JPS6048183B2 - 空気浄化方法ならびにその装置 - Google Patents

空気浄化方法ならびにその装置

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JPS6048183B2
JPS6048183B2 JP52156107A JP15610777A JPS6048183B2 JP S6048183 B2 JPS6048183 B2 JP S6048183B2 JP 52156107 A JP52156107 A JP 52156107A JP 15610777 A JP15610777 A JP 15610777A JP S6048183 B2 JPS6048183 B2 JP S6048183B2
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air
activated carbon
purification method
air purification
zeolite
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誠一 小川
成紀 棚田
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KANKYO KAGAKU KENKYUSHO KK
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気浄化方法ならびにその装置、特に主として
自動車等交通機関の車内、屋内等の居住空間における臭
気や空気の汚れを除去する空気浄化方法ならびにその装
置に関するものである。
近年、大気汚染が激しくなり、自動車交通の発達と相俟
つて排気ガスの濃度規制を始め、種々の防止対策が講ぜ
られているが、就中、亜硫酸ガス等の臭気を有する有害
ガスの増大、室内ての喫煙量の増加等の原因も加わつて
屋内の臭気がひどくなつている。特に特定の地域におい
ては工場からの排ガスによる臭気に悩まされることが多
い。また、交通量の多い道路や街中は、自動車の排気ガ
スによつて、かなり汚染されているので、これらの汚染
された大気を車内ヘフレツシユエアーーとして取り入れ
ている自動車の車内は、自すと汚染される。事実、排気
ガスの濃度を規制して、一車当りの濃度は低くなつても
、集合された形でのトータルの濃度は著しいものである
。従つて、車内の空気は汚染されるに伴い、有害、無害
も含めて、悪臭が車内へ流入し、そのま)滞留すること
が多い。
また、車内て喫煙したり車内に、悪臭の源ともなるべき
ものを保有する場合車内は、ますます悪臭にみち、耐え
がたきものとなることは日常よく経験する。科学的に云
つても事実、有害な悪臭も含まれており、対策を急ぐ必
要にせまられている。更に病院等の場合、入院室の空気
は汚れており、疾病によつては、悪臭bがたちこめてい
ることも少なくない。更にまた、歯科診療室や、外科処
置室、薬剤室等は、薬品の勾いが強烈に立ちこめており
、やがて悪臭化して、そのま)固着した臭気として滞留
したま)となつている。一般に従来の屋内空気清浄器と
いわれるものは、建物に取り入れる空気の浄化のために
用いるものてあり、一般的な環境衛生を主として考慮し
ているが、上述の如き近年の傾向と相俟つて臭気を除去
することもその1つの目的として採り上け”られるに至
り、か)る脱臭作用を有する空気清浄器の開発が進めら
れて米た。
この種の空気清浄器は通常浄化脱臭の手段として活性炭
を使用した吸着による濾過作用を利用したものが多く、
最近においては濾過材の組成等を含めて濾過体そのもの
についての提案がなされている。
脱臭作用は概ね物理的脱臭作用、化学的脱臭作用及び心
理的脱臭作用に大別され、この内、物理的脱臭作用は吸
着、気体洗浄等の手段により悪臭成分を除去することと
