JPS603943B2 - 研削加工される工作物の回転異常検出装置 - Google Patents
研削加工される工作物の回転異常検出装置Info
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- JPS603943B2 JPS603943B2 JP51021592A JP2159276A JPS603943B2 JP S603943 B2 JPS603943 B2 JP S603943B2 JP 51021592 A JP51021592 A JP 51021592A JP 2159276 A JP2159276 A JP 2159276A JP S603943 B2 JPS603943 B2 JP S603943B2
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- grinding
- force
- electric motor
- packing plate
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は軸受等の円筒状の被工作物を研削加工する際
の被工作物の回転異常を検出す装置に関するものである
。
の被工作物の回転異常を検出す装置に関するものである
。
一般に、円筒形状の被工作物を研削加工するのは次の様
にして行なわれる。
にして行なわれる。
即ち、第1図または第2図に示すように、被工作物1を
外周上一定の間隔のシュー2,3の上にのせ、被工作物
背面のパッキングプレート4に対し、磁気ないし油圧等
適当な方法で、この被工作物1を押しつけ、パッキング
プレート4を回転して被工作物1をシュー2,3に押し
当てながら回転させ、被工作物の外周面又は内周面を回
転砥石5で研削加工をしている。ところが、パッキング
プレート4が被工作物を回転させる駆動トルクに比し、
研削砥石が工作物に与える研削力が大きすぎると、次の
ような二種の異常現象が生じることがある。
外周上一定の間隔のシュー2,3の上にのせ、被工作物
背面のパッキングプレート4に対し、磁気ないし油圧等
適当な方法で、この被工作物1を押しつけ、パッキング
プレート4を回転して被工作物1をシュー2,3に押し
当てながら回転させ、被工作物の外周面又は内周面を回
転砥石5で研削加工をしている。ところが、パッキング
プレート4が被工作物を回転させる駆動トルクに比し、
研削砥石が工作物に与える研削力が大きすぎると、次の
ような二種の異常現象が生じることがある。
まず、第一の現象として、被工作物が定常速度より早く
回り始め、最終的には被工作物の周速は砥石周速まで上
昇することがある。また、第二の現象として、逆に被工
作物の回転速度が定常速度より遅くなり始め、最終的に
は、被工作物は回転が止まることがある。上記、第一の
現象が生じると、被工作物の取代がとれないため寸法は
揃わず、又、表面は荒れ、他方砥石の方は摩耗が大きく
表面が荒れ、更にシューも大きく摩耗する。また、上記
第二の現象が生じると、被工作物円周上一箇所のみ、砥
石曲率そのままの形で加工され、被工作物円周全体は加
工されない。上記第一・第二の現象が生じると、被工作
物が不良品となるが、この現象が生じているか否かは加
工後の被工作物外観をみるまではわからない。
回り始め、最終的には被工作物の周速は砥石周速まで上
昇することがある。また、第二の現象として、逆に被工
作物の回転速度が定常速度より遅くなり始め、最終的に
は、被工作物は回転が止まることがある。上記、第一の
現象が生じると、被工作物の取代がとれないため寸法は
揃わず、又、表面は荒れ、他方砥石の方は摩耗が大きく
表面が荒れ、更にシューも大きく摩耗する。また、上記
第二の現象が生じると、被工作物円周上一箇所のみ、砥
石曲率そのままの形で加工され、被工作物円周全体は加
工されない。上記第一・第二の現象が生じると、被工作
物が不良品となるが、この現象が生じているか否かは加
工後の被工作物外観をみるまではわからない。
良品を得るためには研削加工中、被工作物の回転異常が
生じているか杏かを検出し、回転異常が生じそうになっ
たら切込みを停止して、被工作物が不良品となることを
避けたり「或いは根本的に研削条件を変更して、次の被
工作物以降は回転異常が決して生じないようにさせる必
要がある。その為には、研削中、被工作物の回転数が定
常回転に比し異常に大きくなったり異常に小さくなった
