JPS6039922B2 - ガスバ−ナ−におけるリフト防止方法 - Google Patents
ガスバ−ナ−におけるリフト防止方法Info
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- JPS6039922B2 JPS6039922B2 JP11924375A JP11924375A JPS6039922B2 JP S6039922 B2 JPS6039922 B2 JP S6039922B2 JP 11924375 A JP11924375 A JP 11924375A JP 11924375 A JP11924375 A JP 11924375A JP S6039922 B2 JPS6039922 B2 JP S6039922B2
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- voltage
- burner
- gas
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D14/00—Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
- F23D14/46—Details
- F23D14/72—Safety devices, e.g. operative in case of failure of gas supply
- F23D14/74—Preventing flame lift-off
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガスバーナーにおいて、火炎中に印加した電界
の作用を利用して火炎のリフティングや失火を防止して
安定燃焼を可能とする火炎リフト防止方法に関する。
の作用を利用して火炎のリフティングや失火を防止して
安定燃焼を可能とする火炎リフト防止方法に関する。
一般に燃料ガスまたは燃料ガスと空気との混合ガスをガ
スバーナー(以下単にバーナーという。
スバーナー(以下単にバーナーという。
)のバーナーボートより噴出させて燃料させた場合、前
記ガスの噴出速度がある限度を越えると火炎はバーナー
ボートより遊離していわゆるリフティング(煽火)を起
し、甚だしい時には失火を発生する。さて火炎安定化方
法としては、従来、火炎中に陽・陰電極を設け、該電極
に高函圧を印加して放電させて火炎にェネルギを与える
ことにより火炎を安定させる方法が知られているが、こ
の場合は、前記両軍極間に絶縁破壊を督させそのスパー
クによって火炎自体の温度を上昇させて燃料を促進させ
ることに特徴があるもので、このためには数千〜数万ボ
ルトの高電圧を要し、機器の絶縁耐力を増大させる必要
があるばかりでなく、放電によるガス爆発の誘発、人体
への感電等の欠点があった。
記ガスの噴出速度がある限度を越えると火炎はバーナー
ボートより遊離していわゆるリフティング(煽火)を起
し、甚だしい時には失火を発生する。さて火炎安定化方
法としては、従来、火炎中に陽・陰電極を設け、該電極
に高函圧を印加して放電させて火炎にェネルギを与える
ことにより火炎を安定させる方法が知られているが、こ
の場合は、前記両軍極間に絶縁破壊を督させそのスパー
クによって火炎自体の温度を上昇させて燃料を促進させ
ることに特徴があるもので、このためには数千〜数万ボ
ルトの高電圧を要し、機器の絶縁耐力を増大させる必要
があるばかりでなく、放電によるガス爆発の誘発、人体
への感電等の欠点があった。
なおフレームロッド式による炎監視装置において火炎中
にロッドを設け該ロッドに通常交流200V内外の電圧
を印加する技術が公知であるが、これは火炎の存在を検
知するに過ぎないものである。この種の火炎検知器では
、火炎中の内炎および外炎におけるイオン分布の相異な
らぴに電極形状の違いによるイオン吸収状態の相異を利
用して火炎に整流作用を与えるため、交流電圧を火炎に
印加するもので、したがって監視電極は火炎中の外炎内
に位置することが限定条件となるものである。
にロッドを設け該ロッドに通常交流200V内外の電圧
を印加する技術が公知であるが、これは火炎の存在を検
知するに過ぎないものである。この種の火炎検知器では
、火炎中の内炎および外炎におけるイオン分布の相異な
らぴに電極形状の違いによるイオン吸収状態の相異を利
