JPS6053250B2 - 回収ボイラの黒液の処理方法およびその装置 - Google Patents

回収ボイラの黒液の処理方法およびその装置

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JPS6053250B2
JPS6053250B2 JP3157177A JP3157177A JPS6053250B2 JP S6053250 B2 JPS6053250 B2 JP S6053250B2 JP 3157177 A JP3157177 A JP 3157177A JP 3157177 A JP3157177 A JP 3157177A JP S6053250 B2 JPS6053250 B2 JP S6053250B2
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JP
Japan
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black liquor
tank
dust
recovery boiler
liquid
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JP3157177A
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JPS53117673A (en
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▲ひろし▼ 小林
重一 西本
一真 菊岡
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクラフトパルプの製造に使用する回収”ボイ
ラの黒液処理に関するもので、特に排ガス中のS0xを
低減するに好適な処理方法および装置の構造に関する。
クラフトバルブの製造においては、木材チップを木釜に
供給し、これに苛性ソーダと硫化ソーダを含む白液を加
え煮沸するものである。これにより繊維素はバルブとな
り、残渣として黒液と呼ばれる樹脂を含む液が生成され
る。この黒液に含まれる前記薬品の回収とその可燃分の
利用のため、この黒液を多重効用缶にて濃縮し、この濃
縮黒液中に回収ボイラにおけるダストを混入して、回収
ボイラの炉内バーナに導入して噴射し、乾燥させ、炉床
上で燃焼させて蒸気を発生させている。従来、このよう
な処理においては、後に具体的に説明するごとく、バー
ナから噴射される黒液中のダスト成分量は時間的に大き
く変動するため、回収ボイラの排ガス中に、公害物質で
あるSOxが多量に含まれる結果となつていたものであ
る。本発明はこのような回収ボイラにおける公害物質な
るSOxの発生を低減さすことを目的とするものである
。本発明者等は黒液性状の変化とSOxの発生との関係
に着目し、黒液処理系統を変えて、濃縮黒液を貯蔵する
黒液タンク中にダスト混入黒液を戻し入れて混入させる
工程を取り入れることにより、黒液性状の変化をおさえ
てバーナにおける黒液燃焼を安定させ、最適な運転状態
を維持して排ガス中のSOxの低減を計ることができる
ようにしたものである。
以下に図面を参照して、従来例ならびに本発明を実施例
につき具体的に詳述する。
従来例 クラフトバルブの製造における黒液の従来の処理の一例
は第2図の系統図に示す如く、繊維素を分離され、多重
効用缶1で濃縮された黒液は黒液タンク2内に一応貯蔵
されたのち、回収ボイラでの燃焼相当量が取り出されて
、以下に述べる経路を経て回収ボイラの火炉7内にバー
ナ6より噴射一され、乾燥され、炉床で燃焼させられる
。
炉床での燃焼による燃焼ガス中には20〜30f/NT
ltの大量のダストが含まれている。
このダストは芒硝を主成分とし炭酸ソーダなどの薬品を
含むため、ボイラ本体および節炭器10では下部に設一
けたホッパ11に捕集し、ミキシングタンク5へ送り込
む。節炭器10の煙道下流には集塵器3を設けて更にダ
ストを捕集し、ダストタンク4へ送る。なお、ダストタ
ンク4を省略して、ここで捕集されたダストをミキシン
グタンク5内に送つてもよい。黒液タンク2内の黒液は
導管21を経由して、煙道13の下流の集塵器3で捕集
されたダストを混合するダストタンク4を経由し、ミキ
シングタンク5内に導入され、ここでボイラおよび節炭
器10、ホッパ11で捕集されたダストを黒液に混合す
るとともに芒硝サイロ12より定量的に捕給される芒硝
を黒液に混合する。