りしているか否かを検出する必要がある。これを検出す
るには、一般に回転物体の回転数を測る方法として光電
式回転計やストロボなどがあるが、研削時に潤滑用クー
ラントをかけることが多いので技術的には不可能に近く
、更に一個一個の被工作物について測定することはまず
できない。
生じているか杏かを検出し、回転異常が生じそうになっ
たら切込みを停止して、被工作物が不良品となることを
避けたり「或いは根本的に研削条件を変更して、次の被
工作物以降は回転異常が決して生じないようにさせる必
要がある。その為には、研削中、被工作物の回転数が定
常回転に比し異常に大きくなったり異常に小さくなった
りしているか否かを検出する必要がある。これを検出す
るには、一般に回転物体の回転数を測る方法として光電
式回転計やストロボなどがあるが、研削時に潤滑用クー
ラントをかけることが多いので技術的には不可能に近く
、更に一個一個の被工作物について測定することはまず
できない。
又、上記第一・第二の現象が生じても被工作物を駆動す
るスピンドルの回転速度はほとんど変らないので、容易
に測り易いスピンドル回転速度をもってしては、被工作
物回転速度を知ることはできない。また、マグネットチ
ャックを用いて被工作物を回転駆動させるものに使用さ
せる回転異常検出装置としては、特公昭49−1223
2号公報に、被工作物とシュー間で磁界を切ることによ
って発生する起電力を、被工作物に摺動するように設け
られた刷子で検出することによって、回転数を測定する
ものが提案されている。しかし、この方法でも刷子の接
触抵抗むら、被工作物の加工状態による磁束分布の変化
などによって、十分な測定精度を得ることができず、実
際に現場作業に於いて実施するには種々の困難があった
。そこで、本発明は、上記欠点に鑑み、これを改良・除
去した。
るスピンドルの回転速度はほとんど変らないので、容易
に測り易いスピンドル回転速度をもってしては、被工作
物回転速度を知ることはできない。また、マグネットチ
ャックを用いて被工作物を回転駆動させるものに使用さ
せる回転異常検出装置としては、特公昭49−1223
2号公報に、被工作物とシュー間で磁界を切ることによ
って発生する起電力を、被工作物に摺動するように設け
られた刷子で検出することによって、回転数を測定する
ものが提案されている。しかし、この方法でも刷子の接
触抵抗むら、被工作物の加工状態による磁束分布の変化
などによって、十分な測定精度を得ることができず、実
際に現場作業に於いて実施するには種々の困難があった
。そこで、本発明は、上記欠点に鑑み、これを改良・除
去した。
即ち、本発明は被工作物の回転数と、被工作物を駆動す
るスピンドル駆動用電動機の消費動力との相関関係に着
目し、被工作物回転機構の電動機の消費電力を測定する
ことにより被工作物の回転異常を検出するものである。
以下、本発明を図面について詳細に説明すると次の通り
である。
るスピンドル駆動用電動機の消費動力との相関関係に着
目し、被工作物回転機構の電動機の消費電力を測定する
ことにより被工作物の回転異常を検出するものである。
以下、本発明を図面について詳細に説明すると次の通り
である。
本発明を実施するための具体的な構成の概略を第1図に
示す。
示す。
この例は被工作物1を磁力でパッキングプレート4に吸
着させる、マグネット・チャック方式の場合である。7
はスピンドルであって、回転軸6を介してパッキングプ
レート4に連結されている。
着させる、マグネット・チャック方式の場合である。7
はスピンドルであって、回転軸6を介してパッキングプ
レート4に連結されている。
8は磁気コイルであって、回転軸6、パッキングプレー
ト4、被工作物1、シュー2,3、スピンドル7から、
その磁気回路が構成され、被工作物1をパッキングプレ
ート4に吸着させている。
ト4、被工作物1、シュー2,3、スピンドル7から、
その磁気回路が構成され、被工作物1をパッキングプレ
ート4に吸着させている。
また、スピンドル7には、プーリー9、ベルト10、プ
ーリー11を介して電動機12から回転動力が与えられ
ている。つまり、電動機12によって回転軸6が回転す
ると、パッキングプレート4に吸着された被工作物1が
回転するものである。そして、この電動機12は電源1
3に接続されるが、この途中に電力計14を挿入してあ
る。この電力計14で測定される電力の値は検出回路(