、悪臭源に被膜を作つて悪臭の発生を防止することに分
けられる。
又、化学的脱臭作用は酸化、中和、付加、分解等の化学
反応により悪臭成分を臭気の弱い物質に変えたり、不揮
発生化合物に変換したりすることてある。その他、微生
物が有機物を分解することによつて悪臭が出る場合があ
り、殺菌剤によつて微生物の繁殖を抑え、結果的に防臭
しようとするものもある。又、微生物ないしは酵素の作
用により脱臭しようとするものもある。殊に自動車の車
内を始め、限られた居住空間において喫煙による臭気、
口臭、わきが、靴むれの臭い等も相当気になるものであ
り、口臭、わきがを消す化粧品的なものの使用による心
理的脱臭を図ることも行なわれる。従来、上述の如き悪
臭成分を除去するための手段として木炭、活性炭、アル
ミナ、シリカ、ゼオライト、パーライト等の吸着剤によ
つて悪臭成分を吸着するもの、過マンガン酸カリ等の酸
化剤で悪臭成分を酸化分解する方法、木酢液を利用した
り界面活性剤を利用して脱臭するものとか、極性。基を
持つた樹脂の脱臭作用を利用するもの等が古くから知ら
れており、多くの提案がなされている。しかし、最近、
室内空気を小型ファンを介して活性炭等の吸着層に循環
流通せしめ脱臭を行なう方法が試みられ、同時に自動車
の車室内のように室内が狭く限られた場所にも有効に使
用出来る小型空気清浄器が採り上げられ、各種の検討が
行なわれるに及び、前述の如き種々の悪臭成分除去手段
では必ずしも充分でないことが判明した。
その最も大きな理由は限られた空間において、しかも喫
煙による臭気とか、口臭、わきがによる悪臭という簡単
な機構で有効に除去し難い臭気を脱臭しなければならな
いからである。通常、悪臭と称されるものは、ほS゛1
0A以内の小さな分子で、これらが、大気中の成分と同
伴して浮妨tしているものと考えられている。
タバコの煙の中における勾いは、主にアセトアルデヒド
やアセトン等の成分に由来するもので、10人より大き
いと考えられる。何れにせよ、自動車の車内には、10
A以下の悪臭物質と、タバコ等の二次的な10A以上の
悪臭物質とに区分できる物質とが混在し、その他、外部
から流入する悪硫酸ガス等の勾いも含めた、諸種の勾い
が滞留していて、また運転車自身や乗員による勾い、積
さい物より発する勾い等が、重り合つて複合の臭気とな
つて漂つている。
また、車内に限らず、人の居住区域て、換気の不良なと
ころや、病院等の入院室や、その他の専用室は、独特な
臭気にみちていて、一部は、車内の悪臭と共通した点を
もつている。また特殊な工場地帯等で、業態によつては
、常に、特異な臭気が滞留し、有害な臭気については、
当然除去せねば触法することにもなる。これらの臭気を
物理的に捕集し、脱臭することは従来の活性炭等ては極
めて困難てあり、又、ゼオライト等が使用されるとして
も吸着熱発生による水蒸気のため、吸着濾過効率が低下
し、長期に亘る清浄作用を行い得ない状況である。
本発明者は上記の如き実状に鑑み、これを打関して自動
車等交通機関の車室内は勿論、屋内外における超微粒子
によつて惹起される悪臭を効果的に除去すべき方法につ
いて鋭意研究の結果、天然又は合成のゼオライト粒体が
略均一に平均孔径約10A前後の微細孔を有しており、
煙草の臭い、口臭等を生起する前記超微粒子を効果的に
捕集することを知見し、同時に大気中の水分のゼオライ
ト吸着に伴う反応熱により発生する水蒸気の吸収に軽石
が極めて有効、かつ経済的であること更に特定の活性炭
の適用が脱臭のみならす殺菌作用を有することを見出す
に至り、本発明を完成した。
即ち、本発明の目的は、通常の手段では除去し難い煙草
の煙り、口臭、わきが臭等をも効果的に除去し、正常な
環境を生み出すための方法を提供することであり、又、
更に前記脱臭作用を有効に行なうことによつて自動車の
車室内を始め、限られた居住空間における快適なる環境
