JPS6043959B2 - イノシンおよび/またはヒポキサンチン測定方法および測定用試験紙 - Google Patents
イノシンおよび/またはヒポキサンチン測定方法および測定用試験紙Info
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- JPS6043959B2 JPS6043959B2 JP22549182A JP22549182A JPS6043959B2 JP S6043959 B2 JPS6043959 B2 JP S6043959B2 JP 22549182 A JP22549182 A JP 22549182A JP 22549182 A JP22549182 A JP 22549182A JP S6043959 B2 JPS6043959 B2 JP S6043959B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、魚肉や畜肉等の鮮度の低下に伴い生成する
イノシンとヒポキサンチンを簡易かつ迅速に測定する方
法、およびこの方法に使用する試験紙に関するものであ
る。
イノシンとヒポキサンチンを簡易かつ迅速に測定する方
法、およびこの方法に使用する試験紙に関するものであ
る。
近年、生鮮食品の流通において、特に魚肉等の鮮度を
科学的に判定することが品質管理および価格の適正化の
観点から重要な問題となつてきている。
科学的に判定することが品質管理および価格の適正化の
観点から重要な問題となつてきている。
従来から魚肉等の鮮度を判定する指標として、魚肉中
のトリメチルアミン、PH)揮発性塩基性窒素等を測定
することが提案されてきたが、いわゆる’“生きのよさ
’’を知るうえでは必ずしも満足すべき指標とは言えな
い。
のトリメチルアミン、PH)揮発性塩基性窒素等を測定
することが提案されてきたが、いわゆる’“生きのよさ
’’を知るうえでは必ずしも満足すべき指標とは言えな
い。
魚肉等の生きの良さを判定するためのより一層有効な
指標としては、動物のエネルギー源であるアデノシンΞ
リン酸(ATP)の分解生成物の消長を調べることが知
られている。
指標としては、動物のエネルギー源であるアデノシンΞ
リン酸(ATP)の分解生成物の消長を調べることが知
られている。
アデノシンΞリゾ酸は次のように分解し、鮮度の低下に
伴いイノシンやヒポキサンチンが生成し、魚肉中に蓄積
する。アデノシン三リン酸(ATP)→アデノシンニリ
ン酸(,ADP)→アデノシン−リン酸(AMP)→イ
ノシン酸(IMP)→イノシン(HxR)→ヒポキサン
チン(1Ix)従つて鮮度を判定するうえで、魚肉中の
イノシン(以下HxRと略記する)とヒポキサンチン(
以下Hxと略記する)を定量することが重要となる。
伴いイノシンやヒポキサンチンが生成し、魚肉中に蓄積
する。アデノシン三リン酸(ATP)→アデノシンニリ
ン酸(,ADP)→アデノシン−リン酸(AMP)→イ
ノシン酸(IMP)→イノシン(HxR)→ヒポキサン
チン(1Ix)従つて鮮度を判定するうえで、魚肉中の
イノシン(以下HxRと略記する)とヒポキサンチン(
以下Hxと略記する)を定量することが重要となる。
HxR(5Hxの簡易定量法として従来から知られてい
る方法としてはカラム法と酵素法が挙げられる。
る方法としてはカラム法と酵素法が挙げられる。
カラム法は、試料液を予め除タンパク処理してからイオ
ン交換樹脂を用いたカラムクロマトグラフィーて上記し
たATP分解生成物毎に分離分画し、HxRとHx分画
の紫外線吸光度からそれらの濃度を測定する方法である
。酵素法は、ヌクレオシドホスホリラーゼとキサンチン
オキシターゼを用いて試料液中のHxRと取を尿酸に分
解したのち紫外部吸光度を測定して尿酸を定量し、この
値から試料液中のHxRとHx濃度を求める方法である
(カラム法、酵素法については「水産生物化学食品学実
験書」17〜28頁(恒星社厚生閣発行、昭和4師10
月15日)を参照のこと)。しかしながら、これらの従
来法は、試料を試験室に持ち込んて除タンパク処理や分
離分画等の繁雑な操作を要し、あるいは紫外部吸収を測
定しなければならないため、現場において簡便、迅速に
行なえる測定法とは言えない。従つて、本発明の目的は
