JPS604183B2 - α−トコフエロ−ル合成法 - Google Patents
α−トコフエロ−ル合成法Info
- Publication number
- JPS604183B2 JPS604183B2 JP49138861A JP13886174A JPS604183B2 JP S604183 B2 JPS604183 B2 JP S604183B2 JP 49138861 A JP49138861 A JP 49138861A JP 13886174 A JP13886174 A JP 13886174A JP S604183 B2 JPS604183 B2 JP S604183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tocopherol
- acid
- present
- methyl
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は次の化学式(1)
で表わされるQ−トコフヱロール(5・7・8−トリメ
チルコ−ル)の新規な合成法に関するものである。
チルコ−ル)の新規な合成法に関するものである。
トコフェロール同族体は天然にはQ・B・y・6など6
種が存在する事が知られているが、これらはすべて核6
位にフェノール性水酸基を有する置換クロマンである。
種が存在する事が知られているが、これらはすべて核6
位にフェノール性水酸基を有する置換クロマンである。
Q−トコフエロール(5・7・8ートリメチルトコール
)は高度のビタミンE活性を有し、医学、薬学の分野で
広く使用されている事は周知である。Qートコフェロー
ルはトコールすなわち、2−メチル−2−(4・8・1
2−トリメチルートリデシル)−6−クロマノールの5
・7および8位にメチル基を有しトコフヱロ−ル同族体
中、最もビタミンE活性の高い物質であるが、8一、y
−、あるいは6−などの非Q−トコフェロール類はこれ
らのメチル基の1個ないし2個が欠如した物質である。
すなわち8−トコフェロールは5・8−ジメチルトコー
ル、y−トコフヱロールは7・8ージメチルトコール、
き2ートコフエロールは5・7ージメチルトコール、り
−トコフエロールは7−メチルトコールである。またz
ートコフエロール〔2・5・8−トリメチル−2一(4
・8・12−4・8・12ートリメチルトリデカ−3・
7・11ートリエニル)−クロマン−6−オール〕等の
不飽和側鎖ークロマノール化合物も非Q−トコフェロー
ルの一種と考えられる。* これらトコフェロール類は
特に植物油中に豊富に含有されており、2なし、し3の
同族体が混在している場合が多い。
)は高度のビタミンE活性を有し、医学、薬学の分野で
広く使用されている事は周知である。Qートコフェロー
ルはトコールすなわち、2−メチル−2−(4・8・1
2−トリメチルートリデシル)−6−クロマノールの5
・7および8位にメチル基を有しトコフヱロ−ル同族体
中、最もビタミンE活性の高い物質であるが、8一、y
−、あるいは6−などの非Q−トコフェロール類はこれ
らのメチル基の1個ないし2個が欠如した物質である。
すなわち8−トコフェロールは5・8−ジメチルトコー
ル、y−トコフヱロールは7・8ージメチルトコール、
き2ートコフエロールは5・7ージメチルトコール、り
−トコフエロールは7−メチルトコールである。またz
ートコフエロール〔2・5・8−トリメチル−2一(4
・8・12−4・8・12ートリメチルトリデカ−3・
7・11ートリエニル)−クロマン−6−オール〕等の
不飽和側鎖ークロマノール化合物も非Q−トコフェロー
ルの一種と考えられる。* これらトコフェロール類は
特に植物油中に豊富に含有されており、2なし、し3の
同族体が混在している場合が多い。
これらトコフェロール同族体の生物学的活性は著しく異
なっており、Qートコフェロールはこれらトコフェロー
ル同族体の中で最も高いビタミンE活性を有することが
知られている。しかしQートコフェロールの、これらト
コフェロール同族体資源として有用な植物油に占める割
合は低率であることが多く、たとえば大豆油ではトコフ
ェロール同族体の含有率は、Qートコフエロール10%
、yートコフエロール60%、6ートコフエロール30
%のごとくである。したがって天然に豊富に存在するこ
れらの非Q−トコフェロール類のクロマン核にメチル基
を1個ないし2個導入することによりビタミンE活性の
高いQートコフェロールを得ることは、非常に必要且つ
有意なことである。