用して火炎に整流作用を与えるため、交流電圧を火炎に
印加するもので、したがって監視電極は火炎中の外炎内
に位置することが限定条件となるものである。
本発明は、単に火炎とバーナーベースとの間に、絶縁破
壊を起さない範囲で直流または交流電圧を印加すること
により、火炎のリフティングや失火を防止して火炎の安
定を可能とする火炎リフト防止方法を提供するものであ
る。
壊を起さない範囲で直流または交流電圧を印加すること
により、火炎のリフティングや失火を防止して火炎の安
定を可能とする火炎リフト防止方法を提供するものであ
る。
すなわち、本出願人は、火炎内のいづれかの位置に挿入
した電極とバーナーベースとの間に気体の絶縁破壊を起
さない2000V以下の直流電圧又は300〜2000
Vの交流電圧を印加することにより、極めて有効的に火
炎のリフティング面をバーナーベース内に強制保持させ
て火炎のリフティング現象を阻止できることを発見し、
実験によってこの事実を確認した。
した電極とバーナーベースとの間に気体の絶縁破壊を起
さない2000V以下の直流電圧又は300〜2000
Vの交流電圧を印加することにより、極めて有効的に火
炎のリフティング面をバーナーベース内に強制保持させ
て火炎のリフティング現象を阻止できることを発見し、
実験によってこの事実を確認した。
特に多炎孔バーナーによって作られる連接火炎では、そ
の火炎の一部に斯かる電圧を印加することにより、連接
火炎の全体のリフティング現象を防止できることが確認
された。本発明は、この発見に基づいて為されたガスバ
ーナーから生ずる火炎の安定化すなわちリフト防止方法
を提供するものである。次に本発明の一実施例を直流電
源を使用した場合について図面に従って説明する。
の火炎の一部に斯かる電圧を印加することにより、連接
火炎の全体のリフティング現象を防止できることが確認
された。本発明は、この発見に基づいて為されたガスバ
ーナーから生ずる火炎の安定化すなわちリフト防止方法
を提供するものである。次に本発明の一実施例を直流電
源を使用した場合について図面に従って説明する。
まずその構成を第1図によって説明すると、図中1はガ
スバ−ナーのベース(以下単にベースという。)、2は
ベースーの炎孔、3は火炎で、4は適宜の手段によって
該火炎3中に保持された電極(以下ロッドという。)で
ある。5は電源用端子箱で、陽極端子6および陰極端子
7を内蔵している。
スバ−ナーのベース(以下単にベースという。)、2は
ベースーの炎孔、3は火炎で、4は適宜の手段によって
該火炎3中に保持された電極(以下ロッドという。)で
ある。5は電源用端子箱で、陽極端子6および陰極端子
7を内蔵している。
しかして前記。ッド4と陽極端子6、ベースーと陰極端
子7とがそれぞれ接続されているとともに、ベースー・
ロッド4間に絶縁破壊(アーク放電)を起さない範囲の
電圧、たとえば2000V以下の電圧が、前記陽極端子
6・陰極端子7間に印加されている。次に前記実施例の
作用および効果を第2図および第3図によって説明する
。
子7とがそれぞれ接続されているとともに、ベースー・
ロッド4間に絶縁破壊(アーク放電)を起さない範囲の
電圧、たとえば2000V以下の電圧が、前記陽極端子
6・陰極端子7間に印加されている。次に前記実施例の
作用および効果を第2図および第3図によって説明する
。
一般に火炎中には、化学電離によって陽イオンと陰イオ
ンが加熱された状態で存在し、その腸ィオンの濃度は一
次反応帯付近すなわちベース1に隣接する部位において
最大である。
ンが加熱された状態で存在し、その腸ィオンの濃度は一
次反応帯付近すなわちベース1に隣接する部位において
最大である。
しかして、火炎3中に挿入したロッド4には陽、またベ
ース1には陰の直流電圧をそれぞれ印加することにより
、ベース1付近に存在する腸イオンはクーロン力によっ
てベース1に引き付けられる。すなわち第2図において
、ベース1・ロッド4間に電圧が印加されない時は火炎
3は実線図示の状態に保たれ、次に前記の電気が印加さ
れるに及んで、火炎3中に電離した陽イオンとべ−スー
との間にクーロン力が作用し、しかも該クーロン力が強
く作用する部分すなわちベース1に近い部分の腸イオン
程強くベース1に引き付けられる。その結果、第3図と
の関連で後述するように、リフティング火炎のリフト境
