JPS6050638B2 - 短距離離着陸機の飛行制御装置 - Google Patents
短距離離着陸機の飛行制御装置Info
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- JPS6050638B2 JPS6050638B2 JP17756781A JP17756781A JPS6050638B2 JP S6050638 B2 JPS6050638 B2 JP S6050638B2 JP 17756781 A JP17756781 A JP 17756781A JP 17756781 A JP17756781 A JP 17756781A JP S6050638 B2 JPS6050638 B2 JP S6050638B2
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンパワーを利用した高揚力装置を有し
、上方に展関する揚力が減少するスポイラが或る程度上
方に展関した位置を中立位置としてとるようになされて
いる短距離離着陸機のための飛行制御装置に関するもの
てある。
、上方に展関する揚力が減少するスポイラが或る程度上
方に展関した位置を中立位置としてとるようになされて
いる短距離離着陸機のための飛行制御装置に関するもの
てある。
第1図及び第1A図に図示の如く、単に上面吹出しフラ
ツプF等によつて高揚力を発揮させるだけでなく、主翼
Wの前方上部にエンジン2を設けて、そのエンジンより
の高速排気流を主翼Wの上面から上面吹出しフラツプF
の上面上に流して揚力の増大を図る、エンジンパワーを
利用した高揚力装置が設けられた短距暗雌着陸機即ちS
TOL機が知られている。
ツプF等によつて高揚力を発揮させるだけでなく、主翼
Wの前方上部にエンジン2を設けて、そのエンジンより
の高速排気流を主翼Wの上面から上面吹出しフラツプF
の上面上に流して揚力の増大を図る、エンジンパワーを
利用した高揚力装置が設けられた短距暗雌着陸機即ちS
TOL機が知られている。
なお、このエンジンパワーを利用した高揚力走置を設け
たSTOL機は、高揚力装置として働くエンジンを、主
翼前方上部でなく、主翼下部その他の様々な位置に設け
た形式のものでもよい。この種のSTOL機は、迎角α
が飛行速度りにほぼ対応する他の通常の航空機と異なり
、第2図に示すように、ピッチ姿勢θが飛行速度りにほ
ぼ対応する特性を有する。
たSTOL機は、高揚力装置として働くエンジンを、主
翼前方上部でなく、主翼下部その他の様々な位置に設け
た形式のものでもよい。この種のSTOL機は、迎角α
が飛行速度りにほぼ対応する他の通常の航空機と異なり
、第2図に示すように、ピッチ姿勢θが飛行速度りにほ
ぼ対応する特性を有する。
このため、この種のSTOL機ては、この特性を生かし
て、操縦桿操作゛によるピッチ姿勢変化で主に飛行速度
を制御し、エンジンパワーレバー操作によるエンジンパ
ワー変化で主に(垂直面における)飛行径路角γを制御
する操縦手法が採用されることがある。なお、γ=θ−
−αである。従つて、この種STOL機では、パワーレ
バーの動きに対するエンジンパワー応答の立上りの遅れ
が、航空機の飛行径路応答の立ち上がり特性を悪くし、
着陸アプローチ時や着陸フレア時などにお)いて必要と
されるだけの応答の早さが得られない原因となる。
て、操縦桿操作゛によるピッチ姿勢変化で主に飛行速度
を制御し、エンジンパワーレバー操作によるエンジンパ
ワー変化で主に(垂直面における)飛行径路角γを制御
する操縦手法が採用されることがある。なお、γ=θ−
−αである。従つて、この種STOL機では、パワーレ
バーの動きに対するエンジンパワー応答の立上りの遅れ
が、航空機の飛行径路応答の立ち上がり特性を悪くし、
着陸アプローチ時や着陸フレア時などにお)いて必要と
されるだけの応答の早さが得られない原因となる。
この問題を解決するために、上方に展関すると揚力が減
少するスポイラを用いて応答の悪さを補う方法が知られ
ている。即ち、低周波入力に対する出力を減らし定常人
力に対しては出クカゼロとする微分遅れ回路を介して、