ミキシングタンク・5内のダスト等を混合された黒液は
導管22を経由し、黒液バーナ6より火炉7に噴射され
、乾燥ののち燃焼される。この系統で明らかなごとく、
集塵器およびホッパでのダスト捕集量の変化は、バーナ
より噴される黒液の性状変化となり、後に述べる如く、
媒吹時のダスト量の増加力頌PSOxの増加となるもの
である。回収ボイラでは前述の通り燃焼ガス中に多量の
ダストを含み、これが伝熱面に付着して伝熱効果を下げ
るのみならず、ガス流路の閉塞を引き起こし、運転不能
の状態に至るため、過熱器管8、蒸発管9、節炭器10
には数多くの媒吹器を設置し、一定の時間間隔でダスト
除去を行うが、この媒吹時に多量のダストが集中的には
く離飛散するため、ホッパ11および集塵器3で捕集さ
れるダスト量も媒吹直後急激に増加する。
このためダストが混合された黒液の性状は第1図のグラ
フに示す如く、その組成は時間的に極端に変動する。こ
の変動が排ガス中のSOxの増加をもたらすことを第1
図に実測値で示すが相関関係が解析できる。即ち、発熱
量の低下は炉内での燃焼を不安定なものとし、高温に維
持し難くなると同時にNa2sO4の増加はこの還元が
吸熱反応であるため、さらに温度の低下をもたらすが、
このことはSOxの低減には黒液の発熱量を高め、炉内
の燃焼を安定させ、高温に維持することが不可欠の条件
であることと相反し、SOxの増加をもたらすことは明
らかである。従来のものは以上のごとく欠点のあるもの
であつた。
実施例1 第3図は本発明の一実施例を示す系統図てある。
この実施例が上記の従来例と異なる点はミキシングタン
ク5とバーナ6を連結する導管22が取り除かれて、ミ
キシングタンク5内混合黒液は導管22により黒液タン
ク2中に混入され、バーナ6は黒液タンク2からダスト
タンク4に至る導管21から分岐された枝管24により
黒液タンク内の黒液が供給されるようになつている点で
ある。その他の点は上記従来例と同様である。従つて、
従来例と異なる部分につき以下に説明する。ミキシング
タンク5の混合黒液は導管22を経由して黒液タンク2
内に戻され貯蔵黒液と混合される。黒液バーナ6は黒液
タンク2とダストタンク4を連結する導管21から分岐
された枝管24により、黒液タンク2のダスト混合液を
供給されて火炉内に噴射することとなる。このため、ダ
ストなどを混合されて性状変化する黒液は貯蔵黒液と混
合されることにより性状変化のほとんどない黒液として
燃焼用に取り出すことができ、極端な発熱量の低下、N
a2sO4の増加がなく、従つて燃焼の安定により、排
ガス中のSOxは安定した低いものとなり、公害問題を
引き起こすことがないものとなる。実施例2 第4図の部分系統図に示すこの実施例は実施例1の一つ
の変形で、その効果は従来例に比し著しいものである。
この実施例が実施例1と異なる点は、ミキシングタンク
5内の混合液が黒液2内に混入されることなく、またダ
ストタンク4内液はミキシングタンク5内に導入される
ことなく黒液タンク2内へ混入され、バーナ6へはミキ
シングタンク5内の混合液が供給される点である。従つ
て実施例1におけるダストタンク4とミキシングタンク
5間の黒液導管が取り外され、またミキシングタンク5
と黒液タンク2間の導管22および黒液タンク2をバー
ナ6へ供給する導管24が取り外され、その代り黒液タ
ンク2内液を直接ミキシングタンク5へ導く導管25お
よびミキシングタンク5内液をバーナ6へ供給する導管
22が新たに配設されている。以上の配管から自明のよ
うに、この実施例においては、黒液タンク2内において
ダストタンク4内のダスト含有黒液を混入されたものが
、ミキシングタンク5に導入され、ここでホッパ11よ
りのダストなどを混入したものがバーナ6より炉内に噴
射されることになる。
従つてバーナ6より噴射される燃焼黒液は従来のように
ダストタンクでダストが加えられたものが更にミキシン
グタンクでダストなどが加えられたものでないので、従
来例に比し著しく安定化され、排ガス中S入量は減少す
ることになるものである。実施例3 第5図の部分系統図に示されるこの実施例は実施例1の
今一つの変形で、その効果は従来例に比し著しいもので
ある。
この実施例が実施例1と異なる点は、ダストタンク4内
の液がミキシングタンク5内へ導入されることなく、ミ
キシングタンク5内へは黒液タンクの黒液が直接導入さ
れ、また、バーナ6へ供給される燃焼黒液は黒液タンク
2内のものではなくダストタンク4内の液である点であ
る。