界部もクーロン力によってバーナーベース1に設けた炎
孔2の近傍に引き寄せられかつそこに強制的に保持され
ると同時に前記によりベースーに引き付けられた火炎中
の陽イオン群としての熱エネルギーによって火炎根底部
がベースーの近傍にて厚みを増しその位置で加熱されて
燃料を促進し維持する効果すなわち保炎効果を発生して
前記のクーロン力は図示矢印P,Pのように外周方向へ
も作用して火炎の根底部が鎖線図示3A、さらに破壊図
示3Bのように太くなる。従って、太くなった火炎根底
部は、炎孔2の付近のガスの燃料を相乗的に促進するこ
とになり、このクーロン力によるリフト境界部の引き寄
せ保持効果と保炎効果の相乗作用によって火炎の安定化
が発揮される。また第3図においては、リフティング火
炎の概面を図示している。一般にリフティング火炎は安
定燃料部3Lと不安定燃料部3L,,3Lを有し、これ
等の間にリフト境界部3C,30が存在している。しか
して実線図示のリフティング火炎の安定燃料部3Lは上
記の相乗効果によって鎖線図示の不安定燃料部3L,さ
らには破壊図示の不安定燃料部3L2を駆逐して次第に
ベース1に引き付けられて安定燃料が行われる。すなわ
ち、火炎中の電界により生ずるクーロン力によって、火
種として働いている腸イオン群がベース1の方に移動し
、これに伴って、リフト境界部が同図3Cから3Dへと
降下し、ついには炎孔部にて安定保持することが確認さ
れる。しかも、第2図および第3図に示す前記の効果は
、ベース1の火炎を接する金属部面積を広くし、かつロ
ッド4を火炎3中に深く挿し込むことによりさらに増大
する。
ース1には陰の直流電圧をそれぞれ印加することにより
、ベース1付近に存在する腸イオンはクーロン力によっ
てベース1に引き付けられる。すなわち第2図において
、ベース1・ロッド4間に電圧が印加されない時は火炎
3は実線図示の状態に保たれ、次に前記の電気が印加さ
れるに及んで、火炎3中に電離した陽イオンとべ−スー
との間にクーロン力が作用し、しかも該クーロン力が強
く作用する部分すなわちベース1に近い部分の腸イオン
程強くベース1に引き付けられる。その結果、第3図と
の関連で後述するように、リフティング火炎のリフト境
界部もクーロン力によってバーナーベース1に設けた炎
孔2の近傍に引き寄せられかつそこに強制的に保持され
ると同時に前記によりベースーに引き付けられた火炎中
の陽イオン群としての熱エネルギーによって火炎根底部
がベースーの近傍にて厚みを増しその位置で加熱されて
燃料を促進し維持する効果すなわち保炎効果を発生して
前記のクーロン力は図示矢印P,Pのように外周方向へ
も作用して火炎の根底部が鎖線図示3A、さらに破壊図
示3Bのように太くなる。従って、太くなった火炎根底
部は、炎孔2の付近のガスの燃料を相乗的に促進するこ
とになり、このクーロン力によるリフト境界部の引き寄
せ保持効果と保炎効果の相乗作用によって火炎の安定化
が発揮される。また第3図においては、リフティング火
炎の概面を図示している。一般にリフティング火炎は安
定燃料部3Lと不安定燃料部3L,,3Lを有し、これ
等の間にリフト境界部3C,30が存在している。しか
して実線図示のリフティング火炎の安定燃料部3Lは上
記の相乗効果によって鎖線図示の不安定燃料部3L,さ
らには破壊図示の不安定燃料部3L2を駆逐して次第に
ベース1に引き付けられて安定燃料が行われる。すなわ
ち、火炎中の電界により生ずるクーロン力によって、火
種として働いている腸イオン群がベース1の方に移動し
、これに伴って、リフト境界部が同図3Cから3Dへと
降下し、ついには炎孔部にて安定保持することが確認さ
れる。しかも、第2図および第3図に示す前記の効果は
、ベース1の火炎を接する金属部面積を広くし、かつロ
ッド4を火炎3中に深く挿し込むことによりさらに増大
する。
しかして、ベース1とロッド4間に印加される電圧は絶
縁破壊を起さない範囲に制約されるものであり、かつ火
炎の抵抗値は数メガオームできわめて大きいため上記電
圧印加のための電力消費量はきわめて微量である。次に
本発明の他の実施例を直流電源を使用した場合について
第4図に示す多炎孔ガスィンバーナーを説明すると、図
中、11はパイプ状に形成されたバーナーベース(以下
ラインベースという。
縁破壊を起さない範囲に制約されるものであり、かつ火