、除タンパク処理や分離分画等の繁雑な操作を必要とせ
ず、簡便、迅速にHxR.5llxを測定できる方法を
提供すること;吸光度の測定をせすとも肉眼的に発色の
濃淡を調べることによつて、特に現場において簡便,迅
速に1IxR(5Hxを測定てきる方法を提供すること
;さらには上記の測定方法を一層効果的に実施するため
に使用する試験紙を提供することである。
ン交換樹脂を用いたカラムクロマトグラフィーて上記し
たATP分解生成物毎に分離分画し、HxRとHx分画
の紫外線吸光度からそれらの濃度を測定する方法である
。酵素法は、ヌクレオシドホスホリラーゼとキサンチン
オキシターゼを用いて試料液中のHxRと取を尿酸に分
解したのち紫外部吸光度を測定して尿酸を定量し、この
値から試料液中のHxRとHx濃度を求める方法である
(カラム法、酵素法については「水産生物化学食品学実
験書」17〜28頁(恒星社厚生閣発行、昭和4師10
月15日)を参照のこと)。しかしながら、これらの従
来法は、試料を試験室に持ち込んて除タンパク処理や分
離分画等の繁雑な操作を要し、あるいは紫外部吸収を測
定しなければならないため、現場において簡便、迅速に
行なえる測定法とは言えない。従つて、本発明の目的は
、除タンパク処理や分離分画等の繁雑な操作を必要とせ
ず、簡便、迅速にHxR.5llxを測定できる方法を
提供すること;吸光度の測定をせすとも肉眼的に発色の
濃淡を調べることによつて、特に現場において簡便,迅
速に1IxR(5Hxを測定てきる方法を提供すること
;さらには上記の測定方法を一層効果的に実施するため
に使用する試験紙を提供することである。
すなわち本発明のHxRと取の測定方法は、ヌクレオシ
ドホスホリラーゼとキサンチンオキシターゼとテトラゾ
リウム塩と脱酸素材とをHxRおよび/またはHxを含
む試料液に作用させて、生成するホルマザン色素の濃淡
から試料液中のHxRおよび/またはHx濃度を測定す
ることを特徴とするものてある。本発明で使用するヌク
レオシドホスホリラーゼは酵素分類表2・4・2・1の
酵素であり、HxRをHxに加リン酸分解する。
ドホスホリラーゼとキサンチンオキシターゼとテトラゾ
リウム塩と脱酸素材とをHxRおよび/またはHxを含
む試料液に作用させて、生成するホルマザン色素の濃淡
から試料液中のHxRおよび/またはHx濃度を測定す
ることを特徴とするものてある。本発明で使用するヌク
レオシドホスホリラーゼは酵素分類表2・4・2・1の
酵素であり、HxRをHxに加リン酸分解する。
一方、キサンチンオキシターゼは酵素分類表1・2・3
・2の酵素であり、Hxを酸化して尿酸に分解する。こ
れら2種の酵素を併用する理由は次の通りである。すな
わち魚種によつてはATPをHxまで分解するものとH
xRまでしか分解しないものとがあり、キサンチンオキ
シターゼのみを使用した場合にはHxRには作用せず従
つてHxR量は測定できないが、ヌクレオシドホスホリ
ラーゼを併用すればHxRはHxに分解されるから、こ
の分解により生成されたHxと試料中に本来含有されて
いたHxとの合計量がキサンチンオキシターゼによる酸
化分解を受けて尿酸とされるのてある。従来の酵素法に
おいては、かくして生成された尿酸を紫外部吸収により
直接測定していたが、本発明においては尿酸を直接測定
しない点で従来の酵素法とは異なるものである。すなわ
ち本発明によれば、上述のごとき酵素反応系に酸化還元
色素であるテトラゾリウム塩を存在させておき、キサン
チンオキシダーゼがHxを尿酸に酸化する際に同時にテ
トラゾリウム塩を還元して赤色のホルマザン色素を生成
させるようにする。ホルマザン色素の生成量は反応系中
に存在する取量によつて変化し、凪量が多ければホルマ
ザン色素の生成量も増加して濃色に発色し、Hx量が少
なければホルマザン色素の生成量も減少して発色は淡く
なる。従つてホルマザン色素の濃淡を測定すれば、これ
から反応系中のHx量を求めることができるのである。
このときの反応系中の凪量は試料液中のHxR.5Hx
の合計量に相当することに留意すべきである。テトラゾ
リウム塩としては、ネオテトラゾリウムクロライドやト
リフェニルテトラゾリウムクロライド等が好ましく使用
できる。
・2の酵素であり、Hxを酸化して尿酸に分解する。こ
