JPS6043822B2 - 砂型の溶射コ−テイング方法 - Google Patents

砂型の溶射コ−テイング方法

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JPS6043822B2
JPS6043822B2 JP4724879A JP4724879A JPS6043822B2 JP S6043822 B2 JPS6043822 B2 JP S6043822B2 JP 4724879 A JP4724879 A JP 4724879A JP 4724879 A JP4724879 A JP 4724879A JP S6043822 B2 JPS6043822 B2 JP S6043822B2
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sand
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sand mold
refractory
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弘志 坂口
英雄 角田
修二 小野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は砂型鋳造の際に鋳物表面に砂が焼着するのを防
止するために行なう砂型の溶射コーティング方法に関す
る。
一般に、砂型を用いる鋳造においては、鋳造中に、鋳物
表面へ砂型表面の砂が付着したり、砂型側へ溶湯が浸透
したりする。
いわゆる焼着現象が発生することがある。該現象が発生
すれば、その鋳物の表面仕上に多大の費用を要すること
になるので、大きな不利益をもたらす結果となる。この
対策として、通常は、砂型の表面に樹脂を粘結剤とする
耐火物の塗型材を塗布する方法が採られているが、該方
法には次のような欠点がある。すなわち、塗型材中の耐
火物粉末を粘結しているフェノール等の樹脂が鋳造中に
燃焼し、粘結力を失い、塗型材層の強度ぎ低下する。
この結果、塗型材層に割れが入つたり、砂型表面から塗
型材層が剥離するようになり、これらが原因となつて−
砂の焼着現象を生じることが多い。また、焼着現象の対
策として、一部に、砂型の表面に耐火物材料を溶射する
方法が検討されている。
しかし、該方法によれば、溶射作業時に砂型の表面が高
温に加熱されるため、砂型の粘結剤が燃焼し、砂型表面
層の砂が剥離する事態が生じる。よつて、耐火物材料の
溶射はできないとされている。なお、C02砂型は耐火
物材料の溶射の可能性が多少あるが、表面層の砂粒の粘
結力がそれほど強くないので、表面割れや溶射層の剥離
が生じ易く、溶射作業が困難である。
本発明者等は、以上の諸点に鑑み、先に、これまで不可
能ないしは困難とされていた耐火物材料の溶射を極めて
容易に、かつあらゆる種類の砂型に適用できる方法とし
て耐火物材料の溶射に先立つて、砂型表面に水ガラスと
耐火物粉末とを含む混合液を塗布することにより、溶射
時の加熱によつて砂型が割れたり、砂粒が落下しないよ
うに砂型を補強した後、この表面に耐火物材料を溶射す
ることを特徴とする砂型の溶射コーティング方法(特願
昭53−15104時明細書参照)を提供した。
本発明者等は、この方法につき更に検討を重ねたところ
、鋳込温度の高い(1580〜1600℃)普通鋼や合
金鋼(Crを1.0%以上含む合金鋼)の鋳造の場合、
完全には焼着を防止できない場合があるという知見を得
た。そこで本発明者等は、高い鋳込温度を必要とする鋳
造の場合でも完全に焼着を防止できる砂型の溶射コーテ
ィング方法につき鋭意研究の結果、本発明方法を開発す
るに至つた。
すなわち本発明方法は砂型の表面に水ガラスと耐火物粉
末とを含む混合液を塗布し、乾燥後、この表面に耐火物
材料を溶射し、しかる後鋳造時の溶湯に対する抵抗力を
高めるために該溶射層の上に主として熱硬化性樹脂、耐
火物粉末および溶剤からなる塗型材を塗布することを特
徴とするものである。
本発明方法において、水ガラスとしてはSiO2/Na
2Oモル比1〜4程度のものが使用でき、耐火物粉末と
してはジルコンフラワー、アルミナ、シリカ、クロマイ
ト等が使用できる。
水ガラスは、砂型表面部の砂粒間の粘結力を高めるため
に用いられるものであるから、使用割合が少な過ぎれば
効果がbく、一方多過ぎる場合には後述する耐火物材料
の溶射特に該溶射層の剥離が生じ易くなるばかりでなく