炎の抵抗値は数メガオームできわめて大きいため上記電
圧印加のための電力消費量はきわめて微量である。次に
本発明の他の実施例を直流電源を使用した場合について
第4図に示す多炎孔ガスィンバーナーを説明すると、図
中、11はパイプ状に形成されたバーナーベース(以下
ラインベースという。
)、12〜12は該ラインベースに沿って各火炎13〜
13が互いに接触するような間隔に列状に配設された炎
孔であり、前記火炎13は炎孔12〜12より噴出され
た燃料ガスの燃料によって出じたものである。さて、1
4は、前記火炎13〜13のうちの適宜の一個(図は右
端の火炎の場合を例示する。)の中に適宜手段によって
保持された電極(以下ロッドという。)で、耐熱兼絶縁
材によって保護されている。15は電源用端子箱で、陽
極端子1.6および陰極端子17を内蔵している。しか
して前記ロッド14と陽極端子16、ラインベース11
と陰極端子17がそれぞれ後続されているとともに、ベ
ース11・ロッド14間に絶縁破壊を起さない範囲の電
圧、たとえば2000V以下の電圧が陽極端子1 61
陰極端子1 7間に印加されている。さて本実施例の場
合においては、その図示右端の火炎13が前記した第一
実施例の場合と同様の作用および効果を有して安定状態
で燃料し、そして各火炎13〜13どうしが接触可能と
なっており、この火炎自体に導体性を有するため、ロッ
ド14に電圧を印加すれば、全火炎に対して電圧を印加
したこととなり、第一実施例と同様の作用および効果が
発揮されるとともに前記右端の火炎13の熱ェネルギ−
が隣接する火炎13に影響を与え、前記隣接の火炎13
が安定し、そして順次隣接する火炎13に安定化した火
炎13の熱エネルギーが伝達されていき、全火炎の安定
化が図られる。
13が互いに接触するような間隔に列状に配設された炎
孔であり、前記火炎13は炎孔12〜12より噴出され
た燃料ガスの燃料によって出じたものである。さて、1
4は、前記火炎13〜13のうちの適宜の一個(図は右
端の火炎の場合を例示する。)の中に適宜手段によって
保持された電極(以下ロッドという。)で、耐熱兼絶縁
材によって保護されている。15は電源用端子箱で、陽
極端子1.6および陰極端子17を内蔵している。しか
して前記ロッド14と陽極端子16、ラインベース11
と陰極端子17がそれぞれ後続されているとともに、ベ
ース11・ロッド14間に絶縁破壊を起さない範囲の電
圧、たとえば2000V以下の電圧が陽極端子1 61
陰極端子1 7間に印加されている。さて本実施例の場
合においては、その図示右端の火炎13が前記した第一
実施例の場合と同様の作用および効果を有して安定状態
で燃料し、そして各火炎13〜13どうしが接触可能と
なっており、この火炎自体に導体性を有するため、ロッ
ド14に電圧を印加すれば、全火炎に対して電圧を印加
したこととなり、第一実施例と同様の作用および効果が
発揮されるとともに前記右端の火炎13の熱ェネルギ−
が隣接する火炎13に影響を与え、前記隣接の火炎13
が安定し、そして順次隣接する火炎13に安定化した火
炎13の熱エネルギーが伝達されていき、全火炎の安定
化が図られる。
なお、上記した両実施例においては直流電源を使用した
場合を例示したが本発明においてはこれに限ることなく
交流電源を使用することも可能である。
場合を例示したが本発明においてはこれに限ることなく
交流電源を使用することも可能である。
前記交流電源は昇圧トランス等を使用し、300V〜2
000Vの交流電圧を前記ベース1、ラインベース11
とロッド4,11に印加する。
000Vの交流電圧を前記ベース1、ラインベース11
とロッド4,11に印加する。
交流電圧を300V以上としたのはベース1、ラインベ
ース11に腸イオンを引き寄せ、保持する効果、すなわ
ちクーロン力が有効に発揮できる電圧が300V以上だ
からであり、2000V以下としたのは前述したように
ベースー、ラインベース11とロッド4,14との間に
絶縁破壊(アーク放電)が起こらない電圧が2000V
以下だからである。交流電圧をベース1、ラインベース
11とロッド4,11に印加した場合でもベース1、ラ
インベース11とロッド4,14との間の火炎3,13
中の陽、陰イオンの濃度が共に等しいので、火炎3,1
3の安定化が図られ、かつ前述したように腸イオンの濃
度はベース1、ラインベース11に隣接する部位におい