シュミット回路)15に入力されるようになっている。
この電力計14と検出器15を挿入することによって被
工作物の回転数の変動を動力の変動として捕え、上限値
及び下限値を設定した検出器15で検出するものである
。また、第2図に示すのは被工作物1をパッキングプレ
ート4に押え着けるのに前記マグネットチャック方式に
代えて、油圧、空気圧、バネ圧等によって押え板16で
被工作物1を神圧する場合である。このような装置にお
いて、電動機12で消費される動力を電力計14で測定
すると第6図の様になる。即ち、回転しない時を○レベ
ルとすると、電動機12のみを無負荷で回転させた時の
電力はP,となる。又、ベルト10を介してスピンドル
7も同時に回転させると、電力はP2となる。また、被
工作物1をシュー2,3上に載せ「且つ被工作物1をパ
ッキングプレート4に押圧させながら回転させると、被
工作物1は定常速度で回り、この時の消費電力はP3と
なる。ここで、P3とP2の差(P3一P2)は、被工
作物1とシュー2及びシュー3の間の摩擦力Aoと、被
工作物1とパッキングプレート4の間の摩擦力Boに打
ち勝って、パッキングプレート4が被工作物1を回転さ
せるために要するものである。次に、実際に回転研削す
る際の電動機の消費電力を調べるために、この研削部で
力がかかる状態を説明する。
ーリー11を介して電動機12から回転動力が与えられ
ている。つまり、電動機12によって回転軸6が回転す
ると、パッキングプレート4に吸着された被工作物1が
回転するものである。そして、この電動機12は電源1
3に接続されるが、この途中に電力計14を挿入してあ
る。この電力計14で測定される電力の値は検出回路(
シュミット回路)15に入力されるようになっている。
この電力計14と検出器15を挿入することによって被
工作物の回転数の変動を動力の変動として捕え、上限値
及び下限値を設定した検出器15で検出するものである
。また、第2図に示すのは被工作物1をパッキングプレ
ート4に押え着けるのに前記マグネットチャック方式に
代えて、油圧、空気圧、バネ圧等によって押え板16で
被工作物1を神圧する場合である。このような装置にお
いて、電動機12で消費される動力を電力計14で測定
すると第6図の様になる。即ち、回転しない時を○レベ
ルとすると、電動機12のみを無負荷で回転させた時の
電力はP,となる。又、ベルト10を介してスピンドル
7も同時に回転させると、電力はP2となる。また、被
工作物1をシュー2,3上に載せ「且つ被工作物1をパ
ッキングプレート4に押圧させながら回転させると、被
工作物1は定常速度で回り、この時の消費電力はP3と
なる。ここで、P3とP2の差(P3一P2)は、被工
作物1とシュー2及びシュー3の間の摩擦力Aoと、被
工作物1とパッキングプレート4の間の摩擦力Boに打
ち勝って、パッキングプレート4が被工作物1を回転さ
せるために要するものである。次に、実際に回転研削す
る際の電動機の消費電力を調べるために、この研削部で
力がかかる状態を説明する。
まず、被工作物1がシュー2およびシュー3に押しつけ
られる力は、次の3つから合成される。
られる力は、次の3つから合成される。
その1つは第3図に示すように被工作物1がパッキング
プレート4に対して偏芯している為に生じる偏芯力(糠
芯量によって大きさが異なる)であり、また他の1つは
被工作物の重量によって生ずる力である。(但し、被工
作物の軸を鉛直方向にした場合には発生しない)更に、
最後の1つは彼工作物1をパッキングプレート4に磁気
で押し付けている場合に、磁束が被工作物1がシュ−2
およびシュー3に流れることによって生じる、被工作物
1とシュー2およびシュー3間の相互間の磁気吸引力で
ある。そして、この3つの力から合成される被工作物1
とシュー2およびシュ−3の摩擦力Aoは夫々の工作時
において一定不変である。また、回転砥石5を当てない
状態では、被工作物外径をR,、内蓬R2とすると、パ
ッキングプレート4が被工作物1を回そうとする摩擦ト
ルクBOXR三号三は摩擦力A。
プレート4に対して偏芯している為に生じる偏芯力(糠
芯量によって大きさが異なる)であり、また他の1つは
被工作物の重量によって生ずる力である。(但し、被工
作物の軸を鉛直方向にした場合には発生しない)更に、
最後の1つは彼工作物1をパッキングプレート4に磁気
で押し付けている場合に、磁束が被工作物1がシュ−2