れら2種の酵素を併用する理由は次の通りである。すな
わち魚種によつてはATPをHxまで分解するものとH
xRまでしか分解しないものとがあり、キサンチンオキ
シターゼのみを使用した場合にはHxRには作用せず従
つてHxR量は測定できないが、ヌクレオシドホスホリ
ラーゼを併用すればHxRはHxに分解されるから、こ
の分解により生成されたHxと試料中に本来含有されて
いたHxとの合計量がキサンチンオキシターゼによる酸
化分解を受けて尿酸とされるのてある。従来の酵素法に
おいては、かくして生成された尿酸を紫外部吸収により
直接測定していたが、本発明においては尿酸を直接測定
しない点で従来の酵素法とは異なるものである。すなわ
ち本発明によれば、上述のごとき酵素反応系に酸化還元
色素であるテトラゾリウム塩を存在させておき、キサン
チンオキシダーゼがHxを尿酸に酸化する際に同時にテ
トラゾリウム塩を還元して赤色のホルマザン色素を生成
させるようにする。ホルマザン色素の生成量は反応系中
に存在する取量によつて変化し、凪量が多ければホルマ
ザン色素の生成量も増加して濃色に発色し、Hx量が少
なければホルマザン色素の生成量も減少して発色は淡く
なる。従つてホルマザン色素の濃淡を測定すれば、これ
から反応系中のHx量を求めることができるのである。
このときの反応系中の凪量は試料液中のHxR.5Hx
の合計量に相当することに留意すべきである。テトラゾ
リウム塩としては、ネオテトラゾリウムクロライドやト
リフェニルテトラゾリウムクロライド等が好ましく使用
できる。
上記したテトラゾリウム塩の還元によるホルマザン色素
の生成反応は、反応系に酸素が存在すると効果的に進行
しないため、脱気条件下で行なう必要があるが、本発明
においては反応系に亜硫酸ナトリウム等の脱酸素剤を存
在させておくことによつて、大気下でも脱酸素状態を与
えることができ、テトラゾリウム塩の還元反応を確実に
行なわせるることができるのである。
の生成反応は、反応系に酸素が存在すると効果的に進行
しないため、脱気条件下で行なう必要があるが、本発明
においては反応系に亜硫酸ナトリウム等の脱酸素剤を存
在させておくことによつて、大気下でも脱酸素状態を与
えることができ、テトラゾリウム塩の還元反応を確実に
行なわせるることができるのである。
本発明を実施するに際しては、先ず上記した2種類の酵
素とテトラゾリウム塩と脱酸素剤とを溶解せしめた溶液
を調製する。
素とテトラゾリウム塩と脱酸素剤とを溶解せしめた溶液
を調製する。
なお、溶液中での酵素の活性を安定に保つため、PH7
.5〜8の緩衝液を溶液中に添加することが望ましい。
次いで、魚肉等をホモジナイズした試料液を前記の溶液
と接触せしめて数分間放置する。この間、酵素による試
料液中のHXR(7)HXへの分解、Hxの尿酸への酸
化、これに伴うテトラゾリウム塩の還元が起り、可視部
に吸収をもつ赤色のホルマザン色素が生成する。生成し
たホルマザン色素の濃淡を肉眼的に観察することも可能
てあるが、より精度よく測定するには、四塩化炭素等の
抽出溶媒を用いて反応液中の不溶性ホルマザン色素を抽
出し、この抽出液の可視部吸収を測定することによつて
発色の濃淡を判定することが望ましい。
.5〜8の緩衝液を溶液中に添加することが望ましい。
次いで、魚肉等をホモジナイズした試料液を前記の溶液
と接触せしめて数分間放置する。この間、酵素による試
料液中のHXR(7)HXへの分解、Hxの尿酸への酸
化、これに伴うテトラゾリウム塩の還元が起り、可視部
に吸収をもつ赤色のホルマザン色素が生成する。生成し
たホルマザン色素の濃淡を肉眼的に観察することも可能
てあるが、より精度よく測定するには、四塩化炭素等の
抽出溶媒を用いて反応液中の不溶性ホルマザン色素を抽
出し、この抽出液の可視部吸収を測定することによつて
発色の濃淡を判定することが望ましい。
本発明を現場においてよソー層簡便、迅速に実施するた
めには、酵素とテトラゾリウム塩と脱酸素剤とを予め吸
収せしめた試験紙を用いることが好ましい。
めには、酵素とテトラゾリウム塩と脱酸素剤とを予め吸
収せしめた試験紙を用いることが好ましい。
すなわち、2種類の酵素とテトラゾリウム塩とを水溶液
にして濾紙等に吸収させたのち、酵素の失活を防ぐため
凍結真空乾燥機を用いて乾燥し酵素一色素紙を作製する