て最大であり、このベース1、ラインベース11付近に
存在する陽イオンはベース1、ラインベース11に正の
電圧が周期的に印加されてもロッド4,11側には移動
せず火炎3,13によって加熱された金属部面積の広い
ベース1、ラインベース11に残存し、そしてベース1
、ラインベース11に負の電圧が印加されることにより
前記陽イオンがベース1、ラインベース11側に引き寄
せられ、全体として腸イオンがベース1、ラインベース
11に引き寄せられるので前述の直流電圧の場合と同様
の作用、効果が発揮されるのである。なお、その余の機
成は前述の実施例と同様である。さて、特許請求の範囲
に記載の発明は、火炎中に存在する陽イオンをクーロン
力によってバーナーベースに引き付けて保炎効果を誘起
する結果、該保炎効果と前記クーロン力によるリフト境
界群3C,3Dの引き寄せ保持効果との相乗作用によっ
て火炎の安定化が可能となってリフティングや失火を防
止することができるため、燃料ガスの噴出速度を脱加し
て同一バーナーにおいて燃料速度の速いガスから遅いガ
スまで安定燃料が可能となるばかりでなく、単位時間当
りの燃料ガス量を増加することができる。
ース11に腸イオンを引き寄せ、保持する効果、すなわ
ちクーロン力が有効に発揮できる電圧が300V以上だ
からであり、2000V以下としたのは前述したように
ベースー、ラインベース11とロッド4,14との間に
絶縁破壊(アーク放電)が起こらない電圧が2000V
以下だからである。交流電圧をベース1、ラインベース
11とロッド4,11に印加した場合でもベース1、ラ
インベース11とロッド4,14との間の火炎3,13
中の陽、陰イオンの濃度が共に等しいので、火炎3,1
3の安定化が図られ、かつ前述したように腸イオンの濃
度はベース1、ラインベース11に隣接する部位におい
て最大であり、このベース1、ラインベース11付近に
存在する陽イオンはベース1、ラインベース11に正の
電圧が周期的に印加されてもロッド4,11側には移動
せず火炎3,13によって加熱された金属部面積の広い
ベース1、ラインベース11に残存し、そしてベース1
、ラインベース11に負の電圧が印加されることにより
前記陽イオンがベース1、ラインベース11側に引き寄
せられ、全体として腸イオンがベース1、ラインベース
11に引き寄せられるので前述の直流電圧の場合と同様
の作用、効果が発揮されるのである。なお、その余の機
成は前述の実施例と同様である。さて、特許請求の範囲
に記載の発明は、火炎中に存在する陽イオンをクーロン
力によってバーナーベースに引き付けて保炎効果を誘起
する結果、該保炎効果と前記クーロン力によるリフト境
界群3C,3Dの引き寄せ保持効果との相乗作用によっ
て火炎の安定化が可能となってリフティングや失火を防
止することができるため、燃料ガスの噴出速度を脱加し
て同一バーナーにおいて燃料速度の速いガスから遅いガ
スまで安定燃料が可能となるばかりでなく、単位時間当
りの燃料ガス量を増加することができる。
因みにメタンガスの燃料に対して、本発明方法を適用し
た場合には、たとえば第5図に示す比較実験測定値によ
っても明らかなように、大中な燃料量増加が可能である
。すなわち、第5図は、燃焼用一次空気量とガス噴出速
度とを可変にして火炎のリフト抑制状態からリフト発生
状態に移る境界点をプロットした特性図である。火炎に
直流電圧を印加した場合は、印加しない場合に比して境
界点が右側にシフトしており、明らかにリフティング防
止効果が確認されるとともに、火炎が安定した状態でガ
ス噴出速度すなわち燃焼量を相対的に増加させ得ること
を示している。また本発明における印加電圧は従釆設備
と異って絶縁破壊を起さない範囲でよく、しかも微量な
消費電力で効果を達成できるため、機器の絶縁耐力を増
加する必要もなければ、放電によるガス嬢発の誘発、人
体への感電等の心配はほとんど不要である。
た場合には、たとえば第5図に示す比較実験測定値によ
っても明らかなように、大中な燃料量増加が可能である
。すなわち、第5図は、燃焼用一次空気量とガス噴出速
度とを可変にして火炎のリフト抑制状態からリフト発生
状態に移る境界点をプロットした特性図である。火炎に
直流電圧を印加した場合は、印加しない場合に比して境
界点が右側にシフトしており、明らかにリフティング防
