JPS6049174B2 - ソルビン酸結晶の製造方法 - Google Patents
ソルビン酸結晶の製造方法Info
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- JPS6049174B2 JPS6049174B2 JP52154827A JP15482777A JPS6049174B2 JP S6049174 B2 JPS6049174 B2 JP S6049174B2 JP 52154827 A JP52154827 A JP 52154827A JP 15482777 A JP15482777 A JP 15482777A JP S6049174 B2 JPS6049174 B2 JP S6049174B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C51/43—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ゾルピン酸結晶の製造方法に関し更に詳しく
は、謀略イオンを使用した品質良好なゾルピン酸結晶の
製造方法に関する。
は、謀略イオンを使用した品質良好なゾルピン酸結晶の
製造方法に関する。
食品保存剤としてすぐれた性質を有するゾルピン酸結晶
の精製は主として再結晶法によつて行なわれており、再
結晶溶媒としては、水、有機溶媒が使用されている。
の精製は主として再結晶法によつて行なわれており、再
結晶溶媒としては、水、有機溶媒が使用されている。
これらの再結晶法において問題となる効果は、製品の粒
度、粒度分布、硬度、色、流動性、安定性などである。
この中安定性の向上については、例えば特公昭44−2
44腸の方法などが知られているが粒度分布、硬度、流
動性などの該製品の使用目的上好ましい数値範囲に保つ
ための具体的方法は知られていない。また、一般に特定
の化合物(例えば無機塩)を水溶液から晶析させる場合
の謀略イオンとして金属陽イオンの添加が種々好ましい
結果をもたらすことは知られている(化学工業社刊、青
山、豊倉共著 設計・操作シリーズNo、3晶析第21
〜27頁)。
度、粒度分布、硬度、色、流動性、安定性などである。
この中安定性の向上については、例えば特公昭44−2
44腸の方法などが知られているが粒度分布、硬度、流
動性などの該製品の使用目的上好ましい数値範囲に保つ
ための具体的方法は知られていない。また、一般に特定
の化合物(例えば無機塩)を水溶液から晶析させる場合
の謀略イオンとして金属陽イオンの添加が種々好ましい
結果をもたらすことは知られている(化学工業社刊、青
山、豊倉共著 設計・操作シリーズNo、3晶析第21
〜27頁)。
しかし、ゾルピン酸のような不安定な有機酸をそのアル
コール−水溶液から晶析させる際の・金属陽イオンの謀
晶効果については全く知られていない。本発明者等は、
ゾルピン酸を水又は有機溶媒から再結晶晶析させる際の
謀晶剤の効果につき詳細に検討し、全く意外にも特定の
水−アルコール混合溶媒と、アルカリ金属イオンの併用
によフつて、粒度分布、硬度、流動性及びカサ密度が良
好で、晶析条件について厳密な調節を要しない方法に到
達して本発明方法を完成した。以上から明らかなように
本発明の目的は第1に謀晶剤を使用した新規なゾルピン
酸結晶の製造方5法を提供するにあり、第2の目的は粒
度分布、硬度、流動性及ひカサ密度の良好な該製造方法
を提供するにあり、第3の目的は、該製造方法によつて
製造された前記諸物性の良好なソルピン酸の結晶を提供
するにある。
コール−水溶液から晶析させる際の・金属陽イオンの謀
晶効果については全く知られていない。本発明者等は、
ゾルピン酸を水又は有機溶媒から再結晶晶析させる際の
謀晶剤の効果につき詳細に検討し、全く意外にも特定の
水−アルコール混合溶媒と、アルカリ金属イオンの併用
によフつて、粒度分布、硬度、流動性及びカサ密度が良
好で、晶析条件について厳密な調節を要しない方法に到
達して本発明方法を完成した。以上から明らかなように
本発明の目的は第1に謀晶剤を使用した新規なゾルピン
酸結晶の製造方5法を提供するにあり、第2の目的は粒
度分布、硬度、流動性及ひカサ密度の良好な該製造方法
を提供するにあり、第3の目的は、該製造方法によつて
製造された前記諸物性の良好なソルピン酸の結晶を提供
