JPS6041271B2 - 海中送水装置 - Google Patents
海中送水装置Info
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- JPS6041271B2 JPS6041271B2 JP57020349A JP2034982A JPS6041271B2 JP S6041271 B2 JPS6041271 B2 JP S6041271B2 JP 57020349 A JP57020349 A JP 57020349A JP 2034982 A JP2034982 A JP 2034982A JP S6041271 B2 JPS6041271 B2 JP S6041271B2
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Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、海水よりもわずかに比重が軽くなるように
作られた大口径の海中送水管を用いて、海底にその一端
を固定したロープで海面下一定の深度となる海中に、浮
力と係留力との均合によって支えられて伸びる海中の淡
水送水装置に関するものであって、本発明を実施すると
、海によって隔てられた水の需要地域と供給地域とを海
水を支持体として容易にかつ安価に送水管で結んで淡水
を送ることができるので、用水問題を一気に解決し得る
ものである。
作られた大口径の海中送水管を用いて、海底にその一端
を固定したロープで海面下一定の深度となる海中に、浮
力と係留力との均合によって支えられて伸びる海中の淡
水送水装置に関するものであって、本発明を実施すると
、海によって隔てられた水の需要地域と供給地域とを海
水を支持体として容易にかつ安価に送水管で結んで淡水
を送ることができるので、用水問題を一気に解決し得る
ものである。
現在まで実施されている淡水送水パイプラインは、通常
は陸上を経由して鉄管やコンクリート管等によって設け
られるが、陸上では道路や建造物や河川等の関係から、
地上のあらゆる事物とは立体交差となるように敷設せら
れ、地上構築物がある場合はもっぱら地下を、河川や谷
等の凹形地形による場合にはもっぱら水道橋等を架して
敷かれていた。
は陸上を経由して鉄管やコンクリート管等によって設け
られるが、陸上では道路や建造物や河川等の関係から、
地上のあらゆる事物とは立体交差となるように敷設せら
れ、地上構築物がある場合はもっぱら地下を、河川や谷
等の凹形地形による場合にはもっぱら水道橋等を架して
敷かれていた。
特に管が地下埋設される場合には、地圧や内部水圧に十
分に耐えるためと、地震や地層変動をも考慮して相当な
肉厚管を使う必要があり、その上埋設工事には多額の費
用を要するもので、大幹線のパイプラインのように大口
隆替の敷設となると、地形の悪い所ではその工事費は膨
大なものとなるもので、山脈や高地等を越えて水を引く
場合には導水トンネルの工事が必要となる。また一方、
海によって隔てられた水の需要地と供給水源地との関係
の場合は現在まで未だほとんど手がつけられていない。
ただ液体を海上輸送する方法として、士砂と水を同時に
吸上げて輸送するポンプ式の7変蝶船の吐出管や、タン
カーから陸上の貯油施設に重油等を送る油送管等はよく
研究せられ実施もされているが、これらは通常は可鏡性
のあるホース状の管を自己浮遊又はフロート付き浮遊等
によって水面上に浮かせて使用するものである。また止
むを得ず油送管を海底に敷設する場合には、通常硬質管
を、時には可操性の耐圧ホース状管を海底に沈めた状態
で使用され、船舶の往釆の激しい場所等では必要に応じ
て更に堀削し海底土中に管を埋め込む方法も採用されて
いる。しかしこれら俊蝶や油送による場合にはいずれも
管の口径はそれほど大きいものではなく、通常その口径
は0.3hからlm位のもので、水道用本管に用いられ
るものよりはるかに細いものである。しかし通常「水需
要量は巨大でり、石油輸送管よりはるかに大きな超大口
蓬管を必要とする。そのため先述のように導水ラインを
陸上に敷設する場合は技術的経済的困難性がつきまとう
。また、超大口径管を海底に敷設するに当っては海低ケ
ーブル敷設船のような専用船を用うるとしても、曲げる
ことのできない大きな重量管を垂れ下げながら連続して
接続しながら敷設し船を少しづつ前進させてゆく方法は
困難をともない、また仮りにうまく接続敷設されたとし
