JPS6038698Y2 - 耳縁形成装置 - Google Patents

耳縁形成装置

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JPS6038698Y2
JPS6038698Y2 JP18233578U JP18233578U JPS6038698Y2 JP S6038698 Y2 JPS6038698 Y2 JP S6038698Y2 JP 18233578 U JP18233578 U JP 18233578U JP 18233578 U JP18233578 U JP 18233578U JP S6038698 Y2 JPS6038698 Y2 JP S6038698Y2
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holder
ground
guide
cam
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JP18233578U
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真一 木下
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Tsudakoma Corp
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Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は耳縁形成装置に関腰更に詳細には搦み組織を
用いた織布耳縁を形成する装置の改良に関するものであ
る。
搦み組織は搦み経と地縫と緯糸によって形成されるがこ
の内もじり組織においては搦み経は常に緯糸の上に来る
この考案は搦み組織中このもじり組織を利用した耳縁の
形成技術を対象とするものである。
搦み組織の形成の際には、搦み経を適宜なピツり数毎に
地縫の左右に位置変えさせて、地縫に搦み糸が絡みつく
様にしてやる必要がある。
この作業のために従来から種々の形式の装置が用いられ
ているが、そのいずれもが次の様な諸欠点を少くとも1
つは有したもので、作用効果面からみて充分なものとは
言えないのが現状である。
(a) 充分に丈夫な耳縁を形成しようとする勢い構
造的に大型、複雑化せざるを得なかった。
(b) 運動的に複雑で、可動部材が多いため、故障
が起き易く、装置としての耐久性に乏しかった。
(C) 糸と導糸部材との接触位置が限られているた
め、糸道がつき易く、糸の毛羽立ちや糸切れを避けるに
はひんばんに部品を交換する必要があった。
(d) 関連部材の運動が複雑であるため、織機の高
速運転に追従する事が難しく、又搦みの数を増加する事
が困難であった。
(e) 構造的に複雑なため外部から視認できない部
分も多く、故障等の発見が遅れるばかりでなく、保全作
業がやり難い。
(f) 搦みのための糸の移動に際して、糸に無理な
屈曲が掛るので糸を傷め易い。
この考案は上記した様な従来技術にみられる諸欠点の除
去を目的としたもので、その特徴は、まず第1に搦みを
一越にした所謂MAV方式によった点にあり、第2にベ
ルトの開口運動を利用して関連部材に単純な上下運動と
小範囲の揺動運動をのみ行わせるようにした点にあり、
第3に導糸孔の左右縁との交互接触によって糸を左右に
振分ける様にして糸と部材との接触感を大きくした点に
あり、第4に糸をしてその本来の走行方向から若干屈曲
するだけで上記の様な左右への振分けを行わせる様にし
た点にある。
以下添付の図面によって更に詳細にこの考案の耳縁形成
装置について説明する。
尚、以下の説明においては、理解を容易とするために、
装置を織機に据付けた状態で記載し、この観点から1上
下前後左右ヨ等の表現を用いるが、その構造上特にこれ
らの表現に限定されるものでない事は勿論である。
尚、1前後1とは織機に取付けた状態において、右側を
1前ヨとし、経ビーム側を、′後ヨとしたものである。
又、′左右1とは織機前方からみて言うものである。
第1〜2図に示すのはこの考案の装置の実施態様である