パワーレバー位置信号(あるいはその駆動信号)をスポ
イラ駆動装置に送りスポイラを一時的に作動させる。そ
して、パワーレバー位置信号が一定値に落ち着くと、ス
ポイラ駆動装置への信号は次第にゼロとなり、スポイラ
はその中立位置に戻つて行く。一般に、スポイラを上方
展関すると揚抗特性が悪くなるため、その中立位置は翼
上面と等面な位置におかれている。従つて、このままで
は、中立位置からのスポイラの動きは、揚力を減らす上
方展関しかできないため、飛行径路応答の立ち上がり特
性の改善は降下側のみに限られてしまう。このため、ス
ポイラの中立位置を翼上面よりある程度上方に展関した
位置とし、その分だけ中立位置から揚力を増す方向に、
即ち下方にスポイラを動かせるようにすることも、既に
知られている。しかし、スポイラ中立位置の上方展開は
、前述のように揚抗特性を悪くし、その分だけパワーレ
バーを利用可能な最大位置まで操作して得られる最大定
常上昇能力を劣化させるという欠点をもたらす。そこで
、本発明は、この欠点を解消する飛行制御装置を提供せ
んとするものである。
少するスポイラを用いて応答の悪さを補う方法が知られ
ている。即ち、低周波入力に対する出力を減らし定常人
力に対しては出クカゼロとする微分遅れ回路を介して、
パワーレバー位置信号(あるいはその駆動信号)をスポ
イラ駆動装置に送りスポイラを一時的に作動させる。そ
して、パワーレバー位置信号が一定値に落ち着くと、ス
ポイラ駆動装置への信号は次第にゼロとなり、スポイラ
はその中立位置に戻つて行く。一般に、スポイラを上方
展関すると揚抗特性が悪くなるため、その中立位置は翼
上面と等面な位置におかれている。従つて、このままで
は、中立位置からのスポイラの動きは、揚力を減らす上
方展関しかできないため、飛行径路応答の立ち上がり特
性の改善は降下側のみに限られてしまう。このため、ス
ポイラの中立位置を翼上面よりある程度上方に展関した
位置とし、その分だけ中立位置から揚力を増す方向に、
即ち下方にスポイラを動かせるようにすることも、既に
知られている。しかし、スポイラ中立位置の上方展開は
、前述のように揚抗特性を悪くし、その分だけパワーレ
バーを利用可能な最大位置まで操作して得られる最大定
常上昇能力を劣化させるという欠点をもたらす。そこで
、本発明は、この欠点を解消する飛行制御装置を提供せ
んとするものである。
即ち、本発明によるならば、エンジンパワーを利用した
高揚力装置を備え、エンジンパワー応答の立上り遅れに
よる飛行径路応答の立上り特性を改善するためにスポイ
ラが翼上面から或る程度上方に展関した位置を中立位置
としてとるようになされている短距離離着陸機において
、エンジンパワーレバーの位置を検出する位置検出器と
、その位置検出器の出力を受けてエンジンパワーの増大
に応じてスポイラ中立位置の上方展開量を減少させてパ
ワーレバーが最大出力位置にあるときスポ.イラ中立位
置が翼上面と実質的に等面となるようにスポイラ駆動装
置を制御する制御器とを具備する飛行制御装置が提供さ
れる。
高揚力装置を備え、エンジンパワー応答の立上り遅れに
よる飛行径路応答の立上り特性を改善するためにスポイ
ラが翼上面から或る程度上方に展関した位置を中立位置
としてとるようになされている短距離離着陸機において
、エンジンパワーレバーの位置を検出する位置検出器と
、その位置検出器の出力を受けてエンジンパワーの増大
に応じてスポイラ中立位置の上方展開量を減少させてパ
ワーレバーが最大出力位置にあるときスポ.イラ中立位
置が翼上面と実質的に等面となるようにスポイラ駆動装
置を制御する制御器とを具備する飛行制御装置が提供さ
れる。
このように本発明においては、パワーレバーが最大パワ
ー位置に近づくにつれて、スポイラ中立、位置の上方展
開量を減少させ、最大パワー位置ではスポイラ中立位置
の上方展開量をゼロあるいはゼロ近くにするように構成
しているので、上昇時スポイラによる上昇能力の低下は
なく、エンジン出力の能力を最大限利用できる。
ー位置に近づくにつれて、スポイラ中立、位置の上方展
開量を減少させ、最大パワー位置ではスポイラ中立位置
の上方展開量をゼロあるいはゼロ近くにするように構成