なっており、Qートコフェロールはこれらトコフェロー
ル同族体の中で最も高いビタミンE活性を有することが
知られている。しかしQートコフェロールの、これらト
コフェロール同族体資源として有用な植物油に占める割
合は低率であることが多く、たとえば大豆油ではトコフ
ェロール同族体の含有率は、Qートコフエロール10%
、yートコフエロール60%、6ートコフエロール30
%のごとくである。したがって天然に豊富に存在するこ
れらの非Q−トコフェロール類のクロマン核にメチル基
を1個ないし2個導入することによりビタミンE活性の
高いQートコフェロールを得ることは、非常に必要且つ
有意なことである。
本発明の目的は、ビタミンE活性の低い非Q−トコフェ
ロール類を高度のビタミンE活性を有するQートコフェ
ロールに転換すること、およびこの転換を容易に且つ高
収率に実施することである。本発明者等は、非Q−トコ
フェロール類のクロマン核にメチル基を導入してQ−ト
コフェロールに転換する方法について多くの研究を行っ
てきたがその結果本発明を完成した。すなわち本発明は
次の一般式(1) 式中、AおよびBは水素原子を、またはA−Bで結合手
を形成するR,、R2およびR3は水素原子またはメチ
ル基を表わす。
ロール類を高度のビタミンE活性を有するQートコフェ
ロールに転換すること、およびこの転換を容易に且つ高
収率に実施することである。本発明者等は、非Q−トコ
フェロール類のクロマン核にメチル基を導入してQ−ト
コフェロールに転換する方法について多くの研究を行っ
てきたがその結果本発明を完成した。すなわち本発明は
次の一般式(1) 式中、AおよびBは水素原子を、またはA−Bで結合手
を形成するR,、R2およびR3は水素原子またはメチ
ル基を表わす。
但しR,、R2およびR3が同時にメチル基である場合
および同時に水素原子である場合は除くで表わされる非
Q−トコフェロールのモノーまたはジメチルトコール単
体あるいはこれを2種以上含む混合物を接触還元条件下
、棚酸またはその議導体存在下にホルムアルデヒドと反
応させる事によりQ−トコフェロールを得るのである。
原料の非Qートコフェロール類は純度の如何にかかわら
ず使用し得る。
および同時に水素原子である場合は除くで表わされる非
Q−トコフェロールのモノーまたはジメチルトコール単
体あるいはこれを2種以上含む混合物を接触還元条件下
、棚酸またはその議導体存在下にホルムアルデヒドと反
応させる事によりQ−トコフェロールを得るのである。
原料の非Qートコフェロール類は純度の如何にかかわら
ず使用し得る。
天然においては非Q−トコフェロ−ル類はQ−トコフェ
ロールと共存する場合が多いが、本発明の方法を実施す
る上でQ−トコフェロールの共存は何ら反応のさまたげ
にならない。従って本発明の方法においては植物油から
得られる粗製混合物であっても原料として十分に使用す
ることができる。本発明において触媒として使用する棚
酸またはその誘導体としては、正棚酸;無水棚酸;メタ
棚酸;ピロ棚酸;メチル側酸、エチル棚酸、ィソプロピ
ル棚酸等のアルキル棚酸ェステル;フェニルポリン酸等
を挙げる事ができる。
ロールと共存する場合が多いが、本発明の方法を実施す
る上でQ−トコフェロールの共存は何ら反応のさまたげ
にならない。従って本発明の方法においては植物油から
得られる粗製混合物であっても原料として十分に使用す
ることができる。本発明において触媒として使用する棚
酸またはその誘導体としては、正棚酸;無水棚酸;メタ
棚酸;ピロ棚酸;メチル側酸、エチル棚酸、ィソプロピ
ル棚酸等のアルキル棚酸ェステル;フェニルポリン酸等
を挙げる事ができる。
本発明は無溶媒でも行う事ができるが、ベンゼン、トル
ェン、キシレン等の芳香族炭化水素類:へキサン、シク
ロヘキサン等の脂肪族炭化水素類;メタノール、エタノ
ール、プロパノール等のアルコール類;エチルエーテル
、イソプロピルェーテル、ジオキサン等のエーテル類;
酷酸;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;メ
チル棚酸、エチル側酸、ィソブチル側酸等のアルキル棚
酸ェステル等の有機溶媒を使用する事により反応を一層
円滑に行う事ができ、また反応後の後処理を有利である
。
ェン、キシレン等の芳香族炭化水素類:へキサン、シク
ロヘキサン等の脂肪族炭化水素類;メタノール、エタノ
ール、プロパノール等のアルコール類;エチルエーテル
、イソプロピルェーテル、ジオキサン等のエーテル類;