。なおこの場合にも、酵素の活性を安定に保つためPH
緩衝液を用いたり、さらには酵素の失活を防ぐために酸
化防止剤および安定剤を水溶液中に添力叱ておくことが
望ましい。一方、脱酸素剤は単独で水溶液とし、上記と
は別の濾紙等に吸収させたのち真空中て乾燥し脱酸素紙
を作製する。脱酸素紙を酵素一色素紙とは別に作製する
理由は、製作中および保存中に脱酸素剤による酵素の失
活を防止するためである。かくして得られた酵素一色素
紙と脱酸素紙とを重ね合せることによつてHxRとHx
の測定用試験紙ができる。
にして濾紙等に吸収させたのち、酵素の失活を防ぐため
凍結真空乾燥機を用いて乾燥し酵素一色素紙を作製する
。なおこの場合にも、酵素の活性を安定に保つためPH
緩衝液を用いたり、さらには酵素の失活を防ぐために酸
化防止剤および安定剤を水溶液中に添力叱ておくことが
望ましい。一方、脱酸素剤は単独で水溶液とし、上記と
は別の濾紙等に吸収させたのち真空中て乾燥し脱酸素紙
を作製する。脱酸素紙を酵素一色素紙とは別に作製する
理由は、製作中および保存中に脱酸素剤による酵素の失
活を防止するためである。かくして得られた酵素一色素
紙と脱酸素紙とを重ね合せることによつてHxRとHx
の測定用試験紙ができる。
この試験紙を使用するに際しては、魚肉等をホモジナイ
ズした試料液を試験紙の脱酸素紙側から接触させて5〜
1紛間放置後、酵素一色素紙側の発色の濃淡を判定する
。濾紙上の発色の濃淡は色票などを用いて肉眼的に容易
に判定することができ、色票の読みとHxR,Hxの濃
度との関係を予め求めておけば、色票の読みから試料液
中のHxR,H堰度を定量することができる。試験紙作
製用の固定化材としては濾紙以外にもゼラチンやコラー
ゲン等を必要に応じて使用することができる。以上の説
明かられかるように本発明方法によれば、魚肉等の鮮度
の指標となるHxRおよびHx濃度を大気下で簡便かつ
迅速に測定することができ、従来法において必要とされ
ていた試料液の除タンパク処理やカラムによる分画操作
、さらには紫外部吸収の測定などの繁雑な操作も不要と
することができる。
ズした試料液を試験紙の脱酸素紙側から接触させて5〜
1紛間放置後、酵素一色素紙側の発色の濃淡を判定する
。濾紙上の発色の濃淡は色票などを用いて肉眼的に容易
に判定することができ、色票の読みとHxR,Hxの濃
度との関係を予め求めておけば、色票の読みから試料液
中のHxR,H堰度を定量することができる。試験紙作
製用の固定化材としては濾紙以外にもゼラチンやコラー
ゲン等を必要に応じて使用することができる。以上の説
明かられかるように本発明方法によれば、魚肉等の鮮度
の指標となるHxRおよびHx濃度を大気下で簡便かつ
迅速に測定することができ、従来法において必要とされ
ていた試料液の除タンパク処理やカラムによる分画操作
、さらには紫外部吸収の測定などの繁雑な操作も不要と
することができる。
特に試験紙を用いる本発明によれば、試料液を試験紙に
接触させて試験紙の発色の濃淡を肉眼的に判定するだけ
で試料中のHxRと凪濃度を直ちに測定することができ
るため、特別な分析機器を用いすとも小売店等の現場で
魚肉の鮮度をきわめて簡易に迅速に確めることができる
。以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
接触させて試験紙の発色の濃淡を肉眼的に判定するだけ
で試料中のHxRと凪濃度を直ちに測定することができ
るため、特別な分析機器を用いすとも小売店等の現場で
魚肉の鮮度をきわめて簡易に迅速に確めることができる
。以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例1
PH7.8のリン酸緩衝液4.5m1110n1Mトリ
フェニルテトラゾリウムクロライド0.5m11キサン
チンオキシターゼ0.1酵素単位、ヌクレオシドホスホ
リラーゼ0.涌素単位、および亜硫酸ナトリウム0.1
mm01esを混合した。
フェニルテトラゾリウムクロライド0.5m11キサン
チンオキシターゼ0.1酵素単位、ヌクレオシドホスホ
リラーゼ0.涌素単位、および亜硫酸ナトリウム0.1
mm01esを混合した。
この混合溶液中のHxRまたはHx濃度がそれぞれ0.