およびシュー3に流れることによって生じる、被工作物
1とシュー2およびシュー3間の相互間の磁気吸引力で
ある。そして、この3つの力から合成される被工作物1
とシュー2およびシュ−3の摩擦力Aoは夫々の工作時
において一定不変である。また、回転砥石5を当てない
状態では、被工作物外径をR,、内蓬R2とすると、パ
ッキングプレート4が被工作物1を回そうとする摩擦ト
ルクBOXR三号三は摩擦力A。
が被工作物1を止める作用として働くトルクAo×R,
に等しい。即ち、A。XRI=BOXRI蓑R2であり
、この時、被工作物1は常に一定速度で回転している。
なお、被工作物1が回転砥石で、研削加工されていない
状態ではパッキングプレート4が被工作物1に伝え得る
最大摩擦力Bmaxに比し、&はずっと小さい。
に等しい。即ち、A。XRI=BOXRI蓑R2であり
、この時、被工作物1は常に一定速度で回転している。
なお、被工作物1が回転砥石で、研削加工されていない
状態ではパッキングプレート4が被工作物1に伝え得る
最大摩擦力Bmaxに比し、&はずっと小さい。
即ち、Bo<Bmaxである。次に研削加工する場合の
力のかかり方を説明する。第4図は外面研削用砥石5で
被工作物1外周を加工する場合を、第5図は内面研削用
砥石5′で被工作物1内周を、研削加工する場合を示す
。夫々の砥石5,5′は回転しながら被工作物1に切込
むものである。即ち、研削が始まると、外周研削加工点
は切込方向に法線研削力Fn,と、外周の接線方向に接
線研削力Ft,が発生する。
力のかかり方を説明する。第4図は外面研削用砥石5で
被工作物1外周を加工する場合を、第5図は内面研削用
砥石5′で被工作物1内周を、研削加工する場合を示す
。夫々の砥石5,5′は回転しながら被工作物1に切込
むものである。即ち、研削が始まると、外周研削加工点
は切込方向に法線研削力Fn,と、外周の接線方向に接
線研削力Ft,が発生する。
また、内周研削加工点には切込方向に法線研削力F山と
内周の接線方向に接線研削力Fらが発生する。そして、
これら接線研削力FL,Ft2は被工作物を回そうとす
る回転トルクTとなる。即ち、砥石6,5′の研削力に
よる回転トルクTは外面研削の場合・…・・・・・T=
R.・Fら内面研削の場合・・・・・・・・・T=R2
・Fらとなる。
内周の接線方向に接線研削力Fらが発生する。そして、
これら接線研削力FL,Ft2は被工作物を回そうとす
る回転トルクTとなる。即ち、砥石6,5′の研削力に
よる回転トルクTは外面研削の場合・…・・・・・T=
R.・Fら内面研削の場合・・・・・・・・・T=R2
・Fらとなる。
また、これら砥石5,6′の研削力による力、即ち、F
n,,Ft,,Fn2,Ft2により、被工作物1とシ
ュー2,3との摩擦力は増加する。この砥石5,5′の
研削力による摩擦力の増加量をCとすると、被工作物1
とシユー2,3との総摩擦力は、前述の摩擦力Aoと合
わせて、(Ao+C)となる。摩擦力Aoは前述の様に
一定不変であるが、砥石の研削力による摩擦力Cは研削
条件によって変化し、結局総摩擦力(Ao+C)はパッ
キングプレート4と被工作物1のとりうる摩擦力Boか
らBmaxの間まで変化する。即ち、研削時パッキング
プレートと被工作物間の摩擦力Bが故くB<Bmaxの
段階では被工作物1を回そうとするトルクと止めようと
するトルクが釣合つており、被工作物1は異常なまでに
早い速度、又は異常なまでに小さい速度で回ることはな
い。また研削力が十分小さい段階ではB<軌となり、電
動機12から伝達される動力P4は、被工作物1が砥石
から受ける回転トルクによって、通常、砥石を当てない
時に必要とする動力P3よりやや小さい。ところが、第
7図で示すように、回転砥石5,5′により与えられる
トルクTが摩擦力Cより早い速度で大きくなって行くと
、前記第一の現象が発生する。つまり、被工作物1はパ
ッキングプレート4より早く回り出すため、パッキング
プレート4が被工作物1に伝える摩擦力Bはブレーキと
して働き、パッキングプレート4が逆に被工作物1によ
って回されそうになるので、電動機12の消費電力はP
4より下り始める。つまり、砥石の研削力による回転ト
ルクTが、被工作物1とシュー2及びシュー3間の総摩
擦力(Ao+C)R,と、パッキングプレート4による
ブレーキ力Bma××(R三芳生)との和より大きくな
った瞬間、即ち「T>(A。十C)R・十Bm柵(主な
主)となったと時、被工作物1は砥石5,5′の周速で