しているので、上昇時スポイラによる上昇能力の低下は
なく、エンジン出力の能力を最大限利用できる。
次に添付図面を参照して実施例について説明する。
第3図は、パイロットが直接パワーレバーを操作する楊
合の飛行制御装置の実施例を示すブロック図である。パ
ワーレバー1の位置を検出する位置検出器3からのパワ
ーレバー位置信・号Spは、制御ユニット30に入力さ
れ、そこでスポイラ駆動量が演算され、スポイラ駆動信
号D,が出力される。スポイラ駆動装置8はその駆動信
号に応じてスポイラ9を駆動する。制御ユニット30は
、図示の如く、微分遅れ回路25と、信号変換回路26
と、関数発生器27と、加算器28とを有している。
合の飛行制御装置の実施例を示すブロック図である。パ
ワーレバー1の位置を検出する位置検出器3からのパワ
ーレバー位置信・号Spは、制御ユニット30に入力さ
れ、そこでスポイラ駆動量が演算され、スポイラ駆動信
号D,が出力される。スポイラ駆動装置8はその駆動信
号に応じてスポイラ9を駆動する。制御ユニット30は
、図示の如く、微分遅れ回路25と、信号変換回路26
と、関数発生器27と、加算器28とを有している。
そして、パワーレバー位置検出器3からのパワーレバー
位置信号ノSpは、分岐点30aで2つの信号に分けら
れる。第1の信号は、微分遅れ回路25に入力され、そ
こで飛行径路応答の立上がり特性を改善するために定常
状態ではゼロとなる過渡的な信号即ち変化率に応じた信
号に変換され、更に信号変換・回路26に送られて、パ
ワーレバー位置に対応する信号からスポイラ位置駆動に
対応する信号に変換されて、過渡的なスポイラ駆動信号
として加算器28に出力される。一方、第2の信号は、
関数発生器27に入力され、パワーレバー位置信号に・
応じて変化するスポイラ中立位置上方展開量の信号に変
換され、信号変換回路26からの過渡的なスポイラ駆動
信号と加算器28で加算されて、スポイラ駆動信号とし
て制御ユニット30から出力される。関数発生器27は
、入力のパワーレバー位置信号が最大パワー位置に近づ
くにつれて、その出力信号を小さくし、最大パワー位置
では出力信号をゼロあるいはゼロ近くにする、特性を有
しているものである。この結果、パワーレバー位置を最
大パワー位置にして最大の上昇能力を得ようとしたとき
に、第3図に参照番号9″で示す点線位置の如くスポイ
ラ中立位置の上方展開量がゼロあるいはそれに近くなり
、従来の中立位置上方展開量固定の場合の欠点がなくな
り、エンジンパワーを上昇力として最大限利用できる。
位置信号ノSpは、分岐点30aで2つの信号に分けら
れる。第1の信号は、微分遅れ回路25に入力され、そ
こで飛行径路応答の立上がり特性を改善するために定常
状態ではゼロとなる過渡的な信号即ち変化率に応じた信
号に変換され、更に信号変換・回路26に送られて、パ
ワーレバー位置に対応する信号からスポイラ位置駆動に
対応する信号に変換されて、過渡的なスポイラ駆動信号
として加算器28に出力される。一方、第2の信号は、
関数発生器27に入力され、パワーレバー位置信号に・
応じて変化するスポイラ中立位置上方展開量の信号に変
換され、信号変換回路26からの過渡的なスポイラ駆動
信号と加算器28で加算されて、スポイラ駆動信号とし
て制御ユニット30から出力される。関数発生器27は
、入力のパワーレバー位置信号が最大パワー位置に近づ
くにつれて、その出力信号を小さくし、最大パワー位置
では出力信号をゼロあるいはゼロ近くにする、特性を有
しているものである。この結果、パワーレバー位置を最
大パワー位置にして最大の上昇能力を得ようとしたとき
に、第3図に参照番号9″で示す点線位置の如くスポイ
ラ中立位置の上方展開量がゼロあるいはそれに近くなり
、従来の中立位置上方展開量固定の場合の欠点がなくな
り、エンジンパワーを上昇力として最大限利用できる。
一方、パワーレバー1の操作に伴うエンジンパワー応答
の立上りの遅れは、パワーレバー1の操作によつて変化
するパワーレバー位置信号Spが微分遅れ回路25と信
号変換回路26とで処理されて、加算器28を介して過
渡的なスポイラ駆動信号としてスポイラ駆動装置8に入