、砂型表面積の耐火度が下がるため焼着防止効果を下げ
ることになる。従つて、水ガラスの使用割合は、2.0
〜20.0重量%が好適である。また、耐火物粉末は、
使用割合が少な過ぎると砂粒間に耐火物粉末を充填する
のに時間がかかり作業性が悪くなり、一方多過ぎると混
合液の粘度が高くなつて混合液が砂型表面層の砂粒間に
深く浸透しないため、砂粒間の粘結力を高める効果が低
下し耐火物材料の溶射時に該溶射層が剥離し易すくする
。従つて、耐火物粉末の使用割合は40〜85重量%が
好適である。上記水ガラスと耐火物粉末は水と混合して
混合液とする。
この時、水ガラスと水を均一に攪拌し.て水ガラス溶液
を調製しておき、ここに耐火物粉末を加えて混合する手
順を採れば、上記混合液は極めて容易に調製できる。上
記混合液は、スプレー、その他の適宜の手段によつて砂
型表面に塗布し、自然乾燥またはバー。ナー等によつて
乾燥される。該混合液の乾燥時の塗布層厚は、砂型表面
の砂粒の最も出た所を0とする場合、0が最も理想的で
あるが、−0.3〜+0.27wtとしてもよい。これ
は、塗布層厚が+0.2Tfr!n以上では耐火物材料
の溶射時に該溶射層が剥離し・易すくなり、−0.3以
下では砂粒間の粘結力を高める効果が低く耐火物材料の
溶射時に該溶射層が砂粒と共に剥離する結果となるから
である。つまり、混合液中の水ガラスと耐火物粉末は乾
燥した際に砂型表面に多量に付着して存在することは望
ましくなく、第1図に示すように砂型表面内部に混合液
が浸透し(第1図中、1)、この状態て乾燥した際に砂
布層厚(第1図中、t1)が−0.3〜+0.2顛にな
つていればよいといるものである。また、混合液の浸透
深さ(第1図、d)は2〜579!が好ましく、5w0
n以上に浸透させることは無意味であるばかりでなく、
砂型の通気度を下げる点で好ましくない。なお第1図中
、2は砂粒、Aは砂)型表面側、Bは砂型内部を示す。
上記混合液が塗布、乾燥された砂型表面に、アルミナ、
ジルコニウム、ジルコン酸カルシウム、その他各種の耐
火物材料が酸素一アセチレン方式の粉末溶射ガン、プラ
ズマ溶射ガン等によつて溶・射される。
溶射作業は、砂型表面の温度があまり上昇しないように
、また同じ個所に長時間溶射しないようにして、砂型の
大きさに応じて適当に冷却時間を取ることが望ましい。
例えば、小容積の砂型の場合、間歇的に数回溶射するが
、その間、・各回毎に冷却期間を取りながら、所望の溶
射層厚さを得るようにすればよい。また、溶射速度は遅
過ぎる場合には砂型の表面温度が上昇して砂型(例えば
フラン樹脂鋳型)の粘結剤であるフラン樹脂が燃焼し、
早過ぎる場合には耐火物材料の付着歩留が低下するため
、通常200〜1000mIfi/SeC程度とするこ
とが好ましい。更に、溶射層の厚さは、0.3TWL以
下では焼着防止効果が少なくなり、特殊な楊合を除いて
0.8Tfr!Ft以上は必要とせず、しかも0.8T
wt以上の厚さとすることは多大の作業時間を要するば
かりでなく、ひび割れを生じさせることもあるため、通
常は0.3〜0.87077!とすることが望ましい。
更に上記のようにして形成された溶射層の上に主として
熱硬化性樹脂、耐火物粉末、溶剤からなる塗型材が塗布
される。
該塗型材は、例えば、メチルアルコール、エチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール等の各種アルコールすな
わち溶剤に、例えばフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を
溶解させ、その後ジルコン粉末、アルミナ、シリカ、ク
ロマイト等の耐火物粉末を混合することにより調製され
る。また、該塗型材は、溶剤に対して耐火物粉末が多過
ぎる場合は、余り厚く付き過ぎで乾燥時にその塗布層が
剥離するので好ましくなく、逆に溶剤に対して少な過ぎ
る場合は、所定の厚さの塗型材の層を形成せさるのに時
間がかかり好ましくない。従つて、塗型材は、比重が1
.0〜1.8になるように溶剤、熱硬化性樹脂および耐
火物粉末の配合割合を調整することが望ましい。この配
合割合は、一般には、溶剤30〜60重量%、熱硬化性
樹脂1〜5重量%、耐火物粉末40〜8唾量%が好適で
ある。上記塗型材は、スプレー、その他の適宜の手段に
よつて前記した溶射層の上に塗布される。
該塗型材の乾燥時の塗型層厚は、前記溶射層の最も高い
部分をOとする場合、第2図に示すT2が0.1〜0.
