JPS6045378B2 - 音波による距離測定装置 - Google Patents

音波による距離測定装置

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JPS6045378B2
JPS6045378B2 JP52113184A JP11318477A JPS6045378B2 JP S6045378 B2 JPS6045378 B2 JP S6045378B2 JP 52113184 A JP52113184 A JP 52113184A JP 11318477 A JP11318477 A JP 11318477A JP S6045378 B2 JPS6045378 B2 JP S6045378B2
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    • GPHYSICS
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    • G01S15/08Systems for measuring distance only
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は音波による距離測定装置、特に超音波距離測定
装置に関する。
背景技術 カメラ用の超音波距離測定装置は米国特許第35227
64号、ドイツ特許第864048号、および1.B.
M技術公開公報(1.B.M.Jechnica1Di
sc10sure)Bulletin)第9巻、第7号
、196師、12月744頁乃至745頁に開示されて
いる。
これらに開示されている各装置は、超音波エネルギが撮
影されるべき被写体(被測定物)に送信され、上記超音
波エネルギは被写体により反射されてカメラに戻さ・れ
るようになつている。そして、送信トランジスジューサ
と受信トランスジューサとを分離して送信信号と受信信
号の特性が比較され、被写体までの距離を示す制御信号
が発生される。この制御信号はカメラのレンズ取付部材
を駆動するのに使用・され、レンズ取付部材と被写体ま
での距離に対応した位置に配置され、被写体に焦点が合
わされる。米国特許第3522764号に開示されてい
るものは、レンズ取付部材の位置を調整して得られる調
整可能な被写体迄の最大距離の2倍の距離を音が伝搬す
るのに必要な時間あるいはそれ以上の周期で40KHz
の超音波パースト信号を受信するようになつている。
パースト信号の送信期間の合い間に送信パースト信号と
同一周波数を有する被写体からの反射音波が受信され、
パースト信号の送信と受信との時間は被写体までの距離
に関係し、第1のパルス発生器の通流率を決定するのに
使用される。第2パルス発生器はレンズ取付部材に結合
されて第1パルス発生器と同一周波数のパルスを発生す
るもので、その通流率はレンズ取付部材の位置により決
定される。そして、これら2つのパルス発生器の通流率
が一致するまでレンズ取付部材が動かされる。ドイツ特
許およびIBM技術公報に記載されているものは、レン
ズ取付部材を移動させて得られる被写体までの最大距離
の2倍の距離を音が伝搬するのに必要な時間あるいはそ
れ以上の周期で超音波列が周波数変調されるようになつ
ている。
そして、被写体からの音波は送信エネルギの周波数と同
様に周波数変調され、被写体までの距離は送信信号の周
波数と受信信号の周波数との瞬時偏差により求められる
。このような従来技術による装置は、2つのトランジス
ジューサを必要とするとともに、被写体まての距離を求
めるのにかなりの時間を必要とするという欠点がある。
室温において、音は1秒間に3407TL伝搬するので
、一般に焦点合せが要求される最大距離77TLに達す
るには約20msec必要である。従つて、上述の装置
の動作周期は約407TLsecにしなければらない。
被写体までの距離を求めるのに10周期必要とすると、
カメラの焦点が合うまでには約0.聞2を消費すること
となる。このような消費時間は人間の反射運動に比較し
て長すぎるので、写真撮影には連続した2つの別個のス
テップすなわち焦点合せとシャッター操作を必要とする
。一般用距離測定を目的とするものとしては、超音波パ
ルスを使用する距離測定装置が米国特許第34549n
号に開示されている。この装置は、トラーンスジユーサ
により別個の固定周波数パースト信号が送信され、反射
音波が標的までの距離に関係する時間後同じトランスジ
ューサにより受信されるようになつている。一定周波数
の超音波を使用した楊合には、トランスジューサの受信
角度内の被測定物あるいはカメラの視界内の被測定物で
も検出されないことが多いことが判明した。
実験によれば、被測定物の種々の点からの反射音波は互
いに干渉し合つて受信器に到るまでに消滅あるいは減衰
し、受信器は応答せず、被測定物が検出されないとがわ
かつた。この現象は、被測定物がトランスジューサに比
較的近接している場合に多く見うけられるものである。
写真撮影を行う場合、被写体がカメラから27T1.以
内にあれは被写体が近接位置にあるものと考えられる。
多くの写真はこうした比較的近接位置にある被写体を撮
影したものであるから、トランスポンダが比較的近接し
た位置からの反射音波の受信をしそこなうと、レンズ取
付部材が不適当な位置に配置されてしまう。超音波送信
の放射パターンのサイドローブが別の問題を生じさせる
トランスジューサに比較的近接し且つアンテナパターン
の減衰サイドローブ中にあつて軸からはずれた位置にあ
る標的は、トランスジューサからかなりの距離離れて軸
上に位置する被写体にその強さが匹敵する反射音波を発
生するような表面特性あるいは他の特性を有する。この
ような場合、カメラのレンズ取付部材は撮影されるべき
被写体より軸からはずれている標的までの距離に応じて
配置される。トランスジューサはその占有領域を増加す
ることにより指向性を増加させることができるが、この
方法はカメラに結合される距離測定装置の寸法を増加さ
せ、トランスジューサを1つにすることができず、距離
測定装置の寸法および重量を増加させてしまう。発明の
目的本発明は、上記従来の欠点を除去し問題点を解決す
べくなされたもので、新規且つ改良された超音波距離測
定装置を提供することを目的とする。
さらに詳しくは、本発明の目的は自動焦点合せ機能をも
つたカメラに使用するのに好適で、近接距離の被測定物
に対してもその反射音波が消滅あるいは減衰して被測定
物の検出が不可能となるよ、うなことがなく、また比較
的遠距離の被測定物に対してもその反射音波の吸収が少
ない距離測定装置を提供することである。発明の開示お
よび効果 本発明は撮影されるべき被写体距離に応じてレンズ取付
部を移動して焦点を調整することが出来るようなりメラ
に用いて好適の超音波距離測定装置を提供するものであ
る。
本発明による距離測定装置は、音波エネルギを有するパ
ースト信号を被ノ測定物に向つて送信する送信装置と、
該被測定物から反射して戻つてくる前記パースト信号の
少くとも一部である反射音波を検出し、前記パースト信
号の送信から前記反射音波の受信までの時間間隔から前