02,0.05,0.1,0.2rT1M程度となるよ
うに基質溶液を添加して放置し、上記テトラゾリウム塩
の還元により生成する発色不溶性ホルマザンを生成させ
た。次いでこの溶液に1N−HClO.5mlアセトン
0.5m1、四塩化炭素5m1を加えて振とうし、発色
不溶性ホルマザンを四塩化炭素相に抽出させ、この抽出
液の吸光度を485nn1の波長で測定した。HxR濃
度と吸光度との関係を第1図に、Hx濃度と吸光度との
関係を2図に示す。なお、このときのHxRおよびHx
基質溶液のファクターはそれぞれ0.903および0.
873であつた。第1図および第2図のグラフかられか
るように、本発明の測定方法によつてHxRまたはHx
を精度よく、しかも大気下で簡便に定量することが可能
である。
02,0.05,0.1,0.2rT1M程度となるよ
うに基質溶液を添加して放置し、上記テトラゾリウム塩
の還元により生成する発色不溶性ホルマザンを生成させ
た。次いでこの溶液に1N−HClO.5mlアセトン
0.5m1、四塩化炭素5m1を加えて振とうし、発色
不溶性ホルマザンを四塩化炭素相に抽出させ、この抽出
液の吸光度を485nn1の波長で測定した。HxR濃
度と吸光度との関係を第1図に、Hx濃度と吸光度との
関係を2図に示す。なお、このときのHxRおよびHx
基質溶液のファクターはそれぞれ0.903および0.
873であつた。第1図および第2図のグラフかられか
るように、本発明の測定方法によつてHxRまたはHx
を精度よく、しかも大気下で簡便に定量することが可能
である。
実施例2
PH7.8のリン酸緩衝液5m1、トリフェニルテトラ
ゾリウムクロライド0.1mm0Ies1キサンチンオ
キシダーゼ槍酵素単位、ヌクレオシドホスホリラーゼ2
Vf素単位、シヨ糖(安定剤)1′、1%メルカプトエ
タノール(酸化防止剤)0.2m1に水を加えて15m
1とし酵素一色素溶液を調製した。
ゾリウムクロライド0.1mm0Ies1キサンチンオ
キシダーゼ槍酵素単位、ヌクレオシドホスホリラーゼ2
Vf素単位、シヨ糖(安定剤)1′、1%メルカプトエ
タノール(酸化防止剤)0.2m1に水を加えて15m
1とし酵素一色素溶液を調製した。
この溶液をクロマト用濾紙に吸収させたのち、凍結真空
乾燥して酵素一色素紙を作製した。これとは別に、亜硫
酸ナトリウム約8gを水100m1に溶解した溶液をク
ロマト用濾紙に吸収させたのち真空乾燥して脱酸素紙を
作製した。
乾燥して酵素一色素紙を作製した。これとは別に、亜硫
酸ナトリウム約8gを水100m1に溶解した溶液をク
ロマト用濾紙に吸収させたのち真空乾燥して脱酸素紙を
作製した。
次に、上記で得られた酵素一色素紙と脱酸素紙とを重ね
合せて本発明の試験紙を作製した。HxRまたはHx濃
度がそれぞれ0.05,0.01,0.15,0.20
,0.30,0.40rT1Mとなるように調製した基
質溶液を本発明試験紙の脱酸素紙側から滴下し、5〜1
紛後に酵素一色素紙側の発色の濃淡を色票(JISZ−
8721)を用いて測定した。結果を第1表に示す。第
1表かられかるように、本発明試験紙によれはFIxR
またはHx濃度を試験紙の発色(可視部の赤色)の濃淡
によつて測定することがきる。
合せて本発明の試験紙を作製した。HxRまたはHx濃
度がそれぞれ0.05,0.01,0.15,0.20
,0.30,0.40rT1Mとなるように調製した基
質溶液を本発明試験紙の脱酸素紙側から滴下し、5〜1
紛後に酵素一色素紙側の発色の濃淡を色票(JISZ−
8721)を用いて測定した。結果を第1表に示す。第
1表かられかるように、本発明試験紙によれはFIxR
またはHx濃度を試験紙の発色(可視部の赤色)の濃淡
によつて測定することがきる。
実施例3鯉を即殺後氷冷保存し、一定時間経過する毎に
試料を採取し、この試料の9倍量の水を加えてホモジナ
イズして試料液を調製した。
試料を採取し、この試料の9倍量の水を加えてホモジナ
イズして試料液を調製した。
この試料液を実施例2て作製した本発明試験紙の脱酸素
紙側から滴下し、実施例2と同様にして酵素一色素紙の
発色の濃淡を色票を用いて測定し、色票の読みから試料
液中のHxR.(5Hxの合計量濃度を求めた。結果を
第2表に示す。上記の本発明試験紙を用いた測定と並行
して、従来のカラム法を用いてHxRとHxの濃度を測