ても、深い海底に敷設されると、潜水夫や作業船を使っ
ての維持管理や修理にも困難がともない、ヘドロの集積
した海底では管の確認もむつかしくなる。
分に耐えるためと、地震や地層変動をも考慮して相当な
肉厚管を使う必要があり、その上埋設工事には多額の費
用を要するもので、大幹線のパイプラインのように大口
隆替の敷設となると、地形の悪い所ではその工事費は膨
大なものとなるもので、山脈や高地等を越えて水を引く
場合には導水トンネルの工事が必要となる。また一方、
海によって隔てられた水の需要地と供給水源地との関係
の場合は現在まで未だほとんど手がつけられていない。
ただ液体を海上輸送する方法として、士砂と水を同時に
吸上げて輸送するポンプ式の7変蝶船の吐出管や、タン
カーから陸上の貯油施設に重油等を送る油送管等はよく
研究せられ実施もされているが、これらは通常は可鏡性
のあるホース状の管を自己浮遊又はフロート付き浮遊等
によって水面上に浮かせて使用するものである。また止
むを得ず油送管を海底に敷設する場合には、通常硬質管
を、時には可操性の耐圧ホース状管を海底に沈めた状態
で使用され、船舶の往釆の激しい場所等では必要に応じ
て更に堀削し海底土中に管を埋め込む方法も採用されて
いる。しかしこれら俊蝶や油送による場合にはいずれも
管の口径はそれほど大きいものではなく、通常その口径
は0.3hからlm位のもので、水道用本管に用いられ
るものよりはるかに細いものである。しかし通常「水需
要量は巨大でり、石油輸送管よりはるかに大きな超大口
蓬管を必要とする。そのため先述のように導水ラインを
陸上に敷設する場合は技術的経済的困難性がつきまとう
。また、超大口径管を海底に敷設するに当っては海低ケ
ーブル敷設船のような専用船を用うるとしても、曲げる
ことのできない大きな重量管を垂れ下げながら連続して
接続しながら敷設し船を少しづつ前進させてゆく方法は
困難をともない、また仮りにうまく接続敷設されたとし
ても、深い海底に敷設されると、潜水夫や作業船を使っ
ての維持管理や修理にも困難がともない、ヘドロの集積
した海底では管の確認もむつかしくなる。
そこでここに本発明として、海水よりわずかに比重が軽
くなるような構造を持った肉薄の超大口蚤管を利用し、
該管を先ず海面に浮かべながら全長にわたって接合し、
このようにして成る長いパイプラインを管に無理な力が
かかって破損しないように同時に均等に海中へ沈めるた
めの工法により、管全長を海面下のある一定の深さの位
置に止つた状態に固定することによって、大水量を送る
最大な送水ラインを容易かつ安価に施工することができ
るもので、その保守管理に必要な潜水夫や作業船を十分
に活用できるような都合のよい深さに安定した状態で設
置することのできる新しい淡水の海中送水施設を提供す
るものである。
くなるような構造を持った肉薄の超大口蚤管を利用し、
該管を先ず海面に浮かべながら全長にわたって接合し、
このようにして成る長いパイプラインを管に無理な力が
かかって破損しないように同時に均等に海中へ沈めるた
めの工法により、管全長を海面下のある一定の深さの位
置に止つた状態に固定することによって、大水量を送る
最大な送水ラインを容易かつ安価に施工することができ
るもので、その保守管理に必要な潜水夫や作業船を十分
に活用できるような都合のよい深さに安定した状態で設
置することのできる新しい淡水の海中送水施設を提供す
るものである。
以下、本発明について、図面によりその構成および施工
法について詳しく述べる。
法について詳しく述べる。
本願発明装置に使用される海中送水管1は、内面および
外面をモルタルやプラスチック等によってラィニングさ
れた肉薄鋼管2や肉薄ステンレス管2等を用いて、その
外面全周を独立気泡を有する硬質プラスチックの発泡体
3等で包被し、さらにその外面を軟かし、発泡体3を保
護するための薄板による保護外被4をかぶせた構造のも
ので、金属管1の重量に応じて発泡体3の厚さを調節し
て、第1図に例示するように、海水中に入れた場合に管
1がわずかに海水面5上に現われる程度の比重となるよ
うに製作されたものを使用する。
外面をモルタルやプラスチック等によってラィニングさ
れた肉薄鋼管2や肉薄ステンレス管2等を用いて、その
外面全周を独立気泡を有する硬質プラスチックの発泡体
3等で包被し、さらにその外面を軟かし、発泡体3を保
護するための薄板による保護外被4をかぶせた構造のも
ので、金属管1の重量に応じて発泡体3の厚さを調節し
て、第1図に例示するように、海水中に入れた場合に管