記被測定物までの距離に関係する距離信i号を発生する
信号処理装置とを備え、さらに、前記パースト信号がそ
のはじめの部分に高い周波数から低い周波数に周波数が
変化する部分を有し、終りの部分に実質的に周波数一定
の部分を有し、かつ該周波数一定部分の周波数が前記周
波数変化フ部分の最も低い周波数に等しいかそれより低
い周波数となるように前記送信装置を制御する制御装置
を設けたことを特徴とする。実験によると、近接位置に
ある被写体からの反射音波の強さは超音波パースト信号
の周波数により決定される。
ある周波数の反射音波は干渉により非常に小さいものと
なり、ほかの周波数の反射音波は大きくなる。しかしな
がら、本発明によれは近接被写体に対してもパースト信
号中の前記周波数変化部分の何れかの周波数成分の反射
が有効に受信されて上述の目的を達成することができる
。この場合、受信器は前記周波数変化部分及び周波数一
定部分の全ての周波数成分を受信しうるように構成して
よいが、遠距離被写体については周囲状況によつて信号
対雑音比が悪くなる場合があるので、好ましい実施例に
おいては、時間と共にQの変化する可変Qフィルタを用
い前記周波数一定部分の周波数成分に対し、所定時間間
隔Qを大きくするようにする。
周波数変調されたパースト信号の好ましい形は、始めの
半分が時間の変化とともに周波数が変化するような形態
(レーダ用語のChirp)を有し、後の半分がはじめ
の半分の周波数の最低の周波数に等しい一定周波数を有
する。
周波数変化部分を(Chirp)有するので、多くの異
なつた周波数成分を有するエネルギが被写体に投射され
るので、例え他の周波数成分が消失しても、いくつかの
周波数成分が比較的近接した被写体から反射されてトラ
ンスジューサにもどる確率が高くなる。これは、上記い
くつかの周波数成分が干渉パターンを消滅させるからで
ある。パースト信号の好ましい形式は米国特許第243
378鏝に示されているような一定周波数部分を有しな
い単ーパースト信号を使用する周波数変調超音波距離測
定装置とは!異なつたものである。本発明においては、
周波数値およびその時間分布を適当に選択して、すべて
の距離における吸収効果および被写体(被測定物)近接
位置にある場合の反射音波の消失を最低にする。この場
合、被写体が遠い位置にあるときこには信号対雑音比に
悪影響することがない。受信器のはじめ部分の距離測定
時間においては、あらゆる反射音波は比較的近接位置に
ある被写体からのものであり、周波数変化部分(Chi
rp)の多くの異なつた周波数を有する。
フイクルタのQは小さい値を有し、フィルタ帯域幅は周
波数変化部分(Chirp)のすべての周波数に適応す
るのに十分な大きさを有する。Qの値が小さいと、多く
の雑音を受けるが、この雑音は近接位置にある被写体か
らの強い信号によりうち消される。受痘器距離測定時間
の最後の部分において、比較的遠い位置にある被写体か
ら反射音波が到達するが、吸収のため高い方の周波数変
化部分(Chiri)の周波数は到達しない。また、こ
の間に、ライルタのQの値は大きくなるとともに帯域幅
が狭くなるが、中心周波数は一定である。このよ.らに
、受信器は遠い位置にある被写体には若干.信号対雑音
比(S/N比)を上げて受信信号(反ノニ射岳波に相当
する信号)が打ち消されないようにする。受信器距離測
定時間のはじめの部分において、フィルタのQの値はよ
り小さいものとされカメラに近接した被写体からの反射
音波に対してはカメラから遠い位置にある被写体からの
反射音波に対してよりもフィルタの応答時間を減少させ
る(すなわちフィルタの応答の立上りがより迅速となる
)。
従つて、近接位置にある被写体に対する精度は遠い位置
にある被写体に対するそれより良くなる。そして、近接
位置にある被写体に対するレンズ取付部材の位置の誤差
を感度良く検出てき正しい焦点合せができるので、写真
撮影にとつて大きな利点がある。受信器距離測定時間の
間、可変Qフィルタのアドミッタンスが増加し受信器は
、近接位置にある被写体による反響信号よりも遠い位置
にある被写体による反響信号をより大きく増幅する。
このような技術は、トランスジューサの角度感度を減少
させ、トランスジューサの角度フィールドパターンのサ
イドローブにより生じる近接位置にある軸からはずれた
標的からの反響信号に対して弁別作用を行わせる。本発
明による受信器はさらにフィルタの出力が所定レベルを
越えたときに距離信号を発生する検出装置をそなえるこ
とができる。
キイーイングパルスが発生されてからこのような検出が
行われるまでの時間が被写体(被測定物)までの距離を
示す。本発明はまた上述のような超音波距離測定装置を
有するカメラにも存する。
本発明によるカメラは、距離信号に応じてカメラのレン
ズ取付部材を駆動しキイーイングパルスと距離信号との
時間遅れにより決定される位置に上記レンズ取付部材を
配置させる装置を有する。好ましい実施態様 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図において、参照番号10は本発明による距離測定
装置11を装備したカメラを示す。カメラ10は図に示
すようにハウジング12を包含し、ハウジング12内に
はフィルム13の反対側に位置するレンズ取付部材14
により支持されており、レンズ取付部材14は一定間隔
離間した端部位置間を光軸15に沿つて軸方向に移動可
能となつている。レンズ取付部材14が一方の端部位置
にある場合には、被写体16力幼メラ10から近接した
位置にあるとき例えばカメラから25cmの距離にある
とき、被写体16がフィルム13に結像するようになつ
ている。レンズ取付部材14が他の端部位置にあるとき
は、被写体16力幼メラ10から例えば7.5n1.以
上離れているときに焦点が合うようになつている。上記
2つの端部位置間において被写体に対して焦点を合わせ
ることのできるレンズ取付部材14の位置は被写体まで
の距、離の関数により示される。この関数は高次の非線
形関数てあり、レンズー被写体関数と指称される。後述
する方法により、超音波距離測定装置11は、距離パル
ス17を発生する。
この距離パルス17はキイーイングパルス18に対して
ある遅れを有しており、この遅れ時間はカメラ10と被
写体16との距離に関して直線的に変化するものである
。焦点合せ機構19はカメラ10と結合されており、パ
ルス17に応じて被写体16に焦点が合うような軸線位
置にレンズ取付部材14を移動させる。焦点合せ機構1
9は論理回路20を包含し、この論理回路20は距離パ
ルス発生器22から発生する距離信号21に応じてパル
ス列を発生し、その数が被写体16に焦点が合つたとき
のレンズ取付部材14の軸方向位置を示す。
これらのパルスはゲートを介してカウンタ23に加えら
れ、電動機24を駆動するために使用される。電動機2
4は装置25を介してレンズ取付部材14に機械的に連
続されている。装置25はまた補助パルス発生器26の
ような帰還装置に接続され、カウンタ23の内容により
制御されて電動機24が回転することにより補助パルス
発生器26は所定数のパルスを発生する。なお、このパ
