JPS6041675B2 - 淡色リン酸エステルの製造法 - Google Patents
淡色リン酸エステルの製造法Info
- Publication number
- JPS6041675B2 JPS6041675B2 JP54168717A JP16871779A JPS6041675B2 JP S6041675 B2 JPS6041675 B2 JP S6041675B2 JP 54168717 A JP54168717 A JP 54168717A JP 16871779 A JP16871779 A JP 16871779A JP S6041675 B2 JPS6041675 B2 JP S6041675B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphoric acid
- acid ester
- light
- phosphorus pentoxide
- aliphatic alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Detergent Compositions (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、脂肪族アルコールの色相の良いリン酸エステ
ルの製造法に関する。
ルの製造法に関する。
界面活性を有する脂肪族アルコールのリン酸エステルは
洗浄剤、繊維処理剤、金属表面処理剤等として、広く使
用されている。
洗浄剤、繊維処理剤、金属表面処理剤等として、広く使
用されている。
リン酸エステルは、有機ヒドロキシ化合物を五酸化リン
、ポリリン酸、オキシ塩化リン等のリン酸化剤と反応さ
せて製造される。
、ポリリン酸、オキシ塩化リン等のリン酸化剤と反応さ
せて製造される。
特に界面活性を有するリン酸エステルは、リン酸化剤と
して主として五酸化リンを使用する事により製造される
。一般に脂肪族アルコールを五酸化リンやポリリン酸等
のリン酸化剤によりリン酸エステル化する場合しば七ば
かなりの程度の着色が起こる。この様な着色は、リン酸
エステルの用途によつては、商品の価値を著しく低下さ
せる。従来より、リン酸エステル製造時の着色防止又は
抑制する方法として下記の方法が公知である。
して主として五酸化リンを使用する事により製造される
。一般に脂肪族アルコールを五酸化リンやポリリン酸等
のリン酸化剤によりリン酸エステル化する場合しば七ば
かなりの程度の着色が起こる。この様な着色は、リン酸
エステルの用途によつては、商品の価値を著しく低下さ
せる。従来より、リン酸エステル製造時の着色防止又は
抑制する方法として下記の方法が公知である。
1 亜リン酸および亜リン酸類を少量添加してリン酸エ
ステル化する方法(特公昭38−12524号公報、ジ
エネラル・アニリン)2 硫化水素、硫化ナトリウム、
メルカプタン等の無機あるいは有機硫黄化合物を添加し
てリン酸エステル化する方法。
ステル化する方法(特公昭38−12524号公報、ジ
エネラル・アニリン)2 硫化水素、硫化ナトリウム、
メルカプタン等の無機あるいは有機硫黄化合物を添加し
てリン酸エステル化する方法。
(特公昭43−15406号公報、吉村油化)3 リン
酸エステル化反応終了後、少量の水を添加し加水分解す
る方法。
酸エステル化反応終了後、少量の水を添加し加水分解す
る方法。
(特公昭52−39013号分封、ウイトコケミカル)
しかしながら、上記公知の方法は、それぞれ下記の欠点
を有している。
しかしながら、上記公知の方法は、それぞれ下記の欠点
を有している。
1の方法の欠点
(i)この方法では、完全に無色のものは得られない。
(ii)添加濃度の影響が鋭敏でやや過剰になるとかえ
つて着色する。0(iiD0.1〜2%程度、亜リン酸
等の添加が必要であるが、最終的に添加物がリン酸エス
テル中に混入するためリン酸エステルの物性自体に影響
する。
つて着色する。0(iiD0.1〜2%程度、亜リン酸
等の添加が必要であるが、最終的に添加物がリン酸エス
テル中に混入するためリン酸エステルの物性自体に影響
する。
2の方法の欠点
(i)使用される無機あるいは有機硫黄化合物が原因と
なりリン酸エステル自体強烈な悪臭を発する。
なりリン酸エステル自体強烈な悪臭を発する。
(i)の方法の(il”と同様の欠点を有する。
3の方法の欠点
(1)色相の若干の改善が認められるだけである。