1がわずかに海水面5上に現われる程度の比重となるよ
うに製作されたものを使用する。
先ず最初にこのような海中送水管1を多数海面に浮かべ
、熔接やメカニカル後手等によって連結して海面上に長
大なパイプラインを作りあげる。次いで管1に浮箱6を
取付けた吊上ロープ7を適当な間隔を置いて多数取付け
、また同じ場所に重り8を取りつけた係留ロープ9をも
多数取付けて海上に放つ。その場合浮箱6は第6図に示
すようにそれの内部の下方に硬質発泡体等の軽量材料で
作られた浮体10が浮箱6内を上方ヘビストンのように
滑動できるように装着され、この浮体10上方の浮箱6
内は大きい空気室11になっていて、浮体10の体積い
っぱいに大きな浮力を与えているため、海へ放たれた管
1はこれに取りつけられた沈降用重り8に対して管1自
体の浮力に浮箱6の浮力が加つて、沈降しようとする力
に浮力がわずかに打ち勝って沈まず、浮箱6内を貫通し
た藤12の下端の止め論13に掛けられた吊上ロープ7
に吊上げられた状態で、管1は第2図に示すように海面
近くの海中に浮かぶ。工事は波の静かな季節を選んで実
施するが、このように接合した長い管1を海面近くに浮
かべてから、各浮箱6の上方にねじ込んである火薬14
を装填した爆発栓15に対して、外部から電気導線16
を介して沢山の爆発栓15をいっせいに通電発火させて
爆発させる。この爆発によって爆発栓15の上部の蓋が
吹き飛ばされると空気室11内の空気は外部へ通じるこ
ととなるので、重り8の重さによって海底へ引き降ろさ
れようとする力が浮体10に働いてこれを下方から浮箱
6の上方へ押し上げ、そのため空気室11の空気は排除
せられる。その結果、排除された空気量に相当する分の
浮力を失うことになるので、海中送水管1はゆっくりと
沈降して第3図のように海底17に近ずく。しかし浮箱
6の構成材料の大部分を占める発泡体の中には相当の空
気が保存されていてかなりの浮力がまだ残っているため
、海中送水管1は自体の浮力と併せて海底17に重り8
が到達した状態で管1はあらかじめ一定の長さに調節し
たロープ9を介して海底17より立上つた姿で海中に係
留される。この場合、係留ロープ9の長さをああらかじ
め測量した海底17の地形に合わせて調整しておくこと
によって、変化の多い海底17の地形に影響されること
なく海中の一定の深さをどこまでも真直ぐに配管するこ
とができるので、曲げることのほとんどできない超大口
蓬管の敷設には極めて有利である。次いで海中作業船を
用いたりして海底17に鉄筋コンクリート製の直杭を打
込んだり、コンクリート製の螺旋杭18をねじ込んだり
し、あるいは本格的な重りとして恒久的な係留用コンク
リートブロック等を投下して、これ等に係留ロープ9を
つけ替えて、第4図および第5図に示すように海中送水
装置の工事を完了する。
、熔接やメカニカル後手等によって連結して海面上に長
大なパイプラインを作りあげる。次いで管1に浮箱6を
取付けた吊上ロープ7を適当な間隔を置いて多数取付け
、また同じ場所に重り8を取りつけた係留ロープ9をも
多数取付けて海上に放つ。その場合浮箱6は第6図に示
すようにそれの内部の下方に硬質発泡体等の軽量材料で
作られた浮体10が浮箱6内を上方ヘビストンのように
滑動できるように装着され、この浮体10上方の浮箱6
内は大きい空気室11になっていて、浮体10の体積い
っぱいに大きな浮力を与えているため、海へ放たれた管
1はこれに取りつけられた沈降用重り8に対して管1自
体の浮力に浮箱6の浮力が加つて、沈降しようとする力
に浮力がわずかに打ち勝って沈まず、浮箱6内を貫通し
た藤12の下端の止め論13に掛けられた吊上ロープ7
に吊上げられた状態で、管1は第2図に示すように海面
近くの海中に浮かぶ。工事は波の静かな季節を選んで実
施するが、このように接合した長い管1を海面近くに浮
かべてから、各浮箱6の上方にねじ込んである火薬14
を装填した爆発栓15に対して、外部から電気導線16
を介して沢山の爆発栓15をいっせいに通電発火させて
爆発させる。この爆発によって爆発栓15の上部の蓋が
吹き飛ばされると空気室11内の空気は外部へ通じるこ
ととなるので、重り8の重さによって海底へ引き降ろさ
れようとする力が浮体10に働いてこれを下方から浮箱
6の上方へ押し上げ、そのため空気室11の空気は排除
せられる。その結果、排除された空気量に相当する分の
浮力を失うことになるので、海中送水管1はゆっくりと
沈降して第3図のように海底17に近ずく。しかし浮箱