するにある。
其他の目的は、以下の記述から明らかにされる。本発明
は、 (1)アルコール水溶液を溶媒とする再結晶によるソル
ピン酸結晶の製造法において、媒晶イオンとしてアルカ
リ金属イオンを使用することを特徴とするソルピン酸結
晶の製造方法(2)使用するアルコールが低級脂肪族一
価アルコールである前記(1)に記載の方法(3)使用
するアルカリ金属イオンがナトリウムイオン又はカリウ
ムイオンである前記(1)及び(2)に記載の方法(4
)使用するアルカリ金属イオンの発生源となる化合物が
、アルカリ水酸化物若しくはハロゲン1化物、炭酸塩、
硫酸塩、ホウサン塩、リン酸塩及び亜リン酸のような無
機酸塩又はアルカリ金属の脂肪族モノカルボン酸、脂肪
族ポリカルボン酸、芳香族カルボン酸及び脂肪族オキシ
カルホン酸塩である前記(1)ないし(3)に記載の方
法2(5)ソルピン酸を溶解する際のアルコール水溶液
の温度が20℃ないし70℃である前記(1)ないし(
4)に記載の方法てある。
は、 (1)アルコール水溶液を溶媒とする再結晶によるソル
ピン酸結晶の製造法において、媒晶イオンとしてアルカ
リ金属イオンを使用することを特徴とするソルピン酸結
晶の製造方法(2)使用するアルコールが低級脂肪族一
価アルコールである前記(1)に記載の方法(3)使用
するアルカリ金属イオンがナトリウムイオン又はカリウ
ムイオンである前記(1)及び(2)に記載の方法(4
)使用するアルカリ金属イオンの発生源となる化合物が
、アルカリ水酸化物若しくはハロゲン1化物、炭酸塩、
硫酸塩、ホウサン塩、リン酸塩及び亜リン酸のような無
機酸塩又はアルカリ金属の脂肪族モノカルボン酸、脂肪
族ポリカルボン酸、芳香族カルボン酸及び脂肪族オキシ
カルホン酸塩である前記(1)ないし(3)に記載の方
法2(5)ソルピン酸を溶解する際のアルコール水溶液
の温度が20℃ないし70℃である前記(1)ないし(
4)に記載の方法てある。
以下に本発明の具体的内容について更に詳細に2.説明
する。
する。
ィ 本発明方法に使用するソルピン酸は、公知方法例え
ば、ケテンとクロトン酸を縮合させて得られるポリエス
テルを酸分解又は熱分解して得られる粗製ソルピン酸を
そのま)使用できる3Cが、本発明方法は、脱色其他不
純物の除去等については通常の再結晶方法に比較して特
異な効果を有するものでないから、好ましくは、活性炭
による脱色等予備的な精製工程を経たものを使用するこ
とが望ましい。
ば、ケテンとクロトン酸を縮合させて得られるポリエス
テルを酸分解又は熱分解して得られる粗製ソルピン酸を
そのま)使用できる3Cが、本発明方法は、脱色其他不
純物の除去等については通常の再結晶方法に比較して特
異な効果を有するものでないから、好ましくは、活性炭
による脱色等予備的な精製工程を経たものを使用するこ
とが望ましい。
35口 本発明方法に使用するアル
コール水溶液の詳細は次の通りである。即ち、水は、脱
イオン水、蒸留水を使用することが望ましいが、後述の
アルカリ金属イオン添加量に比し支障がない場合は軟化
水も使用で40きる。また、アルコールとしては、前記
(2)の低級脂肪族飽和一価アルコールであり、水と自
由に混和しうるメタノール、エタノール及びイソプロパ
ノールが最も望ましい。しかしこれ等のアルコールと併
用して水と自由に混和しうる限りにおいてブタノール、
イソブタノールのような一価アルコールも使用できる。
これ等のアルコール以外のより高級の脂肪族飽和一価ア
ルコールも使用できるが、その混合量により晶析、洗浄
乾燥後のソルピン酸結晶製品中により多量に残存し易い
傾向がある。従つて該洗浄乾燥が良好に行われうる場合
は、炭素数5以上の脂肪族一価アルコールも併用できる
。因に、他の水溶性有機溶媒例えば、アセトンのような
ケトン、ジオキサンのような環状エーテルも本発明の効
果を害さない程度に前記(2)の低級脂肪族飽和一価ア
ルコールと併用できる。
コール水溶液の詳細は次の通りである。即ち、水は、脱
イオン水、蒸留水を使用することが望ましいが、後述の
アルカリ金属イオン添加量に比し支障がない場合は軟化
水も使用で40きる。また、アルコールとしては、前記
(2)の低級脂肪族飽和一価アルコールであり、水と自
由に混和しうるメタノール、エタノール及びイソプロパ
ノールが最も望ましい。しかしこれ等のアルコールと併
