,Ti,Ta)C
−Co系超硬合金)について、硬さ(ロックウェル硬さ
Aスケール)および抗折力を測定すると共に、これらの
合金よりCIS(超硬工具協会規格)SNP432に即
した形状の切削チップを切出し、被削材:SNCM−8
(ブリネル硬さ:220),切削速度:20仇h/mi
n,送り:0.2側/rev,切込み:1.5肌,切削
時間:10分の条件による連続切削試験と、被削材:S
NCM−8(ブリネル硬さ:270),切削速度:14
仇h/肌,送り:0.3肌/rev,切込み:2仇吻,
切削時間:3分の条件による断続切削試験を行ない、上
記連続切削試験では切削チップのフランク摩耗およびク
レータ摩耗を測定し、また上記断続切削試験では謎験切
刃数10本のうちの欠損切刃数をそれぞれ測定した。
ちのいずれかの成分(第1表には※印で表示)の含有量
がこの発明の範囲から外れた組成をもつものである。船 隣 ついで、この結果得られた本発明超硬合金1〜10およ
び比較超硬合金1〜6、さらに市販のTaCを含有する
JIS・POI超硬合金(WC−(W,Ti,Ta)C
−Co系超硬合金)について、硬さ(ロックウェル硬さ
Aスケール)および抗折力を測定すると共に、これらの
合金よりCIS(超硬工具協会規格)SNP432に即
した形状の切削チップを切出し、被削材:SNCM−8
(ブリネル硬さ:220),切削速度:20仇h/mi
n,送り:0.2側/rev,切込み:1.5肌,切削
時間:10分の条件による連続切削試験と、被削材:S
NCM−8(ブリネル硬さ:270),切削速度:14
仇h/肌,送り:0.3肌/rev,切込み:2仇吻,
切削時間:3分の条件による断続切削試験を行ない、上
記連続切削試験では切削チップのフランク摩耗およびク
レータ摩耗を測定し、また上記断続切削試験では謎験切
刃数10本のうちの欠損切刃数をそれぞれ測定した。
これらの測定結果を第1表に合せて示した。第1表に示
されるように、本発明超硬合金1〜loは、いずれも比
較超硬合金1,2,3,6,および市販POI超硬合金
よりもすぐれた耐摩耗性を有し、さらに比較超硬合金1
〜6および市販RO超硬合金に比して一段とすぐれた耐
衝撃性をもつことが明らかである。
されるように、本発明超硬合金1〜loは、いずれも比
較超硬合金1,2,3,6,および市販POI超硬合金
よりもすぐれた耐摩耗性を有し、さらに比較超硬合金1
〜6および市販RO超硬合金に比して一段とすぐれた耐
衝撃性をもつことが明らかである。
実施列 2
原料粉末として、平均粒径2.0山mのWC粉末,同1
.1山mのWC−TIC複合粉末(TIC:30%含有
),同1.5仏mのTIN粉末、同1.2仏mのCo粉
末、同0.6〃mのMo粉末,同2.7〃mのNj粉末
,を用意し、これら原料粉末を第2表に示される配合組
成に配合し、混合した後、実施例1におけると同一の条
件で成形し、鏡結することによって実質的に上記配合組
成と同一の最終成分組成を有する本発明超硬合金11〜
15をそれぞれ製造した。
.1山mのWC−TIC複合粉末(TIC:30%含有
),同1.5仏mのTIN粉末、同1.2仏mのCo粉
末、同0.6〃mのMo粉末,同2.7〃mのNj粉末
,を用意し、これら原料粉末を第2表に示される配合組
成に配合し、混合した後、実施例1におけると同一の条
件で成形し、鏡結することによって実質的に上記配合組
成と同一の最終成分組成を有する本発明超硬合金11〜
15をそれぞれ製造した。
ついで、この結果得られた本発明超硬合金11〜15並
びに市販のTaCを含有するJIS・PIO第 2 表
超硬合金(WC−(W,Ti,Ta,)C−Co系超硬
合金)について、硬さ(ロックウェル硬さAスケール)
および抗折力を測定すると共に、大気中、温度:600
q0に40時間保持後における単位面積(1洲)当り重
量増加率、すなわち、{値段イヒ後の重量一酸化前の重
量)}÷表面積酸化前の重量を算出する高温耐酸化性試
験を行ない、さらに実施例1におけると同一の条件で切
削試験をそれぞれ行なった。
びに市販のTaCを含有するJIS・PIO第 2 表
超硬合金(WC−(W,Ti,Ta,)C−Co系超硬