前後に離間して設けられた上下一対ずつの前ピース2a
、2bと後ピース4a、4bとは夫々の平織用ベルト(
図示せず)に一体に上下動する様に連結されている。
尚この向上下の後ピース4a、4bは左右に離間並設さ
れて上下に延びるロッド4によって一体に連結されてい
る。
又上下の前ピース2a、2bはこの様な連結部材を有し
ないが同一のベルトに連結されているので、上下一体に
運動する。
上ピース2a、4aの下側にはガイド針ホルダー6(以
下1上ホルダーヨと略記する)がロッド4に遊嵌されて
位置しており、下ピース2b、4bには振分ガイドホル
ダー7(以下1下ホルダーヨと略記する)がやはりロッ
ド4に遊嵌され位置している。
これらのホルダー6.7には後方に配設されたバネ8の
両端が適宜連結されており、このバネ力により上ホルダ
ー6は上ピース2a。
4aに、又、下ホルダー7は下ピース2b、4bに夫々
弾性的に押圧された状態にある。
上ホルダ−6前面には下方に延設された2叉状のガイド
針10が上端において固定されている。
このガイド針10は上下1組からなる導糸孔10a、1
0bを左右に振分けて2組有している。
導糸孔の数は必要に応じて3組以上にしてもよい。
ロッド4の略中夫にはストッパー9が一体に固定されて
いる。
このストッパー9には左右延長部を載置する如くしてカ
ムボールホルダー12(以下1中ホルダーヨと略記する
)がロッド4に遊嵌されている。
この中ホルダー12にはその前面上適宜な位置に選ばれ
た固定軸支点P(以下1上軸支点ヨと言う)にカムボー
ル14が軸承されている。
下ホルダー7にはその前面上適宜な位置に選ばれた固定
軸支点R(以下1下軸支点ヨと言う)に、左右1対の振
分ガイド16.17の下端が遊嵌軸承されている。
これらの振分ガイド16,17は上方に延設されて、そ
の上端は夫々水平状に曲折されてガイド針10の下端に
接近した位置にある。
両振分ガイド16.17は、その上端附近において両者
の胴部間に介設された引張バネ15によって互に弾性的
に引寄せられて、後述する様に夫々の内側カム面を中ホ
ルダー12上のカムボール14の周面に圧接している。
第1,2図に示す杼口が閉じた場合、即ち前後のピース
2at 2b、4a、4bがその中立位置にある状態
においては、下ホルダー7の上面と中ホルダー12の下
面との間には所定の間隙りが残されている。
この時の上下軸支点P、 R間の距離をLとする。
中ホルダー12の背面上のピント下ホルダー7の背面上
のピンとの間には引張バネ18が介設されている。
この引張バネ18のバネ力はバネ8のそれよりも小さい
値に選ぶ。
第2図に、各導糸部材(ガイド針10、振分ガイド16
及び17)の杼口を閉じた状態における位置関係を示す
3者の前後関係は前方からみて、ガイド針10、左の振
分ガイド16、右の振分ガイド17の順となる。
ガイド針10は後述する様に地縫GYを導くためのもの
なので、その上下の導糸孔10a、10bを含んで前後
に延びる垂直平面を1地縫面GYPJと呼ぶ。
左の振分ガイド16は前述した様にその上端に左右1対
の導糸孔16aを有しているが、図示の中立状態におい
てこれら導糸孔16aは地縫面GYPの右側に位置する
同じく中立状態において右の振分ガイド17の導糸孔1
7aは地縫面GYPの左側に位置する。
第3図A、 Bによってカムボール14と左右の振分ガ
イド16.17の関係を説明する。
左右の振分ガイド16.17゛は夫々カムボール14に
圧接する側に凹カム面16b、17bとこれに連なる凸
カム面16c、17cを有している。
即ち、凹カム面16b、17b間の離間距離は凸カム面
16c、17c間のそれより大である。
従って、カムボール14が第3図Aに示す様に凹カム面
16b、17bとの当接状態から第3図Bに示す様に凸
カム面16c、17cとの当接状態に移行すると、当然
の事ながら左右の振分ガイド16,17は下軸支点Rを
中心に外側に向けて揺動する。
カムボール14の当接状態移行が逆の場合には振分ガイ
ド16.17は内側に向けて揺動する。
これに伴って両振分ガイド16,17上端の導糸孔16
a、17aも左右に移動する。
