JPS6045852B2 - 胎盤性性腺刺戟ホルモンの製造法 - Google Patents

胎盤性性腺刺戟ホルモンの製造法

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JPS6045852B2
JPS6045852B2 JP56197380A JP19738081A JPS6045852B2 JP S6045852 B2 JPS6045852 B2 JP S6045852B2 JP 56197380 A JP56197380 A JP 56197380A JP 19738081 A JP19738081 A JP 19738081A JP S6045852 B2 JPS6045852 B2 JP S6045852B2
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JP
Japan
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urine
hcg
adsorbent
aqueous solution
eluate
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JP56197380A
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JPS5899421A (ja
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一 平谷
義和 幸
豊彦 西村
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JCR Pharmaceuticals Co Ltd
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JCR Pharmaceuticals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は胎盤性性腺刺戟ホルモン(HCG)の製造法に
関する。
HCGは分子量約30000〜40000の糖蛋白性ホ
ルモンで、胎盤で作られ、妊婦尿に含有されている。
妊婦尿からHCGを採取する方法は多数発表されている
が、代表的なものは安息香酸吸着法〔Kat2manら
、J、Biol、Chem、98739(1932)〕
、カオリン吸着法〔Brodlurgら9Pro、So
c、Exptl、Biol。
&Med、71228(1947)〕である。これらの
方法はいずれもHCGを選択的に吸着させることができ
ないので製品HCG中に異種物質が多く混在し、単位活
性の低い製品しか得られないなどの欠点がある。本発明
者は従来の方法の欠点を克服したより有利な製造法を確
立するために広範囲な研究を行つた。
先ず、妊婦尿をイオン交換樹脂やイオン交換体に接触さ
せてHCGを捕集しようとしたが、原尿を用いた場合H
CGをよく吸着するイオン交換樹脂やイオン交換体はほ
とんどなく、また吸着しても溶出液としてΛ−アンモニ
ア水、IN塩化ナトリウム水溶液、50%アルコール、
40%アルコールや10%AcNH、を用いる各種の溶
出法で溶出率が40%を越えるものはなかつた。
また、2−3倍希釈の尿を用いた場合イオン交換樹脂や
交換体の種類によつてはHCGを吸着するものもあるが
各種溶出法で溶出率が70%を越えるものはなく、製品
の比活性は100〜5001U/ mg(蛋白質)にす
ぎ・ず、高価な吸着体を多量に必要とするなど工業的に
有利な方法ではないことが判明した。そこで、HCGの
製造に従来用いられている公知の吸着剤について尿中H
CG吸着の最適pHを調べ、そのpHで吸着を行い、州
一アンモニア水でフ溶出して第1表の成績を得た。
なお、比活性は吸着率十以上のものにつき溶出成分をア
セトン・パウダーとして測定した。第1表から明らかな
ように、吸着率はカオリン系のものがよかつたが、溶出
率、比活性はよくなかつた。