を提供することである。又、実施例の他の目的は、前記
の如き通常の手段では除去し難い臭気を除去するための
優れた吸着濾過体を提供し、併せて吸着濾過作用の長期
継続性を保ち、しかも再生の容易な濾過材の組成を提案
することである。
更に本発明のもの一つの目的は、上記の如き超微粒子に
よつて組成される臭気を除去して正常な空気に転換する
ための好ましい浄化装置、就中、交通機関の車室内等の
限られた居住空間に配置して外気を採り入れることなし
に空間内空気を清浄ノにし、快適な雰囲気を醸し出すコ
ンパクトな浄化装置を安価に提供することてある。
また、本発明の他の大きな目的は、従来の活性炭ではな
し得なかつた微細な浮遊じんに含まれる病原性の細菌の
除去である。
7 しかして、上記目的を達成する本発明の第1の特徴
は、ゼオライトと軽石粒体と塩基性表面を有する活性炭
と、酸性表面を有する活性炭と鍍銀表面を有する活性炭
とを含んでなる吸着濾過層に空気を通過させることであ
り、又、第2の特徴は、9前面及び背面に夫々開口部を
備え、その内部に吸着濾過材を収納せしめた筐体と、該
筺体の背面に配設された駆動源付送風機構とからなり、
筐体背面開口部と送風機構との間には開口部から送風機
構へ向つて先細り濾斗状の通路が形成され、前記送風機
構の背後は外気に開放されていて前記筐体内の吸着濾過
材がゼオライトと軽石粒体と塩基性表面を有する活性炭
と酸性表面を有する活性炭と鍍銀表面を有する活性炭と
を含んて構成されている装置構成である。
本発明に使用するゼオライトは、天然あるいは合成の如
何を問わす含水珪酸塩からなり、略均一な微細孔を有す
る多孔質粒体であり、球状、ペレット状、米粒状等の各
種粒形を有しており、その直径は1〜10Tn!n1そ
の多くは2〜5薗であつてその略全面に亘つて微細孔が
分布されていることが好ましい。
そして、微細孔の平均孔径は望ましくは略10A前後で
あり、かつ、これら微細孔は略10A以下の超微粒子よ
りなる臭気分子、例えば口臭、わきが臭等を吸着し、そ
の微細孔の内壁面に付着させて捕集するのに適している
。この場合、捕集した臭気分子は殆んど出ることはない
。又、軽石粒体は通常市販されている軽石を細かく、好
ましくはゼオライト粒体と略同じ程度の大きさか、ほS
゛7〜8メッシュの大きさに破砕した後、n−ヘキサン
及び/又はn−ヘプタンを主成分とする有機溶媒、例え
ば石油ベンジン等で処理することによつて得られたもの
が使用される。この軽石粒体は前記ゼオライトが大気中
の水分を吸着することにより吸着熱が発生し、水蒸気を
発生させるので、その水分を吸収するためのもので本発
明の吸着濾過材の重要な一組成をなすものである。この
軽石粒体が存在しない場合にはゼオライトの吸着反応熱
に伴い発生した水蒸気が後述する活性炭に吸着捕捉され
活性炭の吸着能を著し.く阻害し、吸着濾過材として長
期の使用に耐え得なくなる。又、この軽石粒体は廉価て
商業上有利であるばかりでなく、吸収した水分を風によ
り徐々に放出し、性能回復が容易であることもその特徴
てある。軽石の処理に使用するn−ヘキサン及び/又は
n−ヘプタンを主成分とする有機溶媒とは、例えば石油
ベンジンの外、石油円一テル、リグロイン等の石油精製
留分等であり、その機作は必ずしも詳かではないが、軽
石を物理的・化学的に変成しって上述の特異な作用を軽
石に付与する効果がある。
更に本発明に使用される塩基性表面を有する活性炭と酸
性表面を有する活性炭とは、後述の処理により活性炭表
面にそれぞれ塩基性酸化物と酸性酸化物を生成せしめた
もので、活性炭の被吸着物質の性状に適合さすことを得
る。
前述の通り、悪臭はほ〜10A以下の径を有する分子で
あるので10人の径を有する含水ケイ酸塩からなるゼオ
ライトが吸着し、10A以上の径を有するものについて
は、前記の特殊な活性炭が吸着する。
即ち、ゼオライト層を通過してきた臭気分子集J合体の