合金)について、硬さ(ロックウェル硬さAスケール)
および抗折力を測定すると共に、大気中、温度:600
q0に40時間保持後における単位面積(1洲)当り重
量増加率、すなわち、{値段イヒ後の重量一酸化前の重
量)}÷表面積酸化前の重量を算出する高温耐酸化性試
験を行ない、さらに実施例1におけると同一の条件で切
削試験をそれぞれ行なった。
これらの結果を第2表に合せて示した。第2表に示され
る結果から、本発明超硬合金11〜15は、いずれも市
販のPI硯超硬合金に比して良好な強度および耐酸化性
を有し、されに一段とすぐれた耐摩耗性および耐衝撃性
を有することがわかる。
る結果から、本発明超硬合金11〜15は、いずれも市
販のPI硯超硬合金に比して良好な強度および耐酸化性
を有し、されに一段とすぐれた耐摩耗性および耐衝撃性
を有することがわかる。
実施例 3
平均粒径2.5ムmを有するWC粉末,同1.1rmの
WC−TIC複合粉末(TIC:30%含有)同1.5
仏mのTIN粉末,同1.2ムmのCo粉末,同第3表
0.6仏mのMo粉末,同2.7ムmのNi粉末を原料
粉末として使用し、これら原料粉末を第3表に示される
配合配合組成に配合し、この配合粉末から実施例1にお
けると同一の条件にて実質的に上記配合組成と同一の最
終成分組成をもった本発明超硬合金20〜25および比
較超硬合金7,8をそれぞれ製造した。
WC−TIC複合粉末(TIC:30%含有)同1.5
仏mのTIN粉末,同1.2ムmのCo粉末,同第3表
0.6仏mのMo粉末,同2.7ムmのNi粉末を原料
粉末として使用し、これら原料粉末を第3表に示される
配合配合組成に配合し、この配合粉末から実施例1にお
けると同一の条件にて実質的に上記配合組成と同一の最
終成分組成をもった本発明超硬合金20〜25および比
較超硬合金7,8をそれぞれ製造した。
ついで、この結果得られた本発明超硬合金20〜25お
よび比較超硬合金7,8,並びにTaCを含有する市販
のJIS・P20超硬合金について、硬さ(ロックゥェ
ル硬さAスケール)および抗折力を測定し、また実施例
2におけると同一の条件にて耐酸化性試験を行ない、さ
らに実施例1におけると同一の条件で切出したSNP4
32の切削チップを使用し、被削材:JIS・SNCM
−8(プリネル硬さ:220),切削速度:150h/
min,送り:0.3肋/rev.,切込み:2.仇蚊
.切削時間:10分の条件での連続切削試験と、被削材
:SNCM−8(プリネル硬さ:270),切削速度:
10仇h/min,送り:0.4肋/rev.,切込み
:2.仇奴,切削時間:3分の条件での断続切削試験を
それぞれ行なった。
よび比較超硬合金7,8,並びにTaCを含有する市販
のJIS・P20超硬合金について、硬さ(ロックゥェ
ル硬さAスケール)および抗折力を測定し、また実施例
2におけると同一の条件にて耐酸化性試験を行ない、さ
らに実施例1におけると同一の条件で切出したSNP4
32の切削チップを使用し、被削材:JIS・SNCM
−8(プリネル硬さ:220),切削速度:150h/
min,送り:0.3肋/rev.,切込み:2.仇蚊
.切削時間:10分の条件での連続切削試験と、被削材
:SNCM−8(プリネル硬さ:270),切削速度:
10仇h/min,送り:0.4肋/rev.,切込み
:2.仇奴,切削時間:3分の条件での断続切削試験を
それぞれ行なった。
これらの結果を第3表に合せて示した。第3表に示され
るように、本発明超硬合金20〜25は、いずれも市販
のP20超硬合金に比して強度、耐酸化性、耐摩耗性、
および耐衝撃性ともすぐれていることが明らかである。
一方、Ni(%)/Co(%)の含有割合がこの発明の
条件を満足しないと、比較超嬢合金7,8に見られるよ
うに、耐摩耗性はいくぶん改善されるものの、強度およ
び耐衝撃性が著しく劣化するようになることがわかる。
実施例 4 平均粒径3.0仏mのWC粉末,同1.1rmのWC−
TIC複合粉末(TIC:30%含有),同1.5仏m
のTIN粉末,同1.2〃mのCo粉末,同0.6仏m
のMo粉末,および同2.7山mのNi粉末を原料粉末
として用意し、これら原料粉末を第4表に示される配合