酷酸;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;メ
チル棚酸、エチル側酸、ィソブチル側酸等のアルキル棚
酸ェステル等の有機溶媒を使用する事により反応を一層
円滑に行う事ができ、また反応後の後処理を有利である
。
特にアルキル側酸ェステルはそれ自体触媒としての作用
も有するから溶媒として適している。但し含水溶媒、例
えば含水アルコー類、含水アセトン、含水ジオキサン等
では反応は進行し難い。
も有するから溶媒として適している。但し含水溶媒、例
えば含水アルコー類、含水アセトン、含水ジオキサン等
では反応は進行し難い。
本発明に使用するホルムアルデヒドとしてはパラホルム
アルデヒド、ガス状ホルムアルデヒド、ホルマリン水溶
液等を挙げる事ができるが、パラホルムアルデヒドを固
形のまま反応系に添加するのが反応を順調に行わせるの
に最も好適である。ホルマリン水溶液の使用も可能であ
るがその場合には前述したようにアセトンやジオキサン
など水と任意に混合する溶媒中では反応は進行し難いの
で水と混合し難い炭化水素系溶媒等を溶媒として選定す
べきである。本発明における接触還元操作は、好ましく
は初気圧30〜100k9/地の範囲、特に50kg′
の前後が望ましく、使用する触媒としては、ニッケル系
、パラジウム系、白金系等通常の接触還元操作において
使用されるものを用いる事ができる。本発明の方法は中
間体として生成するハイドロキシメチル化体を反応系外
に単離せず、還元条件下で次の操作に移行する為、不安
定なハイドロキシメチル化体の分野、副反応を回避する
事ができ、Q一転化率および生成物の着色度に改善が認
められた。
アルデヒド、ガス状ホルムアルデヒド、ホルマリン水溶
液等を挙げる事ができるが、パラホルムアルデヒドを固
形のまま反応系に添加するのが反応を順調に行わせるの
に最も好適である。ホルマリン水溶液の使用も可能であ
るがその場合には前述したようにアセトンやジオキサン
など水と任意に混合する溶媒中では反応は進行し難いの
で水と混合し難い炭化水素系溶媒等を溶媒として選定す
べきである。本発明における接触還元操作は、好ましく
は初気圧30〜100k9/地の範囲、特に50kg′
の前後が望ましく、使用する触媒としては、ニッケル系
、パラジウム系、白金系等通常の接触還元操作において
使用されるものを用いる事ができる。本発明の方法は中
間体として生成するハイドロキシメチル化体を反応系外
に単離せず、還元条件下で次の操作に移行する為、不安
定なハイドロキシメチル化体の分野、副反応を回避する
事ができ、Q一転化率および生成物の着色度に改善が認
められた。
即ち、ハイドロキシメチル化体を単離し、次いで還元し
てQ−トコフェロールを得る従来法、例えば米国特許第
2640058(L.Weisleretall953
)ではyートコフエロールからQ−トコフェロールへの
転化率は追試の結果、高々75%であり、生成物の着色
も赤燈色を示した。一方本発明の方法ではy−トコフェ
ロールからのQ−化率は97.3%であり、生成物の着
色も淡燈黄色と向上を示した。従って本発明は商品価値
の高いQートコフェロールを高収率(高ひ化率)で得る
法法に関するものである。
てQ−トコフェロールを得る従来法、例えば米国特許第
2640058(L.Weisleretall953
)ではyートコフエロールからQ−トコフェロールへの
転化率は追試の結果、高々75%であり、生成物の着色
も赤燈色を示した。一方本発明の方法ではy−トコフェ
ロールからのQ−化率は97.3%であり、生成物の着
色も淡燈黄色と向上を示した。従って本発明は商品価値
の高いQートコフェロールを高収率(高ひ化率)で得る
法法に関するものである。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例 1
d−6ートコフェロール(純度95.0%)10夕、バ
ラフオルムアルデヒド5夕、正棚酸5夕、メチル棚酸5
0の【およびパラジウム、炭素500の9をオートクレ
ープに充填し、初気圧50k9/洲、200qoの条件
で4時間接触還元操作を行う。
ラフオルムアルデヒド5夕、正棚酸5夕、メチル棚酸5
0の【およびパラジウム、炭素500の9をオートクレ
ープに充填し、初気圧50k9/洲、200qoの条件
で4時間接触還元操作を行う。
反応終了後、反応混合物を炉過し、炉液にベンゼン50
の‘を加え、温水で3回洗練、次いで縮し、淡黄色油状
物質10.4夕を得る。本品のガスクロマトグラフィ一
による分析結果では原料の6−トコフェロールの存在は