内、酸性の分子集合体を主として塩基性表面を有する活
性炭によつて捕集し、塩基性の分子集合体を主として酸
性表面を有する活性炭によつて捕集する。
この場合、ゼオライト層を通過して来たものには粒径1
0A以上のものが多いが、10A以下のものも含まれて
おり、これら両者のものを捕集する。さらに、被吸着物
質に、必然的にずい伴する一般細菌、病原菌等は、活性
炭によソー応吸着されるが多孔性の微細な洞内に生育す
るのみで、捕集の役目はするが、殺菌はできない。
こうした点を、本発明では重視して、活性炭に鍍銀し、
その添着せる銀により細菌を死滅させる工夫を加えた。
従つて、本発明方法並びに装置を用いて空気を流動循環
させた場合、相当量の集塵は勿論、かなりな濃度の悪臭
も除去されるのみならず、空気は浮遊菌が少なく、文字
通り清浄となつているものと考えられる。活性炭は例え
ばヤシガラ活性炭等が使用され、その粉末状のものをコ
ンクリートブロック等を粉砕した略5〜10メッシュ、
好ましくは7〜8メッシュ位の実質的に不定形粒状の無
機質担体の表面全体に付着せしめて、空気の流動によつ
て飛散せぬようゴム系あるいは樹脂系等の結合剤によつ
て担体表面に固着して生成する。この楊合、担体に対す
る活性炭粉末の付着量は前者が100qに対し後者は略
10f程度で充分である。そして、この活性炭の表面は
、本来中性で、すべての勾いに対して大きく門戸を開い
ているけれども悪臭が発臭源に起因して、酸性や塩基性
の極性に大きく区分できることから吸着する際、吸着剤
に極性を保持せしめることがより有用であると考えられ
るので、本発明においては、活性炭を加熱処理し、活性
炭表面にそれぞれ酸性酸化物、塩基性酸化物を形成せし
め極性を付与した。斯様に塩基性又は酸性表面を有する
如く表面極性を付与するには活性炭を次第に温度を上げ
て加熱していくと、ある温度範囲においては酸性表面活
性となり、又、ある範囲においては塩基性表面活性が交
互に得られるが、本発明の浄化方法に好適な極性表面を
持つ活性炭は分光光度計による観察によれば1200′
C前後で塩基性表面活性を示すもの並びに1500℃前
後で酸性表面活性を示すものであることが認められた。
なお、活性炭は通常1y当り約700〜2500イに及
ひ表面積を有することが知られており、活性炭のみをも
つて造粒された従来公知の粒状活性炭は粒子表面のみが
利用されるため、使用活性炭単位重量当りの吸着効率は
かなり小さいものとなるが、本発明に適用される粒状活
性炭は安価な無機質担体表面に活性炭が薄層状をなして
担持されているため、使用活性炭の単位重量当り吸着効
率は極めて大きなものとなる。
この事実は、活性炭が高価である実情に鑑み、経済的に
有利な装置を提供し得ることから本発明の看過し得ない
利点の1一つでもある。又、か)る粒状活性炭は5〜1
0メッシュ、好ましくは7〜8メッシュに篩分けされた
粒度のものが好適に用いられる。5メッシュよりも大径
のものは粒子間空隙容積が大きすぎて空気と活性炭との
接触機会が減少し、効果が不充分となり、一方、10メ
ッシュを超えると空気流路が狭小複雑に過ぎ、濾材抵抗
が増大して過大な送風用動力を必要とするため、装置の
コンパクト化、特に自動車のバッテリー電源を用いて駆
動する場合等には適当でない。
次に本発明は上述の如きゼオライトと軽石粒体と両極性
の活性炭と鍍銀表面を有する活性炭とを含んて吸着濾過
層を作り、これに臭気を含んだ空気を通過させるが、吸
着濾過層は前記ゼオライトと軽石粒体と上記活性炭を混
合したものであつてもよく、又、それらの各組成材を夫
々区画して配置せしめるものであつてもよい。
特に後者の場合においてはゼオライト、軽石粒体、各活
性炭の順序で空気を通過させることが必要である。若し
、この順序を変え、何れかの活性炭を空気通過の第1層
とする場合にはゼオライトによる臭気分子集合体の捕集