用して水と自由に混和しうる限りにおいてブタノール、
イソブタノールのような一価アルコールも使用できる。
これ等のアルコール以外のより高級の脂肪族飽和一価ア
ルコールも使用できるが、その混合量により晶析、洗浄
乾燥後のソルピン酸結晶製品中により多量に残存し易い
傾向がある。従つて該洗浄乾燥が良好に行われうる場合
は、炭素数5以上の脂肪族一価アルコールも併用できる
。因に、他の水溶性有機溶媒例えば、アセトンのような
ケトン、ジオキサンのような環状エーテルも本発明の効
果を害さない程度に前記(2)の低級脂肪族飽和一価ア
ルコールと併用できる。
一方、エチレングリコール、プロピレングリコール、グ
リセリンのような多価アルコールは前記(2)のアルコ
ールに代えて使用することはできない。使用するアルコ
ールと水の割合は、重量比で20〜9唾量%好ましくは
30〜8鍾量%である。
リセリンのような多価アルコールは前記(2)のアルコ
ールに代えて使用することはできない。使用するアルコ
ールと水の割合は、重量比で20〜9唾量%好ましくは
30〜8鍾量%である。
2唾量%未満若しくは9鍾量%を超えると再結晶そのも
のは可能てあるが、後述の媒晶剤との併用効果が著しく
減少し、若しくは該効果が得られない。
のは可能てあるが、後述の媒晶剤との併用効果が著しく
減少し、若しくは該効果が得られない。
水とアルコールの混合方法は特に限定されない。ハ 本
発明方法に使用する媒晶イオンは、アルカリ金属イオン
であり、ナトリウムイオン、カリウムイオンが使用し易
く好ましい。
発明方法に使用する媒晶イオンは、アルカリ金属イオン
であり、ナトリウムイオン、カリウムイオンが使用し易
く好ましい。
有効な濃度範囲は、前記アルコール水溶液1000y当
り0.0001モル以上好ましくは0.001モル以上
0.1モル以下である。媒晶イオン濃度が前記範囲より
低すぎると本発明の効果が得られす若しくは不充分であ
り、前記範囲より高すぎるとソルピン酸のアルコール水
溶液への溶解が制限され、若しくは晶析製品への付着量
が増加する一方目的とする粒度分布等の物性は向上しな
い。このような媒晶イオンの発生源となる化合物(以下
媒晶剤ということがある)は、通常の水酸化物例えば、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム若しくは他の無機塩
類例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化ナトリ
ウムのようなハロゲン化物、炭酸ナトリウムのような炭
酸塩、硫酸ナトリウムのような硫酸塩、ホウ酸ナトリウ
ムのようなホウ酸塩及びリン酸ナトリウム(Na3PO
4)、有機酸塩例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ
酪酸、クロトン酸、力フロン酸、ソルピン酸及びオクチ
ル酸、(以上脂肪族モノカルボン酸)、マロン酸、コハ
ク酸、フマール酸、マレイン酸及びアジピン酸(以上脂
肪族ジカルボン酸)、リンゴ酸、酒石酸及びクエ5ン酸
(以上脂肪族オキシポリカルボン酸)のアルカリ金属塩
が使用できる。
り0.0001モル以上好ましくは0.001モル以上
0.1モル以下である。媒晶イオン濃度が前記範囲より
低すぎると本発明の効果が得られす若しくは不充分であ
り、前記範囲より高すぎるとソルピン酸のアルコール水
溶液への溶解が制限され、若しくは晶析製品への付着量
が増加する一方目的とする粒度分布等の物性は向上しな
い。このような媒晶イオンの発生源となる化合物(以下
媒晶剤ということがある)は、通常の水酸化物例えば、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム若しくは他の無機塩
類例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化ナトリ
ウムのようなハロゲン化物、炭酸ナトリウムのような炭
酸塩、硫酸ナトリウムのような硫酸塩、ホウ酸ナトリウ
ムのようなホウ酸塩及びリン酸ナトリウム(Na3PO
4)、有機酸塩例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ
酪酸、クロトン酸、力フロン酸、ソルピン酸及びオクチ
ル酸、(以上脂肪族モノカルボン酸)、マロン酸、コハ