6の構成材料の大部分を占める発泡体の中には相当の空
気が保存されていてかなりの浮力がまだ残っているため
、海中送水管1は自体の浮力と併せて海底17に重り8
が到達した状態で管1はあらかじめ一定の長さに調節し
たロープ9を介して海底17より立上つた姿で海中に係
留される。この場合、係留ロープ9の長さをああらかじ
め測量した海底17の地形に合わせて調整しておくこと
によって、変化の多い海底17の地形に影響されること
なく海中の一定の深さをどこまでも真直ぐに配管するこ
とができるので、曲げることのほとんどできない超大口
蓬管の敷設には極めて有利である。次いで海中作業船を
用いたりして海底17に鉄筋コンクリート製の直杭を打
込んだり、コンクリート製の螺旋杭18をねじ込んだり
し、あるいは本格的な重りとして恒久的な係留用コンク
リートブロック等を投下して、これ等に係留ロープ9を
つけ替えて、第4図および第5図に示すように海中送水
装置の工事を完了する。
この場合管1の沈降と仮係留に用いられる沈降用の重り
8は大形バケットに砂機等を入れて用い、使用ずみの後
は砂磯だけを海底17に捨えるようにする。そして技後
にはこの送水管1,1・・・・・・の一方より淡水を送
り込んで、最初から入っていた海水を他方の口より押し
出して置換し、以後継続して淡水を送水する。このよう
にして構築された海中送水管のラインは、管1自体が有
する浮力と、わずかではあるが海水に対する淡水の比重
の軽さ等によって巨大な肉薄大口蚤管1が無理な力が加
えられることなく海水によって支えられることになるの
で、浮箱6の浮力と併せて海底17の2つの固定部を介
して張られたそれぞれの係留ロープ9を緊張させて管1
を一定の深度に保ちながら動揺するのを防ぐことができ
るとともに、管1は肉薄ではあるが非可榛性の硬質管で
あるので、係留ロープ9の間隔を十分にあげることがで
きるから係留点は最少限の数でよいこととなって工費を
極めて節減し得る。
8は大形バケットに砂機等を入れて用い、使用ずみの後
は砂磯だけを海底17に捨えるようにする。そして技後
にはこの送水管1,1・・・・・・の一方より淡水を送
り込んで、最初から入っていた海水を他方の口より押し
出して置換し、以後継続して淡水を送水する。このよう
にして構築された海中送水管のラインは、管1自体が有
する浮力と、わずかではあるが海水に対する淡水の比重
の軽さ等によって巨大な肉薄大口蚤管1が無理な力が加
えられることなく海水によって支えられることになるの
で、浮箱6の浮力と併せて海底17の2つの固定部を介
して張られたそれぞれの係留ロープ9を緊張させて管1
を一定の深度に保ちながら動揺するのを防ぐことができ
るとともに、管1は肉薄ではあるが非可榛性の硬質管で
あるので、係留ロープ9の間隔を十分にあげることがで
きるから係留点は最少限の数でよいこととなって工費を
極めて節減し得る。
また従来一般に実施されている陸上の固定配管や埋設管
はもちろん海底土中に埋設された送水管等が、地震や地
殻変動に対して極めて弱いことを考えると、本発明のよ
うな一定深度における海水の中層に作られる配管は極め
て安全であり、また水面下のある程度の深さに配置され
ることによって台風等によってもたらされる波浪による
被害も全く心配がなく、また同時に船舶の航行にも支障
をもたらすことがない。さらに別の見地から海中送水装
置の管は、深度が深くなって内部の水圧が高まっても同
時に外部の海水の水圧も高まって、全長にわたって内外
の水圧差は海水と淡水の比重差だけを考えたわずかな内
部水圧の上昇でよいからどこも均等にしかもほとんど零
に保つことができるので、内部の水圧を特別に高くしな
い限り管肇は極めて薄くすることができ、このことに関
しても費用を著しく少くすることができる。
はもちろん海底土中に埋設された送水管等が、地震や地
殻変動に対して極めて弱いことを考えると、本発明のよ
うな一定深度における海水の中層に作られる配管は極め
て安全であり、また水面下のある程度の深さに配置され
ることによって台風等によってもたらされる波浪による
被害も全く心配がなく、また同時に船舶の航行にも支障
をもたらすことがない。さらに別の見地から海中送水装
置の管は、深度が深くなって内部の水圧が高まっても同
時に外部の海水の水圧も高まって、全長にわたって内外
の水圧差は海水と淡水の比重差だけを考えたわずかな内
部水圧の上昇でよいからどこも均等にしかもほとんど零
に保つことができるので、内部の水圧を特別に高くしな
