JPS605257B2 - 可食性繊維の製造方法 - Google Patents

可食性繊維の製造方法

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JPS605257B2
JPS605257B2 JP12670577A JP12670577A JPS605257B2 JP S605257 B2 JPS605257 B2 JP S605257B2 JP 12670577 A JP12670577 A JP 12670577A JP 12670577 A JP12670577 A JP 12670577A JP S605257 B2 JPS605257 B2 JP S605257B2
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JP
Japan
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protein
viscosity
poise
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soybean protein
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JP12670577A
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俊一 堂迫
貞夫 川村
雅 井筒
芳彦 本多
新一 種谷
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大豆蛋白質を主成分とする蛋白質より品質、物
性、繊維径の一定した可食性繊維を短時間に製造する方
法に関する。
従来、大豆蛋白質を原料として級糸法により可食性繊維
を製造する場合、脱脂大豆から常法によって得た蛋白質
ペーストあるいは分離蛋白質粉末を水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等のアルカリ水溶液を用いて溶解し、蛋
白質濃度11.0〜13.0重量%、pH12.0以上
の溶液を調製し、このアルカリ溶液を老成させ曳糸性が
発現したところで紡糸して可食性繊維を得ている。
この曳糸性が発現するまでに要する時間は蛋白質濃度、
老成温度などによって異なるが、通常溶解直後の大豆蛋
白質アルカリ溶液は、その粘度が高いため弾性も極めて
高くゲル状であって、経時的に粘度が低下していって曳
糸性が発現するには約1時間かかる。
一方、このようにして調製された大豆蛋白質アルカリ溶
液はそのpHが極めて高いため蛋白質がアルカリにより
加水分解を受けリジノアラニン等の有害物質が生成する
ことが近年指摘されている。
このリジノアラニン等の有害物質はpHが高い程、老成
時間が長い程、また老成温度が高い程生成しやすいこと
が知られている。そしてpHを低くすると蛋白質の高次
構造の解謬が充分に行なわれていないため曳糸性に乏し
い溶液となる。それ故に、リジノアラニン等の有害物質
の生成をなるべく抑えるには老成時間を出来るだけ短か
くし、望ましくは1時間以内に繊維化を終えることが必
要である。しかしながら、既に知られているように、大
豆蛋白質アルカリ溶液の粘度は縫時的に減少し、特にア
ルカリ溶解直後から1時間までの粘度低下が著しい。
このため、バッチ式で可食性繊維を製造する場合は勿論
、連続的に可食性繊維を製造する場合にも、アルカリ溶
解した大豆蛋白質アルカリ溶液の粘度のばらつきが大き
く、粘度の制御は極めて困難である。そしてアルカリ溶
解した大豆蛋白質アルカリ溶液の粘度にばらつきがある
と、溶液の曳糸性が変化し、曳糸性がなくなると紙糸が
困難になったり、延伸過程で糸切れが起ったりする。ま
たたとえ曳糸雌ま良好でも、繊維径が変ったり、繊維の
物性が変化して一定の品質の可食性繊維が得られない。
その上、溶解直後のゲル化のためパイプ中を搬送するこ
とも困難となる。このことが、従来大豆蛋白質から可食
性繊維を製造する際の大きな障害となっている。本発明
は、上記のような従来法の欠点を排除し、大豆蛋白質を
主成分とする蛋白質をアルカリ溶解した溶液の粘度を5
〜40ポアズの範囲内でかつほぼ一定に制御し品質、物
性、繊維径の一定した可食性繊維を短時間に製造できる
ようにしたものであって、本発明は大豆蛋白質を主成分
とする蛋白質の水分散液にS−S結合切断剤を適量添加
し、アルカリを加えて蛋白質を溶解して粘度が5〜40
ポアズの範囲内でかつほぼ一定化した溶液を得、これを
短時間内に繊維化することを特徴とする可食性繊維の製
造方法である。
本発明において大豆蛋白質を主成分とする蛋白質とは、
大豆蛋白質のみまたは大豆蛋白質に例えばカゼイン、脱
脂粉乳、ホェー液、でんぷん等を20%位までの量加え
たものをいう。
大豆蛋白質は大豆より分離した蛋白質であればよく、通
常脱脂大豆から常法によって得た蛋白質ペーストあるい