ク酸、フマール酸、マレイン酸及びアジピン酸(以上脂
肪族ジカルボン酸)、リンゴ酸、酒石酸及びクエ5ン酸
(以上脂肪族オキシポリカルボン酸)のアルカリ金属塩
が使用できる。
また、アルカリ金属のグリコール酸塩、乳酸塩、安息香
酸塩、L−アスコルビン酸塩、L−グルタミン酸塩及び
エリソルピン酸塩も同様にIC使用てきる。
酸塩、L−アスコルビン酸塩、L−グルタミン酸塩及び
エリソルピン酸塩も同様にIC使用てきる。
上記以外の無機塩若しくは有機酸塩であつても、本発明
で使用するアルコール水溶液に溶解して、媒晶イオンを
生ずる化合物は、本発明の晶析効果を有するが、ソルピ
ン酸が食品添加物として使用されるものである限1一リ
、毒性を有する(例えはNaCN)とか、爆発性其他取
扱上の危険性を有する塩類は好ましくない。また、リン
酸塩であつてもトリリン酸ナトリウムのような重合リゾ
酸塩類は効果がなく、ま2た、有機酸塩てあつてもポリ
アクリル酸ナトリウムような高分子有機酸塩は、アルカ
リ金属イオン発生剤として単独使用した場合は、逆に結
晶生長を阻害するが、他の前記(4)の媒晶剤と併用す
れば該阻害効果は消滅するのみならず、得2られるソル
ピン酸結晶の形状を細長くしたりや)偏平にする等の特
殊な効果を有する。
で使用するアルコール水溶液に溶解して、媒晶イオンを
生ずる化合物は、本発明の晶析効果を有するが、ソルピ
ン酸が食品添加物として使用されるものである限1一リ
、毒性を有する(例えはNaCN)とか、爆発性其他取
扱上の危険性を有する塩類は好ましくない。また、リン
酸塩であつてもトリリン酸ナトリウムのような重合リゾ
酸塩類は効果がなく、ま2た、有機酸塩てあつてもポリ
アクリル酸ナトリウムような高分子有機酸塩は、アルカ
リ金属イオン発生剤として単独使用した場合は、逆に結
晶生長を阻害するが、他の前記(4)の媒晶剤と併用す
れば該阻害効果は消滅するのみならず、得2られるソル
ピン酸結晶の形状を細長くしたりや)偏平にする等の特
殊な効果を有する。
二 晶析条件:ソルピン酸濃度、晶析の為の溶解温度及
び攪拌条件其他について下記の通りである。
び攪拌条件其他について下記の通りである。
5・ ソルピン酸濃度は、特に限定されないが、使用す
るアルコール水溶液の溶解力と溶解温度を考慮して、溶
媒てあるアルコール水溶液10鍾量部当り10ないし1
0鍾量部が操作し易い。
るアルコール水溶液の溶解力と溶解温度を考慮して、溶
媒てあるアルコール水溶液10鍾量部当り10ないし1
0鍾量部が操作し易い。
1呼量部未満ては工程上の能率が低下
し、10呼量部を超えると後述の攪拌がやや困難となり
、晶析が急激になり易く操作困難となる。
、晶析が急激になり易く操作困難となる。
5晶析の為の溶解温度は、特に限定されないが、アルコ
ール水溶液の沸点(常圧の場合)とソルピン酸又は媒晶
剤に対する溶解力ならびに晶析の為の冷却方法を考慮し
て10′Cないし80℃好ましくは20℃ないし70℃
が実施し易い。
ール水溶液の沸点(常圧の場合)とソルピン酸又は媒晶
剤に対する溶解力ならびに晶析の為の冷却方法を考慮し
て10′Cないし80℃好ましくは20℃ないし70℃
が実施し易い。
6ソルピン酸の(アルコール水)溶液の攪拌条件は、特
に限定されない。
に限定されない。
即ち該溶液を静置放冷してもよく槽内てゆるやかに又は
かなり激しく攪拌しても得られる結晶粒子が著しく小さ
くなることはない。
かなり激しく攪拌しても得られる結晶粒子が著しく小さ
くなることはない。
しかし該溶液が攪拌の遠心力で全部槽壁に移動し、若し
くは該溶液が槽内で著しく泡立つて沸騰したような状態
になる程の強力な攪拌は必要でもないし、結晶成長が妨
げられる。従つて、槽内の該溶液がゆるやかに流動する
程度でよく、攪拌条件の多少の変動によつて得られるソ
ルピン酸の結晶の粒度分布等が著しく若しくは急激に変
動することはない。ホ 媒晶剤を使用しない場合: 後述の比較例に明らかのように、使用するソルピン酸の
純度、使用するアルコール水溶液の組成、溶解ならびに
冷却条件の調整が困難でかつ粒度分布等の再現性に乏し
く、期待する硬度、流動性が得られない。
くは該溶液が槽内で著しく泡立つて沸騰したような状態
になる程の強力な攪拌は必要でもないし、結晶成長が妨
げられる。従つて、槽内の該溶液がゆるやかに流動する