組成をもつように配合し、ついでこの配合粉末より実施
例1におけると同一の条件にて、実質的に上記配合組成
と同一の最終成分組成をもった本発明超硬合金26〜3
1およびMoを第4表 含有しない比較超硬合金9をそれぞれ製造した。
るように、本発明超硬合金20〜25は、いずれも市販
のP20超硬合金に比して強度、耐酸化性、耐摩耗性、
および耐衝撃性ともすぐれていることが明らかである。
一方、Ni(%)/Co(%)の含有割合がこの発明の
条件を満足しないと、比較超嬢合金7,8に見られるよ
うに、耐摩耗性はいくぶん改善されるものの、強度およ
び耐衝撃性が著しく劣化するようになることがわかる。
実施例 4 平均粒径3.0仏mのWC粉末,同1.1rmのWC−
TIC複合粉末(TIC:30%含有),同1.5仏m
のTIN粉末,同1.2〃mのCo粉末,同0.6仏m
のMo粉末,および同2.7山mのNi粉末を原料粉末
として用意し、これら原料粉末を第4表に示される配合
組成をもつように配合し、ついでこの配合粉末より実施
例1におけると同一の条件にて、実質的に上記配合組成
と同一の最終成分組成をもった本発明超硬合金26〜3
1およびMoを第4表 含有しない比較超硬合金9をそれぞれ製造した。
ついで、上記本発明超硬合金26〜31および比較超硬
合金9、さらに比較の目的で用意したTaC含有の市販
P3硯笛硬合金について、硬さ(ロックウェル硬さAス
ケール)および抗折力を測定すると共に、被削村:SN
CM−8(ブリネル硬さ:220),切削速度:lo血
/min,送り:0.7肌/rev.,切込み:2.Q
肋, 切削時間:10分の条件での連続切削試験と、被
削材:SNCM−8(プリネル硬さ:270)、切削速
度:6仇h/min,送り:0.5肌/rev., 切
込み:20柵,切削時間:3分の条件での断続切削試験
を行なった。これらの結果を第4表に合せて示した。第
4表に示されるように、本発明超硬合金26〜31は、
実施例3におけると同様に市販のP30超硬合金に比し
てすぐれた耐摩耗性および耐衝撃性をもつことが明らか
である。
合金9、さらに比較の目的で用意したTaC含有の市販
P3硯笛硬合金について、硬さ(ロックウェル硬さAス
ケール)および抗折力を測定すると共に、被削村:SN
CM−8(ブリネル硬さ:220),切削速度:lo血
/min,送り:0.7肌/rev.,切込み:2.Q
肋, 切削時間:10分の条件での連続切削試験と、被
削材:SNCM−8(プリネル硬さ:270)、切削速
度:6仇h/min,送り:0.5肌/rev., 切
込み:20柵,切削時間:3分の条件での断続切削試験
を行なった。これらの結果を第4表に合せて示した。第
4表に示されるように、本発明超硬合金26〜31は、
実施例3におけると同様に市販のP30超硬合金に比し
てすぐれた耐摩耗性および耐衝撃性をもつことが明らか
である。
また、比較超硬合金9に見られるようにMoを含有しな
いと、特に耐摩耗性が劣化するようなことがわかる。実
施例 5 原料粉末として、平均粒蓬4.0山mを有するWC粉末
,同1.1一mのWC−TIC複合粉末(TIC:30
%含有),同1.5ムmのTIN粉末,同1.2ムmの
Co粉末,同0.6山mのMo粉末,および同2.7仏
mのNi粉末を用意し、これら原料粉末を第5表に示さ
れる配合組成に配合し、この配合粉末より実施例1にお
けると同一の条件にて実質的に上記配合組成と同一の最
終成分組成をもった本発明超硬合金32〜37および比
較超硬合金10をそれぞれ製造した。
いと、特に耐摩耗性が劣化するようなことがわかる。実
施例 5 原料粉末として、平均粒蓬4.0山mを有するWC粉末
,同1.1一mのWC−TIC複合粉末(TIC:30
%含有),同1.5ムmのTIN粉末,同1.2ムmの
Co粉末,同0.6山mのMo粉末,および同2.7仏
mのNi粉末を用意し、これら原料粉末を第5表に示さ
れる配合組成に配合し、この配合粉末より実施例1にお
けると同一の条件にて実質的に上記配合組成と同一の最
終成分組成をもった本発明超硬合金32〜37および比
較超硬合金10をそれぞれ製造した。