(Ii)リン酸エステルの加水分解も起こり得る。以上
の欠点のため、上記方法は到底実用に供せられるもので
はない。従来、脂肪族アルコールの五酸化リン等のリン
酸化剤によるリン酸エステル化反応に於ける着色メカニ
ズムに関し、その詳細は不用なるも、リン酸エステル化
反応時において、脂肪族アルコールの脱水反応によじオ
レフィンが生成し、これがさらに重合等の反応を起こし
着色物質に変化する事が原因である(即ち脂肪族アルコ
ール自体がリン酸エステル化反応時の副反応により着色
物質に変化する事が原因である。
の欠点のため、上記方法は到底実用に供せられるもので
はない。従来、脂肪族アルコールの五酸化リン等のリン
酸化剤によるリン酸エステル化反応に於ける着色メカニ
ズムに関し、その詳細は不用なるも、リン酸エステル化
反応時において、脂肪族アルコールの脱水反応によじオ
レフィンが生成し、これがさらに重合等の反応を起こし
着色物質に変化する事が原因である(即ち脂肪族アルコ
ール自体がリン酸エステル化反応時の副反応により着色
物質に変化する事が原因である。
)と推定されて来た。従つて従来脂肪族アルコールのリ
ン酸エステル化に際し、上記観点より製造上脂肪族アル
コールの脱水反応等の副反応を抑える工夫、たとえば、
リン酸エステル化反応時の攪拌効率を上げ五酸化リンを
除々に加え五酸化リン粒子上でのローカルヒーティング
に原因する副反応を抑える等の方法、が種々なされて来
た。確かに、この様な製造上の工夫だけによつても、リ
ン酸エステル化反応直後の色相てみれば色相は大巾に改
善され、場合によつてはほとんど無色に近いリン酸エス
テルでさえ製造可能である。しかしながら、この様にし
て製造された製造直後色相の良いリン酸エステルも、経
日的に色相が急速に亜化してしまうため何ら本質的な解
決とはなり得ない。
ン酸エステル化に際し、上記観点より製造上脂肪族アル
コールの脱水反応等の副反応を抑える工夫、たとえば、
リン酸エステル化反応時の攪拌効率を上げ五酸化リンを
除々に加え五酸化リン粒子上でのローカルヒーティング
に原因する副反応を抑える等の方法、が種々なされて来
た。確かに、この様な製造上の工夫だけによつても、リ
ン酸エステル化反応直後の色相てみれば色相は大巾に改
善され、場合によつてはほとんど無色に近いリン酸エス
テルでさえ製造可能である。しかしながら、この様にし
て製造された製造直後色相の良いリン酸エステルも、経
日的に色相が急速に亜化してしまうため何ら本質的な解
決とはなり得ない。
本発明者らは色相の経日的な劣化を起こさずしかも色相
の良い脂肪族アルコールのリン酸エステルを製造すべく
鋭意検討の結果、リン酸エステル化反応をおこなう前に
n−ヘキサンやメタノール等の有機溶剤を使用し、当該
脂肪族アルコールを再結晶精製という工程を必らず経過
せしめ、かくして精製された当該アルコールを五酸化リ
ンやポリリン酸等のリン酸化剤によりリン酸エステル化
する事により色相の経日的な劣化を伴なわない無色のリ
ン酸エステルを製造し得る事を見い出し本発明を完成し
た。
の良い脂肪族アルコールのリン酸エステルを製造すべく
鋭意検討の結果、リン酸エステル化反応をおこなう前に
n−ヘキサンやメタノール等の有機溶剤を使用し、当該
脂肪族アルコールを再結晶精製という工程を必らず経過
せしめ、かくして精製された当該アルコールを五酸化リ
ンやポリリン酸等のリン酸化剤によりリン酸エステル化
する事により色相の経日的な劣化を伴なわない無色のリ
ン酸エステルを製造し得る事を見い出し本発明を完成し
た。
すなわち本発明の方法をさらに詳細に説明すると、炭素
数8〜22を有する脂肪族アルコールをその1〜W重量
倍量(好ましくは2〜5重量倍量)の有機容剤を使用し
、1〜10回好ましくは3〜5回再結晶精製する。
数8〜22を有する脂肪族アルコールをその1〜W重量
倍量(好ましくは2〜5重量倍量)の有機容剤を使用し
、1〜10回好ましくは3〜5回再結晶精製する。
口過や遠心分離等により結晶を分離した後、含まれてい
る有機溶剤を減圧下または常圧下留去する事により五酸
化リン等のリン酸化剤によるリン酸エステル化反応に於
ける着色原因物質をほとんど含まない当該脂肪族アルコ
ールを得る事が出来る。かくして得られた脂肪族アルコ
ールを五酸化リンやポリリン酸等のリン酸化剤によりリ
ン酸エステル化する事により色相の経日的な劣化も起こ