回転し始め、電動機12の消費電力はP5まで下がるわ
けである。
n,,Ft,,Fn2,Ft2により、被工作物1とシ
ュー2,3との摩擦力は増加する。この砥石5,5′の
研削力による摩擦力の増加量をCとすると、被工作物1
とシユー2,3との総摩擦力は、前述の摩擦力Aoと合
わせて、(Ao+C)となる。摩擦力Aoは前述の様に
一定不変であるが、砥石の研削力による摩擦力Cは研削
条件によって変化し、結局総摩擦力(Ao+C)はパッ
キングプレート4と被工作物1のとりうる摩擦力Boか
らBmaxの間まで変化する。即ち、研削時パッキング
プレートと被工作物間の摩擦力Bが故くB<Bmaxの
段階では被工作物1を回そうとするトルクと止めようと
するトルクが釣合つており、被工作物1は異常なまでに
早い速度、又は異常なまでに小さい速度で回ることはな
い。また研削力が十分小さい段階ではB<軌となり、電
動機12から伝達される動力P4は、被工作物1が砥石
から受ける回転トルクによって、通常、砥石を当てない
時に必要とする動力P3よりやや小さい。ところが、第
7図で示すように、回転砥石5,5′により与えられる
トルクTが摩擦力Cより早い速度で大きくなって行くと
、前記第一の現象が発生する。つまり、被工作物1はパ
ッキングプレート4より早く回り出すため、パッキング
プレート4が被工作物1に伝える摩擦力Bはブレーキと
して働き、パッキングプレート4が逆に被工作物1によ
って回されそうになるので、電動機12の消費電力はP
4より下り始める。つまり、砥石の研削力による回転ト
ルクTが、被工作物1とシュー2及びシュー3間の総摩
擦力(Ao+C)R,と、パッキングプレート4による
ブレーキ力Bma××(R三芳生)との和より大きくな
った瞬間、即ち「T>(A。十C)R・十Bm柵(主な
主)となったと時、被工作物1は砥石5,5′の周速で
回転し始め、電動機12の消費電力はP5まで下がるわ
けである。
また、摩擦力Cが砥石の研削力による回転トルクTより
早い速度で大きくなって行くと、前記第二の現象が発生
する。
早い速度で大きくなって行くと、前記第二の現象が発生
する。
即ち、砥石による回転トルクTに摩擦力Cが打ち勝つた
め、パッキングプレート4が被工作物に伝達する摩擦ト
ルク(Ao+C)は大きくなって行き、電動機12で消
費される動力はP4より次第に上昇し始め、被工作物1
は次第に回転が低下する。そして、被工作物1のシュー
2,3との総摩擦力(Ao十C)R,が、砥石の研削力
によるトルクTと、パッキングプレート4からの最大回
転トルクBm級くR三号三)の和より大きくなった瞬間
、即ち、(A。
め、パッキングプレート4が被工作物に伝達する摩擦ト
ルク(Ao+C)は大きくなって行き、電動機12で消
費される動力はP4より次第に上昇し始め、被工作物1
は次第に回転が低下する。そして、被工作物1のシュー
2,3との総摩擦力(Ao十C)R,が、砥石の研削力
によるトルクTと、パッキングプレート4からの最大回
転トルクBm級くR三号三)の和より大きくなった瞬間
、即ち、(A。
十C)R・>T+Rm欲(三青主)になった時、被工作
物1は回転を止めこの時、電動機12の消費電力は最大
限のP6まで上昇する。
物1は回転を止めこの時、電動機12の消費電力は最大
限のP6まで上昇する。
そして、実際の試験結果においても上記理論通りに、電
動機12の消費電力の上昇・下降に応じて、被工作物1
の回転速度は下降・上昇することが確認されている。つ
まり、本発明は「電動機12の消費電力を検出器15を
用いて、その異常上昇および異常下降を検出することに
よって、被工作物1の異常回転を検出するものである。
動機12の消費電力の上昇・下降に応じて、被工作物1
の回転速度は下降・上昇することが確認されている。つ
まり、本発明は「電動機12の消費電力を検出器15を
用いて、その異常上昇および異常下降を検出することに
よって、被工作物1の異常回転を検出するものである。
実際には、第7図に示す働力P5よりやや大きい値P5
′およびP6よりやや4・ごい値P6′に、検出器15
の上限レベル及び下限レベルをセットしておき、電力計
14で測定した動力がP5′,P6′に到達するのを検
出する。そして、この検出器15の検出出力によって、
砥石5の切込みを短時間停止させるか、または切込速度
を低下させるようにする。或は次の被工作物1を加工す
る前に、全面的に研削条件を変更する等の措置により被