前記した様に上軸支点Pは中ホルダー12上に固定され
ており、下軸支点Rは下ホルダー7上に固定されており
、しかも中立状態において中下ホルダー12,7間には
間隙りが保たれている。
従つて第3図Aにおける上軸支点Pの位置と第3図Bに
おける上軸支点P′の位置間の距離が上記ホルダー間々
隙りに等しくなる様に各部の仕様を定めれば、両ホルダ
ー12,7間の間隙がDであるときには振分ガイド16
.17は第3図Aに示す閉じた状態となり、間隙がOで
あるときは振分ガイド16.17は第3図Bに示す状態
となる。
勿論これに伴って導糸孔16a、17aは左右に移動し
て後述する様に搦み経の振分は作業を行う。
即ち、ベルトの上下に伴って緯入前のタイミングにおい
て中下ホルダー12,7間に上下相対運動が起れば上記
の様な搦み経の振分けが行われる事になる。
以上分設した各部の動作を第4図A〜Dによって次に分
設する。
尚通糸方法は、地縫GYはガイド針10の上溝糸孔10
aから下溝糸孔10bに至って前方に走り、一方の搦み
経TYlは振分ガイド16の導糸溝16 aを通って前
方に走り、他方の搦み経TY2は振分ガイド17の導糸
孔17aを通って前方に走っている。
前後のピース2at 2b、4a、4bは平織用ベル
トに連結されているから、前ピース2a、2bが上昇す
るとその上昇分だけ後ピース4a、4bが降下し、前ピ
ース2a、2bが降下するとその降下分だけ後ピース4
a、4bが上昇する。
尚、図中にあっては簡略のため振分ガイド周りを省略し
、軸支点P、Rをもってこれに代えて表示する。
ガイド針10については下側の導糸孔10bのみを示す
に止める。
今、前ピピース2a、2bが第4図Aの中立位置(両軸
支点、P、R間の距離;L)から上昇を始めると、これ
に伴って後ピース4a、4bかに下する。
この結果、ロッド4に固定されたストッパー9も降下す
るから、ロッド4に遊嵌されてかつ引張バネ18によっ
て下方に引寄せられている中ホルダー12及びその上軸
支点Pも一緒に降下する。
一方、下ホルダー7は上昇する前ピース2bに押上げら
れ、その上の下軸支点Rも上昇する。
即ち、上軸支点Pと下軸支点Rは前者が降下し後者が上
昇するという相対運動を行う。
前述した様に、この考案にあってはこの相対運動を搦み
経TYI、TY2の地縫GYに対する左右振分けに利用
しているのである。
以下説明の便宜上、これを第1の相対運動と呼ぶ。
第4図Aに示す中立状態における中、下ホルダー12.
7間の間隙はDであるから、上記の第1の相対運動は中
ホルダー12(即ち上軸支点P)がD/2だけ降下し、
下ホルダー7(即ち下軸支点R)がD/2だけ上昇し、
両者が当接して間隙がOとなる迄続く。
即ち第1の相対運動の量はDに等しい。
この両ホルダー12,6bが当接した状態を第4図Bに
示す。
両ホルダー12,7の当接を以って第1の相対運動は完
了し、中ホルダー12は当接状態にある下ホルダー7の
上昇に伴って押上げられて両者は一緒に上昇するから、
上下の軸支点P、Rは第4図Bに示した上下位置関係(
上下軸支点P、R間の距離;L−D)を維持したままで
上昇する。
一方後ピース4aの降下に伴って上ホルダー6が押下げ
られるから、これと一体のガイド針10も等距離だけ降
下する。
又、ロッド4と一体のストッパー9も降下する。
上記の上下運動が更に続くとやがては第4図Cに示す状
態となって前ピース2a*2bの上昇と後ピース4a、
4bの降下は停止する。
この状態ではガイド針10に導かれた地縫GYは杼口の
下側シートとなり、振分ガイド16.17に導かれた搦
み経TYI、TY2は上側シートとなるから、緯糸Wは
地縫GYの上で搦み経TY1.TY2の下となる。
上下軸支点P、R間の距離は依然として(L−D)のま
まである。
緯入れが完了すると、次のサイクルで、第4図Cに示す
位置を出発点として前ピース2a、2bが降下し始め後
ピース4a、4bが上昇し始める。
前ピース2 a、 2 bの降下し始め後ピース4a
、4bが上昇し始める。
前ピース2a、2bの降下に伴い下ホルダー7はバネ8
によって付勢されているから、下ピース2bに追従して