ルス1個はレンズ装置の単位変位を示すものである。論
理回路20は補助パルス発生器26の出力に応じてレン
ズ取付部材14がカウンタ23の内容により決定される
位置に移動する時機を決定し、これにより、被写体16
に焦点が合わせられる。参照番号11で示される本発明
の超音波距離測定装置は超音波トランスジューサ装置2
7を包含し、この超音波トランスジューサ装置27は1
960年発行のアコーステイカ(AcOustica)
、VOllOl295頁乃至303頁に掲載されている
Gelde.K著述の6′セル原理(SellPrin
aple)を使用した電気音響トランスジューサの発振
特性゛という記事に示されているのと同様なセル型の静
電トランスジューサ要素を包含している。
この要素の好ましい形態の主ローブとサイドローブの性
質は該要素の背板(図示せず)の出力パターンにより決
定される。ある寸法のトランスジューサをある周波数で
使用した場合、トランスジューサの固定出力が最も幅の
狭いビームが作られる。例えば、上記記事に示されてい
る型のトランスジューサを50KHzで駆動し動作領域
を直径3.5C77!とした場合、中心軸から6動ずれ
た角度が半値角となる。第1の零点は13動において生
じ、第1のサイドローブは19おいて生じる。これらの
角度はトランスジューサの直径および周波数にほぼ反比
例し、第1のサイドローブは送信および受信状態に対し
て一17.6dBの相対出力を有し、この装置の総合相
対出力利得は約−35c1Bである。
改良されたパターンは角度はわずかに小さくなるが、サ
イドローブは小さくなる。トランスジューサ装置27は
レンズ取付部材14に物理的に近接して配置され、その
送信パターン28はレンズ取付部材14からの視界30
にほとんど一致した主ローブ29を有する。
送信パターン28の主ローブはサイドローブ31を伴な
つており、主ローブ29およびサイドローブ31の具体
的形状はトランスジューサ要素の具体的設計により決定
される。ノ 距離測定装置11は、また、制御電圧発生
器35と、この制御電圧発生器35に加えられるキーイ
ングパルス18に応じてトランスジューサ装置27を駆
動しこのトランスジューサ装置27から被写体(被測定
物)16に向けて超音波エネルギを有するパースト信号
を送信させる周波数変調器32と、上記パースト信号に
続く所定時間間隔(以下、受信範囲時間と指称する)範
囲内における被写体16からの反射音波を受けてトラン
スジューサにより発生される反響信号を処理する受信機
33とを包含している。
次に、この実施例の動作を説明する。
例えば、カメラの押しボタン(図示せず)を押圧するこ
とにより第1図の装置に手動入力が加えられると、この
手動入力は先端検出器34によりキイーイングパルスに
変換され、このパルスは制御電圧発生器35に印加され
る。制御電圧発生器35の出力は周波数変調器32を制
御してトランスジューサ装置27から周波数変調された
パースト信号を発生させる。制御電圧発生器35は変調
器32の出力電圧を変調し、トランスジューサパースト
信号の半サイクルの間、部Mセから50KHzまでの間
で周波数を変化させ、トランスジューサパルスの他の半
サイクルの間約50KHzに周波数を維持する。実験結
果によると、近接した被写体(被測定物)からの戻り量
は投射超音波パースト信号の周波数に強く依存しており
、ある周波数においては反射音波が生じないことがある
ことが判明した。
投射信号が周波数変化部分(Chjrp)を有すること
により、多くの周波数が確実に被写体に投射されるよう
になる。そこで少くともいくつかの周波数は消滅するこ
となくトランスジューサにもどされる。パースト信号の
半サイクルを50KHz一定とすることにより超音波エ
ネルギの吸収が最小と.なり、周囲の悪い状況において
遠く隔たつた被写体から確実に反射が得られるようにな
る。例えは、反射信号の出力は被写体からの距離に対し
て指数関数的に変化し、被写体に対する距離の4乗にほ
ぼ反比例する。例えは、20℃において550KHzの
信号を使用して被写体との距離を25cmから5mに変
化させた場合、反射信号は約60111B変化する。実
験によれば、温度2および湿度に対する吸収度および吸
収度の変化は周波数の増加とともに増加することが判明
した。一般に、周波数をく低くすればするほど、吸収度
は低くなる。任意の温度および任意の湿度において吸収
度が最も低くなるパースト信号周波数は50KHzであ
る。温度や湿度が悪い条件下においては、パースト信号
の高い方の周波数成分が減衰する傾向にある。従つて、
高い方の周波数はカメラが被写体に近接している場合に
有効である。換言すれば、単一周波数のパースト信号を
用いると干渉を受けるような近距離の場合に有効である
。パースト信号の(4)んセ成分がすべての周波数成分
中で最も減衰が小さく、カメラが被写体から遠い距離に
ある場合に適している。被写体16が比較的トランスジ
ューサ装置27ノに近接しているときには、トランスジ
ューサ要素から放射されて被写体16から反射されても
どつてくる信号は干渉のために消去された周波数を除い
て周波数変化部分(Chirp)中の周波数のほとんど
すべての周波数を含む。
被写体16がトラン.スジユーサ装置27からより遠い
距離にあるときは、反射信号は最も減衰の少い周波数成
分すなわち周波数変化部分(Chlrp)のうちより低
い周波数成分を含むようになる。パースト信号は65乃
至50K十の周波数変化部分(Chirp)および50
KHzの一定部分を組合せて8つの異なる信号態様を形
成することができる。
これらのうち半分は信号の2つの部分の過度的部分にお
いてステップ状の不連続部分を含むものとなる。変調器
を駆動する制御電圧を発生させるための電子回路を簡単
にする上で、上述のような不連続部分を有するパースト
信号は好ましくない。残りの4つの(連続した)パース
ト信号の態様は、周波数変化部分(Chlrp)が一定
周波数まで順次上昇するかあるいは下降するものてあり
、また周波数変化部分は一定周波数部分の前あるいは後
に位置するものである。被写体が近い位置にあるときに
は、干渉いわゆるスペックル(Speckle)が問題
となり、被写体が遠い位置にある場合には、信号対雑音
比が最も重要となる。
上述した所から明らかな様に、周波数変化部分(Chl
rp)をはじめに発生させることが望ましく、これによ
り、パースト信号の先端により動作し、距離測定精度が
良くなるので、被写体が近距離にあるとき特に望まれる
焦点合わせ精度が向上する。他方、低い方の周波数は吸
収は少いので、このような周波数は信号対雑音比が重要
となる被写体が遠い距離にあるような場合に使用される
のが望ましい。従つて、最初に周波数変化部分(Chj
rp)がきて低い方の一定周波数に降下するバースト信
号の周波数は、当初65KHZで、0.57T1.秒の
間に50K圧に降下し、その後、50K比を維持するよ
うにしたことが望ましい。
再び第1図を参照するに、キイーイングパルス18は、
制御電圧発生器35の動作を開始させるとともにトラン
スジューサ装置27から周波数変調された超音波パース
ト信号の送信を開始させ、受信器33のブランキングゲ