定した。
紙側から滴下し、実施例2と同様にして酵素一色素紙の
発色の濃淡を色票を用いて測定し、色票の読みから試料
液中のHxR.(5Hxの合計量濃度を求めた。結果を
第2表に示す。上記の本発明試験紙を用いた測定と並行
して、従来のカラム法を用いてHxRとHxの濃度を測
定した。
このカラム法による測定においては、上記で調製した試
料液を過塩素酸処理して除タンパクしたのち、イオン交
換樹脂(強塩基性陰イオン交換樹脂)を充填したカラム
て分離分画後、紫外部の吸光度を測定することによつて
試料液中の11xRとHxの合計料濃度を求めた。結果
を第2表に併記する。第2表かられかるように、本発明
試験紙を用いる方法はカラム法よりも精度は劣るが、現
場においてきわめて簡易にしかも迅速に行なえるため、
流通過程における魚肉の鮮度の良否判定に有効に利用で
きるものである。
料液を過塩素酸処理して除タンパクしたのち、イオン交
換樹脂(強塩基性陰イオン交換樹脂)を充填したカラム
て分離分画後、紫外部の吸光度を測定することによつて
試料液中の11xRとHxの合計料濃度を求めた。結果
を第2表に併記する。第2表かられかるように、本発明
試験紙を用いる方法はカラム法よりも精度は劣るが、現
場においてきわめて簡易にしかも迅速に行なえるため、
流通過程における魚肉の鮮度の良否判定に有効に利用で
きるものである。
実施例4
小売店にて販売されているハマチおよびマクロの生身よ
りそれぞれ11個の試料(試料番号NO.l〜NOll
)を採取し、各試料より実施例3と同様にしてそれぞれ
の試料液を調製した。
りそれぞれ11個の試料(試料番号NO.l〜NOll
)を採取し、各試料より実施例3と同様にしてそれぞれ
の試料液を調製した。
これらの試料液中のHxR.l5Hxの合計量濃度を、
本発明試験紙による方法と従来のカラム法を用いて実施
例3と同様にして測定した。
本発明試験紙による方法と従来のカラム法を用いて実施
例3と同様にして測定した。
さらに、本発明試験紙法と従来のカラム法を用いてK値
(鮮度恒数)を求めた。
(鮮度恒数)を求めた。
K値は特に魚類の生鮮度判定の尺度となるものて、総A
′IT′関連化合物(ATP,ADP,AMP,IMP
,HxR,Hx)全量に対するHxR+Hx量の百分率
であり、次式によつて算出される:(例えば前述の「水
産生物化学食品学実験書」1頂参照)なお、カラム法に
よるK値は、個々に総ATP関連化合物濃度を測定して
算出したが、本発明試験紙法によるK値は、総ATP関
連化合物濃度を文献値の平均からハマチ8.2μMOl
es/g、マクロ7.5μMOles/Vとして算出し
た。
′IT′関連化合物(ATP,ADP,AMP,IMP
,HxR,Hx)全量に対するHxR+Hx量の百分率
であり、次式によつて算出される:(例えば前述の「水
産生物化学食品学実験書」1頂参照)なお、カラム法に
よるK値は、個々に総ATP関連化合物濃度を測定して
算出したが、本発明試験紙法によるK値は、総ATP関
連化合物濃度を文献値の平均からハマチ8.2μMOl
es/g、マクロ7.5μMOles/Vとして算出し
た。
結果をハマチについては第3表に、マクロについては第
4表にそれぞれまとめて示す。
4表にそれぞれまとめて示す。
これらの結果かられかるように、本発明試験紙法による
数値はカラム法による数値と実質的に一致しており、こ
のことから、本発明試験紙法によつて魚肉の鮮度をきわ
めて簡便、迅速に測定できることがわかる。
数値はカラム法による数値と実質的に一致しており、こ
のことから、本発明試験紙法によつて魚肉の鮮度をきわ
めて簡便、迅速に測定できることがわかる。
第1図は、本発明方法により反応液中に生成した発色不
溶性ホルマザン色素を四塩化炭素で抽出.した抽出液の
波長485r1mにおける吸光度とHxR濃度との関係
を示すグラフであり、第2図は、第1図におけると同様
にして測定した吸光度とHx濃度との関係を示すグラフ
である。
溶性ホルマザン色素を四塩化炭素で抽出.した抽出液の
波長485r1mにおける吸光度とHxR濃度との関係
を示すグラフであり、第2図は、第1図におけると同様
にして測定した吸光度とHx濃度との関係を示すグラフ
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ヌクレオシドホスホリラーゼとキサンチンオキシタ