ついで、この結果得られた本発明超硬合金32〜37お
よび比較超硬合金10、並びにTaCを含有する市販の
JIS・P4硯超硬合金について、実施例1におけると
同一の条件で、硬さおよび抗折力を測定すると共に、切
削試験を行なった。
よび比較超硬合金10、並びにTaCを含有する市販の
JIS・P4硯超硬合金について、実施例1におけると
同一の条件で、硬さおよび抗折力を測定すると共に、切
削試験を行なった。
これらの結果を第5表に合せて示した。第5表に示され
る結果から、本発明超硬合金32〜37は、いずれもT
aCを含有する市販のP40超硬合金に比して、特に耐
摩耗性にすぐれていることがわかる。
る結果から、本発明超硬合金32〜37は、いずれもT
aCを含有する市販のP40超硬合金に比して、特に耐
摩耗性にすぐれていることがわかる。
また比較超硬合金10に見第5表
られるように、Co含有量がこの発明の範囲から高い方
に外れると、耐摩耗性の劣化が著しいことがわかる。
に外れると、耐摩耗性の劣化が著しいことがわかる。
実施例 6
原料粉末として、実施例1で用いたのと同じ粉末のほか
に、平均粒径2.0ムmのHfN粉末および同1.5山
mVN粉末を用意し、これら原料粉末を第6表に示され
る配合組成に配合し、実施例1におけると同一の条件に
て、実質的に配合組成と同一の最終成分組成をもった本
発明超硬合金38〜41および比較超硬合金11をそれ
ぞれ製造した。
に、平均粒径2.0ムmのHfN粉末および同1.5山
mVN粉末を用意し、これら原料粉末を第6表に示され
る配合組成に配合し、実施例1におけると同一の条件に
て、実質的に配合組成と同一の最終成分組成をもった本
発明超硬合金38〜41および比較超硬合金11をそれ
ぞれ製造した。
ついで、この結果得られた本発明超硬合金38〜41お
よび比較超硬合金11、さらに市販のJIS・PIO超
硬合金について、実施例1におけると同一の条件で、硬
さおよび抗折力を測定すると共に、切削試験を行なった
。これらの結果を第6表に示した。第 6 表 第6表に示される結果から、本発明超硬合金38〜41
は、いずれも金属の炭・窒化物の含有量がこの発明の範
囲を越えて高い比較超硬合金11およびJIS・PIO
超硬合金に比して切削特性がすぐれていることが明らか
である。
よび比較超硬合金11、さらに市販のJIS・PIO超
硬合金について、実施例1におけると同一の条件で、硬
さおよび抗折力を測定すると共に、切削試験を行なった
。これらの結果を第6表に示した。第 6 表 第6表に示される結果から、本発明超硬合金38〜41
は、いずれも金属の炭・窒化物の含有量がこの発明の範
囲を越えて高い比較超硬合金11およびJIS・PIO
超硬合金に比して切削特性がすぐれていることが明らか
である。
上述のように、この発明のWC基超硬合金は、TaC成
分を全く含有しないのにもかかわらず、例えばJIS・
POI〜S40超硬合金などの従来WC−(W,Ti,
Ta)C−Co系超硬合金に比して、強度、高温耐酸化
性、耐摩耗性、および耐衝撃性のいずれの特性にもすぐ
れており、したがって特に鋼切削工具として使用した場
合にはきわめてすぐれた切削性能を発揮するなど工業上
有用な特性を有するのである。
分を全く含有しないのにもかかわらず、例えばJIS・
POI〜S40超硬合金などの従来WC−(W,Ti,
Ta)C−Co系超硬合金に比して、強度、高温耐酸化
性、耐摩耗性、および耐衝撃性のいずれの特性にもすぐ
れており、したがって特に鋼切削工具として使用した場
合にはきわめてすぐれた切削性能を発揮するなど工業上
有用な特性を有するのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭化チタン:2〜40%,窒化チタン:2〜30%
,Co:4〜20%,Mo:1〜20%を含有し、残り
が炭化タングステンと不可避不純物からなる組成(以上
重量%)を有することを特徴とする耐摩耗性および耐衝
撃性にすぐれた炭化タングステン基超硬合金。 2 炭化チタン:2〜40%,窒化チタン:2〜30%
,Co+Ni:4〜20%(但し、Ni(%)/Co(
%):4以下),Mo:1〜20%を含有し、残りが炭