効果を得ることが出来ず、充分な脱臭作用を呈し得ない
。即ち、かような吸着濾過材を層状配置となした本発明
の実施態様においては、先ず、ゼオライト層において臭
気物質の粒状約10Å以下の粒子が主として吸着捕捉さ
れ、その際、大気中の水分の吸着に伴う反応吸着熱によ
つて発生する水蒸気は活性炭層に達する以前にその前面
に配置された軽石層に捕捉され、かくして活性炭の吸着
能の低下を防止する。
軽石中の水蒸気はその後徐々に微量宛放出されるので、
実質的に活性炭の性能を阻害することがない。ゼオライ
ト層を通過した微粒子の一部は軽石層によつても捕集さ
れるが、次の極性を付与された活性炭層によつて極めて
効率的に吸着捕集される。即ち、酸性極性を有する粒子
は、塩基性表面を有する活性炭に、又、塩基性極性の粒
子は酸性表面を有する活性炭に強力に吸着されるのであ
る。更に空気中に浮瀞し、また被吸着物質に随伴する細
菌、病原菌は、鍍銀活性炭に吸着捕捉され、微細空洞内
で死滅するに至り、本発明により悪臭は勿論、細菌等の
微生物を実質的に含まない清浄な空気が得られる。
前記吸着濾過層に通過させる空気は、屋内、屋外を問わ
す適用は可能てあるが、屋内空気更に建物内或いは車室
内の如き限られた居住空間内の空気を循環させて適用す
る場合が最も効果的である。
勿論、外気を採り入れることによつて屋内空気の清浄化
を図り得ないではないが、大気汚染の激しい現在、外気
の採り入れては屋内空気の清浄化は期待し得ぬ場合が多
く、却つて屋外の汚染物・質、悪臭、細菌等を室内に導
入すること)なる。従つて、細菌類による汚染を忌避す
る室内、例えは病院類の処置室、薬剤等を取扱う専用の
室、出産、育児に関する専用の室、剤検、臓器保存に関
する専用の室、実験用動物飼育室、醗酵実験室・等に本
発明を適用すれば極めて満足すべき効果が得られる。な
お、循環空気を前記吸着濾過層に通過させるには、入口
部の流速において、5.0m.Isec以下、特に0.
2〜1m1secの流速を以て流入させること)が好ま
しく、余り流速を早くしても脱臭作用の向上は認められ
ない。
又、吸着濾過を繰り返し相当の期間、例えは数ケ月に亘
つて本発明による吸着濾過を継続して臭気分子集合体の
捕集が進み、吸着濾過体を組成する各部材の効率が低下
するに至つた時は、脱臭時における空気通過方向と反対
の方向に昇温された空気を通過させることによつて容易
に組成材の再生を図ることが出来る。
か)る再生過程は随時、又は周期的に行なうものであり
、殊に定期的に予め決めておくようにすることが有効で
ある。この場合の昇温空気の温度は常温以上であればよ
いが40゜C〜50゜C前後の温風を利用することが最
も望ましい。添付図面は前記本発明に係る空気浄化方法
を実施するのに好適な装置例を示す図であり、本発明の
第2番目の発明は、か)る装置の構成によつて特徴づけ
られる。
勿論、本発明は添付図面に図示される構成に限定される
ものてはなく、所期の目的を逸脱しない範囲において種
々の改変をなし得ることは当然である。図において第1
図は本発明空気浄化装置の一例を示す外観斜視図で、第
2図は同装置の内部構造を示す一部断面図である。
図中、1は吸着濾過材5を内蔵し、前面及び背面に夫々
開口部7,7″を備えた筐体で、ケース9の前半部に挿
脱可能に収設されている。
ケース9の後半部は第2図に図示する如くモーター付フ
ァン4が内蔵されており、その背部及びケースの前面に
は夫々開口部6,8が設けられており、金網の如き多孔
質資材が配設されている。そしてモーター付ファン4と
筺体1との間にはファン4に向つて先細り状の濾斗状通
路3が形成されており、その前面大径部は筐体1の後部
開口部7″に対向し背面の小径対向部はファン側におい
て開ローしている。筐体1は図において仕切部材2によ
つて仕切られた5個の小室5a,5b,5c,5d,5