降下し、その下軸支点Rも降下する。
バネ18によって中ホルダー12は下ホルダー7側に引
張られているから、下ホルダー7の降下に伴って降下し
上軸支点P、 Rは第4図Cにおける上下位置関係、ひ
いては第4図Bにおける上下位置関係(上下軸支点P、
R間の距離;L−D)を維持したままで降下する。
一方、後ピース4・a、4bの上昇に伴って、上ホルダ
ー6はバネ8によって付勢されているから上ピース4a
に追従して上昇し、これと一体のガイド針10も上昇す
る。
又後ピース4a。4bと一体のロッド4の上昇に伴って
ストッパー9も一緒に上昇する事は勿論である。
前ピース2a、2bの降下と後ピース4a、4bの上昇
が続くとやがてはロッド4と一体のストッパー9が上昇
してまた中ホルダー12の底面に当接する。
この状態は第4図Bに示す状態と同じである。
以上記載した各部の動きをまとめて第1表に示す。
この状態が更に進行すると前ピース2bが降下を続ける
ため下ホルダー7は依然として降下するからこの上の下
軸支点Rも降下する。
一方、上昇継続中のロッド4と一体のストッパー9が中
ホルダー12を押上げるから、その上の上軸支点Pは今
度は上昇に転じる。
即ち、上下軸支点P、Rの間で相対運動が再発し、これ
によって搦み経n1、’ry2の地縫GYに対する左右
振分けが行われる。
以下、これを第2の相対運動と呼ぶ。第2の相対運動の
間中ホルダー12は上昇し下ホルダー7は降下するから
、両者の間に介設された引張バネ18は伸張される。
この間ガイド針10は上ホルダー6と共に上昇を続ける
ここで、前記した様に第1の相対運動の量はDでありこ
れによって搦み経TYI、TY2の地縫GYに対する左
右振分けが完結されているのであるから、第2の相対運
動の量もDであればよい。
即ち、この第2の相対運動は、第4図Bに示す位置から
上軸支点PがD/2だけ上昇し下軸支点RがD/2だけ
下降したところで終了すればよい。
この第2の相対運動が終了した時点での状態は第4図A
に示す中立状態(上下軸支点P、R間の距離;L)と全
く同じであるから、このタイミングでは杼口が閉じた状
態となる。
更に前ピース2at2bの降下と後ピース4a、4bの
上昇が続くと、中ホルダー12が既に当接状態に入って
かつロッド4と共に上昇するストッパー9に押上げられ
るから上軸支点Pは更に上昇し、下ホルダー7は下ピー
ス4bによって押上げられるから下軸支点Rも等距離だ
け上昇する。
即ち、このタイミングにあっては両軸支点P、 Rは第
4図Aに示す上下位置関係(上下軸支点P、R間の距離
;L)を維持したままで上昇する。
一方、前ピース2aに押下げられて上ホルダー6とガイ
ド針10は降下する。
上記の上下運動が更に続くとやがては第4図りに示す状
態となり、前ピース2a、2bの降下と後ピース4a、
4bの上昇は停止する。
この状態ではガイド針10に導かれた地縫GYは杼口の
下側シートとなり、ガイド板14及び振分ガイド16に
導かれた搦み経TYI、TY2は上側シートとなるから
、緯入れが行われると緯糸Wは地縫、GYの上で搦み経
TYI、TY2の下となる。
以上記載した各部の動きをまとめて第2表に示す。
次に第5図A−E及び第6図A−Gによって上記した様
な構造及び動作をする装置による搦み組織の耳縁形成作
業について説明する。
尚、図中においては表示の便宜上地経面GYPを以って
地縫GYに代える。
又、この例では左右2列のもじり組織を同時に形成する
ものであるが、説明の便宜上図中左側の列についてのみ
説明する。
前記した様に、地縫GYに対する搦み経TYl。
’ry2の左右への振分けは上下軸支点P、Hの第1、
第2の相対運動によって起る左右振分ガイド16.17
の揺動を利用して行われる。
これら相対運動の内容は第3表に示す通りである。
第1の相対運動は第4図A、第5図A、及び第6図Aの
状態から出発し、第4図B、第5図C及び第6図Cの状
態で完結する。
第5図A1第6図Aの状態においては導糸孔16aに導
かれるーの搦み経TY1は地縫面GYPの右側に、導糸
孔17aに導かれる他の搦み経n2は地縫面GYPの左
側に、そして上の方から地縫GY、搦み経’ry1.’