ート36にも印加される。
ブランキングゲート36の出力電圧レベルは受信器33
の出力に加えられ、トランスジューサパースト信号が出
力されて約0.4TrL.秒の後受信器33の出力を可
能とし、受信器距離測定時間と指称される所定期間、好
ましくは約407T1.秒の間、受信器33の出力を能
動領域に保持する。標高0、温度が20′Cの場合には
、このような所定時間内に、トランスジューサから放射
された音は約7.3Tn.離れた位置にある標的に反射
してもどつてくる。受信器33の出力を04TL秒遅れ
て与えることにより、トランスジューサ装置27のトラ
ンスジューサ要素がパースト信号の発生が終了した後−
安定するのに十分な時間が与えられる。そして、上記遅
延時間が距離測定装置が適応し得る被写体の最近接距離
を決定し、上記例の場合、これは25aとなる。第1図
に示すように、ブランキングゲート36の出力はまた前
置増幅器37にも加えられ、この前置増幅器37が上記
遅延をもつて動作するようになつている。トランスジュ
ーサ装置27が被写体16からの反射音波を受信するこ
とにより発生する反響信号は信号線38を介して前置増
幅器37に印加され、この前置増幅器37の出力はフィ
ルタ回路網39により処理される。
フィルタ回路網39は後に第3図を参照して詳述するよ
うに可変Qフィルタ40と、利得を任意に変えることが
できる増幅器41を包含している。可変利得増幅器41
が閾値レベルに達すると、レベル検出器42は距離パル
ス17を発生する。可変Qフィルタ40はQ制御回路4
3によりプログラム制御されるようになつており、Q制
御回路43はキイーイングパルスに応じて受信器距離測
定時間の間フィルタ40のQを増加させるように動作す
る。
フィルタ40の中心周波数はパースト信号の最も低い周
波数に等しく、ここでは50KHzである。この実施例
では制御回路43は受信器距離測定時間の間フィルタ4
0のQの値を5から70に変化させる。Qフィルタ40
のアドミッタンスは周波数の数であり、その周波数に対
する変化をQをパラメータとして第2図に示す。
フィルタ40のQが小さいときには第2図の曲線44で
示すようにフィルタ40の帯域幅は比較的広く、事実、
周波数変化部分(Chirp)のすべて周波数を通過さ
せるのに十分な広さを有する。受信器距離測定時間の始
めの部分においては、トランシーバに近接する被写体が
トランスジューサ装置27に反射音波を与え、この間、
フィルタ40のQの値は比較的小さくなつている。受信
器距離測定時間の終りの部分では、フィルタ40のQの
値は比較的大きく、フィルタ40の帯域幅は比較的狭い
ので、高い信号対雑音比を得られるようになつている。
パースト信号の50KHz成分はトランスジューサから
遠い距離にある被写体に最も良く到達てき、反射音波の
うちでも最も強いものとなる。
上述のように、受信器距離測定間の終りの部分ではフィ
ルタ40の帯域幅が比較的狭くなり、カメラから遠い被
写体の距離測定に適応したものとなる。第2図に示すよ
うに、Qの値が小さいときのフィルタ40のアドミッタ
ンスはQの値が大きいときのそれに比して非常に小さい
。従つて、フィルタ40のインピーダンスは受信器距離
測定時間のはじめの部分においてその終りの部分のそれ
より大きくなる。被写体が近接している場合には、反″
射音波が大きく、前記増幅器37に加えられる反響信号
も大きいが、上述のようにフィルタ40のインピーダン
スが変化するので前置増幅器37の出力は減衰させられ
る。すなわち、フィルタ40の出力は被写体の位置には
無関係なレベルを有す・る。一般に、フィルタ回路網3
9の一部をなす増幅器41の利得はこの増幅器に接続さ
れる利得制御回路46によりプログラム制御される。
制御回路46はキイーイングパルス18が印加されるこ
とノにより制御信号を発生し、距離測定時間の間増幅器
41の利得を増加させる。このように動作するので、ト
ランスジューサ装置27から比較的遠い距離にある被写
体から与えられる反射音波は、トランスジューサ装置2
7に近接した位置にある被写体から与えられる反射音波
より大きく増幅される。このようにフィルタ回路網39
の利得を変化させる利点は第1図に示すサイドローブ3
1の存在とサイドローブの一方の範囲内にある標的16
Aに関連して説明される。
標的16Aはカメラの対物レンズの視界の外に位置する
ので、距離測定装置が視界内にある被写体16を標的1
6Aから区別することが非常に望まれる。フィルタ40
のアドミッタンスを変化させることにより、あるいはフ
ィルタ40の動作のみでは不十分な場合には増幅器42
の利得も変化させて以下に説明するように上記区別を行
う。被写体16は標的16Aよりトランスジューサ装置
27から遠い位置にあるため、標的16Aからの反射音
波は被写体16からの反射音波より早くトランスジュー
サ装置27に到達する。
被写体16Aからの反射音波はサイドローブの強さの影
響により比較的弱いだけでなく、フィルタ40と増幅器
41の動作により検出器42に到達する信号のレベルは
この検出器の閾値以下となる。被写体16からの反射音
波がトランスジューサ装置27に到達するまでに、フィ
ルタ40のアドミッタンスは標的16Aからの反射音波
を受けたときの値より増加する(このことはフィルタ4
0の反響一信号に対するインピーダンスが減少すること
を意味する)。さらに、増幅器41の利得も前の値より
増加する。従つて、増幅器41の出力は検出器42の閾
値を越え、トランスジューサ装置27と被写体16との
距離に相当する時点において距離.パルス17が発生さ
れる。フィルタ40のQの値を変化させてこのフィルタ
40のアドミッタンスを変化させ、トランスジューサ装
置27の角度感度を減少させ、これにより軸からはすれ
た標的16Aを弁別できるという5好ましい結果が得ら
れるということのほかに、別の好ましい結果が得られる
この好ましい結果は、フィルタ40はそのQの値が小さ
いときには大きいときよりも立上り時間が短くなること
により得られる。被写体がカメラに比較的近接していく
ると反響信号は比較的速く立上る。立上り時間が短くな
ると反響信号の先端の検出を早めることができるので、
被写体が近接位置にある場合に立上りをより迅速にする
ことにより距離パルスの発生精度がより向上する。この
ことはカメラの要求に一致する。その理由は、焦点合せ
は被写体力幼メラにより近接している場合の方が被写体
遠い位置にある場合より誤差の影響を受けやすいからで
ある。超音波距離測定装置の好ましい構成例が第3図に
参照番号11Aを付して示されている。
距離測定装置11Aは、超音波トランスジューサ要素2
7Aと、キイーイングパルス18が印加されるこノとに
応じてトランスジューサ要素27Aを駆動して被測定物
に向けて周波数変調された超音波エネルギのパースト信
号を送信する変調器50と、受送器33Aとをそなえ、
受信器33Aは、フィルタ51を有し、パースト信号に
続く所定の時間間隔内(すなわちこの超音波距離測定装
置の距離測定時間内に被測定物(図示せず)から与えら
れる反射音波を受信してランスジユーサ要素27Aから