eに区切られていて、その各小室に前部よりゼオライト
、軽石粒体、塩基性表面を有する活性炭、酸性3表面を
有する活性炭、鍍銀表面を有する活性炭が夫々区分され
てカセット態様で充填されている。
カセット態様としては金網の如き多孔質網状資材からな
り、空気の通過は許すが、吸着濾過材5の通過を阻止す
る包持材によつて各吸着濾過材を包z持し、上端にシー
ル材等を付着して形成している。前記各小室5a,5b
,5c,5d,5eに充填されたカセット様の各吸着濾
過材5は、前記の如き順序で充填されるが、活性炭は必
すしもその順序でなくてもよく、酸性表面を有する活性
炭を軽石粒体の次に配置せしめてもよく、鍍銀活性炭を
他の活性炭に先行させても、又両者間に介在せしめても
よい。
又、上記の各吸着濾過材の順序は上記以外の濾材の使用
を排除するものではなく、例えば前面にウレタンフォー
ム等からなる除塵フィルター等を適宜上記の各順序配列
を乱さない限りにおいて介在せしめることは自由である
。図にフおいて12は該防塵フィルターを示す。そして
前記各小室に充填される夫々の吸着濾過材の量は捕集効
率の点から適宜決定されるが、各小室で略同程度の量が
通常充填される。なお、第1図、第2図に示した空気浄
化装置はその形態がコンパクト・であり、自動車の車室
内に配置して使用するのに適したものであるが、他の居
住空間に使用する場合には、該空間に適合した形態とす
ることは言う迄もなく、又、その大きさに応じて使用す
る吸着濾過材の量並びにファンの容量が定められる。第
3図は、フナン駆動用モーターを可逆モーターとし、フ
ァン4を正逆両方向に切替え可能になしたものであり、
ファン4の背部には加熱ヒーター10が併設されている
。この装置は前記第1図及ひ第2図の図示装置に吸着濾
過材の再生機能を付与したもので、相当期間使用して臭
気分子集合体等を捕集し性能の低下した吸着濾過材の再
生を必要とした場合に随時、空気の通過方向を切替え、
逆方向に温風を通過させるのに適している。なお、加熱
手段は前記ヒーターの外、公知の加熱手段が適用可能で
あり、更に例えは旧動車エンジン熱、空気調和装置の発
生熱等も利用することが出来る。又、前記両装置は各吸
着濾過材が区分されて各小室に充填されている場合てあ
るが、吸着濾過材は必ずしも区分して充填する必要はな
く、夫々、適切な配合量をもつて混合使用することも有
効である。
第4図はか)る混合された吸着濾過材の使用に好適な筐
体1の変形例として空気通過方向に平行なる小室に区画
した楊合であり、一例としてハニカム状に仕切られた仕
切壁11が筐体内部に設けられ、吸着濾過材が仕切られ
た夫々の小区画内に混合して充填されている。この筐体
1の使用は前記第1図及び第2図における筐体と同様、
ケース9内に挿脱可能に収蔵されて使用される。
次に上記の如き各装置を使用し、空気浄化を図る場合、
そのケース9と共に内部の各機構を所要の場所、例えば
車室内、建物内等に取り付け、又は配置して適宜電源を
通じてファンを作動させることにより、その限られた空
間内における脱臭浄化作用を容易に行なうことが出来る
勿論、本発明装置は脱臭浄化を主たる目的とするが、臭
気以外の煙とか有害ガス類、粉塵等をも除去し得る効果
を有している。なお、吸着濾過材の再生を図る楊合には
前述の如くモーターを逆転させ、逆方向に昇温された空
気を通過させる。しかし、逆転装置を持たない場合には
筐体1を随時ケース9より取り出して吸着濾過材5を交
換すれはよい。又、前記各装置は、ファンを送風機構と
して用いた場合であるが、ファンに代え同様な機能を有
する機器の使用も可能てあり、本発明の意図するところ
である。以下、更に本発明により空気浄化を行なう場合
の具体的実施例を掲ける。
実施例1 ケース寸法が巾180TIr1111高さ85?、奥行
18−である第2図に示す構成の装置を自動車の車室後