ry2の順で位置している。
第1の相対運動が始まると、左右の振分ガイド16.1
7が開く結果、導糸孔16aは左動し、導糸孔17aは
右動する。
従って第5図Bに示す様に搦み経TY1は上溝糸孔16
aの右縁に押されて右側から地縫面GYPに接近し、搦
み経TY2は導糸孔17aの左縁に押されて左側から地
縫面GYPに接近する。
この状態を第6図Bに示す。相対運動が更に進むと、搦
み経TYlは地縫面GYPを越えて左側に移動し、搦み
経TY2は地縫面GYPを越えて右側に移動する。
このタイミングでは各経糸の上下関係は不変なので、上
記移動による搦み経TYI、TY2の交叉は地縫GYの
下側でかつ搦み経TY1を上にして行われる。
第5図01第6図Cに示した状態において第1の相対運
動は終了し第1回目のもじり動作が完結する。
これ以後完全開口迄は各経糸の上下関係は上の方から搦
み経TYI、TY2、地縫GYの順となり、緯入れが行
われるから第6図りに示す様に緯糸Wは地縫GYの上、
搦み経TYI、TY2の下を通って挿入される。
第2の相対運動は第4図B1第5図C及び第6図りの状
態から出発し、第4図A1第5図E及び第6図Fの状態
で完結する。
第5図C1第6図りの状態においては、導糸孔16aは
導かれたーの搦み経TY1は地縫面GYPの左側に、導
糸孔17aに導かれた他の搦み経’ry2は地縫面GY
Pの右側に、そして上の方から、地縫θY1搦み経TY
I、TY2の順で位置している。
第2の相対運動が始まると左右の振分ガイド16.17
が閉じる結果導糸孔16aは右動し、導糸孔17aは左
動する。
従って、第5図りに示す様に搦み経’ry1は導糸孔1
6aの左縁に押されて左側から地縫面GYPに接近し、
搦み経TY2は導糸孔17aの右縁に押されて右側から
地縫面GYPに接近する。
この状態を第6図Eに示す。相対運動が更に進むと、搦
み経TY1は地縫面GYPを越えて右側に移動し、搦み
経TY2は地縫面GYPを越えて左側に移動する。
このタイミングでは各経糸の上下関係は不変なので上記
移動による搦み経’ry1.’ry2の交叉は地縫GY
の下側でかつ搦み経TY1を上にして行われる。
第5図E1第6図Fに示した状態において第2の相対運
動は終了し、第2回のもじり作業が完結する。
これ以後完全開日進は各経糸の上下関係は上の方から搦
み経TYI、TY2、地縫GYの順となり、緯入れが行
われるから第6図Gに示す様に緯糸Wは地縫GYの上、
搦み経TYI、TY2の下を通って挿入される。
以上の作業をくり返す事により搦み経’ry 1 。
’ry2は地縫GYの左右に交互に移動し、その度毎に
緯入れが行われ、第7図に示す様なもじり組織の耳縁が
形成される。
このもじり組織においては、搦み経TYI、TY2は必
ず地縫GYの下側でかつ搦み経TYlを上にして交叉し
、搦み経h1、’ry2は必ず緯糸Wの上となり、地縫
GYは必す緯糸Wの下となっている。
以上の説明から明らかな様に、この考案によった場合法
の様な諸効果を得る事が出来る。
(a) −越毎に搦み経が地縫に搦む、所謂MAV方
式によった)め、非常に丈夫な耳縁が得られるにも拘ら
ず、全体として小型で簡単な構造となった。
(b) 各部材の運動が、開口運動を利用した上下運
動と振分ガイドの小範囲での揺動だけなので、可動部材
が少く、装置としての耐久性に富んでいる。
(C) 部材の導糸孔の左右に押されて搦み糸が左右
に移動するので、糸と接触する部材に糸道がつき難い。
従って、部品寿命がのびるだけでなく、糸の毛羽立ちや
糸切れが大幅に減少する。
(d) 主として上下往復運動を利用して搦みを行う
ので関連部材の運動が単純で無理がない。
従って織機の高速運転にも装置動作が充分追従でき、又
比較的楽に搦みの数を増す事が出来る。
(e) 装置の各部が外部から視認でき、又、触る事
もできるので、故障等の発見が容易であるばかりでなく
、保全がやり易い。
(f) 搦みのための振分けに際して、糸に無理な屈
曲等が掛らないので、糸を傷める事がない。