発生される反響信号を処理するものである。受信器33
Aはキイーイングパルス18に対して時間τだけ遅れて
距離信号17を発生する。上記時間τは被測定物からの
距離とリニアの関係がある(すわわち、時間τは音がト
ランスジューサと被測定物との間を伝搬するのに要する
時間の2倍である。)。再び第3図を参照するに、変調
器50は、ゲート信号発生器52と、電圧発生器53と
、電圧制御発振器54と、増幅器55と、変圧器56と
、減結合ダイオード57とをそなえる。
ゲート信号発生器52はその入力端bにキイーイングパ
ルス18が印加されると出力軸cからゲート信号を発生
する。ゲート信号発生器52には、自動遅延リセット機
能すなわちRC遅延機能を有するワンショットマルチバ
イブレータがシヨミツトトリガ回路と組み合わせて使用
されている。第4図cに示すように、ゲート信号58は
音がトランスジューサから標的への約77TLの距離を
伝搬し且つもどつてくるのに必要な時間に相当する約4
0T1.secの持続時間を有する。この距離はレンズ
取付部材14の無限焦点位置に相当する。被測定物7T
r1.以上の距離にあると、レンズ取付部材14の焦点
距離は無限に限定される。ゲート信号58に応じて、電
圧発生器53は第4図dに示すような時間変化を有する
電圧パルス59を発生する。
電圧発生器53の一構成例を第5図に示す。第5図にお
いて、例えば自動遅延リセット機能を有しゲート信号発
生器52によりトリガされるワンショットマルチバイブ
レータからなるパルス発生器98は1.0Tn.Sの入
力パルス(並列回路の各回路部分100と102に与え
られるパースト信号の長さに相当)。パルス発生器98
は接続点103と105からそれぞれ一対のダイオード
104と106を介して出力端108に適当な電圧を供
給し、出力端108から接続点103あるいは105の
高い方の電圧が送信される。入力パルスが印加されてい
る間、コンデンサ110は漸次減衰していく電圧を接続
点105に供給し、抵抗器112は接続点103に一定
の低電圧を与え、出力端108ははじめのうちは漸次減
少する電圧を受け、この電圧が接続点103の電圧と一
致すると、波形整形された電圧パルス59を発生する。
具体的に述べれば、電圧発生器53から発生する電圧は
ゲートパルスの発生開始点において零から6Vに上昇し
、そしてほぼ直線的に減少し、0.5m.sec後に約
4Vとなり、その後0.5msecの間ほぼ4Vに維持
し、零に減少する。上記電圧値および電圧変動の態様は
実際に使用し得るもののほんの一例であつて、当業者に
は、変調器を種々変更させて広い範囲にわたつて電圧値
および電圧変動の態様を設定し得ることは明らかであろ
う。電圧制御発振器54は波形整形された電圧パルス5
9(第4図参照)が印加されると、整合周波数変調パー
スト信号を発生する。
このパースト信号の周波数は、電圧発生器53の出力電
圧(パルス59)が6Vから4■に減少する間約関Mセ
から約50K丁にほぼ直線的に変化し、出力電圧が約4
■に維持されている間は約50K丁ほぼ一定となる。増
幅器55の増幅動作の後、周波数変調されたパースト信
号は変圧器56の一次巻線60に印加される。変圧器5
6の二次巻線61は減結合ダイオード57を介してトラ
ンスジューサ要素27Aに接続されている。二次巻線6
1の出力電圧はトランスジューサ27Aのためにできる
だけ大きな値例えば尖頭値で約300■とされ、ダイオ
ードとコンデンサの組み合せ回路62が数サイクル後に
例えば直流150Vのバイアス電圧をトランスジューサ
要素27Aに与える。このようにして二次巻線61の出
力電圧がトランスジューサ要素27Aを駆動し、該要素
27Aは第3図の矢印63て示すような強い指向性の周
波数変調されたパースト信号を放射する。トランスジュ
ーサ要素27Aに印加される上記駆動すなわちバイアス
電圧の値はトランスジューサ要素27A中に6μmのマ
イラ(Mylar)薄膜を使用する場合を基準としたも
のである。
そして、マイラ薄膜の厚さが異なつた値をとる場合には
上記電圧値はそれに応じたものとされ、トランスジュー
サ要素27Aの出力および反響信号に対する感度は同時
に最大値となる。また、出力回路のQの値はトランスジ
ューサ要素27Aのキャパシタンスに一部依存している
が、パースト信号の周波数変動部分(Chirp)が一
定振幅で送信され且つトランスジューサ要素27Aのキ
ャパシタンスに大きな影響を受けないようにするために
は、上記出力回路のQの値を比較的小さくしなければな
らない。Qの値を比較的小さくすることにより、この装
置から出力されるエネルギは駆動電圧の印加終了時点に
おいて迅速に減衰し、トランスジューサ要素27Aが比
較的近接した位置にある被測定物からの反射音波を受信
し得る静状態に迅速に到達する。減結合ダイオード57
は反射音波を受けている間、トランスジューサ要素27
Aから変圧器二次巻線61に信号が伝わらないように動
作する。
送信している間は、ダイオードの電圧降下の値0.7V
は駆動電圧の尖頭値300Vに比較して非常に小さいの
で、減結合ダイオード57は送信には何”ら影響を与え
ない。しかし、受信している間は、トランスジューサ要
素27Aから発生する反響信号は2μ■乃至20TrL
■の範囲の大きさであり、これらダイオードは反響信号
に対して開放回路として動作する。第3図においては、
被測定物からの反射音波は参照符号64で示され、トラ
ンスジューサ要素27Aから発生される反響信号は受信
機33Aにより処理される。
受信機33Aは、前置増幅器65と、前述のフィルタ5
1と、受信器距離測定時間ノにおいてフィルタ51のQ
を変化させる装置66と、反響信号を距離パルス17を
変換する検出装置67とをそなえる。受信器距離測定時
間の間、トランスジューサ要素27Aに印加される直流
電圧はほぼ直流150Vに維持される。前置増幅器65
の入力インピーダンスはトランスジューサ要素27Aの
インピーダンス(約12KΩ)に整合している。前置増
幅器65の出力インピーダンスはフィルタ51の最も大
きなQの値(ここでは約70)に対応した値に選択され
る。前置増幅器65の利得は約48C1Bである。フィ
ルタ51はLCフィルタであり、このフィルタのインダ
クタンス分を与える変圧器56の二次巻線61と、その
接続点間に前置増幅器65の出力端が接続されるコンデ
ンサ68と69とをそなえている。
タップ70は二次巻線61の接地点に近い位置に配設さ
れ、ここからフィルタ51の出力が約1KΩの値の抵抗
器72を介して高インピーダンス出力増幅器71に加え
られる。抵抗器72はフィルタ51のLC回路と並列関
係にあり、予めプログラムされるQ制御回路66の一部
をなす。Q制御回路66はフィルタ51のQの値を変化
させるものであり、電流発生器73と、抵抗器72と入
力端71Aとの間に直列に接続されるダイナミック可変
抵抗装置74とをさらにそなえる。抵抗装置74はダイ
オード76に並列に接続される固定抵抗器75(約1M
Ω)をそなえる。ダイオード76は電流発生器73が電
流を供給している間導通状態となるようになつている。
カメラから最も遠く隔たつた(すなわち約7TTL隔た