確認されなかった。またェメリー・エンゲル法によりd
ートコフェロールの純度は93.8%であった。(Q−
トコフェロール転化率97.0%)実施例 2 d−6ートコフェロール(純度95%)10タパラフオ
ルムアルデヒド 5タ正棚酸
5夕メタノ−ル
50のZパラジウム・炭素
500の9以上を実施例1に従って反応
処理する。
の‘を加え、温水で3回洗練、次いで縮し、淡黄色油状
物質10.4夕を得る。本品のガスクロマトグラフィ一
による分析結果では原料の6−トコフェロールの存在は
確認されなかった。またェメリー・エンゲル法によりd
ートコフェロールの純度は93.8%であった。(Q−
トコフェロール転化率97.0%)実施例 2 d−6ートコフェロール(純度95%)10タパラフオ
ルムアルデヒド 5タ正棚酸
5夕メタノ−ル
50のZパラジウム・炭素
500の9以上を実施例1に従って反応
処理する。
淡黄色油状物質10.2夕を得る。
純 度 70.9%
転化率 71.9%
実施例 3
d−6ートコフェロール(純度95%) 10タパラフ
オルムアルデヒド 5タB203
5夕メタノール
50のZパラジウム・炭素
500の9以上を実施例1に従って反応
処理する。
オルムアルデヒド 5タB203
5夕メタノール
50のZパラジウム・炭素
500の9以上を実施例1に従って反応
処理する。
淡黄色油状物質10.3夕を得る。
純 度 94.2%
転化率 96.4%
次に実施例4〜12を表記して示す。
但しホルムアルデヒドとしてはパラホルムアルデヒドを
使用し、反応処理方法は実施例1に従って行う。
使用し、反応処理方法は実施例1に従って行う。
表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中AおよびBは同時に水素原子であるか、またはA
−Bで結合手を形成することを意味し、R_1、R_2
およびR_3は水素原子またはメチル基を意味する。 但し、R_1、R_2およびR_3が同時にメチル基で
ある場合および水素原子である場合は除く。)で表わさ
れるモノまたはジメチルトコール単体あるいはこれを2
種以上含む混合物を、接触還元条件下、硼酸またはその
誘導体の存在下にホルムアルデヒドと反応させることを
特徴とする次の化学式▲数式、化学式、表等があります
▼ で表わされるα−トコフエロールの合成法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49138861A JPS604183B2 (ja) | 1974-12-05 | 1974-12-05 | α−トコフエロ−ル合成法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49138861A JPS604183B2 (ja) | 1974-12-05 | 1974-12-05 | α−トコフエロ−ル合成法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5165761A JPS5165761A (en) | 1976-06-07 |
| JPS604183B2 true JPS604183B2 (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=15231840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49138861A Expired JPS604183B2 (ja) | 1974-12-05 | 1974-12-05 | α−トコフエロ−ル合成法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604183B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4617406A (en) * | 1985-02-11 | 1986-10-14 | Henkel Corporation | Purification of tocopherols |
-
1974
- 1974-12-05 JP JP49138861A patent/JPS604183B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5165761A (en) | 1976-06-07 |
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