力されてスポイラ9が一時的に動作されることにより、
従来と同様に補償される。即ち、本発明による飛行制御
装置においては、第4図に示す如く、パワーレバー位置
が最大パワ一位置に近づくにつれてスポイラ中立位置が
主翼と等面な位置に近づき、中立位置の上方展開による
定常上昇能力の劣化を防く。
の立上りの遅れは、パワーレバー1の操作によつて変化
するパワーレバー位置信号Spが微分遅れ回路25と信
号変換回路26とで処理されて、加算器28を介して過
渡的なスポイラ駆動信号としてスポイラ駆動装置8に入
力されてスポイラ9が一時的に動作されることにより、
従来と同様に補償される。即ち、本発明による飛行制御
装置においては、第4図に示す如く、パワーレバー位置
が最大パワ一位置に近づくにつれてスポイラ中立位置が
主翼と等面な位置に近づき、中立位置の上方展開による
定常上昇能力の劣化を防く。
なお、上述した本発明による飛行制御装置は、この種の
STOL機の降下時における失速迎角の急激な減少を防
止する飛行制御装置と組み合せることもてきる。
STOL機の降下時における失速迎角の急激な減少を防
止する飛行制御装置と組み合せることもてきる。
即ら、この種のSTOL機においては、第5図に示す如
く、エンジンパワーが減少して無次元推力係数(CJ)
がある値以下になると、失速迎角が急激に減少する空力
特性を一般に有している。
く、エンジンパワーが減少して無次元推力係数(CJ)
がある値以下になると、失速迎角が急激に減少する空力
特性を一般に有している。
そこで、従来は、このような失速迎角特性を有するST
OL機において前述の操縦手法を採用する場合、パイロ
ットが直接パワーレバーを握り操作して飛行径路を制御
してきた。この場合には、大きな降下側の飛行径路角を
得るためあるいは誤つて、必要以上にパイロットがパワ
ーレバーをパワー減少方向に大きく操作することがあり
得る。
OL機において前述の操縦手法を採用する場合、パイロ
ットが直接パワーレバーを握り操作して飛行径路を制御
してきた。この場合には、大きな降下側の飛行径路角を
得るためあるいは誤つて、必要以上にパイロットがパワ
ーレバーをパワー減少方向に大きく操作することがあり
得る。
この操作により、航空機は大きく降下し迎角が増大する
上に、さらに上記特性により失速迎角は減少する。この
ため、失速に対する迎角余裕か、飛行の安全を確保する
に要する値より小さくなつたり、場合によつては垂直突
風等により失速状態になつてしまう危険がある。そこで
、このような危険がほとんどないようにするために、エ
ンジンパワーを利用した高揚力装置と、揚力を減少する
ように上方に展開てきるスポイラとを有する短距離離着
陸機において、エンジンパワーレバーの位置を検出する
位置検出器と、エンジンパワーレバーを駆動する駆動装
置と、飛行径路制御レバーと、その飛行径路制御レバー
の位置を検出する位置検出器と、スポイラを駆動する駆
動装置と、降下時、飛行径路制御レバーの操作に応答し
て、エンジンパワーレバー位置検出器の出力及び飛行径
路制御レバー位置検出器の出力を受けて、所定の下限値
に達するまではエンジンパワーを下げる方向にエンジン
パワーレバーを動かすようにエンジンパワーレバー駆動
装置を動作させ、エンジンパワーレバー位置がその所定
の下限値に達したあとはスポイラを上方に展開させるよ
うにスポイラ駆動装置を動作させて降下能力の不足を補
うようにする制御器とを具備するように飛行制御装置を
構成する。このような飛行制御装置において、必要な失
速迎角が確保できる最小値に所定値を決めることにより
、エンジンパワーがその所定値以下にならないようにし
ているので、失速迎角が減少しすぎることはなく、失速
に対する迎角余裕が十分保持される。
上に、さらに上記特性により失速迎角は減少する。この
ため、失速に対する迎角余裕か、飛行の安全を確保する
に要する値より小さくなつたり、場合によつては垂直突
風等により失速状態になつてしまう危険がある。そこで
、このような危険がほとんどないようにするために、エ
ンジンパワーを利用した高揚力装置と、揚力を減少する
ように上方に展開てきるスポイラとを有する短距離離着