さないほとんどの無色の当該脂肪族アルコールのリン酸
エステルを製造出来る。
る有機溶剤を減圧下または常圧下留去する事により五酸
化リン等のリン酸化剤によるリン酸エステル化反応に於
ける着色原因物質をほとんど含まない当該脂肪族アルコ
ールを得る事が出来る。かくして得られた脂肪族アルコ
ールを五酸化リンやポリリン酸等のリン酸化剤によりリ
ン酸エステル化する事により色相の経日的な劣化も起こ
さないほとんどの無色の当該脂肪族アルコールのリン酸
エステルを製造出来る。
本発明に使用する有機容剤として沸点が30〜100℃
のパラフィン類又は炭素数1〜3の脂肪族アルコールが
好ましく、例えばn−ヘキサン、n−ペンタン等のパラ
フィン類、メタノール、エタノール、イソプロパノール
、n−プロパノールのアルコール類が挙げられる。また
工業的には、n−ヘキサン等のパラフィン類(特にn−
ヘキサン)が有用である。
のパラフィン類又は炭素数1〜3の脂肪族アルコールが
好ましく、例えばn−ヘキサン、n−ペンタン等のパラ
フィン類、メタノール、エタノール、イソプロパノール
、n−プロパノールのアルコール類が挙げられる。また
工業的には、n−ヘキサン等のパラフィン類(特にn−
ヘキサン)が有用である。
実施例1
ラウリルアルコール(0H=297.5)1叩部をn−
ヘキサン4(1)部に40℃て溶解した後、−10温度
で2峙間再結晶化する。
ヘキサン4(1)部に40℃て溶解した後、−10温度
で2峙間再結晶化する。
遠心分離して得られたラウリルアルコールの結晶をさら
に2回n−ヘキサン4(1)部づつを使用し、同様に再
結晶化する。遠心分離後得られた結晶中に含まれている
溶剤のn−ヘキサンを減圧留去する事により、精製ラウ
リルアルコール(0HV=299.7)54部を得た。
かくして得られた精製ラウリルアルコール561.6部
に激しく攪拌しながら五酸化リン14?を60〜70℃
の温度で除々に加える。五酸化リンの添加終了後85℃
の温度でさらに1満間反応する事により無色透明(10
%エタノール溶液の420r1mでの吸光度:0.00
0)のラウリルリン酸エステルを得た。かくして得られ
たラウリルリン酸エステルを60℃で1ケ月保存しても
無色透明(10%エタノール溶液420nImでの吸光
度:0.005)のままで色相の劣化はほとんど認めら
れなかつた。実施例2 ステアリルアルコール(α■=204.3)100部を
n−ヘキサン4(1)部に50℃で溶解した後、20℃
の温度で24B1間再結晶化する。
に2回n−ヘキサン4(1)部づつを使用し、同様に再
結晶化する。遠心分離後得られた結晶中に含まれている
溶剤のn−ヘキサンを減圧留去する事により、精製ラウ
リルアルコール(0HV=299.7)54部を得た。
かくして得られた精製ラウリルアルコール561.6部
に激しく攪拌しながら五酸化リン14?を60〜70℃
の温度で除々に加える。五酸化リンの添加終了後85℃
の温度でさらに1満間反応する事により無色透明(10
%エタノール溶液の420r1mでの吸光度:0.00
0)のラウリルリン酸エステルを得た。かくして得られ
たラウリルリン酸エステルを60℃で1ケ月保存しても
無色透明(10%エタノール溶液420nImでの吸光
度:0.005)のままで色相の劣化はほとんど認めら
れなかつた。実施例2 ステアリルアルコール(α■=204.3)100部を
n−ヘキサン4(1)部に50℃で溶解した後、20℃
の温度で24B1間再結晶化する。
遠心分離して得られたステアリルアルコールの結晶をさ
らに3回n−ヘキサン4(4)部づつを使用し、同様に
再結晶化する。遠心分離後得られた結晶中に含まれてい
る溶剤のn−ヘキサンを減圧留去する事により精製ステ
アリルアルコール(0HV=206.7)n部を得た。
かくして得られた精製ステアリルアルコール814.5
部に激しく攪拌しながら五酸化リン147!5を70〜
80′Cの温度て除々に加える。
らに3回n−ヘキサン4(4)部づつを使用し、同様に
再結晶化する。遠心分離後得られた結晶中に含まれてい
る溶剤のn−ヘキサンを減圧留去する事により精製ステ
アリルアルコール(0HV=206.7)n部を得た。
かくして得られた精製ステアリルアルコール814.5
部に激しく攪拌しながら五酸化リン147!5を70〜
80′Cの温度て除々に加える。
五酸化リンの添加終了後85゜Cの温度でさらに1満間
反応する事により無色透明のステアリルリン酸エステル