それで、本発明者らはさらに広範囲の吸着剤について上
記同様の試験を行い第2表の結果を得た。
1)日本活性白土製カオリン系材料 2)林化成製 同 3)同 同 4)白石工業製同 75)富田製薬製ケイ酸アルミン酸ニマグネシウムすな
わち、上記多数の吸着剤よりも公知のカオリンの方がす
ぐれており、またカオリン中のHCG吸着因子としてA
l。
O3・SiO2,MgOなどが考えられるがアルミナ、
シリカ、マグネシアの単ク体はHCGを吸着しないこと
が判つた。続いてさらに種々の組成を有する合成吸着剤
について同様の試験を行つたところ、第3表に示すよう
に、合成ゼオライト、アルミナ水和物、水酸化アルミニ
ウム、炭酸水素ナトリウム分子化合物7はHCGを吸着
せず、ケイ酸マグネシウムは吸着、溶出率ともに劣り、
本発明の合成ケイ酸アルミニウム(アルミノケイ酸塩)
のみが吸着、脱着率、比活性のすべての点ですぐれた成
績を示しカオリンに遥かに勝る効果のあることが判明し
た。
上記各表中、吸着および溶出率、比活性についての記号
は次の数値を示す。本発明は、以上述べたような知見に
基いて完成されたもので、妊婦尿を弱酸性で式Al2O
3・?IO2・XH2Oを有するケイ酸アルミニウムよ
りなる吸着剤に接触させて尿中の成分を吸着させ、吸着
剤から被吸着物をアルカリ性水溶液で溶出したのち溶出
液を弱酸性にして生成する沈澱を除去した残留液、また
は上記吸着物を低級アルコールとそれに可溶性の塩を含
有する水溶液で溶出した溶出液、から有効成分を採取す
ることを特徴とする胎盤性性腺刺戟ホルモンの製造法で
ある。
本発明の方法においては、妊婦尿をそのま)用いてもよ
いが、予めPH8−9、好ましくは8.5として夾雑す
るムコ多糖類等の不純物を沈澱させ、淵過その他の手段
により除去したものを用いるのが望ましい。吸着剤とし
て用いる式.Al2O3・Cf:)IO2・ボ。
0を有するケイ酸アルミニウム(アルミノケイ酸塩、商
品名キヨーワード700協和化学工業製)はAl2O3
9〜13%、SiO258〜64%の合成ケイ酸アルミ
ニウム粉末であつて、本発明の目的を達しうる限り粒径
は特に限定されないが、吸着、脱着の操作法によつて下
記のような好ましい範囲がある。
尿と吸着剤の接触および吸着剤から被吸着物の溶出はバ
ッチ法、バッチ−カラム法、カラム法のいずれの操作法
によつて行いうる。吸着剤の好ましい粒径は、バッチ法
においては100〜200メッシュ、尿との接触をバッ
チ法で行い、溶出をカラムで行うバッチ−カラム法およ
びカラム法においては50−100メッシュである。
尿と吸着剤を接触させる際、尿は弱酸性とするのがよく
、特にPH約3−5とするのが好ましい。PH5を越え
るとHCGの吸着が阻害される傾向がある。吸着剤の使
用量が接触時間は特に限定されないが、実用上添加量は
尿1eあたり0.5−1.0gの吸着剤が好ましく、ま
た約2時間接触させるのが好ましい。
溶出に用いるアルカリ性水溶液は中等度のアルカリ性が
よく、PHlO.5−12が好ましい。
水溶液をアルカリ性とする材料は目的を達しうる範囲で
適宜選択できるが、好ましい例はボーアンモニア水や△
一炭酸ナトリウム水溶液(PHll)などである。被吸
着物を吸着剤からアルカリ性水溶液で溶出して得られた
溶出液からHCGを採取するには種々の方法を用いうる
たとえば、溶出液を希塩酸などで弱酸性に調整して、硫
安などで塩析してHCGを沈澱させてもよく、またアセ
トンを加えて沈澱させてもよい。また、溶出は低級アル
コールとそれに可溶性の塩を含有する水溶液を用いても
行いうる。
低級アルコールとしては、たとえばメタノール、エタノ
ール、イソプロパノールなどが用いられる。低級アルコ
ールに可溶性の塩としては酢酸アンモニウム、ギ酸アン
モニウムなどが挙げられる。水溶液中のアルコール濃度
は余り高くない方がよい。
アルコール濃度が約70%になるとHCGはほとんど溶
出しなくなる。また、塩濃度が高くなると、たとえば酢
酸アンモニウムの濃度が15%以上になると、HCGが
変性しやすくなる。好ましい水溶液の例はアルコール約