い限り管肇は極めて薄くすることができ、このことに関
しても費用を著しく少くすることができる。
すなわち、大口蓬管として大量の水を低速低圧で送る方
法をとれば、コストの安い肉薄管として陸上ではとうて
い利用できないような超大口隆替を用いることが可能で
あるから、管内流速が遅いと言うことを十分に償って余
りがあり、大量の淡水を送ることができる。この点につ
いては地形の影響を受ける陸上での配管では施工技術上
や経済上から管径に制限を受けるから、いきおい少水量
に高速高圧送水法をとらざるを得ない。そうなると強度
の大きい肉厚管を使用し、特別な水蜜接合を要するもの
であって、たとえ少しの水もれを生じても附近に多大の
障害を与えるものである。しかるに本発明の場合は低速
低圧の送水であるため極めて簡易な接合方法や管全長の
熔接接合も可能となり、仮りに極所的に少々の水もれが
生じても海水中であるために他への損害を与えることも
なく、また送水するため極〈わずかに管内の水圧を高め
るから海水が管内へ逆流して淡水中へ混入するおそれも
ない。このような本発明による送水装置は、ここで今ま
で述べた実施例の外に、湖水等の淡水中を特に浄化した
上質の淡水を輸送する場合にも陸上を送水するよりもは
るかに安価にして容易に目的を達し、あるいはまた汚染
海域の海水中を外洋のきれいな海水を導入するために輸
送することができるもので、これによって例えば工業地
帯や大都会を沿岸に有する内海の養殖漁業や海水浴場の
発展などにも貢献することができよう。
法をとれば、コストの安い肉薄管として陸上ではとうて
い利用できないような超大口隆替を用いることが可能で
あるから、管内流速が遅いと言うことを十分に償って余
りがあり、大量の淡水を送ることができる。この点につ
いては地形の影響を受ける陸上での配管では施工技術上
や経済上から管径に制限を受けるから、いきおい少水量
に高速高圧送水法をとらざるを得ない。そうなると強度
の大きい肉厚管を使用し、特別な水蜜接合を要するもの
であって、たとえ少しの水もれを生じても附近に多大の
障害を与えるものである。しかるに本発明の場合は低速
低圧の送水であるため極めて簡易な接合方法や管全長の
熔接接合も可能となり、仮りに極所的に少々の水もれが
生じても海水中であるために他への損害を与えることも
なく、また送水するため極〈わずかに管内の水圧を高め
るから海水が管内へ逆流して淡水中へ混入するおそれも
ない。このような本発明による送水装置は、ここで今ま
で述べた実施例の外に、湖水等の淡水中を特に浄化した
上質の淡水を輸送する場合にも陸上を送水するよりもは
るかに安価にして容易に目的を達し、あるいはまた汚染
海域の海水中を外洋のきれいな海水を導入するために輸
送することができるもので、これによって例えば工業地
帯や大都会を沿岸に有する内海の養殖漁業や海水浴場の
発展などにも貢献することができよう。
第1図はこの発明の実施に使用する海中送水管を単独で
海水面に浮かべた状態を示す横断面図、第2図はこの発
明装置を構築施工するために先ず第1図の状態の管に重
りと浮箱を取りつけて海面近くの海中に浮かべた状態を
示す横断面図、第3図は第2図に続いて浮箱の浮力を減
じて管を海底近くまで沈降させた状態を示す横断面図、
第4図は第3図の状態となった管列に添って係留用の螺
旋杭を海底にねじ込んだ状態を示す横断面図、第5図は
重りを取除いて管を係留するロープを螺旋杭につけ替え
た本発明の工程における最終状態を示す横断面図、第6
図は第2図じ汎蜂の図に示す浮箱部の拡大詳細断面図、
第7図は第6図に示す浮箱の一部に取付けられた爆発栓
の部分を示す拡大断面図、第8図は本発明を海中に構築
した実施例の姿を示す見取図である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第7図 第6図 第8図
海水面に浮かべた状態を示す横断面図、第2図はこの発
明装置を構築施工するために先ず第1図の状態の管に重
りと浮箱を取りつけて海面近くの海中に浮かべた状態を
示す横断面図、第3図は第2図に続いて浮箱の浮力を減
じて管を海底近くまで沈降させた状態を示す横断面図、
第4図は第3図の状態となった管列に添って係留用の螺
旋杭を海底にねじ込んだ状態を示す横断面図、第5図は
重りを取除いて管を係留するロープを螺旋杭につけ替え
た本発明の工程における最終状態を示す横断面図、第6
図は第2図じ汎蜂の図に示す浮箱部の拡大詳細断面図、