従つて、実施例1におけるダストタンク4とミキシング
タンク5間の導管、および黒液タンク2よりバーナ6へ
の導管24が取り外されて、その代り黒液タンク2より
ダストタンク4に至る導管21より分岐されてミキシン
グタンク5に至る導管27とダストタンク4よりバーナ
6に至る導管28が新たに配設されているものである。
以上の配管から自明のように、この実施例においては、
ダストタンクおよびミキシングタンクにはそれぞれ直接
黒液タンクの黒液が導入され、ミキシングタンク内のダ
ストなどの混入液が黒液タンク内に戻されるようになつ
ていて、バーナ6へはダストタンクの液が燃焼液として
供給されるものであり、従来例に比しミキシングタンク
内液は黒液タンク内に戻されるので燃焼黒液の性状の変
動は減少し、従つて排ガス中のSOx量は従来のものに
比し著しく低い量に安定化されることができる。
以上に明らかなごとく、本発明によれば、クラフトバル
ブ製造における回収ボイラの黒液処理における媒吹時な
どの排ガスダスト量の変化によつても、バーナより噴射
される燃焼黒液には変化が少なく、発熱量をほぼ一定に
保つて安定燃焼を行うことができ、極端なNa2sO4
の増加のないことにより、安定した排ガス中の低SOx
の運転が容易”に達成できるので、公害防止に著しい効
果のあるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回収ボイラの黒液の媒吹時とその前後に
おける性状変動とSOx発生量の変化を示すグラフであ
る。 第2図は従来の黒液処理の一例を示す系統図、第3図〜
第5図はそれぞれ本発明の実施例における黒液処理の系
統図および部分系統図である。1・・・・・・多重効用
缶、2・・・釉黒液ろごク、3・・・・・集塵器、4・
・・・・・ダストタンク、5・・・・・ミキシングタン
ク、6・・・・・・バーナ、7・・・・・・火炉、8・
・・・・・過熱器、9・・・・・・蒸発管、10・・・
・・・節炭器、11・・・・・・ホッパ、12・・・・
・芒硝サイロ、13・・・・・・煙道、21〜28・・
・・・導管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 黒液を回収ボイラで燃焼させるものにおいて、回収
    ボイラの燃焼ガス中より捕集されたダストを黒液中に混
    入させたダスト混入黒液を黒液タンク中に戻し入れる工
    程を含むことを特徴とする回収ボイラの黒液の処理方法
    。 2 該ダスト混入黒液には補給芒硝なども混入させるも
    のである特許請求の範囲第1項記載の回収ボイラの黒液
    の処理方法。 3 黒液タンク、回収ボイラの燃焼ガス中より捕集され
    たダストおよび補給芒硝などを混入する黒液のミキシン
    グタンク、および回収ボイラの黒液バーナを有する装置
    にして、該ミキシングタンク内の液を該黒液タンク中へ
    導入する管および該黒液タンク内の黒液を該黒液バーナ
    に直接供給する管を備えてなることを特徴とする回収ボ
    イラの黒液の処理装置。 4 黒液タンク、回収ボイラの燃焼ガス煙道下流におけ
    るダストを黒液中に捕集するダストタンク、回収ボイラ
    内のダストおよび補給芒硝などを黒液中に混入するミキ
    シングタンク、および回収ボイラの黒液バーナを有する
    装置において、該ダストタンク内の液を該黒液タンク中
    へ導入する管、該黒液タンク内の液を該ダストタンク中
    に導入する管、該黒液タンク内の液を該ミキシングタン
    ク中に導入する管、および該ミキシングタンク内の液を
    該黒液バーナに供給する管を備えてなることを特徴とす
    る回収ボイラ黒液の処理装置。 5 黒液タンク、回収ボイラの燃焼ガス煙道下流におけ
    るダストを黒液中に捕集するダストタンク、回収ボイラ
    内のダストおよび補給芒硝などを黒液中に混入するミキ
    シングタンク、および回収ボイラの黒液バーナを有する
    装置において、該ミキシングタンク内の液を該黒液タン
    ク中に導入する管、該黒液タンク内の液を該ダストタン
    ク中に導入する管、該黒液タンク内の液を該ミキシング
    タンク中に導入する管、および該ダストタンク内の液を
    該黒液バーナに供給する管を備えてなることを特徴とす
    る回収ボイラの黒液の処理装置。
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