は分離蛋白質粉末が用いられる。本発明においては、大
豆蛋白質を主成分とする蛋白質の水分散液に、例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリを加えて
溶解する場合にS−S結合切断剤、例えばL−システィ
ン、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、メルカプトェ
タノールなどの少量を添加するのである。
かくすることにより粘度が5〜40ポアズの範囲内でか
つほぼ一定化した溶液が得られる。本発明者等は、大豆
蛋白質アルカリ溶液の経時的粘度変化は主として大豆蛋
白質中に含まれるS−S結合がアルカリにより切断され
るために起る現象であろうと考え、大豆蛋白質アルカリ
溶液の蛋白質のS−S結合と粘度の関係を研究した結果
、S−S結合切断剤であるLーシスティンや亜硫酸ナト
リウムのある量を大豆蛋白質の水分散液に加えてアルカ
リ溶解すると、その溶液の粘度が経時的に無添加の時と
は逆に増加することを発見した。
例えば大豆蛋白質の水分散液に20ミリモル/蛋白質1
00夕のL−システインを加えてアルカリ溶解した大豆
蛋白質濃度13.5%の大豆蛋白質アルカリ溶液(pH
120)を300Cで老成させた場合は、18分で2.
5ポアズ、30分で5ポアズ、1時間で10ポアズ、、
1.虫時間で16ポアズ、2.5時間で24ポアズ、3
.紬時間で32ポアズ、4.5時間で39ポアズの如く
であって、大豆蛋白質アルカリ溶液の粘度は経時的に増
加することが認められたのである。そしてこのことから
、S−S結合切断剤の適量を加えて大豆蛋白質のS−S
結合を適度に切断してやれば、そのアルカリ溶液の粘度
をほぼ一定に制御しうるとの知見を得たのである。S−
S結合切断剤の適当添加量は、種類によって異なり、例
えばL−システィンの場合には0.3〜3.0ミリモル
/蛋白質100夕好ましくは0.5〜2.0ミリモル/
蛋白質100夕であり、亜硫酸ナトリウムまたは亜硫酸
カリウムの場合には5.0〜50ミリモル/蛋白質10
0夕、好ましくは10.0〜30.0ミリモル/蛋白質
100夕であり、メルカプトェタノールの場合は0.4
〜4.0ミリモルノ蛋白質100夕である。
このようにして調整した大豆蛋白質を主成分とする蛋白
質のアルカリ溶液は、その粘度が5〜40ポアズの範囲
内であって、かつアルカリ溶解直後と1時間後の粘度差
は最大10ポアズ以内というほぼ一定化が可能となる。
この点に関し実験例を挙げると次の如くである。実験例
1 脱脂大豆フレークから常法によって得た蛋白質ペースト
(蛋白質濃度21.35%)550.4夕に水346の
【を加え分散した後、30午0に昇溢保持し、L−シス
ティン0.142夕を添加した。
一方、水酸化ナトリウム9.4夕を水94叫に溶解した
ものを上記蛋白質分散液に加え、最終蛋白質濃度11.
75重量%、pH12.1、システィン濃度1.0ミリ
モル/蛋白質100夕の大豆蛋白質アルカリ溶液lkg
を調整した。このアルカリ溶液の経時的粘度変化は、老
成温度30℃ではアルカリ溶解1分後の粘度は約24ポ
アズ、アルカリ溶解後15分の粘度は約27ポアズ、1
時間後の粘度は約30ポァズであった。実験例 2 大豆蛋白質ペーストを凍結乾燥して得た分離蛋白質粉末
(蛋白質濃度84.77%)132.7のこ水756.
7の‘を加え分散し30ooに保持した後、亜硫酸ナト
リウム1.42夕を添加した。
一方、水酸化ナトリウム9.0夕を水100の‘に溶解
したものを上記蛋白質分散液に加え、最終蛋白質濃度1
1.25重量%、pH12.1、亜硫酸ナトリウム10
ミリモル/蛋白質100夕の大豆蛋白質アルカリ溶液l
kgを調整した。このアルカリ溶液の経時的粘度変化は
、老成温度3000ではアルカリ溶解1分後約18ポア
ズ、アルカリ熔解後15分の粘度は約22ポアズ、1時
間後の粘度は約20ポアズであった。従来法により調整
されたS一S結合切断剤を添加しない大豆蛋白質アルカ
リ溶液の粘度は上述したように溶解直後きわめて高く、
老成させて曳糸性が発現するには約1時間かかり、しか
も老成時間の短いちの粘度の変化率が大きい。
例えば蛋白質濃度11.25重量%、老成温度30CC
では、溶解直後で約100ポアズ、曳糸性の発現する1
時間後では約30ポアズである。したがって、上記した
本発明における蛋白質のアルカリ溶液の粘度のほぼ一定
化は、できるだけ短かし、老成時間で繊維化を行って品
質、物性、繊維径の一定した可食性繊維を製造する上に
おいて有利であり、パイプ中の搬送も容易で、特に連続
的に溶解紡糸する場合に非常に操作しやすく効果的であ
る。
つぎに上記のようにして得た蛋白質のアルカリ溶液を繊
維化する。
すなわち、この溶液を老成温度20〜50ooに保持し
て老成し曳糸性の出たところで繊糸して可食性繊維を得
る。この場合、本発明では蛋白質のアルカリ溶液の粘度
が5〜40ポアズの範囲内でかつほぼ一定に保持される