止効果が確認されるとともに、火炎が安定した状態でガ
ス噴出速度すなわち燃焼量を相対的に増加させ得ること
を示している。また本発明における印加電圧は従釆設備
と異って絶縁破壊を起さない範囲でよく、しかも微量な
消費電力で効果を達成できるため、機器の絶縁耐力を増
加する必要もなければ、放電によるガス嬢発の誘発、人
体への感電等の心配はほとんど不要である。
このことは第6図に示すメタンガスの燃料における印放
電圧と最大安定燃料量との関係を示す実験によっても確
認される。第6図では、火炎への印加電圧とバーナーで
のガス供給燃焼量とを変化させたときリフト抑制状態か
らリフト発生状態に移る境界点をプロットした特性図で
ある。
電圧と最大安定燃料量との関係を示す実験によっても確
認される。第6図では、火炎への印加電圧とバーナーで
のガス供給燃焼量とを変化させたときリフト抑制状態か
らリフト発生状態に移る境界点をプロットした特性図で
ある。
同特性図では、理論空気軍に対する一次空気量の割合(
すなわちAP値25%)を一定にして直流電圧と交流電
圧を印加した場合および異なるAP値(40%)で直流
電圧を印加した場合の印加電圧−燃焼量特性を示してい
る。すなわち、各特性曲線から判断すると、明らかに印
加電圧0〔V〕の状態に比し、火炎に電圧を印加した場
合には、いずれもリフト抑制効果が存在していることが
確認されるとともに、リフト抑制効果は、ほぼ500〜
800ボルトの印加電圧で飽和し始めることも確認され
る。特に直流印加電圧では交流印加電圧に比してリフト
抑制効果が著しいことが、このことは既に述べたように
電極4がバーナーベース1に対して正電位にあるときの
み有効に作用することから理解できる。なお本発明方法
は、前記両実施例に示された単炎孔バーナー、多炎孔バ
ーナー等の形状のバーナーに限ることなく、また拡散火
炎バーナー、子混合火炎バーナー等の燃焼方式にも利用
することが可能でその用途はきわめて広いものである。
すなわちAP値25%)を一定にして直流電圧と交流電
圧を印加した場合および異なるAP値(40%)で直流
電圧を印加した場合の印加電圧−燃焼量特性を示してい
る。すなわち、各特性曲線から判断すると、明らかに印
加電圧0〔V〕の状態に比し、火炎に電圧を印加した場
合には、いずれもリフト抑制効果が存在していることが
確認されるとともに、リフト抑制効果は、ほぼ500〜
800ボルトの印加電圧で飽和し始めることも確認され
る。特に直流印加電圧では交流印加電圧に比してリフト
抑制効果が著しいことが、このことは既に述べたように
電極4がバーナーベース1に対して正電位にあるときの
み有効に作用することから理解できる。なお本発明方法
は、前記両実施例に示された単炎孔バーナー、多炎孔バ
ーナー等の形状のバーナーに限ることなく、また拡散火
炎バーナー、子混合火炎バーナー等の燃焼方式にも利用
することが可能でその用途はきわめて広いものである。
上述のように、本発明方法によれば、直流電界によるク
ーロン力によってリフティング火炎のリフト境界部を常
時バーナーベースの炎孔近傍に強制的に引き寄せ保持し
、しかもこの位瞳でのガス燃焼を促進しバックアップす
るようにバーナーベースあるいはラインベースを引き寄
せられた腸イオンによって火炎の根底部を太くしてその
陽イオンの熱エネルギーによって所謂保炎効果を相乗的
に作用させているので、火炎のリフティングを極めて効
果的に防止抑制できるだけでなく、燃焼量なども増加調
整することも可能となる。
ーロン力によってリフティング火炎のリフト境界部を常
時バーナーベースの炎孔近傍に強制的に引き寄せ保持し
、しかもこの位瞳でのガス燃焼を促進しバックアップす
るようにバーナーベースあるいはラインベースを引き寄
せられた腸イオンによって火炎の根底部を太くしてその
陽イオンの熱エネルギーによって所謂保炎効果を相乗的
に作用させているので、火炎のリフティングを極めて効
果的に防止抑制できるだけでなく、燃焼量なども増加調
整することも可能となる。
第1図は本発明方法の実施に使用する装置を単炎孔バー
ナーに適用した一実施例の略体説明図、第2図および第
3図はその作用説明図、第4図は本発明方法の実施に使
用する装置を多炎孔バ−ナーに適用した実施例の略体説
明図、第5図はメタンガス燃料量比較実験測定値線図、
第6図は印加電圧−最大安定燃焼量線図である。 1,11……バーナーベース、3,13……火炎、4,