工作物1の回転異常を回避できる。以上説明したように
、本発明は、シュ・一上に回転可能な状態で摺嬢支持さ
れた円筒形状の被工作物を研削加工する回転砥石と、マ
グネットチャック方式又はプレッシャプレート方式で被
工作物に鞠方向から両接触し、その接触面の摩擦により
回転力を被工作物に付与するパッキングプレートを備え
るスピンドルと、該スピンドルをベルト等を介して回転
駆動する電動機と、回転砥石の接線方向研削力の増加に
よる被工作物回転トルクの増加割合とと回転砥石の接線
方向研削力及び法線方向研削力の増加によって生じるシ
ュー及び被工作物間の摩擦力の増加割合との相対差によ
って変動する上記電動機の消費電力を計測する電力計と
、該電力計の計測値が所定の上限レベル又は下限レベル
を超えたときに被工作物の回転異常の検出出力を発生す
る検出器とを具備したことを特徴とする研削加工される
被工作物の回転異常検出装置を提供したから、被工作物
の回転異常を迅速且つ正確に検出できる。その結果、被
工作物の不良品化、及び砥石及びシュ−の異常に大きい
摩耗を回避することができる。又、加工終了時まで回転
異常が起っている場合は勿論、加工途中のみ回転異常が
起っているような場合の砥石及びシューの異常損耗摩耗
をも回避することができる。即ち、被加工物の全数検査
装置としての利用も可能で、更に被工作物を直接に測定
の対象とするものでないから、工作条件に左右されず現
場の作業に於いて容易に実施でき、適用範囲が広い。
′およびP6よりやや4・ごい値P6′に、検出器15
の上限レベル及び下限レベルをセットしておき、電力計
14で測定した動力がP5′,P6′に到達するのを検
出する。そして、この検出器15の検出出力によって、
砥石5の切込みを短時間停止させるか、または切込速度
を低下させるようにする。或は次の被工作物1を加工す
る前に、全面的に研削条件を変更する等の措置により被
工作物1の回転異常を回避できる。以上説明したように
、本発明は、シュ・一上に回転可能な状態で摺嬢支持さ
れた円筒形状の被工作物を研削加工する回転砥石と、マ
グネットチャック方式又はプレッシャプレート方式で被
工作物に鞠方向から両接触し、その接触面の摩擦により
回転力を被工作物に付与するパッキングプレートを備え
るスピンドルと、該スピンドルをベルト等を介して回転
駆動する電動機と、回転砥石の接線方向研削力の増加に
よる被工作物回転トルクの増加割合とと回転砥石の接線
方向研削力及び法線方向研削力の増加によって生じるシ
ュー及び被工作物間の摩擦力の増加割合との相対差によ
って変動する上記電動機の消費電力を計測する電力計と
、該電力計の計測値が所定の上限レベル又は下限レベル
を超えたときに被工作物の回転異常の検出出力を発生す
る検出器とを具備したことを特徴とする研削加工される
被工作物の回転異常検出装置を提供したから、被工作物
の回転異常を迅速且つ正確に検出できる。その結果、被
工作物の不良品化、及び砥石及びシュ−の異常に大きい
摩耗を回避することができる。又、加工終了時まで回転
異常が起っている場合は勿論、加工途中のみ回転異常が
起っているような場合の砥石及びシューの異常損耗摩耗
をも回避することができる。即ち、被加工物の全数検査
装置としての利用も可能で、更に被工作物を直接に測定
の対象とするものでないから、工作条件に左右されず現
場の作業に於いて容易に実施でき、適用範囲が広い。
第1図は本発明を実施するための概略構成図、第2図は
回転研削装置の部分図であって、被工作物をパッキング
プレートに押圧される別の構成を示す図、第3図は被工
作物とパッキングプレートとが偏心して取り付けられた
状態を示す図、第4図は円筒状工作物の外周を、第5図
はその内周を、夫々砥石で研削する場合の力関係を示す
図、第6図は異なる負荷に対する電動機の消費電力を表
わす図、第7図は研削中、被工作物に異常回転が発生し
た際の電動機の消費電力の変化を示す図である。 1…・・・被工作物、2,3・・・・・・シュー、4・
・・・・・パッキングプレート、5…・・・回転砥石、
12…・・・電動機、13…・・・電源、14・・・・
・・電力計、15…・・・検出器(シュミット回路)。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
回転研削装置の部分図であって、被工作物をパッキング
プレートに押圧される別の構成を示す図、第3図は被工