第7図は第6図に示す浮箱の一部に取付けられた爆発栓
の部分を示す拡大断面図、第8図は本発明を海中に構築
した実施例の姿を示す見取図である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第7図 第6図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 海水等よりもわずかに比重が軽くなるように鉄管等
の外面を独立気泡性の発泡体等で包被した海中送水管を
用いて、該管自体とこれに取付けた浮箱の合成浮力によ
つて、海底にその一端を固定しかつ他端を該管に取りつ
けた係留ロープを緊張させた状態で海面より一定の深度
となる海中に長く連結固定されることを特徴とする海中
送水装置。 2 海水等よりもわずかに比重が軽くなるように鉄管等
の外面を独立気泡性の発泡体等で包被した海中送水管を
、海面より一定の深度となる海中に係留ロープ介して長
く連結した状態で海中送水装置として係留固定させるた
めに、最初海面に多数浮かべて接続した海中送水管に先
ず未だ空気室を有しかつそれ自体も若干の浮力を有する
沢山の浮箱を取りつけると同時に、別に沢山の沈降用重
りをも取付けてわずかに沈降力に打勝つて海面近くの海
中に浮かんだ状態に保たせ、次いで各浮箱にある爆発栓
を電気発火によつていつせいに爆発させて空気室の上部
を開栓して水圧によつて浮箱内下方の浮体を押上げて排
気して空気室を消滅させ、管全長にわたつて浮力を同時
に減少させながら管を全長にわたつていつせいに海面下
一定の設定予定深度および位置まで沈降させて係留固定
することを特徴とする海中送水装置を構築する工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57020349A JPS6041271B2 (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 海中送水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57020349A JPS6041271B2 (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 海中送水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57161386A JPS57161386A (en) | 1982-10-04 |
| JPS6041271B2 true JPS6041271B2 (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=12024642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57020349A Expired JPS6041271B2 (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 海中送水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041271B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0496384U (ja) * | 1991-01-29 | 1992-08-20 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6469884A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-15 | Shimizu Construction Co Ltd | Submarine pipe and mooring body thereof |
-
1982
- 1982-02-10 JP JP57020349A patent/JPS6041271B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0496384U (ja) * | 1991-01-29 | 1992-08-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57161386A (en) | 1982-10-04 |
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