程度でよく、攪拌条件の多少の変動によつて得られるソ
ルピン酸の結晶の粒度分布等が著しく若しくは急激に変
動することはない。ホ 媒晶剤を使用しない場合: 後述の比較例に明らかのように、使用するソルピン酸の
純度、使用するアルコール水溶液の組成、溶解ならびに
冷却条件の調整が困難でかつ粒度分布等の再現性に乏し
く、期待する硬度、流動性が得られない。
以上において明らかにした、本発明方法の効果を要約す
ると次の通りである。
ると次の通りである。
即ち、5媒晶剤と特定の混合溶媒を組合せ使用する新規
なソルピン酸の再結晶法が明らかにされた。5一定の物
性を有するソルビツ酸再結晶製品を再現性よく製造でき
る。
なソルピン酸の再結晶法が明らかにされた。5一定の物
性を有するソルビツ酸再結晶製品を再現性よく製造でき
る。
6公知方法(水、水一有機溶媒及び有機溶媒のいづれか
を使用する場合)より、硬度、カサ密度及び流動性のす
ぐれた再結晶製品が得られる。
を使用する場合)より、硬度、カサ密度及び流動性のす
ぐれた再結晶製品が得られる。
4安定剤(例えばソルピン酸ナトリウム)の併用若しく
は兼用を妨けす従つて、安定性の良好な製品が得られる
。
は兼用を妨けす従つて、安定性の良好な製品が得られる
。
6微粉末の生成が少いので、微粉末が回収再使用される
場合てもなお再結晶製品の実質的収率が向上する。
場合てもなお再結晶製品の実質的収率が向上する。
以下に実施例を示すが、本発明の方法は、これらに限定
され若しくは制約されるものではないことは勿論である
。
され若しくは制約されるものではないことは勿論である
。
実施例1
ケテンとクロトンアルデヒドを縮合させて得られたポリ
エステルを熱分解し、活性炭で脱色した粗製ソルピン酸
2000g、水酸化ナトリウム2fおフよび濃度5鍾量
%のエタノール水溶液6000yを内容積10eのステ
ンレス製攪拌槽(槽内径24−、攪拌羽根の巾2−、長
さ16−)に仕込んで70、Cまで加熱溶解せしめた後
、回転数500rpmで攪拌(槽内液は乱流状態となり
空気を巻き込んで激しく泡立つ)しながら30℃まで6
時間で冷却してソルピン酸を晶出せしめた。
エステルを熱分解し、活性炭で脱色した粗製ソルピン酸
2000g、水酸化ナトリウム2fおフよび濃度5鍾量
%のエタノール水溶液6000yを内容積10eのステ
ンレス製攪拌槽(槽内径24−、攪拌羽根の巾2−、長
さ16−)に仕込んで70、Cまで加熱溶解せしめた後
、回転数500rpmで攪拌(槽内液は乱流状態となり
空気を巻き込んで激しく泡立つ)しながら30℃まで6
時間で冷却してソルピン酸を晶出せしめた。
母液を淵別した後、常法により水洗、乾燥して得られた
ソルピン酸結晶の粒子(収量1570q)は丸味を帯び
ていて非常に流動性がよく、指先で強くつまんでも砕け
ない程の硬度を有していた。
ソルピン酸結晶の粒子(収量1570q)は丸味を帯び
ていて非常に流動性がよく、指先で強くつまんでも砕け
ない程の硬度を有していた。
また、粒度分布は下記の如くであり、このうち20メッ
シュバス42メッシュオンの粒度の部分についてカサ密
度を測定したところ0.71g/MLであつた。 (
″″D 比較例1 水酸化ナトリウムを添加しない他は実施例1と全く同じ
条件で再結晶を行なつたところ、下記のように粒度が小
さく、指先でつまんで容易に砕ける程度にやわらかくて
砕けやすい結晶(収量1550y)が得られ、しかも流
動性も悪かつた。
シュバス42メッシュオンの粒度の部分についてカサ密
度を測定したところ0.71g/MLであつた。 (
″″D 比較例1 水酸化ナトリウムを添加しない他は実施例1と全く同じ
条件で再結晶を行なつたところ、下記のように粒度が小
さく、指先でつまんで容易に砕ける程度にやわらかくて
砕けやすい結晶(収量1550y)が得られ、しかも流
動性も悪かつた。
また42メッシュバス60メッシュオンの粒度の部分に
ついてカサ密度を測定したところ0.51y/mlであ
つた。
ついてカサ密度を測定したところ0.51y/mlであ
つた。
なお60メッシュバスの部分のカサ密度は0.46y/
77!lであつた。実施例2 実施例1と同じ攪拌槽を用い、同一のソルピン酸190
0y1リン酸ナトリウム5y(イ).013モル)およ
び濃度5呼量%のメタノール水溶液6000yを仕込ん
で錫゜Cまで加熱昇温して溶解せしめ、次い.で回転数