40%、酢酸アンモニウム約10%を含有するものであ
る。上記の低級アルコールと可溶性塩含有水溶液で溶出
して得られた溶出液に低級アルコールを加えればHCG
は沈澱する。
アルコールの添加量が少いと目的物の収率が悪くなり、
また多すぎると沈澱中に不純物が増加するので、通常溶
出液に対して約3倍量程度のアルコールを加えるのが好
ましい。以上のようにして沈澱として採取されるHCG
Lは一般に2000−30001U/Mg(蛋白質)に
達しさせることができ、これは従来の方法によるものに
対して5−1@の比活性に相当する。
次に実施例を挙げてさらに詳しく本発明を説明する。
7実施例1 妊娠2ケ月から6ケ月の妊婦尿50eを4N一水酸化ナ
トリウム液でPH8.5として生じた沈澱をP去した後
、泗一塩酸でPH3.5とし合成ケイ酸アルミニウム(
キヨーワード7凹協和化学工業製、200フメツシユ)
250gを加えて2時間接触させる。
静置後、上清と吸着剤とを分離し、5.0eの水て吸着
剤を洗い、?−アンモニア水3.0eで溶出する。溶出
液をPH5.Oとして生じた沈澱を除いた液に流酸アン
モンを50%になるように加えてHCGを沈澱させた。
得られたHCGは15000001U1比活性は200
01U/Mg(蛋白質)、収率は91.2%であつた。
実施例2妊娠2ケ月〜6ケ月の妊婦尿10eを実施例1
と同様にPH8.5として沈澱を除き希塩酸でPH3.
5とする。
例1と同様の合成ケイ酸アルミニウム(50〜100メ
ッシュ)100gを直径10Cr!lのカラムにつめ、
上記の処理尿を2e/時間の速さて流下し、水1.0e
で洗浄後40%エタノール・10%酢酸アンモニウム液
1.0′で溶出し溶出液500m1に3倍量の95%エ
タノールを加えてHCGを沈澱させた。回収されたHC
Gは2960001U1比活性は30001U/Mg(
蛋白質)、収率は85%であつた。実施例3妊娠2ケ月
〜6ケ月の妊婦尿50eを実施例1と同様にPH8.5
で処理して希HClでPH3.5として例1と同様の合
成ケイ酸アルミニウム(50〜100メッシュ)500
gを加えて2時間接触させる。
静置後吸着剤と上清と分離し、5.0eの水で吸着剤を
洗い、直径10cmのカラムにつめ、さらに5.0eの
水で洗浄後、5.0e(1)2N一炭酸ナトリウム水溶
液で溶出する。溶出液3.0eを希HClでPH5.O
として生じた沈澱を遠心分離後、硫酸アンモンを50%
になるように加えて、HCGの沈澱を得た。収率90.
2%比活性20001U/Mg(蛋白質)。実施例4 妊娠2ケ月〜6ケ月尿100eを実施例1と同様にPH
8.5で処理して希塩酸でPH3.5とし、例1と同様
の合成ケイ酸アルミニウム(200メッシュ)500g
を加えて2時間接触させる。
静置後上清と”吸着剤とを分離し5.0eの水で洗浄後
40%メタノール・10%酢酸アンモニウム液5.0′
で溶出する。溶出液4.0eにメタノール12.0eを
加えてHCGの沈澱を得た。回収されたHCGは250
00001U1比活性は27001U/Mg(蛋白質)
、収率は85%であつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 妊婦尿を弱酸性で式Al_2O_3・9SiO_2
    −xH_2Oを有するケイ酸アルミニウムよりなる吸着
    剤と接触させて尿中の成分を吸着させ、吸着剤から被吸
    着物をアルカリ性水溶液で溶出したのち溶出液を弱酸性
    にして生成する沈澱を除去した残留液、または上記吸着
    物を低級アルコールとそれに可溶性の塩を含有する水溶
    液で溶出した溶出液、から有効成分を採取することを特
    徴とする胎盤性性腺刺戟ホルモンの製造法。
JP56197380A 1981-12-07 1981-12-07 胎盤性性腺刺戟ホルモンの製造法 Expired JPS6045852B2 (ja)

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