を得た。かくして得られたステアリルリン酸エステルを
60℃で1ケ月保存しても色相の劣化は認められなかつ
た。
反応する事により無色透明のステアリルリン酸エステル
を得た。かくして得られたステアリルリン酸エステルを
60℃で1ケ月保存しても色相の劣化は認められなかつ
た。
比較例
実施例1の原料ラウリルアルコールと同じラウリルアル
コール(011V=297.5)566部に激しく攪拌
しながら五酸化リン14?を60〜70℃の温度で除々
に加える。
コール(011V=297.5)566部に激しく攪拌
しながら五酸化リン14?を60〜70℃の温度で除々
に加える。
五酸化リンの添加終了後85゜Cの温度でさらに1満間
反応する事により得たラウリル酸エステルは、褐色に着
色していた。(10%エタノール溶液の420r1mで
の吸光度:0.045)このラウリル酸エステルを60
℃で1ケ月保存後の色相は、製造直後に比べさらに着色
が認められ黒褐色であつた。
反応する事により得たラウリル酸エステルは、褐色に着
色していた。(10%エタノール溶液の420r1mで
の吸光度:0.045)このラウリル酸エステルを60
℃で1ケ月保存後の色相は、製造直後に比べさらに着色
が認められ黒褐色であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭素数8〜22を有する脂肪族アルコールを五酸化
リン、オキシ塩化リン、ポリリン酸、又はオルソリン酸
と反応せしめてリン酸エステルを製造するに際しリン酸
エステル化反応に先立つて当該脂肪族アルコールを有機
溶剤により再結晶精製する事を特徴とする淡色なリン酸
エステルの製造法。 2 有機容剤が沸点30〜100℃のパラフィン又は炭
素数1〜3の脂肪族アルコールである特許請求の範囲第
1項記載の淡色リン酸エステルの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54168717A JPS6041675B2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | 淡色リン酸エステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54168717A JPS6041675B2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | 淡色リン酸エステルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5692294A JPS5692294A (en) | 1981-07-25 |
| JPS6041675B2 true JPS6041675B2 (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=15873131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54168717A Expired JPS6041675B2 (ja) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | 淡色リン酸エステルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041675B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1068599C (zh) * | 1998-08-14 | 2001-07-18 | 中国石化辽阳石油化纤公司 | 合成无色脂肪醇聚氧乙烯醚磷酸酯的方法 |
| ATE504630T1 (de) * | 2005-03-08 | 2011-04-15 | Kureha Corp | Zusammensetzung auf basis von aliphatischem polyesterharz |
-
1979
- 1979-12-25 JP JP54168717A patent/JPS6041675B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5692294A (en) | 1981-07-25 |
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