陸機において、エンジンパワーレバーの位置を検出する
位置検出器と、エンジンパワーレバーを駆動する駆動装
置と、飛行径路制御レバーと、その飛行径路制御レバー
の位置を検出する位置検出器と、スポイラを駆動する駆
動装置と、降下時、飛行径路制御レバーの操作に応答し
て、エンジンパワーレバー位置検出器の出力及び飛行径
路制御レバー位置検出器の出力を受けて、所定の下限値
に達するまではエンジンパワーを下げる方向にエンジン
パワーレバーを動かすようにエンジンパワーレバー駆動
装置を動作させ、エンジンパワーレバー位置がその所定
の下限値に達したあとはスポイラを上方に展開させるよ
うにスポイラ駆動装置を動作させて降下能力の不足を補
うようにする制御器とを具備するように飛行制御装置を
構成する。このような飛行制御装置において、必要な失
速迎角が確保できる最小値に所定値を決めることにより
、エンジンパワーがその所定値以下にならないようにし
ているので、失速迎角が減少しすぎることはなく、失速
に対する迎角余裕が十分保持される。
一方、降下能力の不足は失速迎角に大きな変化を与えな
い特性を一般に有するスポイラが上方に展関して揚力を
減少させることによつて補つているので、必要な降下飛
行径路角が得られる。第6図は、必要な失速迎角を確保
するそのような飛行制御装置と組み合せた本発明による
飛行制御装置の例てある。エンジンパワーレバー1とエ
ンジン2とは機械的に結合されており、パワーレバー1
の動きに応じてエンジン2のエンジンパワーも変化する
。
い特性を一般に有するスポイラが上方に展関して揚力を
減少させることによつて補つているので、必要な降下飛
行径路角が得られる。第6図は、必要な失速迎角を確保
するそのような飛行制御装置と組み合せた本発明による
飛行制御装置の例てある。エンジンパワーレバー1とエ
ンジン2とは機械的に結合されており、パワーレバー1
の動きに応じてエンジン2のエンジンパワーも変化する
。
またパワーレバーとは別に、パイロットが手動で操作可
能な飛行径路制御レバー即ちFPCレバー4を設置する
。パワーレバー1とFPCレバー4の位置は、それぞれ
位置検出器3及び5により検出され、そのパワーレバー
位置信号Sp及びFPCレバー位置信号SFは制御ユニ
ット6に送られる。この制御ユニット6において、パイ
ロットがパワーレバー1からFPCレバー4で操作する
ようにシステムを切換えたときパワーレバーの位置δT
HOが記憶装置11に記憶されて保持される。また、必
要な失速迎角が確保できる推力係数がだせるエンジンパ
ワーに対応する所定のパワーレバー位置の設定下限値(
δTHmin)も記憶装置14に記憶しておく。一方、
FPCレバー位置検出器5から信号SF゛は、信号変換
回路13において、エンジンパワーレバーの位置δTH
Oを基準としたエンジンパワーレバー位置に対応する信
号(△δTHO)に変換される。
能な飛行径路制御レバー即ちFPCレバー4を設置する
。パワーレバー1とFPCレバー4の位置は、それぞれ
位置検出器3及び5により検出され、そのパワーレバー
位置信号Sp及びFPCレバー位置信号SFは制御ユニ
ット6に送られる。この制御ユニット6において、パイ
ロットがパワーレバー1からFPCレバー4で操作する
ようにシステムを切換えたときパワーレバーの位置δT
HOが記憶装置11に記憶されて保持される。また、必
要な失速迎角が確保できる推力係数がだせるエンジンパ
ワーに対応する所定のパワーレバー位置の設定下限値(
δTHmin)も記憶装置14に記憶しておく。一方、
FPCレバー位置検出器5から信号SF゛は、信号変換
回路13において、エンジンパワーレバーの位置δTH
Oを基準としたエンジンパワーレバー位置に対応する信
号(△δTHO)に変換される。
この信号は、分岐点15で第1の信号と第2の信号に分
かれる。第1の信号は記憶装置11及び14からδTH
(,とδTHmlnを受ける減算器24からのδTHm
in−δTHOの信号と共にスイッチ16に送られる。
スイッチ制御器23は、δTHOlΔδTHO及びδT
Hminを受けて、δTHO+ΔδTHc≧δTHml
n゛の条件が満たされるときは、このスイッチ16が1