450rpmで攪拌(槽内液の状態は実施例1の場合と
ほぼ同じであつた)しながら30′Cまで?峙間で冷却
し晶出せしめた。
77!lであつた。実施例2 実施例1と同じ攪拌槽を用い、同一のソルピン酸190
0y1リン酸ナトリウム5y(イ).013モル)およ
び濃度5呼量%のメタノール水溶液6000yを仕込ん
で錫゜Cまで加熱昇温して溶解せしめ、次い.で回転数
450rpmで攪拌(槽内液の状態は実施例1の場合と
ほぼ同じであつた)しながら30′Cまで?峙間で冷却
し晶出せしめた。
母液を淵別した後、常法により水洗、乾燥して得られた
ソルピン酸結晶(収量1460y)は丸味を(帯びてい
て硬度、流動性ともに非常によかつた。
ソルピン酸結晶(収量1460y)は丸味を(帯びてい
て硬度、流動性ともに非常によかつた。
また粒度分布は下記の如くであり、このうち20メッシ
ュバス42メッシュオンの粒度の部分についてカサ密度
を測定したところ0.729/mlであつた。比較例2 リン酸ナトリウムを添加しない他は実施例2と全く同じ
条件で再結晶を行なつたところ、やわらフかくて流動性
の悪い結晶が得られた(収量1440y)。
ュバス42メッシュオンの粒度の部分についてカサ密度
を測定したところ0.729/mlであつた。比較例2 リン酸ナトリウムを添加しない他は実施例2と全く同じ
条件で再結晶を行なつたところ、やわらフかくて流動性
の悪い結晶が得られた(収量1440y)。
また粒度分布は下記の如くであり、このうち42メッシ
ュバス60メッシュオンの粒度の部分についてカサ密度
を測定したところ0.55y/mlであつた。 L
.VV●01〃 l実施例3 実施例1と同じ攪拌槽を用い、同一のソルピン酸190
0y1リン酸ナトリウム2y(4).024モル)及び
濃度6鍾量%のエタノール水溶液4000fIを仕込ん
て68゜Cまで加熱昇温して溶解せしめ、次いで回転数
150r′Pmて攪拌(槽内液は比較的ゆるやかに回転
し、空気の巻込みも少ない)しながら30℃まで6.5
時間て冷却しソルピン酸を晶出せしめた。
ュバス60メッシュオンの粒度の部分についてカサ密度
を測定したところ0.55y/mlであつた。 L
.VV●01〃 l実施例3 実施例1と同じ攪拌槽を用い、同一のソルピン酸190
0y1リン酸ナトリウム2y(4).024モル)及び
濃度6鍾量%のエタノール水溶液4000fIを仕込ん
て68゜Cまで加熱昇温して溶解せしめ、次いで回転数
150r′Pmて攪拌(槽内液は比較的ゆるやかに回転
し、空気の巻込みも少ない)しながら30℃まで6.5
時間て冷却しソルピン酸を晶出せしめた。
母液をp別した後、常法により水洗、乾燥して得られた
SA結晶(収量1480y)は実施例1あるいは実施例
2において得られた結晶と比較すればやや硬度が低かつ
たが、実用上十分な硬さであり流動性も良かつた。
SA結晶(収量1480y)は実施例1あるいは実施例
2において得られた結晶と比較すればやや硬度が低かつ
たが、実用上十分な硬さであり流動性も良かつた。
また粒度分布は下記の如くであり、このうち20メッシ
ュバス42メッシュオンの粒度の部分についてカサ密度
を測定したところ0.61ダ/mlであつた。
ュバス42メッシュオンの粒度の部分についてカサ密度
を測定したところ0.61ダ/mlであつた。
比較例3
酢酸ナトリウムを添加しない他は実施例3と全く同じ条
件て再結晶を行なつたところ、硬度流動性ともに極めて
悪いSA結晶が得られた(収量1490y)。
件て再結晶を行なつたところ、硬度流動性ともに極めて
悪いSA結晶が得られた(収量1490y)。
また粒度分布は下記の如くであり、このうち20メッシ
ュバス42メッシュオンの粒度の部分についてカサ密度
は0.39V/mlであつた。
ュバス42メッシュオンの粒度の部分についてカサ密度
は0.39V/mlであつた。
(−ー
(参考例)
a実施例1にて使用した攪拌槽を用い、ソルピン酸16
0y及び純水6000ダを仕込み餡℃まで加熱、昇温し
て溶解せしめ、次いで回転数150r′Pm(槽内液の
状態は実施例3とほぼ同じ)で攪拌しながら30℃まで
12時間で冷却した。
0y及び純水6000ダを仕込み餡℃まで加熱、昇温し
て溶解せしめ、次いで回転数150r′Pm(槽内液の
状態は実施例3とほぼ同じ)で攪拌しながら30℃まで
12時間で冷却した。