部に配置して下記条件により車内の空気浄化を行なつた
(1)吸着濾過材; 第1層ゼオライト・・・・・・ゼオリツクス10A(共
立窯業原料社製)4×8メッシュビーズ、平均孔径10
八20y使用第2層軽石粒体・・・・・ゼユーメツクス
(1)本工業株式会社製)を粉砕し、5〜6メッシュに
篩別後石油ベンジンで3吟間処理したものを10v使用
第3層塩基性表面活性炭・・・・・・コンクリートブロ
ックを粉砕した平均7メッシュの粒体にアラヒアゴムを
介して塩基性表面を有する粉末活性炭を付着せしめた粒
状活性炭40y使用第4層酸性表面活性炭・・・・・・
酸性表面を有する活性炭を使用する以外は上記同様第5
層鍍銀表面活性炭・・・・・・鍍銀表面を有する活性炭
を使用する以外は上記同様(2)流速: 筐体入口流速0.5Tn.1sec (3)車内空気の状態; 乗員4名が同時に各1本の煙草を喫煙した状態(4)動
力; 自動車に備え付けられた12■のバッテリーを使用上記
各条件て乗員4名の喫煙終了後、直ちにモーターを始動
したところ約1紛経過後、車内の煙は完全に消滅した。
又、煙草による臭気も殆んど感じられなかつた。次に前
記吸着濾過材中の極性を付与された活性炭の代りに極性
を付与されない従来公知の活性炭を使用する以外は前記
と全く同じ条件て車内の空気浄化を行なつたところ、1
紛経過するも車内には煙がまだ可成り残つていた。
又、前記本発明による空気浄化装置を継続して自動車に
取り付け使用したところ、4ケ月を経過するもその性能
は殆んど低下せず、再生を必要とするに至つたのは6ケ
月後であつた。
一方、前記本発明吸着濾過材中より軽石層を除く以外は
同じ条件で車内に取り付け使用したが、約3ケ月後には
性能が著しく低下して吸着濾過材の取替えが必要となつ
た。
実施例2 第4図に示すハニカム状の筐体に吸着濾過材を混合して
使用する以外は前記実施例1と同様な条件で清浄化度合
及び耐久性を試みたところ、清浄化度合については略同
等であつたが、耐久性については本発明によるものは約
5ケ月間再生を必要としなかつたが、軽石層を有してい
ないものは約゛2ケ月半で取替えが必要となつた。
本発明は以上の如く従来の活性炭を濾体成分とする空気
浄化装置に比較し、脱臭効果において数段優れており、
かつ、長期の連続使用にも充分耐えて性能の低下を来た
すことがないと共に、再生・も極めて容易である。
更に本発明の吸着濾過材は安価な軽石を用い、又、極め
て少量の活性炭の使用で高効率の脱臭効果を得ることが
出来る利点を有する。
又、本発明装置は、上記の如く高効率の吸着濾ノ過材の
使用により小型化することが可能であり、建物内、車室
内等の限られた空間においてスペースを損することなく
空間内空気の脱臭清浄化を図ることが出来る。
その上、吸着濾過材の再生についても単に加熱手段を併
用し、モーターを逆転するだけであるから、極めて簡単
な機構で済み、経済上、並びに使用上頗る顕著な効用を
有する。図面の簡単な説明第1図は本発明装置の一例を
示す外観斜視図、第2図はその内部構造を示す一部切欠
平断面図、第3図は加熱装置を付与した場合の第2図同
様一部切欠の平断面図、第4図は筐体の変形実施例を示
す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゼオライトと軽石粒体と塩基性表面を有する活性炭
    と酸性表面を有する活性炭と鍍銀表面を有する活性炭と
    を含んでなる吸着濾過層に空気を通過させることを特徴
    とする空気浄化方法。 2 吸着濾過層が前記ゼオライトと軽石粒体と塩基性表
    面を有する活性炭と酸性表面を有する活性炭と酸性表面
    を有する活性炭との混合された層である特許請求の範囲
    第1項記載の空気浄化方法。 3 吸着濾過層がゼオライトと軽石粒体と前記3種の活
    性炭とが夫々区画されて配置されていて空気をその順序