(g) 相当運動量りを利用して軸支点P、R間に2通
りの距離を作り出し、これを利用して極く少数の部品だ
けで搦み経の振分けを行っているので、構造的に非常に
単純である。
【図面の簡単な説明】
第1図;この考案の一実施態様を示す正面図、第2図;
同じく側面図、第3図A、B;同じく要部を示す正面説
明図、第4図A−D;同じく動作を示す正面図、第5図
A−E;同じく搦み経の振分は作業を示す正面説明図、
第6図A−G;同じく糸の動きを示す平面説明図、第7
図;この考案によって得られるもじり組織耳縁の一例を
示す斜視図。 2a*2b・・・・・・前ピース、4a、4b・・・・
・・後ピース、6・・・・・・ガイド針ホルダー(上ホ
ルダー)、6・・・・・・振分ガイドホルダー(下ホル
ダー)、8・・・・・・バネ、9・・・・・・ストッパ
ー 10・・・・・・ガイド針、12・・・・・・カム
ボールホルダー(中ホルダー)、14・・・・・・カム
ボール、15・・・・・・引張バネ、16a。 17a・・・・・・導糸孔、16,17・・・・・・振
分ガイド、’ 16 a、 17 b=凹カム面、1
6c、17c・・・・・・凸カム面、18・・・・・・
引張バネ、GY・・・・・・地縫、P、R・・・・・・
軸支点、GYP・・・・・・地縫面、TY l 。 TY2・・・・・・搦み経、W・・・・・・緯糸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに離間して前後に設けられた2対のピース2 a、
    2 b、4 at 4 bがピック毎に交互に略
    等距離分だけ上下すべくベルトに作動連結されており、 一方の上下ピース4a、4bは縦設されたロッド4の上
    下端に固定されており、 このロッドに遊嵌された上下のホルダー6.7は、ロッ
    ドの上下端に偏在して上下夫々のいずれかのピースに押
    圧されるべく弾性的に付勢されており、 上記ロッドの軸長方向中間位置にはストッパー9が固設
    されており、 上下のホルダー間において前記ロッドに遊嵌された中ホ
    ルダー12は、完全閉口状態において上記のストッパー
    上に支えられて、その下面と下ホルダーの上面との間に
    間隙りを有しており、上ホルダーに固設されて下方に延
    設されたガイド針10はその上下端に地縫導通用の導糸
    孔10a、10bを少くとも1対有しており、 中ホルダー前面に設けられた足輪支点Pにはカムボール
    14が架設されており、 下ホルダー上に設けられた足輪支軸支点Rに下端を遊嵌
    軸承されて上方に延設された左右1対の振分ガイド16
    .17は、各々その上端に搦み縫製通用の導糸孔16a
    、17aを少くとも1個以上有すると共に、その相対向
    する凹凸カム面を上記カムボールの周面に圧接すべく弾
    性的に付勢されており、 中ホルダーと下ホルダーとは、上に言う弾性的付勢より
    は弱い弾性的な力により、相互に引寄せられる如く付勢
    されており、 中下ホルダーが上記間隙を保持する状態においては、カ
    ムボールが上記凹カム面に接して左右の振分ガイドが閉
    じて左の振分ガイド16の導糸孔16aが地縫面GYP
    の右側に位置すると共に、右の振分ガイド17の導糸孔
    が地縫面の左側に位置し、 中下ホルダーが当接した状態においては、カムボールが
    上記凸カム面に接して左右の振分ガイドが開いて、左の
    振分ガイド16の導糸孔が地縫面の左側に位置すると共
    に、右の振分ガイド17の導糸孔17aが地縫面の右側
    に位置し、かつ、ガイド針10の下溝糸孔10bが地縫
    面上に位置している 事を特徴する耳縁形成装置。
JP18233578U 1978-12-28 1978-12-28 耳縁形成装置 Expired JPS6038698Y2 (ja)

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