の位置をとつて第1の信号が選択されるようにし、また
、そうでないときはスイッチ16が2の位置をとり、δ
THmin−δTH(,の信号が選択され、パワーレバ
ー駆動信号Dpとして制御ユニツトからエンジンパワー
レバー駆動装置7に出力される。
かれる。第1の信号は記憶装置11及び14からδTH
(,とδTHmlnを受ける減算器24からのδTHm
in−δTHOの信号と共にスイッチ16に送られる。
スイッチ制御器23は、δTHOlΔδTHO及びδT
Hminを受けて、δTHO+ΔδTHc≧δTHml
n゛の条件が満たされるときは、このスイッチ16が1
の位置をとつて第1の信号が選択されるようにし、また
、そうでないときはスイッチ16が2の位置をとり、δ
THmin−δTH(,の信号が選択され、パワーレバ
ー駆動信号Dpとして制御ユニツトからエンジンパワー
レバー駆動装置7に出力される。
そして、そのエンジンパワーレバー駆動装置7は、入力
されたパワーレバー駆動信号に応じた分だけエンジンパ
ワーレバー位置を変化させる。一方、第2の信号は、δ
TH..in−δTHOの信号分が減算器22で差し引
かれ、ΔδTHc−δTHmi..+δTHO信号とな
つた後、スイッチ16と連動するスイッチ18を介して
、δTHO+ΔδTHOくδTHminの条件が満たさ
れるときにのみ信号変換回路19へ出力される。
されたパワーレバー駆動信号に応じた分だけエンジンパ
ワーレバー位置を変化させる。一方、第2の信号は、δ
TH..in−δTHOの信号分が減算器22で差し引
かれ、ΔδTHc−δTHmi..+δTHO信号とな
つた後、スイッチ16と連動するスイッチ18を介して
、δTHO+ΔδTHOくδTHminの条件が満たさ
れるときにのみ信号変換回路19へ出力される。
そして、δTHO+ΔδTFIc≧δTH..inの場
合は、ゼロ信号発生器21からゼロ信号が信号変換回路
19へ出力される。このスイッチ18により選択された
信号は、エンジンパワーレバー駆動信号に対応する信号
であるので、信号変換回路1.9において、符号変換さ
れ、更に、そのエンジンパワーの変化分に相当する効果
を発揮できるスポイラ9の上方展開量に相当するスポイ
ラ駆動信号D,に変換され、制御ユニット6から加算器
29を介してスポイラ駆動装置8に出力される。
合は、ゼロ信号発生器21からゼロ信号が信号変換回路
19へ出力される。このスイッチ18により選択された
信号は、エンジンパワーレバー駆動信号に対応する信号
であるので、信号変換回路1.9において、符号変換さ
れ、更に、そのエンジンパワーの変化分に相当する効果
を発揮できるスポイラ9の上方展開量に相当するスポイ
ラ駆動信号D,に変換され、制御ユニット6から加算器
29を介してスポイラ駆動装置8に出力される。
このような制御ユニット6により、FPCレバー4の操
作によるパワーレバーコマンド量が、結果としてパワー
レバーを下限値δTHminより小さくするような大き
さてある場合には、即ちδTHO+ΔδTHOくδTH
ィ。
作によるパワーレバーコマンド量が、結果としてパワー
レバーを下限値δTHminより小さくするような大き
さてある場合には、即ちδTHO+ΔδTHOくδTH
ィ。
である場合には、δTHO位置からのパワーレバーの駆
動量はδTHmi。−δ′11(oに制限され、結果と
してパワーレバーはδTHmin位置までしか駆動され
ないことになる。一方パワーレバーコマンド量ΔδTH
cをδTHlTlin−δTHOで制限した残りの量Δ
δTHO−δ鉗Ml。+δTHOの大きさに応じてスポ
イラを駆動する信号が出力され、スボイラが上方に展関
する。次に、FPCレバー操作によるパワーレバーコマ
ンド量が結果としてパワーレバーをδTHl,n以下に
することがない場合は、即ちδTHO+Δδ丁■≧δT
Hml。
動量はδTHmi。−δ′11(oに制限され、結果と
してパワーレバーはδTHmin位置までしか駆動され
ないことになる。一方パワーレバーコマンド量ΔδTH
cをδTHlTlin−δTHOで制限した残りの量Δ
δTHO−δ鉗Ml。+δTHOの大きさに応じてスポ