14・・・・・・鰭極、5,15…・・・電源用陽極端
子、6,16・・・・・・電源用陰極端子。 第1図第4図 第2図 第3図 第5図 第6図
ナーに適用した一実施例の略体説明図、第2図および第
3図はその作用説明図、第4図は本発明方法の実施に使
用する装置を多炎孔バ−ナーに適用した実施例の略体説
明図、第5図はメタンガス燃料量比較実験測定値線図、
第6図は印加電圧−最大安定燃焼量線図である。 1,11……バーナーベース、3,13……火炎、4,
14・・・・・・鰭極、5,15…・・・電源用陽極端
子、6,16・・・・・・電源用陰極端子。 第1図第4図 第2図 第3図 第5図 第6図
Claims (1)
- 1 火炎内のいずれかの位置にバーナーベースから離隔
して電極を挿入し、絶縁破壊を起さない範囲の2000
V以下の直流電圧又は300〜2000Vの交流電圧を
、前記電極・前記バーナーベース間に印加して、火炎内
に電界を発生させ、化学電離して火炎中に存在する陽イ
オンをクーロン力によつて前記バーナーベースに引き付
けることによつてより、火炎のリフト境界部を前記バー
ナーベースに設けた炎孔に、また火炎の根底部を前記バ
ーナーベースに強制的に引き寄せ保持させた後、該火炎
の根底部を火炎の熱エネルギーによつて加熱して保炎効
果を発生させ、前記クーロン力による前記リフト境界部
の引き寄せ保持効果と前記保炎効果との相乗の作用によ
つて火炎のリフテイングを抑制し得るようになしたこと
を特徴とするガスバーナーにおけるリフト防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11924375A JPS6039922B2 (ja) | 1975-10-01 | 1975-10-01 | ガスバ−ナ−におけるリフト防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11924375A JPS6039922B2 (ja) | 1975-10-01 | 1975-10-01 | ガスバ−ナ−におけるリフト防止方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7784479A Division JPS5556526A (en) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | Device for preventing lift in multi-flames gas burner |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5243133A JPS5243133A (en) | 1977-04-04 |
| JPS6039922B2 true JPS6039922B2 (ja) | 1985-09-09 |
Family
ID=14756497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11924375A Expired JPS6039922B2 (ja) | 1975-10-01 | 1975-10-01 | ガスバ−ナ−におけるリフト防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039922B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5929910A (ja) * | 1982-08-12 | 1984-02-17 | Toshiba Corp | 燃焼装置 |
| JPS6138401U (ja) * | 1984-04-11 | 1986-03-11 | 大阪瓦斯株式会社 | 鉄板焼器 |
| JPH058922Y2 (ja) * | 1984-09-21 | 1993-03-05 |
-
1975
- 1975-10-01 JP JP11924375A patent/JPS6039922B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5243133A (en) | 1977-04-04 |
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