作物とパッキングプレートとが偏心して取り付けられた
状態を示す図、第4図は円筒状工作物の外周を、第5図
はその内周を、夫々砥石で研削する場合の力関係を示す
図、第6図は異なる負荷に対する電動機の消費電力を表
わす図、第7図は研削中、被工作物に異常回転が発生し
た際の電動機の消費電力の変化を示す図である。 1…・・・被工作物、2,3・・・・・・シュー、4・
・・・・・パッキングプレート、5…・・・回転砥石、
12…・・・電動機、13…・・・電源、14・・・・
・・電力計、15…・・・検出器(シュミット回路)。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 1 シユー上に回転可能な状態で摺接支持された円筒形
状の被工作物を研削加工する回転砥石と、マグネツトチ
ヤツク方式又はプレツシヤプレート方式で被工作物に軸
方向から面接触し、その接触面の摩擦により回転力を被
工作物に付与するバツキングプレートを備えるスピンド
ルと、該スピンドルをベルト等を介して回転駆動する電
動機と、回転砥石の接線方向研削力の増加による被工作
物回転トルクの増加割合と回転砥石の接線方向研削力及
び法線方向研削力の増加によつて生じるシユー及び被工
作物間の摩擦力との増加割合の相対差によつて変動する
上記電動機の消費電力を計測する電力計と、該電力計の
計測値が所定の上限レベル又は下限レベルを超えたとき
に被工作物回転異常の検出出力を発生する検出器とを具
備したことを特徴とする研削加工される被工作物の回転
異常検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51021592A JPS603943B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | 研削加工される工作物の回転異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51021592A JPS603943B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | 研削加工される工作物の回転異常検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52103783A JPS52103783A (en) | 1977-08-31 |
| JPS603943B2 true JPS603943B2 (ja) | 1985-01-31 |
Family
ID=12059299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51021592A Expired JPS603943B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | 研削加工される工作物の回転異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603943B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191354A (ja) * | 1986-02-15 | 1987-08-21 | Nippon Chemicon Corp | ガイドロ−ラ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5425167B2 (ja) * | 1972-05-18 | 1979-08-25 | ||
| JPS5337358Y2 (ja) * | 1973-05-01 | 1978-09-09 |
-
1976
- 1976-02-27 JP JP51021592A patent/JPS603943B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191354A (ja) * | 1986-02-15 | 1987-08-21 | Nippon Chemicon Corp | ガイドロ−ラ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52103783A (en) | 1977-08-31 |
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