イラを駆動する信号が出力され、スボイラが上方に展関
する。次に、FPCレバー操作によるパワーレバーコマ
ンド量が結果としてパワーレバーをδTHl,n以下に
することがない場合は、即ちδTHO+Δδ丁■≧δT
Hml。
の場合には、コマンド量ΔδTHOがそのままパワーレ
バー駆動信号となり、スポイラ駆動信号はゼロとなる。
換言するならば、第7図に示すように、FPCレバーを
絞つていつても、パワーレバーは所定の下限値で止まり
、代りにスポイラが立つていき、降下能力の不足を補う
、従つて、エンジンパワーを減少し過ぎて失速迎角を減
少し過ぎることはない。
バー駆動信号となり、スポイラ駆動信号はゼロとなる。
換言するならば、第7図に示すように、FPCレバーを
絞つていつても、パワーレバーは所定の下限値で止まり
、代りにスポイラが立つていき、降下能力の不足を補う
、従つて、エンジンパワーを減少し過ぎて失速迎角を減
少し過ぎることはない。
一方、第3図に示した制御ユニットと同じ制御ユニット
30の微分遅れ回路25には、スイッチ16の出力即ち
実際のエンジンパワーレバーの位置信号が入力され、そ
して、関数発生器27の入力には、位置検出器3の出力
が入力され、加算器28の出力は、加算器29を介して
スポイラ駆動装置8に入力される。
30の微分遅れ回路25には、スイッチ16の出力即ち
実際のエンジンパワーレバーの位置信号が入力され、そ
して、関数発生器27の入力には、位置検出器3の出力
が入力され、加算器28の出力は、加算器29を介して
スポイラ駆動装置8に入力される。
かくして、FPCレバー4に切替えて飛行制御するなら
ば、降下時エンジンパワーを減少し過ぎて失速迎角を減
少し過ぎることもなく、スポイラを上方に展開させるこ
とにより必要な降下能力を発揮させることができ、一方
、上昇のためのエンジンパワーを最大にすれば、制御ユ
ニット30が働いてスポイラ中立位置を翼面に近づけて
ゆき、エンジンパワーの能力を最大限利用することがで
きる。
ば、降下時エンジンパワーを減少し過ぎて失速迎角を減
少し過ぎることもなく、スポイラを上方に展開させるこ
とにより必要な降下能力を発揮させることができ、一方
、上昇のためのエンジンパワーを最大にすれば、制御ユ
ニット30が働いてスポイラ中立位置を翼面に近づけて
ゆき、エンジンパワーの能力を最大限利用することがで
きる。
第1図は、エンジンパワーを利用した高揚力装置を有す
るSTOL機の概略斜視図、第1A図は、その主翼部分
の概略断面図、第2図は、飛行速度■と飛行径路角γと
ピッチ姿勢角θと迎角αとの関係を示すグラフ、第3図
は、本発明によるSTOL機のための飛行制御装置の概
略構成を示すブロック図、第4図は、本発明による制御
を示すパワーレバーとスポイラの変化を示すグラフ、第
5図は、推力係数の揚力係数CLと迎角αとの関係を示
すグラフ、第6図は、必要な失速迎角を確保させる飛行
制御装置と組合せた実施例のブロック図、そして、第7
図は、FPCレバーとパワーレバーとスポイラの変化を
示すグラフである。 1・・・・・エンジンパワーレバー、2・・・・・・エ
ンジン、3・・・・・エンジンパワーレバー位置検出器
、4・・・・飛行径路制御(FPC)レバー、5・・・
・・・FPCレバー位置検出器、6,30・・・・・・
制御ユニット、7*II●エンジンパワ顎レバ物駆動装
置、81●●●●スポイラ駆動装置、9・・・・・・ス
ポイラ、W・・・・・・主翼、F・・・・・・フラツプ
、11,14・・・・・記憶装置、13,19・・・・
・・信号変換回路、16,18・・・・スイッチ、21
・・・・・ゼロ信号発生器、23・・・・スイッチ制御
器、22,24・・・・・・減算器、25・・・・・・
微分遅れ回路、26・・・・・・信号変換回路、27・
・・・・・関数発生器、28,29・・・・・・加算器
。
るSTOL機の概略斜視図、第1A図は、その主翼部分
の概略断面図、第2図は、飛行速度■と飛行径路角γと
ピッチ姿勢角θと迎角αとの関係を示すグラフ、第3図
は、本発明によるSTOL機のための飛行制御装置の概
略構成を示すブロック図、第4図は、本発明による制御
を示すパワーレバーとスポイラの変化を示すグラフ、第