つた)位置にある被測定物からの反射音波の信号対雑音
比を最も高くするために、フィルタ51の中心周波数と
応答出力が半分となる周波数との偏差Δfは一定周波数
のパルス幅と0.2/(一定周波数パルス幅)なる関係
がある。好ましい実!施例では、遠い距離にある被測定
物からの反射音波が信号処理されている受信器距離測定
時間のおわり付近においてフィルタ51の出力半値幅は
約08KHzでなければならない。受信器距離測定時間
のはじめの部分の間において、カメラに近接し5た位置
にある被測定物からの反射音波が信号処理されていると
き、フィルタ51の帯域幅は周波数変化部分(Chir
p)のすべての周波数を通過させる周波数幅を有する。
従つて、フィルタ51ははじめ約30KHzの出力半値
幅を有し、中心周波数クは約50KHzである。帯域幅
に所要の変化を与えるには距離測定時間のはじめの部分
においてフィルタ51のQの値が約5であつたものをこ
のQの値を変化させて距離測定時間の終りの部分におい
てQの値を約70とすることにより達成される。代表的
d℃回路(キャパシタンスが約300pF)では、回路
に並列な抵抗は約1KΩから約1MΩに変化しなければ
ならない。フィルタ51のLC回路に並列な抵抗は抵抗
器75とダイオード76との並列回路に直列関係にある
抵抗器72の実効抵抗である。
前置増幅器65から供給される小さな交流信号に対する
ダイオード76の動抵抗はこのダイオードに流れる直流
フ電流にほぼ反比例し、ダイオード特性とは独立なもの
である。直流電流が比較的大きいときには、ダイオード
76の動抵抗は抵抗器72と76の抵抗値より非常に小
さい。これはフィルタ51の実効抵抗が実質的に抵抗器
72のみにより決定され・るからである。従つて、ダイ
オード76に流れる電流が大きいときには、フィルタ5
1のQの値は抵抗器72の値に依存する。抵抗器72の
値はフィルタ51のインダクタンスおよびキャパシタン
スの値を考慮して選択され、周波数変化部分゛(Chj
rp)のすべての周波数がフィルタ51を通過するよう
な帯域幅を設定するQが得られる。ダイオード76を流
れる電流が比較的小さいときには、ダイオード76の動
抵抗は抵抗器15の抵抗の値と同じオーダの大きさを有
し、フィルタ51の実効抵抗は本質的に抵抗器75によ
り決定される。従つて、ダイオード76に小さい電流が
流れている状態では、フィルタ51のQの値は抵抗器7
5の値により決定され、抵抗器75の値はパースト信号
の固定周波数とできるだけ一致した帯域幅が得られるよ
うに選択される。電流発生器73からダイオード76に
供給される電流を時間的に変化させるのは、フィルタ5
1の田回路に並列な抵抗の実効値を適当に変化させるた
めである。
このために、電流発生器73はゲートパルス58に応答
して第4図eの曲線77に示すように距離測定時間のは
じめの比較的短い時間において大きな値を有しその後単
調に減少する直流電流を発生する。曲線77は比較的簡
単な構成要素により作り出されるようになつており、こ
れは単調に増加する曲線に比してより高い反復性と安定
性を得るためである。電流発生器73はそれぞれ別個の
時定数を有する複数のRC回路をそなえることが望まし
く、これにより、漸次減少する電流が得られるようにな
つている。曲線77は3つの部分を有し、電流がほぼ一
定のレベルまで迅速に降下する約4msecの間の過渡
的部分77Aと、電流がほぼ一定の約67TLsecの
間のはじめの部分77Bと、電流がほぼ直線的に減少す
るおわりの部分77Cとからなつている。過渡的部.分
77Aの間、LC回路に並列関係にある実効抵抗の値は
増加するが、フィルタ51のQの値は主に抵抗器72の
値により決定され第4図fに示すようにわずかに変化す
るだけである。はじめの部分77Bの間、フィルタ51
のQの値はほぼ一定に維持される。従つて、被測定物が
トランスジューサ要素から約1.5rn.の範囲内にあ
るときには、フィルタ51の帯域幅およびアドミッタン
スはほぼ一定である。被測定物がトランスジューサ要素
から1.57TL.以上離れている場合には、第4図g
に示すように、フィルタ51のQの値が増加するにつれ
て帯域幅が漸次減少し、フィルタ51のアドミッタンス
は減少する。フィルタのアドミッタンスが変化すること
は受信器の実効的利得が変化することであり、上述の原
理に従つて、被測定物がトランスジューサ要素から約1
.5mの範囲内にあるときには、実効利得は比較的小さ
くほぼ一定の値をとり、被測定物が上記範囲を越えると
実効利得は増加する。そして、427TL.Sの距離測
定時間のほぼ115乃至116に相当するほぼ9rrL
sの間、帯域幅は比較的広くほぼ一定に保持され、距離
測定時間の残りの部分の間、帯域幅は漸次狭くなる。
換言すれば、近接位置(カメラから1.5m,までの位
置)にある被測定物から反射音波を受ける距離測定時間
のはじめの部分においては帯域幅およびQ等は一定とさ
れ、周波数変化部分のすべての周波数を確実に受信でき
るようになり、フィルタの起動を迅速化する。そして、
距離測定時間の残りの部分の間、帯域幅は狭くなり、信
号対雑音比が大きくなる。フィルタ51の出力は増幅器
71の入力端71Aに印加され、増幅器71の入力イン
ピーダンスは高く、フィルタに大きな負荷がかかるのを
防止し、Qが低くなるのを防止する。Q制御装置76の
逆並列接続ダイオードおよびタップ70が接地点に近い
位置に配設されているのでパルスの送信が制限されるが
、増幅器71は依然としてオーバドライブ状態にある。
しかし、すぐにもとの状態にもどるように設計されてお
り、送信パルスに続く約03TrLsec後にフィルタ
を通つて反響信号を扱える。この増幅器の出力インピー
ダンスは低く、利得は65dBである〇増幅器71の出
力は検出回路網67に印加される。
検出回路網67は、一般的なりランプ回路80、RC積
分器81および検出器82をそなえる。回路80はブラ
ンキングパルス発生器83により駆動され、ブランキン
グパルス発生器83はゲートパルス58に応じて第4図
hに示すようなブランクパルス85を発生する。パルス
85は約1.5rrL.SeCの間継続し、このパルス
が出力されている間、クランプ回路80は検出器82の
入力を接地電位に保持する。ブランキングパルスの発生
に続いて、フィルタ51を通過し増幅器71により増幅
された反響信号が整流され他のものと相互に関連づけら
れる。
積分器81はある時間間隔(例えば0.2msec)内
に反響信号の数サイクルを受けて、そのコンデンサに電
圧を発生させ、その値を増幅器84の閾値レベルに到達
させ、距離測定パルスを発生させるようになつている。
ここで使用される相互関連分析技術は入力信号の信号対
雑音比を改善するものではなく、カメラのレンズ台を動
かす機構に連結されている論理回路から発生する信号ス
パイクを弁別するためのフィルタをそなえるものである
。上述のように、可変Qフィルタは送信一受信時間にお
いて利得を増加させるものてある。しかしながら、増幅
器71の利得はランプ信号発生器96のような装置を用
いても送信一受信時間においノて変化させることができ
る。ランプ信号発生器96はゲート信号発生器52のゲ