化タングステンと不可避不純物からなる組成を有するこ
とを特徴とする耐摩耗性および耐衝撃性にすぐれた炭化
タングステン基超硬合金。 3 炭化チタン:2〜40%,窒化チタン:2〜30%
,Co:4〜20%,Mo:1〜20%を含有し、さら
にZr,Hf,Cr,およびMoの炭化物および窒化物
のうちの1種または2種以上:0.1〜10%を含有し
、残りが炭化タングステンと不可避不純物からなる組成
(以上重量%)を有することを特徴とする耐摩耗性およ
び耐衝撃性にすぐれた炭化タングステン基超硬合金。 4 炭化チタン:2〜40%,窒化チタン:2〜30%
,Co+Ni:4〜20%(但し、Ni(%)/Co(
%):4以下),Mo:1〜20%を含有し、さらにZ
r,Hf,V,Cr,およびMoの炭化物および窒化物
のうちの1種または2種以上:0.1〜10%を含有し
、残りが炭化タングステンと不可避不純物からなる組成
(以上重量%)を有することを特徴とする耐摩耗性およ
び耐衝撃性にすぐれた炭化タングステン基超硬合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55089735A JPS6036464B2 (ja) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | 耐摩耗性および耐衝撃性にすぐれた炭化タングステン基超硬合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55089735A JPS6036464B2 (ja) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | 耐摩耗性および耐衝撃性にすぐれた炭化タングステン基超硬合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5716143A JPS5716143A (en) | 1982-01-27 |
| JPS6036464B2 true JPS6036464B2 (ja) | 1985-08-20 |
Family
ID=13979015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55089735A Expired JPS6036464B2 (ja) | 1980-07-01 | 1980-07-01 | 耐摩耗性および耐衝撃性にすぐれた炭化タングステン基超硬合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6036464B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63184623A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-07-30 | 松下電器産業株式会社 | 流体発振洗浄ノズル |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8202344B2 (en) * | 2007-05-21 | 2012-06-19 | Kennametal Inc. | Cemented carbide with ultra-low thermal conductivity |
-
1980
- 1980-07-01 JP JP55089735A patent/JPS6036464B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63184623A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-07-30 | 松下電器産業株式会社 | 流体発振洗浄ノズル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5716143A (en) | 1982-01-27 |
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