    で通過させる特許請求の範囲第1項記載の空気浄化方法
    。 4 ゼオライトが平均孔径略10Å前後の微細孔を有す
    る多孔質粒体である特許請求の範囲第1項、第2項又は
    第3項記載の空気浄化方法。 5 軽石粒体は破砕された軽石がn−ヘキサン及び/又
    はn−ヘプタンを主成分とする有機溶媒で処理されたも
    のである特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかの項
    に記載の空気浄化方法。 6 前記夫々の活性炭は粗鬆面を有する無機質の粒体に
    活性炭粉末を担持させた粒状活性炭である特許請求の範
    囲第1項乃至第5項の何れかの項に記載の空気浄化方法
    。 7 居住空間内空気を前記吸着濾過層に通過循環させる
    特許請求の範囲第1項乃至第6項の何れかの項に記載の
    空気浄化方法。 8 居住空間が交通機関の車室である特許請求の範囲第
    7項記載の空気浄化方法。 9 居住空間が病院等の処置室、治療室、薬剤等を取扱
    う専用の室、出産、育児に関する専用の室、剤検、臓器
    保存に関する専用の室、実験用動物飼育室等、細菌汚染
    を忌避する室である特許請求の範囲第7項記載の空気浄
    化方法。 10 空気を入口流速5.0m/sec以下の速さで前
    記吸着濾過層を通過させる特許請求の範囲第1項乃至第
    7項の何れかの項に記載の空気浄化方法。 11 吸着濾過層に空気通過方向と逆方向に昇温空気を
    通過させる工程を介在せしめる特許請求の範囲第1項乃
    至第7項記載の何れかの項に記載の空気浄化方法。 12 前面及び背面に夫々開口部を備え、その内部に吸
    着濾過材を収納せしめた筐体と該筐体の背面に配設され
    た駆動源付送風機構とからなつており、筐体背面開口部
    と送風機構との間には開口部から送風機構へ向つて先細
    り濾斗状の通路が形成され、前記送風機構の背後は外気
    に開放され、かつ、前記吸着濾過材がゼオライトと軽石
    粒体と塩基性表面を有する活性炭と酸性表面を有する活
    性炭と鍍銀表面を有する活性炭とを含んで構成されてい
    ることを特徴とする空気浄化装置。 13 吸着濾過材を収納せしめた筐体と駆動源付送風機
    構と濾斗状の通路とが1つのケース内に収容されていて
    、前記筐体がケースに対し挿脱可能である前記特許請求
    の範囲第12項記載の空気浄化装置。 14 筐体が空気通過方向に平行なる小室に区画されて
    いて、各区画小室内にゼオライトと軽石粒体と塩基性表
    面を有する活性炭と酸性表面を有する活性炭と鍍銀表面
    を有する活性炭との混合物が充填されている特許請求の
    範囲第12項又は第13項記載の空気浄化装置。 15 筐体が空気の通過は許すが吸着濾過材の通過を許
    さない仕切部材によつて複数の小室に仕切られており、
    前面から背面に向つてゼオライトと軽石粒体と3種の活
    性炭が区分されてその相対配置を保つて前記小室内に充
    填されている特許請求の範囲第12項又は第13項記載
    の空気浄化装置。 16 仕切部材が網状体によつて構成されている特許請
    求の範囲第15項記載の空気浄化装置。 17 送風機構が逆転可能であり、送風機構の背後が加
    熱手段を介して外気に開放されている前記特許請求の範
    囲第12項乃至第16項の何れかの項に記載の空気浄化
    装置。 18 加熱手段がヒーターである特許請求の範囲第17
    項記載の空気浄化装置。 19 加熱手段が動力熱である特許請求の範囲第17項
    記載の空気浄化装置。
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