母液を沖別した後水洗、乾燥して得られたS八詰晶(収
量1詔y)は粒度こそ下記の如く良好だつたものの砕け
やすい結晶であり20メッシュバス42メッシュオンの
部分のカサ密度は0.41y/Mtであつた。
量1詔y)は粒度こそ下記の如く良好だつたものの砕け
やすい結晶であり20メッシュバス42メッシュオンの
部分のカサ密度は0.41y/Mtであつた。
(V″
b次に塩化ナトリウム6y(0.1モル)を添加した他
は上記と全く同じ条件で再結晶を行なつたが、得られた
S八詰晶(収量136q)は前記aの場合より全く改善
されておらず、粒度(下記)、流動性、硬度ともにはと
んど差がなく、20メッシュバス42メッシュオンの部
分のカサ密度は0.40y/mlであつた。
は上記と全く同じ条件で再結晶を行なつたが、得られた
S八詰晶(収量136q)は前記aの場合より全く改善
されておらず、粒度(下記)、流動性、硬度ともにはと
んど差がなく、20メッシュバス42メッシュオンの部
分のカサ密度は0.40y/mlであつた。
●r′ζ鴨卆1Q
/測定例前記実施例、比較例及び参考例の各収得物(再
結晶ソルピン酸)の一部について夫々、下記の方法で粉
化率を測定した。
/測定例前記実施例、比較例及び参考例の各収得物(再
結晶ソルピン酸)の一部について夫々、下記の方法で粉
化率を測定した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルコール水溶液を溶媒とする再結晶によるソルビ
ン酸結晶の製造法において、媒晶イオンとしてアルカリ
金属イオンを使用することを特徴とするソルビン酸結晶
の製造方法。 2 使用するアルコールが低級脂肪族一価アルコールで
ある特許請求の範囲1に記載の方法。 3 使用するアルカリ金属イオンがナトリウムイオン又
はカリウムイオンである特許請求の範囲1及び2に記載
の方法。 4 使用するアルカリ金属イオンの発生源となる化合物
が、アルカリ水酸化物若しくはハロゲン化物、炭酸塩、
硫酸塩、ホウサン塩、リン酸塩及び亜リン酸のような無
機酸塩又はアルカリ金属の脂肪族モノカルボン酸、脂肪
族ポリカルボン酸、芳香族カルボン酸及び脂肪族オキシ
カルボン酸塩である特許請求の範囲1ないし3に記載の
方法。 5 ソルビン酸を溶解する際のアルコール水溶液の温度
が20℃ないし70℃である特許請求の範囲1ないし4
に記載の方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52154827A JPS6049174B2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | ソルビン酸結晶の製造方法 |
| US05/967,143 US4246430A (en) | 1977-12-22 | 1978-12-06 | Method for producing crystals of sorbic acid |
| DE2855075A DE2855075C3 (de) | 1977-12-22 | 1978-12-20 | Verfahren zum Umkristallisieren von Sorbinsäure aus einer wäßrigen alkalischen Lösung |
| FR7836122A FR2412517B1 (fr) | 1977-12-22 | 1978-12-22 | Procede de preparation de cristaux d'acide sorbique |
| GB7849797A GB2011895B (en) | 1977-12-22 | 1978-12-22 | Method for producing crystals of sorbic acid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52154827A JPS6049174B2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | ソルビン酸結晶の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5488214A JPS5488214A (en) | 1979-07-13 |