ので、短時間以内、例えば1時間以内に繊維化すること
ができる。すなわちできるだけ短かし、老成時間、例え
ば5分以内の老成時間後でも綾糸を行うことができる。
この織糸は、適宜な手段で行うことができ、例えば老成
した溶液をノズルを通して凝固格(紡糸格)中に押出し
て凝固させてもよく、また上記溶液をノズルを通して空
中に押出し、凝固格(織糸格)と一緒に流下させて凝固
させてもよい(後者の方が効果的である)。凝固させた
繊維は中和し、水洗、脱水して可食性繊維を得る。これ
らの工程は回分式でも連続式でも行うことができる。か
くして本発明によれば、大豆蛋白質を主成分とする蛋白
質をアルカリ溶液した溶液の粘度を5〜40ポアズの範
囲内でかつほぼ一定に保持して品質、物性、繊維径の一
定した可食性繊維を製造することができるので、可食性
繊維の製造法として非常に有利な方法である。
つぎに本発明の実施例を示す。
実施例 1 低変性脱脂大豆24kgに水200そを加え、常法に従
って蛋白質を抽出し、不落物を除去した後、塩酸を加え
てpH4.6とし、蛋白質ペースト30kg(蛋白質濃
度25%)を得た。
このペーストに水28.6〆を加え、30ご0に保持し
つつ9夕のLーシスティンを添加した。ついで10%水
酸化ナトリウム溶液6夕を加えて蛋白質濃度11.5%
、システィン濃度1.0ミリモル/蛋白質100夕、p
H12.1の紡糸原液(粘度20ポアズ)65.2k9
を得た。この原液を3030に5分間保持した後の粘度
は約20ポアズであつた。この紡糸原液を0.1柳のノ
ズルから食塩と塩酸からなる紙糸裕中に押し出し300
%に延伸し、さらに水酸化ナトリウムと食塩を用いて中
和し、常法に従い水洗、脱水して水分約65%の繊維2
0.2kgを得た。
この繊維の引張強度は5.3×1びダィン/めであり、
やわらかく肉加工品原料として極めて良好であった。
実施例 2 実施例1と同様にして得た蛋白質ペースト30k9に水
31.4そおよび亜硫酸ナトリウム180夕を加え、3
000に保持しながら10%水酸化ナトリウム溶液6そ
を加えて蛋白質濃度11.0%、pH12.2、亜硫酸
ナトリウム濃度20ミリモル/蛋白質100夕の紡糸原
液(粘度10ポアズ)68.2k9を得た。
この原液を30ooに5分間保持した後の粘度は約12
ポアズであった。この紡糸原液を5肋のノズルから中空
に押出し、食塩と塩酸からなる凝固格と一緒に流下して
凝固させ、さらに酢酸および酢酸ナトリウムによって中
和し、次いで常法に従って水洗、脱水を行ない、水分約
71%の繊維23.4k9を得た。
この繊維の引張強度は1.8×1ぴダィン/めであり、
肉感にすぐれていた。実施例 3 実施例1と同様にして大豆蛋白質ペースト30k9に水
20〆およびLーシステイン18夕を加えて30午0に
保持した。
一方、乳カゼイン1.9k9を水19.3そに分散し、
3000に保持したものを上記大豆蛋白質分散液に混合
し、更に10%水酸化ナトリウム溶液7.5〆を加えて
全蛋白質濃度13.5%,pH12.1、システィン濃
度1.6ミリモル/蛋白質100夕の大豆蛋白質−カゼ
イン混合級糸原液(粘度12ポアズ)69.4k9も得
た。この原液を3000で5分間保持した後の粘度は約
15ポアズであった。ついでこれを実施例2と同様にし
て繊維化を行ない、水分約68%の繊維28.3k9を
得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 大豆蛋白質を主成分とする蛋白質の水分散液にS−
    S結合切断剤を適量添加し、アルカリを加えて蛋白質を
    溶解して粘度が5〜40ポアズの範囲内でかつほぼ一定
    化した溶液を得、これを短時間内に繊維化することを特
    徴とする可食性繊維の製造方法。
JP12670577A 1977-10-24 1977-10-24 可食性繊維の製造方法 Expired JPS605257B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0562179U (ja) * 1992-01-24 1993-08-13 ジェコー株式会社 回転ソレノイド

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8915452U1 (de) * 1989-06-30 1990-07-19 Fa. Wilh. Schmitz-Scholl, 45478 Mülheim Verpackung für Lebensmittel-Produkte

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JPH0562179U (ja) * 1992-01-24 1993-08-13 ジェコー株式会社 回転ソレノイド

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