5順とするのが望ましい。第2図中、第1図と同一符号
は第1図と同一意味を有し、3は溶射層、4は塗型材層
である。なお、上記塗型材層の粘結力は、市販の塗型材
で得られる塗型材層の粘結力と同程度で十分である。
次に、本発明の実施例を挙げる。
実施例 フラン樹脂混練砂で成型した直径50TIn1高さ50
;?の円筒状試験用砂型の外周面および二平面に、Si
O2/Napモル比2の水ガラス5.0重量%と水25
.0重量%とを混合したものにジルコン粉末(325メ
ッシュをオールバスし、5ミクロン以内のものが詔重量
%のもの)70.鍾量%を添加混合し・て調製して混合
液を、薄く(砂型表面の砂粒がいくらか目視できる程度
に)塗布し、熱風乾燥した。
得られた塗型層厚さは前記第1図中ちで示されるものが
−0.3〜+0.2TI$Lの範囲内にあつた。しかる
後、上記塗布面にアルミナ粉末を酸素−3アセチレン方
式の粉末溶射ガンにて溶射速度約300Tr0n/Se
Cで3〜6秒間の溶射を行ない、次に5分間の空冷を行
なうことを1サイクルとし、8サイクル行なつて約0.
3Tr0n厚さの溶射層を得た。更に、メタノール55
.睡量%にフェノール樹脂32.0重量%を溶解したも
のにジルコン粉末(325メッシュをオールバスし、5
ミクロン以内のものが38重量%のもの)43.呼量%
を添加混合して調製して塗型材(この場合の比重は1.
0〜1.8の範囲内にあつた)を、上記の溶射層上に、
乾燥時の塗布4層厚(第2図中T2で示されるもの)が
0.1〜0.5Tfr!nになるように塗布した。また
比較のために、上記と同様の砂型に市販の塗型材(ジル
コン粉末40〜9鍾量%、フェノール樹脂1〜5重量%
、メチルアルコール30〜6唾量%、および少量の活性
剤の混合液と推察される)を乾燥厚0.3となるように
塗布した。
上記のようにして得た2種類の砂型を、第3図に示すよ
うに、焼着比較試検用鋳型11f).高さ60−の空所
14の底部に、12(本発明方法による砂型)、13(
比較のための砂型)のように、溶射層、塗型材層を形成
しなかつた方の平面側を下向きにして埋め込んで設置し
、該空所14にSCPH4gf4′の溶湯60k9を溶
湯温度1580℃で鋳込んで焼着比較試験を行なつた。
なお第3図中、12aは本発明にかかる溶射層および塗
型材層を、13a市販の塗型材層を示す。上記試験に結
果、市販の塗型材を塗布した砂型13の方には浸透性焼
着が発生していたが、本発明方法による砂型12には焼
着現象が全くみられず極めて良好であつた。
以上説明した本発明方法によれば、次のような効果を奏
することができる。
(1)水ガラスおよび耐火物粉末で砂型表面層の砂の粘
結力が高められているため、耐火物材料の溶射作業時に
砂型表面層の砂が剥離することなく、砂型表面層に強固
な溶射層を形成させることができる。
(2)溶射層の微細な窪みの中に塗型材中の耐火物が充
填され、また全体的に塗型材層が溶射層の上に形成され
ているため、該塗型材層が溶射層に対して熱および溶湯
の緩衝材として働き、溶射層の耐溶湯性および耐焼着性
が増強される。
従つて、前記した先願方法では焼着を完全には防止でき
なかつた鋳込温度の高い(1580〜1600℃)普通
鋼や合金鋼(Crを1.0%以上含む合金鋼)の鋳造の
場合においても、溶射層が割れたり、剥離したりするこ
となく、焼着を完全に防止することができる。(3)本
発明方法によつて得られる砂型を用いて鋳造される鋳物
には砂の焼着が発生しないので、鋳物の表面仕上げに要
する費用が大幅に節減される。
(4)本発明方法は、粘土や各樹脂を粘結剤とする砂型
、CO2砂型、各種自硬性砂型、その他あらゆる砂型に
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の混合液布状況を示す説明図、第2
図は第1図のものの上に本発明方法の塗型材を塗布した
状況を示す説明図、第3図は本発明の実施例で行なつた
焼着比較試験時の砂型の設置方法を示す概略断面図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 砂型の表面に水ガラスと耐火物粉末とを含む混合液
    を塗布し、乾燥後、この表面に耐火物材料を溶射し、更
    にこの溶射面に熱硬化性樹脂、耐火物粉末および溶剤を
    含む塗型材を塗布することを特徴とする砂型の溶射コー
    ティング方法。
JP4724879A 1979-04-19 1979-04-19 砂型の溶射コ−テイング方法 Expired JPS6043822B2 (ja)

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JPS55139139A JPS55139139A (en) 1980-10-30
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