ーゼとテトラゾリウム塩と脱酸素剤とをイノシンおよび
/またはヒポキサンチンを含む試料液に大気下で作用さ
せて、生成するホルマザン色素の発色の濃淡から前記試
料液中のイノシンおよび/またはヒポキサンチン濃度を
測定することを特徴とするイノシンおよび/またはヒポ
キサンチンの測定方法。 2 ヌクレオシドホスホリラーゼとキサンチンオキシタ
ーゼとテトラゾリウム塩と脱酸素剤とを含む溶液を前記
試料液と接触させ、生成するホルマザン色素の発色の濃
淡を吸光度によつて測定する特許請求の範囲第1項記載
の方法。 3 ヌクレオシドホスホリラーゼとキサンチンオキシタ
ーゼとテトラゾリウム塩とを第1の固定化材に保持せし
めて酵素−色素固定化物を作製し、脱酸素材を第2の固
定化材に保持せしめて脱酸素材固定化物を作製し、これ
ら酵素−色素固定化物と脱酸素材固定化物とを重ね合せ
て脱酸素材固定化物側から前記試料液を浸したのち、酵
素−色素固定化物側に生成するホルマザン色素の発色の
濃淡を肉眼的に測定する特許請求の範囲第1項記載の方
法。 4 ヌクレオシドホスホリラーゼとキサンチンオキシタ
ーゼとテトラゾリウム塩とを第1の固定化材に保持せし
めた酵素−色素固定化物および脱酸素材を第2の固定化
材に保持せしめた脱酸素材固定化物からなることを特徴
とするイノシンおよび/またはヒポキサンチン測定用試
験紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22549182A JPS6043959B2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | イノシンおよび/またはヒポキサンチン測定方法および測定用試験紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22549182A JPS6043959B2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | イノシンおよび/またはヒポキサンチン測定方法および測定用試験紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59118098A JPS59118098A (ja) | 1984-07-07 |
| JPS6043959B2 true JPS6043959B2 (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=16830147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22549182A Expired JPS6043959B2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | イノシンおよび/またはヒポキサンチン測定方法および測定用試験紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6043959B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61200558U (ja) * | 1985-06-03 | 1986-12-16 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0631388B2 (ja) * | 1986-02-12 | 1994-04-27 | 協同油脂株式会社 | 水溶性切削油組成物 |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP22549182A patent/JPS6043959B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61200558U (ja) * | 1985-06-03 | 1986-12-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59118098A (ja) | 1984-07-07 |
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