ートパルスに応じて約42TLSeCの所定送信一受信
時間の間増幅器71に連続的に増加する利得制御信号を
印加し、時間の進行とともに増幅器の利得を実質的に連
続に7増加させる。上述の回路をほんのわずか変形させ
るだけで、種々の異つた態様で動作させることが可能で
ある。
好ましい実施例において説明したように、単ーパースト
信号すなわち1TrLsecの持続時間を有フする単一
送信パルスが使用される。増幅器の利得をランプ信号制
御しないこのような構成では、25Gから約5Tr1,
の距離にある目的物を検出でき、この距離を測定するの
に必要な時間は約35Tr1,SeC以下である。増幅
器の利得をランプ信号制御した場合、検出距離の前記上
限が約9rrL,となる。この実施態様はスナップ−シ
ョット型のカメラに好適である。その理由は、ただ1回
の手動操作をするだけで焦点合せおよび露出合せが完了
するからである。別の実施例においては、パースト信号
の変動部分は第6図に示すようにステップ状にディジタ
ル的に形成され、この場合、ゲート信号発生器52から
出力される42TI.SeCゲートパルス58に応じて
、クロック信号発生器122およびプログラム制御分周
器124によりステップ状の周波数パルス120が発生
される。
第7図に示すように、パルス120は65KHZから5
0K圧の間小さいステップの連続として減少していく。
別の動作態様としては、数種の異なつたパルスが使用さ
れ、各パルスが数種の異なつた距離の1つに対応してい
るものがあげられる。
例えば、短い幅のパルスが被測定物が10C!RLから
17TLの距離にある場合に使用され、第2のより長い
持続時間を有するパルスが被測定物がより遠い位置にあ
る場合に使用されている。フィルタのQはパルス幅に応
じて調整されなければならない。ただし、Qの最大値は
異なつたパルスに対して異なつた値とされる。信号対雑
音比はパルス幅の平行根に比例するので、パルス幅を変
化させることにより測定距離を増させることができる。
装置が0.5msecの幅のパルスを使用して5Tr1
.の距離を測定するようになつているとすれば、パルス
幅を最大5m.secにすれは6.5mの距離にある被
測定物の情報も得ることができる。ただし、フィルタの
Qの値は1皓.に設定することが望ましい。本発明は、
動作中焦点が連続的に調整される映画カメラの使用に適
当な連続的パルス発生装置に使用することができる。
信号対雑音比を改良することにより完全な反響を得るこ
とができる。好ましい実施例のようにフィルタのQを変
化させることはカメラの距離測定装置に使用する上で多
くの利点がある。第1に、多くの場合、第1図に示す本
発明の構成には別個のランプ利得制御回路を必要としな
い。第2に、変動部分を受信する・のに必要な整合フィ
ルタを必要としないので、回路が簡単となるとともに、
周波数変動部分(Chirp)を使用して被写体が近い
位置にある場合の干渉に対する感度を減少させ、被写体
が遠い位置にある場合にもさほど大きな信号対雑音比を
必要としない。
第3に、絶対精度の向上が最も望まれる被写体が近い位
置にある場合には、フィルタのQを小さくして立上り時
間を短くし、確実に高い精度が得られるようになつてい
る。最後に、フィルタ周波数に対する出力周波数の電子
的ドリクト、あるいは標的が動くことにより生じる周波
数変動(ドップラ効果)は被写体が遠い位置にある場合
にのみ影響があり、写真カメラにとつては問フ題となら
ない。ドリクトあるいは周波数変動が大きくなければな
るほど、より近い距離の測定に影響がある。Qの値が一
定の装置においては、すべての距離において徐々にふえ
ていくドクリトの影響は反射音波の全体的消失に匹敵す
る。上述の周波数の値、パルス幅等はほんの一例であつ
て、これらパラメータは本発明が適用される距離測定装
置の使用目的に応じて適当に選択したものである。
例えば、音響雑音および熱雑音が存在しても最も遠い距
離を信頼性高く測定できるよ・うに50KHzの周波数
が選択されたのである。また、周波数を選択するにはト
ランスジューサの寸法、許容できる角度等も考慮される
。そして、上述のフィルタの実効抵抗を変化させる技術
もほんの一例である。
LC回路に抵抗を並列に持続するかわりに直列に接続で
きる。この場合、抵抗器の値を変える必要がある。また
、電流制御ダイオードを使用するかわりに、デプレショ
ンモードで動作する電界効果トランジスタを使用でき、
この場合、トランジスタを並列に接続して使用すること
が望ましい。距離測定装置11と11Aはカメラだけで
なく広く一般的に使用できるものである。
例えば、これらの装置は、盲人を補助する装置、運搬手
段間の適当な間隔を保持するのを補助する装置、その他
距離情報を必要とするものすべてに適用し得る。上述し
た好ましい実施例の説明から本発明装置の改良点および
利点が明らかになつたであろう。
なお、本発明は特許請求の範囲の記載にのみ限定され、
その範囲および思想の範囲内において種々の変更あるい
は変形をなし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による超音波距離測定装置の一実施例を
カメラに結合させた構成例全体を示すブ咄ンク図、第2
図は可変Qフィルタの理想的応答を示す特性図、第3図
は本発明による距離測定装置の好ましい実施例を示す回
路図、第4図は第3図の装置各部の理想的波形を示す波
形図、第5図は第3図の装置に使用される電圧発生器を
示す回路図、第6図は第3図の距離測定装置中に示され
たトランスジューサ駆動装置の別の実施例を示すブロッ
ク図、第7図は第6図の実施例から発生される超音波パ
ースト信号を示す波形図である。 10・・・・・カメラ、11・・・・・・距離測定装置
、12・・・・ハウジング、13・・・・・フィルム、
14・・・・・・レンズ取付部材、15・・・・・・光
軸、16・・・・・・被写体、17・・・・・・距離パ
ルス、18・・・・・キイーイングパルス、19・・・
・・・焦点合せ機構、20・・・・論理回路、21・・
・・・・距離信号、22・・・・・・距離パルス発生器
、23・・・・カウンタ、24・・・・・・電動機、2
6・・・・・・補助パルス発生器、27・・・・・・超
音波トランスジューサ、27A・・・・・・トランスジ
ューサ要素、28・・送信パターン、29・・・・・・
主ローブ、30・・・・・・視界、31・・・・・・サ
イドローブ、32・・・・・・周波数変調器、33,3
3A・・・・・・受信器、34・・・・・・先端検出器
、35・・・・・・制御電圧発生器、36・・・・・・
ブランキングゲート、37・・・・・・前置増幅器、3
9・・・・フィルタ回路網、40・・・・・・可変Qフ
ィルタ、41・可変利得増幅器、42・・・・・ルベル
検出器、43,46・・・・・・Q制御回路、50・・
・・・・変調器、51・・・フィルタ、52・・・・・
・ゲート信号発生器、53・・電圧発生器、54・・・
・・・電圧制御発振器、55・・増幅器、56・・・・
・・変圧器、57・・・・・・減結合ダイオード、58
・・・・・・ゲート信号、59・・・・・電圧パルス、