5図は、推力係数の揚力係数CLと迎角αとの関係を示
すグラフ、第6図は、必要な失速迎角を確保させる飛行
制御装置と組合せた実施例のブロック図、そして、第7
図は、FPCレバーとパワーレバーとスポイラの変化を
示すグラフである。 1・・・・・エンジンパワーレバー、2・・・・・・エ
ンジン、3・・・・・エンジンパワーレバー位置検出器
、4・・・・飛行径路制御(FPC)レバー、5・・・
・・・FPCレバー位置検出器、6,30・・・・・・
制御ユニット、7*II●エンジンパワ顎レバ物駆動装
置、81●●●●スポイラ駆動装置、9・・・・・・ス
ポイラ、W・・・・・・主翼、F・・・・・・フラツプ
、11,14・・・・・記憶装置、13,19・・・・
・・信号変換回路、16,18・・・・スイッチ、21
・・・・・ゼロ信号発生器、23・・・・スイッチ制御
器、22,24・・・・・・減算器、25・・・・・・
微分遅れ回路、26・・・・・・信号変換回路、27・
・・・・・関数発生器、28,29・・・・・・加算器
。
Claims (1)
- 1 エンジンパワーを利用した高揚力装置を備え、エン
ジンパワー応答の立上り遅れによる飛行径路応答の立上
り特性を改善するためにスポイラが翼上面から或る程度
上方に展開した位置を中立位置としてとるようになされ
ている短距離離着陸機において、エンジンパワーレバー
の位置を検出する位置検出器と、その位置検出器の出力
を受けて、エンジンパワーの増大に応じてスポイラ中立
位置の上方展開量を減少させてパワーレバーが最大出力
位置にあるときスポイラ中立位置が翼上面と実質的に等
面になるようにスポイラ駆動装置を制御する制御ユニッ
トとを具備する飛行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17756781A JPS6050638B2 (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | 短距離離着陸機の飛行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17756781A JPS6050638B2 (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | 短距離離着陸機の飛行制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5878897A JPS5878897A (ja) | 1983-05-12 |
| JPS6050638B2 true JPS6050638B2 (ja) | 1985-11-09 |
Family
ID=16033219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17756781A Expired JPS6050638B2 (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | 短距離離着陸機の飛行制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050638B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007031124A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Tadano Ltd | リフター装置 |
| US9614465B2 (en) | 2011-07-26 | 2017-04-04 | Moog Inc. | Electric motor clamping system |
-
1981
- 1981-11-04 JP JP17756781A patent/JPS6050638B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5878897A (ja) | 1983-05-12 |
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