| JPS6049174B2 true JPS6049174B2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=15592737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52154827A Expired JPS6049174B2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | ソルビン酸結晶の製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4246430A (ja) |
| JP (1) | JPS6049174B2 (ja) |
| DE (1) | DE2855075C3 (ja) |
| FR (1) | FR2412517B1 (ja) |
| GB (1) | GB2011895B (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11199541A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-07-27 | Daicel Chem Ind Ltd | ソルビン酸の回収装置および回収方法 |
| JP2002173462A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | ソルビン酸組成物 |
| CN115010595B (zh) * | 2022-07-27 | 2024-07-09 | 江苏道尔顿石化科技有限公司 | 一种山梨酸粗结晶形成方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL112967C (ja) * | 1961-05-09 | |||
| US3574728A (en) * | 1967-11-17 | 1971-04-13 | Daicel Ltd | Process for producing sorbic acid |
| DE2331668C2 (de) * | 1973-06-22 | 1982-07-29 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Reinigung von Sorbinsäure |
| JPS5835173B2 (ja) * | 1975-09-16 | 1983-08-01 | チッソ株式会社 | カリユウジヨウソルビンサンノ セイゾウホウホウ |
-
1977
- 1977-12-22 JP JP52154827A patent/JPS6049174B2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-12-06 US US05/967,143 patent/US4246430A/en not_active Expired - Lifetime
- 1978-12-20 DE DE2855075A patent/DE2855075C3/de not_active Expired
- 1978-12-22 FR FR7836122A patent/FR2412517B1/fr not_active Expired
- 1978-12-22 GB GB7849797A patent/GB2011895B/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2855075A1 (de) | 1979-06-28 |
| FR2412517B1 (fr) | 1985-07-12 |
| GB2011895A (en) | 1979-07-18 |
| DE2855075C3 (de) | 1982-01-21 |
| DE2855075B2 (de) | 1981-01-29 |
| US4246430A (en) | 1981-01-20 |
| FR2412517A1 (fr) | 1979-07-20 |
| JPS5488214A (en) | 1979-07-13 |
| GB2011895B (en) | 1982-05-06 |
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