60・・・・・一次巻線、61・・・・二次巻線、62
・・ダイオードとコンデンサの組合せ回路、64・・・
・反射音波、65・・・・・前置増幅器、66・・・・
・・Q制御回路、67・・・・・・検出装置、68,6
9・・・・・・コンデンサ、70・・・・・・タップ、
71・・・・・高インピーダンス出力増幅器、72・・
・・・・抵抗器、73・・・・・・電流発生器、74・
・・・・・ダイナミック可変抵抗装置、75・・・・固
定抵抗器、76・・・・・・Q制御装置、80・・・・
クランプ回路、82・・・・・検出器、83・・・・・
・ブランキングパルス発生器、84・・・・・・増幅器
、85・・・・ブランキングパルス、96・・・・・・
ランプ信号発生器、98・・・・・・パルス発生器、1
03,105・・・・・・接続点、104,106・・
・・・・ダイオード、108・・・・・・出力軸、11
0・・・・コンデンサ、112・・・・・抵抗器、12
0・・・・・・パルス、122・・・・・・クロック信
号発生器、124・・・・・プログラム制御分周器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 音波エネルギを有するバースト信号を被測定物に向
    つて送信する送信装置と、該被測定物から反射して戻つ
    てくる前記バースト信号の少くとも一部である反射音波
    を検出し、前記バースト信号の送信から前記反射音波の
    受信までの時間間隔から前記被測定物までの距離に関係
    する距離信号を発生する信号処理装置とをもつた音波に
    よる距離測定装置において、前記バースト信号がそのは
    じめの部分に高い周波数から低い周波数に周波数が変化
    する部分を有し、終りの部分に実質的に周波数一定の部
    分を有し、かつ該周波数一定部分の周波数が前記周波数
    変化部分の最も低い周波数に等しいかそれより低い周波
    数となるように前記送信装置を制御する制御装置を設け
    たことを特徴とする音波よる距離測定装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記周波数一定部
    分がバースト信号の長さの少くとも1/4を占めること
    を特徴とする音波による距離測定装置。 3 特許請求の範囲第1項において、前記バースト信号
    の周波数が変化する部分の周波数が約65KHzから5
    0KHzに減少するようにしたことを特徴とする音波に
    よる距離測定装置。 4 特許請求の範囲第1項において、前記周波数変化部
    分が不連続的に変化するようにしたことを特徴とする音
    波による距離測定装置。 5 特許請求の範囲第1項において、前記反射音波を検
    出して距離信号を発生する信号処理装置が、フィルタと
    、前記バースト信号の送信開始に続く所定時間間隔内に
    おいてこのフィルタの帯域幅を比較的大きい値と比較的
    小さい値の間で変化させる装置とをそなえることを特徴
    とする音波による距離測定装置。 6 特許請求の範囲第5項において、前記帯域幅を変化
    させる装置が、前記所定時間間隔のはじめの部分の間は
    前記帯域幅を比較的広くし、前記所定時間間隔の残りの
    部分の間は前記帯域幅を狭くするようにしたことを特徴
    とする音波による距離測定装置。 7 特許請求の範囲第5項において、前記帯域幅を変化
    させる装置が、前記所定時間間隔のはじめの約1/5の
    間前記帯域幅を比較的広く保持し、近接位置にある被測
    定物からの前記バースト信号のすべての周波数を確実に
    受信し得るようにし、前記所定時間間隔における時間の
    進行とともに前記帯域幅を比較的狭い値に次第に変化さ
    せて、遠い距離にある被測定物を測定する際の信号対雑
    音比を改良するようにしたことを特徴とする音波による
    距離測定装置。 8 特許請求の範囲第5項において、前記フィルタの帯
    域幅の中心周波数は前記バースト信号の周波数一定部分
    の周波数にほぼ等しく、前記所定時間間隔のはじめにお
    いては前記フィルタの帯域幅は前記バースト信号の周波
    数変化部分の周波数を包含するのに十分な広さを有し、
    前記所定時間間隔におけるその後の時間、前記帯域幅を
    減少して、近接位置にある被測定物から到達する早い反
    射音波に対する前記フィルタの帯域幅を遠い位置にある
    被測定物から到達する遅い反射音波に対する帯域幅より
    広くなるようにしたことを特徴とする音波による距離測
    定装置。 9 特許請求の範囲第5項において、前記フィルタのQ
    が調整可能となつており、前記信号処理装置が、前記送
    信開始に続く所定時間間隔の間前記フィルタのQを増加
    させるようプログラムされたQ制御回路と、前記フィル
    タの出力を増幅する増幅器と、前記所定時間間隔の間前
    記増幅器の利得を増加させるようプログラムされた利得
    制御回路とをそなえることを特徴とする音波による距離
    測定回路。 10 特許請求の範囲第5項において、前記フィルタの
    帯域幅を変化させる装置が、前記フィルタに接続されて
    その抵抗の一部を形成するダイオードと、前記所定時間
    間隔の間前記ダイオードの動抵抗を変化させる装置とを
    そなえることを特徴とする音波による距離測定装置。 11 特許請求の範囲第10項において、前記ダイオー
    ドの動抵抗を変化させる装置が前記ダイオードに時間的
    に変化する直流電流を供給するようプログラムされた電
    流発生器をそなえることを特徴する音波による距離測定
    装置。 12 特許請求の範囲第5項において、前記バースト信
    号の発信開始から、この距離測定装置について予め定め
    られた測定範囲の最小値に関連したある所定時間の間、
    前記受信処理装置を不作動とする装置を設けたことを特
    徴とする音波による距離測定装置。 13 特許請求の範囲第5項において、前記受信処理装
    置の作動する時間を、この距離測定装置について予め定
    められた測定範囲の最大値に対応したある所定時間に限
    定したことを特徴とする音波による距離測定装置。
JP52113184A 1976-10-04 1977-09-20 音波による距離測定装置 Expired JPS6045378B2 (ja)

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GB (1) GB1588927A (ja)
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DE2744092C3 (de) 1980-10-09
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GB1588927A (en) 1981-04-29
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